[go: up one dir, main page]

JPH0352590B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0352590B2
JPH0352590B2 JP56181866A JP18186681A JPH0352590B2 JP H0352590 B2 JPH0352590 B2 JP H0352590B2 JP 56181866 A JP56181866 A JP 56181866A JP 18186681 A JP18186681 A JP 18186681A JP H0352590 B2 JPH0352590 B2 JP H0352590B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
temperature
correction
oscillation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56181866A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5883296A (ja
Inventor
Shinichi Watanabe
Makoto Yoshida
Fuminori Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP56181866A priority Critical patent/JPS5883296A/ja
Priority to US06/337,222 priority patent/US4443116A/en
Priority to GB8200652A priority patent/GB2095005B/en
Publication of JPS5883296A publication Critical patent/JPS5883296A/ja
Publication of JPH0352590B2 publication Critical patent/JPH0352590B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G3/00Producing timing pulses
    • G04G3/02Circuits for deriving low frequency timing pulses from pulses of higher frequency
    • G04G3/027Circuits for deriving low frequency timing pulses from pulses of higher frequency by combining pulse-trains of different frequencies, e.g. obtained from two independent oscillators or from a common oscillator by means of different frequency dividing ratios

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子時計における高精度化を目指した
ものであり、その精度を長期に渡つて維持するよ
うな時計の改良に関するものである。
従来、水晶振動子を用いた電子時計は比較的精
度が良く、月差で数秒、又年間誤差としても数10
秒程度のものが提供されている。
しかしながら、年間の誤差を1秒以内に高精度
化することは限られたスペースの電子時計では困
難とされていた。
この理由として、ウオツチ用として普及してい
るXYタイプ水晶振動子を屈曲音叉振動子として
用いた場合と、クロツツク用として普及している
ATカツト水晶振動子の厚み滑り振動を用いた場
合について、次の要因があげられる。
XYタイプの32kHz台の水晶振動子は、非常
にバラツキの少ない2次曲線的な周波数温度特
性を有するため温度補償機能を付加することで
その温度特性を比較的広い温度範囲にわたり良
好なものとすることは可能であるが、振動子の
長期にわたるエージング特性の改良は、その振
動モード、支持などにより超高精度を達成する
という面からは困難であつた。
ATカツトのMHz帯の水晶振動子は、その振
動モード、及び高い発振周波数などの有利な点
に支えられて、非常に高い安定性を有している
が、ほぼ三次曲線であらわされる周波数温度特
性は、カツト角誤差などにより非常にバラツキ
大となり、使用温度範囲でフラツトとすること
は困難であり、又温度補償も三次曲線のため困
難であつた。
以上に述べたようにAT水晶振動子とXY水晶
振動子は各々長所と短所をもつため上記水晶振動
子のどちらか一個を選択した場合では、時計の到
達可能な精度はAT水晶振動子を選別して特に良
いものを選別した場合でも年間誤差は数秒が限度
であつた。
本発明は上記欠点を無くし、時間基準発振源に
温度補償の容量なXY水晶振動子を用い、エージ
ング誤差の補正基準発振源としてAT水晶振動子
を用いて、高精度を長期に渡つて維持する電子時
計を提供することを目的としている。
具体的には、時計の温度変動に対してはXY水
晶振動子を用いて温度補償を施すことにより温度
の与える時計誤差を吸収し、前記XY水晶振動子
の時間経過にともなつて変動するエージング誤差
に対しては長期安定性にすぐれているAT水晶振
動子の温度特性を示す三次曲線の平坦領域に於け
る特定温度範囲(1例として24〜25℃)のみの値
を基準値として前記XY水晶振動子を校正するこ
とにより、時計に誤差を発生させる要因のほとん
どを取り除くことをめざしている。
次に本発明による電子時計の動作の概要につい
て第1図に示す電子時計のブロツク図により説明
する。
図中1はXY水晶振動子を有し、基準信号を発
生するための低周波発振回路、2は低周波発振回
路1の出力周波数を補正する補正装置、3は分周
回路31及び表示駆動回路32等により構成され
る時計回路ブロツク、4は温度センサを含む温度
検出装置、5は時刻表示ブロツク、6はAT水晶
振動子を有し、校正用信号を発生する高周波発振
回路、7は前記高周波発振回路6の発振動作を制
御する発振制御回路、8は低周波発振回路1と高
周波発振回路6の出力周波数を比較する比較回路
である。
上記構成による電子時計の動作を3動作に分け
て説明する。
第1の動作は電子時計の通常動作であり、低周
波発振回路1からの信号が補正装置2を通つて分
周回路31と表示駆動回路32を含む時計回路ブ
ロツク3に印加され、時刻表示ブロツク5を駆動
するようになつている。
第2の動作はエージング補正動作であり、温度
検出装置4は特定の温度、例えば24℃〜25℃を検
出したときに発振制御回路7と比較回路8に信号
を送り、発振制御回路7はこれを受けて高周波発
振回路6を作動させ、比較回路8は前記高周波発
振回路6と低周波発振回路1との周波数のズレを
測定してエージング誤差情報を作成し、補正装置
2はこのエージング誤差情報を受け取つて低周波
発振回路1の信号を補正しているのである。
第3の動作は温度補正動作でであり、温度検出
装置4より補正装置2に対して直接温度情報が送
られ、補正装置2はこの温度情報により低周波発
振回路1の温度補正を行なつている。
以上の3動作により補正装置2は2つの機能を
有することになる。すなわち、エージング誤差情
報を受けとつて、全温度領域に渡つて同量の補正
を行う機能と、温度情報を受け取つて低周波発振
回路1のもつ2次曲線的周波数温度特性をフラツ
トにすべく温度毎に異つた補正をする機能であ
る。以下では前者をエージング補正機能、後者を
温度補正機能とする。
第2図は上述した動作による温度特性の様子を
示した特性図である。横軸は温度θ(℃)、縦軸は
周波数偏差ppmをあらわす。
f1は高周波発振回路6の温度特性を示してお
り、ほぼ三次曲線といえるうねりを有している。
この温度に関するうねりは前述したように容易に
取り除くことはできず、このためAT水晶振動子
