JPH0343148A - 研摩テープを使用した平面研摩装置 - Google Patents
研摩テープを使用した平面研摩装置Info
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- JPH0343148A JPH0343148A JP17601089A JP17601089A JPH0343148A JP H0343148 A JPH0343148 A JP H0343148A JP 17601089 A JP17601089 A JP 17601089A JP 17601089 A JP17601089 A JP 17601089A JP H0343148 A JPH0343148 A JP H0343148A
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- 238000005498 polishing Methods 0.000 title claims abstract description 77
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims abstract description 14
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- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、研摩へフドが微小範囲内で高サイクルの往復
直線運動を行い、圧接ロールに巻回されている研摩テー
プを低速度で走行させつつ、圧接ロールを被研摩物に圧
接させて、研摩量が微少な平面研摩を行う構成の研摩テ
ープを使用した平面研摩装置に関するものである。
直線運動を行い、圧接ロールに巻回されている研摩テー
プを低速度で走行させつつ、圧接ロールを被研摩物に圧
接させて、研摩量が微少な平面研摩を行う構成の研摩テ
ープを使用した平面研摩装置に関するものである。
〔従来の技術)
圧接ロールに巻回されている研摩テープを低速度で走行
させることにより、常に新しいテープによって研摩を行
う方法は、回転研摩には多用されているが、平面研摩に
は余り実施されていなかった。
させることにより、常に新しいテープによって研摩を行
う方法は、回転研摩には多用されているが、平面研摩に
は余り実施されていなかった。
このような研摩テープを使用する研摩方法において、研
摩能率を高めるには、被研摩物と研摩テープとの間の相
対速度を大きくすることが必要であるが、研摩テープの
走行速度は、それ程大きくできないので、被研摩物の移
動速度を大きくしなければならない。
摩能率を高めるには、被研摩物と研摩テープとの間の相
対速度を大きくすることが必要であるが、研摩テープの
走行速度は、それ程大きくできないので、被研摩物の移
動速度を大きくしなければならない。
回転研摩の場合には、被研摩物が円筒体、円盤体などで
あるために、被研摩物を回転させることにより、被研摩
物と研摩テープとの相対速度を容易に大きくできる。こ
れに対し、平面研摩の場合には、被研摩物を高速度で往
復直線移動させることは一般に難しいことに起因して、
研摩テープを使用する平面研摩は、あまり実施されてい
なかった。
あるために、被研摩物を回転させることにより、被研摩
物と研摩テープとの相対速度を容易に大きくできる。こ
れに対し、平面研摩の場合には、被研摩物を高速度で往
復直線移動させることは一般に難しいことに起因して、
研摩テープを使用する平面研摩は、あまり実施されてい
なかった。
このような事情にもかかわらず、電子部品、人造宝石の
特定部分のように微小な平面を研摩テープを使用して、
研摩量が1〜2μmであって、表面粗さが1μm以下の
高精度に研摩する平面研摩vtWが開発されており、第
8図に、その原理が示されている。
特定部分のように微小な平面を研摩テープを使用して、
研摩量が1〜2μmであって、表面粗さが1μm以下の
高精度に研摩する平面研摩vtWが開発されており、第
8図に、その原理が示されている。
この平面研摩装置は、微小範囲内で往復直線運動を行う
研摩ヘッドH°を備えていることが最大の特徴である。
研摩ヘッドH°を備えていることが最大の特徴である。
この研摩ヘンドH″は、案内レール1にスライドブロッ
ク2がスライド可能に嵌め込まれており、軸3を中心に
して回動するレバー4の一端部と、スライドブロック2
とが連結ロッド5で連結されていると共に、レバー4の
他端部と、円板6に偏心して取付けられたクランクピン
7とがクランクロ7ド8で連結され、円板6の回転によ
り、スライドブロック2に取付けられた圧接ロール9が
、微小範囲内で往復直線運動を行う構成である。
ク2がスライド可能に嵌め込まれており、軸3を中心に
して回動するレバー4の一端部と、スライドブロック2
とが連結ロッド5で連結されていると共に、レバー4の
他端部と、円板6に偏心して取付けられたクランクピン
7とがクランクロ7ド8で連結され、円板6の回転によ
り、スライドブロック2に取付けられた圧接ロール9が
、微小範囲内で往復直線運動を行う構成である。
この圧接ロール9には、研摩テープ11が巻回されてい
る。未使用の研摩テープ11は、巻出しリール12に巻
回されていると共に、使用済の研摩テープ11は、巻取
リリール13に巻回されている。スライドブロック2に
は、一対の案内ロール14が水平方向に沿って所定の間
隔をおいて取付けられていると共に、装置のヘッド部(
