JPH0349035Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0349035Y2 JPH0349035Y2 JP1984141477U JP14147784U JPH0349035Y2 JP H0349035 Y2 JPH0349035 Y2 JP H0349035Y2 JP 1984141477 U JP1984141477 U JP 1984141477U JP 14147784 U JP14147784 U JP 14147784U JP H0349035 Y2 JPH0349035 Y2 JP H0349035Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spacer
- double
- corner
- glass
- desiccant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 39
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 28
- 239000002274 desiccant Substances 0.000 claims description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 5
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案はシヨーケース等に使用される複層ガラ
スに関するものである。
スに関するものである。
(従来技術)
従来、未だ公知公用のものではないが第2図a
に示すように、所定間隔をおいて一対の角形ガラ
ス板1a,1bを対向させ、各ガラス板1a,1
bの周縁部間に中空の透明性部材にて形成された
枠状のスペーサ2を介装し、このスペーサ2内に
乾燥剤3を収納した複層ガラスを出願人は提案し
ている(昭和59年実用新案登録願第111600号)。
に示すように、所定間隔をおいて一対の角形ガラ
ス板1a,1bを対向させ、各ガラス板1a,1
bの周縁部間に中空の透明性部材にて形成された
枠状のスペーサ2を介装し、このスペーサ2内に
乾燥剤3を収納した複層ガラスを出願人は提案し
ている(昭和59年実用新案登録願第111600号)。
(考案が解決しようとする問題点)
前記従来例では、第2図bに示すように、シヨ
ーケース本体4の背板5、両側板6,7及び天板
8に取付けるときは、複層ガラスのスペーサ2は
透明な樹脂で形成されていることからシヨーケー
ス本体4のコーナ部分の透視範囲は大きくなる
が、スペーサ2全体に乾燥剤3を収納するとき
は、コーナ部分がこの乾燥剤3により隠蔽され、
コーナ部分における透視範囲を大きくすることは
できないという問題点を有している。また、複層
ガラスを組立てるときは、ガラス板1a,1bの
各辺部分の長さに応じたスペーサ2をガラス板1
a,1bの周縁部に枠状に取付けているが、ガラ
ス板1a,1bへのスペーサ2の位置決めやスペ
ーサ2同士の接合等に手間を要し、生産効率が良
くないという問題点もあつた。
ーケース本体4の背板5、両側板6,7及び天板
8に取付けるときは、複層ガラスのスペーサ2は
透明な樹脂で形成されていることからシヨーケー
ス本体4のコーナ部分の透視範囲は大きくなる
が、スペーサ2全体に乾燥剤3を収納するとき
は、コーナ部分がこの乾燥剤3により隠蔽され、
コーナ部分における透視範囲を大きくすることは
できないという問題点を有している。また、複層
ガラスを組立てるときは、ガラス板1a,1bの
各辺部分の長さに応じたスペーサ2をガラス板1
a,1bの周縁部に枠状に取付けているが、ガラ
ス板1a,1bへのスペーサ2の位置決めやスペ
ーサ2同士の接合等に手間を要し、生産効率が良
くないという問題点もあつた。
本考案は前記問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、収納した乾燥剤に
よつて透明度が損なわれることがなく、しかも組
立てを容易になし得る複層ガラスを提供すること
にある。
り、その目的とするところは、収納した乾燥剤に
よつて透明度が損なわれることがなく、しかも組
立てを容易になし得る複層ガラスを提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は前記目的を達成するために、対向する
二枚の角形ガラス板の周縁部間に中空の透明性部
材にて形成された枠状のスペーサを介装するとと
もに、該スペーサ内に乾燥剤を収納した複層ガラ
スにおいて、前記スペーサをガラス板の辺部分に
対応する辺部材と角部分に対応する角部材とから
構成するとともに、該角部材はその両端に辺部材
の端部に挿入された連結部を有し、前記乾燥剤を
該角部材内のみに収納している。
二枚の角形ガラス板の周縁部間に中空の透明性部
材にて形成された枠状のスペーサを介装するとと
もに、該スペーサ内に乾燥剤を収納した複層ガラ
スにおいて、前記スペーサをガラス板の辺部分に
対応する辺部材と角部分に対応する角部材とから
構成するとともに、該角部材はその両端に辺部材
の端部に挿入された連結部を有し、前記乾燥剤を
該角部材内のみに収納している。
(作用)
本考案の複層ガラスによれば、各ガラス板間の
湿気を吸収する乾燥剤がスペーサの角部材内に収
納されることから、辺部材内には乾燥剤が存在せ
ず、複層ガラスの辺部分の透明度が損なわれるこ
とはない。また、辺部材の端部に角部材の連結部
を挿入することによつてスペーサが枠状に組立て
られる。
湿気を吸収する乾燥剤がスペーサの角部材内に収
納されることから、辺部材内には乾燥剤が存在せ