といえども絶対基準発振源とすることが困難であ
つた。そこで、本発明は特定の温度、例えば図示
の如く高周波発振回路6の温度特性を示す三次曲
線f1の平坦領域に予め設定した温度範囲24℃〜25
℃においてのみ参照することでこのうねりを無視
できるようにしたのである。なお、高周波発振回
路6は前記特定温度でのみ動作するので、他の温
度での周波数は参考用として図示してある。
f4は低周波発振回路1の周波数温度特性を示し
ており、常温付近に頂点を有する二次曲線となつ
ている。
f2は前記温度補正機能により温度補正され広い
温度範囲にわたつて誤差がわずかなものとなつた
温度特性曲線であり、f3はエージング誤差が発生
して遅れとなつてしまつたときの周波数温度特性
曲線を示しており、f2とf3の差f2−f3が、補正す
べきエージング誤差ということになる。したがつ
て、本発明の比較回路8から補正装置2に送られ
るエージング情報はこのf2−f3にほかならない。
そのため、比較回路8は2つの機能を有するこ
とになる。すなわち、エージング誤差が零の初期
データとしてのf1−f2をあらかじめ記憶しておく
機能と、温度検出装置4の動作指令が来たときに
f1−f3を測定して、修正すべきエージング誤差f2
−f3を割り出す機能である。以下では前者を初期
データ記憶機能、後者を修正データ割り出し機能
と呼ぶことにする。
こうして、比較回路8が初期データ記憶機能と
修正データ割り出し機能を備えたことにより、低
周波発振回路1のみでは実現できなかつたエージ
ング誤差の補正が高周波発振回路6の特定温度に
おける発振周波数を絶対基準とすることにより可
能となつたのである。
ここで具体例の説明に入る前に第1図に於ける
補正装置2について説明を加えておく。
第1図では、低周波発振回路1の発振信号を分
周回路31により分周し時計用の時間基準信号fS
を得て、これにより時刻表示を行なう標準的な電
子時計の発振・分周・表示システムに於いて時間
基準信号fSを補正する補正装置2が挿入されてい
る。電子時計としてみるとき、この補正装置2は
結果的に時計用の時間基準信号fSを補正するもの
であればよく、実際にはこの観点から補正手段が
選らばれる。この補正手段として主なものに発振
周波数を直接制御するものとして電圧制御発振回
路を用いる手段、発振容量の制御による手段な
ど、又分周比を可変とするものとして分周回路へ
のパルス割込み手段などがある。
次に説明する実施例は補正手段として、このう
ち発振周波数を直接制御する発振容量制御手段の
一つである発振容量を時分割で切換え平均発振周
波数をこの時分割比で制御する手段を採用してい
る。
第3図は第1図における電子時計の具体的な構
成を示す回路図であり、第4図、第8図はこの第
3図の電子時計における要部回路図であり、これ
ら第3図、第4図、第8図により前記第1の動
作、第2の動作、第3の動作をそれぞれ説明す
る。
第3図は第1図における低周波発振回路1と補
正装置2を具体的に示す電子時計の回路図であ
る。図中、低周波発振回路1と補正装置2は一体
となつて基準信号発生装置9を構成する。基準信
号発生装置9において、低周波発振回路1は基本
的なCMOS発振回路であり、帰還抵抗11、発
振用インバータ12、水晶振動子13、入力側容
量14、出力側容量15により構成され低周波発
振信号fLを出力する。
なお、この基本構成のみによる出力信号を基準
信号fBとあらわす。補正装置2は比較回路8より
エージング情報信号S8が供給されエージング補正
信号SAを出力するエージング補正回路21と、
温度検出装置4より温度情報信号S4が供給され温
度補正信号STを出力する温度補正回路22と、前
記エージング補正信号SA、温度補正信号STを制
御入力信号とする発振周波数制御回路23,24
により構成される。
なお、、発振周波数制御回路23及び24と補
正回路21及び22は第1及び第2の補正手段を
構成している。発振周波数制御回路23,24は
前記低周波発振回路1の発振容量であるそれぞれ
入力側容量14、出力側容量15と並例にそれぞ
れスイツチング容量232,242を配置し、そ
れぞれエージング補正信号SA、温度補正信号ST
を制御入力信号とし、この信号の論理“0”で前
記発振容量にスイツチング容量をプラスし低周波
発振信号fLの周波数を下げるためのそれぞれスイ
ツチ素子231,232により構成される。
上記構成における前記第1の動作について説明
する。今、エージング補正信号SA、温度補正信
号STが論理“1”をとる時間割合を、それぞれ
ATとおき以下エージング補正率、温度補正
率とし、両補正率について=1と=0の低
周波発振周波数fLの差をそれぞれfSWA,fSWTとお
く。本実施例のCMOS水晶発振回路では、fSWA
Aによる周波数シフトとfSWTTによる周波数シ
フトは独立で働き、又ATとこのATによ
る周波数シフトは線形とみることができることよ
り、低周波発振周波数fLは平均周波数で次式であ
らわされる。
fL=fB−fSWA ×(1−A)−fSWT×(1−T) …(1) すなわち、基準低周波発振周波数fBにエージン
グ補正項−fSWA×(1−A)と温度補正項−fSWT×
(1−T)を加えた低周波発振周波数fLが実現さ
れることになる。
第4図は第3図における温度検出装置4、高周
波発振回路6、発振制御回路7、比較回路8、エ
ージング補正回路21の具体的な構成を示す要部
回路図である。
第5図、第6図、第7図の電圧波形図を参照し
ながら第4図について説明する。
温度検出装置4において、41は温度情報信号
S4を出力する温度レジスタ40を備えた温度検出
回路であり、この温度情報信号S4はT0,T1,…
…T8の9ビツトよりなり次式で示す温度情報値
Tをあらわす。
T=T0×20+T1×21+……T8×28 ……(2) なお温度検出回路41の内容については後述す
るが、この温度情報値Tは温度と比例するもので
ある。
42は前記温度情報信号S4のうちT3,T4
T5,T67を入力とし全入力信号が同じ論理値
のときのみ論理“1”を出力するExclusive−
NOR(以下EXNORと略す)回路421と、この
EXNOR回路421の出力信号と前記温度情報信
号S4のうちT8をインバータ422により反転し
た信号を入力し特定温度条件信号S42を出力する
AND回路423よりなる特定温度検出回路であ
る。
43は2個のNOR回路よりなる公知のセツト
リセツト型フリツプフロツプ(以下RSFFと略
す)であり、セツト入力端子Sには同期4時間信
号φ4hが供給され、リセツト入力端子Rには後述
の発振タイミング信号S45が供給され、出力端子
Qより比較時間条件信号S43を出力する。
なお本願では低周波発振信号fLを分周した信号
を同期信号とするとき、記号φにその周波数又は
周期(秒はs、時間はhをつける)の概略値を添
えてあらわす。
44はAND回路であり前記特定温度検出回路
42より特定温度条件信号S42を入力し、前記
RSFF43より比較時間条件信号S43を入力し、
比較条件信号S44を出力する。
45はRSFFでありセツト入力端子Sには前記
比較条件信号S44が供給され、リセツト入力端子
Rには同期64秒信号φ645が供給され、出力端子Q
より発振タイミング信号S45を出力する。
46はAND回路であり、この発振タイミング
信号S45と同期32秒信号φ32Sを入力し比較タイミ
ング信号S46を出力する。上記構成を有する温度
検出装置4の動作について第5図により説明す
る。第5図において、イは同期64秒信号φ64S、ロ
は同期32秒信号φ32S、ハは同期4時間信号φ4h
ニは特定温度条件信号S42、ホは比較時間条件信
号S43、ヘは比較条件信号S44、トは発振タイミン
グ信号S45、チは比較タイミング信号S46をあらわ
す。温度検出回路41の温度レジスタ40はイに
示す同期64秒信号φ64Sの立下りのタイミングで温
度情報値Tをセツトする。このとき特定温度検出
回路42はT3,T4,T5,T67が同値でT8
論理“0”のとき、すなわち120≦T<136のとき
特定温度条件信号S42を論理“1”とする。今t1
