JPH0345855B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0345855B2 JPH0345855B2 JP57023439A JP2343982A JPH0345855B2 JP H0345855 B2 JPH0345855 B2 JP H0345855B2 JP 57023439 A JP57023439 A JP 57023439A JP 2343982 A JP2343982 A JP 2343982A JP H0345855 B2 JPH0345855 B2 JP H0345855B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable iron
- iron piece
- yoke
- movable
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 78
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 39
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005281 excited state Effects 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Keying Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、交流負荷電源の端子に接続された
接点を可動鉄片の開閉動作によつて開閉する開閉
器に関するものである。
接点を可動鉄片の開閉動作によつて開閉する開閉
器に関するものである。
この種の開閉器では、一般に、可動鉄片の開閉
動作信号が直流電流によつて与えられるようにな
つている。すなわち、上記動作信号がヨークに入
力されてこれが励磁されると、このヨークに可動
鉄片が吸着されて接点が閉じ、交流負荷電流が流
れる一方、上記動作信号の投入が遮断されるとヨ
ークの励磁状態が解消されて可動鉄片がヨークか
ら離反して接点が開く構成となつている。
動作信号が直流電流によつて与えられるようにな
つている。すなわち、上記動作信号がヨークに入
力されてこれが励磁されると、このヨークに可動
鉄片が吸着されて接点が閉じ、交流負荷電流が流
れる一方、上記動作信号の投入が遮断されるとヨ
ークの励磁状態が解消されて可動鉄片がヨークか
ら離反して接点が開く構成となつている。
このような従来の開閉器では、動作信号の遮断
タイミングが交流負荷電流の位相との関係ではラ
ンダムに行なわれるために、接点の開放が交流負
荷電流のゼロ位相(ゼロクロス)で行なわれるこ
とが少なかつた。そのため、接点開放時に接触子
相互間でのアーク発生が伴ない、それに起因する
接点の消耗が問題となつていた。
タイミングが交流負荷電流の位相との関係ではラ
ンダムに行なわれるために、接点の開放が交流負
荷電流のゼロ位相(ゼロクロス)で行なわれるこ
とが少なかつた。そのため、接点開放時に接触子
相互間でのアーク発生が伴ない、それに起因する
接点の消耗が問題となつていた。
この発明は以上の事情にかんがみてなされたも
のであり、ヨークと可動鉄片との間に交流負荷電
流による吸引力を作用させるようにするととも
に、接点押圧力を交流負荷電流のゼロクロスまた
はゼロクロス付近で解除させるようにして、接点
離反時のアーク発生が少なくて済む開閉器の提供
を目的とするものである。
のであり、ヨークと可動鉄片との間に交流負荷電
流による吸引力を作用させるようにするととも
に、接点押圧力を交流負荷電流のゼロクロスまた
はゼロクロス付近で解除させるようにして、接点
離反時のアーク発生が少なくて済む開閉器の提供
を目的とするものである。
つぎに、この発明の実施例を図面にしたがつて
説明する。
説明する。
第1図および第2図において、1は電磁石コイ
ルを示し、この電磁石コイル1が巻装されたヨー
ク2は、その一端部が後述する可動鉄片5に対す
る吸着部2aとされ、この吸着部2aとコイル巻
装部2bとが立上り状の段付部2cを介して連続
されて、これらがメインヨーク3とされる。ま
た、このメインヨーク3の他端部のコ字状に形成
された補助ヨーク4が延設状に一体形成される。
上記可動鉄片5は、その一端部5aが上記メイン
ヨーク3の吸着部2aの裏面側に配置される一
方、その他端部5bが上記補助ヨーク4の延設端
部4aの表面側に配置される。そして、この可動
鉄片5は、その中間部が、上記補助ヨーク4上で
ヒンジ6によつて揺動自在に支持される。この場
合、ヒンジ6は、可動鉄片5がその一端側および
