JPH0347634Y2 - - Google Patents
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- JPH0347634Y2 JPH0347634Y2 JP12865388U JP12865388U JPH0347634Y2 JP H0347634 Y2 JPH0347634 Y2 JP H0347634Y2 JP 12865388 U JP12865388 U JP 12865388U JP 12865388 U JP12865388 U JP 12865388U JP H0347634 Y2 JPH0347634 Y2 JP H0347634Y2
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Landscapes
- Air Humidification (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、サウナブース内に高湿度の環境を作
るスチームサウナに関するものである。
るスチームサウナに関するものである。
[従来の技術]
従来のこの種のスチームサウナは、これを示す
と第9図の通りである。すなわち、従来のスチー
ムサウナ91は、サウナブース92の上部に排気
通路3が形成され、下部側に蒸気の供給管94が
開口して配置されている。蒸気の供給管94は、
水槽95内の貯留水をヒータ96により加熱して
沸騰させることで生成した蒸気を室内97へ供給
している。一方、蒸気供給管94内に配置された
空気供給管98へフアン99を介して新鮮空気を
強制送風し、蒸気供給管94内の出口側近傍に吐
出させている。そして、前記蒸気と新鮮空気とを
混合してサウナブース92の室内99へこれを噴
出することで、蒸気の温度を低下させ、室内97
に適温で高湿度の雰囲気を作り出している。な
お、新鮮空気を供給する理由は、貯留水の沸騰に
より生成した蒸気のみを室内97へ噴出した場合
は、室内温度97が高くなり、火傷を負う危険が
あるからである。前記室内97へ噴出された混合
気は、順次室内上部へ上昇し、排気通路93から
室外へ排出されるようになつている。使用中にあ
つて、前記混合気は継続して室内97へ噴出され
ている。
と第9図の通りである。すなわち、従来のスチー
ムサウナ91は、サウナブース92の上部に排気
通路3が形成され、下部側に蒸気の供給管94が
開口して配置されている。蒸気の供給管94は、
水槽95内の貯留水をヒータ96により加熱して
沸騰させることで生成した蒸気を室内97へ供給
している。一方、蒸気供給管94内に配置された
空気供給管98へフアン99を介して新鮮空気を
強制送風し、蒸気供給管94内の出口側近傍に吐
出させている。そして、前記蒸気と新鮮空気とを
混合してサウナブース92の室内99へこれを噴
出することで、蒸気の温度を低下させ、室内97
に適温で高湿度の雰囲気を作り出している。な
お、新鮮空気を供給する理由は、貯留水の沸騰に
より生成した蒸気のみを室内97へ噴出した場合
は、室内温度97が高くなり、火傷を負う危険が
あるからである。前記室内97へ噴出された混合
気は、順次室内上部へ上昇し、排気通路93から
室外へ排出されるようになつている。使用中にあ
つて、前記混合気は継続して室内97へ噴出され
ている。
[考案が解決しようとする課題]
このように、従来のスチームサウナ91にあつ
ては、沸騰により生成した蒸気と新鮮空気とを混
合して供給し、これを排気通路93から排気して
いるので、排気された混合気の熱容量分が損失と
なり十分な熱容量の有効利用が図れないでいた。
すなわち、熱損失が大きく且つ使用する蒸気のト
ータル量が増大するという欠点があつた。それに
加えて、水槽95内の貯留水を沸騰(100℃に加
熱)させて蒸気を生成しているため、貯留水を沸
騰させるだけの通常は3200W以上の大容量のヒー
タ96が必要であり、装置の大型化及びコストア
ツプの原因になつていた。
ては、沸騰により生成した蒸気と新鮮空気とを混
合して供給し、これを排気通路93から排気して
いるので、排気された混合気の熱容量分が損失と
なり十分な熱容量の有効利用が図れないでいた。
すなわち、熱損失が大きく且つ使用する蒸気のト
ータル量が増大するという欠点があつた。それに
加えて、水槽95内の貯留水を沸騰(100℃に加
熱)させて蒸気を生成しているため、貯留水を沸
騰させるだけの通常は3200W以上の大容量のヒー
タ96が必要であり、装置の大型化及びコストア
ツプの原因になつていた。
また、水槽95や蒸気の供給管94の内面、あ
るいはサウナブース92の内壁面などが湿気をお
びて、カビ等が付き易い。
るいはサウナブース92の内壁面などが湿気をお
びて、カビ等が付き易い。
[課題を解決するための手段]
請求項1のスチームサウナは、サウナブース
と;該サウナブースの外部に配置されており、そ
の一端側が該サウナブースの一部において開口
し、その他端側が該サウナブースの他の一部にお
いて開口している空気流路と;該空気流路に設け
られており、該空気流路の前記一端側から他端側
へ向つて空気を流すための送風装置と;該空気流
路に設けられており、該空気流路内を流れる空気
を加熱するための電気加熱器と;水を貯蓄する容
器及び該容器に設けられた蒸気を発生させるため
の超音波発振器を備えており、発生した蒸気が該
空気流路を流れる空気に混入されるように該空気
流路に設置された蒸気発生手段と;前記容器より
水を排出する排水通路と;該排水通路の途中に配
設され、該排水通路の開閉を行う電磁弁と;前記
蒸気発生手段に設けられており、前記送風装置、
超音波発振器及び電気加熱器の少なくとも一つが
停止操作されると前記電磁弁へ前記排水通路を開
とする信号を送り、前記容器からの排水を行なう
制御手段と;が設けられていることを特徴とす
