JPH0344381A - 光学活性オキサゾリジノン誘導体の製法 - Google Patents
光学活性オキサゾリジノン誘導体の製法Info
- Publication number
- JPH0344381A JPH0344381A JP1179493A JP17949389A JPH0344381A JP H0344381 A JPH0344381 A JP H0344381A JP 1179493 A JP1179493 A JP 1179493A JP 17949389 A JP17949389 A JP 17949389A JP H0344381 A JPH0344381 A JP H0344381A
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- optically active
- formula
- amino
- benzyloxypropan
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- Pending
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は光学活性オキサゾリジノン誘導体の製法に関す
る。この誘導体は抗不整脈、血圧降下。
る。この誘導体は抗不整脈、血圧降下。
白内障の治療薬として有用な光学活性βブロッカ−の原
料として有用な化合物である。
料として有用な化合物である。
(従来技術と発明が解決しようとする課題)従来、一般
式(4) (式(4)中R1は水素、01〜CT2のアルキル基、
又はアラルキル基を表わし、*は不斉炭素を表わす。〉
で示される光学活性オキサゾリジノン誘導体は下記反応
経路(I)で示される光学活性グリセルアルデヒドを経
由する方法(A) (Chem、 Pharm、 B
u l t 、 、 29.3593(1981)、津
田喜典等)やラセミ体の、微生物による不斉氷解(B)
(待開昭60−36471等〉、3−アミノ−1,2−
オキシプロパン誘導体を経由する方法(C) (特開[
1360−67470>等が知られている。
式(4) (式(4)中R1は水素、01〜CT2のアルキル基、
又はアラルキル基を表わし、*は不斉炭素を表わす。〉
で示される光学活性オキサゾリジノン誘導体は下記反応
経路(I)で示される光学活性グリセルアルデヒドを経
由する方法(A) (Chem、 Pharm、 B
u l t 、 、 29.3593(1981)、津
田喜典等)やラセミ体の、微生物による不斉氷解(B)
(待開昭60−36471等〉、3−アミノ−1,2−
オキシプロパン誘導体を経由する方法(C) (特開[
1360−67470>等が知られている。
く
■
○
しかしながら(A>では原料の光学活性グリセルアルデ
ヒドが、D−マンニトールから多段階で合成せねばなら
ず、しかもラセミ化をしやすい為取扱いが難しいし、(
B)では基質濃度をあまり高くできず、反対の立体配置
の未反応エステルとの分離が必要である等の問題があり
、(C)では3−アミノ−1,2−オキシプロパン誘導
体を合成するのに副反応をともなう数段階の反応を要し
、しかも3−アミノ−1,2−オキシプロパン誘導体自
体不安定で取扱いが難しい化合物であるという欠点をか
かえている。
ヒドが、D−マンニトールから多段階で合成せねばなら
ず、しかもラセミ化をしやすい為取扱いが難しいし、(
B)では基質濃度をあまり高くできず、反対の立体配置
の未反応エステルとの分離が必要である等の問題があり
、(C)では3−アミノ−1,2−オキシプロパン誘導
体を合成するのに副反応をともなう数段階の反応を要し
、しかも3−アミノ−1,2−オキシプロパン誘導体自
体不安定で取扱いが難しい化合物であるという欠点をか
かえている。
(課題を解決するための手段)
本発明者は上記の方法にかわる光学活性オキサゾリジノ
ン誘導体の製法を見出すべく鋭意検討した結果、下記反
応経路(II)に従い、光学活性ベンジルグリシジルエ
ーテル(0)から光学純度の高い光学活性オキサゾリジ
ノン誘導体(4)が容易に得られることを見出した。
ン誘導体の製法を見出すべく鋭意検討した結果、下記反
応経路(II)に従い、光学活性ベンジルグリシジルエ