図示せず〉には、同様の一対の案内ロール15が水平方
向に沿って所定の間隔をおいて取付けられているが、装
置のヘッド部に取付けられている一対の案内ロール15
の間隔は、スライドブロック2に取付けられている一対
の案内ロール14のそれよりも蟲かに大きい、一対一組
の各案内ロール14゜15は、いずれも圧接ロール9の
回転軸の中心を通る垂直線に対して対称の位置に配置さ
れている。
る。未使用の研摩テープ11は、巻出しリール12に巻
回されていると共に、使用済の研摩テープ11は、巻取
リリール13に巻回されている。スライドブロック2に
は、一対の案内ロール14が水平方向に沿って所定の間
隔をおいて取付けられていると共に、装置のヘッド部(
図示せず〉には、同様の一対の案内ロール15が水平方
向に沿って所定の間隔をおいて取付けられているが、装
置のヘッド部に取付けられている一対の案内ロール15
の間隔は、スライドブロック2に取付けられている一対
の案内ロール14のそれよりも蟲かに大きい、一対一組
の各案内ロール14゜15は、いずれも圧接ロール9の
回転軸の中心を通る垂直線に対して対称の位置に配置さ
れている。
研摩テープitは、図示のように二対の案内ロール14
.15に案内されて圧接ロール9に巻回されている0巻
取リリール13には、モータMによって巻取りトルクが
加えられていると共に、巻出しリール12には、電磁ブ
レーキなどのブレーキ装fiBによってブレーキトルク
が加えられていて、巻取リリール13の回転によって、
ブレーキトルクに抗して、巻出しリール12から新しい
研摩テープ11が所定の張力で巻出されるようになって
いる。
.15に案内されて圧接ロール9に巻回されている0巻
取リリール13には、モータMによって巻取りトルクが
加えられていると共に、巻出しリール12には、電磁ブ
レーキなどのブレーキ装fiBによってブレーキトルク
が加えられていて、巻取リリール13の回転によって、
ブレーキトルクに抗して、巻出しリール12から新しい
研摩テープ11が所定の張力で巻出されるようになって
いる。
そして、円板6が高速回転すると、軸3を中心にしてレ
バー4が往復円弧運動を行い、このレバー4の往復円弧
運動が連結ロフト5を介してスライドブロック2に伝達
されて、このブロック2が、微小範囲内で高サイクルの
往復直線運動を行うことにより、研摩テープ11におけ
る上下の案内ロール14.15に巻き掛けられている部
分が、案内ロール15との接点Pを支点にして微小範囲
内で揺動運動を行うと共に、圧接ロール9に巻回されて
いる研摩テープ11が低速度で走行することにより、常
時新しい研摩テープ11によって被研摩物Wが研摩され
るのである。なお、第8図において、10は、スライド
ブロック2の高サイクルの往復直線運動によって発生す
る振動を吸収するための圧縮スプリングを示す。
バー4が往復円弧運動を行い、このレバー4の往復円弧
運動が連結ロフト5を介してスライドブロック2に伝達
されて、このブロック2が、微小範囲内で高サイクルの
往復直線運動を行うことにより、研摩テープ11におけ
る上下の案内ロール14.15に巻き掛けられている部
分が、案内ロール15との接点Pを支点にして微小範囲
内で揺動運動を行うと共に、圧接ロール9に巻回されて
いる研摩テープ11が低速度で走行することにより、常
時新しい研摩テープ11によって被研摩物Wが研摩され
るのである。なお、第8図において、10は、スライド
ブロック2の高サイクルの往復直線運動によって発生す
る振動を吸収するための圧縮スプリングを示す。
ところが、装置のヘッド部に取付けられている一対の案
内ロール15の間隔が、スライドブロック2に取付けら
れている一対の案内ロール14の間隔よりも広くなって
いるため、研摩テープ11の上記の部分が揺動運動を行
うと、第9図(イ)。
内ロール15の間隔が、スライドブロック2に取付けら
れている一対の案内ロール14の間隔よりも広くなって
いるため、研摩テープ11の上記の部分が揺動運動を行
うと、第9図(イ)。
(ロ)、(ハ)に示されるように、研摩テープ11にお
けるスライドブロック2に入り込む部分と、これから出
て行く部分との伸縮状態が常に逆となる。このため、−
本の研摩テープ11に加わる張力が部分的に異なるため
に、圧接ロール9に巻回されている研摩テープ11が該
圧接ロール9に対して僅かにずれる現象が発生し、これ
が研摩精度と研摩能率の双方を悪くしていた。
けるスライドブロック2に入り込む部分と、これから出
て行く部分との伸縮状態が常に逆となる。このため、−
本の研摩テープ11に加わる張力が部分的に異なるため
に、圧接ロール9に巻回されている研摩テープ11が該
圧接ロール9に対して僅かにずれる現象が発生し、これ
が研摩精度と研摩能率の双方を悪くしていた。
また、第10図(イ)、(ロ)は、それぞれスライドブ
ロック2の中立位置において、研摩テープ11における
スライドブロック2に入り込む部分、及びこれから出て
行く部分が垂直である場合、及びこれらの部分が垂直線
に対して角度(θ)だけ傾斜している場合の研摩テープ
11の揺動軌跡を示す図である。なお、図において、(
L)は、上記部分の研摩テープ11の長さ、(a)は、
スライドブロック2のストロークの半分の長さを示す。
ロック2の中立位置において、研摩テープ11における
スライドブロック2に入り込む部分、及びこれから出て
行く部分が垂直である場合、及びこれらの部分が垂直線
