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JPH03503757A - タンパク質およびその誘導体 - Google Patents

タンパク質およびその誘導体

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JPH03503757A
JPH03503757A JP63505229A JP50522988A JPH03503757A JP H03503757 A JPH03503757 A JP H03503757A JP 63505229 A JP63505229 A JP 63505229A JP 50522988 A JP50522988 A JP 50522988A JP H03503757 A JPH03503757 A JP H03503757A
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JP
Japan
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protein
region
thrombin
thrombomodulin
human
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JP63505229A
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English (en)
Inventor
ネクセー,ビヨルン アンデルセン
エスパー,ボエル
Original Assignee
ノボ―ノルディスク アクティーゼルスカブ
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 34、トロンビンに高い親和力で結合することにより定義されたヒトトロンボモ デュリンとほとんど同じ生物学的活性を有するタンパク質であって該タンパク質 とトロンビンとの複合体へプロティンCを活性化しうる能力を付与しうる力を有 するタンパク質を製造する方法であって、a)細胞へ請求項31に記載のベクタ ーを挿入し、b)前記細胞を適当な培地中で増殖し、そしてc)前記ベクターで エンコードされそして前記細胞により作られるトロンボモデュリン活性を有する タンパク質生成物を単離する ことからなる前記タンパク質の製造方法。
35、前記細胞がバクテリア細胞、酵母細胞、真菌細胞または哺乳動物細胞、好 ましくは哺乳動物細胞である請求項34に記載の方法。
36、生理学的に許容されうるキャリヤーまたは賦形剤と組合わせて請求項1〜 16のいずれかによるタンパク買掛なくとも1つまたはその生理学的に適合なそ の塩もしくはエステルを含む医薬品。
37、生理学的溶液の形の請求項36に記載の医薬品。
38、トロンビン症状の治療または予防のための請求項1〜16のいずれかに記 載のペプチドまたは請求項36または37に記載の医薬品の使用。
39.請求項1〜16のいずれかに記載のタンパク質受なくとも1つまたは請求 項36または37に記載の医薬品の有効量を哺乳動物へ投与することからなる哺 乳動物におけるトロンビン症状の治療方法。
40、請求項1〜16のいずれかに記載のタンパク質受なくとも1つまたは請求 項36または37に記載の医薬品の有効量を哺乳動物へ投与することからなる哺 乳動物におけるトロンビン症状の予防方法。
41、血液との接触および/または哺乳動物の身体への挿入および/もしくは埋 込みのために考案された製品に塗布するための請求項1〜16のいずれかに記載 のペプチドの使用。
42、血液との接触および/または哺乳動物の身体への挿入および/もしくは埋 込のために考案された製品であって、請求項1〜16のいずれかに記載のペプチ ドを含む組成の被膜を有する製品。
浄書(内容に変更なし) 明   細   書 タンパク質およびその誘導体 本発明は組換体DNA技術により作られる真正で変更されたヒトトロンボモデュ リン、これらの分子をコードするDNA配列、これらの分子を含有する医薬品お よびトロンビンエピソードの治療および予防のためのヒト治療ならびに予防にお けるこれらの使用に関する。
発明の背景 血液凝固は化学的増幅の古典的例である。凝固において鍵となる物質たとえば血 小板、X■および/または■因子の最小限の刺激が血液の完全なゲル化を誘発す ることができる。
増幅は一連のタンパク質加水分解活性化物たとえば凝固因子xn、■、■、X、 Vおよびプロトロンビンにより仲介され、これはプラズマ中でフィブリンを析出 し細胞要素を閉じ込めることになる。しかしながら、血液凝固は前凝固刺激と釣 合いをとる他の相互反応により調整されそして局所の生理学的必要性に対しもと もと危険な段階式反応と一致させなければならない。これらの影響なしで、開始 された凝固は逃げ去りそして散在的静脈内凝固が起こるであろう。
血管の内側被膜を形成する内皮細胞は潜在的抗血栓症物質の1つの供給源である 。内皮表面上のヘパリンスルフェートは幾つかのレベルで凝固過程を阻害しうる アンチトロンビン■を非常に強化する。
組織プラスミノーゲンアクチベーター、別の血液流動性調節要素は一定の刺激後 向皮細胞から遊離しそしてすでに形成されたフィブリン繊維を再溶解する反応を 開始する。
第三の例は、この発明が向けられるものであるが、トロンボモデュリンである。
トロンボモデュリンは内皮および特定の他の細胞の表面上の糖タンパクであり凝 固の調節に寄与するものである(ダプリュ’オウエンW、0inenおよびシイ 、エスモンC,Esmon、 J。
Biol、Che+s、 %瓜: 5532−5535 iエヌ、エスモンらN 、Esmon etal、、 J、Biol、Chem、 257 : 859 −864.1982 ;また、エル、クローズL、C1ouseおよびビイ、コ ンブP、Comp、 N、Engl、J、Med。
314 : 1298−1304.1986参照)。これは凝固カスケードの終 りから2番目でトロンビンと化学量論的に結合し、そしてそのタンパク質加水分 解特異性を変える。通常、トロンビンはフィブリノーゲンを不溶性フィブリンへ 変える。これはまたV因子および■因子をそれぞれVa因子および■a因子へ活 性化し、これにより陽性のフィードバックにより凝固を強化する。トロンボモデ ュリンと結合後、新しい活性が突出するようになる:トロンビンートロンボモデ ュリン複合体はプロティンCを活性化する。活性化プロティンC(PCa)はプ ロティンSと組合わせて活性化Vaおよび■a補助因子を分解し、したがって凝 固を止める(アール、マーラーらR,Marlar etal、、 Blood  59 : 1067−1072.1982)。活性化プロティンCはまたプラ スミノーゲンアクチベーター(FAI)の阻害物質を分解しこれにより繊維素溶 解を促進する(ブイ・ファンヒンスブルグらV、 van )Iinsburg h at al、、 Blood 65 : 444−451+1985)。同 時にトロンボモデュリンとトロンビンの間の相互作用は明らかにトロンビンのフ ィブリノーゲン、活性化V因子および集合した血小板を固まらせる能力を低下さ せる(シイ、エスモンら、J、Biol、Chem、 257 : 7944− 7947.1982、エヌ、エスモンら、J、Biol、Chem、 258  : 12238−12242.1983)。
要するに、トロンポモデュリンとの相互作用はトロンビンを凝固前駆体から抗凝 固剤へ変えそして繊維素溶解作用に変えるものである。トロンボモデュリンの効 果は劇的であり、これはPCaの形成を100から20000倍に促進する。実 際、トロンビンートロンボモデュリン複合体は公知のプロティンCの断然強力な アクチベーターであり、たぶんただ1つのまたは重要な生理学的関連物質である 。
トロンビンートロンボモデュリン複合体により開始されそしてプロティンCによ り仲介される陰性のフィードバックループはインビボで非常に重要なものである 。恐らく異型接合性遺伝子欠乏のためと思われるプロティンC欠乏を部分的に有 するヒトは静脈内血栓形成のエピソードを時々有する(エル、クロウズL、C1 ouseおよびビイ、コンブP、Comp、同上)。
完全なプロティンC欠乏を有する患者の運命はより厳しい。
彼らはプロティンC−豊富濃厚物で処置しない限り多くの血栓症状により幼児の ように死亡する。
