JPH0343107A - バックカット用ドリル装置 - Google Patents
バックカット用ドリル装置Info
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- JPH0343107A JPH0343107A JP2177668A JP17766890A JPH0343107A JP H0343107 A JPH0343107 A JP H0343107A JP 2177668 A JP2177668 A JP 2177668A JP 17766890 A JP17766890 A JP 17766890A JP H0343107 A JPH0343107 A JP H0343107A
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- JP
- Japan
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- guide sleeve
- casing
- eccentric bushing
- locking element
- drive shaft
- Prior art date
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- Pending
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- 238000005553 drilling Methods 0.000 title claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 9
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 6
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 6
- 239000007799 cork Substances 0.000 description 2
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B51/00—Tools for drilling machines
- B23B51/0018—Drills for enlarging a hole
- B23B51/0036—Drills for enlarging a hole by a tool-carrying eccentric
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T408/00—Cutting by use of rotating axially moving tool
- Y10T408/83—Tool-support with means to move Tool relative to tool-support
- Y10T408/85—Tool-support with means to move Tool relative to tool-support to move radially
- Y10T408/854—Tool-support with means to move Tool relative to tool-support to move radially to move eccentrically mounted Tool
- Y10T408/855—Tool-support including plural, adjustable sections
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
- Drilling Tools (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、基礎材料中にバックカット孔を形成するため
のドリル装置に関し、特に、基礎材料上に支持されるケ
ーシングと、該ケーシング内に偏心配置され、かつ、中
心軸線に対して平行に延在する孔を有する案内スリーブ
と、孔内で約180゜の角度に亘って回動可能とした偏
心ブツシュと、カッターヘッドか設けられ、かつ、偏心
ブツシュ内で回転可能に支承されると共に駆動装置に連
結された駆動軸とを具え、ケーシング内で案内スリーブ
の一回転方向のみの回動を許容する拘束手段をケーシン
グ及び案内スリーブの間に配置したドリル装置に係るも
のである。
のドリル装置に関し、特に、基礎材料上に支持されるケ
ーシングと、該ケーシング内に偏心配置され、かつ、中
心軸線に対して平行に延在する孔を有する案内スリーブ
と、孔内で約180゜の角度に亘って回動可能とした偏
心ブツシュと、カッターヘッドか設けられ、かつ、偏心
ブツシュ内で回転可能に支承されると共に駆動装置に連
結された駆動軸とを具え、ケーシング内で案内スリーブ
の一回転方向のみの回動を許容する拘束手段をケーシン
グ及び案内スリーブの間に配置したドリル装置に係るも
のである。
バックカット孔は、主として所定形状を有するアンカー
素子を係止して形状結合可能とするために設けるもので
ある。このようなアンカー素子は、バックカット孔の形