に対して角度(θ)だけ傾斜している場合の研摩テープ
11の揺動軌跡を示す図である。なお、図において、(
L)は、上記部分の研摩テープ11の長さ、(a)は、
スライドブロック2のストロークの半分の長さを示す。
同図(イ)、(ロ)から明白なように、研摩テープ11
の上記部分が角度(θ〉だけ傾斜していると、中立位置
を基準にした場合、一方の振動端において研摩テープ1
1は伸びると共に、他方の揺動端において研摩テープ1
1は縮むことになる。
の上記部分が角度(θ〉だけ傾斜していると、中立位置
を基準にした場合、一方の振動端において研摩テープ1
1は伸びると共に、他方の揺動端において研摩テープ1
1は縮むことになる。
従って、研摩テープ11の上記部分が角度(θ)だけ1
頃斜している場合には、これが垂直な場合に比較して、
研摩テープ11の伸縮量は、(2a×sin θ)だけ
大きいことがわかる。スライドブロック2の高サイクル
の往復直線運動により、研摩テ〜ブ11は、案内ロール
15との接点Pを支点として揺動運動を行って伸縮を繰
り返しており、その伸縮量が大きいと、研摩テープ11
の負荷が大きくなって自身の損耗が大きくなると共に、
高精度、高能率の平面研摩を期待できない。
頃斜している場合には、これが垂直な場合に比較して、
研摩テープ11の伸縮量は、(2a×sin θ)だけ
大きいことがわかる。スライドブロック2の高サイクル
の往復直線運動により、研摩テ〜ブ11は、案内ロール
15との接点Pを支点として揺動運動を行って伸縮を繰
り返しており、その伸縮量が大きいと、研摩テープ11
の負荷が大きくなって自身の損耗が大きくなると共に、
高精度、高能率の平面研摩を期待できない。
上記のような構造の研摩へラドH゛では、スライドブロ
ック2の高サイクルの往復直mi!!!動によって、研
摩テープ11の伸縮は不可避的に生ずるのであるが、高
精度く高能率の平面研摩を行う場合には、その伸縮量は
できるだけ小さく抑えなければならない。
ック2の高サイクルの往復直mi!!!動によって、研
摩テープ11の伸縮は不可避的に生ずるのであるが、高
精度く高能率の平面研摩を行う場合には、その伸縮量は
できるだけ小さく抑えなければならない。
また、第11図に示される研摩へラドH”のように、上
下の案内ロール14.15に巻き掛けられる研摩テープ
11が互いに平行となるようにすると、研摩テープ11
におけるスライドブロック2に入り込む部分と、これか
ら出て行く部分との伸縮状態は同一となるが、上記部分
の研摩テープ11が垂直線に対して傾斜しているために
、上記した理由によって、研摩テープ11の伸縮量が大
きくなる。
下の案内ロール14.15に巻き掛けられる研摩テープ
11が互いに平行となるようにすると、研摩テープ11
におけるスライドブロック2に入り込む部分と、これか
ら出て行く部分との伸縮状態は同一となるが、上記部分
の研摩テープ11が垂直線に対して傾斜しているために
、上記した理由によって、研摩テープ11の伸縮量が大
きくなる。
本発明は、スライドブロックが微小範囲内で高サイクル
の往復直線運動を行うことにより、圧接ロールに巻回さ
れている研摩テープが揺動運動を行って伸縮しても、圧
接ロールに巻回されている研摩テープが、この圧接ロー
ルに対してずれないようにして、研摩精度、及び研摩能
率の双方を高めると共に、研摩テープの揺動運動によっ
て生ずるこの研摩テープの伸縮量を最小にすることによ
り、この揺動運動に起因して研摩テープに加えられる負
荷を最小に抑えることを課題としてなされたものである
。
の往復直線運動を行うことにより、圧接ロールに巻回さ
れている研摩テープが揺動運動を行って伸縮しても、圧
接ロールに巻回されている研摩テープが、この圧接ロー
ルに対してずれないようにして、研摩精度、及び研摩能
率の双方を高めると共に、研摩テープの揺動運動によっ
て生ずるこの研摩テープの伸縮量を最小にすることによ
り、この揺動運動に起因して研摩テープに加えられる負
荷を最小に抑えることを課題としてなされたものである
。
上記課題を解決するために本発明の採用した手段は、圧
接ロールを取付けたスライドブロックが案内レールにス
ライド可能に嵌め込まれ、駆動機構によって、スライド
ブロックが微小範囲内で高サイクルの往復直線運動を行
う槽底の研摩ヘッドを備えており、巻出しリールから巻
出される研摩テープを前記圧接ロールに巻回させて、巻
取リリールで巻取ることにより、該研摩テープを低速度
で走行させつつ、前記圧接ロールを被研摩物に圧接させ
て平面研摩を行う平面研摩装置において、前記スライド
ブロックの中立位置において、前記研摩テープにおける
該スライドブロックに入り込む部分と、これから出て行
く部分との双方の部分が、はぼ垂直となるように、装置
のヘッド部、或いは前記スライドブロックに取付けられ
た複数個の案内ロールに研摩テープを巻き掛けたことで
ある。
接ロールを取付けたスライドブロックが案内レールにス
ライド可能に嵌め込まれ、駆動機構によって、スライド
ブロックが微小範囲内で高サイクルの往復直線運動を行
う槽底の研摩ヘッドを備えており、巻出しリールから巻
出される研摩テープを前記圧接ロールに巻回させて、巻
取リリールで巻取ることにより、該研摩テープを低速度
で走行させつつ、前記圧接ロールを被研摩物に圧接させ
て平面研摩を行う平面研摩装置において、前記スライド
ブロックの中立位置において、前記研摩テープにおける
該スライドブロックに入り込む部分と、これから出て行
く部分との双方の部分が、はぼ垂直となるように、装置