他端側がバランスして、微小な力でこの可動鉄片
5が揺動されるような位置に設けるのが望まし
い。
ルを示し、この電磁石コイル1が巻装されたヨー
ク2は、その一端部が後述する可動鉄片5に対す
る吸着部2aとされ、この吸着部2aとコイル巻
装部2bとが立上り状の段付部2cを介して連続
されて、これらがメインヨーク3とされる。ま
た、このメインヨーク3の他端部のコ字状に形成
された補助ヨーク4が延設状に一体形成される。
上記可動鉄片5は、その一端部5aが上記メイン
ヨーク3の吸着部2aの裏面側に配置される一
方、その他端部5bが上記補助ヨーク4の延設端
部4aの表面側に配置される。そして、この可動
鉄片5は、その中間部が、上記補助ヨーク4上で
ヒンジ6によつて揺動自在に支持される。この場
合、ヒンジ6は、可動鉄片5がその一端側および
他端側がバランスして、微小な力でこの可動鉄片
5が揺動されるような位置に設けるのが望まし
い。
つぎに、7は固定接触片、8は可動接触片を示
す。固定接触片7は、上記ヨーク2を支持する絶
縁体9に取付けられており、その先端部に固定接
触子7aを備え、また、その基端部は上記可動鉄
片5の下部を通るように折曲されて交流負荷端子
7bとされる。一方、可動接触片8は、その基端
部8aが上記可動鉄片5の他端上部を跨ぐように
配設されて上記絶縁体9に固定されるとともに、
この基端部8aの一端が折返し状に延接され、こ
の折返し部8bが上記可動鉄片5の他端下部に配
設されて交流負荷端子8cとされる。さらに、可
動接触片8の可動部8dは、その基端部8aに対
して下方へわずかに折曲されて、この可動部8d
の弾性によつて絶縁体10を介して上記可動鉄片
5をメインヨーク3に対して開動方向に常時付勢
させるように構成される。なお、8eは上記可動
部8dの先端に設けられた可動接触子を示し、こ
れは、上記固定接触子7aに対向される。
す。固定接触片7は、上記ヨーク2を支持する絶
縁体9に取付けられており、その先端部に固定接
触子7aを備え、また、その基端部は上記可動鉄
片5の下部を通るように折曲されて交流負荷端子
7bとされる。一方、可動接触片8は、その基端
部8aが上記可動鉄片5の他端上部を跨ぐように
配設されて上記絶縁体9に固定されるとともに、
この基端部8aの一端が折返し状に延接され、こ
の折返し部8bが上記可動鉄片5の他端下部に配
設されて交流負荷端子8cとされる。さらに、可
動接触片8の可動部8dは、その基端部8aに対
して下方へわずかに折曲されて、この可動部8d
の弾性によつて絶縁体10を介して上記可動鉄片
5をメインヨーク3に対して開動方向に常時付勢
させるように構成される。なお、8eは上記可動
部8dの先端に設けられた可動接触子を示し、こ
れは、上記固定接触子7aに対向される。
ここにおいて、ヨーク2の吸着部2aは、第3
b図に示されるように、可動鉄片5がこの吸着部
2aに吸引されて上記可動接触片8の可動部8d
を押上げ、その可動接触子8eが固定接触子8a
に接触した場合においても、可動鉄片5との間に
ギヤツプAが形成されるようなレベルに設けられ
る。
b図に示されるように、可動鉄片5がこの吸着部
2aに吸引されて上記可動接触片8の可動部8d
を押上げ、その可動接触子8eが固定接触子8a
に接触した場合においても、可動鉄片5との間に
ギヤツプAが形成されるようなレベルに設けられ
る。
つぎに、10は上記電磁石コイル1の端子1
a,1bに接続された直流動作電源、11はその
スイツチを示し、また、12は上記交流負荷端子
7b,8cに接続された交流負荷電源、13はそ
の負荷を示す。
a,1bに接続された直流動作電源、11はその
スイツチを示し、また、12は上記交流負荷端子
7b,8cに接続された交流負荷電源、13はそ
の負荷を示す。
以上において、第3a図の状態から、電磁石コ
イル1の端子1a,1bに入力信号を加えると、
その電磁石コイル1に電流が流れてヨーク2が励
磁され、これによつて可動鉄片5の一端部5aが
その吸着部2aに吸引され、その結果、可動鉄片
5が可動接触片8の可動部8dの付勢に抗して閉
動する。この場合、第3b図に示されるように、
可動接触子8eが固定接触子7aの接触して接点
が閉じられる。このとき、負荷電流Iは、第2図
矢印のように、固定接触片7と可動接触片8とに
よつて形成されるコイル状の電路を流れるため、
これによつて可動鉄片5が励磁されて、この可動
鉄片5が、上記入力信号による力におけるのと同
一方向に揺動させる力が生じる。ここで、可動接
触子8eが固定接触子7aに接触することによつ
て、可動鉄片5の閉動限が規制されるから、ヨー