ーテル(0)から光学純度の高い光学活性オキサゾリジ
ノン誘導体(4)が容易に得られることを見出した。
区
本発明はこの反応経路に従って得られる誘導体(4)を
提供するものである。
提供するものである。
すなわち本発明は一般式(3)
(式中phはフェニル基を、R1は水素、01〜Crz
のアルキル基、アリール基又はアラルキル基を表わし、
*は不斉炭素を表わす。)で表わされる5−ベンジルオ
キシメチルオキサゾリジン−2−オン誘導体(3)をパ
ラジウム触媒の存在下水素化分解することを特徴とする
、一般式(4)(式中R1,*は上記と同じ。)で表わ
される光学活性オキサゾリジノン誘導体(4)の製法で
ある。
のアルキル基、アリール基又はアラルキル基を表わし、
*は不斉炭素を表わす。)で表わされる5−ベンジルオ
キシメチルオキサゾリジン−2−オン誘導体(3)をパ
ラジウム触媒の存在下水素化分解することを特徴とする
、一般式(4)(式中R1,*は上記と同じ。)で表わ
される光学活性オキサゾリジノン誘導体(4)の製法で
ある。
以下反応経路(It>に従って化合物(0)より出発し
て誘導体(3)より誘導体(4)を合成する方法を説明
する。
て誘導体(3)より誘導体(4)を合成する方法を説明
する。
a〉光学活性ベンジルグリシジルエーテル(0)若しく
は1−ベンジルオキシ−3−クロロ−プロパン−2−オ
ールの合成 ここで原料として用いるベンジルグリシジルエーテル(
0)は光学純度の高いものが要求されるが、これは光学
純度98%ee以上のエピクロルヒドリンをトリフルオ
ロボロンエーテル錯体なとのルイス酸触媒の存在下でベ
ンジルアルコールと反応させて得られる光学活性な1−
ベンジルオキシ−3−クロロ−プロパン−2−オールを
苛性ソーダなどで処理して得ることができる。
は1−ベンジルオキシ−3−クロロ−プロパン−2−オ
ールの合成 ここで原料として用いるベンジルグリシジルエーテル(
0)は光学純度の高いものが要求されるが、これは光学
純度98%ee以上のエピクロルヒドリンをトリフルオ
ロボロンエーテル錯体なとのルイス酸触媒の存在下でベ
ンジルアルコールと反応させて得られる光学活性な1−
ベンジルオキシ−3−クロロ−プロパン−2−オールを
苛性ソーダなどで処理して得ることができる。
b)1−アミノ−3−ベンジルオキシプロパン−2−オ
ール誘導体(1〉の合成 ベンジルグリシジルエーテル(0)と、アミンの反応は
アミン量が少いと生成した1−アミノ−3−ベンジルオ
キシプロパン−2−オール誘導体(1)へ更にベンジル
グリシジルエーテルが反応するため、5倍当量以上、よ
り好ましくは10倍当量以上のア且ンと反応させる必要
がある。またアミンがイソプロピルアミンなどの様に沸
点の低い場合は水、メタノール、エタノールなどの溶媒
を混合して沸点を上げてやることが好ましい。
ール誘導体(1〉の合成 ベンジルグリシジルエーテル(0)と、アミンの反応は
アミン量が少いと生成した1−アミノ−3−ベンジルオ
キシプロパン−2−オール誘導体(1)へ更にベンジル
グリシジルエーテルが反応するため、5倍当量以上、よ
り好ましくは10倍当量以上のア且ンと反応させる必要
がある。またアミンがイソプロピルアミンなどの様に沸
点の低い場合は水、メタノール、エタノールなどの溶媒
を混合して沸点を上げてやることが好ましい。
この光学活性な1−アミノ−3−ベンジルオキシプロパ
ン−2−オール誘導体(1)は上記の光学活性な1−ベ
ンジルオキシ−3−クロロプロパン−2−オールをアミ
ン当量以上と加熱還流下に反応させることによっても得
られる。この場合生成物は光学活性な1−アミノ−3−
ベンジルオキシプロパン−2−オールの塩@塩であるの
で、反応途中あるいは反応終了後炭酸ナトリウム、炭酸
カリウムなどの塩基1〜5モルを加えて後処理をし、遊
離のアミンを得ることができる。
ン−2−オール誘導体(1)は上記の光学活性な1−ベ
ンジルオキシ−3−クロロプロパン−2−オールをアミ
ン当量以上と加熱還流下に反応させることによっても得
られる。この場合生成物は光学活性な1−アミノ−3−
ベンジルオキシプロパン−2−オールの塩@塩であるの
で、反応途中あるいは反応終了後炭酸ナトリウム、炭酸
カリウムなどの塩基1〜5モルを加えて後処理をし、遊
