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JPH03504122A - 抗ウイルス・抗腫瘍・抗転移・免疫系増強ヌクレオシド類およびヌクレオチド類 - Google Patents

抗ウイルス・抗腫瘍・抗転移・免疫系増強ヌクレオシド類およびヌクレオチド類

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JPH03504122A
JPH03504122A JP63507805A JP50780588A JPH03504122A JP H03504122 A JPH03504122 A JP H03504122A JP 63507805 A JP63507805 A JP 63507805A JP 50780588 A JP50780588 A JP 50780588A JP H03504122 A JPH03504122 A JP H03504122A
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compound
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halogen
formula
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JP63507805A
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ロビンス、ローランド・ケニス
コタム、ハワード・ブリンカーホフ
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ブリガム・ヤング・ユニバーシティー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗ウィルス・抗腫瘍・抗転移・免疫系増強ヌクレオシド類およびヌクレオチド類 「関連出願の相互参照] 本願は、ローランド・ケイ・ロビンスおよびハワード・ビー・コツタムの名で1 987年12月21日に出願され、抗ウィルス・抗腫瘍・免疫系増強ヌクレオシ ド類およびヌクレオチド類の名称をもつ先の出願番号136020号の一部継続 出願である。
[技術分野] この発明は、新規で改善された抗ウィルス・抗腫瘍および免疫系増強ヌクレオシ ド類およびヌクレオチド類に関するものである。
[発明の背景] 免疫系は、外部由来の病原体および異常な「自己」細胞、すなわち腫瘍生長物の 両者に対して自然の抵抗と回復力を提供することによりホストに奉仕する、本質 的に複合したノステムである。それは、「天然」すなわち生まれつきで変化しな い免疫応答、および「獲得」すtわち適応免疫応答の両者を提供する。
通例、免疫系は「自己」に対し無害である。免疫系は多くの場合「自己」すなわ ちホストを認識し「自己」と非自己を区別することができる。すなわち、免疫系 は「自己寛容」である。しかし、ある場合には免疫系があたかも外来物に対する ようにホストを攻撃し、自己免疫、自己免疫病、またはアレルギー、ある種の腎 臓病の形で現れる過敏症を起こす。
通常、有効な能動免疫系はホストに生物学上の利点を授けるが、現在の医薬は、 移植片および臓器移植における自己免疫過敏症のためある場合に免疫系を抑制し 、別の場合に免疫化により免疫系を刺激することを探求してきた。それ故、ある 場合には病原体または腫瘍の攻撃に対して免疫系の刺激を、また他の場合にはホ ストもしくは臓器移植片等に対し自己破壊的になる免疫系を抑制することを試み るのが有利である。
免疫系を刺激することが知られているほとんどの合成または天然分子は、インタ ーフェロン、ポリ!:Cのような大形分子または大形メツセンジャー蛋白質であ るが、ある種の小形分子もまん免疫系を調節することが示されている。小形分子 中では、ヌクレオシドである3−デアザアデノシンが免疫応答阻害剤であること がウオルバーグ等に対して1982年1月5日に発行された米国特許第4309 419号に示六れている。他のヌクレオシド類、最も重要なものとして8−プロ モグアノンン、8−メルカプトグアノシンおよび7−メチル−8−オキソグアノ シンは免疫系の刺激を示すものとして注目されている。
ある種の免疫成分は天然に細胞性であり、他のものは液性で、血清または他の体 液中に遊離で存在する。適応免疫はリンパ球の特別な性質に基づくものである。
リンパ球集団は一般に、通常T細胞と呼ばれるTリンパ球と通常B細胞と呼ばれ るBリンパ球間に分配される。Tリンパ球は胸腺て成熟プロセシングを受け、B リンパ球は骨髄で連続的に発生し抗体の産生を担う。リンパ球は血液中を自由に 循環し、血液から組織に到達し、そこからリンパ節およびひ臓を含めたリンパ系 を経て収集再循環される。
細胞性免疫機構の成分としては、マクロファージ類(以下、MAC類ともいう) 、一般にPMNと称される多形核白血球、マスト細胞およびその他の細胞または インターフェロン等のような分子が含まれる。さらに、血清中に存在する一連の 蛋白質である補体が、他の免疫成分により、または細菌等のような病原体により 直接活性化される。
以下NK細胞ともいうナチュラルキラー細胞は、自然免疫に関係する一部の細胞 を構成する。これらは、一般に全は乳類種の少なくとも若年動物にみられ、老年 動物で容易に誘導されるリンパ様細胞である。これらは一般に一連の標的細胞、 多くの場合悪性腫瘍細胞に対して選択毒性を発揮する。
B細胞は抗体を産生ずる。抗体は、IgG、IgM、IgA、IgD。
IgEを含む種々のクラスの蛋白質群である。種々の動物種に全ての特異的抗体 のクラスが存在するわけではない。一般に、動物の進化の鎖が高くなるほど存在 する抗体種が多数になり、温血動物は一般に種々の抗体踵の全分割種をもつ。免 疫系は、抗体蛋白質上のある領域を修飾して抗体蛋白質が種々の起源の特異的抗 原に結合てきるようにする能力をもつ。これらの中には、病原体、細胞壁多糖類 、大形蛋白等の病原体の一部並びに花粉のような他の外来性雄片および自己免疫 病ではホスト自体の部分が含まれる。B細胞による抗体産生のあるものはT細胞 に無関係であり、他の抗体産生はT細胞依存性である。
他のT細胞とB細胞を刺激して抗体を産生させるヘルパーT細胞、免疫応答を調 節してホストの対応不能を防ぐサプレッサーT細胞、病原体特にウィルス性病原 体に対するものとして極めて重要な細胞傷害性T細胞類(CTL類)、およびマ クロファージを含めて他の種々の細胞の誘引および賦活に重要な遅延過敏症T細 胞を含む、数種のT細胞群がある。
免疫系は、細菌、ウィルス、原生動物、吸虫類、条虫類および回虫類のような寄 生虫、真菌、およびホストに対し寄生性となったホストの腫瘍細胞を含めた種々 の病原体に対するホストの保護に重要ストの自然抗腫瘍能はマクロファージ、ナ チュラルキラー細胞、ある種の非Tおよび非B骨髄細胞並びに補体系の一定部分 に存する。
明らかに、免疫系は外来病原体に対して、および内在性異常細胞に対しての、ホ ストの保護に極めて重要である。病原体、腫瘍等がホストの免疫系を壊滅させる と、示ストに対する破局的効果が生じ得る。腫瘍はホストの免疫系を抑制または 打倒する能力をもち得ることさえ示唆されている。これは、ウィルスおよび細菌 感染が腫瘍患者の主要な要因となり得るとの臨床医の認識によって裏付けられる 。
これらのことから、新規かつ改善されに抗ウィルスおよび抗腫瘍免疫増強剤が必 要とされていることが明らかである。
[発明の簡潔な記載] この発明は、チアゾロ[4,5−d]ピリミジン環系の新規ヌクレオシドおよび ヌクレオチド群に関するものである。
この発明によると、式 [式中、R4、Rs、RsおよびR7は独立して)(、OHまた(よCIC3゜  0−アシル、 OH R8はH,CI  C1*アシルまたは0=P−であるか、OH またはR6およびR7はHまたはOH。
R8はH%R9およびR4は一緒になってo=p−o−1OH 又は=0または=S。
Yは−OH,SH,NHyまたはハロゲン、ZはH,NHy、−OHま1;はハ ロゲン(ここで、7\ロゲンはCQまたはBr)を意味する] で示される化合物またはその医薬的に許容される塩類が開示される。
この発明の化合物の現在好ましい群は、式0式% [式中、R1およびR2は独立してHまたはCI Cpsアシル、R8はH,C ,−C,。アシル、または OH 0=P−であるか、またはR1はHl OH R2とR3は一緒になって0=P−1 □ H Xは=0まには=S1 Yは一0H1−5H,−NH,またはハロゲン、ZはH,−NHt、−OHまた はハロゲン(ここで、ハロゲンはCaまたはBr)を意味する]で示される化合 物またはその医薬的に許容される塩である。
特に好ましいものは、Zが−N Hx、Yが−OH,Xが=0または=S、R, %R2およびR3がそれぞれHである化合物である。
この発明の化合物は、免疫系増強剤として有用であり、調節、分裂促進、増加お よび/または強化を含む免疫作用を有するが、またはこれらの性質をもつ化合物 の中間体である。上記化合物は、ホストの免疫系の少なくともナチュラルキラー 細胞、マクロファージおよびリンパ球に対して作用をあられす。この性質のため 、これらは抗ウィルス、抗腫瘍および抗転移剤として、または抗ウィルス、抗腫 瘍、抗転移剤の中間体として有用である。これらは、適当な医薬組成物の有効成 分とすることにより、感染したホストの処置に使用することができる。
この発明によると、この発明の化合物はその治療有効量をは乳類に投与すること によりホストは乳類のウィルス病を処置するにめに用いられる。
さらに、この発明によると、この発明の化合物はその治療有効量をは乳類に投与 することによりホストは乳類の腫瘍を処置するために用いられる。
また、この発明によると、この発明の化合物はその治療有効量をは乳類に投与す ることによりホストは乳類の腫瘍転移を抑制するために用いられる。
そのほか、この発明によると、この発明の化合物はその治療有効量をは乳類に投 与することによりホストは乳類の免疫系を刺激するために用いられる。
さらにこの発明によると、医薬組成物中の有効成分として有効量の5−アミノ− 3−β−D−リボフラノシルチアゾロ[4,5−dコビリミジン−2、7(6H )−ジオンをホストに投与することにより、ホストのナチュラルキラー免疫細胞 を増強するために5−アミノ−3−β−D−リボフラノシルチアゾロE4 、5 −dコピリミジンー2゜7 (6H)−ジオンが使用される。
さらにこの発明によると、医薬組成物中の有効成分として有効量の5−アミノ− 3−β−D−リボフラノシルチアゾロ[4、5−dFピリミジン−2,7(6H )−ジオンをホストに投与することにより、ホストのマクロファージ細胞を増強 するために5−アミノ−3−β−D−リボフラノシルチアゾロ[4、5−d]ピ リミジン−2、7(6)1)−ジオンが使用される。
さらにこの発明によると、医薬組成物中の有効成分として有効量の5−アミノ− 3−β−D−リボフラノシルチアゾロ[4,5−d]ピリミジン−2,7(6H )−ジオンをホストに投与することにより、ホストのリンパ球細胞を増強するた めに5−アミノ−3−β−D−リボフラノノルチアゾロ[4,5−d]ピリミジ ン−2、7(6H)−ジオンが使用される。
さらにこの発明によると、有効成分として治療有効量の5−アミノ−3−β−D −リボフラノンルチアゾ口[4、5−d]ピリミジン−2、7(6H)−ジオン を含む治療用医薬組成物が開示される。
さらにこの発明によると、有効成分として予防有効量の5−アミノ−3−β−D −リボフラノシルチアゾロ[4,5−d]ピリミジン−2,7(6H)−ジオン を含む予防用医薬組成物が開示される。予防用組成物はさらに他の有効成分とし て他の抗ウィルス剤を含むことができる。
この発明の抗腫瘍および抗転移化合物は種々の自然免疫系反応を刺激するので、 この発明の化合物は、必ずしも限定されないが、がん腫、肉腫および白血病を含 む広範囲スペクトルの腫瘍に対して有用である。このようなりラスには、乳がん 、結腸がん、ぼうこうがん、肺がん、前立腺がん、胃がんおよびすい臓がん並び にリンパ芽球性および骨髄性白血病が含まれる。
この腫瘍治療法は、腫瘍の退行、軽減、成長抑制、転移抑制および寛解に有効で ある。
この発明の有利な方法において、この発明の化合物は、2.5.7−置換チアゾ ロE4,5−d]ピリミジン誘導体をシリル化し、そのシリル誘導体を触媒の存 在下に1−0−置換封鎖−D−ベントフラノースと反応させて製造される。封鎖 基をさらに上記ヌクレオシドから除去することができる。さらに、ヌクレオシド をホスホリル化することができる。上記2,5.7−置換チアゾロr4.5−d ]ピリミジン上の置換基類はH2ハロゲン、−N Ht、−OH,=Oおよび= Sから選択される。この発明の化合物のうちあるものでは、置換封鎖ペントフラ ノシル糖類は1−0−アセチル−2,3,5−トリー〇−アシルーD−ベントフ ラノース特に1−0−アセチル−2,3,5−トリー0−ベンゾイル−D−リボ フラノースとして選択される。
[発明の詳細な記載] グアノシン類似体である5−アミノ−3−β−D−リボフラノシルチアゾロ[4 ,5−d]ピリミジノン2.7(6H)−ジオンの合成は、予め形成したグアニ ン塩基類似体の直接グリコジル化により行なわれる(反応式I)。すなわち、市 販のジアノピリミジノンからベーカーおよびチャドフィールド、ジャーナル・オ ン・ケミカル・ソサイアティ(C)2478頁(1970年)の方法により5工 程で製造した5−アミノチアゾロ44.s−a]ピリミジノン2.7(3H,6 H)ジオン(4)を、ヘキサメチルジシラザンによるトリメチルシリル化および 触媒としてトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリルの存在下1−0−ア セチル−2,3,5−トリー〇−ベンゾイルーD−リボフラノース(5)処理に よりグリコジル化した。主生成物である5−アミノ−3−(2,3,5−トリー 〇−ベンゾイルーβ−D−リボフラノシル)チアゾロ[4,5−d]ピリミジノ ン2.7(6H)−ジオン(6)を分離した。
6をメタノール中ナトリウムメトキシドで処理して、脱保護グアノシン類似体で ある5−アミノ−3−β−D−リボフラノシルチアゾロ[4,5−d]ピリミジ ノン2 、7 (6H)−ジオン(7)を得た。7を過剰の亜硝酸で脱アミノ化 すると、キサントシン類似体である3−β−D−リボフラノシルチアゾロ[4, 5−d]ピリミジノン2.5゜7−(4H,6H)−)ジオン(8)が生成した 。化合物6の5−アミノ基の水素原子での置換は、6をテトラヒドロフラン中亜 硝酸第3級ブチルによる処理で達成され、3−(2,3,5−トリー〇−ベンゾ イルーβ−D−リボフラノンル)チアゾo[4,5−d]ピリミジノン2.7( 6H)−ジオン(9)を得た。メタノール中ナトリウムメトキシドまたはメタノ ール性アンモニアを用いた9の脱保護により、イノシン類似体である3−β−D −リボフラノシルチアゾロ[4,5−d]ピリミジノン(2,7(6H)ジオン (lO)を得た。
グアノシン類似体である7をホスホリル化して5°−モノホスフェート(11) を得た。3°、5°−環状モノホスフェート誘導体12を11から製造した。
