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JPH03501222A - 鼻腔内に溶液を注入する装置 - Google Patents

鼻腔内に溶液を注入する装置

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Publication number
JPH03501222A
JPH03501222A JP63509490A JP50949088A JPH03501222A JP H03501222 A JPH03501222 A JP H03501222A JP 63509490 A JP63509490 A JP 63509490A JP 50949088 A JP50949088 A JP 50949088A JP H03501222 A JPH03501222 A JP H03501222A
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JP
Japan
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solution
container
nasal cavity
patient
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP63509490A
Other languages
English (en)
Inventor
アンデルソン,ヤン・アンデルス・ローランド
リンダール,ヤン‐エリーク
リヨフステート,シグムンド・ヨハネス
ネルブリンク,オーラ
ニルソン,ニルス・イヨスタ・アルヴアル
ヴエツテルリン,チエル・イングヴアル・レオポルド
Original Assignee
アクチエボラゲツト・ドラコ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アクチエボラゲツト・ドラコ filed Critical アクチエボラゲツト・ドラコ
Publication of JPH03501222A publication Critical patent/JPH03501222A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H35/00Baths for specific parts of the body
    • A61H35/04Baths for specific parts of the body for the nose

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  • Otolaryngology (AREA)
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  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 鼻腔内に溶液を注入する装置 発明の分野 本発明は鼻腔内に溶液を注入するために意図された装置に関する。また、本発明 は鼻腔中に溶液を注入する装置の使用および鼻腔内に溶液を注入する方法に関す る。
え乳ユi」 鼻腔を有する鼻は後方に副鼻洞に通じる小孔が隠れている鼻甲介により形成され た複雑なパターンのために複雑な解剖学的組織を有している。点滴剤、スプレー または粉末剤として鼻孔中に導入される局所投与薬剤は、主として、鼻孔の開口 に面する粘膜のこれらの部分のみに到達する。薬剤の分布に関する研究から、薬 剤が粘膜繊毛の作用により適用箇所から咽頭に向かって最も近い通路に沿って運 ばれるので、吐出された投与量が鼻の粘膜全体に分布されないことが判明してい る。深い鼻呼吸によっても粘膜へのより良好な局部的な作用に僅かの貢献しかな い。その理由は吸入しツ;空気は層流をなしているからで、主として鼻の下側部 分のみを通過することが観察されている。鼻の粘膜の病気は粘膜の領域全体を冒 し、かつ薬剤による処置が冒された領域全体に到達しなければ、それ自体効果を 有する薬理学的な物質が臨床的に効果を発揮しない。例えば、血管運動性鼻炎お よびアレルギー性鼻炎ならびに鼻の小孔の充血に対して局部的に投与された薬剤 の不十分な薬理学的効果は薬剤が粘膜の限られた部分および“正しくない#部分 に到達することに起因している。
診断、治療および研究と関連して、粘膜の充血に対する処置の効果を測定する必 要がある。真正力測定、すなわち、鼻を通しての風量の測定が処置の効果のこれ らの測定のために最も広く使用されている方法である。この方法は、コストが高 くつき、ぎこちなくかつコンピュータにより支援される計算を必要とするために 、大病院においてのみ使用されている。鼻を通るピークの流量測定はこれらの測 定のための別のさらに簡単な方法であるが、この方法は不正確である点で不利で ある。