離のアミンを得ることができる。
C)1−(N−アルコキシカルボニル)アミノ−3−ベ
ンジルオキシプロパン−2−オール誘導体(2〉の合成 1−アミノ−3−ベンジルオキシプロパン−2−オール
誘導体(1〉ととクロロ炭酸アルキルとの反応は二級水
酸基へのオキシカルボニル化を抑制するために一り5℃
〜室温の範囲でクロロ炭酸アルキルを徐々に加えること
が望ましい。クロロ炭酸アルキルエステルとしてはメチ
ル、エチル。
ンジルオキシプロパン−2−オール誘導体(2〉の合成 1−アミノ−3−ベンジルオキシプロパン−2−オール
誘導体(1〉ととクロロ炭酸アルキルとの反応は二級水
酸基へのオキシカルボニル化を抑制するために一り5℃
〜室温の範囲でクロロ炭酸アルキルを徐々に加えること
が望ましい。クロロ炭酸アルキルエステルとしてはメチ
ル、エチル。
ベンジルなどのアルキルエステルを用いることができる
。量的には1.0〜1,4当量が望ましい。
。量的には1.0〜1,4当量が望ましい。
受酸剤としての塩基は1〜10倍当量用いることができ
、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭M1ノチウム、炭
酸バリウム、炭酸マグネシウム、炭酸水素ナトリウムな
どの炭酸塩が好ましい。溶媒はアセトン、ジオキサン、
テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエー
テル、 N、N−ジメチルホルムアルデヒド、ジメチ
ルスルホキシド。
、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭M1ノチウム、炭
酸バリウム、炭酸マグネシウム、炭酸水素ナトリウムな
どの炭酸塩が好ましい。溶媒はアセトン、ジオキサン、
テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエー
テル、 N、N−ジメチルホルムアルデヒド、ジメチ
ルスルホキシド。
エタノール、メタノールなどの極性溶媒を用いることが
できる。塩基として用いる炭酸塩を溶解するために、水
を添加することもできる。
できる。塩基として用いる炭酸塩を溶解するために、水
を添加することもできる。
d)オキサゾリジン−2−オン誘導体(3)の合成
オキサゾリジン−2−オン誘導体(3)への閉環反応は
N、N−ジメチルホルムアルデヒド、 N、N−ジメ
チルアセトアルデヒド。ジエチレングリコールジエチル
エーテル、N−メチルピロリドンなどの極性溶媒中、炭
酸ナトリウムや炭酸カリウムと加熱還流することにより
達成できる。
N、N−ジメチルホルムアルデヒド、 N、N−ジメ
チルアセトアルデヒド。ジエチレングリコールジエチル
エーテル、N−メチルピロリドンなどの極性溶媒中、炭
酸ナトリウムや炭酸カリウムと加熱還流することにより
達成できる。
ここで得られた1−アミノ−3−ベンジルオキシプロパ
ン−2−オール誘導体(1)、1−(N−アルコキシカ
ルボニル ルオキシプロパン−2−オール誘導体(2〉及び5−ベ
ンジルオキシメチルオキサゾリジン−2−オン誘導体(
3)はいずれも文献未記載のvfr規化金化合物り、次
に述べる光学純度の高い5−ヒドロキシメチルオキサゾ
リジン−2−オン誘導体(4)を製造する上で重要な中
間体である。
ン−2−オール誘導体(1)、1−(N−アルコキシカ
ルボニル ルオキシプロパン−2−オール誘導体(2〉及び5−ベ
ンジルオキシメチルオキサゾリジン−2−オン誘導体(
3)はいずれも文献未記載のvfr規化金化合物り、次
に述べる光学純度の高い5−ヒドロキシメチルオキサゾ
リジン−2−オン誘導体(4)を製造する上で重要な中
間体である。
e)5−ヒドロキシメチルオキサゾリジン−2−オン誘
導体(4)の合成 本発明に用いる前記一般式(3)で表わされる5−ベン
ジルオキシメチルオキサゾリジン−2−オン誘導体〈3
)のR1としては水素,炭素数1〜12の直鎖状,分岐
状のアルキル基,アリール基又はアラルキル基が挙げら
れる。具体的には水素,メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル。
導体(4)の合成 本発明に用いる前記一般式(3)で表わされる5−ベン