時点でハに示す如く同期4時間信号φ4hが立上る
ときRSFF43はセツトされ比較時間条件信号
S43はホに示す如く論理“1”となる。この比較
条件信号S43が論理“1”の状態に於いてt2時点
でニに示す如く特定温度条件信号S42が論理“1”
となるときAND回路44によりヘに示す如く比
較条件信号S44は立上りRSFF45によりトに示
す如く発振タイミング信号S45が立上る。この発
振タイミング信号S45の論理“1”はホに示す比
較時間条件信号S43をリセツトし、これによりヘ
に示す比較条件信号S44も論理“0”となる。t4
時点でRSFF45はイに示す同期64秒信号φ64S
よりリセツトされ、トに示す如く発振タイミング
信号S45が論理“0”となる。このトに示す発振
タイミング信号S45のt2〜t4間の論理“1”のうち
AND回路46によりロに示す同期32秒信号φ32S
とANDがとられチに示す如く比較タイミング信
号S46は後半t3〜t4の時点で論理“1”をとること
になる。ホに示す如くt2時点で論理“0”となつ
た比較時間条件信号S43はt1から4時間後のt3時点
でハに示す同期4時間信号φ4hが立上るまで論理
“0”を維持することになる。すなわち、温度検
出装置4は温度情報値が120T<136となるとき
最小時間間隔4時間毎に32秒間論理“1”となる
発振タイミング信号S45を出力するとともに、こ
の発振タイミング信号S45の後半の16秒間論理
“1”となる比較タイミング信号S46を出力する。
高周波発振回路6は発振用インバータ61、帰
還抵抗62、水晶振動子63、入力側容量64、
出力側容量65と波形整形用インバータ66から
なり、高周波発振信号fHを出力する基本的な
CMOS水晶発振回路よりなる。
発振制御回路7はプラス電源71を前記高周波
発振回路6の発振用インバータ61のプラス電源
端子に供給し、インバータ72により前記温度検
出装置4からの発振タイミング信号S45を反転し
発振インバータ61のマイナス電源端子に供給す
る。
上記構成となる発振制御回路7と、高周波発振
回路6において、今、温度検出回路4から論理
“0”の発振タイミング信号S45が供給されると
き、この信号はインバータ72により反転され発
振用インバータ61のマイナス電源端子に供給さ
れる。これにより発振用インバータ61のプラス
電源端子とマイナス電源端子はともに論理“1”
となるため電力が供給されず、高周波発振回路6
の発振動作は止まる。逆に、論理“1”の発振タ
イミング信号S45が供給されるときインバータ7
2により論理“0”が発振用インバータ61のマ
イナス電源端子に供給されるため、これにより発
振用インバータ61に電力が供給され、高周波発
振回路6は発振し高周波発振信号fHを出力する。
すなわち、高周波発振回路6は発振タイミング信
号S45の論理“1”で発振する間欠発振動作を行
う発振回路である。
比較回路8について説明する。
81はDタイプFFよりなり、位相検出手段を
構成する位相比較回路であり、クロツク入力端子
CLには基準信号発生装置9より低周波発振信号
FLが供給され、データ入力端子Dには高周波発
振回路6より高周波発振信号fHが供給され、出力
端子Qより位相信号fPを出力する。82はAND
回路であり、この位相信号fPと前記温度検出装置
4からの比較タイミング信号S46とを入力し位相
差パルス列信号S82を出力する。83はNOR回路
であり同期64秒信号φ64Sと同期32秒信号φ32Sを入
力し位相差クリア信号S83を出力する。84は10
桁のカウンタにより構成される位相差カウンタで
あり、クロツク入力端子φには前記位相差パルス
列信号S82が供給され、リセツト入力端子Rには
前記位相差クリア信号S83が供給され、10桁目の
出力端子Q9より補正符号信号S84を出力する。8
5は補正信号作成回路であり、前記比較タイミン
グ信号S46をインバータ850により反転した信
号を入力端子L1より入力し同期2秒信号φ23の反
転信号23を入力端子L2より入力し出力端子Qよ
り1パルス補正信号S851を出力するラツチ回路8
51と、この1パルス補正信号S851と同期8Hz信
号φ8を入力とし8パルス補正信号S852を出力する
AND回路852と、前記位相差カウンタ83の
出力端子Q3,Q4,……Q78の信号を入力し特
定位相差信号S853を出力するEXNOR回路853
と、この特定位相差信号S853を入力端子Cより入
力し、入力端子Aより前記1パルス補正信号S851
を入力し、入力端子Bより前記8パルス補正信号
S852を入力し、出力端子Qよりパルス補正信号
S85を出力するABセレクタ854とにより構成さ
れる。なおラツチ回路851とABセレクタ85
4は周知の回路であり、ラツチ回路851は図示
の如くAND回路1個とNAND回路2個より構成
され、入力端子L1からの入力信号の立上りから、
入力端子L2の入力信号の立下り時点まで論理
“1”となるパルス信号を出力端子Qより出力す
るものであり、ABセレクタ854は制御入力端
子Cの入力信号が論理“1”のとき入力端子Aか
らの入力信号を出力端子Qに通し、論理“0”の
とき入力端子Bからの入力信号を出力端子Qに通
すものである。上記構成を有する比較回路8の動
作について第6図により説明する。第6図におい
て、イは同期64秒信号φ64S、ロは同期32秒信号
φ32S、ハは位相差クリア信号S83、ニは比較タイ
ミング信号S46、ホは補正符号信号S84、ヘは1パ
ルス補正信号S851、トは8パルス補正信号S852
チは特定位相差信号S853、リはパルス補正信号
S85をあらわす。なおt1〜t3間は32秒、t3〜t4間は
1秒である。
イ、ロに示す同期信号に対しNOR回路83に
より位相差クリア信号S83はハに示す如くt1〜t2
論理“1”となり位相差カウンタ84はリセツト
されるためホに示す如く補正符号信号S84は論理
“0”となる。次にt2からt3時点でニに示す如く
温度検出装置4から供給される比較タイミング信
号S46が論理“1”となるとき、すでに説明の如
く温度検出装置4はt1からt3時点で発振タイミン
グ信号S45を論理“1”とし、これにより高周波
発振回路6は発振動作中であるため位相比較回路
81は低低周波発振信号fLをサンプリング信号と
して高周波発振信号fHの位相検出を行ない位相信
号fPを出力しており、AND回路82はこの位相
信号fPを通して位相差パルス列信号S82とし、位
相カウンタ84は、このt2からt3時点の16秒間こ
の位相差パルス列信号S82すなわち位相信号fP
カウントする。ホに示す位相符号信号S84は、位
相差カウンタ84の最上位桁の出力信号であるこ
とから、t2時点で位相差カウンタ84のカウント
数ゼロのとき論理“0”でスタートし、t20時点
でカウント数512となるとき論理“1”に反転し、
t21時点でオーバーフローが起りカウント数が
1023からゼロとなるとき論理“0”となる。t2
らt3時点で補正符号信号S84は、このt2からt21
での動作を繰返すことになる。このときEXNOR
回路853の出力信号である特定位相差信号S853
は位相差カウンタ84のカウント数が504以上520
未満のとき論理“1”となるためチに示す如くな
る。t3時点の位相差カウンタ84の内容を位相差
カウント数CPとおくとき、次式であらわされる。
CP=〔fP×16〕−210×nP ……(3) ここでnPはt2からt3間での位相差カウンタ84
のオーバーフローの回数であり、“〔 〕”はデジ
タル値化をあらわす。t3時点のホに示す補正符号
信号S84とチに示す特定位相差信号S853はこの位
相差カウント数CPにより一義に決まり、t5時点ハ
に示す位相差クリア信号S83の論理“1”で位相
差カウンタ84がリセツトされるまで維持され
る。ホ、チはCP=515、nP=1の例でありt3時点
で補正符号信号S84は512CPにより論理“1”、
特定位相差信号S853は504CP<520により論理
“1”となつている。次のt3からt4時点ではラツ
チ回路851によりヘに示す1パルス補正信号