「ダックJ (duck)の形態に形成された装置は鼻孔中に緊密に嵌合する鼻 内オリーブ状部材(nasal olive)により潅注洗浄しかつ湿らせるた めに關発された。患者は容器の穴に指を当てそれにより容器中への空気の導入を 調整することにより洗浄流体の流れを調整する。この装置は、洗浄流体が咽頭中 に容δに逆流するので、患者が使用時に不快感をもよおすことが判明した。その うえ、洗浄流体が粘膜全体に到達することができない。
したがって、患者が不快感を感じないで、鼻腔内の粘膜全体に薬理学的な溶液ま たは洗浄流体を到達させてそれにより薬剤まI;は潅注洗浄および加湿の高度の 効果が得られる簡単な方法を見つけることが必要である。また、粘膜の容積の変 化を測定する、いわゆる、鼻腔の容積測定の簡単かつ効果的な方法が必要である 。
発明の要約 本発明の目的は溶液が咽頭内に下方に流れるおそれを生ずることなく実質的に鼻 腔全体内に溶液を注入することができる装置を提供することIこより上記の問題 を解決することである。
本発明によれば、書き出しとしてここに述べる種類の装置は、鼻孔中に緊密に嵌 合する具用オリーブ状部材(nasal olive)を備えた溶液が予め注入 された容器と、鼻腔中に溶液を注入するために必要な患者の頭の傾斜角を設定す る角度設定装置と、溶液を容器から鼻腔中に押し込む装置とを備えることを特徴 としている。
また、本発明は上記の装置の使用および鼻腔中に溶液を注入する方法を含む。
本発明のその他の有利な特徴は以下の本発明の具体例の記載および請求の範囲の 従属項から明らかであろう。
本発明は患者の頭が直立位置から約60″傾けられたときに鼻腔と咽頭との接続 部のレベルまたは境界が鼻中隔の内側端部よりも高いレベルに配置されるような 形態を有する鼻の解剖学的組織に基づいている。患者の頭がこの位置に保たれた ときに、溶液が液密の鼻用オリーブを通して導入され、鼻腔の半分は上側の鼻甲 介の上方の小さい容積を除いて溶液により満たされる。溶液は、過剰に注入する と、鼻中隔の内側端部から溢流して側部の鼻孔から流出する。したがって、溶液 は咽頭の中に流れ落ちない。
本発明によれば、角度設定装置は、患者にとって極めて不快な溶液の咽頭中への 逆流が生ずるおそれがなく鼻腔内に溶液を最適な状態で注入することができるよ うに患者の頭の位置を制御する。
本発明は、薬剤、例えば、粘膜充血除去薬の投与のために、または潅注および加 湿の目的のために好ましく使用することができる。この装置の付加的な適用分野 は粘膜の容積、例えば、厚さの変化が測定される、いわゆる、鼻腔容積測定であ る。その他の適用分野もまた本発明の範囲内で可能である。
溶液が薬理学的な溶液からなっている場合には、鼻腔の隠された部分、例えば、 従来技術の方法により溶液が到達しえない小孔に薬剤が到達し、したがって、薬 剤の十分に満足な効果が得られる。鼻腔中に溶液を押し込む装置を備えたこの装 置は溶液をポンプ作用により前後に送ることにより溶液を移動する状態に保って それにより粘膜を効果的に潅注洗浄する利点を有している。溶液が薬剤溶液であ る場合には、薬剤の濃度および鼻腔内の溶液暴露時間が粘膜に対する局部的な効 果および患者の全身による薬剤の吸収のために決定的に重要である。
本発明による装置は鼻孔内の粘膜の厚さの変化を測定するために適している。こ れらの測定は粘膜の充血除去処置の効果を測定するための簡単な、苦痛を伴わず かつ安価な方法である。鼻腔は剛性の外側の骨の軟骨壁部を有する穴と理論的に 比較することができる。前記ノ軟骨壁部の内部の容積は一定不変でありかつ二つ の構成要素、すなわち、粘膜および空気で満たされている。粘膜の容積と空気の 容積との比は身体の位置および動作ならびにアレルギー作用および血管運動調節 作用に依存して連続して変化する。鼻腔容積測定により効果を測定するときに、 測定された容積の差異は粘膜の容積の変化に相当する。
本発明による装置のその他の適用分野は異なる型式の洗浄目的、例えば、放射線 療法および特定の癌の形態と関連した細胞学的、酵素およびヒスタミンによる評 価ならびに鼻の潅注洗浄である。また、この装置は塵埃の多い環境内の労働者お よび職人のための潅注洗浄の目的に使用することもできる。
患者の頭の傾角の制限値をめるために実施されたテストにおいては、とりわけ、 どの角度において溶液が鼻中隔の内側端部上を流れるかわりに咽頭中に逆流する かが試験された。制限角は男性と女性とでは若干異なることが確認された。テス トにより、55″〜90″の範囲内の角度において、鼻中隔の内側端部がすべて のテストにおいて鼻腔と咽頭との間の接続部よりも低く、その結果、溶液が咽頭 中に溢流するおそれがないことが判明した。また、患者がなんらかの補助装置を 使用しないで自分自身で頭の傾角を見積ることは困難であることも判明した。