ジルオキシメチルオキサゾリジン−2−オン誘導体〈3
)のR1としては水素,炭素数1〜12の直鎖状,分岐
状のアルキル基,アリール基又はアラルキル基が挙げら
れる。具体的には水素,メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル。
n−ブチル, sec−ブチル、t−ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、
ウンデシル、ドデシル:フェニル、2−(3,4−ジメ
トキシフェニル〉エチル、R−1−メチル−3−フェニ
ルプロピル等が挙げられる。
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、
ウンデシル、ドデシル:フェニル、2−(3,4−ジメ
トキシフェニル〉エチル、R−1−メチル−3−フェニ
ルプロピル等が挙げられる。
この5−ベンジルオキシメチルオキサゾリジン−2−オ
ン誘導体(3〉は常法によりパラジウム触媒による水素
化分解で容易に5−ヒドロキシメチルオキサゾリジン−
2−オン誘導体(4)に変換できる。すなわちこの水素
化分解は1〜5atmの水素圧下で例えば0.2〜IO
W/W%活性炭に担持したパラジウム触媒を用いてメタ
ノール、エタノール、アセトン、酢酸エチル、酢酸など
の極性溶媒中で理論量の水素を吸収するまで反応させて
行うことにより高収率で達成できる。
ン誘導体(3〉は常法によりパラジウム触媒による水素
化分解で容易に5−ヒドロキシメチルオキサゾリジン−
2−オン誘導体(4)に変換できる。すなわちこの水素
化分解は1〜5atmの水素圧下で例えば0.2〜IO
W/W%活性炭に担持したパラジウム触媒を用いてメタ
ノール、エタノール、アセトン、酢酸エチル、酢酸など
の極性溶媒中で理論量の水素を吸収するまで反応させて
行うことにより高収率で達成できる。
(発明の効果)
本発明によれば、従来法と比べて、ラセミ化を起すこと
なく、簡単な反応経路で収率よく目的物質を容易に得る
ことができ、副反応を伴うことなく反応させることがで
きる。
なく、簡単な反応経路で収率よく目的物質を容易に得る
ことができ、副反応を伴うことなく反応させることがで
きる。
以下実施例をあげて具体的に説明する。
(実施例)
化合物(0)から本発明の方法により誘導体(4)を得
る実施例を以下順に示す。
る実施例を以下順に示す。
実施例
1)誘導体(1)の合成
R− (−)−ベンジルグリシジルエーテル(96%e
e) 49.2gをイソプロピルアミン140(]、
メタノール140g中で5時間加熱還流し、ガスクロマ
トグラフで反応が終了している事を確め、溶媒を減圧留
去し、残漬を減圧蒸留してS− (−)− 1−ベンジ
ルオキシ−3−イソプロピルアミノプロパン−2−オー
ル59. 5(Jを得た。
e) 49.2gをイソプロピルアミン140(]、
メタノール140g中で5時間加熱還流し、ガスクロマ
トグラフで反応が終了している事を確め、溶媒を減圧留
去し、残漬を減圧蒸留してS− (−)− 1−ベンジ
ルオキシ−3−イソプロピルアミノプロパン−2−オー
ル59. 5(Jを得た。
収率 89%
bp126〜127℃10. 9Torr[α]習−8
.31” (C=1.06, )夕/−ル)NMR
(CDC13) δ: 1.07 (6tl, J=7.0H
z 、 CH3 )2、55 〜2.70 (?H,
m,CH)2、72 〜2.88 (2tl,
m, CH2 )3、()8 (2H, b
r S, CH2 >3、47,3.49 (各々l
tl, br s, NH, OH)3、90
(IH, m, CM>4、54 (2
tl, S, CH2 )7、32 (5
tl, S, Ph)このものの光学811度はキラ
ルセルODを用い、ヘキサン:2−プCl/<ノール5
0:2 (v/v)。
.31” (C=1.06, )夕/−ル)NMR
(CDC13) δ: 1.07 (6tl, J=7.0H
z 、 CH3 )2、55 〜2.70 (?H,
m,CH)2、72 〜2.88 (2tl,
m, CH2 )3、()8 (2H, b
r S, CH2 >3、47,3.49 (各々l
tl, br s, NH, OH)3、90
(IH, m, CM>4、54 (2