のヘッド部、或いは前記スライドブロックに取付けられ
た複数個の案内ロールに研摩テープを巻き掛けたことで
ある。
研摩テープにおけるスライドブロックに入り込む部分、
及びこれから出て行く部分との双方の部分が、はぼ垂直
となるように、装置のヘッド部、或いはスライドブロッ
クに取付けられた複数個の案内ロールに研摩テープがS
幸掛けられているので、スライドブロックの往復直線運
動によって生ずる研摩テープの前記両部分の伸縮状態は
、常に同じになると共に、その伸縮量も同一か、或いは
ほぼ同一となる。
及びこれから出て行く部分との双方の部分が、はぼ垂直
となるように、装置のヘッド部、或いはスライドブロッ
クに取付けられた複数個の案内ロールに研摩テープがS
幸掛けられているので、スライドブロックの往復直線運
動によって生ずる研摩テープの前記両部分の伸縮状態は
、常に同じになると共に、その伸縮量も同一か、或いは
ほぼ同一となる。
従って、研摩テープの前記両部分に加わる張力の大きさ
は揺動位置によって変化するが、研摩テープの前記両部
分に加わる各張力の大きさは常時等しくなるので、研摩
テープの全部分にわたって張力は均一となる。このため
、圧接ロールに巻回されている研摩テープが、該圧接ロ
ールに対してずれることなく、両者は常時一体となって
往復直線運動を行うことになるので、研摩精度が高まる
と同時に、研摩力が大きくなって研摩能率も高まる。
は揺動位置によって変化するが、研摩テープの前記両部
分に加わる各張力の大きさは常時等しくなるので、研摩
テープの全部分にわたって張力は均一となる。このため
、圧接ロールに巻回されている研摩テープが、該圧接ロ
ールに対してずれることなく、両者は常時一体となって
往復直線運動を行うことになるので、研摩精度が高まる
と同時に、研摩力が大きくなって研摩能率も高まる。
また、スライドブロックの中立位置で一研摩テープの伸
びが最小になると共に、左右の移動端において研摩テー
プの伸びが最大となるので、スライドブロックの往復直
線運動によって生ずる研摩テープの伸びを最小に抑える
ことができて、研摩テープの伸縮による負荷が小さくな
って、これに起因する研摩テープの損耗が少なくなる。
びが最小になると共に、左右の移動端において研摩テー
プの伸びが最大となるので、スライドブロックの往復直
線運動によって生ずる研摩テープの伸びを最小に抑える
ことができて、研摩テープの伸縮による負荷が小さくな
って、これに起因する研摩テープの損耗が少なくなる。
以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。
なお、上記した「従来の技術」の項目で説明した部分と
同一部分には、同一符号を付し、重複説明を避けて、本
発明の特徴的部分についてのみ説明する。
同一部分には、同一符号を付し、重複説明を避けて、本
発明の特徴的部分についてのみ説明する。
第1図ないし第3図において、ベツド部16の上面にテ
ーブル17が装着されており、コラム部18の側面にヘ
ッド部19が昇降可能にvi着されている。このヘッド
部19の下部に研摩ヘラドH。
ーブル17が装着されており、コラム部18の側面にヘ
ッド部19が昇降可能にvi着されている。このヘッド
部19の下部に研摩ヘラドH。
が装着されており、ヘッド部19の前面に巻出しリール
12、及び巻取りリール°13が取付けられている。
12、及び巻取りリール°13が取付けられている。
本発明においては、水平方向に沿って所定の間隔をおい
てスライドブロック2に取付けられる一対の案内ロール
14の直上に一対の案内ロール15が水平方向に沿って
配置されて、この案内ロール15がヘッド部19の前面
に取付けられている。
てスライドブロック2に取付けられる一対の案内ロール
14の直上に一対の案内ロール15が水平方向に沿って
配置されて、この案内ロール15がヘッド部19の前面
に取付けられている。
即ち、一対一組の各案内ロール14.15は、いずれも
圧接ロール9の回転軸の中心を通る垂直線に対して対称
の位置に配置されていると共に、各案内ロール14.1
5の径を等しくした場合には、一対一組の各案内ロール
14.15の中心間距離が等しくなっている。このため
、スライドブロック2の中立位置において、各案内ロー
ル14゜15に巻き掛けられている部分の研摩テープ1
1は、いずれも垂直になっていると共に、その長さ(L
〉 〔第4図(ロ)参照〕は、相等しくなる。
圧接ロール9の回転軸の中心を通る垂直線に対して対称
の位置に配置されていると共に、各案内ロール14.1
5の径を等しくした場合には、一対一組の各案内ロール
14.15の中心間距離が等しくなっている。このため
、スライドブロック2の中立位置において、各案内ロー
ル14゜15に巻き掛けられている部分の研摩テープ1
1は、いずれも垂直になっていると共に、その長さ(L
〉 〔第4図(ロ)参照〕は、相等しくなる。
このため、ヘッド部19の側方に装着されたモータ21
によって円板6を回転させて、スライドブロック2に微
小範囲内で高サイクルの往復直線運動を行わせると、上
下の案内ロール14.15に巻き掛けられている研摩テ
ープ11は、第5図に示されるように、上方の案内ロー
ル15と研摩テープ11との接点Pを支点にして、振幅
(2a)の振子運動に近似した(但し、研摩テープ11
が伸縮を行うので、正確には振子運動ではない)1動運
動を行って、伸縮を繰り返す。
によって円板6を回転させて、スライドブロック2に微