る。
と;該サウナブースの外部に配置されており、そ
の一端側が該サウナブースの一部において開口
し、その他端側が該サウナブースの他の一部にお
いて開口している空気流路と;該空気流路に設け
られており、該空気流路の前記一端側から他端側
へ向つて空気を流すための送風装置と;該空気流
路に設けられており、該空気流路内を流れる空気
を加熱するための電気加熱器と;水を貯蓄する容
器及び該容器に設けられた蒸気を発生させるため
の超音波発振器を備えており、発生した蒸気が該
空気流路を流れる空気に混入されるように該空気
流路に設置された蒸気発生手段と;前記容器より
水を排出する排水通路と;該排水通路の途中に配
設され、該排水通路の開閉を行う電磁弁と;前記
蒸気発生手段に設けられており、前記送風装置、
超音波発振器及び電気加熱器の少なくとも一つが
停止操作されると前記電磁弁へ前記排水通路を開
とする信号を送り、前記容器からの排水を行なう
制御手段と;が設けられていることを特徴とす
る。
請求項2のスチームサウナは、請求項1のスチ
ームサウナにおいて、前記超音波発振器の作動停
止操作後に、前記空気流路又は前記サウナブース
内を乾燥させるために前記送風装置を所定時間作
動させる制御手段を備えたことを特徴とする。
ームサウナにおいて、前記超音波発振器の作動停
止操作後に、前記空気流路又は前記サウナブース
内を乾燥させるために前記送風装置を所定時間作
動させる制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項3のスチームサウナは、サウナブース
と;該サウナブースの外部に配置されており、そ
の一端側が該サウナブースの一部において開口
し、その他端側が該サウナブースの他の一部にお
いて開口している空気流路と;該空気流路に設け
られており、該空気流路の前記一端側から他端側
へ向つて空気を流すための送風装置と;該空気流
路に設けられており、該空気流路内を流れる空気
を加熱するための電気加熱器と;水を貯蓄する容
器及び該容器に設けられた蒸気を発生させるため
の超音波発振器を備えており、発生した蒸気が該
空気流路を流れる空気に混入されるように該空気
流路に設置された蒸気発生手段と;を含むスチー
ムサウナであつて、前記蒸気発生手段の非作動時
に前記送風装置及び前記電気加熱器を作動させる
制御手段を備えたことを特徴とする。
と;該サウナブースの外部に配置されており、そ
の一端側が該サウナブースの一部において開口
し、その他端側が該サウナブースの他の一部にお
いて開口している空気流路と;該空気流路に設け
られており、該空気流路の前記一端側から他端側
へ向つて空気を流すための送風装置と;該空気流
路に設けられており、該空気流路内を流れる空気
を加熱するための電気加熱器と;水を貯蓄する容
器及び該容器に設けられた蒸気を発生させるため
の超音波発振器を備えており、発生した蒸気が該
空気流路を流れる空気に混入されるように該空気
流路に設置された蒸気発生手段と;を含むスチー
ムサウナであつて、前記蒸気発生手段の非作動時
に前記送風装置及び前記電気加熱器を作動させる
制御手段を備えたことを特徴とする。
[作用]
本考案のスチームサウナにおいては、超音波発
振器を動作させて水槽内の貯留水を振動させ、霧
状の水蒸気を発生させる。この霧状水蒸気は蒸気
と湿風との混合流体として室内へ噴出され、循環
する。蒸気を伴つた循環流体の温度は、通常の場
合38〜45℃である。このように循環式のスチーム
サウナであるから、循環流体の熱容量が外部へ直
接逃げることはなく、有効な熱用が図れる。
振器を動作させて水槽内の貯留水を振動させ、霧
状の水蒸気を発生させる。この霧状水蒸気は蒸気
と湿風との混合流体として室内へ噴出され、循環
する。蒸気を伴つた循環流体の温度は、通常の場
合38〜45℃である。このように循環式のスチーム
サウナであるから、循環流体の熱容量が外部へ直
接逃げることはなく、有効な熱用が図れる。
請求項(1)のスチームサウナでは、スチームサウ
ナの停止操作後に容器内の水が排出されるので、
容器内面の腐食やカビ等の微生物発生を防止でき
る。また、容器内のみならず、空気の循環用の流
路内への湿気の侵入も防止されるので、該流路に
おけるカビ発生等も防止される。さらに、容器内
から水を排出するので、仮に容器底部に沈殿物が
あつても、これを水を共に排出することも可能と
なる。
ナの停止操作後に容器内の水が排出されるので、
容器内面の腐食やカビ等の微生物発生を防止でき
る。また、容器内のみならず、空気の循環用の流
路内への湿気の侵入も防止されるので、該流路に
おけるカビ発生等も防止される。さらに、容器内
から水を排出するので、仮に容器底部に沈殿物が
あつても、これを水を共に排出することも可能と
なる。
請求項(2)のスチームサウナでは、スチームサウ
ナの停止操作後に、さらに前記空気循環用の流路
内を所定時間温風が流通されるので、該流路内を
乾燥させ、カビ等の発生を防止できる。なお、該
流路のみならず、ブース内の乾燥を行なうことに
よりブース室内面のカビ等の発生防止も可能であ
る。
ナの停止操作後に、さらに前記空気循環用の流路
内を所定時間温風が流通されるので、該流路内を
乾燥させ、カビ等の発生を防止できる。なお、該
流路のみならず、ブース内の乾燥を行なうことに
よりブース室内面のカビ等の発生防止も可能であ
る。
請求項(3)のスチームサウナでは、蒸気発生手段
が作動されていないとき、例えばスチームサウナ
の利用を行なつていないときに温風を流通させ、
流路やスチームブース内の乾燥を行ない、カビ等
の発生防止が図れると共に、万一カビ等が発生し
た場合でも死滅させることが可能である。
が作動されていないとき、例えばスチームサウナ
の利用を行なつていないときに温風を流通させ、
流路やスチームブース内の乾燥を行ない、カビ等