したがって、トロンボモデュリン開始フィードバックは身体の止血機構において 重要な調節機能を果すことが明らかである。この観点にしたがえば、溶解された トロンボモデュリンはインビトロで抗凝固作用を有する。界面活性剤により溶液 に保持される、はぼ4nMの濃度がヒト血漿の部分的トロンボプラスチン時間を 2倍にするために報告されている(ニス。
クロサワS、Xurosawaおよびエヌ、アオキN、Aoki、 Throm b。
Res、 37 : 353−364.1985)。
トロンポモデュリン分子 ヒトトロンボモデュリンは胎盤から精製される(エイチ。
サレムら)1.salem et al、、 J、Biol、Chem、 25 9 : 12246−12251 ;ニス、クロサヮおよびエヌ、アオキ、同上 )。簡単に言えば、方法は膜の製造、非イオン系界面活性剤中での可溶化および そのプロテアーゼ活性がジイソプロビルホスホフルリデートにより破壊された固 相トロンビンにおいて2回のアフィニティクロマトグラフィからなる。精製は両 方とも追加工程、すなわちイオン交換クロマトグラフィまたはサイズ排除クロマ トグラフィのいずれかを含む。
トロンボモデュリンは非常に安定な糖タンパクである。活性は、1%SOS、8 Mウレア、pH2、pH10で処理し、または10分間沸とうさせてもサンプル から定量的に回収されうる。
しかしながら、メルカプトエタノールまたはペプシンでの処理は完全に活性を破 壊する。分子は界面活性剤の不存在下では非常に可溶性が低い。
トロンポモデュリンの精製した標品はゲル電気泳動において1つの優勢なバンド を示す。生物学的活性はゲルから回収されそしてバンドと一致する。電気泳動移 動度はだいたい分子量88−105.000ダルトンに相当するが、しかし推定 値はゲルシステムに応じてむしろ明らかである。等電点は低く、はぼ4である。
推定されたアミノ酸組成は公表されている(ニス、クロサワおよびエヌ、アオキ 、同上)が、詳しい特徴は少量の物質により重大に妨害された。
他の種類からのトロンボモデュリンの研究は上記記載を非常に強固にする(エヌ 、エスモンらN、Esmon et al、、 J、btol。
Cbem、 257 : 859−864.1982)。さらに、最近の結果は ヒトトロンボモデュリンの分子特性にさらに光を与える。C−末端側の半分から なるウシトロンボデユランの部分的cDNA配列はこの部分がLDLレセプター とある程度類似していることを示す(アール・ジャックマンら、R,Jackm an et al、、 Proc。
Natl、Acad、Sci USA 83 : 8834−8838.198 6)。はぼ240個のアミノ酸領域はシスティン残基を含みその間隔は表皮成長 因子(EGF)に似た6単位のフォーメーションと一致する。この領域にはN− 結合したグリコジル化のための2つの潜在的部位がある。またこれはセリン、ト レオニンおよびプロリン残基に冨む56個のアミノ酸の領域により部分的にオー バーラツプされ、LDLレセプターとの類似においてO結合した糖鎖を有するで あろう。次いでたぶんトランスメンプラン領域を表わす24個の疎水性アミノ酸 の一つづきが続き、そして最後に多価陽電荷残基で始まる56個のアミノ酸セグ メントであってたぶん短かい細胞質ドメインを表わすものが続く。以下に記載し たように、我々の結果はヒトおよびウシトロンボデユランが少なくとも一部分類 似することを示している。
ウシトロンボデユランは最近イオン交換によりその抗凝固特性に差がある酸性お よび非酸性フラクションに分離された(エム、シイ、ボウリンらM、C,Bou rin et al、、 Proc。
Natl、Acad、Sci、 USA 影葺5924−5928.1986) 。両方のフラクションはプロティンC活性化に必要なトロンビン補因子活性を含 有していた。さらに、酸性フラクションはトロンビンによるフィブリノーゲン凝 固を予防しそしてヘパリンと同様の方法で抗トロンビンによるトロンビン中和を 促進する。2つの後者の特性はポリカチオンポリブレンによりおよびヘバリナー ゼにより廃止される。これらの結果は直接および間接トロンビン中和活性がペプ チド鎖の第二グリコジル化によるものであり、一方プロチインCコアクチベータ ー活性がそうでないことを示している。
国際特許出願NαPCT JP86100330(W087100050)にお いてはヒト肺から単離されたトロンポモデュリン活性を有する化合物の作成が言 及されている。
特定の問題が今までひどく抗凝固剤としてトロンボモデュリンの使用を妨害して きた:1)分子がヒトの一次的材料から制限された純度の最小限量で入手できる のみである。2)分子が界面活性剤の存在下で可溶性であるだけである。
これらの問題はトロンボモデュリンが臨床的に有用となり得る前に解決されなけ ればならない。さらに、特定の生理学的構造に分子の目標を置くことによりトロ ンボモデュリンの特異性を増強することが好ましい。
この点に関しトロンボモデュリンの可溶性形態の存在が存在することを示したこ とを記すことが興味深い(エイチ、イシイH,l5hiiおよびビイ、ダブリュ 、マジェラスP、W、Majerus。
J、Cl1n、Invest、 76 : 217B−2181,1985)。
著者はまた可溶性トロンボモデュリンの組成についても推測しそして膜結合ドメ インを有しないトロンボモデュリンの合成から生じうろことを言及している。
ここにおいて、本発明の発明者により、適当な宿主でヒトトロンボモデュリンの 遺伝子を発現するDNA組換技術を使用することによりそして天然産生ヒトトロ ンボモデュリンに固有の欠点を排除および/または攻撃によりその使用を増加す るために前記遺伝子を変更することにより前記問題を解決した。
定義 本発明を説明する前に以後使用する特定の用語の定義を説明することがその理解 を助けることになるであろう。
相補的DNAすなわちcDNA : mRNA鋳型に存在する配列から酵素的に 合成されるDNA分子または配列。
DNA構築物: DNA分子またはこの分子のクローンで、−末鎖または二本鎖 であり、これは自然に生ずる遺伝子から一部を単離したものまたはそうでなけれ ば自然に存在しない方法で組合わせおよび並べられるDNAセグメントを含有す るために変更されたものである。
プラスミドまたはベクター:宿主細胞へ挿入したときその複製を提供しうる遺伝 子情報を含むDNA構築物のプラスミドは一般に宿主細胞に表現されるべき少な くとも1つの遺伝子配列、ならびにプロモーターおよび転写開始部位を含むこの ような遺伝子発現を促進する機能をエンコードする配列を含む。これはまた線吹 または閉じた環状分子である。
結 合:DNA配列は1つの配列の5′および3′端部が隣接する配列のそれぞ れ3′および5′端部とホスホジエステル結合により接続するとき結合すると言 われている。結合は平滑末端または接着末端の連結のような方法により、cDN Aクローニングを介して結合配列の合成によりまたは直接突然変異誘発方法を介 して配列を除去または挿入することにより達成される。
プレプロ領域二特定タンパク質の前駆体のアミ酸末端に一般に生じ、そして分泌 の間少なくとも一部が一般にタンパク質から開裂するアミノ酸配列。プレプロ領 域は細胞の分泌経路へタンパク質を向ける配列からなる。
ドメインまたはモジュール:タンパク質分子のアミノ酸の三次元、自己組立て配 列であって該タンパク質の特定の生物学的活性に必要な構造要素を含むもの。
凝固と繊維素溶解の特別な関連性とともにドメインとモジュールのさらに別の定 義および別の参考は、フィンガー、増殖因子領域、クリングルスおよびビタミン に一依存性ガンマカルボキシル化領域を含めて次のものを参照せよ:エル、バニ アルらり、Banyal et al、、 FEBS Letter 163  : 37−41.1983およびエル、パティL、Patthy、 Ce1l  41 : 657−663.1985゜トロンボモデュリン活性 トロンボモデュリンは3つの分れた活性を有する。第一に、これはトロンビンと 高い親和性で結合する。第二に、これは特異的にトロンビンートロンボモデュリ ン複合体へプロティンCを活性化しうる能力を与える。第三に、この結合は複合 化トロンビンの反応性を変えて、フィブリノーゲン、血小板およびアンチトロン ビンを含む幾つかの異なった成分にする。