ク2の吸着部2aと可動鉄片5とは接触せず、両
者間にはギヤツプAが形成されることになる。そ
のため、可動鉄片5が励磁されてもヨーク2に残
留磁気が残ることが防止される。
イル1の端子1a,1bに入力信号を加えると、
その電磁石コイル1に電流が流れてヨーク2が励
磁され、これによつて可動鉄片5の一端部5aが
その吸着部2aに吸引され、その結果、可動鉄片
5が可動接触片8の可動部8dの付勢に抗して閉
動する。この場合、第3b図に示されるように、
可動接触子8eが固定接触子7aの接触して接点
が閉じられる。このとき、負荷電流Iは、第2図
矢印のように、固定接触片7と可動接触片8とに
よつて形成されるコイル状の電路を流れるため、
これによつて可動鉄片5が励磁されて、この可動
鉄片5が、上記入力信号による力におけるのと同
一方向に揺動させる力が生じる。ここで、可動接
触子8eが固定接触子7aに接触することによつ
て、可動鉄片5の閉動限が規制されるから、ヨー
ク2の吸着部2aと可動鉄片5とは接触せず、両
者間にはギヤツプAが形成されることになる。そ
のため、可動鉄片5が励磁されてもヨーク2に残
留磁気が残ることが防止される。
つぎに、入力信号を断つと、入力信号によるヨ
ーク2の励磁状態は消滅する。しかし、負荷電流
Iが比較的大きい位相では、可動接触片8による
付勢力Frよりも負荷電流Iによる可動鉄片5の
吸引力が大きくなり、接点の閉状態はそのまま維
持される。つぎに、負荷電流Iの減少に伴なつて
上記吸引力が上記付勢力Frよりも小さくなると、
この付勢力Frによつて可動鉄片5が開動され、
接点は開かれる。上記のように、負荷電流Iが付
勢力Frよりも小さくなるのは、負荷電流がゼロ
クロス付近またはゼロクロスのときであるため、
アークの発生は少なく抑えられる。したがつて、
接点のアーク電流を上記付勢力と同等の力を発生
させる負荷電流値よりも大きくしておけば、アー
クを全く発生させることなく接点の開閉を行なわ
せることができるようになる。
ーク2の励磁状態は消滅する。しかし、負荷電流
Iが比較的大きい位相では、可動接触片8による
付勢力Frよりも負荷電流Iによる可動鉄片5の
吸引力が大きくなり、接点の閉状態はそのまま維
持される。つぎに、負荷電流Iの減少に伴なつて
上記吸引力が上記付勢力Frよりも小さくなると、
この付勢力Frによつて可動鉄片5が開動され、
接点は開かれる。上記のように、負荷電流Iが付
勢力Frよりも小さくなるのは、負荷電流がゼロ
クロス付近またはゼロクロスのときであるため、
アークの発生は少なく抑えられる。したがつて、
接点のアーク電流を上記付勢力と同等の力を発生
させる負荷電流値よりも大きくしておけば、アー
クを全く発生させることなく接点の開閉を行なわ
せることができるようになる。
以上の説明から明らかなように、この発明によ
れば、負荷電流をゼロクロス付近またはゼロクロ
スでしや断することができるようになるため、接
点部分でのアーク発生が極力抑えられ、その寿命
を延ばすことが可能となる。
れば、負荷電流をゼロクロス付近またはゼロクロ
スでしや断することができるようになるため、接
点部分でのアーク発生が極力抑えられ、その寿命
を延ばすことが可能となる。
第1図はこの発明の実施例を示す斜視図、第2
図は磁気回路の説明図、第3a図および第3b図
は動作説明用の断面図である。 1……電磁石コイル、2……ヨーク、3……メ
インヨーク、4……補助ヨーク、5……可動鉄
片、6……ヒンジ、7……固定接触片、8……可
動接触片、10……直流動作電源、12……交流
負荷電源、13……負荷。
図は磁気回路の説明図、第3a図および第3b図
は動作説明用の断面図である。 1……電磁石コイル、2……ヨーク、3……メ
インヨーク、4……補助ヨーク、5……可動鉄
片、6……ヒンジ、7……固定接触片、8……可
動接触片、10……直流動作電源、12……交流
負荷電源、13……負荷。
Claims (1)
- 1 電磁石コイルが巻装されたメインヨークに対
して可動鉄片を開閉揺動自在に支持するととも
に、この可動鉄片が常時開動方向に付勢され、こ
の可動鉄片の一端部を上記メインヨークで吸着離
反させる開閉動作を通じて交流負荷電源の開閉動
作を行なわせる開閉器において、可動鉄片の他端
部をその後方へ延出させて補助可動鉄片とし、こ
の補助可動鉄片に対向する補助ヨークを上記メイ
ンヨークと一体に形成するとともに、上記可動鉄
片を、メインヨークの裏面側と補助ヨークの表面
側との間にわたるように配設し、交流負荷端子に
接続される固定接触片と可動接触片とで形成され
る電路が、上記可動鉄片を巻回するコイルを形成