の発生防止が図れると共に、万一カビ等が発生し
た場合でも死滅させることが可能である。
[実施例]
以下、図面に示す実施例を参照しながら本考案
について説明する。
について説明する。
第1図は本考案の実施例に係るスチームサウナ
1の概略的かつ模式的な縦断面図である。このス
チームサウナ1はスチームブース(以下、ブース
と略)2内に座席部8が設けられ、使用者が腰を
掛けて使用できるようになつている。ブース2の
上部には吸込口18が設けられ、ブース室内11
の空気がダクト39、ブロワ36及びダクト41
を経て蒸気発生器37に導入され、この蒸気発生
器37内で加熱及び加湿された後、ダクト62を
経て吹出口19からブース室内11に吹き出さ
れ、これによりブース室内11が高温多湿雰囲気
となるよう構成されている。
1の概略的かつ模式的な縦断面図である。このス
チームサウナ1はスチームブース(以下、ブース
と略)2内に座席部8が設けられ、使用者が腰を
掛けて使用できるようになつている。ブース2の
上部には吸込口18が設けられ、ブース室内11
の空気がダクト39、ブロワ36及びダクト41
を経て蒸気発生器37に導入され、この蒸気発生
器37内で加熱及び加湿された後、ダクト62を
経て吹出口19からブース室内11に吹き出さ
れ、これによりブース室内11が高温多湿雰囲気
となるよう構成されている。
蒸気発生器37は、容器37A内に超音波発振
器52及び空気加熱用ヒータ46が設けられ、導
入口44から容器37A内に導入された空気に対
し、水Wの霧化により発生した水蒸気が混気され
ると共に、ヒータ46により加熱が行なわれる。
高湿多温の空気はダクト62を経て吹出口19か
らブース室内11に吹き出される。
器52及び空気加熱用ヒータ46が設けられ、導
入口44から容器37A内に導入された空気に対
し、水Wの霧化により発生した水蒸気が混気され
ると共に、ヒータ46により加熱が行なわれる。
高湿多温の空気はダクト62を経て吹出口19か
らブース室内11に吹き出される。
蒸気発生器37において、水は弁48付の給水
管47から容器37A内に導入される。また、容
器37Aには弁50付の排水管49等が設けられ
ている。この蒸気発生器7においては、スチーム
サウナ1の使用終了のスイツチ操作により、弁5
0が開放して容器37Aからの排水が行なわれ
る。また、使用終了後もブロワ36は所定時間作
動が継続され、ヒータ46の余熱により加熱され
た空気がダクト39,41,62等を流通するこ
とによりこれらダクト39,41,62内などの
乾燥が行なわれ、カビ等の微生物発生が防止され
る。また、ダクト39,41,62以外にも、ブ
ース室内11、容器37A内などの乾燥も行なわ
れ、カビ等の発生が防止される。
管47から容器37A内に導入される。また、容
器37Aには弁50付の排水管49等が設けられ
ている。この蒸気発生器7においては、スチーム
サウナ1の使用終了のスイツチ操作により、弁5
0が開放して容器37Aからの排水が行なわれ
る。また、使用終了後もブロワ36は所定時間作
動が継続され、ヒータ46の余熱により加熱され
た空気がダクト39,41,62等を流通するこ
とによりこれらダクト39,41,62内などの
乾燥が行なわれ、カビ等の微生物発生が防止され
る。また、ダクト39,41,62以外にも、ブ
ース室内11、容器37A内などの乾燥も行なわ
れ、カビ等の発生が防止される。
次に第2〜8図を参照してブース2、蒸気発生
器37等の構成について詳細に説明する。
器37等の構成について詳細に説明する。
第2図はブースの正面図、第3図はブース2の
詳細な構成を示す縦断面図(第2図のA−A′線
断面図)、第4図はブース2の斜視図、第5図は
第2図のC−C′線断面図、第6図はブース底部付
近の斜視図である。また、第7,8図は蒸気発生
器37の構成図であり、第7図は長手方向の断面
図、第8図は第7図の−線断面図である。
詳細な構成を示す縦断面図(第2図のA−A′線
断面図)、第4図はブース2の斜視図、第5図は
第2図のC−C′線断面図、第6図はブース底部付
近の斜視図である。また、第7,8図は蒸気発生
器37の構成図であり、第7図は長手方向の断面
図、第8図は第7図の−線断面図である。
スチームサウナ1の底部はベースプレート2A
よりなり、その上方に空間3を介して防水パン4
が配置されている。この防水パン4は、FRP(ガ
ラス繊維強化合成樹脂)製であり、第4図に示さ
れる支柱部5や第3図に示される側面スカート部
6などが床面部7、座席部8及び側パネル載置部
9等と共に一体的に成形されている。防水パン4
の床面部7には排水トラツプ10が設けられてい
る。
よりなり、その上方に空間3を介して防水パン4
が配置されている。この防水パン4は、FRP(ガ
ラス繊維強化合成樹脂)製であり、第4図に示さ
れる支柱部5や第3図に示される側面スカート部
6などが床面部7、座席部8及び側パネル載置部
9等と共に一体的に成形されている。防水パン4
の床面部7には排水トラツプ10が設けられてい
る。
この側パネル載置部9上にはインナパネル1
2、フレーム13、アウタパネル14が立設され
ている。
2、フレーム13、アウタパネル14が立設され
ている。
主として第3図に示されるように、インナパネ
ル12には、ブース室内11から室外側に向つて
突出する凹陥部よりなる棚15が設けられ、シヤ
ンプーやリンス、シエーバなどを置けるよう構成
されている。FRP製のインナパネル12には、
ブース室内の気体の吸込用と吹出用の開口が穿設
され、スリツトを備えた通気口部材16,17を
開口に装着して吸込口18と吹出口19とが構成
されている。なお、通気口部材17は吹出方向が
変更自在となるように設けられている。インナパ
ネル12にはシヤワーホース20の基端部の接続
金具21とシヤワーヘツド22のフツク23、シ
ヤワーの水量及び温度を調節するためのハンドル