本発明の目的のために、我々はトロンボモデュリン活性がこれらの活性の第一お よび第二に相当し、第三の型の活性を無視すると考えるべきである。したがって 、トロンボモデュリン誘導体または一般にトロンボモデュリンは、これらが結合 したトロンビンの別の反応性を変化させるかどうかにかかわらず、もしこれらが プロティンCコアクチベーター活性を有するならば、活性であると考えられる。
プロティンCの活性化 プロティンCは分子量はぼ57,000ダルトンを有する二本鎖糖タンパクであ る。軽い鎖と称する1つの鎖はアミノ末端ガンマカルボキシル化領域とそれに続 く表皮成長因子(EGF)と類似する2つのドメインとからなる。重い鎖と称す る他の鎖はセリンプロテアーゼドメインを含む。プロティンCの活性化は重い鎖 における1つのペプチド結合、Arg−12とLeu−13の開裂からなる。こ れがトロンビンートロンボモデュリンによる触媒作用が大いに促進され、一般に 100〜20.000倍にする反応である。実際に、トロンビンートロンボモデ ュリ”i?1体は公知であるプロティンCの非常に強いアクチベーターであり、 そしてただ1つの生理学的関連物である。
本発明の記載 1つの見地において本発明は、本明細書においてトロンボモデュリンおよびその 誘導体からなるトロンポモデュリンと称する一部の化合物に関する。本発明トロ ンボモデュリンのすべては、上記で言及しそして以下にさらに詳細に特定される であろう共通のある種の特徴を有する。
前記トロンボモデュリンが凝固の治療管理に有用であろうことは予見されている 。患者におけるトロンボモデュリンの量を増加することにより、プロティンCの 活性化を増強しこれにより患者の抗凝固能力を強力にすることができるであろう 。
本発明のトロンボモデュリン誘導抗凝固剤が非常に良く知られた抗凝固剤たとえ ばヘパリンおよびビタミンに拮抗薬より優れていることは予想できる。これらの 良く知られた抗凝固剤は凝固カスケードの幾つかのレベルで妨害しそして合成を 阻害しまたは凝固因子活性を阻害することにより通常の凝固メカニズムを妨げる 。さらに、ビタミンに拮抗剤はガンマカルボキシル化タンパク質の形成を無差別 にブロックすることによりプロティンCの生理学的抗凝固反応を減らし、そして 一般には皮膚の壊死として徴候が表われる血栓症エピソードが抗ビタミンに処置 の初期に生じる(ニー、プレツクマンこれと対照的に、トロンボモデュリンはF AIおよび活性化Vaおよび■a因子の生き残りを制限することにより天然の抗 凝固および繊維素溶解メカニズムを強固するであろうが、しかし血漿中の凝固因 子の集団はほとんどそのままにする。
活性度と同じ位い高いであろう空間特異性はトロンビンの局所形成に依存し、そ して全身的活性度はしたがってごくわずかである。本発明のトロンボモデュリン の抗凝固活性は止血栓の形成を直接妨害するものでもなくフィブリンの構造を変 化させるものでもない。それゆえエピソード流失の形の合併症が通常の抗凝固物 質の使用と比べてより少ないことが期待される。
トロンボモデュリンは、出血の危険が増大した患者またはそのような危険を受は 入れることのできない患者における抗凝固剤として特に有用である。このような 患者には、最近脳血管における血栓が原因で発作を受けた者、最近外科手術を受 けた者、または出血の潜在的供給源(腫瘍、ガン等)を有する者が含まれる。
本発明はさらに図面および例を参考にして以下に詳述するが、添付の請求の範囲 に定義される本発明の範囲がこれらにより限定されるものではない。
図面の簡単な説明 図において 第1図は、ヒトトロンボモデュリンcDNAクーロンを同定するために使用され る60量体DNAプローブの配列を示す。
第2図は、ウシトロンボモデュリン(B ) cDNA (ヌクレオチド850 〜1035) (ジャックマンらJack+++an et al、、 PNA S、 USAi : 8834−8838.1986、第3図)およびヒトトロ ンボモデュリン(H) cDNAクローン92.1C本発明)における相当する 領域からの推測されたアミノ酸配列を存するDNA配列の列を表わす。強い相同 性(囲み線で示される)が分子のこの部分に見られ、これはトランスメンプラン 領域を含む。
第3図は、ウシトロンボモデュリンCB)cDNA(ジャックマンら、PNAS 、 ll5A、邸: 8834〜8838.1986、第3図)およびヒトトロ ンボモデュリン(H)cDNAクーロンp2.H本発明)における相当する領域 から推測されるアミノ酸配列を有する一連のDNA配列を示す。2つの領域(ウ シヌクレオチドNα1〜66および145〜186)が比較され、そして2つの 分子間の同一部分を取り囲む。
第4図はクローン22.1からのヒトトロンボモデニリンcDNA配列(本発明 )を示す。配列はウシcDNA配列(ジャックマンら、PNAS、 USA、益 : 8834−8838.1986.、第3図)の3′未翻訳化部分におけるヌ クレオチド1754〜2123 (369bp )に相当する365hpを示す 。
第5図はヒト細胞系A349 mRNAのRN Aプロット分析を示す。2つの 異なった標品からのmRNA 5gを1%アガロースゲル上で分離し、ニトロセ ルロースにプロットしそしてプラスミド22.1からのニンクートランスレーシ ョン化制限断片を用いてハイブリッド形成する。公知DNAのヌクレオチド長さ を示す。
第6図は、A、BおよびCのマークを付けた選択されたドメインを有するヒト組 織プラスミノーゲンアクチベーターのアミノ酸配列を示す。
第7図は22.1における3640bp挿入のDNA配列を示す。
アミン末端におけるそのシグナルペプチドを有するヒトトロンボモデュリンのア ミノ酸配列がこれらの1文字記号で示されるすべてのアミノ酸残基とともに示さ れる。
第8図はプラスミドpBoe1743−2−9−8のBa+wHI挿入の配列を 示す。合成オリゴヌクレオチドから構築された領域に水平矢印でアンダーライン を引く。エンコードされたヒトtPAシグナルペプチドおよびヒトトロンボモデ ュリン突然変異体のアミノ酸配列はすべてのアミノ酸残基の1文字コードにより 示される。幾つかの制限エンドヌクレアーゼ識別部位を示す。
第9図は哺乳動物発現ベクターpBoel−TM 1の構築を示す。
第10図は哺乳動物発現ベクターpBoel−TM 2の構築を示す。
発明の詳細な説明 その主な1つの見地において、本発明はトロンビンとの強い親和性結合力で定義 されるトロンボモデュリン活性を有する一部の化合物、およびこのような化合物 とトロンビンとの複合体へプロティンCを活性化する能力を付与する力を持ち、 次の構造要素2つ以上を分子のC末端部分から有する:a)はぼ56個のアミノ 酸の短かい細胞質ドメイン、b)はぼ24個のアミノ酸のトランスメンプラン領 域、C)セリン、トレオニンおよびプロリン残基に富む領域、d)少なくとも2 つのEGFドメインからなるドメイン、および e)N−末端 であって、その際要素a)、b)および/′またはC)の1つ以」二は削除され るかまたは親和性付与部分または生理学的溶液における溶解性を増強する部分に 替えられてもよく;またはこれらの生理学的に匹適する誘導体に関する。
この点において、本発明はトロンボモデュリン活性を有する分子を記載しており 、これは生理学的溶液中の真正なヒトトロンボモデュリンと比較して向上した溶 解特性を与えられている。本発明の他の分子はインビボでの特異的組織構造に対 する親和力を与えられているかまたは表面または他の分子もしくは存在物との連 結を与えられている。
このような変更トロンボモデュリンはヒトトロンボモデュリンのアミノ酸配列の 一部を有するが、しかし疎水性メンブランスバニング領域の一部またはすべてを 含むC−末端部分が欠失するかまたは親和性付与物により置換される。
ヒトトロンボモデュリン配列を終結させる1つの好ましい部位は第2図の旧5− 12〜Gly−14に相当する疎水性メンブランスバニング領域の開始点である (第7図)1is−514〜Gly−516(塩基1670−1678)に相当 )。
ヒトトロンボモデュリン配列を終結させる第二の好ましい部位は増殖因子ドメイ ンの配列のC−末端にある。
さらに好ましい実施態様はEGFドメインの数が4と等しいかまたはそれ以上で ある領域e)およびd)だけを含む分子からなることである。
このことは、ヒトトロンボモデュリン配列が2つの最初の増殖因子ドメインのい ずれかのN−末端で終結し、C−末端で疎水性のメンプランスパニング領域の開 始、または増殖因子ドメイン4.5または6のいずれかのC−末端であることが さらに好ましい実施態様であることを示している。