チアゾロ[4,5d3ピリミジン系の同様な8−メルカプト化合物の製造は、5 −アミノ−2−クロロチアゾロ[4,5−d]ピリミジノン 7 (6H)−オ ン(13)から出発し、反応式■に示される。化合物13をエチレングリコール 中110°においてNa5Hで処理して2−チオキソ複素環14とした。2−オ キソ化合物6を用L)たのと同じ方法(但しS−グリコシドが生成する場合これ がより熱的に安定なN−グリコシドに変換されるように若干の加熱を必要する) による14のグリコジル化によって5−アミノ−2−チオキソ−3−(2,3, 5−)リーO−ベンゾイルーβ−D−リボフラノシル)チアゾロ[4,5−d] ピリミジノン7 (6H)−オン(15)を生成した。15をメタノール中ナト リウムメトキシドで処理して8−メルカプトグアノシン類似体である5−アミノ −2−チオキソ−3−β−D−リボフラノシルチアゾロ[4,5−d]ピリミジ ノン7 (6H)−オンを得た。
グアノシン類似体シリーズの種々の誘導体も製造した。6−チオグアノシン誘導 体はらから出発して2つの経路で製造しに(反応式■)。一方の方法では、6を 緩和な塩素化剤であるジメチル(クロロメチレン)アンモニウムクロリド(チオ ニルクロリドとDMFから反応液中に生成)で処理し、5−アミノ−7−クロロ −3−(2,3,5−トリー〇−ベンゾイルーβ−D−リボフラノシル)チアゾ ロ[4゜S−aコピリミジン−2−オン(J7)を生成した。17とチオ尿素を 還流エタノール中で反応させて、保護チオグアノシン類似体である5−アミノ− 7(6H)−チオキソ−3−(2,3,5−トリー〇−ベンゾイルーβ−D−リ ボフラノンル)チアゾロ[4、5−ミコピリミジン−2−オン(18)を得た。
化合物18はまた6からピリジン中Pt5Sとの反応により直接製造した。18 の脱保護はメタノール中ナトリウムメトキシドまたはメタノール性アンモニアで 遂行し、6−チオグアノシン類似体である5−アミノ−7(6H)−チオキソ− 3−β−D−リボフラノシルチアゾロr4.s−ミコピリミジン−2−オン(1 9)を結晶性1水化物として単離した。7位のクロル基はまた乾燥DMF中ナト ナトリウムアンドいてアンドで求核置換し、ついでN−6閉環して新規3環化合 物である5−アミノ−7−(2,3゜5−トリー0−ベンゾイル−β−D−リボ フラノンル)テトラシロ[l、5−Cコチアゾロ[4,5−ミコピリミジン−2 −オン(20)を生成した。
チアゾロ[4,5−ミコピリミジン環系を2.5および7位の求核置換順位につ いて研究し、この情報をアデノシン類似体の合成に利用する目的で、容易に入手 できる2−クロロチアゾロ[4,5−ミコピリミジン−5,7(4H,6H)− ジオン(21)の塩素化を還流pocg。
とN 、N−ジメチルアニリン(反応式■)を用いて行なった。目的とする2、 5.7−トリクロロチアゾロ[4,5−ミコピリミジン(22)が少量の5.7 −ジクロロ−2−(N−メチルアニリノ)チアゾロ[4゜5−ミコピリミジン( 23)と共に得られた。トリクロロ化合物22をlN−Na08960℃で注意 深く加水分解し、モノオキソ誘導体である5、7−ジクロロチアゾロ[4,5− ミコピリミジン−2(3H)オン(24)を得、その構造は単結晶X線分析で証 明した。24と1゜2.3.5−テトラ−0−アセチル−D−リボフラノース( 25)の融解グリコジル化条件での反応により、5.7−ジクロロ−3−(2゜ 3.5−トリー〇−アセチルーβ−D−リボフラノンル)チアゾロ[4,5−ミ コピリミジン−2−オン(26)を生成したe 26をさらに修飾してアデノシ ン類似体を得る試みは、求核的開環に対するチアゾール環の不安定性のため成功 しなかった。
これは、グアノンン類似体を得たのと同様の方法で予め製造した複素環からアデ ノシン類似体を合成することにより回避した。既知の2.7−ジクロロチアゾロ [4,5−ミコピリミジン(27)を出発原料としに(反応式V)。27を13 の製造に用いたのと同様の条件下で亜硝酸で処理すると7−アミノ−2−クロロ チアゾロ[4,5−ミコピリミジン(28)を生成した。化合物28の構造は単 結晶X線分析で証明しに028をDMF中O℃においてNa5Hで処理し、2− メルカプト誘導体である7−アミノチアゾロ[4,5−ミコピリミジン−2(3 H)−チオン(29)を得た。29の2−チオキソ基から2−オキソ基への変換 は、冷アルカリ性過酸化水素を用いて行ない、7−アミノチアゾロ[4,5−ミ コピリミジン−2(3H)−オン(30)を得た。30とベンゾイル保護糖(5 )の、封鎖グアノシン類似体6製造と同じグリコジル化条件(室温)下の反応に より、予期に反して封鎖した4−リボフラノシル異性体である7−アミノ−4− (2,3゜5−トリー〇−ベンゾイルーβ−D−リボフラノシル)チアゾロ[4 ゜5−ミコピリミジン−2(3H)−オン(31)が、検出され分離され唯一の 異性体として生成した。しかし、同じ反応を高温(80℃)で行なうと、得られ た主生成物は目的とする3−リボフラノシル異性体である7−アミノ−3−(2 ,3,5−トリー〇−ベンゾイルーβ−D−リボフラノシル)チアゾロ[4,5 −ミコピリミジン−2(3H)−オン(32)であった。31と32の両翼性体 を乾燥メタノール中ナトリウムメトキシドを用いて脱保護し、7−アミノ−4− β−D−リボフラノシルチアゾロ[4,5−ミコピリミジン−2(3H)−オン (33)および7−アミノ−3−β−D−リボフラノンルチアゾ口[4゜5−ミ コピリミジン−2(3H)−オン(34ンをそれぞれ得た。
化合物7の2′−デオキシエリスロベントフラノシル、キシロフラノツルおよび アラビノフラノジル類似体は、化合物7について記載したのと同様の方法で製造 することができる(反応式■)。すなわち、化合物4を1−クロロ−2−チオキ ン−3,5−ジー0−(p−トルオイル)−α−り一エリスロベントフラノース と反応させ、ついで脱保護して5−アミノ−3−(2−デオキシ−β−D−エリ スロベントフラノシル)チアゾロI4.5−d]ピリミジン−2,7(3H。
6H)−ジオン(36)を得る。同様に、対応する中間体の脱保護により、4お よび1.2,3.5−テトラ−O−アセチル−D−キシロフラノースから5−ア ミノ−3−(β−D−キシロフラノシル)チアゾロ[4,5−dコビリミジン− 2,7(3H,6H)−ジオン(38)が得られ、4およびl−クロロ−2,3 ,5−1−ソー0−ベンジルーα−D−アラビノフラノースから5−アミノ−3 −(β−D−アラビノフラノシル)チアゾロ[4,5−d]ピリミジン−2,7 (3H,6)1)−ジオン(40)が得られる。化合物7のトリー〇−アセチル (40)形プロドラッグは、4および1.2,3.5−テトラ−O−アセチル− D−リボフラノースから製造され、2,3ジーO−イソプロピリデン誘導体(4 2)は7から直接製造される(反応式■)。
この発明の化合物において、塩基性部分の医薬的に許容される酸付加塩は、塩酸 塩、臭化水素酸塩、よう化水素酸塩、くえん酸塩、硫酸塩、置換硫酸塩、りん酸 塩、炭酸塩、重炭酸塩およびぎ酸塩からなる群から選ぶことができるが、これろ に限定されるわけではない。ホスフェート部分の医薬的に許容される塩は、アル カリおよびアルカリ土類金属、例えばナトリウム、カリウム、カルシウム、マグ ネシウム、リチウム、アンモニウム、および置換アンモニウム、トリアルキルア ンモニウム、ジアルキルアンモニウム、アルキルアンモニウム、例えばトリエチ ルアンモニウム、トリメチルアンモニウム、ジエチルアンモニウム、オクチルア ンモニウム、セチルトリメチルアンモニウムおよびセチルピリジウムからなる群 から選ばれるか、これらに限定されない。
グリコンと複素環上のヒドロキシ基および複素環上のアミノ基は、限定されるも のではないが、アシル、イソプロピリデンおよびジメチルアミノメチレンのよう な基で封鎖することができる。アシル基は、C,−C,。の直鎖、分枝鎖、置換 、非置換、飽和または芳香族酸、例えば酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸 、n−酪酸、イソ酪酸、吉草酸、カプロン酸、ペラルゴン酸、カプリル酸、乳酸 、アクリル酸、プロパルギル酸、パルミチン酸、安息香酸、フタル酸、サリチル 酸、けい皮酸およびナフトエ酸から選ぶことができるが、これらに限定されるわ けではない。
融点は、トーマス、ツーバー毛管融点測定装置まkはハーグ・ブフラー・ディジ タル融点測定装置で測定し、未補正である。核磁気共鳴(’H−NMR)スペク トルは、300.1MHzでIBM−NR300AFスペクトロメーターにより 測定した。化学シフトはδ値(ppm)で内部標準テトラメチルシランに関して 表わした。紫外線スペクトル(UV、 sh:ショルダー)は、ベックマンDL J−50スペクトロフォトメーターで記録した。元素分析は、ニューシャーシー 州マジソンのロバートリフ・ラボラトリ−で行なった。濃縮は、減圧下浴温40 ℃で行なった。薄層クロマトグラフィー(TLC)は、シリカゲル60F−25 4プレート(2M試薬)によった。フラッシュクロマトグラフィーにニー・メル ク・シリカゲル(230−400メツシユ)を用いに。
実施例1 5−アミノ−3−(2,3,5−)ソー0−ベンゾイルーβ−D−リボフラノシ ル)チアゾロC4、5−d〕ピリミジン−2,7(6H)−ジオン(り乾燥5− アミノチアゾロ’4 、5−dコピリミジン−2,7−(3H,6H)−ジオン (4) 5−59(30xaol)、ヘキサメチルジシラザン(HMDS)10 01(!、硫酸アンモニウム15x9およびピリジンl0i(+の混合物を4時 間、水分を除去しながら加熱還流した。過剰のHMDSを留去してシロップ状の ビス−シリル誘導体を得た。ビス−シリル誘導体を乾燥アセトニトリル300j Iffに溶解し、]−]o−アセチルー2.35−トリー0−ベンゾイル−D− リボフラノース(5)15.1g(30m!11o1)を添加し、次いでトリメ チルシリル・トリフルオロメタンスルホネート9 、3 xQc 421101 )を添加した。透明な反応混合物を室温で16時間撹はんした。溶媒を蒸発させ て乾燥し、残留シロップをEtOAc60031ρに溶解した。溶液を5%N  a HCOs溶液で洗浄しく2X150xQ)、乾燥した(N at S O4 )有機層を蒸発させた。残留シロップをエーテルでトリチユレートして18.1 1i1(96%)を得た。得られた泡沫を、ノリカゲル力うム上にて、調製用L C法により、CHCl、−MEOH(9・1.v/v)を溶媒として用いて生成 した。残渣をEtOHから再結晶させて、5−アミノ−3−(2,3,5−トリ ー〇−ベンゾイルーβ−D−リボフラノジル)チアゾロE4.5−d]ピリミジ ン−2゜7 (6H)−ジオン(影)を無色の結晶として得た。
収量14.5g、収率77%:融点248〜250℃:UVλwax(pH1) 2 + 5sh、  nm(C28000)、219(28000)、224s h(27600)、 3 0 1(8500):UV  λ+nax(pH7) 2  ]  5th   nm(C28900)、222(29500)、30 1(] 0600):UVλll1ax(pH11)218hm(g 2780 0)、273(6900):元素分析 計算値C31HtN、O,Sとして:C ,59,23:H,3,85:N、8.91:S、5.10、実験値:C,59 ,26:N13.89:N。
8.93 :S、  5.23 メタノール7SxQ中、6(0,75g、l xmol)の溶液をNaOCH3 でpH9に調整し、室温で166時間撹んした。反応混合物を蒸発乾固し、残渣 をエーテルでトリチュレートした(2x75+tの。エーテル不溶性固体を水1 5!aに溶解し、酢酸で酸性にし、これにより粗生成物を沈澱させた。この物質 を水から結晶化させて無色の粉末を得゛た。
収量0.31g、収率78%:融点238℃(分解):UVλwax(pH1) 215nm(52280)、245(6900)、301(8400):UVλ wax(pH7)215n*(C22100)、245(6900)、30 1   C8000):UV  λwax(pH11)245ns(g5700)、 、  291(6000)、NMR(DMSO−da)δ5.79(IHld、 J=5゜32H2,C,、H)、6 、90 (28%s、  NH*)、11 .12(I H,s、NH)および他の糖プロトン、元素分析 計算値C3゜H l、N、O,S −H,Oとして:C,35,92:H,4,22:N、16. 76:S、9.59、実験値:C,35,82:H,4,02:N、16.92 :S、9.66 実施例3 3−−D−リボフラノシルチアゾロC4、5−drピリミジン−2,5゜5mQ m皿中酸ナトリウム1.59(21,7gmol)を、撹はんしながら添加した 。30分後、懸ill!液は透明になり、撹はんを室温で一夜続けf0白色固体 が分離し、これをろ過し、冷水で洗浄し、乾燥した。
熱水から再結晶させて無色の微結晶(1)を得た。
収量0.39、収率40%:融点250℃(分解):UVλwax(pH1)2  9 3hm(a  5 5 0 0):UV  λwax(PH7)2 1  2hm(ε 1 4 2 0 0)、301(6100):TJVλwax(p H11)204hm(g 2 ] 900)、” 01 (5600)、元素分 析 計算値C2゜H,、N307S:C,37゜86・H,3,49:N、13 .24:S、10゜IO1実験値:C137,81:H,3,42:N、] 3 .0 ] :S、10.01実施例4 3−(2,3,5−トリー〇−ベンゾイルーβ−D−リボフラノシル)チアゾロ [4、5−d]−ピリミジン−2,7(6H)−ジオンqり亜硝酸ter−ブチ ル(6,2xI2.52 、31nIlol)を加え、混合物を室温で1時間撹 はんした。追加の亜硝酸試薬(2,0jl12)を加え、混合物を室温で一夜5 0〜60℃で撹はんした。混合物を蒸発させ、残渣をシリカゲル上にてフラッシ ュ・カラム・クロマトグラフィーにより、CHt Crl を中の8〜10%ア セトン、次いで10〜11%アセトンを用いて精製した。所望の生成物を最後に 溶離させて3.459(46%)の’l泡沫とし得た。
:Uvλwax(EtOH)220hm(C46600)、259sh(110 00)、2715h(8400):’HNMR(DMS Oda)δ6.31( d、J=6.45H2,IH,C,、H)、7.38〜7.98(m、15H, ベンゾイル芳香族類)、8.25(s、I H,C−H)、13,16(b%  I HSNsH,ptoで交換)、および他の糖プロトン、実施例5 3−β−D−リボフラノシルチアゾロE4 、5−dコピリミノン−2,7(6 H)−ジオン(しり 化合物9(1,09,1、63111101)をメタノール性アンモニア(0℃ で飽和、50iC)で合し、スチール・ボンベ中で14時間90℃で加熱した。
溶媒を蒸発させ、残渣を熱ベンゼンで処理し、これをデカンテーションした。生 じた固体をシリカ・ゲル・フラッシュ・クロマトグラフィーによりクロロホルム を次いでCHCQs  MeOH(6:l)を用いて精製しfこ。水から結晶化 させて280m9(収率57%)の旦を得た。
:融点216〜218℃二Uvλwax(pH1)217gm(C25300) 、259(9700)、286(6300):’)(NMR(DMSO−d8) 65.85(dS J=5.IH2,IH,CI、H)、8.30(s。