24を備えたサーモスタツトミキシングバルブ2
5、ブース室内11に吹き出される空気の温度、
湿度及び第4図に示される排気フアン26のコン
トロールを行うスイツチを備えた室内操作盤27
が設けられている。インナパネル12には、ブー
ス11内の人に向つて遠赤外線を照射するパネル
状の遠赤外線ヒータ28(第5図)が取り付けら
れている。
ル12には、ブース室内11から室外側に向つて
突出する凹陥部よりなる棚15が設けられ、シヤ
ンプーやリンス、シエーバなどを置けるよう構成
されている。FRP製のインナパネル12には、
ブース室内の気体の吸込用と吹出用の開口が穿設
され、スリツトを備えた通気口部材16,17を
開口に装着して吸込口18と吹出口19とが構成
されている。なお、通気口部材17は吹出方向が
変更自在となるように設けられている。インナパ
ネル12にはシヤワーホース20の基端部の接続
金具21とシヤワーヘツド22のフツク23、シ
ヤワーの水量及び温度を調節するためのハンドル
24を備えたサーモスタツトミキシングバルブ2
5、ブース室内11に吹き出される空気の温度、
湿度及び第4図に示される排気フアン26のコン
トロールを行うスイツチを備えた室内操作盤27
が設けられている。インナパネル12には、ブー
ス11内の人に向つて遠赤外線を照射するパネル
状の遠赤外線ヒータ28(第5図)が取り付けら
れている。
FRP製フレーム13は、第4,5図に示され
る通り、防水パンの4隅から立ち上つており、フ
レーム13同志の間の3箇所にはアウタパネル1
4が着脱自在に取り付けられ、内部の配管や電気
配線などを点検できるようにしてある。フレーム
同志の間の残りの1箇所には扉30が設けられて
いる。この扉30には半透明ガラス31が装着さ
れている。扉30に隣接して外部操作盤32が設
けられている。この操作盤32には、サウナブー
スの電気機器類のメインスイツチと、加温・加湿
を行なうためのスイツチと、天井部の照明33の
ON、OFF用のスイツチとが設けられている。
る通り、防水パンの4隅から立ち上つており、フ
レーム13同志の間の3箇所にはアウタパネル1
4が着脱自在に取り付けられ、内部の配管や電気
配線などを点検できるようにしてある。フレーム
同志の間の残りの1箇所には扉30が設けられて
いる。この扉30には半透明ガラス31が装着さ
れている。扉30に隣接して外部操作盤32が設
けられている。この操作盤32には、サウナブー
スの電気機器類のメインスイツチと、加温・加湿
を行なうためのスイツチと、天井部の照明33の
ON、OFF用のスイツチとが設けられている。
フレーム13の上側には天井パネル35が設け
られ、ブース室内11を照らす照明33及びブー
ス室内11からの排気用のフアン26が設置され
ている。また、ブース2の上部には送風手段とし
てブロワ36が設けられている。防水パン4の座
席部8の下側には、第6図に拡大して示される通
り、蒸気発生器37が設置されている。ブロワ3
6の吸入口はダクト39を介してインナパネル1
2の吸込口18に連通され、ブロワ36の吐出口
40はフレキシブルダクト41を介して蒸気発生
器37に接続されている。
られ、ブース室内11を照らす照明33及びブー
ス室内11からの排気用のフアン26が設置され
ている。また、ブース2の上部には送風手段とし
てブロワ36が設けられている。防水パン4の座
席部8の下側には、第6図に拡大して示される通
り、蒸気発生器37が設置されている。ブロワ3
6の吸入口はダクト39を介してインナパネル1
2の吸込口18に連通され、ブロワ36の吐出口
40はフレキシブルダクト41を介して蒸気発生
器37に接続されている。
蒸気発生器37の構成について第7,8図を参
照して次に説明する。
照して次に説明する。
符号42,43は上部缶体及び下部缶体であ
り、これら缶体42,43のフランジ部42a,
43aが重ね合わされてボルト(図示略)により
連結されることにより容器37Aが構成され、内
部に水Wが貯留される。
り、これら缶体42,43のフランジ部42a,
43aが重ね合わされてボルト(図示略)により
連結されることにより容器37Aが構成され、内
部に水Wが貯留される。
上部缶体42には前記ダクト41が接続される
空気の導入口44及び排出口45が開口されると
共に、加熱手段としてヒータ(本実施例ではシー
ズヒータ)46が設けられている。下部缶体43
には給水管47が電磁弁48を介して接続される
と共に、排水手段として排水管49が電磁弁50
を介して接続されている。
空気の導入口44及び排出口45が開口されると
共に、加熱手段としてヒータ(本実施例ではシー
ズヒータ)46が設けられている。下部缶体43
には給水管47が電磁弁48を介して接続される
と共に、排水手段として排水管49が電磁弁50
を介して接続されている。
下部缶体43には、超音波発振器52、水温セ
ンサ53、フロートスイツチ54及びオーバーフ
ロー管55が設けられている。
ンサ53、フロートスイツチ54及びオーバーフ
ロー管55が設けられている。
符号56は仕切板であり、缶体42,43より
なる容器37A内を上下に仕切るように略々水平
に設けられている。この仕切板56は、導入口4
4から導入される空気が直に水Wの水面に吹き付
けられて水面が波打つことを防止している。即
ち、水Wの水面が過度に激しく波打つと、超音波
発振器52による水Wの霧化作用が阻害され、蒸
気発生量が低下するおそれがある。そこで、本実
施例では、仕切板56により、導入口44からの
気流が直に水面に吹き付けられないように構成し
てある。仕切板56には、超音波発振器52の上
方において開口57が設けられており、霧化した
水蒸気が排出口45に向つて流れ易くなるように
構成されている。
なる容器37A内を上下に仕切るように略々水平
に設けられている。この仕切板56は、導入口4