変更したトロンボモデュリンは同時に、これらがN−またはC−末端延長部とし て新規の好ましい異種構造のタンパク質ドメインであって前記ドメインが特定の 生理学的構造物すなわちフィブリン凝固、メンプラン表面、レセプター分子また は細胞質外マトリックス成分に対し好ましい親和力を有するものを備えている点 で融合タンパク質であるかもしれない。
ヒトトロンボモデュリン配列を適当な異種構造ドメインと融合するための1つの 好ましい部位は、第2図における旧5−12〜G1y44に相当するメンプラン スパンニング領域の出発点である。
ヒトトロンボモデュリンを適当な異種構造ドメインと融合するための第二の好ま しい部位は、増殖因子単位配列のC−末端である。
ヒトトロンボモデュリンを適当な異種構造ドメインと融合するためのさらに好ま しい部位は増殖因子ドメイン1.2または3のいずれかのN−末端または増殖因 子ドメイン4.5または6のいずれかのC−末端である。
生理学的構造物に特異的親和力を有するドメインであって融合相手として適当で あるものは増殖因子モジュール、クリングル、フィンガーモジュール、ビタミン に一依存性カルシウム結合ガンマカルボキシル化領域、および抗体誘導、抗原− 識別構造体を包含する。
生理学的構造体に親和力を有する好ましい異種構造ドメインは組織ブラスミノー ゲンアクチベーターおよびフィブロネクチンのフィンガーモジュール、ウロキナ ーゼ、組織プラスミノーゲンアクチベーターおよびプロティンCの増殖因子モジ ュール、組織プラスミノーゲンアクチベーターのクリングルモジュールおよびプ ラスミノーゲンの1番目、4番目および5番目のクリングルモジュールを包含す る。
本発明の1つの特定実施態様において、変性トロンボモデュリンは、第2図の5 er−13までのヒトトロンボモデュリンのN−末端配列、組織プラスミノーゲ ンアクチベーターのフィンガードメイン(第6図における領域A、アミノ酸4〜 50を包含する)を含むまで延長されたC−末端からなる。これは分子にフィブ リンに対する親和力を付与する。
本発明の第二の特定実施態様においで、変性トロンボモデュリンは第2図の5e r−13までのヒトトロンボモデュリンのN−末端配列と組織ブラスミノーゲン アクチベーターの第二のクリングルドメイン(第6図における領域、アミノ酸1 76〜263を包囲する)を含むまで延長されたC−末端とからなる。
これはまた分子にフィブリンに対する親和力を付与する。
本発明の第三の特定実施態様において、変性トロンボモデュリンは第2図の5e t−13までのヒトトロンボモデュリンのN−末端配列と、組織プラスミノーゲ ンアクチベーターの増殖因子モジュール(第6図における領域C、アミノ酸50 〜87を包含する)を含むまで延長されたC末端とからなる。
本発明の第四の特定実施態様において、変性トロンボモデュリンは、その最後の 増殖因子モジュールの第一のシスティン残基までであるがこれを含まないヒトト ロンボモデュリンのN−末端配列、この分子における第一のシスティン残基で出 発する組織ブラスミノーゲンアクチベーターの増殖因子モジュール(第6図にお けるアミノ酸51)を含むまで延長されたC末端とからなる。
本発明の第五の特定実施態様において、変性トロンポモデュリンは、ヒト組織型 ブラスミノーゲンアクチベーター(tPA )および短かいアダプター配列(第 8図)とN−末端結合した細胞外0−グリコジル化豊富ドメインとともに4つの カルボキシル末端表皮増殖因子ドメインからなる。
六番目の実施態様は上記三番目の実施態様に相当するが、しかし細胞外O−グリ コジル化豊富ドメインを排除する。
これに代わり、分子が遊離システィン残基、または1つ以上のりシン残基を含む C−末端延長部を有しインビトロでの共有結合を促進するかまたは簡単にリジン およびアルギニンまたはグルタミン酸またはアスパラギン酸において非常に高い 荷電領域を含み表面との非共を接着を仲介してもよい。
本発明の別の実施態様において、変性トロンボモデニリンは、前出の段落で言及 した切断部位までのヒトトロンボモデュリンのN−末端配列であってスペーサー 分子を介してN −末端配列が抗体またはそのフラグメントのような親和力付与 物と結合してなるものである。適当なスペーサー分子および技術の記載について はティジッセンTijssen″Practice andTheory of  Enzya+e Immunoassays、オランダ、アムステルダム、エ ルセブール、1985またはテンマーク特許出願第1107/87号(これは参 考により編入される)を参照せよ。
第二の主な見地において、本発明は適当な細胞中に完全ヒトトロンボモデュリン 分のすべてまたは一部をエンコードするクローン核酸構築物を発現することによ り真正なならびに上述した変性ヒトトロンボモデュリンを作る手段を提供するも のである。トロンボモデュリンまたはその関連部分は単独でまたは他のドメイン との融合物として発現され生産を促進するか、または上述したような所望する特 別のドメインを提供する。
1つの好ましい実施態様において、本物のまたは変性されたトロンボモデュリン はクローン化した核酸構築物中にヒトトロンボモデュリン遺伝子の天然領域を含 む形でエンコードされ、前記領域は、細胞からの天然タンパク質の輸送に積極的 に含まれそしてついには完全にまたは少なくとも一部が細胞から切り離されるよ うなアミノ酸の発現に原因のあるものである。
第二の好ましい実施態様において、真正なまたは変性されたトロンボモデュリン はクローン化核酸構築物中で組織プラスミノーゲンアクチヘーターのプレープロ 領域を含むブレープロ形でエンコードされる。
第三の主な見地において、本発明は、血栓症疾患を予防または復帰させる点で患 者の治療に有用な、真正または変性トロンボモデュリン含有医薬品を記載するも のである。
本発明のために、ここにおいて出発物質としてcDNAまたはゲノムクローンを 用いた組換え体DNA技術を介して真正なヒトトロンボモデュリンならびに変性 したヒトトロンボモデュリンを作ることが可能になる。
DNAクローンの完全な配列を決定するための技術および新しく独立してはいる が部分的配列がすでに決定されている類似クローンを得るための技術は当該分野 で良く知られておりたとえばマニアティスらの”Mo1ecullar Clo ning+ A Labo−ratory Manual” Co1d Spr ing Harbour Press+ New York、アメリカ、ニュー ヨークのような刊行物に記載されており、これらはここに参考のために編入され る。
好ましい端末化ヒトトロンボモデュリンをエンコードするDNA配列およびヒl −)ロンボモデュリンの一部と他のタンパク質からの好ましい機能的ドメインと の融合物をエンコードするDNA配列の構築は、ヒトトロンボモデュリンcDN Aおよび好ましいドメイン供与分子のcDNAにおける特定位置に特異的制限酵 素識別部位を導入後に行なうのが最も良い。DNA分子の特定位置に制限酵素識 別部位を導入することは、オリゴデオキシリボヌクレオチド指示部位特異的突然 変異誘発についての幾つかの良く知られた非常に効率的な方法(たとえばワイ、 モリナガらY、Morinaga et al、、 BIO/TEC)INOL OGY2 : 636−639.1984)の1つを用いて有利に得られる。C −末端欠失変性ヒトトロンボモデュリンの発生は、オリゴヌクレオチド指示部位 特異的突然変異誘発を用いて得られるのが有利である。疎水性の、メンプラン・ スパニング領域の開始点で終結するこのように好ましい変性ヒトトロンボモデュ リンの1つは、存在するGly−コドンGGC(第2図における塩基Nα889 −891)の位置にストップコドンを特異的に導入することにより構築される。
この同じ突然変異誘発実験においてオリゴヌクレオチドが使用され導入されたス トップコドンへ便利な制限酵素識別部位ちょうど3′を導入しこれによりこの短 かくしたヒトトロンボモデュリンcDNAの翻訳を用いて別の構築作業を助ける 。ヒトトロンボモデュリンcDNAの異なった部分および補充されるべき特異的 ドメインからの他のcDNAの異なった部分を小さなりNAベクター(たとえば pUc19. pBR322およびpGEM3)中でサブクーロンしてから突然 変異誘発を行なう。適当に突然変異を誘発して結合位置に新しい制限部位を導入 後、cDNAを順番に配列して突然変異した遺伝子型を確認する。突然変異した フラグメントを次いで発現ベクターにおける連結反応により直接−緒にするかま たは短かい二本鎖合成オリゴヌクレオチドアダプターの使用を介して一緒に結合 する。
