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JPH0352281Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0352281Y2
JPH0352281Y2 JP1984093061U JP9306184U JPH0352281Y2 JP H0352281 Y2 JPH0352281 Y2 JP H0352281Y2 JP 1984093061 U JP1984093061 U JP 1984093061U JP 9306184 U JP9306184 U JP 9306184U JP H0352281 Y2 JPH0352281 Y2 JP H0352281Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swing hydraulic
hydraulic pump
swing
frame
pressure oil
Prior art date
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Expired
Application number
JP1984093061U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6110353U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9306184U priority Critical patent/JPS6110353U/ja
Publication of JPS6110353U publication Critical patent/JPS6110353U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0352281Y2 publication Critical patent/JPH0352281Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Shovels (AREA)
  • Servomotors (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、二重旋回バツクホーの旋回駆動機
構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、走行部の上方に左右旋回自在に枢支した
機枠上に、掘削作業部を旋回もしくは摺動自在に
載置して、二重旋回等の作動を可能としたものが
多くあつた。(実公昭55年31096号、特公昭57年
44777号、特公昭58年26454号、特開昭59年18823
号等) 〔考案が解決しようとする問題点〕 しかし、従来のいずれの機構でも、二重旋回作
動もしくは摺動作動を一個の油圧ポンプで駆動
し、上下の旋回作動を歯車機構により連動連結し
て構成が採用されていた。このため、構造が複雑
であり、特に、上部もしくは下部のみの単独旋回
作動を行うことができず、また、掘削作業部の作
動軌跡が一定であるため、多様な現場作業に対応
できないという欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、自走できる走行フレーム上に機体フ
レームを全方向に旋回自在に載置し、この機体フ
レーム上に掘削作業部を支持した上部回転台を全
方向に旋回自在に載置し、機体フレームの旋回軸
と上部回転台の旋回軸を平行かつ偏位させて配置
させ、機体フレームを下部旋回油圧モーターによ
り駆動させ、上部回転台を上部旋回油圧モーター
により駆動させる二重旋回のバツクホーにおい
て、下部旋回油圧モーターに圧力油を供給する下
部旋回油圧ポンプを接続し、上部旋回油圧モータ
ーに圧力油を供給する上部旋回油圧ポンプを接続
し、下部旋回油圧ポンプと上部旋回油圧ポンプの
圧力油の吐出量を2:1の比率に設定し、上部回
転台と機体フレームとの旋回速度の比率を2:1
となるよう維持させることを特徴とする二重旋回
のバツクホーの旋回駆動機構を提供するものであ
る。
〔作用〕
従つて、上部及び下部旋回を単独、同時連動の
二状態で、しかも相互に同方向あるいは逆方向に
駆動することが可能となり、掘削作業部に多様な
作動軌跡を画かせることが可能となる。特に、
上、下部旋回の方向を相互に逆方向とした場合、
掘削作業部の作動軌跡は略楕円形状となり、しか
も楕円軌跡の長軸方向を上部及び下部旋回の単独
作動により任意に設定することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳説す
る。
まず、第1図は油圧駆動の二重旋回バツクホー
Aの全景を示すものである。走行部としてのクロ
ーラ1を両側に装備した走行フレーム2の略中央
部には下部旋回基台3を立設してあり、この下部
旋回基台3上には機体フレーム4が水平方向で全
周に旋回できるように載置してある。この機体フ
レーム4上面には、後部に原動部5、前部には上
部旋回基台6が載置してあり、上部旋回基台6上
には水平方向で全周に旋回できるように上部回転
台7が載置してある。
この上部回転台7上面の略中央部には運転部8
が載置してあり、上部回転台7の前端には掘削作
業部Bを支持する支持体9を前方に向けて設けて
ある。この同支持体9の頂部にはブーム10、ア
ーム11及びバケツト12よりなる掘削作業部B
がそれぞれ上下回動自在に連結してある。
また、走行フレーム2の下部旋回基台3の前側
面には上下に昇降自在の排土板13が配設してあ
る。
前記機体フレーム4の旋回中心と上部回転台7
の旋回中心との間には、軸中心間に所定のオフセ