4から導入される空気が直に水Wの水面に吹き付
けられて水面が波打つことを防止している。即
ち、水Wの水面が過度に激しく波打つと、超音波
発振器52による水Wの霧化作用が阻害され、蒸
気発生量が低下するおそれがある。そこで、本実
施例では、仕切板56により、導入口44からの
気流が直に水面に吹き付けられないように構成し
てある。仕切板56には、超音波発振器52の上
方において開口57が設けられており、霧化した
水蒸気が排出口45に向つて流れ易くなるように
構成されている。
仕切板56はヒータ46の下方部分を囲むこと
により、ヒータ46の輻射熱が水Wに吸収されな
いようにも構成されている。このように構成する
ことにより、ヒータ46から下方に向つて放射さ
れた輻射熱が仕切板56に吸収ないし反射され、
仕切板56の上側を流れる空気を加熱するために
用いられ、加熱効率が向上する。
により、ヒータ46の輻射熱が水Wに吸収されな
いようにも構成されている。このように構成する
ことにより、ヒータ46から下方に向つて放射さ
れた輻射熱が仕切板56に吸収ないし反射され、
仕切板56の上側を流れる空気を加熱するために
用いられ、加熱効率が向上する。
ヒータ46の側方及び上方には、側板58及び
天井板59が設けられ、これら側板58及び天井
板59と上部缶体42との間には間隙が介在され
ている。これら側板58及び天井板59も、ヒー
タ46からの輻射熱を吸収ないし反射することに
より、輻射熱が上部缶体42から外部に伝熱する
ことを防止し、加熱効率を向上させる作用を働い
ている。また、本実施例のように仕切板56及び
側板58を設けておくと、水Wから霧化した水蒸
気は、開口57を通過しヒータ46よりも下流側
のゾーンにおいて循環空気流に混和される。この
ため、水蒸気が直接的にヒータ46に接触せず、
ヒータ46の表面への水スケールの付着が防止さ
れる。この結果、ヒータ46の放熱特性が長期間
にわたつて高いものとなる。なお、天井板59は
缶体42の天井面にボルト(図示略)により固定
され、側板58及び仕切板56は該天井板59に
吊設されている。
天井板59が設けられ、これら側板58及び天井
板59と上部缶体42との間には間隙が介在され
ている。これら側板58及び天井板59も、ヒー
タ46からの輻射熱を吸収ないし反射することに
より、輻射熱が上部缶体42から外部に伝熱する
ことを防止し、加熱効率を向上させる作用を働い
ている。また、本実施例のように仕切板56及び
側板58を設けておくと、水Wから霧化した水蒸
気は、開口57を通過しヒータ46よりも下流側
のゾーンにおいて循環空気流に混和される。この
ため、水蒸気が直接的にヒータ46に接触せず、
ヒータ46の表面への水スケールの付着が防止さ
れる。この結果、ヒータ46の放熱特性が長期間
にわたつて高いものとなる。なお、天井板59は
缶体42の天井面にボルト(図示略)により固定
され、側板58及び仕切板56は該天井板59に
吊設されている。
符号60は上部缶体に取り付けられた缶体用温
度センサを示す。また、符号61はヒータ端子を
示す。
度センサを示す。また、符号61はヒータ端子を
示す。
第4,6図に示す如く、上部缶体42の排出口
45にはフレキシブルダクト62が接続され、該
ダクト62はブース2のインナパネル14に設け
られた吹出口19に接続されている。従つて、本
実施例ではダクト39,41,62及び蒸気発生
器37によりブース室内11の空気を循環させる
ための流路が構成されている。
45にはフレキシブルダクト62が接続され、該
ダクト62はブース2のインナパネル14に設け
られた吹出口19に接続されている。従つて、本
実施例ではダクト39,41,62及び蒸気発生
器37によりブース室内11の空気を循環させる
ための流路が構成されている。
第3図に示す通り、インナパネル14にはブー
ス2外部の新鮮空気をブース室内11に導入する
ための新鮮空気口63が設けられている。該新鮮
発生口63には吹出方向が変更自在となるように
通気口部材63aが設けられ、該通気口部材63
aは、本実施例では座席部8に座つた使用者の顔
付近に向つて設けられている。第4図の如く、該
新鮮空気口63はダクト64及びダンパ装置65
を介してブース外部に連通可能とされている。ま
た、第1図に示す通り、前記排気フアン26もダ
クト66、ダンパ装置67及びダクト68を介し
てブース外部に連通している。
ス2外部の新鮮空気をブース室内11に導入する
ための新鮮空気口63が設けられている。該新鮮
発生口63には吹出方向が変更自在となるように
通気口部材63aが設けられ、該通気口部材63
aは、本実施例では座席部8に座つた使用者の顔
付近に向つて設けられている。第4図の如く、該
新鮮空気口63はダクト64及びダンパ装置65
を介してブース外部に連通可能とされている。ま
た、第1図に示す通り、前記排気フアン26もダ
クト66、ダンパ装置67及びダクト68を介し
てブース外部に連通している。
このダンパ装置65,67を開放した状態で排
気フアン26を作動させると、ブース室内11か
らの排気が行なわれると共に、新鮮空気口63か
らブース室内11に新鮮空気が導入され、座席部
8に座つた使用者の顔面に向つて新鮮空気が吹き
付けられるので、サウナ使用中にのぼせたりする
ことが防止される。
気フアン26を作動させると、ブース室内11か
らの排気が行なわれると共に、新鮮空気口63か
らブース室内11に新鮮空気が導入され、座席部
8に座つた使用者の顔面に向つて新鮮空気が吹き
付けられるので、サウナ使用中にのぼせたりする
ことが防止される。
防水パン4の下側には、第4図に示すように電
気回路ボツクス70が設置され、操作盤27,3
2からの信号に基いてブロワ36、超音波発振器
52、ヒータ46等のスチームサウナの電気機器
を制御するための回路が該ボツクス62に内蔵さ