IH,C5H)、13.09(b、IH,N6HSD、Oで交換)、および他の 糖プロトン、元素分析 計算値Clo H+ r N s Os Sとして:C 139,87:H,3,68:N、13.95:S、10.64.3.61 : N、  14.06:S、  10.43実施例6 5−アミノ−3−β−D−リボフラノシルチアゾロ[4,5−dlピリミジ−2 0℃で新鮮な蒸留リン酸トリメチル(2510中、7(2,19,6、6jno l)の懸濁液に、POCQsCo、64xQ、6.6gmol)を、次いで、1 時間後、付加的な等量のpoca、を加えた。混合物を一5℃でさらに2時間撹 はんし、次いで、エチル・エーテル(150m(。
無水)に注ぎ、遠心分離した(6000rpm、  10分間)。エーテル相を デカンテーションし氷水100xeを残油に加えた。生じた溶液のpHを重炭酸 アンモニウムで7,5に調製し、溶液をDEAE−セルロース・カラム(3,2 x35cm)に加え、水で洗浄し、重炭酸アンモニウムの勾配法(0〜0.25 M、2gの溜め)で溶離した。水洗の間、未反応出発物質は溶離した(0.59 )。適当なフラクションを集め、数回、蒸発および凍結乾燥させて1.019( 48%、反応出発物質に基づく)を得た。
融点190〜194°C:UVλmax(pH1,7)2431111(5)、 3010:UVλmax(pH11)243 nm(ε)、2890:’HNM R(DMSO−d、)δ5.71(sl 1 H,C,、H)、7.15(b、 5H,NHlおよびNH”、、DtOで交換)、11.25(b、  I H, NaH,DtOで交換)、および他の糖プロトン、元素分析 C,DH,、N5 0aSP−1,25HtO:C,28,75:H,3,98:N、16.76: S。
7.67:P、7.41、実験値:C,29,15:H,3,68:N116. 39:S、7.76:P、7.22叉鬼致ヱ 5−アミノ−3−−D−リボフラノシルチアゾロ[4,5−dlピリミジ水(1 0112)およびピリジン(331!12)中に、化合物11(1,029,2 、2821101)を溶解し、モルホリノ−ジシクロへキシル−カルボジイミド (667mg、2 、281sol)を加えた。溶液を蒸発させ、乾燥ピリジン で数回、シロップになるまで共蒸発させた。減圧下、P。
OS上で一夜乾燥した後、シロップを乾燥ピリジン(100IQ)中に溶解し、 DCC25g含有ピリジンの還流溶液(300fflりに滴下した。溶液をさら に2時間還流し、冷却し、−夜撹はんした。混合物を蒸発乾固させ、残渣を水( 150+12)とエチル・エーテル(150xQ)に分別させた。
融点244℃(分解):LlVλwax(pH1,7)243ni(ε)、30 00:UVλ11ax(pH11)243rtm(g)、2890:’HNMF L(DMSo−da)δ5.60(d、J=4.44、IH,2’−OH%D  t Oで交換)、5.72(s、IH,C,、H)、7.15(b、68%NH ,およびNH,、D t Oで交換)、l 1.40(b、  ] H,N#H %D、Oで交換)、および他の糖プロトン、元素分析 計算値C3゜H,、N、 O,5P−NH8・1.25H,Oとして:C128,75:H,3,98:N 、16、実験値:C129,15:H13,68:N% 16.39:S、7. 76:P、7.22 実施例8 5−アミノ−2−チオキソチアゾロ[4、5−dコピリミジン−7(6H)−エ チレングリコール301ρ中、5−アミノ−2−クロロチアゾロ[4゜5−d] ピリミジン−7(6H)−オン(13)1.5ij(7,4ハ01)の懸濁液を 110℃に加熱し、Na5HxH,0420x9C74imol)を加え1こ。
追加の2501L9を加えるまで、透明な溶液は得られなかっf二。透明溶液を 110℃で2時間撹はんし、次いで反応混合物を室温まで冷却し、水3003+ 12に注ぎ、pHをlO%MCIで2〜3に調製した。
得られた桃色のゼラチン状混合物を1時間沸騰させ、桃色固体を媒体ガラスフィ ルターによりろ取し、水洗し、乾燥した。収量1.29(81%)、分析用の試 料は、E t OA e −M e OH−Ht O−アセトン(7:1:1: ])を用い、フラッンユカラムクロマトグラフィーで調製した。
融点〉300℃=U■λwax(pH1)243相m(g I 3700)、2 66(16500)、351(17200):UVλl1ax(pH7)262 n+1(ε14800)、345(] +2700):LIVλwax(pH+  1 )25 Or++a(ε19300)、335(14300):’HNM R(DMSO−d6)δ6 、9 ] (s、  2 HSNH2)、] +1 、 l 8 (s、  l H%NaH)、+3゜78 (s、  I H,N 5H)、元素分析 計算値C5H,N、O12として:実施例9 5−アミノ−2−チオキソ−3−(2,3,5−)ソー0−ベンゾイル−−D− リボフラノシル)−チアゾロ[4,5−dEピリミジン−7(6H)−オン化合 物14(1,09,5xmol)をp−の製造に用いたと同じ方法で、HMDS 20g121ベンゾイル保護糖(5,2,52g、5 Jnol)、およびTM S−)リフレート1.45xQC7,5相。1)を用い、グリコジル化した。1 6時間の反応期間の終了後、反応混合物を70℃3時間加熱して、S−グリコシ ドをより安定なN−グリコシドに再配列した。
同様な処理の後、±5(2,19、粗生成物)をフラッシュカラムクロマトグラ フィーにより、ヘキサン−アセトン(1:1)を用いて精製し、トルエン−Et OAcから結晶化した。
収量1.99、収率59%:融点230〜233℃(暗色化195℃)、元素分 析 計算値C,,H,4N、O,St:C,57,76:H,3,75:N、8 .69:S、9,95、実験値:C,57,98:H,3,46:N、  8. 40:S、  9.66実施例10 5−アミノ−2−チオキソ−3−β−D−リボフラノンルチジルロ[4゜液に、 ナトリウムメトキシド粉末をpHカ月0に達するまで加えた。
溶液を一夜撹はんし、次いでダウエックスH′″樹脂で中和し、ろ過しん。ろ液 の蒸発後、残渣をエーテルで洗浄して、安息香酸メチルを除去し、粗生成物を水 から結晶化した。
収量520gg、収率81%:融点220℃(分解):UVλwax  ’HN  M R(D M S Ods)δ6.48(d、J=3.0OHz、IH,C ,、H)、6 、99 (s、 2 H,NHz)、11.47 (s、  ]  H,NH)、および他の糖プロトン、元素分析 計算値C3゜HIt N − Os S t・HtO:C,34,28・H,4,03:N、15.99:S、 18.30、実験値:C,33,99・H,3,92:N、15.68:S、1 8.225−アミノ−7−りロロー3−(2,3,5−トリー〇−ベンゾイル− −D−50xQに溶解し、乾燥塩化メチレン中、新鮮な蒸留塩化チオニル40x Qおよび乾燥DMF 20xρの溶液を2時間にわたり滴下し、反応を60℃で 16時間維持した(還流)。反応混合物を氷およびNaHCO3溶液に慎重に注 ぎ、30分間撹はんした。相を分離し、水相を塩化メチレンで抽出しく2 x  150xQ)、合した相をN a * S O4で乾燥し、真空下に蒸発させた 。残留シロップをシリカゲルカラム(4X40cx)に通過させ、CHCl5− アセトン(4:1)で溶離させることにより該シロップを精製して、クロロ化合 物を白色泡沫として得た。
融点88〜90℃二元素分析 計算値Cs + Ht s CI N 40゜S として:C,57,54:H,3,58:CI、5.47:N、8.66:S、 4.96、実験値:C,5B、06:H,3,99:C1,5,95:N、9゜ 41 :S、 4.75 実施例12 5−アミノ−7(6H)−チオキソ−3−(2,3,5−トリー〇−ベンシイ方 法1 17C3,39,5xIIlol)、チオウレア0.7199(lxmol)お よびEtOH100x12の混合物を6日間、加熱還流した。反応混合物を蒸発 させ、残渣をCHC]*200x(lで抽出した。溶媒を真空下で蒸発させて乾 燥し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、CHC1,−アセト ン(7:1)を溶離液として用いて精製した。蒸発後、残渣をEtOHから結晶 化させて無色の粉末を得た。
収量1.99、収率58%:融点227〜229℃:UVλmay(pH1)2 34xm(g 26000)、280sh(9000)、365(11800) :UVλwax(pH11)230ne(ε4050)、267(8700)、 327(14100):元素分析 計算値C!IH,,N、O6S、と値:C, 57,79:H,3,79:N、8.69:S、9.9859(6、2gIIl ol)を撹はんしながら加えた。溶液を穏やかに29時間、還流した(浴温度1 30〜140°C)。反応混合物を真空下で蒸発乾固した。過剰のPxSsを、 60℃でのHtO(200xQ’)の添加により分解させた。混合物を1時間撹 はんし、次いで室温で一夜放置した。得られた固体をろ過し、CHCl、に溶解 し、乾燥しくNatSO4)、次いで溶液を真空下で除去した。残渣をシリカゲ ルカラムクロマトグラフィーにより、CHCl5−アセトン(7:1)を溶離液 として用い、精製した。濃縮後、残渣をEtOHから結晶化させて18を得た( 0.43g、43%)。方法27こより製造した化合物上1の物理化学的性質は 、前記方法lにより製造した化合物と、全ての点で同一であることが判明した。
実施例13 でpH9に調製し、室温で166時間撹んした。反応混合物を蒸発乾固し、残渣 をエーテルでトリチュレートした(2x75i6)。エーテル不溶性固体を水1 5rQに溶解し、酢酸で酸性にし、これにより粗生成物を析出させた。この物質 をEtOH−HtOから再結晶させて無色の柱状晶を得た。
収110.47g、収率87%:融点185〜187℃:Uvλff1ax(p H1)2 14xm(ε 2700)、 230sh(14000)、 263 (6700)、3540:LJV2max(PH7)213xm(ε25900 )、247(9100)、266sh(7700)、334(12100)、3 53(11800):LJV;、max(PH11)247rv+(e 123 00)、266sh(8800)、327(] 6100):’HNMR(DM SO−da)65.76(d、J=5.32H2,C,% H)、7.22(s 、2H,NHt)、l 2.41(s、IH,NH)、および他の糖プロトン、 元素分析 計算値C+oH+tN40sSt” HtO:C,34,28:H, 4,03:N、15.99:S、18.30、実験値:C,34,28:H,3 ,99:N、16.24:S、18.51 方法2 メタノール性アンモニア(0℃で飽和、6014I2)中の18(1,09,1 ,6gmolの溶液を室温で488時間撹んした。溶媒を蒸発させて乾燥し、残 渣を沸騰ベンゼンでトリチュレートした(2×10011Q)。
ベンゼン不溶性固体をEtOH−HtOから結晶化させて19を得た(0.36 9.67%)。この方法で製造した化合物は、スペクトルおよび物性データから 判断すると、前記方法1により製造した化合物±1と同一であった。
実施例14 5−アミノ−7−(2,3,5−トリー〇−ベンゾイルーβ−D−リボフラノシ ル)テトラゾo−[1,5−c2チアゾロ[4,5−d]ピリミジン−2−オン 乾燥DMF30J+g中の17(3,Of、4 、6 zmol)の溶液に、ナ トリウムアジド0 、39(4、6xmol)を加え、混合物を室温で3時間撹 はんした。溶媒の蒸発後、残渣をEtOAc250x(lに溶解し、水で洗浄し く2x50zg)、硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発させた。得られた泡沫をシリ カゲルカラムクロマトグラフィーにより、CHCl。
−アセトン(7二1)を用い、精製しに0精製物をEtOHがら結晶化させて白 色粉末を得たわ 収量、2.0g、収率67%:融点112−114℃:IRは2100〜220 0cx−’の領域におけるアジド・バンドを示さなかった。
: [1V 2 aax(MeOH)、元素分析 計算値、Cs + Ht s  N 70 a Sとして:C,56,96:H,3,55:N、15.00: S、4.91.実験値:C,57,19:H,3,88:N115.26+S、 4.752−クロロチアゾロ[4、5−dlピリミジン−5,7(4H,6H) −ジオ:/(2L  15.8g、78XIIIO])、P OC15(220 x(DおよびN、N−ジメチルアニリン12.31!(0,1相01)の混合物 を3時間還流させに0過剰のPocksを減圧下で除去し、残渣を氷水500u 2Jこ、撹はんしながら注いだ。得られた水溶液をCHCl5で抽出しく3×4 00i(i)、有機相を水(2X4001(り、0.lN−Na0H(2X30 0xff)、および水(2X 400zff)により、連続的に洗浄し、次いで NatsO*で乾燥しL0クロロホルムを蒸発させて残渣を得、これをシリカゲ ルカラムクロマトグラフィーにより、CHClsを用い、精製し、EtOHから 結晶化させて表記化合物22を得た。
収量13.89、収率74%+lk点121−122℃: U V λwax( pH1,7,11)296nm(g 10800)、元素分析 計算値C5CQ sN s Sとし7:C124,97:(Jj、44.22:N、17.48、 実験値:C,25,02:C(,44,39:N、17.37i N−NaOH 35m12中、トリクロロ化合物(22)3.09(12xm。
1)の懸濁液を60℃で1時間加熱した。溶液を脱色用の活性炭で処理し、次い で10%水性HCIで酸性にした。得られた沈澱物を集め、希塩基から氷酢酸に より再析出させて1まを橙色の針状晶として得た(1.389.50%)。
:融点、191〜192℃:Uvλll1ax(pH1)254111(553 00)、290(11400):UVλmay(pH7,11)226nm(ε 28900)、300(14100)、元素分析 計算値、C5HC12tNs O6として:c、27.04:H,0,45:CQ、31.93:N、1 B。
93、実験値:C126,78:H,0,61:C12,32,15:N、15 .7−:l;クロロ−3−(2,3,5−)リーo−7セチルー −D−リボフ リボフラノース5.39(16gmol)およびビス−(p−ニトロフェニル) ホスフi−ト201gの微粉末混合物を170℃で10分間、減圧下で加熱した 。室温に冷却した後、褐色の固体塊をEtOAc500112に溶解し、飽和水 性重炭酸ナトリウムで洗浄した(3 x 300x<Q。
乾燥(N at S O+)で有機相を蒸発させてシロップを得、これをシリカ ゲルカラムクロマトグラフィー(4X40CI)により、トルエン−EtOAc (5:1)を用い、精製した。得られたシロップをエタノールから結晶化させて 無色の粉末を得た。
収量6,49、収率80%:融点125〜126℃、IHNMR(DMSO−d 、)δ1,99.2.06.2.08(3s19H,アセチル)、6.07(d 、J=3.40H2,IH,C,、H)、および他の糖プロトン、元素分析 計 算値C+gH+5CI2tNsOsSとして:C,40,01:H,3,15: CC,14,76:N、8.75:S、6.68、実験値:C,40,20:H ,3,31:CQS14.79:N、s、e 1:S。