本発明による鼻腔内に溶液を注入する装置の一実施例およびその変整実施例を添 付図面について以下に詳細に説明する。
第1図は溶液が注入された鼻腔および本発明の第1の実施例の断面図を示し、 第2a図および第2b図は二つの異なる角位置における本発明の第2実施例の断 面図を示し、 第3a図および第3b図は二つの異なる角位置における本発明の第3実施例の断 面図を示し、 第4a区ないし第4d図は角度設定装置の別の実施例を示し、 第5図は本発明の付加的な実施例を示し、第6図は容器の別の実施例を示す。
本発明の好ましい実施例の詳細な説明 第1図は患者の鼻腔(1)を示し、鼻腔(1)内には、本発明の第1の実施例に より溶液(3)が注入されつつある。
患者の頭は直立位置から特定の傾斜角(2)に曲げられかつ患者の頭は角度設定 装置(4)により特定の角位置に保持されている。角度設定装置(4)は外側端 部に吸引カップ(6)を有する2個の水平ホルダー(5)を備えている。
吸引カップ(6)は垂直壁部(7)、例えば、鏡に押しつけられるようになって いる。患者の頭を所定の角位置に保持するために、3個の異なる衝接面(8)は 顔に合致するように配置されかつ形成されている。これらの異なる衝接面(8) は患者の額、上唇および顎に衝接している。2個の側部衝接面(9)(その1個 のみを第1図に示した)は頬骨と衝接するようになっておりかつ患者の頭を側面 から固定するようになっている。
圧縮可能な使い捨て容器(lO)内には、鼻腔内に溶液を注入する目的により、 溶液(3)、例えば、生理的食塩液または薬理学的溶液がはじめに満たされてい る。容器(10)内の溶液の容積は個人、個人によりlO〜18IIlQの範囲 内で変化する鼻腔の容積よりも若干大きくすることが好ましい。容器(10)は その開口部(11)において鼻内オリーブ状部材(12)を備えている。前記オ リーブ状部材(12)は、異なるサイズの鼻孔(3)中に挿入されるときに、鼻 孔の内面中に緊密に嵌合するために円錐形の形状を有している。異なるサイズの 鼻孔において十分なシール作用を行うために、具用オリーブ状部材(12)の基 底部の直径は15mmないし23mm、好ましくは、19m+++とすべきであ り、一方その頂部のより小さい直径は好ましくは約7π重とすべきである。容器 (10)内の溶液が鼻腔(1)中にスプレィされて入ることを阻止するために、 鼻内オリーブ状部材(12)の開口部が少なくとも4!11211の直径を意味 する十分な大きさを有することが不可欠である。
第1図は溶液(3)が鼻腔(1)内に鼻中隔の内端部(14)と同じレベルまで ポンプで注入される態様を示す。第1図から理解できるように、このレベルは角 度設定装置(4)により設定された傾斜角(2)において鼻腔(1)と咽頭(1 6)の間の接続部の境界(15)のレベルよりも低い。付加的な溶液が鼻腔(1 )中にポンプで注入されたときに、過剰な溶液が鼻中隔の内端部(14)を越え て他方の鼻孔中に流入し、その結果、咽頭中への極めて不快な溢流が回避される 。溶液は該溶液をポンプで可撓性の容器CIOン中に注入しかつ容器(10)か ら送出することにより移動状態に保つことができる。
鼻の粘膜の容積の変化を測定するために、容器(10)が圧縮されてすべての溶 液(3)が鼻腔(1)まで押し込まれる。過剰の溶液は他方の鼻孔を通って流出 する。鼻腔(1)内に依然として残存している溶液は容器(10)内に吸いもど されかつ保持された溶液の容積まI;は重量が測定される。これは容器(10) に指示目盛を設けることにより容易に行うことができる。粘膜の充血に影響をお よぼす局部的に活性の薬理学的な溶液による5ffiiの後、前記の測定処置が 繰り返される。前記の二つの容積の差が薬理学的な処置の効率の尺度である。
゛ 第2a図および第2b図は角度設定装置(4)および容器(lO)が一つの 複合装置を構成した本発明の第2の実施例を示す。第2a図は直立位置における 装置を示し、かつ第2b図は患者の頭が前方に約60°曲げられI;位置におけ る装置を示す。患者の頭の傾角に装置の傾角を合致させるために、複合装置の位 置を患者の頭の位置に関連して固定しなければならない。この固定は容器を患者 の頭に固定した状態に保つ固定装置(図示せず)により行うことができる。別の 態様として、外側モデル面(17)は複合装置ノ位置を固定する患者の顔に対す る衝接面を構成することができる。