小範囲内で高サイクルの往復直線運動を行わせると、上
下の案内ロール14.15に巻き掛けられている研摩テ
ープ11は、第5図に示されるように、上方の案内ロー
ル15と研摩テープ11との接点Pを支点にして、振幅
(2a)の振子運動に近似した(但し、研摩テープ11
が伸縮を行うので、正確には振子運動ではない)1動運
動を行って、伸縮を繰り返す。
第4図(イ)、(ロ)、(ハ)は、それぞれスライドブ
ロック2が左移動端、中立位置、及び右移動端に位置し
ている状態における研摩テープ11の伸縮の状態を示す
図である。
ロック2が左移動端、中立位置、及び右移動端に位置し
ている状態における研摩テープ11の伸縮の状態を示す
図である。
この図から明白なように、研摩テープ11におけるスラ
イドブロック2に入り込む部分と、これから出て行く部
分は、いずれも垂直になっていると共に、その長さ(L
)が等しくなっているので、研摩テープ11における前
記両部分の伸縮状態は、常に同じになると共に、中立位
置における長さを基準にした伸びも同一である。このた
め、研摩テープ11における上記両部分に加わる張力が
常時等しくなって、−本の研摩テープ11に加わってい
る張力が全ての部分において等しくなるので、圧接ロー
ル9に巻回されている研摩テープ11が、該圧接ロール
9に対してずれることなく、両者は常時一体となって微
小範囲内で往復直線運動を行うため、研摩精度が高まる
と共に、研摩力が大きくなって、研摩能率も高まる。
イドブロック2に入り込む部分と、これから出て行く部
分は、いずれも垂直になっていると共に、その長さ(L
)が等しくなっているので、研摩テープ11における前
記両部分の伸縮状態は、常に同じになると共に、中立位
置における長さを基準にした伸びも同一である。このた
め、研摩テープ11における上記両部分に加わる張力が
常時等しくなって、−本の研摩テープ11に加わってい
る張力が全ての部分において等しくなるので、圧接ロー
ル9に巻回されている研摩テープ11が、該圧接ロール
9に対してずれることなく、両者は常時一体となって微
小範囲内で往復直線運動を行うため、研摩精度が高まる
と共に、研摩力が大きくなって、研摩能率も高まる。
また、スライドブロック2の中立位置において研摩テー
プ11の伸びが最小になると共に、左右の移動端におい
て研摩テープ11の伸びが最大となるので、研摩テープ
11の揺動運動によって生ずる研摩テープ11の伸びを
最小に抑えることができる。この結果、研摩テープ11
の伸縮による負荷が最小となる。
プ11の伸びが最小になると共に、左右の移動端におい
て研摩テープ11の伸びが最大となるので、研摩テープ
11の揺動運動によって生ずる研摩テープ11の伸びを
最小に抑えることができる。この結果、研摩テープ11
の伸縮による負荷が最小となる。
また、本実施例においては、スライドブロック2に取付
けられた一対の案内ロール14によって、圧接ロール9
に対する研摩テープ11の巻掛は角度を大きくすること
ができ、これにより圧接ロール9と研摩テープ11との
密着面積が大きくなって、研摩加工時における圧接ロー
ル9に対する研摩テープ11のずれを確実に防止できる
利点もある。
けられた一対の案内ロール14によって、圧接ロール9
に対する研摩テープ11の巻掛は角度を大きくすること
ができ、これにより圧接ロール9と研摩テープ11との
密着面積が大きくなって、研摩加工時における圧接ロー
ル9に対する研摩テープ11のずれを確実に防止できる
利点もある。
また、第5図において、上下の案内ロール14゜15の
間に巻き掛けられている部分の研摩テープ11の長さ(
L)が80mで、研摩テープ11のこの部分の行う揺動
運動の振幅の半分(a)が1−の場合には、左右の揺動
端における研摩テープの伸び(ΔL)は、0.0063
mとなって、研摩テブ11の伸び率(ΔL/L)は、(
7,9XIOす)となる0例えば、厚さが0.025
Mの研摩テープの許容伸び率は、(1x 10−”)程
度であるので、上記程度の研摩テープの伸びであれば、
十分に吸収されて、研摩に支障のないことがわかる。
間に巻き掛けられている部分の研摩テープ11の長さ(
L)が80mで、研摩テープ11のこの部分の行う揺動
運動の振幅の半分(a)が1−の場合には、左右の揺動
端における研摩テープの伸び(ΔL)は、0.0063
mとなって、研摩テブ11の伸び率(ΔL/L)は、(
7,9XIOす)となる0例えば、厚さが0.025
Mの研摩テープの許容伸び率は、(1x 10−”)程
度であるので、上記程度の研摩テープの伸びであれば、
十分に吸収されて、研摩に支障のないことがわかる。
そして、研摩テープ11の揺動運動の振幅の半分の長さ
と、揺動運動を行う部分の研摩テープ11の長さとの比
は、(1/22)以下であることが必要であり、望まし
くは(1150)以下である。上記の比が((1/22
)の場合には、研摩テープ11の伸び率は、はぼ(IX
IO−’)となって、許容伸び率のほぼ(1/10)と
なる、研摩テープ11の伸び率が(l/22)よりも大
きい場合には、揺動運動を行う部分の研摩テープ11の
伸びが大きくなり過ぎて、その損耗が大きいと共に、研
摩ヘッドの部分の振動が大きくなって、高精度の微少研
摩を行うことができなくなる。
と、揺動運動を行う部分の研摩テープ11の長さとの比
は、(1/22)以下であることが必要であり、望まし
くは(1150)以下である。上記の比が((1/22
)の場合には、研摩テープ11の伸び率は、はぼ(IX