6.66 実施例18 7−アミノ−2−クロロチアゾロ:4 、5−dlピリミジン(28)水200 1+12中、2.7−ジアミツチアゾロ[4、5−dコピリミジン(L7)16 .39(97,3i+no?)の懸濁液に、55℃で充分なlN−Na0H(約 100x12)を加えて出発物質を溶解し、次いて亜硝酸ナトリウム8.09を 加えた。この溶液を30分間を要して濃HCl400zQ。
水110OxおよびLiC1609含有溶液に、30℃で滴下した。得られた混 合物を45℃に、15分間を要して温ぬ、次いで熱水1g(90℃)を加えに0 反応混合物を一夜室温で撹はんし、未反応出発物質をろ去し、ろ液を固体NaO HでpH4に中和した。得られた固体をろ取し、水洗し次いて乾燥して2i得た (5.389.34%)。
水から再結晶させて分析用の試料を得た。
:融点〉234℃(分解):UVλmax(pH1)228Hm(ε)、296 0:tJVλff1ax(pH7)232r+m(ε)、2980、UVλll 1ax(pH11)227nm(t)、3000:’HNMR(DMS Oda )67.82(b。
2H,NHt、DtOで交換)、8.41(s、I H,C3H)、元素分析計 算値、C5H5N4SCρ・0.]IH0として:C131,87:H11,7 1:N、29.74:S、17.02・CC,18,82、実験値:C,31, 71:H,1,50:N、29.35:S、  16.92:CC。
19.54 実施例19 7−アミノチアゾロ[4、5−d]ピリミノン−2(3H)−千オン(29)乾 燥DMF(10i12)中、化合物28(1,119,5、91101)の懸濁 液を水浴で0℃に冷却し、Na5HxHtO(0,879,11,8x+n。
l)を加えた。得られた透明な溶液を0℃で一夜撹はんし、次いで室温で2時間 撹はんした。反応混合物を氷300+(!に注ぎ、pHを氷酢酸で3〜4に調製 した。固体沈澱物をろ過し、水洗し、次いで乾燥して0.969(88%)を得 た。分析用の試料は、DMF−水からの結晶化により調製した。
:融点〉370℃:Uvλwax(pH1) 248 n+n(ε)、2630 .3450:UVλaax(pH7,11)228r+m(ε)、2580.3 290: ’ N M R(D M S Oda)δ7.57(b% IH,N Ht、D、Oで交換)、8 、23 (s、 I H,CsH)、+ 4.13 (b、IH,N、H%D、Oで交換)、元素分析 計算値、C5)(4N 4  S tとして:C,32,60:H。
2.19:N、30.41:S、34.8L実験値:C,32,97:H。
2.13:N、30.29:S、34.59実施例20 7−アミノチアゾロC4、5−d]ピリミジン−2(3H)−オン(30)水3 00xQ中、29(770茸9.4.2相01)の懸濁液に、lN−Na0H( 4,2xN)および30%H,O,(1,0酎)を加え、反応混合物を1時間室 温で撹はんした。付加的に、ペルオキシド2 、 O*(lおよびヒドロキシド 5 、0 zQを加え、混合物を70℃で1時間撹はんした。反応混合物をろ過 し、ろ液を氷酢酸で中和した。得られた沈澱物を、熱い間にろ過し、冷水で洗浄 し、次いで乾燥して0.52S)(74%)を得た。
:融点〉370℃=Uvλ@ax(pH1)267na+(g)、2890:L lVλwax(pH7,11)285ni(ε):’HNMR(DMSO−dJ δ7.18(b、28%NHz、D、Oて交換)、8 、12 (s、  ]  H,C5H)、12.30(bS I H,N3H,D、Oて交換)、元素分析  計算値、CsH,N、O5として:C,35,71:H,2,40:N、33 .31:S、19.07、実験値:C,35,50:H,2,36:N、33. 13=S% 18.79 実施例21 7−アミノ−4−(2,3,5−トリー〇−ベンゾイルーβ−D−リボフラノ法 で、HMD S (30x□、ヘンジイル保護糖(5)1.59(3,Ogmo l)およびTMS−)リフレート(0,76zQs 3.9111a01)を用 い、グリコジル化した。反応混合物を一夜室温で撹はんさせ、次いでiと同様に 処理して、単離した1、69(95%)の旦を泡沫として得た。
UV  λilax(MeOH)2 3 0 ns(ε )、  3 1 00 二’HNMR(DMSo  da)δ6.45(d、J=2.73)(Z、I  H,C1s H:)、7.4〜8.0(a、15H,ベンゾイル芳香族類)、8 .59(s、  I H,、C5H)、および他の糖プロトンCs+Ht*N* OsS :C,60、78:H。
3.95:N、9.15:S、5.23、実験値:実施例22 ol)およびTMS−)リフレート(2,OJI+2.  ] 0.3JIII O1)を用い、グリコンル化し1こ。−夜室温で撹はんさせた後、反応混合物を 2日間還流させ、次いで常法で処理した。粗混合物をフラッンユシリカゲルカラ ムクロマトグラフィーに、塩化メチレン→塩化メチレン+アセトン(10:I% v/v)の勾配を用いて付し、2つの生成物を得た。
カラムから溶離した第1の精製物は、’HNMHによりビス−グリコノド(総量 660j!9)であることが同定された。カラムから流出し1こ第2の主要精製 物は、泡沫状で得られ、UVおよび’)I  NMHにより所望の3−リボシル 異性体として同定されrこ。
収量1.049、収率24%:Uvλwax(EtOH)232ni(ε)、2 830:’HNMR(DMSO−d、)δ6.34(t、IH,C,、H)、7 .39〜7.98(n、  17H,ベンゾイル芳香族類)、およびNH,,8 ,19(s、I H,C5H)、および他の糖プロトン、元素分析計算値:C, 60,78:H,3,95:N、9.15:S、5.23、実験値+3.93: N、8.13:S、4.85実施例23 7−アミノ−4−−D−リボフラノシルチアゾロ[4、5−d]ピリミジン−2 −オン(ジAつ 化合物31(310o、0 、5111101)を乾燥メタノール35w(lに 溶解し、5℃に冷却した。この溶液に、固体ナトリウムメトキシド82 x9( 1、5xmol)を加え、溶液を室温で5時間撹はんした。混合物をダウエック ス−50H゛樹脂で中和し、ろ過し蒸発乾固させた。
残渣をエチルエーテルでトリチュレートし、次いで水性エタノールから再結晶さ せて無色の針状物を得た。
収量120gg、収率80%:融点、132〜134℃:Uvλwax(pH1 )227om(C17230)、301(] 5750):UVλwax(pH 7,1])233nm(ε22300)、305(19100)、IHNMR( DMS O−d、)65.96(d、J=3゜51H2,IH% C1qH)、 7.75(b、2HSNH2)、および他の糖プロトン、元素分析計算値、C5 ゜Hlt N −Os S・0.2H1Oとして:C,35,71:9.53、 実験値:C135,45:H14,88:N、16.44:S。
9.50 来車■1± 7−アミノ−3−β−D−リボフラノシルチアゾロ[4,5−d]ピリミジ乾燥 MeOH(50gの中ナトリウムメトキシド200 yg(3、7imol)を 用い、脱保護した。水から結晶化して表記化合物(盈↓)を得た(0.12.3 2%)。
、融点、248〜250℃:Uvλwax(pH1)222gm(z 35 ] 00)、265(+4300)、290(11400):LJVλwax(pH 7,1])215gm(C45000)、262(13200)、IHNMR( DMSO−d、)δ5.91(d、J=5.43H2,IH,C,、H)、7  、44 (b、  l H,NH2)、8.22(s、IHSCsH)、および 他の糖プロトン、元素分析 計算値、C3゜H,、N、O,Sとして:C,40 ,00:H,4,03:N、1g、66:S、10.68、実験値:C,39, 80:H,3,99:N518.39+S、10.57実施例25 5−アミノ−3−(2−デオキシ−3,5−ジー0−CP −)ルオイル)−β −5−アミノチアゾロ[4、5−d]ピリミジン−2,7−ジオン(4,39, 23、3imol)をヘキサメチルジシラザン70舷中トリメチルシルル・トリ フルオロメタンスルホネート13.6x12<73.4相o1)と合し、混合物 を3時間還流し、その後過剰の溶媒を真空蒸留により除去した。得られた固体塊 を1−クロロ−2−デオキシ−3,5−ジー0−(p−トルオイル)−α−D− エリトローベントフラノース11.89(73gmol)と合し、混合物を11 0℃で30分間溶融した。得られた精製物をEtOAc400*Qに溶解し、撹 はん5%N a HCOs水溶液中に注いだ。有機相を単離し、無水硫酸ナトリ ウムで乾燥し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン−アセト ン、4:l溶離液として)により精製して、αおよびβ異性体の混合物を得た( 1.79.14%)。
:融点268〜270℃:Uvλll1ax(pH1) 243.300靜m; UVλwax(pH7) 243.302靜m;UVλwax(p)(l l  )243.284 nm;’HNMR(MexS Oda)δ6.a7(tS  11C,’H)7゜0 (bs、2、NH,、D、Oで交換)7.2および7  、9 (+a、5、CH。
C5H5)11.35(bsS L NaH,DtOで交換)および他の糖プロ トン、NMRは1つの異性体のみを示したようである。
実施例26 5−アミノ−3−(2−デオキシ−−D−エリトロベントフラノジル)チアゾロ [4,5−diピリミジン−2,7(3H,6H)−ジオン(36)ナトリウム メトキンド120 i+fI(2、2xmol)を、無水メタノール+00J1 ρ中、5−アミノ−3−(2−デオキシ−3,5−ジー0−(p−トルオジン− 2,7−ジオン(35)0.4659(0,87i+hol)の溶液に加えて、 得られた溶液を室温で8時間撹はんし1こ。溶液をダウエックス5゜W−X 8  (H”形)樹脂で中和し、ろ過し蒸発乾固させ、残渣を無水エーテル35xQ で処理した。トリチェレート後、懸濁液をデカンテーションして乾燥粉末を得、 これをエタノールから結晶化させた(活性炭処理、ノリッ) (Norit)A )。ろ退役、β異性体の初期沈澱物(110靜、42%)はエタノールを用いる 分別結晶化により回収することができた。
融点〉170℃(焼結)、UV  ’HNMR(MetS Ode)C4。
68(t、1.J=5.7H2,Cs”0HSDtO”i:’交換)、5.20 (d。
11J =3.9Hz、Cs’OH%DtOで交換)、6.24(t、1、J= 7.2H2,C,’H)、6 、94 (bs、 2、NH,、DtOで交換) 、11.23(bs、!、NaH,D、Oで交換);元素分析 計算値C+oH 、、N、0.S:C,40,00:H,4,03;N、1B、66、S、10゜ 68:実験値:C140,27:H,3,92;N、18.75;S、10゜実 施例27 5−アミノ−3−(β−D−キシロフラノシル)チアゾロ−i4 、5−dlピ リミジン−2,7(3H,6H)−ジオン(影り表記化合物を、4のグリコジル 化により、6の合成について前記したように製造し几。ただし、1,2.3.5 −テトラ−0−アセチル−D−キロフラノースを用いた。粗製アセチル−保護ヌ クレオシド(37)を、7の製造について記載のようなナトリウム・メトキシド を用いて脱保護し、38を無定形固体として得た。
実施例28 5−アミノ−3−(2,3,5−トリー0−ベンジル−β−D−アラビノフラ表 記のベンジル保護ヌクレオシドを35記載と同じ方法で製造した。ただし、用い た糖、l−クロロ−2,3,5−トリー〇−ベンジルーα−D−アラビノフラノ ースは、対応するl−0−(p−ニトロベンゾイル)糖から、ジクロロメタン中 乾燥塩化水素ガスを用い、0℃で生成しL0アノマーの混合物をフラッシュ・ク ロマトグラフィカラムにより分離して39およびそのα−アノマーを、両者とも 乾燥泡沫として得た。
実施例29 5−アミノ−3−(−D−アラビノフラノシル)チアゾロ−[4、5−d:1ピ リミジン−2,7(3H,6H)−ジオン(40)化合物39を乾燥ジクロロメ タンに溶解し、過剰の三塩化ホウ素(1M1ジクロロメタン中)を用い、−78 ℃で脱保護し、−40℃に2時間を要して暖め、メタノールでクエンチングさせ た。処理したのち、残渣を水から結晶化させて、40を無色の結晶固体として得 た。
実施例30 5−アミノ−3−(2,3,5−トリー〇−アセチルーβ−D−リボフラノシル )チアゾロ〜[4、5−d]ピリミジン−2,7(3H,6H)−ジオン(41 )化合物4 (1011,54,4xa+ol)をV合成J、ニー)L’7記載 したように、正確にグリコジル化した。ただし、この実施例で用いた糖類は、1 .2.3.5−テトラ−0−アセチル−D−リポフラノーズ20.7g(65、 1i+mol)である。通常の処理の後、粗製残渣をフラッシュ・クロマトグラ フィにより、シリカゲル上でジクロロメタン中10%メタノールを用いて処理し た。純粋な物質の収量は7.19(29%)で、乾燥泡沫または無定形固体であ った。
叉爽珂主上 5−アミ/−3−(2,3−ジーO−イソプロピリデン−β−D−■九二iノシ ル)チアゾロ−[4、5−d]ピリミジン−2,7−者り乙([影)アセトン1 0031ρおよびジメトキシプロパン15oj112の混合液中、5−アミノ− 3−(β−D−リボフラノンル)ジルゾロ−[4、5−d]ピリミジン−2,7 −ジオン(7) 1 、861?(6111101)の水冷懸濁液に、過塩素酸 1 、 OyQを滴下し、得られた混合物を0℃で30分間撹はんした。
反応混合物をIN水酸化ナトリウムでpH7に、冷却しながら中和した。得られ た溶液を真空濃縮し、残渣をシリカゲル上フラッシュ・クロマトグラフィにかけ 、クロロホルム中10%アセトンで溶離させて、表記化合物を無定形固体として 得た(1.7g、80%)’HNMR(DMSO−ds、300MH2):δ1 .28.147(2s、6H,イソプロピリデン−)チル類)、6 、0 (d 、IH%C。
H)、7 、0 (bs、 2 H,N Hり、11.29(s、I H,NH )および他の糖プロトン、元素分析 計算値C1aH1eN4SOe:C143 ,82;H,4,53;N、15.72;S、9.00.実験値:C,43,6 5;H,4,48:N、15.41.S、8.94反応工程図 工 反応工程図エエ 反応工程図Iエエ λ生 反応工程図 工V 反応工程図V ナチュラルキラー細胞はウィルス性伝染病および悪性細胞に対する防御を提供す るものとして考えられてきた。従って、ナチュラルキラー細胞活性における異常 は病気を進展させるかもしれない。生物学的免疫調節剤はある種の欠陥のある免 疫機能を回復または矯正するかもしれない。最近インターロイキン−2は腫瘍の 患者に対する免疫治療の可能性を示し1こ。インターロイキン−2および他の公 知の免疫促進剤は一般にタンパク質の性質をもち、その投与はひどい副作用をも たらす可能性がある。タンパク質ではない非毒性の低分子量の合成化合物が公知 のタンパク質免疫治療促進剤の副作用を避ける目的で提案され得る。
実施例32−ナチュラルキラー細胞活性のインビトロ誘導促進本発明の非タンパ ク質ヌクレオシドおよびヌクレオチド化合物は高いナチュラルキラー細胞活性を 示した。本実施例ではナチュラルキラー細胞活性をマウスで実験する。