tl, S, CH2 )7、32 (5
tl, S, Ph)このものの光学811度はキラ
ルセルODを用い、ヘキサン:2−プCl/<ノール5
0:2 (v/v)。
1、5ml/mill 、λmaX 256nmで分析
し、保持時間(Rt> 8.8, 10.6分に各々
溶出するR体,3体の比より96%eeであることがわ
かった。
し、保持時間(Rt> 8.8, 10.6分に各々
溶出するR体,3体の比より96%eeであることがわ
かった。
またR− (−)− 1−ベンジルオキシ−3−クロロ
プロパン−2−オール(96%ee) 18.55gを
イソプロピルアミン30Cl 、メタノール30(]中
で5時間力0熱還流し、炭酸カリウム7、5gを加え更
に2時間撹拌下に加熱還流し、反応混合物をろ過し、ろ
液を減圧濃縮し、残漬を減圧蒸留してS−(−11−ベ
ンジルオキシ−3−イソプロピルアミノプロパン−2−
オール1B.4(lを得た。収率79%2〉誘導体(2
)の合成 5−(−)−1−ベンジルオキシ−3−イソプロピルア
ミノプロパン−2−オール30.0gをアセトン289
.水20gにとかし、炭酸カリウム10.19(1と水
15(]からなる溶液をこれに加え、氷水浴で冷却して
反応液温を10℃以下に保つように撹拌下でクロロ炭酸
エチル16.09(]を滴下した。滴下接受に1時間1
0℃以下で撹拌したのち、酢酸エチルを加えて抽出し、
5−(−)−1−ベンジルオキシ−3−(N−エトキシ
カルボニル)イソプロピルアミノプロパン−2−オール
39.80をほぼ定量的収率で得た。
プロパン−2−オール(96%ee) 18.55gを
イソプロピルアミン30Cl 、メタノール30(]中
で5時間力0熱還流し、炭酸カリウム7、5gを加え更
に2時間撹拌下に加熱還流し、反応混合物をろ過し、ろ
液を減圧濃縮し、残漬を減圧蒸留してS−(−11−ベ
ンジルオキシ−3−イソプロピルアミノプロパン−2−
オール1B.4(lを得た。収率79%2〉誘導体(2
)の合成 5−(−)−1−ベンジルオキシ−3−イソプロピルア
ミノプロパン−2−オール30.0gをアセトン289
.水20gにとかし、炭酸カリウム10.19(1と水
15(]からなる溶液をこれに加え、氷水浴で冷却して
反応液温を10℃以下に保つように撹拌下でクロロ炭酸
エチル16.09(]を滴下した。滴下接受に1時間1
0℃以下で撹拌したのち、酢酸エチルを加えて抽出し、
5−(−)−1−ベンジルオキシ−3−(N−エトキシ
カルボニル)イソプロピルアミノプロパン−2−オール
39.80をほぼ定量的収率で得た。
[α]習 −9,96° (C=1.09.メタノール
〉I R(neat) 3452.1696cm−1
HMR(CDO23> δ:1.15 (6H。
〉I R(neat) 3452.1696cm−1
HMR(CDO23> δ:1.15 (6H。
1.29 (3H。
3.30 (2H。
3.48 (2H。
3.92 (1M。
J=7.0Hz 、 CH3)
t、 J=7.0Hz 、 CH3)br s、 C
H2) br s、 CH2) m、CH) 4.15 (2H,Q、 J=7.0tl
Z 、 CH2)4.07〜/1.25 (IH,m
、CH)4.2〜4.5 (11,br s、 0
H)4.56 (2N、 S、 CH2)
7.34 (5H,S、 Ph)このものの
光学純度はキラルセルODを用い、ヘキサン=2−プロ
パツール500:3 (V/V)。
H2) br s、 CH2) m、CH) 4.15 (2H,Q、 J=7.0tl
Z 、 CH2)4.07〜/1.25 (IH,m
、CH)4.2〜4.5 (11,br s、 0
H)4.56 (2N、 S、 CH2)
7.34 (5H,S、 Ph)このものの
光学純度はキラルセルODを用い、ヘキサン=2−プロ
パツール500:3 (V/V)。
1.5d/min 、λmax 256nmで口PLC
分析を行いRt各々38.43分に溶出する8体、R体
の比率より95.8%eeであることがわかった。
分析を行いRt各々38.43分に溶出する8体、R体
の比率より95.8%eeであることがわかった。
3)誘導体(3)の合成
S−(−)−1−ベンジルオキシ−3−(N−エトキシ
カルボニル)イソプロピルアミノプロパン−2−オール