れている。防水パン4の側面には着脱自在にパネ
ル71が取り付けられている。
気回路ボツクス70が設置され、操作盤27,3
2からの信号に基いてブロワ36、超音波発振器
52、ヒータ46等のスチームサウナの電気機器
を制御するための回路が該ボツクス62に内蔵さ
れている。防水パン4の側面には着脱自在にパネ
ル71が取り付けられている。
このように構成されたスチームサウナにおい
て、使用者は扉30を開けて出入りする。通常の
使用方法に従うと、ブース室内11に入るに先立
つて外部操作盤32に設けられている加温・加湿
用スイツチを押す。これにより、まず電磁弁48
が開弁して容器37Aに所定量の水Wが貯留され
る。また、ブロワ36、ヒータ46、超音波発振
器52が作動され、ブース室内11が温かくかつ
十分に湿度を帯びた状態となる。この後、ブース
内に入つて身体を温めたりシヤワーを浴びたりす
る。
て、使用者は扉30を開けて出入りする。通常の
使用方法に従うと、ブース室内11に入るに先立
つて外部操作盤32に設けられている加温・加湿
用スイツチを押す。これにより、まず電磁弁48
が開弁して容器37Aに所定量の水Wが貯留され
る。また、ブロワ36、ヒータ46、超音波発振
器52が作動され、ブース室内11が温かくかつ
十分に湿度を帯びた状態となる。この後、ブース
内に入つて身体を温めたりシヤワーを浴びたりす
る。
ブース室内11において、使用者は室内操作盤
27のスイツチを操作することによりブロワ36
の回転を制御し、吹出口19から吹き出される気
流流量を調節できる。また、操作盤27のスイツ
チ操作により、空気加熱用ヒータ46の出力を制
御して吹き出される気流温度を調節でき、超音波
発振器52の出力を制御して気流湿度を調節でき
る。同様に、遠赤外線ヒータ28の出力調節及び
排気フアン26のON、OFFもできる。なお、出
力調節とは当該機器のOFFを行うことも含む。
このスチームサウナでは、ブース室内11に居な
がら、ブース内の温度、湿度、遠赤外線ヒータ2
8の操作を行え、ブース使用者は最も快適な環境
を創り出すことができる。
27のスイツチを操作することによりブロワ36
の回転を制御し、吹出口19から吹き出される気
流流量を調節できる。また、操作盤27のスイツ
チ操作により、空気加熱用ヒータ46の出力を制
御して吹き出される気流温度を調節でき、超音波
発振器52の出力を制御して気流湿度を調節でき
る。同様に、遠赤外線ヒータ28の出力調節及び
排気フアン26のON、OFFもできる。なお、出
力調節とは当該機器のOFFを行うことも含む。
このスチームサウナでは、ブース室内11に居な
がら、ブース内の温度、湿度、遠赤外線ヒータ2
8の操作を行え、ブース使用者は最も快適な環境
を創り出すことができる。
スチームサウナ終了後に、外部操作盤32に設
けられている加温・加湿用スイツチをOFFにす
ると、まず超音波発振器52及びヒータ46が停
止されると共に電磁弁48が閉弁され、さらに電
磁弁50が開弁して蒸気発生器37の容器37A
内から水がすべ排出される。なお、ブロワ36は
作動が継続され、ヒータ46の余熱により加熱さ
れて発生する温風がダクト39,41,62及び
ブース室内11、容器内を循環する。これによ
り、容器内やダクト39,41,62、ブース室
内11が乾燥され、該容器37Aの内面やダクト
39,41,62、ブース室内11の腐食やカビ
等の微出物発生を防止できる。また、ヒータ46
の冷却促進を図ることもできる。なお、容器37
Aの底部から水を排出するので、仮に容器37A
の底部に沈殿物があつても、これを水と共に排出
することも可能となる。
けられている加温・加湿用スイツチをOFFにす
ると、まず超音波発振器52及びヒータ46が停
止されると共に電磁弁48が閉弁され、さらに電
磁弁50が開弁して蒸気発生器37の容器37A
内から水がすべ排出される。なお、ブロワ36は
作動が継続され、ヒータ46の余熱により加熱さ
れて発生する温風がダクト39,41,62及び
ブース室内11、容器内を循環する。これによ
り、容器内やダクト39,41,62、ブース室
内11が乾燥され、該容器37Aの内面やダクト
39,41,62、ブース室内11の腐食やカビ
等の微出物発生を防止できる。また、ヒータ46
の冷却促進を図ることもできる。なお、容器37
Aの底部から水を排出するので、仮に容器37A
の底部に沈殿物があつても、これを水と共に排出
することも可能となる。
容器からの排水終了後も所定時間ブロワ36及
びヒータ46の作動が継続され、前記した容器3
7Aやダクト39,41,62、ブース室内11
の乾燥が行なわれるに十分な時間が経過した後、
ブロワ36及びヒータ46が停止される。また、
電磁弁50が閉じ、次回のスチームサウナの使用
まで待機する状態を採る。
びヒータ46の作動が継続され、前記した容器3
7Aやダクト39,41,62、ブース室内11
の乾燥が行なわれるに十分な時間が経過した後、
ブロワ36及びヒータ46が停止される。また、
電磁弁50が閉じ、次回のスチームサウナの使用
まで待機する状態を採る。
上記の作動の説明では、スチームサウナの使用
終了後に容器37Aからの排水と温風循環による
乾燥が行なわれているが、本考案では容器37A
からの排水のみを行なうようにしても良い。この
ようにしても容器37A内のカビ発生等を防止で
きる。また、ダクト41,62等への湿気の浸入
が防止され、ダクト41,62等におけるカビな
どの発生も防止できる。
終了後に容器37Aからの排水と温風循環による
乾燥が行なわれているが、本考案では容器37A
からの排水のみを行なうようにしても良い。この
ようにしても容器37A内のカビ発生等を防止で
きる。また、ダクト41,62等への湿気の浸入
が防止され、ダクト41,62等におけるカビな
どの発生も防止できる。
本考案では、スチームサウナの非使用時にブロ