成に繁雑な作業を必要とし、また、作業を実施するため
の装置に故障が生じ易いため、従前は汎用されていなか
った。 ヨーロッパ特許出願公開第0231720号公報にはバ
ックカット孔を形成するためのドリル装置が開示されて
いるが、この既知の装置は簡便に取扱えるものではない
。すなわち、この装置では、案内スリーブの偏心度を偏
心ブツシュの偏心度と一致させている。したがって、案
内スリーブ及び偏心ブツシュの一方の端部位置において
は、案内スリーブの中心に駆動軸を設ける。 180°
だけ旋回させた偏心ブツシュの他方の端部位置において
は、カッターヘッドを穿孔の内壁に係合しつつ、偏心度
の倍に相当する分だけ駆動軸を半径方向の外へ移動させ
る。係合した後、偏心ブツシュ及び案内スリーブは共に
少なくとも360°の角度だけ旋回させる。その際、穿
孔の内壁には巡回したバックカット孔が形成される。次
に、偏心ブツシュは案内スリーブ内で180°だけ更に
旋回または復元旋回させることにより1.駆動軸を再び
案内スリーブの中央に配置して、ドリル装置を穿孔から
取外し可能とする。その際、手動で挿入及び解除可能な
ピンによって、生じ得る案内スリーブの巡回を阻止する
。このピンは、保合及び復元回動のために偏心ブツシュ
を案内スリーブに相対して旋回する必要がある場合には
挿入し、バックカット孔を形成する場合には解除する。 ドイツ連邦共和国特許出願公開第3809761号公報
に開示されている別のドリル装置においては、ケーシン
グ及び案内スリーブの間に配置した拘束素子にまりケー
シング内における案内スリーブを一回転方向に旋回可能
とする。したがって、偏心ブツシュが復元旋回する際に
、拘束素子は案内スリーブの巡回を阻止する。しかしな
がら、保合に不可欠な旋回に際しては、拘束素子は案内
スリーブの巡回を阻止し得ない。
素子を係止して形状結合可能とするために設けるもので
ある。このようなアンカー素子は、バックカット孔の形
成に繁雑な作業を必要とし、また、作業を実施するため
の装置に故障が生じ易いため、従前は汎用されていなか
った。 ヨーロッパ特許出願公開第0231720号公報にはバ
ックカット孔を形成するためのドリル装置が開示されて
いるが、この既知の装置は簡便に取扱えるものではない
。すなわち、この装置では、案内スリーブの偏心度を偏
心ブツシュの偏心度と一致させている。したがって、案
内スリーブ及び偏心ブツシュの一方の端部位置において
は、案内スリーブの中心に駆動軸を設ける。 180°
だけ旋回させた偏心ブツシュの他方の端部位置において
は、カッターヘッドを穿孔の内壁に係合しつつ、偏心度
の倍に相当する分だけ駆動軸を半径方向の外へ移動させ
る。係合した後、偏心ブツシュ及び案内スリーブは共に
少なくとも360°の角度だけ旋回させる。その際、穿
孔の内壁には巡回したバックカット孔が形成される。次
に、偏心ブツシュは案内スリーブ内で180°だけ更に
旋回または復元旋回させることにより1.駆動軸を再び
案内スリーブの中央に配置して、ドリル装置を穿孔から
取外し可能とする。その際、手動で挿入及び解除可能な
ピンによって、生じ得る案内スリーブの巡回を阻止する
。このピンは、保合及び復元回動のために偏心ブツシュ
を案内スリーブに相対して旋回する必要がある場合には
挿入し、バックカット孔を形成する場合には解除する。 ドイツ連邦共和国特許出願公開第3809761号公報
に開示されている別のドリル装置においては、ケーシン
グ及び案内スリーブの間に配置した拘束素子にまりケー
シング内における案内スリーブを一回転方向に旋回可能
とする。したがって、偏心ブツシュが復元旋回する際に
、拘束素子は案内スリーブの巡回を阻止する。しかしな
がら、保合に不可欠な旋回に際しては、拘束素子は案内
スリーブの巡回を阻止し得ない。
本発明の課題は、簡単な操作により基礎材料中にバック
カット孔を形成可能とし、確実な機能を保証するドリル
装置を提案することにある。 この目的を達成するため、本発明によるドリル装置は、
前述した形式のものにおいて、偏心ブツシュにより解除
可能な案内スリーブ用の係止素子をケーシングに設け、
該係止素子により、その係止位置ではケーシング及び案
内スリーブを回転結合すると共に解除位置ではケーシン
グ及び案内スリーブの間の相対回動を許容する構成とし
たことを特徴とするものである。 偏心ブツシュにより解除可能な係止素子を用いると、案
内スリーブはケーシングに対して確実に旋回不可能とな
る。したがって、偏心ブツシュ及び案内スリーブの間に
は相対回動が可能となる。 駆動軸又は駆動軸と結合したカッターヘッドを、穿孔に
工具を装入するために必要な中心位置からバックカット
孔の形成に必要な偏心位置まで移動するために、前記相
対回動は不可欠である。バックカット孔を形成した後、
カッターヘッドは穿孔から取外すために再び中心位置へ
復帰させなければならない。その際、案内スリーブは再
び係止素子によって巡回が確実に不可能となる。係止素
子は偏心ブツシュにより自動的に挿入及び解除される。 偏心ブツシュには、係止素子を解除するための作動部材
を設けるのが望ましい。偏心ブツシュが旋回すると、作
動部材は係止素子に乗上げ、係止素子を解除する。その
際、案内スリーブは自在に回転可能となる。作動部材を