S851に1パルスが出力され、又AND回路852
によりトに示す8パルス補正信号S852に8パルス
が出力される。ABセレクタ854はチに示す如
く特定位相差信号S853が論理“1”のときはヘに
示す1パルス補正信号S851をリに示す如くパルス
補正信号S85とする。なお逆に特定位相差信号
S853が論理“0”のときはトに示す8パルス補正
信号S851をパルス補正信号S85とする。
すなわち、比較回路8は比較タイミング信号
S46の論理“1”で高周波発振信号fHと低周波発
振信号fLとの位相比較を行ない、これをカウント
した値である位相差カウント数CPに応じてエー
ジング情報信号S8としての補正方向に対応した信
号である補正符号信号S84を定めるとともに、同
じくエージング情報信号S8としての補正量に対応
した信号であるパルス補正信号S85を出力する。
具体的には補正符号信号S84は512CPで論理
“1”、CP<512で論理“0”となり、又パルス補
正信号S85は504CP<520のとき1パルス、その
他のときは8パルスよりなるパルス信号となる。
エージング補正回路21について説明する。
211は前記比較回路8で説明したラツチ回路
であり、入力端子L1には同期2秒信号の反転信
23が供給され、入力端子L2には同期512Hz信号
の反転信号512が供給され、出力端子Qよりエー
ジング補正同期信号φAを出力する。
212は10桁のアツプダンカウンタより成る切
替比記憶回路であり、クロツク入力端子φには前
記比較回路8よりパルス補正信号S85が供給され、
アツプダウンモード入力端子UDには前記比較回
路8より補正符号信号S84が供給される。
このアツプダウンカウンタ212はアツプダウ
ンモード入力端子UDからの入力信号が論理
“1”のときはアツプカウンタ、論理“0”のと
きはダウンカウンタとして働く公知のカウンタで
ある。213はAND回路であり後述する切替回
路215の出力端子の出力信号と同期512Hz信
号φ512を入力しカウントアツプ信号S213を出力す
る。
214は10桁のプリセツタブルカウンタであ
り、データ入力端子D0,D1,……D9には前記切
替比記憶回路212の出力端子Q0,Q1,……Q9
の出力信号が供給され、プリセツトイネーブル端
子PEには前記エージング補正同期信号φAが供給
され、クロツク入力端子φには前記カウントアツ
プ信号S213が供給され出力端子Q9よりオーバーフ
ロー信号S214を出力する。このプリセツタブルカ
ウンタ214はプリセツトイネーブル端子PEの
入力信号の論理“1”でデータ入力端子D0,D1
……D9の入力信号にプリセツトされる公知のカ
ウンタである。215はトリガータイプFFより
成る切替回路であり、クロツク入力端子φには前
記オーバーフロー信号S214が供給され、リセツト
入力端子Rには前記エージング補正同期信号φA
が供給され、出力端子Qよりエージング補正信号
SAを出力する。このトリガータイプFFはクロツ
ク入力端子φからの入力信号の立下りで出力信号
を反転するカウンタで用いられる公知のFFであ
る。上記構成を有するエージング補正回路21の
動作について第7図を用い説明する。
第7図において、イは同期512Hz信号φ512
ロはエージング補正同期信号φA、ハはカウント
アツプ信号S213、ニはオーバーフロー信号S214
ホはエージング補正信号SAをあらわす。t1からt3
間は2秒となつている。
イに示す同期512Hz信号φ512に対し、ラツチ
回路211はロに示す如く2秒周期のパルス信号
であるエージング補正同期信号φAを出力する。t1
時点でロに示す如くエージング補正信号φAが論
理“1”となるときプリセツタブルカウンタ21
4には切替比記憶回路212の値がプリセツトさ
れる。又、切替FF215はリセツトされ、ホに
示す如くエージング補正信号SAが論理“0”と
なり、AND回路213は以後イに示す同期51
2Hz信号をハに示す如くカウントアツプ信号S213
とする。次にt2時点でプリセツタブルカウンタ2
14がオーバーフローしニに示す如くオーバーフ
ロー信号S214が立下るとき切替FF215はホに
示す如くエージング補正信号SAを論理“1”に
反転させる。これにより以後AND回路213は
同期512Hz信号を通さずハに示す如くカウント
アツプ信号S213は論理“0”となる。t1からt3
2秒間の動作はt3以後も繰返し行なわれる。ここ
でアツプダウンカウンタのカウント数すなわち切
替比記憶回路212の記憶内容をCCとおく。こ
のときt1からt2の時間は(1024−CC)/512とな
る。前に定義した如くエージング補正率Aはエ
ージング補正信号SAの論理“1”をとる時間割
合であること、t1からt3が2秒間であること、t2
からt3でホに示す如くエージング補正信号SAが論
理“1”となることから結局次式が成立する。
A=CC/1024 ……(4) エージング補正率Aにより低周波発振信号fL
周波数が補正されることは、すでに前記(1)式で示
したが、(4)式により切替比記憶回路212の記憶
内容CCの変更によりエージング補正率Aが変更
され、結果として低周波発振周波数FLを補正で
きることが示される。この切替比記憶回路212
の記憶内容CCの変更は、パルス補正信号S85のパ
ルス数だけ補正符号信号S84の論理“1”、論理
“0”に対してプラス、マイナスされることによ
り行なわれる。
すなわち、エージング補正回路21は比較回路
8より出力されるエージング情報信号S8である補
正符号信号S84とパルス補正信号S85により切替比
記憶回路212の記憶内容CCを補正するととも
に、(4)式によるエージング補正率Aにより低周
波発振信号fLを(1)式により補正するものである。
上記構成になる電子時計の第2の動作であるエ
ージング補正動作について説明する。
今、温度検出装置4が温度情報値Tが120T
<136となる特定温度を検出するとき、最低4時
間の間隔で発振タイミング信号S45を32秒間論理
“1”とする。これにより発振制御回路7は高周
波発振回路6を発振動作状態とする。又温度検出
装置4はこの32秒間の後半の16秒間比較タイミン
グ信号S46を論理“1”とする。これにより比較
回路8は低周波発振信号fLとすでに発振している
高周波発振回路6の高周波発振信号fHとの比較を
行なう。
ここで、高周波発振周波数fHと低周波発振周波
数fLについて説明する。
高周波発振周波数fHの標準値をfHS=4194304
(Hz)、低周波発振周波数fLの標準値をfLS=32768
(Hz)と設定するとき、このfHSとfLSには次の関係
が成立する。
fHS=fLS×m ……(5) mは正の整数、本実施例では128である。この
fHSがfLSの整数倍であることにより低周波発振周
波数fLと高周波発振周波数fHとの比較は位相比較
により行なわれることになる。
比較回路8の位相比較回路81はこの位相比較
を行なう回路であり、その出力信号である位相信
号fPの周波数は次式となる。
fP=|fH−fL×m| ……(6) ここで“| |”は絶対値記号である。
高周波発振回路6の発振周波数fHの前記標準高
周波発振周波数fHS対する周波数偏差dHを次式に
より設定する。
dH=fH−fHS/fHS=32/fHS+64/fHS×nP …(7) nPは前記比較回路8で説明した位相差カウンタ
84のオーバーフローの回数であり、本実施例で
は高周波発振周波数fHがその標準値fHSから大きく
ズレない範囲で適当な正の整数値をとる。このと
きfL≒fLSの条件で(6)式の絶対値記号が不要となる
ことと、(6)式、(7)式と前記(3)式を用いるとき位相
差カウント数CPは次式であらわされる。
CP=〔(fHS−fL×m)×16〕+512 ……(8) fL>fLSとなつた場合について説明する。このと
き(8)式よりCP<512となり比較回路8は補正符号
信号S84を論理“0”とし、CP≧504なら1パルス
信号が、CP<504なら8パルス信号がパルス補正
信号S85に出力され、このパルスだけエージング
補正回路21は切替比記憶内容CCをマイナスす