CBA/CaJまにはC57BL/6J7ウスの膵臓細胞を化合境下で培養した (J−Y デユー(Djeu)、J、A、ハインバーグ(Heinbaugh) 、H,T、ホールデン(Holden)、R,B、ハーバ−マン(Herber man):ジャーナル・イムノロジー(J ournal  I imunol ogy)122:175.1979およびH,ゴンザレス(G onzales )、K。
カリンジャー(K arringer)、B、シャーマ(S har+l1a) 、N、バジリ(Vaziri):フェデラル・プロセデュア(F ederal  P rocedure) 42 :1195.1983参照)。培養後、処理 および未処理細胞の細胞毒性をYAC−1細胞に対して測定した。このテストに おいて薬剤を用いないものおよびポリ■:Cを用いたものを対照として化合物表 −1 ナチュラルキラー細胞活性のインビトロ誘導促進8エフエクターセル   ナチ ュラルキラー細胞細胞毒性%マウス      処理薬剤      処理時間 CBA/CAJ    なし    13    4    0.5化合物7   15   34   31ネ°1月:C14,51819 CBA/CAJ    なし    14    8    1化合物7  2 3   62   44本01月:C22319 C57BL/6J   なし    16    1.5   2.5化合物ヱ   18   35   34ネ°1月:C181314 C57BL/6J   なし    30    1.6   1.3化合物− ヱー  18   25   22ネ°1月:C22613 a マウスの膵臓細胞をlO%FCS、0.1mM非必須アミノ酸および5XI O−5メルカプトエタノールを含むRPMI−1640媒体中で化合物717) 濃度0.05mMで処理した。次いで、エフェクター細胞の細胞毒活性をYAC ターゲット細胞に対して4時間の51Cr放出アツセイで測定した。
表−1から明らかなように、20時間の化合物りでの培養はナチュラルキラー細 胞細胞毒性を未処理対照での4.8.1.5および1゜6%の値から各々34. 62.35および25%に増強した。44時間までの同様の処理においてもナチ ュラルキラー細胞活性の著しい増大が得られた。別の対照としてポリI :C( 即ち、既知のナチュ実施例33−人のナチュラルキラー細胞活性のインビトロ増 大人の細胞におけるナチュラルキラー細胞活性も測定した。これらのテストを実 施するに際し、末梢血単核細胞(PBMNC)をSA。
ローゼンバーグ(S 、 A 、 Rosenberg)によるジャーナル・ア メリカン・メディカル・アソシエーション、256.3117.1986および デユー(Djeu)らによる前記文献に記載するように、フィコール−ハイパツ ク(F 1coll −Hypaque)グラディエンド上で単離し、ハンクス (Hanks)中で3回洗浄し、lO%人AB血清を含むRPMl−1640中 で再び懸濁した。11の異なるドナーからの末梢血単核細胞(PBMNC)をデ ユー他の文献およびB、シャーマ(B 、 S harma)、L、F、オドム (L、F、Odo園)によるキャンサー・イムノロジー・アンドやイムノセラビ ー(Canser I +nunol 、  I n+eunother、)  7 ;93.1979およびB、シャーマ、L、F、オドムによるキャンサー・ リサーチ44;325g、+984に記載のように化合物ユで処理した。
PBMNC細胞を化合物りを用いて37℃で20〜68時間5%CO1湿潤環境 下で培養し、培養後細胞毒性をに562腫瘍細胞に対し測定した。結果を表−2 8および2bに示す。
表−28 人のナチュラルキラー細胞活性のインビトロ増大8ドナー           ナチュラルキラー細胞毒性%−化合物L   +化合物7 a 末梢血単核細胞をlO%人AB血清を含むRPMI−1640中で20〜6 8時間、0.05−0.4+aM濃度の化合物ユて処理した。処理後、エフェク ター細胞をに562ターゲツト細胞に対し前記シャーマ他に記載のように4時間 51Cr放出アツセイでテストした。ここに示され1ニデータは最大応答を示す 、表−2b 人のナチュラルキラー細胞活性のインビトロ増大8ナチユラルキラー細胞毒性% 実施例      ドナーl          ドナー2−化合物ヱー 士化 合物ヱ一 −化合物ヱー 士化合物La 末梢血単核細胞をlθ%人AB血清を 含むRPMI−1640中で20〜68時間、0.05−0.4mM濃度の化合 物ヱで処理しに。処理後、エフェクター細胞をに562ターゲツト細胞に対し前 記シャーマ他に記載のように4時間51Cr放出ア・・セイでテストした。ここ に示されたデータは最大応答を示す。
表−28から明らかなように11のドナーからのPBMNCは平均ナチュラルキ ラー細胞毒活性11.7%を有した。予め化合物ユで処理した同じドナーからの PBMNCは平均ナチュラルキラー細胞毒活性322%を示した。11のドナー 間にある程度の差があるが、ドナーの8つはナチュラルキラー細胞毒性において 100%を越える促進を示したう他の4つのケースではインビトロでの化合物I 処理は平均ナチュラルキラー細胞毒性において著しい増大を示した。
細胞の促進を常に仲介する。
最初のドナーにおいて8つの個別のテストを行い、その全部が仲介促進を増大し た。第2のドナーにおいて6回のテストの6つ全部が増大を示した。表−28お よび2bから明らかなように、化合物ヱーは人の細胞においてナチュラルキラー 細胞活性をより高い値に引き上げた。
さらに再現性テストにおいて化合物りをナチュラルキラー細胞活性の増大の再現 性をテストし、表−2Cに示す。また人のナチュラルキラー細胞活性の再現性を テストし、表−2dに示す。
ナチュラルキラー細胞活性の増加% 実施例               ドナー]                1031    2208                  9B       200ドナー   誘導ナチュラルキラー細胞活性の増加%実施例34− マウスにおけるナチュラルキラー細胞活性のインビボ促進化合物ユのマウスの体 内におけるナチュラルキラー細胞活性の促進について実験した。CBA/CaJ マウスをマウス1匹につき1.68mg10.5mlの化合物りを注入すること により化合物りで処理した。処理後の1.2.3および48後マウスの膵臓を取 り出し、膵臓細胞の細胞毒活性を実施例32で示した51Cr放出アツセイでY AC−1腫瘍ターゲツト細胞に対し測定しに。この結果を表−3,4,5および 6に示す。
表−3 CBA/CaJマウスにおけるナチュラルキラー細胞活性8マウス     処 理  処理後   天然キラー毒性%CBA/CaJ  薬剤  日数  イフ エクター:ターゲット50:1   100:1  150:1グループ−1食 塩水   1  11土3  1計2   23i0.3グループ−2化合物ヱ ー 1 5計564±571±9(1,68ng) グループ−3化合物L246±964±565±7(1,68+ng) グループ−4化合物L338±6.6  50±763±6(1,68mg) グループ−5化合物ヱー 430±0.1  37±1.5  48±3(1, 68mg) a 各々のグループの3匹のマウスを食塩水または化合物7(1,68mg/マ ウス)で腹腔内ルートで処理した。膵臓を取り出し、細胞を単離し、その細胞毒 性をYAC−1ターゲツト細胞に対し測定した。各々の値は3匹のマウスの±S D細胞毒活性の平均を示す。
表−3から明らかなように、マウス1匹につき1.68mgで化合物りを投与し た場合、ナチュラルキラー細胞活性に大幅な増大が見られた。382%増大の最 大応答は処理後1日で得られに。2倍を越える増大は化合物7m’4日後でさえ 観察された。
実施例35−マウスにおけるナチュラルキラー細胞活性への投与量の影響 マウスにおけるナチュラルキラー細胞活性への投与量の影響8マウス       処理      ナチュラルキラー毒性%CBA/CaJ    薬剤       エフェクタm:ターゲット50:1   100:1  150:1グル ープ−1食塩水     14±420±423±3.5(3,36ag) 8 mg/マウス)で腹腔内ルートで処理しに0牌臓を取り出し、細胞を単離し 、その細胞毒性をYAC−1ターゲツト細胞に対し測定した。各々の値は3匹の マウスの±SD細胞毒活性の平均を示す。
表−4から明らかなように、マウスをマウス1匹につき0.84I1g〜3.3 6mgの化合物ユで処理し几。化合物ユを投与した場合全て、ナチュラルキラー 細胞活性に大幅な増大を与えたが、最大の増大は化合物りを3.36+ng投与 されたマウスが示した。
実施例36−老齢のマウスのナチュラルキラー細胞活性12退会のC57BL/ 6Jマウスはほとんどナチュラルキラー細胞活性を示さなかった(デユー他)。
表−5は老齢マウス(8ケ月令)のナチュラルキラー細胞活性の増大効果を示す 。このテストにおいて化合物ユをマウス1匹につき1.67Bおよび3.34m gの量で投与し、1日後膵臓細胞のナチュラルキラー細胞活性を測定した。
表−5 老齢マウスのナチュラルキラー細胞活性8マウス          処理   ナチュラルキラー細胞毒性%CBA/CaJ        薬剤   エフェ クター:ターゲット50:1  100:1 150:1 グループ−1(8ケ月令)  塩水      4   9  14グループ− 2(8ケ月令)  化合物ヱ   14   19   23(2,67B) グループ−3(8ケ月令)  化合物7   17   28   38(3, 3411g) グループ−4(8週令)   塩水      5   7   7グループー 5(8週令)   化合物ユ   15   20   24(1,67mg) グループ−6(8週令)   化合物ヱー  17   27   31(3, 34ag) a 各々のグループの3匹のマウスを食塩水または化合物りで腹腔内ルートで処 理し几。処理後、膵臓を取り出し、細胞を単離し、その細胞毒性をYAC−1タ ーゲツト細胞に対し測定した。各々の値は3匹のマウスの士SD細胞毒活性の平 均を示す。
表−5から明らかなように、化合物ヱーはナチュラルキラー細胞活性において4 %(未処理)〜17%(処理)の増加を50:1エフエクター/ターゲツト比で 示した。増加を誘導する大きさは化合物ユにより8週のマウスで示されたものと 同じであった。この低分子量ヌクレオシド化合物はナチュラルキラー細胞活性の 増加をもたらし、それは前記デユーみにより報告されたポリI:C,LPS、パ イラン(Pyran)またはインターフェロンによる増加と同じくらい高い。
X施例37−ヌード/ヌードマウスのナチュラルキラー細胞活性化合物7は表− 6に見られるようにT細胞欠陥(ヌード/ヌード)マウスのナチュラルキラー細 胞活性を大きく促進した。
表−6 ヌード/ヌードマウスのナチュラルキラー細胞活性8マウス      処理    ナチュラルキラー細胞毒性%ヌード/ヌード  薬剤   エフェクター・ ターゲット50:1   100:1  150:1グループ−1食塩水    15:5   25ニア、7  30±11(3,34mg) a 各々のグループの3匹のマウスを食塩水または化合物7で腹腔内ルートで処 理した。膵臓を取り出し、細胞を単離し、その細胞毒性をYAC−1ターゲツト 細胞に対し測定した。各々の値は3匹のマウスの二SD細胞毒活性の平均を示す 。
表−6から明らかなように、化合物りは塩水コントロールと比較して2つのテス トした投与量で2倍を越える増大を示し几。
実施例38−腫瘍に対する細胞毒性免疫機能のインビボ促進H,D、ベアー(H ,D、 Bear)によるキャンサー・リサーチ46;1805.1986に示 されるように、腫瘍細胞のマウスへの接種は腫瘍の成長とともに抗原特異性T細 胞仲介免疫応答の誘発を起こす。これらの誘発T細胞は体内での腫瘍の成長を抑 制および治癒し、腫瘍を持ったマウスの寿命を延長し几。他の文献は腫瘍特異性 T細胞仲介免疫応答が免疫調節剤により促進され得ることを記載する。これは前 記ベアーによる文献、R,B、ハーバ−マンによるジャーナル・オン・バイオロ ジカル・レスポンス・モディファイヤーズ(Journal  Biol、 R e5p、 Modifiers)3 :527 、1984、M、A、  シー バー(M、 A、 Cheever)、P、D、グリーンバー)(P、 D、  Greenbert)、S、ジリス(S、 G11lis)、A、フェフ7−( A。
Fefer)によるイン:A、フエファー・アンド・A、ゴールドスタイン(A 、 GoldsteinXeds、)pp、 127、ニヨーヨーク、レイベン ・ブレス1982およびS、A、ローゼンバーグによるジャーナル・オン・バイ オロジカル・レスポンス・モディファイヤーズ3:501% 1984に示され ている。
表−7 腫瘍細胞および薬剤接種後の肥満細胞腫(PH10)1瘍細胞に対する細胞毒性 リンパ球活性のインビボ促進8マウス 接種物 処理          細胞 毒性%薬剤           日数 DBA/2   PH10食塩水    13   4   9   9a 各 々のグループの10匹のマウスに2X]0’個の腫瘍細胞を接種した。5時間後 、塩水またはヌクレオシド化合物−2−溶液(2mg/マウス)を各々のマウス に投与した。3.5.7または9日後、膵臓細胞を単離し、その細胞毒性をP8 15腫瘍細胞に対し、ゴンザレスおよびンヤーマに記載のごとく測定した。
化合物ヱーについてマストシトーマ腫瘍細胞に対する細胞毒性リンパ球応答を増 加するかどうか測定しf二。このテストにおいてマウスは肥満細胞腫細胞(PH 10)で免疫化され、5時間後代合物ユ溶液をマウス1匹につき2mlの量で投 与しに。さらに組換えインターロイキン−2をマウス1匹につき50Uを与えて 対照として使用した。
化合物−2−または組換えインターロイキン−2のいずれか一方を投与し1こ後 、膵臓細胞の腫瘍細胞を殺す能力を測定した。
表−7が示すように、化合物りで処理したマウスからの細胞は対照群と比べて統 計的に極めて高い細胞毒性を示しy:(p<o、Q5)。
同様に組換えインターロイキン−2処理マウスは対照群p<0.05と比べてよ り高い細胞毒活性を示した。化合物ヱーと組換えインターロイキン−2の活性は 本質的に等しく、化合物り力(体内での腫瘍細胞に対する細胞免疫応答を促進し 得ることを示す。
実施例39−人末梢血単核細胞(PBMNC)の1gM生成のインビトロ促進 この実施例においてB細胞促進をスタフィロコッカス・アウリュース・コーワン (s A C)に対する1gM生成の増大を測定することにより決定する。PB MNC細胞をSACを用いて化合物1)存在もしくは不存在下に培養した。培養 の7日および10日後、表面に浮かぶ物質を取り出し、E、イングバル(E、  Engvall)によるメンツズ・オンーxンジモロジー(Methods   of  Enzymology)70;4]9.1980に記載のようにEL  I SAによるIgMの存在を評価した。