圧縮可能な容器(10)は複合装置内の剛性の導管(18)を介して鼻内オリー ブ状部材(12)と接続されている。容器(10)と導管(18)との間の弁( 19)は管との接続部に向かって傾斜した底部(21)を有する弁本体(20) からなっている。
管の弁本体(21)への接続部は玉弁(22)の弁座を構成している。第2図に よる位置においては、底部(21)は水平面に対する約50”の傾斜角を有して いる。
溶液が予め注入された容器(lO)は、その第1位置(第2a図参照)において 、弁(19)により閉ざされている。鼻内オリーブ状部材(12)が患者の鼻孔 (13)中に導入されかつ複合装置が患者の頭に固定されたときに、患者は複合 装置が第2b図に示した位置を占めるまで頭を前方に曲げる。この場合の傾斜角 は約60°である。土丹(22)は、この角度において、重力の作用により弁座 (21)内の位置からころがり出てそれにより容器(lO)と鼻内オリーブ状部 材(12)との間の接続部が開かれる。この状態において、患者が溶液が咽頭に 逆流することを防止しかつ鼻腔全体を実質的に溶液で満たすことができる特定の 傾斜角を維持するかぎり、溶液を容器(10)と鼻腔(12)との間にポンプ作 用で自由に送入することができる。
第2a図および第2b図の変型実施例は可視性の容器と接続されかつ中間弁を含 む鼻内オリーブ状部材を備えている。この場合には、容器は開口部が上向きにな った状態で弁本体の下方に配置される。1個または数個の導管が容器の開口部と 接続され、弁本体までかつ該弁本体のまわりに延びかつ前記弁本体と上方から連 結される。この弁は第2a図および第2b図に示した弁と同じであり、すなわち 、この弁は重い土丹と、傾斜した底部を有する弁本体とを備えている。弁の傾斜 しt;底部は、湾曲した管により、弁の上方に配置された鼻内オリーブ状部材と 接続されている。したがって、容器が圧縮されたときに、溶液が弁本体を越えて 導管を通って上方に流れ、そして傾斜した底部に向かって弁の中に下方に流れる 。複合装置が直立位置にあるときに、土丹が管との接続部を閉じ、一方複合装置 が所望の傾斜角に合致した傾斜位置にあるときに、土丹が重力の作用によりその 閉鎖位置から外れて転動してそれにより鼻内オリーブ状部材との接続部を開く。
第3a図および第3b図は角度設定装置(4)および容器(lO)が複合装置を 構成した装置の別の実施例を示す。この装置は該装置を第2a図および第2b図 による実施例と同じ方法で患者の頭に関して固定するための装置(図示せず)と 組み合わされるようになっている。
溶液が予め注入された圧縮可能な容器(lO)は2個の導管(23,24)を介 して鼻内オリーブ状部材(12)と接続されている。導管(23,24)の一方 (23)は大きく形成されている。大きく形成された導管(23)内には、浮動 する土丹(25)が配置されている。
2個の導管(23,24)の上側分岐管は装置の長手方向の軸線jこ関して約4 56傾斜している。その後、これらの分岐管は結合され首部(28)に連結して いる。首部(28)は鼻内オリーブ状部材(12)に終端している。大きく形成 された導管(23)が湾曲して上側分岐管と結合する該導管には曲り部分(29 )が形成されている。
容器(10)が第3a図による直立位置(第3a図にダッシュ線で示した)にお いて圧縮されたときに、土丹(25)が上昇する液面と共に浮動して鼻内オリー ブ状部材(12)との接続部を閉じる。容器(10)が第3b図によるその傾斜 位置(傾斜内約60°)において圧縮されl;ときに、溶液がみぞ(24)の山 形部分を越えて流れ、土丹(25)が流れにより首部(28)のくびれ部分から 離れて運ばれ、上昇する液面により曲がり(29)に押しつけられ、それにより 容器(10)と具用オリーブ(12)との間の接続部が開かれかつ所要の傾斜角 が維持されるかぎり開かれた状態に保たれる。
特定の角度を指示するようになった角度設定装置を第4a図に示しである。この 角度設定装置は患者の頭が直立位置にあるときに耳の上側部分と鼻の基底部との 間の直線が水平、になりかつ耳の上側部分と鼻の基底部との間の距離が異なる個 人に対して実質的に一定であるという認識に基づいている。角度設定装置は両方 のレンズがある薄いスリットを除いて遮蔽されるように改造された眼鏡からなっ ている。第4a図から、一方のレンズが狭い中央スリット(32)を備えかつ他 方のレンズが1個の上縁スリット(34)および1個の下縁スリット(35)を 備えていることが理解できよう。