る。これにより前記(4)式によりエージング補正率
Aが減少し、前記(1)式により低周波発振周波数fL
は結局減少する様に補正される。すなわち低周波
発振周波数fLの標準周波数fLSに対するプラスのズ
レはエージング補正動作によりマイナス方向に補
正されることになる。
逆に、fL<fLSとなる場合はCP≧512となり補正
符号信号S84は論理“1”となり切替比記憶内容
CCはCP<520ならプラス1、CP≧520ならプラス
8され、(4)式によりAが増加し、(1)式によりfL
増加する様に補正される。すなわち低周波発振周
波数fLの標準周波数fLSに対するマイナスのズレは
エージング補正動作によりプラス方向に補正され
ることになる。
よつて低周波発振周波数fLはエージング補正動
作により標準低周波発振周波数fLSに補正される。
すなわち(5)式より低周波発振周波数fLは標準高周
波発振周波数fHSに補正されるので、結局(7)式か
ら高周波発振周波数fHの精度となる。
なお、1回のエージング補正動作においては位
相差カウント数CPがfL=fLSの時の標準値512に
対して±8の範囲に入るときと入らないときでパ
ルス補正信号のパルス数は1と8に限定されてい
る。このパルス数により切替比記憶内容CCの変
更量が決まり(4)式(1)式により低周波発振周波数fL
の補正量が決まる。よつてエージング補正動作は
1回の補正動作の補正量を制限かつ限定すること
になる。
この補正量の制限は、エージング補正誤動作、
例えば外部温度の急激な温度変化による温度検出
装置4の検出温度と外部温度のズレによる誤動作
などに対し1回の誤動作による補正量が制限され
るので、その影響を最小限に押える効果をもつ。
又、補正量の限定は低周波発振回路1の通常のエ
ージングに対しては最小補正量で対応し、衝撃な
どによるある程度大きな周波数シフトに対しては
数回の大きな補正量の補正動作で速やかに対応す
るエージング補正動作を演算回路などを用いない
簡単な回路で実現できる効果をもつ。
次に、エージング補正動作の分解能と補正幅に
ついて説明する。
温度検出装置4における比較タイミング信号
S46の論理“1”をとる時間を位相比較時間TP
(本実施例では16秒)とし、比較回路8における
位相差カウンタ84の桁数を位相差カウンタ桁数
KP(本実施例では10)とする。これを用い高周波
発振信号fHのfHSに対する周波数偏差dHを次式によ
り設定する。
dH=2Kp-1/tP×fHS+2Kp/tP×fHS×nP …(9) このとき位相差カウント数CPは次式となる。
CP=〔(fHS−fL×m)×tP〕+2Kp-1……(10) この(9)式、(10)式は本実施例では(7)式、(8)式とな
る。これにより比較回路8による分解能をdP、補
正幅をhPとすると dP=1/tP×fHS・hP=2Kp/tP×fHS ……(11) となる。本実施例では、おおよそ dP=0.0149(ppm)、hP=15.26(ppm)である。
次にエージング補正回路21の切替比記憶回路2
12の桁数をWA(本実施例では10)とし、エージ
ング補正同期信号φAの周期をエージング補正周
期tA(本実施例では2秒)とおく、このとき当然
プリセツタブルカウンタ214のクロツク入力と
ラツチ回路211の入力端子L2の入力の周波数
はKA/tAとなる。この時エージング補正回路2
1による理論上の分解能をdA、補正幅をhAとする
と、前記(1)式を用い、 DA=fSWA/fLS×1/2KA、hA=fSWA/fLS …(12) となる。このうち低周波発振周波数fLで実現され
る分解能はdP,dAのうち大きい方をとり、補正幅
ははhP,hAのうち狭い方をとる。よつてdPとdA
hPとhAは一致するように設定するのが望ましく、
この条件は(11)、(12)式と(5)式を用いて KA=KP、fSWA=2KA/(tp×m) ……(13) となる。本実施例ではKA=KP=10であり、tP
16、m=128よりfSWA=0.5(Hz)と設定する。但し
このfSWAは少々バラツキがあつても前記エージン
グ補正の分解能と補正幅に影響を与えるがエージ
ング補正動作自体には問題とならない。
第8図は第3図における温度検出装置4と温度
補正回路22の具体的な構成を示す要部回路図で
ある。
従来より電子時計等の小型電子装置に温度セン
サを搭載し携帯中の温度を感知して時間基準信号
fSの温度補償を行なう方法は数多く提案されてい
る。本願における温度補正は、これらのどれを採
用しても良いことは言うまでもない。本実施例
は、これらのうち温度情報をデジタル値としてと
らえるものであり、さらにはこのデジタル温度情
報を感温素子例えばサーミスタ、又は別の水晶振
動子などの外付け部品を用いずモノシリツクIC
化された温度検出回路により得るものである。
すなわち、第9図の温度特性図を参照に第8図
について説明する。
温度検出装置4において温度検出回路41は温
度レジスタ40よりT0,T1,……T8よりなる温
度情報信号S4を温度補正回路22に供給する。温
度補正回路22はこの温度情報信号S4より温度補
正信号STを作成し周波数制御回路24に供給す
る。
温度検出回路41において47は感温発振回
路、481はこの感温発振回路47の出力信号を
所定個数だけ数えるゲート信号カウンタ、482
はあらかじめ所定の値にセツトされたのち前記ゲ
ート信号カウンタ481と同じ期間だけ計数動作
して基準信号発生装置9の出力信号fL又はその分
周信号を計数する比較カウンタ、40はこの比較
カウンタ482の最終値を記憶する温度レジス
タ、483は前記構成部分を時系列制御する制御
回路、491はゲート信号カウンタ481に対し
て計数すべき数値Aを与える数値A記憶回路、4
92は比較カウンタ482に対してあらかじめセ
ツトしておくべき数値Bを与える数値B記憶回路
である。なお、本実施例において数値記憶回路4
91,492は同一IC内の記憶回路にて構成さ
れるが、ICチツプ外に設けられた選択接続パタ
ーンを用いることもできる。上記構成を有する温
度検出回路41の動作を説明する。
前述の如く温度検出回路41は同期64秒信号の
立下りで温度情報値Tを温度レジスタ40にセツ
トする回路であり、制御回路483はこれと同期
して一定の時間間隔すなわち64秒毎に温度検出動
作を制御するものである。
この温度検出すべき時間がくると、まずゲート
信号カウンタ481及び比較カウンタ482にそ
れぞれ数値A、数値Bがセツトされ、次にゲート
信号カウンタ481には感温発振回路47を信号
源とする周期τの信号P〓が入力され、比較カウン
タ482には基準信号発生装置9を信号源とする
周波数fCの同期C信号φCが入力される。
さらに比較カウンタ482はカウント内容が数
値Bの状態から計数動作を開始し、ゲート信号カ
ウンタ481と丁度同じ期間だけ動作するように
制御回路483により制御され、ゲート信号カウ
ンタ481が周期τの信号P〓をA個計数し終えた
時、すなわちA×τ秒後に停止する。この間比較
カウンタ482は何回かオーバーフローするが、
最後に残つた値が温度情報値Tとなり、制御回路
483によつて同期64秒信号φ64Sの立下りのタイ
ミングで温度レジスタ40に転送され記憶され
る。この結果得られる温度情報値Tは次の式であ
らわすことができる。
T=〔A×τ×fC〕+B−2Kt×nt …(14) ここでKtは温度レジスタ40のビツト数、nt
オーバーフローの回数をあらわす。
次に温度検出回路41の温度センサである感温
発振回路47について説明する。
471は周囲温度に従つてその出力電圧VR
直線的に変化する感温型定電圧回路、472は前
記出力電圧を電流に変換する電圧電流変換回路、
473は前記電圧電流変換回路472に直列に接
続されたリング発振回路、474は発振信号の波
形整形回路、475は発振周期を適当な長さにす
る分周回路、476は前記各回路の電源を入れる
ためのスイツチング用インバータである。上記構
成を有する感温発振回路47の動作について説明
する。
今、スイツチ用インバータ476は論理“1”
が入力されるとき、感温型定電圧回路471、電
