JPH03500334A - 衛星を用いた位置測定系の受信器を有する測量器及びそれの使用方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 衛星を用いた位置測定系の受信器を存する測量器及びそれの使用方法 本発明は、特許請求の範囲第１頂上部概念に記載した、衛星を用いた１つの位置 測定系（Ｓａｔｅｌｌｉｔｅｎ−Ｐｏｓｉｔｉｏｎ＝ｍｅｓｓ−３ｙｓｔｅｍ） の受信器を存する測量器並びにこの測量器の使用方法に関する。゛ 衛星を用いた位置測定系は測地的な精度で地上の位置決定を可能にしている。移 動する測量器で測量する場合に、前提となるものは位置測定系に同調している受 信器を使用することである。受信器は１つのアンテナを備えており、このアンテ ナの位置が測量系によって認識され持った波長範囲を選択したため衛星からの信 号の有効な受信は、受信器のアンテナが系の数個の衛星から直視できる位置にあ るときにのみ保証される。この様な前提はすべての測量問題に対して満足されな い。天頂の範囲に位置する障害物によって覆われており、従って衛星から直視で きない範囲に位置する点は従来はこの位置測定系を用いて測量することができな かった。

この発明の目的は、数個の衛星から直視できないところに位置する点の測量も１ つの衛星系を用いて可能にすることである。上記の目的は本発明により１つの測 量器によって達成され、この測量器は特許請求の範囲第１項に記載された特徴を 有しているものである。この測量器を使用するための本発明による方法は特許請 求の範囲第６項に記載されている。

使用方法に記載された処置により、従来衛星を用いた位置測定系を適用しても測 量することが不可能であった点でもその座標を決定することが可能になる。斯く して例えば測量は本質的に簡単になる。何故ならば衛星を用いた測量のために測 量器だけを携帯してゆけばよいからである。

本発明の詳細は次の記述において実施例を示す添付図を用いて説明される。添付 図の 第１図は１つの衛星を用いた位置測定系を捉えることができない所に位置する点 を測量するための測量器の例、 第２図は第１図に示した測量器の少なくとも１つを用い、衛星を用いた位置測定 系を捉えることができる２つの補助測定点により１つの測量を行う例を示す。

第１図によれば本発明による測量器は、対応するアンテナを有する、衛星を用い た位置測定系に同調している受信器１からなりたっている。例えばこの受信器は は特に地球表面の位置を定める系（Ｇｌｏｂａｌ−Ｐｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇ−５ ｙｓｔｅｍ）ＧＰＳの電波を受信するのに適合している。さらにこの測量器は距 離測定器２、特に１つの電子光学的な又は１つの超音波の原理に基ずく距離測定 器を包含している。電子光学的な距離測定器は特に、スイス国特許第６４１３０ ８号又はスイス国特許第６４４２４３号に記載されている様な形式のものである 。上記した２つの構成要素、即ち受信器１及び距離測定器２は幾何学的に一義的 に１つの鉛直環３の上に据え付けられこの棒には付加的な装置として、局所的な 物理学的な鉛直方向を定めるための１つの水準器４を有している。

距離測定器２はつ１の照準装置５を備えており、この装置は距離測定器の光学軸 に対して同心的に配置されている。照準装置は、観察者が鉛直環３の鉛直位置及 び狙った１つの点を視野の中で同時に観察することができる様に構成されている 。照準装置は地球の磁場に反応する１つのセンサーを備えることが可能である。

距離測定器２は特に水平軸Ｈの回りに傾くことが可能になっている。傾＜回転角 は１つの測角器又は１つの電子的な傾斜測定器αによって測定される。

さらに鉛直環３は望遠鏡の如く引き出すことが可能に形成されている。この棒の 下端は鉛直環の通常の先端Ｓを有している。最後に鉛直環３は測長システム、特 に１つの尺度Ｍを備えており、この尺度は、鉛直環の先端Ｓとアンテナの中心Ａ の間の距離を測定するのに用いられる。

実施例において受信器１のすぐ下に配置された距離測定器２は離れた点、例えば その位置に取り付けられた反射鏡迄の距離を測定することを可能にしている。例 えば第２図によれば点６は上記の様な離れた点を示している。

しかし距離の測定はまた上記の他に別の接触しない方法で反射鏡を用いないで行 うことも可能である。

測定すべき点６は照準装置５によって狙われ、その際それと同時に測量器が鉛直 に立っている様に照準装置の中で調節される。斜めに照準している場合には距離 測定器２は水平軸Ｈの回りに傾いており、その際この回転は角度測定器又は傾斜 測定器αによって測定される。この測定値によって測定された斜めの距離は水平 距離に換算される。

測定すべき点６が衛星から直視できない範囲にあるならば、例えば測定ユニット １〜５が測定すべき点６の近傍の、衛星系から見える少なくとも２つの相異なる 補助点７．８の上に順々に立てられる。これらの補助点から衛星系から捉えるこ とができない点６までの距離９及び１０が、例えば電子光学的に決定される。こ の時円弧を画く方法によって測定すべき点の座標が一義的に得られる。２つの測 定ユニットが使用可能である時には、それらの内のそれぞれ１つが補助点７及び ８に立てられそして測定が前述した態様で実施される。

前述した方法によれば単連動的測定、即ちそれぞれ数秒の周期の中で終了する測 定は、付加的な距離測定によって幾何学的に根拠あるものとすることが可能であ り、その際測定ユニットの位置は後方交叉の方法を介して決定することが可能で ある。

国際調査報告

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）衛星を用いた位置測定系のための受信器を有する測定器において、特に接 触することなく測定を行う傾斜することが可能な１つの距離測定器（２）が、衛 星受信器（１）と一義的に定められる相対位置に結合されていることを特徴とす る測量器。
2. （２）衛星受信器（１）及び距離測定器（２）が幾何学的に一義的に１つの鉛直 軸（３）の上または１つの測定棒上に組付けられていることを特徴とする、特許 請求の範囲第１項記載の測量器。
3. （３）付加的に１つの水準器（４）及び１つの照準装置（５）が設けられており 、それによって距離測定器の鉛直方向及び距離測定器の測定光線（９、１０）の 方向を同時に制御または調整することが可能になっていることを特徴とする特許 請求の範囲第１項記載の測量器。
4. （４）鉛直棒は、鉛直棒の先端（Ｓ）と衛星受信器のアンテナの中央（Ａ）との 間の距離（ｈ）を決定する１つの測長系（Ｍ）を傭えていることを特徴とする、 特許請求の範囲第２項記載のの測量器。
5. （５）１つの電子的距離測定器を有する測量器において衛星受信器（１）ばかり でなく、データー及び／又は命令伝達の交叉位置を備えた距離測定器を有するこ とを特徴とする、特許請求の範囲第１項記載の測量器。
6. （６）遠く離れた測定点は照準装置（５）によって狙われそしてそれと同時に測 量器が鉛直に立っていることは水準器（４）によって制御されることを特徴とす る、特許請求の範囲第１又は３項記載の測量器を使用する方法。
7. （７）衛星系から直視出来ない範囲に存在する点（６）の位置を定める方法にお いて、衛星系から捉えることが可能な範囲にある少なくとも２つの補助点（７、 ８）の位置か測定されること及びこれらの補助点と測定点（６）との距離が定め られ、その上で測定点の位置が計算によって符られることを特徴とする、特許請 求の範囲第６項記載の方法。