ワ36及びヒータ46のみを作動させて温風を循
環させるようにしても良い。このようにしてもダ
クト39,41,62、ブース室内11の乾燥及
びそれによるカビ防止、死滅などを行なうことが
できる。この温風循環時には、通常の場合、上記
実施例の如く容器37A内から排水しておく。か
かる乾燥操作を行なうためには、例えば外部操作
盤32に乾燥用スイツチを設けておけば良い。な
お、この乾燥作動の終了時には、まずヒータ46
をOFFとした後、所定時間ブロワ36を作動さ
せ、ヒータ46を冷却するのが好適である。
ワ36及びヒータ46のみを作動させて温風を循
環させるようにしても良い。このようにしてもダ
クト39,41,62、ブース室内11の乾燥及
びそれによるカビ防止、死滅などを行なうことが
できる。この温風循環時には、通常の場合、上記
実施例の如く容器37A内から排水しておく。か
かる乾燥操作を行なうためには、例えば外部操作
盤32に乾燥用スイツチを設けておけば良い。な
お、この乾燥作動の終了時には、まずヒータ46
をOFFとした後、所定時間ブロワ36を作動さ
せ、ヒータ46を冷却するのが好適である。
本考案において、スチームサウナの使用終了後
やサウナブースの非使用時に温風を循環させる場
合、該温風の温度を60℃以上とするのが好まし
い。このようにすると、カビ細菌が確実に死滅す
るようになる。
やサウナブースの非使用時に温風を循環させる場
合、該温風の温度を60℃以上とするのが好まし
い。このようにすると、カビ細菌が確実に死滅す
るようになる。
なお、遠赤外線ヒータ28は、これを装着しな
くとも十分に快適なスチームサウナの利用ができ
る。また、超音波発振器52を作動させず、ブロ
ワ36及びヒータ46を作動させることにより、
温風サウナとして利用することも可能である。
くとも十分に快適なスチームサウナの利用ができ
る。また、超音波発振器52を作動させず、ブロ
ワ36及びヒータ46を作動させることにより、
温風サウナとして利用することも可能である。
上記実施例では電気回路ボツクス70をブース
の床下部分に設けているが、他の個所例えばブー
スの天井部上面に設けても良い。この天井部上面
は通気性が良いので、電気回路ボツクス70から
の放熱を促進できる。
の床下部分に設けているが、他の個所例えばブー
スの天井部上面に設けても良い。この天井部上面
は通気性が良いので、電気回路ボツクス70から
の放熱を促進できる。
本考案では、電気回路ボツクス70をブース2
の天井部上面に設置しても良い。このようにする
と、天井部上面は通気性が良いので、電気回路ボ
ツクス70からの放熱を促進することができる。
の天井部上面に設置しても良い。このようにする
と、天井部上面は通気性が良いので、電気回路ボ
ツクス70からの放熱を促進することができる。
[効果]
以上の通り、本考案のスチームサウナにあつて
は、スチームサウナの使用終了後に蒸気発生手段
の容器から排水が行なわれるので、該容器内のカ
ビ等の微生物の繁殖、付着等を防止できる。
は、スチームサウナの使用終了後に蒸気発生手段
の容器から排水が行なわれるので、該容器内のカ
ビ等の微生物の繁殖、付着等を防止できる。
特に、請求項(2)のように構成すると、容器から
の排水に加えて温風の通風が行なわれるので、流
路や容器、ブース内の乾燥が行なわれ、カビ等の
発生をより確実に防止できる。さらに、ヒータの
早期冷却を図ることもできる。
の排水に加えて温風の通風が行なわれるので、流
路や容器、ブース内の乾燥が行なわれ、カビ等の
発生をより確実に防止できる。さらに、ヒータの
早期冷却を図ることもできる。
請求項(3)によれば、必要に応じ随時、サウナブ
ース内や流路の乾燥、カビ発生防止を図ることが
できる。また、カビが発生してもこれを死滅させ
ることが可能である。
ース内や流路の乾燥、カビ発生防止を図ることが
できる。また、カビが発生してもこれを死滅させ
ることが可能である。
また、本考案にあつては、室内を多湿とするた
めの蒸気が超音波装置で得ることができ、従来の
ように貯留水を100℃に加熱して沸騰させる必要
がない。従つて、加熱源としては室内空気を適温
に加熱するための小容量のものでよく、従来の場
合に比較して使用する熱エネルギーを大幅に低減
することが可能である。また蒸気と温風とが混合
した循環流体は、閉鎖された流路を繰り返して循
環するものであり、循環流体が持つ熱エネルギー
が従来のように直接外部へ逃げる等のことはな
く、熱効率に優れている。
めの蒸気が超音波装置で得ることができ、従来の
ように貯留水を100℃に加熱して沸騰させる必要
がない。従つて、加熱源としては室内空気を適温
に加熱するための小容量のものでよく、従来の場
合に比較して使用する熱エネルギーを大幅に低減
することが可能である。また蒸気と温風とが混合
した循環流体は、閉鎖された流路を繰り返して循
環するものであり、循環流体が持つ熱エネルギー
が従来のように直接外部へ逃げる等のことはな
く、熱効率に優れている。
第1図は本考案の実施例に係るスチームサウナ
の全体を模式的に示すサウナブースの縦断面図、
第2図は実施例に係るサウナブースの正面図、第
3図は第2図のA−A′線断面図、第4図はスチ
ームサウナの組立状態を示す斜視図、第5図は第
2図のC−C′線断面図、第6図はスチームサウナ
の底部の斜視図、第7図及び第8図は蒸気発生器
の断面図であ。第9図は従来例を示す断面図であ
る。 1……スチームサウナ、2……ブース、11…
…ブース室内、18……吹込口、19……吹出
口、26……排気フアン、37……蒸気発生器、
37A……容器、39,41,62……ダクト、
46……ヒータ、47……給水管、48,50…
…電磁弁、49……排水管、55……オーバーフ
ロー管、56……仕切板、65,67……ダンパ
装置。
の全体を模式的に示すサウナブースの縦断面図、