ず、複層ガラスの辺部分の透明度が損なわれるこ
とはない。また、辺部材の端部に角部材の連結部
を挿入することによつてスペーサが枠状に組立て
られる。
(実施例)
第1図、第3図及び第4図は本考案の一実施例
を示すもので、従来例と同等の構成部分は同一の
符号を付して示す。即ち、1a,1bはガラス
板、3は乾燥剤である。
を示すもので、従来例と同等の構成部分は同一の
符号を付して示す。即ち、1a,1bはガラス
板、3は乾燥剤である。
同図において、10はスペーサで、ガラス板1
a,1bの辺部分に対応する辺部材20と角部分
に対応する角部材30とから構成されている。
a,1bの辺部分に対応する辺部材20と角部分
に対応する角部材30とから構成されている。
辺部材20には従来例と同等品の直線状のスペ
ーサが用いられている。この辺部材20は、中空
且つ断面六角形に形成された透明性の合成樹脂部
材21と、合成樹脂部材21の外側を覆うステン
レス部材22とからなる。また、合成樹脂部材2
1の幅方向中央にはその長さ方向に延びる溝21
aが設けられ、合成樹脂部材21の内部と各ガラ
ス板1a,1b間の空間1cとを連通させてい
る。尚、23はガラス板1a,1bの周縁に充填
されたシール部材である。
ーサが用いられている。この辺部材20は、中空
且つ断面六角形に形成された透明性の合成樹脂部
材21と、合成樹脂部材21の外側を覆うステン
レス部材22とからなる。また、合成樹脂部材2
1の幅方向中央にはその長さ方向に延びる溝21
aが設けられ、合成樹脂部材21の内部と各ガラ
ス板1a,1b間の空間1cとを連通させてい
る。尚、23はガラス板1a,1bの周縁に充填
されたシール部材である。
角部材30は透明性の合成樹脂にて形成され、
直角に屈曲した中空箱状のスペーサ部31と、ス
ペーサ部31の両端にそれぞれ延設された中空筒
状の連結部32とからなる。また、スペーサ部3
1と連結部32は互いに内部を連通しており、連
結部32の外形は前記辺部材20の開口端に嵌入
可能な断面六角形状に形成されている。更に、各
連結部32は先端をそれぞれ開口するとともに、
この開口部32aを開閉する蓋体33を有し、開
口部32aから連結部32及びスペーサ部31内
に乾燥剤3が収納される。また、各連結部32の
一側面には辺部材20の溝21aに対応する通気
孔34が設けられ、各ガラス板1a,1b間の空
間1cと連結部32の内部とを連通している。
直角に屈曲した中空箱状のスペーサ部31と、ス
ペーサ部31の両端にそれぞれ延設された中空筒
状の連結部32とからなる。また、スペーサ部3
1と連結部32は互いに内部を連通しており、連
結部32の外形は前記辺部材20の開口端に嵌入
可能な断面六角形状に形成されている。更に、各
連結部32は先端をそれぞれ開口するとともに、
この開口部32aを開閉する蓋体33を有し、開
口部32aから連結部32及びスペーサ部31内
に乾燥剤3が収納される。また、各連結部32の
一側面には辺部材20の溝21aに対応する通気
孔34が設けられ、各ガラス板1a,1b間の空
間1cと連結部32の内部とを連通している。
本実施例において複層ガラスを組立てるとき
は、まず、角部材30の各連結部32を辺部材2
0の開口端に挿入し、辺部材20と角部材30と
を連結する。これにより、枠状のスペーサ10が
組立てられ、このスペーサ10を各ガラス板1
a,1b間に介装することによつて複層ガラスが
完成する。
は、まず、角部材30の各連結部32を辺部材2
0の開口端に挿入し、辺部材20と角部材30と
を連結する。これにより、枠状のスペーサ10が
組立てられ、このスペーサ10を各ガラス板1
a,1b間に介装することによつて複層ガラスが
完成する。
このように、本実施例の複層ガラスによれば、
スペーサ10を辺部材20と角部材30とから構
成するとともに、乾燥剤3を角部材30内に収納
しているので、複層ガラスの各辺部分、即ちシヨ
ーケース本体4のコーナ部分の透明度が損なわれ
ることがない。従つて、シヨーケース本体4の内
部をコーナ部分からでも十分に見渡すことがで
き、商品の展示効果を向上させることができる。
また、角部材30の各連結部32を辺部材20の
開口端に挿入することによつて枠状のスペーサ1
0が簡単に組立てられるので、複層ガラス自体の
組立てを極めて容易に行うことができる。更に、
各連結部32が辺部材20の開口端に挿入される
ので、強度及び気密性を向上させることもでき
る。
スペーサ10を辺部材20と角部材30とから構
成するとともに、乾燥剤3を角部材30内に収納
しているので、複層ガラスの各辺部分、即ちシヨ
ーケース本体4のコーナ部分の透明度が損なわれ
ることがない。従つて、シヨーケース本体4の内
部をコーナ部分からでも十分に見渡すことがで
き、商品の展示効果を向上させることができる。
また、角部材30の各連結部32を辺部材20の
開口端に挿入することによつて枠状のスペーサ1
0が簡単に組立てられるので、複層ガラス自体の
組立てを極めて容易に行うことができる。更に、
各連結部32が辺部材20の開口端に挿入される
ので、強度及び気密性を向上させることもでき
る。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案の複層ガラスによ
れば、複層ガラスの各辺部分の透明度が損なわれ
ることがないので、複層ガラスをシヨーケースに
使用した場合、その内部をシヨーケース本体のコ
ーナ部分からでも十分に見渡すことができ、商品
の展示効果を向上させることができる。また、枠
状のスペーサを簡単に組立てることができるの
で、複層ガラス自体の組立てを極めて容易に行う
ことができ、しかもその強度及び気密性を向上さ
せることができる。
れば、複層ガラスの各辺部分の透明度が損なわれ