表−8 人末梢血単核細胞による体内での1gM生成の影響実施例  培養             I gM (;g/ ml)日数I   PBMNC単独              40    372±38PBMNC+SAC1400±2 82  2500±2502  B細胞単独           38B細胞 −5AC1800 3PBMNC単独             50PBMNC−化合物″7(0 ,2mM)     1710±127PBMNC?PWM               560:84PBMNC−5AC612二53 a 通常のドナーからのP B M N C単独または濃厚B細胞を単独または スタフィロコッカス・アウレウス・コーワン(SAC)とともに化合物ヱーの存 在および不存在下に培養しに。培養後、表面物質を取り出し、EL I SAに よりIgMを評価した。
表−8から明らかなように、SACはP B M N Cを活性化して、2倍以 上大きい1gMレベルを示した。1gM生成における同様の増得た。この増加は 公知のミトーゲン「ホークライード(pokeveed)Jに口人培養システム におけるSAC誘導1gMの促進を仲介することを示す。
実施例40−一次抗一羊の赤血球抗体反応のインビトロ促進化合物りを用いてイ ンビボでの羊の赤血球に対する一次抗体応答への影響を調べた。4つのグループ のマウス(C57BL/6)に食塩水中に懸濁した羊の赤血球0.1%を腹腔内 投与した。種々の時間において種々の濃度で化合物りを腹腔内投与しに0このテ ストの結果を表−9に示す。
表−9 一次抗一羊の赤血球抗体反応への影響8(C57BL/6)        、   (ng)■、 グループ−1−−103±33 グループ−2=   2.97  307=156グループー3    =    4.97  37]i56■、 グループ−1÷   −81−:29グルー プ〜2    ’−,2,97165±28グループ〜3    +   4. 95  467:170グループ−4+   4.95  433±172■、   グループブー]    −−44±18グループ−2=   1.9    143±140グル−プ−3士  3.3   176±105a 4つのC5 7BL/67ウスのグループに6.5xlO’の5RBCおよび種々の量の化合 物−2−を腹腔的注射した。PFC−SRBCの数値(平均±SDとして示す) をシーバーに記載の通り6日後に測定した。
表−9用に抗体細胞の数をN、に、シャーン(N、 K、 Jcrne)、A、 A、ノルディン(A、 A、 Nordin)によるサイエンス140,405 .1963に記載の通り、シャーン・ノルディン・プラグ・アッセイにより測定 した。表−9に示す結果は、化合物−ヱーが抗体形成細胞の数の大幅な増大をも たらすことを示す。
本発明の化合物を用いて抗ウィルス活性を試験した。試験は種々のRNAおよび DNAウィルスに対する化合物の治療および予防効果の両者について行なわれた 。
実施例41−ヘルペス・シンプレックス・ウィルス(HerpesS impl ex V 1rus)タイプlおよび2に対する抗ウィルス活性このテストにお いて化合物りをヘルペス・シンプレックスタイプlウィルスおよびヘルペス・シ ンプレックスタイプ2ウイルスの両者に対して行った。テストはモデルとしてマ ウスを用いてインビボでの予防処置として行った。これらのテストにおいて偽薬 をコントロールのために用いた。生存時間はテスト中に死滅した動物の生存時間 を表す。
表−10 ヘルペス・シンプレックスウィルスタイプ1感染の影響に対する抗ウィルス活性 投与量8  生存数/合計    平均生存化合物   (mg/kg/1日)    (%)     時間(日数)偽薬           1/12(0 )    12.5=3.0化合物7  200    6/12(50)cl l、0=1.7化合物7  100    4/12(25)  11.4±1 .8化合物ヱー   50    8/12(75514,8=5.Oa 処理 をウィルス接種に対し、−48、−24−2時間で一日一して使用した。
C両側フィッシャー・エギザクト・テスト(two −tailed F 1s herexact test)より測定した薬剤処理および偽薬対照マウス間の 統計的な有意差(0,025)。
表−10に示すようにヘルペスタイプ1に感染したマウスの予防処理は化合物り で効果的に行なわれfコ。100a+g/Kg投与での応答はそれより多いおよ び少ない量の投与の両者より低くなるという応答におけるバラツキがあった。
表−11 ヘルペス・シンプレックスウィルスタイプ2感染に対する抗ウィル投与量8   生存数/合計    平均生存化合物  (mg/kg/1日)   (%)     時間(日数)偽薬5 −     0/12(8)      9.8  ±1.Oa 処理をウィル ス接種に対し、−48、−24−2時間で一日一して使用しLo C両側を検定(two −tailed t −test)より測定し几薬剤処 理および偽薬対照マウス間の統計的な有意差(p<0.05)。3匹のマウスが ウィルス接種後、l5および2日のポストウィルス培養で薬剤毒性のために死亡 した。残りのマウスは対照とほぼ同じの9.6±0.8日で死亡した。
d 両側を検定(two−tailed t−test)より測定した薬剤処理 および偽薬対照マウス間の統計的な有意差(p<0.05)。
表−11に示すようにヘルペスタイプ2感染の予防処置はすべてのレベルで効果 的であった。50および100mg/Kgで平均生存時の統計的有意性は両側フ ィッシャー・エギザクト・テストによる統計的有意性(p< 0 、1 )の範 囲外であった。200mg/Kgでの投与は部分的に毒性を示した。
実施例42−マウスのインフルエンザBウィルス感染に対する抗ウィルス活性 化合物りについてマウスのインフルエンザBウィルス感染に対する治療性をテス トし1こ。食塩水対照に加えて、リバビリン(既知の抗ウィルス剤)をテストに 用い1:。結果を表−12に示す。
表−12 マウスのインフルエンザBウィルス感染に対する抗ウイルス活性投与量3        生存数/合計 平均生存化合物  (ng/kg/1日)処理方法     (%)  時間(日数)食塩水    −a     O/12(0)   8.7±2.7リバビリン 100    a    l O/] 2(83) c8.0±0.0化合物ユ  100    b     2/12(17)   6.6±1.150   b    2/+2(17)  6.4±1,58 1日の半分の投与量をウィルス接種前から開始して7日間1日に2回投与した。
b ウィルス接種に関して一2時間および2日、4日および6日目に1日に1回 処理した。
c  p<0.001両側を検定。
表−12に示すようにマウスのインフルエンザBに対する化合物7はインフルエ ンザに抗ウィルス活性を有さない食塩水とインフルエンザに高い抗ウィルス活性 を示すリバビリンとの間の効果を有する。
実施例43−マウスのサンアンジエロウイルス感染に対する抗ウィルス活性 本実施例においてサンアンジエロウイルス(脳炎型ウィルス)に対する抗ウィル ス活性を治療および予防プロトコールの両者を用いて測定しに0このテストの結 果を表−13に示す。以前の実施例と同様にリバビリンを陽性の抗ウイルス対照 として用い、血清を陰性の抗ウイルス対照として用い1;。
表−13 マウスのサンアンジェロウイルス感染に対する抗ウイルス活性投与量8 処理  生存数/合計   平均生存化合物  (ng/kg/1日)方法    (% )    時間(21日)食塩水    −a    2/12(17)     7.5月、2リバビリン 200    a    11/12(92) ”   12.3=2.9化合物7   2oo    b    12/12(1 00)”  >21100    c    12/12(100)e> 21 50    c    12/12(100)8> 13.0二〇、0化合ll     200    d    12/12(100) e>21日1日の半 分の投与量をウィルス接種2時間前から開始して7日間1日に2回投与しに。
b ウィルス接種に関して一2時間および2日、4日および6日目に1日に1回 処理した。1日の半分の投与量を1日2回投与した。
Cウィルス接種に関して一2時間および2日、4日および6日目に1日に1回処 理し1こ。
d 1日の半分の投与量をウィルス接種24および16時間前に投与した。
ep<0.02両側フィッンヤー・エグザクト。
表−13から明らかなように、治療および予防の両方において化ルス活性と等し い値を示した。
実施例44−マウスのマウスサイトメガロウィルス感染に対する抗ウィルス活性 このテストにおいて化合物りをマウスサイトメガロウィルス感染に対する治療ま たは予防効果の両者について試験しに0このテストの結果を表−14および15 に示す。
表−14 マウスのマウスサイトメガロウィルス感染に対する抗ウイルス活性投与量8   処理 生存数/合計  平均生存化合物  (mg/kg/1日)方法     (%)    時間(21日)食塩水    −a    4/12(33)    6.1±0.4化合物乙   200    a    12/12(10 0)c> 21100    b    7/12(58)   7.0±1. 450    b    6/12(50)   6.5±0.8a 1日の半 分の投与量をウィルス接種24および16時間前に投与し1こ。
b −回の投与量をウィルス接種24時間前に投与しf;。
c  p<0.005両側フィッシャー・エグザクト・テスト。
表−15 マウスのマウスサイトメガロウィルス感染に対する抗ウイルス活性投与量8 処 理 生存数/合計  平均生存化合物  (g+g/kg/1日)方法     (%)    時間(21日)食塩水    −a    3/12(25)    6.1±0.9化合物7   100    b    O/12(0)     6.0±0850    b    O/12(0)    6.3±1 .18 ウィルス接種の2時間前から開始して6日間1日1回処理したb ウィ ルス接種に関して一2時間および2日、4日および6日で1日1回処理した。
上記表から明らかなように200mg/Kgの投与量で化合物りは予防における テストで100%治癒した。一方、表−15に見られるようにこの活性は治療に おいては効果を示さなかった。
実施例45 マウスのセムリキ・ホレスト・ウィルス感染症に対する抗ウィルス活性: 抗ウィルス活性をエンセファリティス型ウィルスであるセムリキ・ホレスト・ウ ィルスに対して試験した。本実施例において化合物7および36について治療効 果を試験すると共に、化合物7について予防効果を試験した。結果を治療モード に対しては表16および予防モードに対しては表17に示した。
表16 マウスのセムリキ・ホレスト・ウィルス感染症に対する治療上の抗ウィルス活性 生理食塩水  −a     O/12  (0)    6.7±1.9化合 物7  200      b     7/12  (58)84.2±0. 8100      c     8/ 12  (67)e7.3±0.55 0      c     4/+2(33)   6.6±0.8化合物36  200         10/12(83)f  7.0±0.0100                    6/12   (50)      6 .8±0850                  4/12   (33)       6.1±1.1に始めた。
b ウィルス接種の2時間前および2.4および6日目に処置しL0不溶性であ るために半日投与量を1日2回投与しに。
Cウィルス接種の2時間前および2.4および6日目に1日1回処置した。
d 半日投与量をウィルス接種24および16時間前に投与した。
ep<、01  両側フィッシャー法 f  p<、02  両側フィッシャー法表17 マウスのセムリキ・ホレスト・ウィルス感染症に対する予防上の抗ウィルス活性 生理食塩水  −d      l/8  (12)    10.4±1.3 化合物7   200      d     4/8(50)    11. 8±2.98 半日投与量を1日2回7日間投与しウィルス予備接種2時間前に 始めた。
b ウィルス接種の2時間前および2.4および6日目に処置した。
不溶性であるために半日投与量を1日2回投与した。
Cウィルス接種の2時間前および2.4および6日目に1日1回処置した。
d 半日投与量をウィルス接種24および16時間前に投与し1こ。
ep<、01  両側フィッンャー法 表16および表17より明らかなように化合物7はこのウィルスに対する治療モ ードおよび予防モードの両方に抗ウィルスや性を示した。更に化合物36も又こ のウィルスに対して治療上の抗ウィルス活性を示した。
上記の表から明らかなように種々のウィルスに対して抗ウィルス活性が見られる 。別の試験において化合物7はインフルエンザBウィルスおよびスプリーノメガ リーを引き起こすフレンド・ロイケミア・ウィルスに対して抗ウィルス活性を殆 んどまたは全く示さなかつヒト・コロナウィルスに対する抗ウイルス活性本実施 例において生後14日のマウスの脳内にヒト・コロナウイルスを接種した。これ らのマウスにつきウィルス接種24および18時間前、化合物7を別々に腹膜的 投与し1こ。表18に示すごとくこのウィルスの感染に対する統計学上の顕著な 有意性が200および100 mg/ kgマウス脳内に投与し几とき観察され た。
表18 生後14日のマウスにおけるヒト・コロナウィルス感染症に対する抗ウィルス活 性 供試化合物3   生存数/合計(%)  平均生存時間b(日)Qc                O/3 3   (0)           6.0 土1.6d200       4/32  (13)     7.0±1. 4e100       8/33  (24)f   7.2+2.0”50         0/33  (0)       6.9±2.2a 半日投 与量をウィルス接種前24および18時間投与した。
b 死亡マウスの平均生存時間。生存数は21日間生存したものの数。
c 2%炭酸水素ナトリウム溶液をプラセポとしておよび供試化合物の希釈剤と して用いた。
d 標準偏差 e 統計的有意差 (p<、01)、両側を一検定により決定。
f 統計的有意差 (p<、01)、両側フィッシャー法の正確な検定により決 定。
表18から明・シかなように化合物7は脳内接種されたこのヒト・ウィルスに対 し、抗ウィルス活性を示す。
実施例47 ラット・コロナウィルスに対する抗ウイルス活性生後4〜5日のラット(乳獣) にラット・コロナウィルスを鼻内感染させに。1日前に化合物7またはブラセポ の腹膜的投与を別々に行った。表19に示すごとく化合物7で処置したラットは 高い割合でこの肺感染から生き残った。更に死亡したラットにおいてもブラセボ 処置対照よりも長く生き延びた。
表19 ラット(乳獣)のラット・コロナウィルス感染症に対する抗ウィルス活性 供試化合物8   生存数/合計(%)  平均生存時間b(日)(μM) θ°       7/28  (25)     7.2±1.8d200       22/27  (81)e13.0i1.0f100      1 7/28  (61)elo、2±1.8f50      21/28  ( 75)”    10.1±2.3fa 半日投与量をウィルス接種前24およ び18時間投与しfこ。
b 死亡ラットの平均生存時間。生存数は21日間生存したものの数。
c 2%炭酸水素ナトリウム溶液をプラセボとしておよび供試化合物の希釈剤と して用いた。
d 標準偏差 e 統計的有意差 (p<、02)、両側フィッシャー法の正確な検定により決 定。