これらすべての操作は当該分野でよく知られた手段(ティ。
マニアテイスら、”Mo1ecular Cloning、 A Labora tory manual″。
Co1d Spring Harbor Press、 New York、米 国ニューヨーク、1982)を含み、たとえばDNAフラグメントの連結および 別の構築物またはエンコードされた突然変異タンパク質および融合タンパク質の 発現のいずれかのための異なったベクター中でのこれらのクローニングである。
哺乳動物細胞、酵母、真菌および細菌を含む様々な宿主細胞がタンパク質を作る ために使用されうる。しかしながら、培養した哺乳動物細胞が好ましい。1つの 特に好ましい細胞系列はBHK細胞系tk−ts13(ヴエクタ−Waech  terおよびバセルガBaserga)、 Proc、Natl、Acad、S ci、 USA 79 : 1106−1110+1982)である。これらの タイプの宿主の各々にクローン化遺伝子を発現する方法は当該分野で公知である 。
培養した哺乳動物細胞における変性トロンボモデュリンの発現のために、適当な トランスフェクション法たとえばリン酸カルシウム仲介トランスフェクション( グラムハGrahamおよびファンデル ニブVan der Eb、 Vir ologV 52 : 456−467゜1973 ;ウィグラーら引gler  et al、による変性として)により細胞へ導入される。DNA−リン酸カ ルシウム沈でん物が形成し、この沈でん物を細胞へ施こす。細胞の一部がDNA を取り込み数日間で細胞内部にこれを保つ。細胞のわずかなフラクションがDN Aを宿主細胞のゲノムへ組込ませる。これらの組込みは選択可能な表現型(選択 可能なマーカー)を付与する遺伝子とコトランスフェクションすることにより同 定される。好ましい選択可能なマーカーはマウスジヒドロホレートレダクターゼ (DHFR)であり、これは薬剤メトトレキセ−ト(MTX)に対する細胞耐性 を付与する。宿主細胞がDNAを取込んだ後、適当なやり方で選択可能なマーカ ーを発現する細胞集団を選択するために薬剤選択を行なう。
トランスフェクトされた細胞により作られたトロンボモデュリン活性化合物はイ オン交換カラムへ吸着させるかまたはアフィニティクロマトグラフィにより細胞 培養基から精製される。好ましいアフィニティカラムの1つは不活性な固定化ト ロンビンを含む(エイチ、サレムらH,Salem et at、、 J、Bi ol。
Chew、 259 : 12246−12251.1984)。別の有利な技 術は、所望のトロンボモデュリンにおける特異的抗原決定基に対し行なわれるモ ノクローナル抗体またはそのフラグメントを用いることである。これらを固相と 結合したアフィニティ試薬として使用して効率の良いカラム精製を付与すること ができる。
モノクローナル抗体の増大、これらのカラムマトリックスへの結合および単離な らびに精製のための抗体アフィニティカラムの使用は当該分野でよく知られてい る。
例1 ヒト細胞系A349からのメツセンジャーRNAの調製肺ガン組織(ギヤーらG iard et al、 (1972)J、Natl、CancerInst、  51 : 1417−1423)から単離されるヒト細胞系A349 (アメ リカタイプ力ルチュアコレクションCCL 185)は1細胞(ref)当りト ロンボモデュリン約10,000分子に発現することがわかっている。A349 はmRNA調製用の供給源として使用された。A349は、lO%ウシ胎児血清 および抗生物質を含むRPM11640中で全細胞数9.4X10’まで増殖し た。
全RNAをグアニジニウムチオシアネート法(guanidinumthioc yanate method) (チルブラインらChirgwin et a l、(1979)Biochemistry 18 : 5293−5299) により単離されそしてCsCj2グラジェント遠心分離により精製された。RN A 4SOn全量が得られ、そしてmRNAがオリゴ(dT)−セルロースカラ ムの使用により単離した(アヴイブとレーダーAviv& Leder(197 2)PNAS旦: 1408−1412)。全RNA 750■から−RNA  61ガが得られた(1回)。エタノール沈でん後、mRNAのこの調製物を最終 濃度1jtg/mで10mM )リスHCf pH7,5、0,1+oM ED TA−Nagに再懸濁し、次の用途のために一80゛Cで貯蔵した。
記載したように調製されたQIRNAはcDNAライブラリの構築およびmRN Aプロット分析に使用された。
A349 mRNAからのcDNAライブラリィの構築cDNAライブラリィを 、オカヤマ0kayan+aとベルブBergにより記載された方法(Mo1. Ce11.Biol、 2 : 161−170(1982) : Mol。
Ce11.Biol、 3 : 280−289(1983))により構築した 。
大腸菌に12(MC1061) (カサダバンCa5adabanとコーエンシ 、ジエイCohen C,J、 Mo1.Biol、 138 : 179−2 07)を形質転換に使用した。MC1061を37°CにてL−ブロス中で0D iao= 0.5まで増殖した。20dを遠心分離し、細胞ペレットを水冷滅菌 0、1 M CaCj2 z 7−中に再懸濁し、水中で30分間インキュベー トし、簡単に遠心分離し、そして最後に冷却室で一晩維持した。
形質転換−コンピテント大腸菌MC1061の95111をcDNA調製物10 mにつき加えた。混合物を水中で30分間インキュベートし、43.5°Cで4 5秒間熱シヨツクを与え、最後にL−プロス添加後37°Cで30分間インキュ ベートシた。再懸濁後、細胞をアンピシリン(50x/m)含有L−ブロス平板 に薄くかぶせ、37°Cで8時間増殖した。このライブラリィから個々のコロニ ー2、9 XIO’全体が得られた。
ヒトトロンボモデュリンをコードするcDNAコロニーについてのへ549ライ フ゛ラリイのスクリーニング4X10’の個々のコロニーをニトロセルロースフ ィルターを用いた標準コロニーハイブリッド法(マニアナイスら、同上)により スクリーニングした。ジャックマンら(Jackman etal、) (19 86)PNAS Fj4 : 8834−8838が報告しているようにヌクレ オチド532〜591をカバーするウシトロンボモデュリン配列に相当する第1 図に示される60量体オリゴヌクレオチドを合成(アプライドバイオシステム、 USAからのDNA合成機)し、”P (T、ポリヌクレオチドキナーゼおよび T−”P−ATP使用)で標識化しそしてスクリーニングに使用した。
ハイブリッド形成溶液は6×5SC15×デンハート溶液(Denhardt’  5olution)、0.05%SOS (マニアナイスら)および10”c pm/dを含有した。低緊縮洗浄後、さらに分析のために4つのコロニーを選択 した。プラスミド標品を調製し、Hindll!消化を行ない、1%アガロース で電気泳動し、ニトロセルロースフィルター上でプロットし、上記60量体とと もにハイブリッド形成した。22.1と称するプラスミドの1つは強いハイブリ ッドシグナルを与えそしてさらに特性表示のために選択した。
22.1の特性表示 22.1は約3.8kbのcDNA挿入を有し、そしてこの挿入内で部分的DN A配列(マキサムとギルバート、Methods Enzymol。
房し499−560.1980 、サンガーらSanger et al、、  PNAS、 USA74 : 5463−5467、1977)を別な特性表示 のためおよびクローン同定のために得た。第2図および第3図にウシの選択され た領域(ジャックマンら、PNAS、 USA揖し8834−8838.198 6、第3図)と22.1から得られたヒ) cDNAとの間の配列相同性を示す 。アミノ酸同一領域を四角で囲む。第2図から、ウシ配列における24個アミノ 酸残基長さの推定上のトランスメンプラン領域の中において、わずか2個のアミ ノ酸置換基が同じなだけである。
第4図にp2.1の3′未翻訳領域からの配列を示す。分子のこの部分において ウシとヒト配列間のよく保存された領域もまた同一である。
このクローンの完全性を評価するために次の実験が行なわれる。