ることがないので、複層ガラスをシヨーケースに
使用した場合、その内部をシヨーケース本体のコ
ーナ部分からでも十分に見渡すことができ、商品
の展示効果を向上させることができる。また、枠
状のスペーサを簡単に組立てることができるの
で、複層ガラス自体の組立てを極めて容易に行う
ことができ、しかもその強度及び気密性を向上さ
せることができる。
図面は本考案の説明に供するもので、第1図は
本考案の複層ガラスの要部を示す断面図、第2図
a,bは従来の複層ガラスを示し、第2図aは複
層ガラスの断面図、第2図bは複層ガラスを使用
したシヨーケースを示す斜視図、第3図は本考案
の複層ガラスの断面図、第4図は本考案にかかる
連結スペーサを示す斜視図である。 図中、1a,1b……ガラス板、3……乾燥
剤、10……スペーサ、20……辺部材、30…
…角部材、32……連結部。
本考案の複層ガラスの要部を示す断面図、第2図
a,bは従来の複層ガラスを示し、第2図aは複
層ガラスの断面図、第2図bは複層ガラスを使用
したシヨーケースを示す斜視図、第3図は本考案
の複層ガラスの断面図、第4図は本考案にかかる
連結スペーサを示す斜視図である。 図中、1a,1b……ガラス板、3……乾燥
剤、10……スペーサ、20……辺部材、30…
…角部材、32……連結部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 対向する二枚の角形ガラス板の周縁部間に中空
の透明性部材にて形成された枠状のスペーサを介
装するとともに、該スペーサ内に乾燥剤を収納し
た複層ガラスにおいて、 前記スペーサをガラス板の辺部分に対応する辺
部材と角部分に対応する角部材とから構成すると
ともに、 該角部材はその両端に辺部材の端部に挿入され
た連結部を有し、 前記乾燥剤を該角部材内のみに収納した ことを特徴とする複層ガラス。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984141477U JPH0349035Y2 (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | |
GB08518122A GB2162228B (en) | 1984-07-25 | 1985-07-18 | Double-glazed window for a refrigerator |
US06/758,970 US4658553A (en) | 1984-07-25 | 1985-07-25 | Multi-windowpane structure for use in a temperature controlled environment |
KR1019850005308A KR910004392B1 (ko) | 1984-07-25 | 1985-07-25 | 냉장고류에 활용되는 다중유리진열창 구조 |
SG1027/87A SG102787G (en) | 1984-07-25 | 1987-11-25 | Double-glazed window structure for use in a refrigerator or the like |
HK194/88A HK19488A (en) | 1984-07-25 | 1988-03-17 | Double-glazed window structure for use in a refrigerator or the like |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984141477U JPH0349035Y2 (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6156481U JPS6156481U (ja) | 1986-04-16 |
JPH0349035Y2 true JPH0349035Y2 (ja) | 1991-10-18 |
Family
ID=30699815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984141477U Expired JPH0349035Y2 (ja) | 1984-07-25 | 1984-09-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0349035Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG11201801713UA (en) * | 2015-09-04 | 2018-04-27 | Agc Glass Europe | Highly insulated floor-to-ceiling window |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5615346Y2 (ja) * | 1975-11-14 | 1981-04-10 | ||
JPS57124588U (ja) * | 1981-01-30 | 1982-08-03 | ||
JPS58142276U (ja) * | 1982-03-19 | 1983-09-26 | ミサワホ−ム株式会社 | ガラス戸 |
-
1984
- 1984-09-18 JP JP1984141477U patent/JPH0349035Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6156481U (ja) | 1986-04-16 |
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