35gを炭酸ナトリウム20(lとN、N−ジメチルホ
ルムアルデヒド50−中で2日間還流撹拌し、反応の終
了をIRスペクトルで確認し、無機塩をろ過して除去し
、溶媒を減圧留去してS−(+)−5−ベンジルオキシ
メチル−プロピルオキサゾリジン−2−オン29. 4
(]をほぼ定量的収率で得た。
カルボニル)イソプロピルアミノプロパン−2−オール
35gを炭酸ナトリウム20(lとN、N−ジメチルホ
ルムアルデヒド50−中で2日間還流撹拌し、反応の終
了をIRスペクトルで確認し、無機塩をろ過して除去し
、溶媒を減圧留去してS−(+)−5−ベンジルオキシ
メチル−プロピルオキサゾリジン−2−オン29. 4
(]をほぼ定量的収率で得た。
[α]習 +36. 23° (C=1.06,メタノ
ール〉IR (neat) 1746. 1256.
1050cm−1HMR (CDα3) δ:1.14 (6N, d。
ール〉IR (neat) 1746. 1256.
1050cm−1HMR (CDα3) δ:1.14 (6N, d。
3、33 (1N, dd。
3、51 (IH, t。
3、61 (2H, d。
4、08 (IH,Sept。
4、50 〜4.68(IH, m, CH)4、5
7 (2H, S, CH2 )7、32
(5H, s, Ph)このものの光学純度は
キラルセルODを用い、ヘキサン= 2−プロパツール
50:2 (v/v)。
7 (2H, S, CH2 )7、32
(5H, s, Ph)このものの光学純度は
キラルセルODを用い、ヘキサン= 2−プロパツール
50:2 (v/v)。
1、5d/min 、λmaX 256nmで日PLC
分析した。
分析した。
Rt各々36. 48分に溶出するR体,8体の比より
95、7%eeであることがわかった。
95、7%eeであることがわかった。
4)誘導体(4)の製造
S− (+)− 5−ベンジルオキシメチル−3イソプ
ロピルオキサゾリジン−2−オン26. 67(Jを5
%活性炭に担持したPd触媒2.06gと酢酸iog。
ロピルオキサゾリジン−2−オン26. 67(Jを5
%活性炭に担持したPd触媒2.06gと酢酸iog。
J=6.8tlz 、 CH3 )
J=6.0, 8.8Hz, CH)
J=8.8Hz 、 CH)
J=6.OHz 、 CH2 )
J=6.8Hz 、 CH)
メタノール100rdl中3kCI/rfflの水素圧
下で水素を吸収しなくなるまで反応させた。反応終了後
触媒をろ過して除き、溶媒を減圧留去し、酢酸エチルを
加え、飽和NaHCO:+水溶液で中和し、溶媒を留去
し、エーテルで再結晶してS− (十)−5−ヒドロキ
シメチル−3−イソプロピルオキサゾリジン−2−オン
15.20i;lを得た。収率96.8%mp 5
5〜56℃ [α]習 +57.2° (C=1.18,CHCi3
)( lit.mp55〜56℃,[α] ”fj +
57.1。
下で水素を吸収しなくなるまで反応させた。反応終了後
触媒をろ過して除き、溶媒を減圧留去し、酢酸エチルを
加え、飽和NaHCO:+水溶液で中和し、溶媒を留去
し、エーテルで再結晶してS− (十)−5−ヒドロキ
シメチル−3−イソプロピルオキサゾリジン−2−オン
15.20i;lを得た。収率96.8%mp 5
5〜56℃ [α]習 +57.2° (C=1.18,CHCi3
)( lit.mp55〜56℃,[α] ”fj +
57.1。
( C=1.17, CHCj!3) 、 Chem.
Pharm.Bu」五12)、3593(1981)) NMR (CDα3〉 δ:1.18 (6H, d。
Pharm.Bu」五12)、3593(1981)) NMR (CDα3〉 δ:1.18 (6H, d。
3、43 (1)1,dd。
3、52 (IH, t。
3、65 (1M, dd。
3、86 (IH, br dd。
4、08 (IH,Set)t。
4、59 (IH, m, CH)J=6.8H
z 、 CH3 ) J=8.8, 6.6Hz, CH) J=8.8Hz 、 CH) J=−12.5,4.2Hz, CH)J=−12.5
,3.3Hz, CH)J=6.8Hz 、 CH)
z 、 CH3 ) J=8.8, 6.6Hz, CH) J=8.8Hz 、 CH) J=−12.5,4.2Hz, CH)J=−12.5