ヒトトロンポモデュリンmRN^のプロッティング分析ヒト細胞系A349 m RNA 5硝を、2.2Mホルムアミド含有1%アガロースゲルを介して電気泳 動により変性32p−標識化DNA分子量マーカー(HindI[[と称するフ ァージλDNA)とともに分離した(マニアナイスら、“Mo1ecular  cloning : ALaboratory Manual、 Co1d S pring Harbor 1aboratory press”米国ニューヨ ーク、1982)。電気泳動後、ゲルをlX5SC(1x sscは0.150 M NaCfと0.015mクエン酸ナトリウム(pH7)。
である)中で2x10分間すすぎ、その後シーンスクリーン(Gene 5cr een) (TM)ハイブリダイゼーショントランスファー膜へmRNAを一晩 10 X SSC中でブロッティングした。プロットしたmRNAを2時間80 ℃で膜に焼付けた。プレハイブリダイゼーション(5時間)とハイブリダイゼー ション(20時間)ヲ50%ホルムアミド;ウシ血清アルブミン、フィコールお よびポリビニルピロリドン各々0.1%、5XSSC,1%SDSおよび熱変性 サケ精子DNA0.5■/d中42℃で行なった。ハイブリダイゼーションプロ ーブとしてニック−トランスレーションしたp2.1 cDNA制限フラグメン トを使用した。ハイブリダイゼーション後、mRNAプロットを室温にて2x5 分で2xssc中、65°Cにて2 X5SC、0,5%SDS中2×30分間 そして室温にて0. I X5SC中2×30分間連続して洗浄した。第5図に この実験からのオートラジオグラフィを示す。レーン1および2は2つの異なっ た標品からのa+RNAを示し、レーン3はDNA分子量マーカーを示す。この 実験によりほぼ3.8kb長さのヒトトロンボモデュリンmRNAが同定された 。
このヒトトロンボモデュリンmRNA0サイズから22.1が十分な長さまたは ほとんど十分な長さのヒトトロンボモデュリンcDNA挿入部を含むことが結論 づけられる。
プラスミド22.1におけるcDNAの完全な配列が測定(タボ−、ニス、 T abor、 S、およびリチャードソン、シイ、シイ。
Richardson、 C,C,(1987)Proc、Natl、Acad 、Sci、 USA、 84 : 4767−4771)され、そして第7図に 示す。示された配列に加えて、このプラスミドはcDNA挿入部の3′末端にお けるポリ(A)尾部に加えて5′末端にG:Cホモポリマー尾部の伸長部を含む 。
例2 ヒトトロンボモデュリン変異体 所望のヒトトロンボモデュリン(hTM )変異体はメンプランスバニング領域 を有さない可溶性タンパク質として発現される。このような突然変異株を得るた めに、以下のような段階を行なう。p2.1をPstIで消化し、870bpフ ラグメント(第7図中ヌクレオチド952−1821)を単離しそしてpGEM  S(プロメガバイオチク)中でサブクローンした。pGEM a中のマルチリ ンカ−のBam81部位に対し配向したhTM cDNAにおけるKpn I部 位を存するサブクローンをpBoe1743−2と称した。
このプラスミドにおける挿入部がオリゴデオキシリボヌクレオチド、N0R57 0: 5 ’ (GATGGAGATGCCTATGGGATCCTAGGAGTGC ACGAGCCCCACGGC) 3 ’を用いて突然変異誘発を行なった(モ リナガ、ワイ、ら(1984)BIO/TECHNOLOGY、  2 : 6 36−639)。
本発明で記載されるすべての合成オリゴデオキシリボヌクレオチドはアップライ ドバイオシステム社(USA )製のDNA合成機で合成され、そしてポリアク リルアミドゲル中で精製されたものである。
この突然変異はグリシン516コドンGGCの位置にTAG翻訳ストップコドン を導入する結果となった。この変化に加えて、オリゴヌクレオチドは新しい翻訳 ストップシグナルに対するApaL I (GTGCAC)部位ちょうど5′、 ストップシグナルをスパニングするAvr II (CCTAGG)部位および Bas+HI (GGATCC)部位を3′側に導入した。正しい変異体pBo e1743−2−9はコロニーハイブリダイゼーションおよび適当な制限酵素を 用いたマツピングを介して同定された。
1つの所望のhTM誘導突然変異体において、発現したタンパク質は細胞外0− グリコジル化豊富ドメインとともにわずか4つのカルボキシル末端表皮増殖因子 類似ドメインを含む。
この突然変異体は次のように生じた。pBoe1743−2−9をBamHIお よび旧nclIで消化し、そして0.53kb )linc II /−Bam HI断片を単離した。この断片を合成りNAと結合し、これはBamHI消化p Llc13においてヒト組織型ブラスミノーゲンアクチベータ・(tPA)(ベ ンニカらPenn1ca et al、、 (1983)Nature、 フ狭 :214−221) sよび短かいアダプター配列をエンコードした。正しい組 換え体pBoe1743−2−9−8が制限酵素消化で同定され、そして合成領 域が配列された。
pBoe1743−2−9−8のtPAエンコード領域、アダプターおよび旧n c It / BamHI断面の711bp配列を第8図に示す。
この図においてすべての合成りNAは水平の矢印で示す。
精製、アニーリング、クローニングおよびアダプター断面の0.53kb t( inc II / BamHI断片に対する連結に使用される方法は、すべて標 準的技術でありそして組換体D N A技術分野の当業者にはよく知られている pBoe1743−2−9−8をBamHIで消化し、合成領域に相当する0、 71kbをアガロースゲル精製により精製した。この断片をBan)l T消化 Zem219b (米国特許出願第58061号、 1987年6月4日に記載 )中でクローン化し7た。
Zem219bは噴孔動物発現ベクターであり、これはマウスメタロチオネイン プロモーターおよびヒト成長ホルモンターミネータ−の調節下に挿入されたcD NAを発現する。プラスミドはまたSV40調節要因の管理下にマウスDHFR (ジヒドロホレートレダクターゼ) cDNAを運びこれによりトランスフェク トされた哺乳動物細胞に選択可能なマーカーを提供する。
正しい組換体pBoel−TM 1を単離しそして制限酵素消化で特性表示を行 なった。pBoel−TM 1を大腸菌中で大量に増殖し、超遠心分離によりC sC1/エチジウムプロミド勾配中で精製した。別の所望のhTM突然変異体は O−グリコジル化が豊富な領域およびメンプランスパニング領域を有さない可溶 性タンパク質として発現される。このような突然変異体を得るために、次の段階 が行なわれた。pBoel、743−2をオリゴヌクレオチド、N0R571: 5  ’  (CTCGCCAGAGCCGCTGGATCCCTAGTCCA CCTTGCCGGA)3  ’で突然変異誘発させた。
この突然変異はグリシン−487コドンGGTの位置にTAG翻訳ストップコド ンを導入する結果となる。この変化に加え、オリゴヌクレオチドが翻訳ストップ シグナルへBall11 (GGATCC)部位ちょうど3′を導入した。
正しい突然変異体pBoe1743−2−10を、コロニーハイブリダイゼーシ ョン、制限酵素を用いたマツピングおよびDNA配列決定を介して同定した。
pBoe1743−2−10をHincIIとBamHIで消化し0.44kb 片断をポリアクリルアミドゲル上で精製した。このDNA断片を、BamHI消 化およびアルカリ性ホスファターゼ処理Zem219b中でpBoe1743− 2−9−8からの0.18kb BamH1/−Hlnc II断片と結合する とpBoel−TM 2が得られた。
このプラスミドの正しい構造は制限酵素消化によりチ、工・ツクされた。pB+ el−TM 2は変異体hTM前駆体をエンコードし、ここではヒトtPAシグ ナルペプチドの調節下に哺乳動物から4つのカルボキシ末端表皮増殖因子類似ド メインが分泌されうる。
pBoel−TM 2は大腸菌中で大量に増殖し哺乳動物細胞のトランスフェク ションに十分な純度のプラスミドを調製する。