圧電流変換回路472、波形整形回路474の動
作電流が通るように働く。リング発振回路473
の発振周期は電流に依存し、電流は電圧電流変換
回路472に用いられるnチヤンネルFETのし
きい値電圧VTHと前記感温型定電圧回路471の
出力電圧VRの関係に依存する。すなわち、温度
が高くなる程、前記VTHとVRとの差が小さくなる
ため電流も小さくなり、発振周期τが長くなる。
この発振周期τの温度特性はほぼ一定の傾斜をも
つた直線であり、次の式で表わすことができる。
τ=α×θ+τ0 …(15) 但し、θは温度、τ0は0℃での周期τを表わ
し、αは温度係数を表らわしている。
したがつて、(14)式(15)式より温度情報値
Tは次式であらわされる。
T=〔A×fC×(α×θ+τ0)〕+B−2Kt×nt
……(16) (16)式はオーバーフロー項2Kt×ntを除くと
温度情報値Tは温度θの一次関数となつており、
かつこの一次関数は数値Aと数値Bにより自由に
調整できることを示している。
次に温度補正回路22について説明する。
図に示す如く温度補正回路22は同期信号とし
て分周回路31の出力信号を用いている。分周回
路31を連続した分周回路311,312,31
3,314に分け、このうち312を第1分周回
路、313を第2分周回路とし、各7ビツト構成
の分周回路とする。この分周回路312の7ビツ
トの出力信号を第1同期信号φ1st、分周回路31
3の7ビツトの出力信号を第2同期信号φ2odとす
る。
温度補正回路22において、221は温度レジ
スタ40からの温度情報信号S4のうち下位7ビツ
トであるT0からT6と、前記第1同期信号φ1st
を比較して、この第1同期信号φ1stの7ビツトが
全ビツトゼロからT0からT6の7ビツトと一致す
るまで論理“1”となるパルス信号P1を出力す
る第1比較回路、222はやはり温度レジスタ4
0からのT0からT6の7ビツトと、前記第2同期
信号φ2odとを比較し、この第2同期信号φ2odがゼ
ロからT0からT6の7ビツトと一致するまで論理
“1”となるパルス信号P2を出力する第2比較回
路、223は両比較回路221,222からの信
号と前記温度レジスタ40からの温度情報信号S4
の上位2ビツトであるT7,T8より温度補正信号
STを合成するパルス合成回路である。上記構成を
有する温度補正回路22の動作を説明する。
温度レジスタ40の下位7ビツトT0からT6
示す値をnとし、前記第1分周回路312の入力
信号の周期を1とするとき、両比較回路221,
222の出力パルスP1,P2の周期はそれぞれ
128、16384であり、信号波形のデユーテイ、すな
わち周期に対する論理“1”の時間割合は共に
n/128となる。パルス合成回路223は温度情
報信号S4の最上位ビツトT8が論理“1”のとき、
温度補正信号STを論理“1”とする。すなわち温
度補正率Tは次式となる。
T=1(256≦T<512) ……(17) 又T8が論理“0”で、T7が論理“1”のとき
は、前記P1とP2の論理積信号P1・P2を温度補正
信号STとして出力する。このとき温度補正信号ST
の16384の期間中に論理“1”をとる時間は、n2
であり温度補正率Tは次のようになる。
T=n2/16384 一方、同じくT8が論理“0”で、T7も論理
“0”のときはP1の反転信号1とP2の反転信号2
との論理積信号12を温度補正信号STとして
出力する。この温度補正信号STの16384の期間中
の論理“1”をとる時間は(128−n)2となる。
ただし前記nは温度レジスタ10の温度情報値T
と次の関係になる。
n=T (0≦T<128) n=T−128 (128≦T<256) 従つて温度補正率Tは次式となる。
T=(T−128)2/16384(0≦T<256)……(18
) すなわち、温度補正回路22は温度レジスタ4
0からの温度情報値Tに対して、(17)式(18)
式で示される温度補正率Tを有する温度補正信
号STを出力する回路である。
上記構成になる電子時計の第3の動作である温
度補正動作について第9図を用いて説明する。
第9図は横軸に温度θ(℃)をとる各温度特性
図でありaは基準信号発生装置9の温度特性図、
bは温度補正率Tの温度特性図、cは温度情報
値Tの温度特性図である。基準信号発生装置9の
出力周波数fLは前記(1)式であらわされるが、この
(1)式において温度補正率Tが0のときと1のと
きの周波数をそれぞれfL0,fL1とおくとき、 fL0=fB−fSWA×(1−A)−fSWT……(19) fL1=fL0+fSWT ……(20) とあらわされる。前記(1)式で温度補正率Tとエ
ージング補正率Aが独立に低周波発振周波数fL
働くことが示されている。ここではさらに温度補
正を論じるためエージング補正率Aを一定とす
る。
又基準低周波発振周波数fBは温度に対し上に凸
の2次特性を示し、fSWAとfSWTは温度に対して一
定とみなすことができる。これより、fBの2次曲
線の頂点温度をθZTとし、2次温度係数をaとし、
θZTにおけるfL0を標準低周波発振周波数fLSすなわ
ち32768Hzに設定するときfL0,fL1のこのfLSに対す
る周波数偏差をd0,d1とすると、次式であらわさ
れる。
d0=fL0−fLS/fLS=a(θ−θZT2 ……(21) d1=fL1−fLS/fLS=a(θ−θZT2+dSWT……(22
) ここでaは2次温度係数、dSWTはfSWT/fLSの一定値 となる。図に示した具体例は、θZT=25℃、a=
−0.033ppm/℃2、dSWT=30ppmである。
第9図aは縦軸にこのfLSに対する周波数偏差
ppmをとつたものである。曲線d0、曲線d1は前記
(21)式(22)式に対応する。ここでd1が零とな
る温度をθ1,θ2とし(22)式でd1=0とおき求め
ると次式となる。
具体例では、θ1=−5.15゜、θ2=55.15゜である。
第9図cに示す如く温度情報値Tはこのθ1,θ2
でそれぞれ0、256となる様に調整される。すな
わち温度情報値Tは次式に調整される。
具体例では、T=4.2453×θ+21.87である。
温度情報値Tを(24)式のθの一次関数に調整
するのは前述の(16)式における数値A、数値B
により行なわれる。この時、温度情報値Tは9ビ
ツトなのでデジタル誤差を無視すると第9図cに
示す如くなる。このとき前記(17)式、(18)式
より温度補正率Tは第9図bに示す如くなる。
一方、低周波発振周波数fLは前記(1)式に(19)式
を代入して次式となる。
fL=fL0+fSWT×T 上式に(21)式、(22)式を適用するとき低周
波発振信号fLの周波数偏差dLは次式となる。
dL=d0+dSWT×T ……(25) この式に(17)式を代入し次式が求まる。
dL=d0+dSWT(256≦T<512) 結局、次式が成立する。
dL=d1 (256≦T<512) ……(26) 又、(25)式に(18)式を代入し次式が求まる。
dL=d0+dSWT×(T−128)2/16384(0≦T<256) この式に(24)式の温度情報値Tを代入し次式
が求まる。
dL=d0−a(θ−θZ2(0≦T<256) 結局(21)式より次式が成立する。
dL=0 (0≦T<256) ……(27) よつてこの(26)式、(27)式より低周波発振
周波数偏差dLは第9図aに示す如くなる。よつて
0≦T<256すなわち(23)式によるθ1とθ2間の
温度で温度補正が達成されることになる。
以上で説明した3動作により本実施例による電
子時計の動作を第10図により説明する。
第10図は横軸に温度θ(℃)をとるもので、
aは両発振回路1,6の周波数偏差の温度特性、
bは温度情報値Tの温度特性を示す。
第10図aにおいて曲線d0,d1,dLは前記
(21)式、(22)式それと(26)式(27)式に対応
する。曲線dHは特定温度範囲θ3からθ4で前記(7)式
でnP=4としたときの周波数偏差となるように設
定された高周波発振周波数偏差をあらわす。この
曲線dHは図に示す如く3次曲線となり、このため
θ3へからθ4が狭いときdHのズレは非常に小さく無