第2図は実施例に係るサウナブースの正面図、第
3図は第2図のA−A′線断面図、第4図はスチ
ームサウナの組立状態を示す斜視図、第5図は第
2図のC−C′線断面図、第6図はスチームサウナ
の底部の斜視図、第7図及び第8図は蒸気発生器
の断面図であ。第9図は従来例を示す断面図であ
る。 1……スチームサウナ、2……ブース、11…
…ブース室内、18……吹込口、19……吹出
口、26……排気フアン、37……蒸気発生器、
37A……容器、39,41,62……ダクト、
46……ヒータ、47……給水管、48,50…
…電磁弁、49……排水管、55……オーバーフ
ロー管、56……仕切板、65,67……ダンパ
装置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) サウナブースと; 該サウナブースの外部に配置されており、そ
の一端側が該サウナブースの一部において開口
し、その他端側が該サウナブースの他の一部に
おいて開口している空気流路と; 該空気流路に設けられており、該空気流路の
前記一端側から他端側へ向つて空気を流すため
の送風装置と; 該空気流路に設けられており、該空気流路内
を流れる空気を加熱するための電気加熱器と; 水を貯蓄する容器及び該容器に設けられた蒸
気を発生させるための超音波発振器を備えてお
り、発生した蒸気が該空気流路を流れる空気に
混入されるように該空気流路に設置された蒸気
発生手段と; 前記容器より水を排出する排水通路と; 該排水通路の途中に配設され、該排水通路の
開閉を行う電磁弁と; 前記蒸気発生手段に設けられており、前記送
風装置、超音波発振器及び電気加熱器の少なく
とも一つが停止操作されると前記電磁弁へ前記
排水通路を開とする信号を送り、前記容器から
の排水を行なう制御手段と; が設けられていることを特徴とするスチームサ
ウナ。 (2) 前記超音波発振器の作動停止操作後に、前記
空気流路又は前記サウナブース内を乾燥させる
ために前記送風装置を所定時間作動させる制御
手段を備えたことを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項に記載のスチームサウナ。 (3) サウナブースと; 該サウナブースの外部に配置されており、そ
の一端側が該サウナブースの一部において開口
し、その他端側が該サウナブースの他の一部に
おいて開口している空気流路と; 該空気流路に設けられており、該空気流路の
前記一端側から他端側へ向つて空気を流すため
の送風装置と; 該空気流路に設けられており、該空気流路内
を流れる空気を加熱するための電気加熱器と; 水を貯蓄する容器及び該容器に設けられた蒸
気を発生させるための超音波発振器を備えてお
り、発生した蒸気が該空気流路を流れる空気に
混入されるように該空気流路に設置された蒸気
発生手段と; を含むスチームサウナであつて、 前記蒸気発生手段の非作動時に前記送風装置
及び前記電気加熱器を作動させる制御手段を備
えたことを特徴とするスチームサウナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12865388U JPH0347634Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12865388U JPH0347634Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0288639U JPH0288639U (ja) | 1990-07-13 |
JPH0347634Y2 true JPH0347634Y2 (ja) | 1991-10-11 |
Family
ID=31382196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12865388U Expired JPH0347634Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0347634Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010029449A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Corona Corp | サウナ装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5135942B2 (ja) * | 2007-08-08 | 2013-02-06 | パナソニック株式会社 | ミストサウナ装置 |
JP5112245B2 (ja) * | 2008-10-09 | 2013-01-09 | 株式会社コロナ | サウナ装置 |
JP5129093B2 (ja) * | 2008-11-14 | 2013-01-23 | 株式会社コロナ | サウナ装置 |
JP7242479B2 (ja) * | 2019-08-30 | 2023-03-20 | ダイニチ工業株式会社 | 加湿装置 |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP12865388U patent/JPH0347634Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010029449A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Corona Corp | サウナ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0288639U (ja) | 1990-07-13 |
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