例3 哺乳動物細胞におけるTM変異体の発現培養されたBHK細胞(シリアンハムス ター、チミジンキナーゼ変異体系tk−ts13、ヴエクタ−Waech te rおよびノイゼルガBaserga(1982)、 Proc、Natl、Ac ad、Sci、 USA、 79 : 1106−1110゜アメリカンタイプ カルチャーコレクションCRL 1632)における変異体hTMの発現のため に発現ベクターpBoel−TM 1とpBoel−TM 2をリン酸カルシウ ム仲介トランスフェクション法(グラハムおよびファンデルニブ、(1973) 、 Virology。
52 : 456−467)により細胞へ導入された。
短期発現 トランスフェクション後48時間してから、血清不含有ダルベコソコスモデイフ ァイドイーグルメデイウム(DulbeccosModified Eagle  Medium) (25DIM N −2−ヒドロキシエチル−ピペラジンN ′−2−エタンスルホン酸(HEPES) 、pH7,4,10■/!インシユ リン、0.2%ウシ血清アルブミン含有)で各ベトリ皿を洗い、そして同じメデ ィウムで24時間インキエベートした。使用したメディウムを回収し下記の分析 により7M活性を分析した。
TM−変異体製造クローンの選択 トランスフェクション後48時間してから細胞をトリプシン処理し400mMメ トトレキセー) (MTX)を含む培地へ入れて希釈した。10〜12日後、個 々のコロニーをクローン化して別々に膨らませた。膨張した培養物を上述した血 清不含有培地中で24時間増殖した、そして生産クローンをプロティンCコアク チベーター活性について分析を用いて同定した。
プロティンCコアクチベーター活性 プロティンC活性化をポーリンらによる変法(Bourin et al、)( Proc、Natl、Acad、Sci、 US 83.5924(1986) )で測定した。トランスフェクトした培養物からの血清不含有上澄200 mを プロティンC40mとトロンビン10il!(最終濃度1団と20nM、各々) とともに混合し、そして塩化カルシウムを最終濃度2mMまで添加した。次いで 混合物を37゛Cで30分間インキュベートし、反応を200pmoleアンチ トロンビン■と5Uヘパリンで停止させた。50mM )リス、HCI! /  0.1 M NaCj! 、 pH8,3で容量を650 dまで調節し、そし て同じ緩衝液中の1 mM S−2266(D〜Val−Leu−Arg−p− =トロアニリン、カビビトラムKabi Vitrum)100Illを加えた 。
プロティンC活性のために405nmで増大する吸光度を記録した。標準曲線は 、ウサギTMの存在下にトロンビンにより完全に活性化されたプロティンCの公 知量を用いて確立されこの試験の結果を次の第1表に示す。
第1表 トランスフェクトした培養物の上澄におけるプロティンCコアクチベーター活性 なし       勾 配     0.57M−1勾配   1.7 7M−2勾配   1.3 なし     締束細胞    0.3なし     締束細胞    0.9 7?I−1クローン11.5 TM−1クローン26.5 7M−2クローン13.8 7M−2クローン24.8 表から、本発明の変更トロンボモデュリンがプロティンCコアクチパーティング 活性を有することが明らかである。
凝固活性の阻害 凝固活性の阻害のために血清不含有組織培養上澄500mを100mM NaC j2.50Il1MトリスーHCl pH7,4に対し、透析した。
APTT試薬(Dade) Loomを標準クエン酸血漿100JLlとともに 3分間37°Cでインキュベートした。透析した組織培養上澄100Iを加え、 その後ただちに30mM塩化カルシウム100J!1を加えた。
凝集を測定(秒)した。
この試験の結果を次の第2表に示す: 第2表 トランスフェクトした培養物からの透析上澄の抗凝固活性DNAトランスフェク ト  培養型    凝集時間(秒)なし     宿主細胞    28 第2表から、本発明の変更トロンボモデュリンを含む上澄に対する凝集時間はト ロンボモデュリンを含まない対称物よりもかなり長くなっていることが明らかで ある。
本発明は特定の実施態様に関連して開示しそして記載したが技術者の理解の範囲 内にあるような等個物および変法を含むものと考えるべきであり、そして本発明 はさらに添付の請求の範囲に関係して理解されそして解釈されるべきものである 。
CYS GLN MET PHE CYS ASN GLN THRSERCY S −5’  TGCCAG ATG TTCTGCAACCAG ACT T CG TGC−PROALA ASP CYS ASP PROHls TYR PROTHRCCG GCT GACTGCGAT CCT CACTACCC G ACC3’AAAAACACrAAAAA TAAAAA TGGCCAT r TGI:Tm”r(:AC(:AGA TTTGCrAA TTTA鰐−=   −6557 :b−’−”  −4371 3,13kb−1呵−、l11.、− 輪画、  −2028 FIG、 6 l   AAにAAGTGTCTGにGCTCCGACににACAGGAGAG GCT(TCGC(ATCGにCC;TCCTGTGCCCbT    60 LGLOLMCTAPPGAVQGBVARFIG、’7           つア。
フン1〈 FIG、 7 FIG、 7           ””3061   TCAGAGAATT TCTACCAmCAGAGAGGCCTTTTGGAATGTGにCCCCT GAACAAGAATsG    3120 FIG、 7 FIG、 9B FIG、 10 手続補正書(方式) 平成3年6月 6日 特許庁長官 植 松   敏 殿 1、事件の表示 PCT/DK88100089 Z 発明の名称 タンパク質およびその誘導体 3、補正をする者 事件との関係     特許出願人 名称 ノボ−ノルディスク アクテイーゼルスカブ4、代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号5、補正命令の日付 平成3年3月12日(発送日) 6、補正の対象 (1)特許法第184条の5第1項の規定による書面の「特許出願人の代表者」 の欄 (2)明細書及び請求の範囲の翻訳文 (3)委任状 7、 補正の内容 (1)(3)  別紙の通り (2)明細書、請求の範囲の翻訳文の浄書(内容に変更なし) 8、 添付書類の目録 (1)訂正した特許法第184条の 5第1項の規定による書面       1通(2)明細書及び請求の範囲の翻 訳文    各1通(3)委任状及びその翻訳文        各1通(4) 資格証明書及びその翻訳文      各1通国際調査報告 一^−鵠■^−ekmm N@、 P CT / Dに[1B100089烏1 .,1.,21.11.ゆ峙^2.嘗1.11、〜..PCT/DK8B100 089特表千3−503757 (17)

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.トロンビンに対する高い親和性の結合により定義されるトロンボモデュリン 活性を有するタンパク質であって、該タンパク質とトロンビンとの複合体にプロ テインCを活性化する能力を付与する力を有し、そして分子のC−末端部から次 の構造要素の2つ以上からなり: a)ほぼ56個のアミノ酸の短かい細胞質ドメイン、b)ほぼ24個のアミノ酸 のトランスメンプラン領域、c)セリン、トレオニンおよびプロリン残基に富む 領域、d)少なくとも2つのEGFドメインからなるドメイン、および e)N−末端、 その際、要素a),b)および/またはc)の1つ以上を削除するかまたは親和 力付与部分もしくは生理学的溶液中で前記タンパク質の溶解度を増加させる部分 により交換されてもよいことからなるタンパク質または生理学的適合性のこれら の誘導体。
  2. 2.前記構造要素a)およびb)が削除されるかまたは変換されることからなる 請求項1に記載のタンパク質。
  3. 3.前記桁造要素a),b)およびc)が削除されるかまたは交換されることか らなる請求項1に記載のタンパク質。
  4. 4.前記構造要素d)が少なくとも4つのEGFドメインからなる請求項1,2 または3に記載のタンパク質。
  5. 5.前記構造要素(e)がヒト組織型プラスミノーゲンアクチベーター(tPA )からのシグナルペプチドと短かいアダプター配列からなる請求項1,2,3ま たは4に記載のタンパク質。
  6. 6.C−末端から、 c)O−グリコシル化に富むドメイン、d)少なくとも4つのEGFドメイン、 e)ヒト組織型プラスミノーゲンアクチベーター(tPA)からのシグナルペプ チドと短かいアダプター配列からなる請求項4に記載のタンパク質