視できることになる。ここで、このnP=4と、特
定温度範囲θ3からθ4について説明する。
nP=4は前記(7)式で説明した条件の他に比較回
路8におけるfHとfLすなわちdHとdLの位相比較動
作の安定化のためdHとdLをある程度離す必要があ
り、又dLがd0とd1との時分割によることから具体
例ではnP≧2が絶対条件で、これよりさらに安全
をみて選らばれた値である。特定温度範囲は第1
0図bにより説明する。
前述の如く120≦T<136が特定温度範囲であり
前記(24)式より逆算しておおよそθ3=23.1、θ4
=26.9となり、約25゜±2゜の狭い温度範囲となる。
以上に説明の如く、高周波発振周波数偏差dH
設定され、かつ第10図aに示す如く低周波発振
周波数偏差dLがゼロ、すなわち低周波発振周波数
fLを標準低周波発振周波数fLSに設定するとき、前
述したエージング補正動作により、例えば低周波
発振周波数偏差が図に示す曲線dL′の如くズレる
とき、速やかにdLに補正されることになる。
なお、本実施例では高周波発振周波数fHと低周
波発振周波数fLの設定に関しては、高周波発振回
路6の発振容量、すなわち入力側容量64又は出
力側容量65、にトリマーコンデンサーを採用
し、両発振回路の両水晶振動子とこのトリマーコ
ンデンサーのみ集積回路の外付け部品としてい
る。このため低周波発振回路1にガラス封止され
た水晶振動子を取り付けた後、レーザーによりこ
の水晶振動子の周波数調整を行なつている。この
とき一般に低周波発振回路1のエージングが若干
悪くなるとされるが、本願ではエージングは高周
波発振回路6によるので問題とならない。又高周
波発振回路6はトリマーコンデンサにより周波数
調整するが、この調整量は理論的にはエージング
補正幅hPの1/2(具体例では7.63ppm)でよく、
これに余裕分をみわもかなり小さな量でよい。
この調整幅が小さくてすむことは高安定高周波発
振回路の実現のために良い条件となる。
ここで低周波発振回路1にトリマーコンデンサ
を省略する別法について述べる。周波数選別した
水晶振動子を用いること、又はこれと併用として
前記切替比記憶回路212の桁数kAを増しエー
ジング補正幅hAを増すことにより、エージング補
正幅内にエージング分の余裕をもつて、低周波発
振周波数fLを入れこむことにより可能である。
第11図は第4図に示す比較回路8の別の具体
例を示す要部回路図である。
第11図において比較回路88は第4図におけ
る比較回路8に初期位相差記憶回路86が追加さ
れこれに付随して若干の変更がある他は全く同じ
であるので、この変更による違いのみ説明する。
図中、比較回路8において、56は10ビツトの
初期位相差記憶回路であり、出力端子Q0,Q1
……Q9より初期位相差信号S86を出力する。この
初期位相差記憶回路86も前記数値記憶回路49
1,492と同じくICチツプ外に設けた選択接
続パターンにより設定されても良い。87は10ビ
ツトのプリセツタブルカウンタよりなる位相差カ
ウンタであり前記初期位相差信号S86の10ビツト
をデータ入力端子D0,D1,……D9より供給する。
なお、この位相差カウンタ87は前具体例での位
相差クリア信号S83を位相差プリセツト信号とし
てプリセツトイネーブル入力端子PEより供給す
る。
以上の点を除いて比較回路88は前具体例と同
じ構成となる。
上記構成において前記初期位相差記憶回路86
の記憶内容をCSとおくとき、前記(3)式における位
相差カウント数CPはここでは次式であらわされ
る。
CP=〔fP×16+CS〕−210×nP ……(28) 前記(7)式にあらわされる高周波発振周波数fH
ここでは次式で設定する。
fH=fHS+32×512−CS/512+64×nP ……(29) ここでCSをOCS<1024の実数とすると、位相
差カウント数CPは(8)式と同じとなる。実際はこ
のCSはデジタル値なので、これによるデジタル誤
差を無視するとき、本実施例においても前記実施
例と全く同じエージング補正動作が実現されるこ
とになる。
これを見方を変えて述べると、高周波発振信号
fHは、前記初期位相差記憶回路86に適当な初期
位相差CSを記憶させておくとき、エージング補正
用信号としてそのまま用いることができる。この
ことは、高周波発振回路6を高安定発振のための
最適条件で設計することを可能とする。
又、この具体例においては集積回路の外付け部
品としては両水晶振動子のみとすることが可能と
なる。
以上の両具体例は次に示す有効な特徴をもつ。
: エージング補正率Aによりエージング補
正された低周波発振信号fLを高周波発振信号fH
と比較し、この比較結果によりエージング補正
Aを増減することによりエージング補正を
行なうことから前述の如く演算回路を用いずに
エージング補正が実現される。
: 温度補正された低周波発振信号fLと高周波
発振信号fHを比較するので、広い温度範囲でほ
ぼ一定の周波数となる高周波振動子を選別など
により得るとき、fLとfHの差は広い温度範囲で
一定となるので、エージング補正における特定
温度の温度範囲をより広く設計することができ
エージング補正動作の信頼性を向上させること
ができる。
: 両発振信号fHとfLの比較は、両信号の位相
差を計数するカウンタにより行なわれる。この
カウンタは必要なエージング補正幅以上はオー
バーフローを繰返す。これにより高周波発振周
波数fHは位相比較動作に悪影響を与えない範囲
で適当な値であれば良く、よつて高周波振動子
の共振周波数の調整工程を減少することにな
り、このことは高安定振動子の製造上の大きな
利点となる。
: 温度補正、エージング補正とも低周波発振
回路の発振周波数を直接制御する容量切換え手
段により、両補正動作とも2秒で完結する。よ
つて、一般に普及している電子時計用歩度測定
器によつて短時間で平均歩度が測れるという長
所をもつ。とくに、エージング補正は前記
(11)式の位相比較における高分解能dPが前記
(12)式で示される容量切換えにおける補正分
解能dAにより簡単に実現できるという特徴を有
する。
本発明による電子時計のもたらす波及効果は大
きく次に述べるようなメリツトを有する。
: 年間の誤差を1秒以内として時計を提供で
きる。
: 基準AT振動子は限定された温度範囲外で
の特性は要求されないため、精度の高い振動子
を低いコストで作製することができる。
: 前記AT振動子は限定された温度範囲での
み動作させれば良く、又その動作頻度はあまり
多くする必要がないので、総合の消費電力は非
常に小さく、従来の低周波発振回路のみの電子
時計の消費電力とほとんど同等である。
かくして、本発明による電子時計によれば、従
来の時計に対し、わずかな消費電力の増加で年間
の誤差を1秒以内に高精度化することが可能とな
り電子時計の商品力向上に大なる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子時計のブロツク図。第2
図は第1図の周波数温度特性図、第3図は本発明
の具体例を示す電子時計の回路図。第4図、第8
図は第3図おける要部回路図。第5図、第6図、
第7図は第4図における電圧波形図。第9図は第
8図の温度特性図。第10図は第3図、第4図、
第8図の温度特性図。第11図は第4図の比較回
路の別の具体例を示す要部回路図である。 1……低周波発振回路、2……補正装置、4…
…温度検出装置、6……高周波発振回路、7……
発振制御回路、8,88……比較回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基準信号を発生する低周波発振回路、前記基
    準信号を分周して時間基準信号を作成する分周回
    路、前記時間基準信号により時刻表示を行う時刻
    表示手段を備えた電子時計に於いて、前記時間基
    準信号を制御することにより温度特性を補正する
    ための第1補正手段及びエージング特性を補正す
    るための第2補正手段、校正用信号を発生する高
    周波発振回路、前記低周波発振回路と高周波発振