算4a図による改造された眼鏡の使用方法は第4b図ないし第4d図に示しであ る。患者は当初の位置をめるために頭が直立位置にあるときに眼鏡をかけないで 眼の高さの物体をじっと見る。眼鏡をしっかりとかけた状態で眼Iにより遮蔽さ れたレンズ(31)の中央−リフト(32)を通して指標点I (36)をじっ と見る(第4b図参照)。第4C図は眼■により遮蔽されたレンズ(33)の下 縁スリット(35)を通して指標点I+ (37)をめる方法を示す。第4b図 において、遮蔽されたレンズ(33)の上縁スリット(34)内に指標点II  (37)が見えるまで患者の頭が曲げられる態様を理解することができよう。こ の位置において、患者の頭は鼻腔中に液体を注入するための最適の効果を得るた めに必要な傾斜角に保たれる。
1個のレンズのみが遮蔽されかつ上縁スリットおよび下縁スリットが形成されか つこれらの二つのスリットの間の距離を第4a図の場合の距離よりも僅か小さく した場合に、より簡単な形態の眼鏡の変型実施例が得られる。
先ず、患者の頭が直立位置にあるときに、患者の遮蔽されていない眼で眼の高さ の指標点工を見るように固定する。その後、指標点工を上縁スリットを通してじ っと見つめ、かつ同時に別の指標点■を下縁スリットを通してじっと見つめる。
その後、患者は指標点■を上縁スリットを通してじっと見つめることができるよ うになるまで頭を曲げる。そのときに、所要の傾斜角が得られる。
特定の傾斜角(2)を指示する角度設定装置(4)の別の実施例を第5図に示し である。この角度設定装置は、この場合には、特定の傾斜角がまだ得られていな い位置において示しである。
この装置は圧縮可能な容器(10)と奔オリーブ(12)との間の首部に固定し て取り付けられI;角度設定装置を備えている。角度設定差R(4)は弾性ヨー ク(38)により容器に固定して取り付けられている。ヨーク(38)は容器( 10)の首部に取り付けかつ該首部から取り外すことができる。
角度設定装置(4)は山形支持部材(39)を備えている。
山形支持部材(39)はその一端部にヨーク(38)を備えかつその他端部に衝 接面(40)を備えている。衝接面(40)は顔と合致した形状に形成されてい る。アーム(4])が前記の他方の端部に固定して連結されている。アーム(4 1)は、(その直立位置において)傾斜角(2)と合致した患者の頭の垂直面に 対して所定角度をなし、その結果、アーム(41)は傾角計を構成している。ア ーム(41)の外側端部は標識(42)、例えば、色標識を備えている。アーム (41)の内側端部の軸線(44)には、振子(43)が枢動可能に連結されて いる。前記振子(43)は鉛直線指示器を構成している。
振子(43)の外側端部はアーム(41)の標識(42)に相当する標識(45 )を備えている。
第5図による装置を使用するときに、ヨーク(38)は容器の首部のまわりに押 圧され、具用オリーブ(12)が鼻孔(13)中に挿入されかつ衝接面(40) が患者の額に衝接する。
患者は振子(43)の標識(45)がアーム(41)の標識(42)と合致する まで頭を前方に曲げる。この位置において、容器(10)を圧縮することができ かつ溶液を鼻腔(1)中にポンプ作用により送入することができる。
しかしながら、本発明の範囲内でその他の要式の角度設定装置も考えられる。例 えば、枢動可能な鉛直線指示器は特定の傾斜角の如何により異なる色標識を表示 することができ、所要の傾斜角(2)に達したときに、例えば、緑色の標識を表 示することができる。傾斜角(2)は、また、電池により発生させた音信号また は光信号により指示することができる。
第6図は通気1:) (46)を有する非圧縮性容器(10)の一実施例を示す 。この容器(10)は可撓性の管(47)を介して鼻内オリーブ状部材(12) と連結されている。溶液を鼻腔(1)までポンプ送入するために、容器(lO) は鼻腔(1)のレベルよりも高く保持されそれにより空気が通気口(46)を通 して導入されたときに溶液がより高い位置に配置されl;容器(10)から管( 47)および具用オリーブ(12)を通して流れ、さらに鼻腔(1)まで流れる 。溶液を容器(10)中にもどすためには、前記容器(10)を鼻腔のレベルの 下方に降ろしてそれにより溶液を容器(10)中に逆流させかつ空気を通気口( 46)から外気中に流出させる。
FIG 2b Jフ 自) α1 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の7第1項) 平成2年5月29日

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.溶液が予め充填されかつ鼻孔内に緊密に嵌合する容器(10)と、鼻腔内に 溶液を注入するために必要な患者の頭の傾斜角(2)を設定する角度設定装置と 、溶液を容器(10)から鼻腔(1)内に押し込む装置とを備えたことを特徴と する溶液を鼻腔内に注入する装置。