,3.3Hz, CH)J=6.8Hz 、 CH)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式(3) ▲数式、化学式、表等があります▼(3) (式中phはフェニル基を、R^1は水素、C_1〜C
_1_2のアルキル基、アリール基又はアラルキル基を
表わし、*は不斉炭素を表わす。)で表わされる5−ベ
ンジルオキシメチルオキサゾリジン−2−オン誘導体を
パラジウム触媒の存在下水素化分解することを特徴とす
る、一般式(4) ▲数式、化学式、表等があります▼(4) (式中R^1、*は上記と同じ。)で表わされる光学活
性オキサゾリジノン誘導体の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1179493A JPH0344381A (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 光学活性オキサゾリジノン誘導体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1179493A JPH0344381A (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 光学活性オキサゾリジノン誘導体の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0344381A true JPH0344381A (ja) | 1991-02-26 |
Family
ID=16066790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1179493A Pending JPH0344381A (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 光学活性オキサゾリジノン誘導体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0344381A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58105966A (ja) * | 1981-12-11 | 1983-06-24 | ジ−・デイ・サ−ル・アンド・コンパニ− | 新規な5−置換イソキノリン化合物 |
JPS6036471A (ja) * | 1983-08-08 | 1985-02-25 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 光学活性オキサゾリジノン誘導体の製造方法 |
JPS6067470A (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-17 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 光学活性オキサゾリジン−2−オン誘導体の製造法 |
-
1989
- 1989-07-12 JP JP1179493A patent/JPH0344381A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58105966A (ja) * | 1981-12-11 | 1983-06-24 | ジ−・デイ・サ−ル・アンド・コンパニ− | 新規な5−置換イソキノリン化合物 |
JPS6036471A (ja) * | 1983-08-08 | 1985-02-25 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 光学活性オキサゾリジノン誘導体の製造方法 |
JPS6067470A (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-17 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 光学活性オキサゾリジン−2−オン誘導体の製造法 |
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