するように構成したことを特徴とする開閉器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2343982A JPS58140941A (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 開閉器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2343982A JPS58140941A (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 開閉器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58140941A JPS58140941A (ja) | 1983-08-20 |
JPH0345855B2 true JPH0345855B2 (ja) | 1991-07-12 |
Family
ID=12110528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2343982A Granted JPS58140941A (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 開閉器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58140941A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60230331A (ja) * | 1984-04-26 | 1985-11-15 | 富士通株式会社 | 交流負荷用リ−ドリレ− |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5723440A (en) * | 1980-06-04 | 1982-02-06 | Philips Nv | Low pressure mercury discharge lamp |
-
1982
- 1982-02-15 JP JP2343982A patent/JPS58140941A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5723440A (en) * | 1980-06-04 | 1982-02-06 | Philips Nv | Low pressure mercury discharge lamp |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58140941A (ja) | 1983-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4571566A (en) | Electromagnetic relay | |
US4880948A (en) | Contactor device for circuit breaker | |
US4975666A (en) | Polarized electromagnetic relay | |
JP2002208338A (ja) | 電磁継電器 | |
JPH0950752A (ja) | 回路遮断器 | |
JPH0345855B2 (ja) | ||
JPS6185742A (ja) | 回路しや断器の接触子装置 | |
JPS58140942A (ja) | 開閉器 | |
US5686712A (en) | Electrical contact assembly | |
JP3145811B2 (ja) | 電磁継電器 | |
JP2006196372A (ja) | パワーリレー | |
JP2988761B2 (ja) | 開閉器 | |
JP2006196361A (ja) | ラッチ式リレー | |
JPH052963A (ja) | 電磁継電器 | |
JPH089882Y2 (ja) | 回路遮断器 | |
JPH0320852B2 (ja) | ||
JPH0379811B2 (ja) | ||
JPH0447925B2 (ja) | ||
JPH0756772B2 (ja) | 電磁継電器 | |
JPS5810321A (ja) | 開閉機構 | |
JPH09129108A (ja) | 接点開閉装置 | |
JPH08264098A (ja) | 回路遮断器 | |
JPH056644U (ja) | 接点開閉機構 | |
JPH05242753A (ja) | 接点開閉装置及び電磁リレー | |
JPS59175529A (ja) | 電磁接触器 |