    回路との出力信号を比較する比較回路、周囲温度
    を検出する温度検出手段、該温度検出手段の出力
    信号を入力し、予め定められた前記高周波発振回
    路の温度特性を示す三次曲線の平坦部に対応する
    特定の温度を検出することにより特定温度条件信
    号を出力する特定温度検出手段を設け、前記特定
    温度条件信号によつて前記比較回路の動作を制御
    するごとく構成することにより、前記温度検出手
    段の出力信号によつて前記第1補正手段を制御
    し、前記比較回路の出力信号によつて前記第2補
    正手段を制御するごとく構成したことを特徴とす
    る電子時計。
JP56181866A 1981-01-09 1981-11-13 電子時計 Granted JPS5883296A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56181866A JPS5883296A (ja) 1981-11-13 1981-11-13 電子時計
US06/337,222 US4443116A (en) 1981-01-09 1982-01-06 Electronic timepiece
GB8200652A GB2095005B (en) 1981-01-09 1982-01-11 Electronic timepiece

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56181866A JPS5883296A (ja) 1981-11-13 1981-11-13 電子時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5883296A JPS5883296A (ja) 1983-05-19
JPH0352590B2 true JPH0352590B2 (ja) 1991-08-12

Family

ID=16108206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56181866A Granted JPS5883296A (ja) 1981-01-09 1981-11-13 電子時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5883296A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010523993A (ja) * 2007-04-11 2010-07-15 ミクロドゥル アーゲー 時間基準温度補償方法
JP7170360B1 (ja) * 2022-02-22 2022-11-14 文雄 佐々木 魚介類採取装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61264918A (ja) * 1985-05-20 1986-11-22 Fujitsu Ltd 電圧制御発振器
JP2624176B2 (ja) * 1994-05-20 1997-06-25 日本電気株式会社 電子時計及び時刻補正方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51144267A (en) * 1975-06-05 1976-12-11 Citizen Watch Co Ltd Electronic clock
JPS5485770A (en) * 1977-12-20 1979-07-07 Seiko Instr & Electronics Ltd Electronic watch with temperature compensation
JPS55160891A (en) * 1979-06-01 1980-12-15 Seiko Instr & Electronics Ltd Temperature correcting circuit

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51144267A (en) * 1975-06-05 1976-12-11 Citizen Watch Co Ltd Electronic clock
JPS5485770A (en) * 1977-12-20 1979-07-07 Seiko Instr & Electronics Ltd Electronic watch with temperature compensation
JPS55160891A (en) * 1979-06-01 1980-12-15 Seiko Instr & Electronics Ltd Temperature correcting circuit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010523993A (ja) * 2007-04-11 2010-07-15 ミクロドゥル アーゲー 時間基準温度補償方法
JP7170360B1 (ja) * 2022-02-22 2022-11-14 文雄 佐々木 魚介類採取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5883296A (ja) 1983-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4443116A (en) Electronic timepiece
US10268164B2 (en) Circuit device, physical quantity measurement device, electronic apparatus, and vehicle
US10908558B2 (en) Circuit device, physical quantity measurement device, electronic apparatus, and vehicle
GB1380456A (en) Temperature compensating digital systems for electromechanical resonators
US4427302A (en) Timekeeping signal source for an electronic timepiece
US8901983B1 (en) Temperature compensated timing signal generator
JPS6161283B2 (ja)
EP2854293B1 (en) Temperature compensated timing signal generator
EP2854294B1 (en) Temperature compensated timing signal generator
US7554415B2 (en) Microcomputer including a CR oscillator circuit
JPH0856153A (ja) 周波数補正機能を有する発振回路
JPH0352590B2 (ja)
JPH0340356B2 (ja)
US4241435A (en) Electronic timepiece oscillator circuit
JPS6147580A (ja) 温度補償機能付時計装置
US4730286A (en) Circuit and method for correcting the rate of an electronic timepiece
JPS5840155B2 (ja) デンシドケイ
JPS5890193A (ja) 電子時計
JPS6130763B2 (ja)
JPH0245837Y2 (ja)
JPS5892884A (ja) 電子時計
JP2584991B2 (ja) デジタル制御温度補償型水晶発振器
JPS5841379A (ja) 温度補償付電子時計
JP2676081B2 (ja) デジタル温度補償型発振器
JPS63312704A (ja) ディジタル温度補償水晶発振器