ツトdが設定されている。このオフセツトdが設
けてあるために、上部回転台7は機体フレーム4
に対し自転しながら、走行フレーム2に対してオ
フセツトdを半径として公転する二重旋回の作用
を行うことができる。この二重旋回の動作は、上
部回転台7と上部旋回基台6との間及び機体フレ
ーム4と下部旋回基台3との間にそれぞれ介設し
た上部旋回油圧モーター14、下部旋回油圧モー
ター15により駆動されるものである。なお、第
1図中で、符号16は上部スイベルジヨイント、
符号17は下部スイベルジヨイントを示す。
前記運転部8には、このバツクホーAを操縦す
るための各種操作レバーが配設されている。座席
18に接近して、その左側前方には、上部回転台
7及び機体フレーム4の旋回作動を制御するため
の操作レバー19が立設してある。この操作レバ
ー19を左右方向に操作することで、上部回転台
7と機体フレーム4は左方向又は右方向に旋回さ
れるものである。この操作レバー19の制御は、
メインコントロールバルブ20内にある上部旋回
バルブ22と、サブコントロールバルブ21内に
ある下部旋回バルブ23に伝えられつもので、上
部旋回バルブ22と下部旋回バルブ23とは図示
しないリンク機構により連動できるように連結し
てある。
さらに、前記座席18の右側には機体フレーム
4が上部回転台7のいずれか一方のみを旋回させ
たり、逆方向に旋回させる選択をすることのでき
るセレクタレバー24が立設してあり、このセレ
クタレバー24の操作はリンク機構を介して上セ
レクタバルブ26、下セレクタバルブ27を連動
できるように連結してある。
次に、原動機Eにより駆動される上部旋回用油
圧ポンプ28、下部旋回用油圧ポンプ29はそれ
ぞれ独立した構造であり、それぞれが単独の吸入
側と吐出側のポートを持つものある。そして、上
部旋回用油圧ポンプ28、下部旋回用油圧ポンプ
29の従動油は原動機Eと同軸に接続してあり、
上部旋回用油圧ポンプ28と下部旋回用油圧ポン
プ29は原動機Eによつて同一回転速度で駆動さ
れる。また、上部旋回用油圧ポンプ28と下部旋
回用油圧ポンプ29の吐出量は、上部旋回用油圧
ポンプ28を『2』とするならば下部旋回用油圧
ポンプ29は『1』となる割合に設定してある。
このため、上部旋回用油圧ポンプ28と下部旋回
用油圧ポンプ29の吐出量の比率は2:1となつ
ている。従つて、原動機Eによつて同時に上部旋
回用油圧ポンプ28と下部旋回用油圧ポンプ29
が駆動されると、両者からの圧力油の吐出量は
2:1の比となる。
そして、上部旋回用油圧ポンプ28から供給さ
れる圧力油は前記メインコントロールバルブ20
に接続してあり、下部旋回用油圧ポンプ29から
供給される圧力油は前記サブコントロールバルブ
21に接続してある。なお、30は他機器駆動用
油圧ポンプであり、この他機器駆動用油圧ポンプ
30の従動軸は原動機Eに直結されていて、上部
旋回用油圧ポンプ28、下部旋回用油圧ポンプ2
9、他機器駆動用油圧ポンプ30は同軸に従動さ
れる。
第2図は、油圧動力及び作動制御の概略を示す
ブロツク図である。
原動機Eで駆動された上部旋回用油圧ポンプ2
8、下部旋回用油圧ポンプ29及び他機器用油圧
ポンプ30から吐出された圧力油は、メインコン
トロールバルブ20及びサブコントロールバルブ
21により制御されて各油圧作動機器に供給さ
れ、これらの油圧作動機器を作動させるものであ
る。そして、上部旋回油圧モーター14とメイン
コントロールバルブ20との間には上セレクタバ
ルブ26を介在させてあり、下部旋回油圧モータ
ー15とサブコントロールバルブ21との間には
下セレクタバルブ27が介設させてある。これら
の上セレクタバルブ26、下セレクタバルブ27
はセレクタレバー24の切換え操作により制御で
きるものであり、メインコントロールバルブ20
及びサブコントロールバルブ21からの圧力油の
流れを正逆に切換えたり閉鎖することができる。
このため、上セレクタバルブ26、下セレクタバ
ルブ27を正逆中立にして組み合わせることで、
上部旋回油圧モーター14と下部旋回油圧モータ
ー15にはいずれか一方だけ単独で圧力油を供給
したり、両者に圧力油を正方向に供給したり、両
者に圧力油を逆方向に供給することができる。
第3図は、油圧回路Hを示すものである。この
図では、作図の煩雑をさけるためセーフテイ、ク
ツシヨン、ドレン及びサーボ関係の回路は省略し
てある。
上部旋回バルブ22はスプリングセンタ型の油
圧方向制御弁であり、メインコントロールバルブ
20内において上部旋回用油圧ポンプ28からの
圧力油を最初に受ける位置に配設してある。この
上部旋回バルブ22が制御される、上部旋回用油
圧ポンプ28からの圧力油は上部旋回油圧モータ
ー14方向にのみ流れ、他の機器へは停止される
ように構成してある。
下部旋回バルブ23も同様にスプリングセンタ
型であり、サブコントロールバルブ21内におい
て下部旋回用油圧ポンプ29からの圧力油を最初
に受ける位置に配設してある。
上セレクタバルブバルブ26、下セレクタバル
ブ27は両者とも正転、中立、逆転の3カ所のデ
テント位置を有している。これらの上セレクタバ
ルブバルブ26、下セレクタバルブ27が中立の
位置では、上部旋回バルブ22、下部旋回バルブ
23からの圧力油を閉鎖しており、上部旋回油圧
モーター14、下部旋回油圧モーター15の作動
を停止させている。また、上セレクタバルブバル
ブ26、下セレクタバルブ27が逆転の位置で
は、正転の位置での圧力油が流れる方向とは逆方
向に圧力油を切換えることができる。
従つて、掘削作業部Bに極めて多数の作動機器
を設定することができる。運転者は現場の状況の
合わせて、そのうち一つの作動機器を選定するこ
とにより、それ以降の作業では操作レバー19を
操作することのみで作業を行うことができる。特