IO−’)となって、許容伸び率のほぼ(1/10)と
なる、研摩テープ11の伸び率が(l/22)よりも大
きい場合には、揺動運動を行う部分の研摩テープ11の
伸びが大きくなり過ぎて、その損耗が大きいと共に、研
摩ヘッドの部分の振動が大きくなって、高精度の微少研
摩を行うことができなくなる。
また、第6図に示される研摩ヘッドH2は、装置のヘッ
ド部19に一対の案内ロール15が水平方向に沿って所
定の間隔をおいて取付けられていると共に、スライドブ
ロック2に一個の案内ロール14が上記一対の案内ロー
ル15の一方の直下に配置されて取付けられており、ヘ
ッド部19に取付けられた一方の案内ロール15と、圧
接ロル9との間に研摩テープ11が垂直となって直接に
巻き掛けられていると共に、ヘッド部19に取付けられ
た他方の案内ロール15と、スライドブロック2に取付
けられた案内ロール14との間に研摩テープ11が垂直
となって巻き掛けられた構成のものである。このように
して、研摩テープ11におけるスライドブロック2に入
り込む部分と、これから出て行く部分との双方の部分を
垂直にしても、上記実施例とほぼ同様の作用効果が生ず
る。
ド部19に一対の案内ロール15が水平方向に沿って所
定の間隔をおいて取付けられていると共に、スライドブ
ロック2に一個の案内ロール14が上記一対の案内ロー
ル15の一方の直下に配置されて取付けられており、ヘ
ッド部19に取付けられた一方の案内ロール15と、圧
接ロル9との間に研摩テープ11が垂直となって直接に
巻き掛けられていると共に、ヘッド部19に取付けられ
た他方の案内ロール15と、スライドブロック2に取付
けられた案内ロール14との間に研摩テープ11が垂直
となって巻き掛けられた構成のものである。このように
して、研摩テープ11におけるスライドブロック2に入
り込む部分と、これから出て行く部分との双方の部分を
垂直にしても、上記実施例とほぼ同様の作用効果が生ず
る。
なお、本実施例においては、スライドブロック2に入り
込む部分の研摩テープ11が、直接に圧接ロール9に巻
き掛けられているが、スライドブロック2から出て行く
部分の研摩テープ11を直接に圧接ロール9に巻き掛け
るようにしてもよい。
込む部分の研摩テープ11が、直接に圧接ロール9に巻
き掛けられているが、スライドブロック2から出て行く
部分の研摩テープ11を直接に圧接ロール9に巻き掛け
るようにしてもよい。
更に、第7図に示される研摩ヘラドH1は、スライドブ
ロック2に案内ロール14を取付けないで、ヘッド部1
9に取付けられている一対の案内ロール15と、圧接ロ
ール9との間に直接に研摩テープ11が垂直となって巻
き掛けられた構成のものである。このような研摩テープ
11の巻き掛は方法であると、揺動運動を行う研摩テー
プ11の振幅が一定の場合には、揺動運動を行う部分の
研摩テープ11の長さが長いため、この部分の研摩テー
プ11の伸び率が小さくなって、研摩テープ11の伸縮
に起因する負荷が小さくなるという利点がある。
ロック2に案内ロール14を取付けないで、ヘッド部1
9に取付けられている一対の案内ロール15と、圧接ロ
ール9との間に直接に研摩テープ11が垂直となって巻
き掛けられた構成のものである。このような研摩テープ
11の巻き掛は方法であると、揺動運動を行う研摩テー
プ11の振幅が一定の場合には、揺動運動を行う部分の
研摩テープ11の長さが長いため、この部分の研摩テー
プ11の伸び率が小さくなって、研摩テープ11の伸縮
に起因する負荷が小さくなるという利点がある。
本発明は、スライドブロックに微小範囲内で高サイクル
の往復直線運動を行わせると共に、このスライドブロッ
クに取付けられている圧接ロールに巻回された研摩テー
プを低速度で走行させつつ、該圧接ロールを被研摩物に
圧接させて平面研摩を行う平面研摩装置において、前記
スライドブロックの中立位置において、前記研摩テープ
における該スライドブロックに入り込む部分と、これか
ら出て行く部分との双方の部分がほぼ垂直となるように
、装置のヘッド部、或いは前記スライドブロックに取付
けられた複数個の案内ロールに研摩テープが巻き掛けら
れているので、案内ロールに巻き掛けられている研摩テ
ープが伸縮して、これに加わる張力が変化しても、研摩
テープの全長にわたって張力は均一となる。この結果、
圧接ロールに巻回されている研摩テープは、該圧接ロー
ルに対してずれなくなって、研摩精度と研摩能率の双方
を高めることができる。
の往復直線運動を行わせると共に、このスライドブロッ
クに取付けられている圧接ロールに巻回された研摩テー
プを低速度で走行させつつ、該圧接ロールを被研摩物に
圧接させて平面研摩を行う平面研摩装置において、前記
スライドブロックの中立位置において、前記研摩テープ
における該スライドブロックに入り込む部分と、これか
ら出て行く部分との双方の部分がほぼ垂直となるように
、装置のヘッド部、或いは前記スライドブロックに取付
けられた複数個の案内ロールに研摩テープが巻き掛けら
れているので、案内ロールに巻き掛けられている研摩テ
ープが伸縮して、これに加わる張力が変化しても、研摩
テープの全長にわたって張力は均一となる。この結果、
圧接ロールに巻回されている研摩テープは、該圧接ロー
ルに対してずれなくなって、研摩精度と研摩能率の双方
を高めることができる。
また、研摩テープの揺動運動によって生ずる該研摩テー
プの伸びが最小となるため、研摩テープの揺動運動に起
因する負荷を最小に仰えることが可能となり、未使用の