f 統計的有意差 (p<、002)、両側を一検定により決定。
実施例48 マウスのエンセファロマイオ力ルディティス・ウィルス感染症に対する抗ウィル ス活性 本試験ではマウスのエンセファロマイオカルディティス・ウィルス感染症に対す る化合物7の別の処置法の効果を研究した。処置はウィルス接種24時間前に行 った。200mg/kgの単一投与を2群のマウスに対して行っ几。1つの群に 対しては更に6日間、化合物7を50mg/kHの割合で1日1回注射した。結 果をブラセボ対照処置および50 mg/ kg群と比較した。表20かみ明ら かなごとく毎日50mg/kg投与しんマウスは200 mg/kg単一投与マ ウスよりも高度に保護され1こ。50 mg/ kg投与群は死亡率が減少し平 均生存時間が延びた。
表20 マウスのエンセファロマイオカルディティス・ウィルス感染症2こ対する単一ウ ィルス増殖処置効果 供試化合物200        5/12 (42)  6.o±1.ae供 試化合物200   00   8/ 12 (67)’  9.5±2.1e a 単一注射を所定時間に行った。表中の数値は供試化合物のmg/kgまたは mg/ kg/日投与量を示す。
b 死亡マウスの平均生存時間。生存数は21日間生存したものの数。
c 2%炭酸水素ナトリウム溶液をプラセボとしておよび供試化合物の希釈剤と して用いf;。
d 標準偏差 e 統計的有意差 (p<、002)、両側を一検定により決定。
f 統計的有意差 (p<、02)、両側フィッシャー法の正確な検定により決 定。
実施例49 インビトロでのヌクレオシドおよびヌクレオチドのムリーン・ナチュラル・キラ ー・セル活性におよぼす抗ウイルス活性本発明の他の化合物のナチュラル・キラ ー・セル活性を上記実施例32に示すごときマウス膵臓細胞を用いて試験した。
試験結果を表21に示す。
表21 インビトロでのムーリーン・ナチュラル・キラー・セル活性におよぼすグアノシ ン・ヌクレオシドおよびヌクレオチドの効果8化合物70.0534.5 化合物16   0.05       10化合物16   0.5         38化合物9    0.05        3化合物9    0 .5        132    なし                  1.6化合物7    0.05       25化合物7    0.25        28化合物16   0.05        3化合物16    0.25       17化合物9    0.05        2 3    なし                 1.6化合物7    0 .05       28化合物16   0.05       14化合物 16   0.25       24化合物9    0.05         0.31化合物9    0.5         6.58 マウスから の膵臓細胞を種々の化合物の存在下および不存在下にインキュベートしり。イン キュベート後細胞を完全培地中にはんだくさせ次いてそれらの細胞毒性を明細書 記載のごときYAC−1標的細胞に対して測定した。
実施例50 インビトロにおけるヒト・ナチュラル・キラー細胞活性におよぼすヌクレオシド およびヌクレオチドの効果本発明の他のヌクレオシドおよびヌクレオチドにつき 上記実施例33に述べたごときインビボのヒト・ナチュラル・キラー細胞におけ る活性を評価した。結果を表22に示す。
表22 インビトロでのヒト・ナチュラル・キラー細胞活性におよぼすグアノシン・ヌク レオシドおよびヌクレオチドの効果化合物7    0.4        9 1化合物16   0.4        69化合物12   0.4         39化合物11   0.4        632    なし                  23化合物12   0.2         433    なし                 17化合物12    0.4        224    なし                   9化合物11   0.4        195    なし                   3化合物7    0.4        37 化合物16   0.4        10化合物9    0.05         66    なし                16.53化合 物7    0.4        50なし                  40化合物9    0.2        437    なし                  4,5化合物7    0.2        1 0化合物8    0.2         5化合物19   0.2          7マウスにおけるマクロファージの1瘍破壊活性マクロフアージを 活性化する能力に関する化合物7の活性を、CBA/CaJマウスに化合物7の 単一投与量(2mg/マウス)を注射することにより試験し、24時聞役膵臓細 胞(S C)の細胞毒性、非看生SCおよび着生SCを測定し1こ。結果を表2 3に示す。
表23 マウスに化合物7を1回注射した後のマクロファージの活性30Jクター・セル   化合物7の投与量     細胞毒性アッセイ(%)(mg)/ 1匹      4時間    20時間脛繊細胞     なし        15      41非着生(SC)     2        45      7 0着生細胞      2        37      69a 1群4匹 のマウス(CAB/CaJ)に化合物7の溶液を2mg/?ウス注射した。対照 群には生理食塩水を注射した。注射24時間後、膵臓を摘出した。着生および非 着生細胞をプラスチック製プレート上て膵臓細胞を1時間インキュベートするこ とにより分離した。R11細胞、非着生細胞(NC)および着生細胞(AC)の 細胞分散液を完全培地中で調製した。
次いでSC,NCおよびACの細胞毒性を4時間および20時間クロム放出アッ セイ中でP815腫瘍標的細胞に対し測定した。
表23から明らかなごとく、腫瘍標的細胞に対して増大した細胞毒性を及ぼす上 記細胞の能力から明らかにされたごとく、化合物7はナチュラル・キラー・セル および着生細胞(マクロファージ)の両方を活性化することができた。
実施例52および53において本発明化合物と公知の抗ウィルス剤、サン・アン ジェロ・ウィルスおよびバンジ・ウィルスに対するリバビリンとの組み合わせ活 性を化合物7を用い、予防プロトコールにおいて測定した。リバビリンを本発明 化合物と併用するための別の抗ウィルス剤として用いた。
実施例52:マウスにおけるサン・アンジエロ(S an  A ngelo) ウィルスに対する複合化学療法 マウスにおけるサン・アンジェロウィルスに対する複合化学療法の結果を表−2 4に示す。
表−24 サン・アンジェロウイルスに対する複合化学療法a)ウィルスを接種する24時 間前?こ生理食塩水もしくは化合物7を一回注射した。0〜6日間の治療は、ウ ィルスを接種する2時間前から開始して、7日間にわたって1日あたり2回おこ なった。
b)死亡マウスの値 C)標準偏差 d)括弧内の値は投与量(H/に9/日)を示す。
e)フィッンヤーの両側精密検定法によって決定しに統計的に有意な数値はp< 0.05である。
実施例53:マウスにおけるバンジ(B anzi)ウィルス感染に対する複合 化学療法 マウスにおけるバンジウイルス感染に対する複合化学療法の結果を表−25に示 す。
表−25 バンジウイルス感染に対する複合化学療法a)ウィルスを接種する24時間前に 一回注射した。
b)ウィルスを接種する2時間前から開始して、7日間にわたって半日投与量で 1日あたり2回おこなった。
C)死亡マウスの値。生存マウスの値は21日間であった。
d)重炭酸ナトリウム2%溶液をプラシーボおよび化合物7の希釈液として使用 した。リバビリンは生理食塩水に溶解させた。
e)両側を検定法によって決定し1こ統計的に有意な数値はp<o、o!5であ る。
表−24および25から明らかなように、既知の抗ウイルス性リバビリンと組合 せた化合物7は予防法的観点からは、試験ウィルスに対して効能がある。
本発明による化合物は転移性腫瘍を患うホスト哺乳動物における転移および該ホ ストにおいて人為的に誘発される転移を抑制する特性を示した。
アレサントリ、ギアバッジ、ファロータノ、スブリーフィコ、ガラッチニおよび マントヴアニらのプロトコル[ヨーロピアン・ジャーナル・オン・キャンサー、 第17巻、第651頁〜第658頁(1981年)参照]を利用しnところ、化 合物7は肉IM5076腫瘍系において抗転移活性を示した。
実施例54:細網細胞における肉腫転移性病巣数の減少細網細胞の肉腫M507 6のフラグメントをマウスに移植した。
該マウスを化合物7を用いて種々の投与量で20日間治療し几。治療後、所望の 組織を採取し、ブアン溶液中に固定し、次いて顕微鏡示す。前者は転移性病巣の 数に関するものであり、後者は転移性病巣を保有するマウスの数に関するもので ある。表−26においては、各試験グループに対する病巣数のレンジとメジアン の両方を示す。
表−26 細網細胞の肉腫M5076に応答して 肺臓と肝臓に形成された転移性病巣8)a)細網細胞の肉腫M5076のフラグ メント(約14mg)をBDF。
雌マウスの左脇腹の皮下へ移植し、24時間後から腹腔内への薬剤のポラス(b olus)注射を開始した。薬剤の投与量はマウスの体重1gあたり0.01x 12とした。対照のマウスにはNaC11!0.09%溶液を同じ基準で投与し た。7匹のマウスによって各処理グループを構成した。投与は1〜20時間にわ たって毎日おこなった。
b)を検定 C)化合物7 表−27 細網細胞の肉腫M5076に応答して肺臓と肝臓に形成され几転移性病巣を保有 するa)細網細胞の肉腫M5076のフラグメント(約1419)をBDPI雌 マウスの左脇腹の皮下へ移植し、24時間後から腹腔内への薬剤の濃縮塊注射を 開始した。薬剤の投与量はマウスの体重19あたり0.01112とした。対照 のマウスにはNaCl20.09%溶液を同じ基準で投与した。7匹のマウスに よって各処理グループを構成し几。投与は1〜20時間にわたって毎日おこなっ た。
b)カイ二乗検定 C)化合物7 表−26および27から明ろかなように、肺臓と肝臓の両方において、転移性病 巣数は統計的に有意に減少した。供試薬剤は服量反応を示し1;。即ち、肝臓の 転移性病巣の完全な抑制が、試験した全投与量に関して、一部のマウス群におい て認められ、また、肺臓の転移性病巣の抑制は62o/kg以上の投与量におい て認められた。
実施例55:細網細胞の転移性肉腫M5076に対する平均寿命の増加 細網細胞の転移性肉腫M5076を移植したホスト動物の平均寿命に及ぼす薬剤 処理の効果を、実施例54に記載したプロトコルに従って調べた。実施例54に 記載のようにして、ホスト動物へ薬剤を20間にわたって投与した。但し、この 場合には生存マウスについてはモニタリングをおこなった。結果を表−28に示 す。
表−28 細網細胞の転移性肉腫M5076に応答したマウスの平均寿命に及ぼす薬剤処理 の効果a)a)細網細胞の肉腫M5076のフラグメント(約14mg)をBD F。
雌マウスの左脇腹の皮下へ移植し、24時間後から腹腔内への薬剤の濃縮塊注射 を開始した。薬剤の投与量はマウスの体重19y)たり0.01xffとした。
対照のマウスにはNaCl20.09%溶液を同じ基準で投与した。6匹のマウ スによって各処理グループを構成した。投与は1〜20時間にわLって毎日おこ ない、投与終了後に生存マウスのモニタリングをおこなった。
b)を検定 C)化合物7 表−28から明らかなように、投与量が62xg/に9もしくはそれ以上の場合 には、ホスト動物の寿命について統計的に有意な増加が認められた。
実施例56:人為的に誘発され7こB10黒色腫の転移性病巣に対する治療効果 人為的に誘発されたBI3黒色腫の転移性病巣は、マッヤノ、ダーとローゼンベ ルクの方法[ジャーナル・オン・イクスベリメンタル・メディスン、第159巻 、第495頁(1984年)]に従って形成させた。供試薬剤である化合物7を 被験動物群に投与した。被験動物群は4つのグループから構成され、第1グルー プは対照であり、第2グループは腫瘍の静脈注射をおこなう24時間前に薬剤を 投与したグループであり、第3グループは薬剤の投与を、腫瘍静脈注射の24時 間前と72時間後におこなっ1こグループであり、ま1こ、第4グループは腫瘍 静脈注射の72時間後に薬剤を投与したグループである。肺で誘発された転移性 病巣の数を測定し、結果を表−29人為的に肺臓内で誘発させたマウスの BI3黒色腫の転移性病巣数の減少8)る各グループのマウスに、EI6黒色腫 細胞5X10’個を静脈注射によって接種した。第2グループ〜第3グループの マウスには、薬剤100 my/に9を腹膜的注射によって投与した。
表−29から明らかなように、薬剤を投与した全グループは対照に比べて、転移 性病巣数に関して低い平均値を示した。対照に比べて、薬剤を投与した各グルー プは転移性病巣数を少なくとも50%減少させ、特に、腫瘍細胞の接種の前後に 薬剤を投与し1こグループと対照との間における転移性病巣数の差異は顕著であ る。
ナショナル・キャンサー・インスティテユートによる標準的な腫瘍試験プロトコ ルに従って試験をおこなったところ、P388@瘍に対する抗腫瘍効果が認めら れ7二。この供試腫瘍系を使用した以下の2つの実施例においては、P2S5を 接種したマウスの平均寿命の増加、異なる腫瘍接種物濃度に対応する動物の数、 薬剤の投与濃度および投与スケジュールを示す。
実施例57:P2S5を接種しfニマウスの平均寿命に及ぼす薬剤の投与スケジ ュールの影響 この実施例においては、薬剤としての化合物7をP388接種マウスに異なった スケジュールで投与したときの、接種後の平均寿命、平均寿命の変化および6日 後の生存腫瘍細胞数を測定した。結果を表−30に示す。この試験においては、 投与量を考慮しないスケジュールによって得たデータを示す。各被処理グループ は15匹のマウスから構成され、各グループはさらに5匹ずつのサブグループに 分割され、各サブグループあたりの薬剤の投与量はそれぞれ37x9/ky/注 射、62u/kg/注射および10419/に9/注射とした。投与終了後、生 存マウスについてのモニタリングをおこなった。
表−30 P2S5を接種し几マウスの平均寿命に及ぼす治療法の影響a) a)P 38 B腹水細胞(IXI06)をBDF、雌マウスの腹腔内へ08目 に移植し、薬剤の濃縮塊の腹腔内注射を所定日に1日1回おこなった。薬剤の投 与量はマウスの体重1gあたり0.01zρとした。対照のマウスにはNaC( !0.09%溶液を同じ基準で投与した。
b)を検定 C)化合物7 ジュールの影響 この実施例においては、P388供試接種物の細胞数、薬剤としての化合物7の 投与量および薬剤の投与スケジュールを変化させ、それらの影響を調べた。これ らの試験においては、変数の最適化はおこなわなかった。このことおよび該試験 における変数の数を考慮するならば、表−31に示す結果は定性的に解釈しなけ ればならない。試験に供しに34グループの76%にあたる26グループは平均 寿命の増加を示したが、残りの8グループは平均寿命の増加を示さなかった。