  2. 2.溶液が予め充填された容器(10)が溶液を容器(10)から鼻腔(1)内 にポンプ作用により送入することを可能にするために好ましくはベローの形態で 圧縮可能であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 3.溶液が予め充填された容器(10)が剛性でありかつ通気口(46)を有し かつ可撓性の管(47)を介して鼻内オリーブ状部材と接続されており、溶液を 容器(10)から鼻腔(1)中に押し込むために容器(10)を鼻腔(1)のレ ベルよりも高く持ち上げることができるようにしたことを特徴とする請求項1に 記載の装置。
  4. 4.角度設定装置(4)を患者の頭に固定して取り付けることができかつ該角度 設定装置が鼻腔内に溶液を注入するための患者の頭の所要の傾斜角(2)を指示 するようになっていることを特徴とする請求項1、2または3のいずれか一項に 記載の装置。
  5. 5.角度設定装置(4)を連結装置(38)により容器(10)にかつ衝接面( 40)により患者の頭に固定して取り付けることができ、前記連結装置(38) および前記衝接面(40)の各々が山形支持部材(39)のそれぞれの端部上に 配置されたことを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 6.傾角計(41)が山形支持部材(39)に取り付けられ、患者の頭が所要の 傾斜角(2)に傾けられたときに、前記傾角計(41)が該傾角計に枢動可能に 連結された振子(43)と合致することを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 7.角度設定装置(4)が患者の頭に対する衝接面(8,9)を有しかつ剛性の 表面(7)に固定して取り付けることができるスタンドからなり、前記スタンド が患者の頭を鼻腔内に溶液を注入するために必要な傾斜角(2)で固定すること ができることを特徴とする請求項1、2または3のいずれか一項に記載の装置。
  8. 8.角度設定装置(4)が容器(10)と鼻内オリーブ状部材(12)との間に 弁(19;25,28)を備え、前記弁が所定の傾斜角で開かれ、前記容器は患 者の頭が鼻腔(1)内に溶液を注入するために必要な傾斜角(2)まで曲げられ たときに該弁が開かれるように患者の頭に固定されることを特徴とする請求項2 に記載の装置。
  9. 9.角度設定装置(4)が薄いスリット(32,34,35)を除いて遮蔽され たレンズ(31,33)を有する眼鏡を備え、一方のレンズ(31)が中央スリ ット(32)を有しかつ他方のレンズ(33)が上縁(34)および下縁(35 )においてスリットを有することを特徴とする請求項4に記載の装置。
  10. 10.鼻腔内に溶液を注入するために必要な傾斜角が55°ないし90°の範囲 内であり、好ましくは60°であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  11. 11.溶液が予め充填された容器(10)が鼻腔内に投与される薬理学的な溶液 を収納していることを特徴とする請求項1から10までのいずれか一項に記載の 装置の使用。
  12. 12.容器(10)内のすべての溶液を鼻腔(1)中に押し込みそれにより過剰 量の溶液を側部鼻孔まで溢流させ、その後鼻腔の内容積を測定するために残存し ている溶液を容器(10)中にもどすように吸引することを特徴とする請求項1 から10までのいずれか一項に記載の装置の使用。
  13. 13.その後の測定が鼻腔(1)内の粘膜の容積の変化を測定するために使用さ れることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 14.患者の頭を直立位置から55°ないし90°の範囲内、好ましくは、60 °前方に曲げてそれにより二つの鼻腔の間の壁部を鼻腔と咽頭との間の接続部の レベルよりも低いレベルに保ち、その後溶液を鼻孔内に嵌合する鼻内オリーブ状 部材(12)を有する容器(10)から鼻腔(1)内に押し込み、すなわち、ポ ンプ作用により送入することを特徴とする鼻腔内に溶液を注入する方法。
JP63509490A 1987-11-30 1988-11-24 鼻腔内に溶液を注入する装置 Pending JPH03501222A (ja)

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SE8704768-4 1987-11-30
SE8704768A SE459713B (sv) 1987-11-30 1987-11-30 Anordning foer vaetskefyllning av en naeskavitet

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