部分の研摩テープの損耗が少なくなる。
プの伸びが最小となるため、研摩テープの揺動運動に起
因する負荷を最小に仰えることが可能となり、未使用の
部分の研摩テープの損耗が少なくなる。
第1図ないし第7図は、本発明を説明するための図であ
って、第1図は、本発明に係わる平面研摩装置の正面図
、第2図は、研摩ヘラドH,の部分の正面図、第3図は
、同じく斜視図、第4図(イ)、(ロ)、(ハ〉 は、
それぞれスライドブロック2が左移動端、中立位置、及
び右移動端に位置している状態における研摩テープ11
の伸縮の状態を示す図、第5図は、揺動運動を行う研摩
テープ11の軌跡を示す図、第6図及び第7図は、それ
ぞれ本発明に係わる別の研摩ヘッドHt、Hsの正面図
である。 第8図ないし第11図は、従来の技術を説明するための
図であって、第8図は、従来の研摩へラドH°の正面図
、第9図(イ)、(ロ)、(ハ)は、それぞれ従来の研
摩へラドH′においてスライドブロック2が左移動端、
中立位置、及び右移動端に位置している状態における研
摩テープ11の伸縮の状態を示す図、第10図(イ〉、
(ロ)は、それぞれスライドブロック2の中立位置にお
いて、研摩テープ11におけるスライドブロック2に入
り込む部分、及びこれから出て行く部分が垂直である場
合、及びこれらの部分が垂直線に対して角度(θ)だけ
傾斜している場合の研摩テープ11の揺動軌跡を示す図
、第11図は、別の従来の研摩へラドHI 1の正面図
である。 本発明を構成している主要部分の符号の説明は以下の通
りである。 H+、Hz、Hs :研摩ヘラド W:被研摩物P:
研摩テープと案内ロールとの接点 2ニスライドブロツク 9:圧接ロール12:巻出し
リール 13:巻取りリール14 ニスライドブロックに取付けられた 案内ロール 15:装置のヘッド部に取付けられた案内ロール19:
装置のへ7ド部
って、第1図は、本発明に係わる平面研摩装置の正面図
、第2図は、研摩ヘラドH,の部分の正面図、第3図は
、同じく斜視図、第4図(イ)、(ロ)、(ハ〉 は、
それぞれスライドブロック2が左移動端、中立位置、及
び右移動端に位置している状態における研摩テープ11
の伸縮の状態を示す図、第5図は、揺動運動を行う研摩
テープ11の軌跡を示す図、第6図及び第7図は、それ
ぞれ本発明に係わる別の研摩ヘッドHt、Hsの正面図
である。 第8図ないし第11図は、従来の技術を説明するための
図であって、第8図は、従来の研摩へラドH°の正面図
、第9図(イ)、(ロ)、(ハ)は、それぞれ従来の研
摩へラドH′においてスライドブロック2が左移動端、
中立位置、及び右移動端に位置している状態における研
摩テープ11の伸縮の状態を示す図、第10図(イ〉、
(ロ)は、それぞれスライドブロック2の中立位置にお
いて、研摩テープ11におけるスライドブロック2に入
り込む部分、及びこれから出て行く部分が垂直である場
合、及びこれらの部分が垂直線に対して角度(θ)だけ
傾斜している場合の研摩テープ11の揺動軌跡を示す図
、第11図は、別の従来の研摩へラドHI 1の正面図
である。 本発明を構成している主要部分の符号の説明は以下の通
りである。 H+、Hz、Hs :研摩ヘラド W:被研摩物P:
研摩テープと案内ロールとの接点 2ニスライドブロツク 9:圧接ロール12:巻出し
リール 13:巻取りリール14 ニスライドブロックに取付けられた 案内ロール 15:装置のヘッド部に取付けられた案内ロール19:
装置のへ7ド部
Claims (5)
- (1)圧接ロールを取付けたスライドブロックが案内レ
ールにスライド可能に嵌め込まれ、駆動機構によって、
スライドブロックが微小範囲内で高サイクルの往復直線
運動を行う構成の研摩ヘッドを備えており、巻出しリー
ルから巻出される研摩テープを前記圧接ロールに巻回さ
せて、巻取りリールで巻取ることにより、該研摩テープ
を低速度で走行させつつ、前記圧接ロールを被研摩物に
圧接させて平面研摩を行う平面研摩装置において、前記
スライドブロックの中立位置において、前記研摩テープ
における該スライドブロックに入り込む部分と、これか
ら出て行く部分との双方の部分がほぼ垂直となるように
、装置のヘッド部、或いは前記スライドブロックに取付
けられた複数個の案内ロールに研摩テープが巻き掛けら
れていることを特徴とする研摩テープを使用した平面研
摩装置。 - (2)装置のヘッド部に取付けられた案内ロールと、前
記スライドブロックに取付けられた案内ロール又は圧接
ロールとの間に巻き掛けられて、スライドブロックの往
復直線運動により揺動運動を行う部分の研摩テープの長
さと、研摩テープの当該部分の行う揺動運動の振幅の半
分の長さとの逆比が(1/22)以下であることを特徴
とする請求項1に記載の研摩テープを使用した平面研摩
装置。 - (3)装置のヘッド部と、スライドブロックとの双方に
それぞれ一対の案内ロールが水平方向に沿って所定の間
隔をおいて取付けられ、装置のヘッド部とスライドブロ
ックとに相上下して取付けられている前記各案内ロール
の間に、研摩テープにおけるスライドブロックに入り込
む部分と、これから出て行く部分との双方の部分がほぼ
垂直となって巻き掛けられていることを特徴とする請求
項1、又は2に記載の研摩テープを使用した平面研摩装
置。 - (4)装置のヘッド部に一対の案内ロールが水平方向に
沿って所定の間隔をおいて取付けられていると共に、ス
ライドブロックに一個の案内ロールが取付けられ、研摩