表−31 薬剤の投与量と投与スケジュールおよび実施例59: C26接種マウスの平均 寿命に及はす薬剤処理の影響 上述のP388処理の場合と同様の方法により、マウスにおけるC26接種腫瘍 に対する本発明による化合物の影響を調べた。この試験の結果を表−32に示す 。この腫瘍はナショナル・キャンサー・インスティテユートのプロトコルに従っ て使用した。
表−32 C26接種マスの平均寿命に及ぼす 薬剤処理の影響8) a) CD F +雌マウスの腹腔内へ結腸癌腫026(細かく切り刻んだ腫瘍 フラグメントをTC199中に1:100の割合で加えた腫瘍ブライ05yQ) を08目に接種し、24時間後、薬剤の濃縮塊の腹腔内注射を開始しに。薬剤の 投与量はマウスの体重19あLす0.011gとしに。対照のマウスにはNaC Qo、09%溶液を同じ基準で投与し―。各処理グループは10匹のマウスから 構成した。処理を1〜20日間にわたり毎日おこなった後、生存マウスのモニタ リングをおこなっ几。
b)一部の処理マウスは最も寿命の長い対照マウスよりも2倍長く生存し、試験 の終了日(53日後)においても生存し1こ。薬剤を104197に9投与した 一匹のマウスには、試験の終了日においても検出可能な腫瘍はみられなかった。
特定の理論によって拘束されるものではないが、本発明による化合物の抗腫瘍活 性はこれらの化学的な細胞毒作用によるものではなく、ホスト動物の免疫系に対 する薬剤の刺激作用によって腫瘍細胞が死滅するものと考えられている。この機 構は表−30および表−31の結果と関係する。即ち、表−30は、平均寿命が 試験期間にわ1;って適度に延び、腫瘍細胞の51%以上か死滅することを示す か、表−31は、薬剤の濃度、腫瘍細胞接種濃度および投与スケジュールを変化 させた場合に、試験プロトコルの75%以上が平均寿命の正の増加をもたらし、 特定のプロトコルにおいては治癒が認められたことを示す。表−32に示すよう に、平均寿命の延長は他の腫瘍系においても認められている。
本発明による化合物は、必要に応じて、活性成分を含有する適当な配合剤の形態 で温血ホストに投与してもよい。従って、本発明による化合物は、静脈へ注射可 能な形態もしくは他の注射可能な形態に調製してホスト動物へ投与してもよい。
さらに、本発明による化合物は適当な経口配合剤、例えば経口シロップ製剤、経 口カプセルもしくは経口錠剤等の形態で投与してもよい。
注射で投与する場合、本発明による化合物は適当な溶液、例えば重炭酸ナトリウ ム溶液もしくは他の緩衝液に溶解して使用する。この種の溶液は濾過処理に付し に後、適当なアンプルもしくはバイアルに入れて殺菌処理に付す。
ンロツブ剤として使用する場合、本発明による化合物を緩衝溶液に溶解させ、こ れを穏やかに撹拌しながらシロップと混合する。カプセルとして使用する場合、 本発明による乾燥した化合物を適当なフィラーもしくはバインダー等、例えばラ クトースしSP粉末もしくはステロテックス粉末等と混合する。錠剤を調製する 場合、本発明による化合物を適当なバインダーもしくはフィラー、例えばコーン スターチNF、 ミクロクリスタリンセルロース、ステロテックス粉末等および 水と混合し、乾燥によって含水量を低減させ、次いでふるい分け、粉砕およびふ るい分けの処理に付し乙後、適当な錠剤に圧縮成形する。
坐剤として使用する場合、本発明による化合物を適当なポリエチレングリコール 、例えばポリエチレングリコール1540および8000等の溶融物に60℃で 溶解させ、次いで25℃で坐剤形態に成形する。
上記の配合剤の他に、本発明による化合物は他の投与技術、例えば該化合物をリ ポソーム等に組み入れて投与してもよい。
さらに、本発明による化合物を前駆薬剤形態で使用することによって調剤性、摂 取性、吸収性および代謝制御性等を改善してもよい。
この種の前駆薬剤としては化合物41および化合物7のトリアセテートエステル 等が例示されるが、本発明による化合物に類似する化合物であって、生体内での 酵素変換反応によって本発明による化合物に変換される化合物も包含される。
この明細書および請求の範囲においては特定の化学構造式と反応スキームを簡潔 にするために、ヘテロ環を有する特定の化合物の種々の互変異性体が、種々の構 造式やスキームに記載しである。置換基がエノール形とケト形のいずれて表示さ れていても、それらは同じ化合物を表わすものである。すなわち、請求の範囲、 アブストラクトおよび明細書においては、単一の構造式のみを使用するために、 環の5位および7位の酸素置換基および硫黄置換基はエルレート形で表示するが 、種々の反応スキームにおいてはこれらの置換基はケト形で表示する。
国際調査報告  DrTITIQユl’l’+QR5

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.哺乳類の腫瘍を処置するにあたり、かかる哺乳類に対し、治療有効量の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 R4、R5、R6およびR7は、独立してH、OHまたは炭素数1〜18のO− アシル、R3はH、炭素数1〜18のアシルまたは▲数式、化学式、表等があり ます▼あるいはR5およびR7はHまたはOH、R6はH、一緒になったR3お よびR4は0▲数式、化学式、表等があります▼Xは=0または=S、 Yは−OH、−SH、−NH2またはハロゲン、ZはH、−NH2、−OHまた はハロゲン、およびハロゲンはClまたはBrを意味する。〕で示される化合物 またはその医薬上許容される塩を投与することを特徴とする方法。
  2. 2.該化合物が、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 R1およびR2は、独立してHまたは炭素数1〜18のアシル、R3はH、炭素 数1〜18のアシルまたは▲数式、化学式、表等があります▼あるいはR1はH 、一緒になったR2およびR3は▲数式、化学式、表等があります▼Xは=0ま たは=S、 Yは−〇H、−SH、−NH2またはハロゲン、ZはH、−NH2、−OHまた はハロゲン、およびハロゲンはClたはBrを意味する。〕で示される化合物ま たはその医薬上許容される塩である請求項1記載の方法。
  3. 3.Zが−NH2で、Yが−OHである請求項1記載の方法。
  4. 4.R1およびR2がH、アセチルまたはベンゾイルで、R3がH、アセチル、 ベンゾイルまたは▲数式、化学式、表等があります▼であるかあるいはR1がH で、一緒になったR2およびR3が▲数式、化学式、表等があります▼である化 合物、またはその医薬上許容される塩を用いる請求項2記載の方法。
  5. 5.Zが−NH2で、Yが−〇Hである請求項4記載の方法。
  6. 6.Xが=0である請求項5記載の方法。
  7. 7.R1およびR2がHである請求項4記載の方法。
  8. 8.R3がHである請求項7記載の方法。
  9. 9.感染哺乳類宿主における腫瘍の転移を抑制するにあたり、かかる哺乳類に対 し、治療有効量の式:▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 R4、R5、R8およびR7は、独立してH、OHまたは炭素数1〜18のO− アシル、R3はH、炭素数1〜18のアシルまたは▲数式、化学式、表等があり ます▼、あるいはR5およびR7はHまたはOH、R6はH、一緒になったR3 およびR4は▲数式、化学式、表等があります▼Xは=Oまたは=S、 Yは−〇H、−SH、−NH2またはハロゲン、ZはH、−NH2、−OHまた はハロゲン、およびハロゲンはClまたはBrを意味する。〕で示される化合物 またはその医薬上許容される塩を投与することを特徴とする方法。
  10. 10.該化合物が、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 R1およびR2は、独立してHまたは炭素数1〜18のアシル、R3はH、炭素 数1〜18のアシルまたは▲数式、化学式、表等があります▼あるいはR1はH 、一緒になったR2およびR3は▲数式、化学式、表等があります▼Xは=0ま たは=S、 Yは−OH、−SH、−NH2またはハロゲン、ZはH、−NH2、−OHまた はハロゲン、およびハロゲンはClまたはBrを意味する。〕で示される化合物 またはその医薬上許容される塩である請求項9記載の方法。
  11. 11.Zが−NH2で、Yが−OHである請求項9記載の方法。
  12. 12.R1およびR2がH、アセチルまたはベンゾイルで、R3がH、アセチル 、ベンゾイルまたは▲数式、化学式、表等があります▼であるかあるいはR1が Hで、一緒になったR2およびR3が▲数式、化学式、表等があります▼である 化合物、またはその医薬上許容される塩を用いる請求項10記載の方法。
  13. 13.Zが−NH2NH2で、Yが−OHである請求項12記載の方法。
  14. 14.Xが=0である請求項13記載の方法。
  15. 15.RIおよびR2がHである請求項12記載の方法。
  16. 16.R3がHである請求項15記載の方法。
  17. 17.哺乳類宿主の免疫系を刺激するにあたり、かかる哺乳類に対し、治療有効 量の式:▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 R4、R5、R6およびR7は、独立してH、OHまたは炭素数1〜18のO− アシル、R3はH、炭素数1〜18のアシルまたは▲数式、化学式、表等があり ます▼あるいはR5およびR7はHまたはOH、R6はH、一緒になったR3お よびR4は▲数式、化学式、表等があります▼Xは=0または=S、 Yは−OH、−SH、−NH2またはハロゲン、ZはH、−NH2、−OHまた はハロゲン、およびハロゲンはClまたはBrを意味する。〕で示される化合物 またはその医薬上許容される塩を投与することを特徴とする方法。 特表平3−
  18. 18.該化合物が、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 R1およびR2は、独立してHまたは炭素数1〜18のアシル、R3はH、炭素 数1〜18のアシルまたは▲数式、化学式、表等があります▼あるいはR1はH 、一緒になったR2およびR3は▲数式、化学式、表等があります▼Xは=0ま たは=S、 Yは−〇H、−SH、−NH2またはハロゲン、ZはH、−NH2、−OHまた はハロゲン、およびハロゲンはClまたはBrを意味する。〕で示される化合物 またはその医薬上許容される場である請求項17記載の方法。
  19. 19.Zが−NH2で、Yが−OHである請求項17記載の方法。
  20. 20.R1およびR2がH、アセチルまたはベンゾイルで、R3がH、アセチル 、ベンゾイルまたは▲数式、化学式、表等があります▼であるかあるいはR1が Hで、一緒になったR2およびR3が▲数式、化学式、表等があります▼である 化合物、またはその医薬上許容される塩を明いる請求項19記載の方法。
  21. 21.Zが−NH2で、Yが−OHである請求項20記載の方法。
  22. 22.Xが=0である請求項21記載の方法。
  23. 23.R1およびR2がHである請求項20記載の方法。
  24. 24.R3がHである請求項23記載の方法。
  25. 25.哺乳類宿主のナチュラルキラー免疫細胞を増強させるにあたり、 かかる宿主に対し、有効量の、活性成分として5−アミノ−3−β−D−リボフ ラノシルチアゾロ[4,5−d〕ピリミジン−2,7(6H)−ジオンまたはそ の医薬上許容される塩を含有する医薬組成物を投与することを特徴とする方法。
  26. 26.哺乳類宿主のマクロファージ細胞を増強させるにあたり、かかる宿主に対 し、有効量の、活性成分として5−アミノ−3−β−D−リボフラノシルチアゾ ロ[4,5−d]ピリミジン−2,7(6H)−ジオンまたはその医薬上許容さ れる塩を含有する医薬組成物を投与することを特徴とする方法。
  27. 27.宿主のリンパ球細胞を増強させるにあたり、かかる宿主に対し、有効量の 、活性成分として5−アミノ−3−β−D−リボフラノシルチアゾロ[4,5− d]ピリミジン−2.7(6H)−ジオンまたはその医薬上許容される塩を含有 する医薬組成物を投与することを特徴とする方法。
  28. 28.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 R4、R5、R6およびR7は、独立してH、OHまたは炭素数1〜18の0− アシル、R3はH、炭素数1〜18のアシルまたは▲数式、化学式、表等があり ます▼あるいはR5およびR7はHまたはOH、R6はH、一緒になったR3お よびR4は▲数式、化学式、表等があります▼Xは=0または=S、 Yは−OH、−SH、−NH2またはハロゲン、ZはH、−NH2、−OHまた はハロゲン、およびハロゲンはClまたはBrを意味する。〕で示される化合物 またはその医薬上許容される塩。
  29. 29.該化合物が、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 R1およびR2は、独立してHまたは炭素数1〜18のアシル、R3はH、炭素 数1〜18のアシルまたは▲数式、化学式、表等があります▼あるいはR1はH 、一緒になったR2およびR3は▲数式、化学式、表等があります▼Xは=0ま たは=S、 Yは−OH、−SH、−NH2またはハロゲン、ZはH、−NH2、−OHまた はハロゲン、およびハロゲンはClまたはBrを意味する。〕で示される化合物 またはその医薬上許容される塩である請求項28記載の化合物。
  30. 30.Zが−NH2で、Yが−OHである請求項28記載の化合物。
  31. 31.R1およびR2がH、アセチルまたはベンゾイルで、R3がH、アセチル 、ベンゾイルまたは▲数式、化学式、表等があります▼であるかあるいはR1、 がHで、一緒になったR2およびR3が▲数式、化学式、表等があります▼であ る化合物、またはその医薬上許容される塩を用いる請求項29記載の化合物。
  32. 32.Zが−NH2で、Yが−OHである請求項31記載の化合物。
  33. 33.Xが=0である請求項32記載の化合物。
  34. 34.R1およびR2がHである請求項31記載の化合物。
  35. 35.R3がHである請求項34記載の化合物。
  36. 36.5−アミノ−3−βD−リボフラノシルチアゾロ[4,5−d]ピリミジ ン−2.7(6H)−ジオンまたはその医薬上許容される塩。
  37. 37.請求項36記載の化合物の5′−ホスフェート。
  38. 38.請求項36記載の化合物の3′−5′環状ホスフェート。
  39. 39.5−アミノ−2−チオキソ−3−β−D−リボフラノシルチアゾロ[4, 5−d]ピリミジン−7(6H)−オン。
  40. 40.治療有効量の5−アミノ−3−β−D−リボフラノシルチアゾ口[4,5 −d]ピリミジン−2,7(6H)−ジオンまたはその医薬上許容される塩と共 に治療学的に許容される希釈剤または担体を含有する抗腫瘍組成物。
  41. 41.治療有効量の5−アミノ−3−β−D−リボフラノシルチアゾ口[4,5 −d]ピリミジン−2,7(6H)−ジオンまたはその医薬上許容される塩と共 に許容される希釈剤または担体を含有する免疫系増強用組成物。
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