に上部回転台7と機体フレーム4の旋回方向を逆
方向とした場合は、掘削作業部Bの作動軌跡が楕
円形状となり狭隘な場所で、前方で掘削した土砂
を後方のトラツクに積込む作業等において、掘削
作業部Bの側方への張り出し量が少くてすみ、作
業性が向上するものである。なお、この場合の掘
削作業部Bの作動方向は、上部回転台7の旋回方
向と同一となる。
しかも、上記楕円形軌跡の長軸方向は、上部旋
回油圧モーター14、下部旋回油圧モーター15
の単独作動により任意に設定できるものである。
なお、第2図、第3図中において、符号31,
32,33は掘削作業部Bのブーム、アーム、バ
ケツト用油圧シリンダーを示し、符号34,3
5,36は上記シリンダー31,32,33を制
御するための油圧バルブを示す。符号37,38
は左右走行のための油圧モーターを示し、符号3
9,40は油圧モーター37,38を制御するた
めの油圧バルブを示し、符号41,42は排土板
13、昇降油圧シリンダー、同シリンダー41を
制御する油圧バルブを示す。
〔発明の効果〕 この考案によれば、二重旋回バツクホーの旋回
駆動機構を上記のように構成することによつて、
簡単な構造でしかも掘削作業部に多様な作動軌跡
を画かせることができ、特に狭隘な現場での作業
性を向上させる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による旋回駆動機構を有する二
重旋回バツクホーの一実施例の全体を示す側面
図、第2図は同上の油圧動力及び制御機構を示す
ブロツク図、第3図は同上の油圧回路図である。 A……バツクホー、B……掘削作業部、2……
走行フレーム、4……機体フレーム、7……上部
回転台、14……上部旋回油圧モーター、15…
…下部旋回油圧モーター、28……上部旋回油圧
ポンプ、29……下部旋回油圧ポンプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自走できる走行フレーム上に機体フレームを全
    方向に旋回自在に載置し、この機体フレーム上に
    掘削作業部を支持した上部回転台を全方向に旋回
    自在に載置し、機体フレームの旋回軸と上部回転
    台の旋回軸を平行かつ偏位させて配置させ、機体
    フレームを下部旋回油圧モーターにより駆動さ
    せ、上部回転台を上部旋回油圧モーターにより駆
    動させる二重旋回のバツクホーにおいて、 下部旋回油圧モーターに圧力油を供給する下部
    旋回油圧ポンプを接続し、上部旋回油圧モーター
    に圧力油を供給する上部旋回油圧ポンプを接続
    し、下部旋回油圧ポンプと上部旋回油圧ポンプの
    圧力油の吐出量を2:1の比率に設定し、上部回
    転台と機体フレームとの旋回速度の比率を2:1
    となるよう維持させることを特徴とする二重旋回
    バツクホーの旋回駆動機構。
JP9306184U 1984-06-20 1984-06-20 二重旋回バツクホ−の旋回駆動機構 Granted JPS6110353U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9306184U JPS6110353U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 二重旋回バツクホ−の旋回駆動機構

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JP9306184U JPS6110353U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 二重旋回バツクホ−の旋回駆動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6110353U JPS6110353U (ja) 1986-01-22
JPH0352281Y2 true JPH0352281Y2 (ja) 1991-11-12

Family

ID=30650401

Family Applications (1)

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JP9306184U Granted JPS6110353U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 二重旋回バツクホ−の旋回駆動機構

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6361548A (ja) * 1986-09-01 1988-03-17 Hitachi Terekomu Technol:Kk 発信転送通話の課金方式

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5167602A (ja) * 1974-12-06 1976-06-11 Kubota Ltd Zensenkaigatakutsusakusochi
JPS5766238A (en) * 1980-10-01 1982-04-22 Mitsuhiro Kishi Excavator
JPS57127036A (en) * 1981-01-31 1982-08-07 Mitsuhiro Kishi Driving mechanism for excavator

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JPS6110353U (ja) 1986-01-22

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