テープにおけるスライドブロックに入り込む部分と、こ
れから出て行く部分とのいずれか一方が、装置のヘッド
部とスライドブロックとに相上下して取付けられている
前記各案内ロールの間にほぼ垂直となって巻き掛けられ
ていると共に、その他方が、装置のヘッド部に取付けら
れた前記案内ロールと、スライドブロックに取付けられ
た圧接ロールとの間にほぼ垂直となって直接に巻き掛け
られていることを特徴とする請求項1又は2に記載の研
摩テープを使用した平面研摩装置。 - (5)装置のヘッド部に一対の案内ロールが水平方向に
沿って所定の間隔をおいて取付けられ、各案内ロールと
、スライドブロックに取付けられた圧接ロールとの間に
、研摩テープにおけるスライドブロックに入り込む部分
と、これから出て行く部分との双方の部分がほぼ垂直と
なって直接に巻き掛けられていることを特徴とする請求
項1又は2に記載の研摩テープを使用した平面研摩装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17601089A JP2663022B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 研摩テープを使用した平面研摩装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17601089A JP2663022B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 研摩テープを使用した平面研摩装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0343148A true JPH0343148A (ja) | 1991-02-25 |
JP2663022B2 JP2663022B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=16006142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17601089A Expired - Lifetime JP2663022B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 研摩テープを使用した平面研摩装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2663022B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04315566A (ja) * | 1991-04-11 | 1992-11-06 | Sanshin:Kk | ワーク研摩機 |
JP2005288550A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Tamura Seisakusho Co Ltd | 精密研削装置および精密研削方法 |
JP2008284678A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-27 | Sanshin Co Ltd | パネル研磨装置 |
CN106985052A (zh) * | 2017-04-18 | 2017-07-28 | 天津大学 | 一种多线磨削加工装置 |
JP2019034379A (ja) * | 2017-08-17 | 2019-03-07 | 株式会社荏原製作所 | 基板を研磨する方法および装置、並びに基板を処理する方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100591479C (zh) * | 2007-02-06 | 2010-02-24 | 杭州祥生砂光机制造有限公司 | 偏心轴式轴承座调节机构及砂光机砂光辊微调方法 |
-
1989
- 1989-07-07 JP JP17601089A patent/JP2663022B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04315566A (ja) * | 1991-04-11 | 1992-11-06 | Sanshin:Kk | ワーク研摩機 |
JP2005288550A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Tamura Seisakusho Co Ltd | 精密研削装置および精密研削方法 |
JP2008284678A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-27 | Sanshin Co Ltd | パネル研磨装置 |
CN106985052A (zh) * | 2017-04-18 | 2017-07-28 | 天津大学 | 一种多线磨削加工装置 |
JP2019034379A (ja) * | 2017-08-17 | 2019-03-07 | 株式会社荏原製作所 | 基板を研磨する方法および装置、並びに基板を処理する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2663022B2 (ja) | 1997-10-15 |
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