  7. 7.C−末端から、 d)少なくとも4つのEGFドメイン、e)ヒト組織型ブラスミノーゲンアクチ ベーター(tPA)からのシグナルペプチドおよび短かいアダプター配列からな る請求項5に記載のタンパク質。
  8. 8.次のアミノ酸配列: 【配列があります】 からなる請求項6に記載のタンパク質。
  9. 9.次のアミノ酸配列: 【配列があります】 からなる請求項7に記載のタンパク質。
  10. 10.前記交換部分が親和性付与部分である請求項2または3に記載のタンパク 質。
  11. 11.前記部分が生理学的構造体たとえばフィブリン凝血、膜表面、レセプター 分子、または細胞外マトリックス要素、好ましくはフィブリン凝血に対する親和 性を付与することからなる請求項10に記載のタンパク質。
  12. 12.前記部分か増殖因子モジュール、タリングル(XringIe)、フィン ガーモジュール、ビタミンK−依存性カルシウム結合r−カルボキシル化領域お よび抗体誘導構造体からなる群から選択される請求項11に記載のタンパク質。
  13. 13.前記部分がヒト組織プラスミノーゲンアクチベーターから生じる増殖因子 、フィンガーまたはクリングルモジュールである請求項12に記載のタンパク質 。
  14. 14.前記部分が血液と接触するような人工製品たとえば哺乳動物の身体へ挿入 および/または埋込みするように考案された製品たとえば人工血管の表面へ親和 性を付与する請求項10に記載のタンパク質。
  15. 15.前記親和性付与部分を前記構造要素d)またはe)と結合させるための二 官能性スペーサー分子を含む請求項10〜14のいずれかに記載のタンパク質。
  16. 16.ヒトが発生する汚染物のいずれもほとんど含まない請求項1〜15のいず れかに記載のタンパク質。
  17. 17.以下の領域: a)N−末端領域をエンコードする第一の領域、b)前記第一の領域の下流に位 置する第二の領域であって、数個のEGFドメインをエンコードする領域で、そ の際前記数が1より大きく、 c)前記第二の領域の下流に位置する第三の領域であって、セリン、トレオニン およびプロリン残基に富むドメインをエンコードする領域、 d)前記第三の領域の下流に位置する第四の領域であって、メンプランスパニン グ領域をエンコードする領域、e)前記第四の領域の下流に位置する第五の領域 であって細胞質ドメインをエンコードする領域 の2つ以上から実質的になり、その際領域e),d)および/またはc)の1つ 以上が省略されるかまたは親和力付与物をエンコードする領域もしくはエソコー ドされたタンパク質の可溶性を増大させる物をエンコードするドメインにより交 換されてもよいヌクレオチド配列を含むDNA構築物であって、トロンビンとの 高い親和結合により定義されるヒトトロンボモデュリンと同じ生物学的活性およ び前記コードされたタンパク質とトロンビンとの間に複合体にプロテインCを活 性化しうる能力を付与する能力を有するタンパク質をコードするDNA構築物。
  18. 18.前記領域d)およびe)が省略されるかまたは交換された請求項17に記 載のDNA構築物。
  19. 19.前記領域c),d),e)が省略されるかまたは交換された請求項17に 記載のDNA構築物。
  20. 20.前記領域b)が少なくとも4つのEGFドメインをエンコードする請求項 17,18または19に記載のDNA構築物。
  21. 21.前記領域a)がヒト組織型ブラスミノーゲンアクチベーター(tPA)お よび短かいアダプター配列をエンコードする請求項17,18,19または20 に記載のDNA構築物。
  22. 22. a)ヒト組織型プラスミノーゲンアクチベーター(tPA)からのシグナルペプ チドおよび短かいアダプター配列、b)少なくとも4つのEGFドメイン、およ びC)O−グリコシル化豊富ドメイン をエンコードするヌクレオチド配列を含む請求項20に記載のDNA構築物。
  23. 23. a)ヒト組織型プラスミノーゲンアクチベーター(tPA)からのシグナルペプ チドおよび短かいアダプター配列、b)少なくとも4つのEGFドメイン をエンコードするヌクレオチド配列を含む請求項21に記載のDNA構築物。
  24. 24.次のヌクレオチド配列: 【配列があります】 を含む請求項22に記載のDNA構築物。
  25. 25.次のヌクレオチド配列: 【配列があります】 を含む請求項23に記載のDNA構築物。
  26. 26.前記交換する領域が親和性付与部分をエンコードする領域である請求項1 8または19に記載のDNA構築物。
  27. 27.前記部分がフィブリン凝血、膜表面、レセプター分子または細胞外マトリ ックス要素、好ましくはフィブリン凝血のような生理学的構造物に対する親和性 を付与する請求項26に記載のDNA構築物。
  28. 28.前記部分が増殖因子モジュール、タリンガル、フィンガーモジュール、ビ タミンK−依存性カルシウム結合r−カルボキシル化領域および抗体誘導構造物 からなる群から選択される請求項27に記載のDNA構築物。
  29. 29.前記部分がヒト組織ブラスミノーゲンアクチベーターから生ずる増殖因子 、フィンガーまたはクリングルモジュールである請求項28に記載のDNA構築 物。
  30. 30.前記部分が血液との接触が意図される人工製品たとえば哺乳動物の身体に 挿入および/または埋込まれるように考案された製品たとえば人工血管の表面に 対し親和力を付与する請求項18または19に記載のDNA構築物。
  31. 31.トロンビンに対する高い親和結合により定義されるヒトトロンボモデュリ ンと同じ生物学的活性を実質的に有するタンパク質であって該タンパク質とトロ ンビンとの複合体にプロテインCを活性化する能力を付与する力を有するタンパ ク質の発現を指示しうる発現ベクターであって、該ベクターが請求項17〜30 のいずれかに定義されたDNA構築物に操作可能に連結されるプロモーターを含 むことからなる発現ベクター。
  32. 32.請求項31に記載のベクターを含む細胞。
  33. 33.細胞がバクテリア細胞、真菌細胞、酵母細胞または哺乳動物細胞、好まし くは哺乳動物細胞である請求項32に記載の細胞。
  34. 34.トロンビンに高い親和力で結合することにより定義されたヒトトロンボモ デュリンとほとんど同じ生物学的活性を有するタンパク質であって該タンパク質 とトロンビンとの複合体へプロテインCを活性化しうる能力を付与しうる力を有 するタンパク質を製造する方法であって、a)細胞へ請求項31に記載のベクタ ーを挿入し、b)前記細胞を適当な培地中で増殖し、そしてc)前記ベクターで エンコードされそして前記細胞により作られるトロンボモデュリン活性を有する タンパク質生成物を単離する ことからなる前記タンパク質の製造方法。
  35. 35.前記細胞がバクテリア細胞、酵母細胞、真菌細胞または哺乳動物細胞、好 ましくは哺乳動物細胞である請求項34に記載の方法。
  36. 36.生理学的に許容されうるキャリヤーまたは賦形剤と組合わせて請求項1〜 16のいずれかによるタンパク質少なくとも1つまたはその生理学的に適合なそ の塩もしくはエステルを含む医薬品。
  37. 37.生理学的溶液の形の請求項36に記載の医薬品。
  38. 38.トロンビン症状の治療または予防のための請求項1〜16のいずれかに記 載のペプチドまたは請求項36または37に記載の医薬品の使用。
  39. 39.請求項1〜16のいずれかに記載のタンパク質少なくとも1つまたは請求 項36または37に記載の医薬品の有効量を哺乳動物へ投与することからなる哺 乳動物におけるトロンビン症状の治療方法。
  40. 40.請求項1〜16のいずれかに記載のタンパク質少なくとも1つまたは請求 項36または37に記載の医薬品の有効量を哺乳動物へ投与することからなる哺 乳動物におけるトロンビン症状の予防方法。
  41. 41.血液との接触および/または哺乳動物の身体への挿入および/もしくは埋 込みのために考案された製品に塗布するための請求項1〜16のいずれかに記載 のペプチドの使用。
  42. 42.血液との接触および/または哺乳動物の身体への挿入および/もしくは埋 込のために考案された製品であって、請求項1〜16のいずれかに記載のペプチ ドを含む組成の被膜を有する製品。
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