係止素子から離すと、係止素子は再び挿入し、案内スリ
ーブの旋回を確実に阻止することができる。 この係止素子は、ばね力に抗してほぼ半径方向に変位可
能なボルトとして形成するのが有利である。ボルトは、
ばね力によって挿入位置の方向に向けて押圧するのが望
ましい。その場合に係止素子は、ばね力に抗して解除さ
れる。
カット孔を形成可能とし、確実な機能を保証するドリル
装置を提案することにある。 この目的を達成するため、本発明によるドリル装置は、
前述した形式のものにおいて、偏心ブツシュにより解除
可能な案内スリーブ用の係止素子をケーシングに設け、
該係止素子により、その係止位置ではケーシング及び案
内スリーブを回転結合すると共に解除位置ではケーシン
グ及び案内スリーブの間の相対回動を許容する構成とし
たことを特徴とするものである。 偏心ブツシュにより解除可能な係止素子を用いると、案
内スリーブはケーシングに対して確実に旋回不可能とな
る。したがって、偏心ブツシュ及び案内スリーブの間に
は相対回動が可能となる。 駆動軸又は駆動軸と結合したカッターヘッドを、穿孔に
工具を装入するために必要な中心位置からバックカット
孔の形成に必要な偏心位置まで移動するために、前記相
対回動は不可欠である。バックカット孔を形成した後、
カッターヘッドは穿孔から取外すために再び中心位置へ
復帰させなければならない。その際、案内スリーブは再
び係止素子によって巡回が確実に不可能となる。係止素
子は偏心ブツシュにより自動的に挿入及び解除される。 偏心ブツシュには、係止素子を解除するための作動部材
を設けるのが望ましい。偏心ブツシュが旋回すると、作
動部材は係止素子に乗上げ、係止素子を解除する。その
際、案内スリーブは自在に回転可能となる。作動部材を
係止素子から離すと、係止素子は再び挿入し、案内スリ
ーブの旋回を確実に阻止することができる。 この係止素子は、ばね力に抗してほぼ半径方向に変位可
能なボルトとして形成するのが有利である。ボルトは、
ばね力によって挿入位置の方向に向けて押圧するのが望
ましい。その場合に係止素子は、ばね力に抗して解除さ
れる。
以下、本発明を図示の実施例につき一層具体的に説明す
る。第1図〜第7図に示す本発明によるドリル装置は、
中心の孔1aを具えたケーシングlを具えている。孔l
a内には案内スリーブ2を回動可能に配置する。案内ス
リーブ2に中心軸線と平行に延在する偏心孔を形成し、
その内部に偏心ブツシュ3を回動可能に配置する。この
偏心ブツシュ3は、ケーシングlから突出した端部でノ
\ンドル4に結合する。ハンドル4は、キー5により遠
回させると共に固定リング6により軸線方向に固定する
。すなわち、偏心ブツシュ3はハンドル4を介して旋回
可能とするものである。偏心ブツシュ3の偏心孔内には
、駆動軸7を回動可能に配置する。駆動軸7は、一端に
フランジ7aを形成し、他端において固定リング8によ
り偏心ブツシュ3に対して軸線方向に固定する。駆動軸
7の下端部には角形断面のヘッド7bを形成し、このヘ
ッド7bをカッターヘッド9と回転結合可能とするする
。 カッターヘッド9は、座金lO及び六角ナツト11を介
して駆動軸7に固定する。案内スリーブ2に環状溝2a
を形成し、この溝2a内には、案内スリーブ2を軸線方
向に固定するためのねじピン12をケーシングl内で導
入する。ピン状の拘束手段13を、圧縮はね14により
案内スリーブ2に対して押圧する。圧縮ばね14の他端
部は、閉鎖プラグ15により支持する。これとは反対側
に係止素子16を設け、この係止素子16も同様に圧縮
はね17により案内スリーブ2に対して押圧する。圧縮
はね17は閉鎖プラグ18により支持する。 第1図〜第3図に示す初期位置においては、案内スリー
ブ2及び偏心ブツシュ3の偏心度が相殺されるため、カ
ッターヘッド9を有する駆動軸7はケーシングl内で孔
に対して中心に位置する。 この位置において、拘束手段13は案内スリーブ2内で
くさび状の拘束溝2C内に嵌入する。また、係止素子1
6は、案内スリーブ2の係止溝2d内に嵌入する。この
位置において、案内スリーブ2の突部2bの右側には偏
心ブツシュ3の作動部材3aを当接配置する。第2図及
び第3図に示す作動位置では、ドリル装置は予め形成し
た穿孔内に導入されている。駆動軸7は、図示しない駆
動装置に結合する。 次に、偏心ブツシュ3は、時計方向に旋回する。 その際、案内スリーブ2の遠回は係止溝2dに嵌入する
係止素子16によって確実に阻止される。偏心ブツシュ
3が180°だけ旋回すると、偏心ブツシュ3の作動部
材3aが係止素子16の整相面16aに当接して係止素
子16を解除する。案内スリーブ2及び偏心ブツシュ3
の偏心度は累積する。すなわち、駆動軸7は最大偏心位
置に達する。この状態は、第4図及び第5図に示すとお
りである。その結果、拘束手段13は案内スリーブ2の
拘束溝2C内に嵌入する。 案内スリーブ2は、係止素子16の解除により時計方向
に旋回可能となる。したがって、偏心ブツシュ3をさら
に回転すると、案内スリーブ2は、突部2bの左側に当
接する作動部材3aを介して遠回する。拘束手段13は
拘束溝2cから解除される。この位置は第6図及び第7
図に示すとおりである。 偏心ブツシュ3を更に少なくとも3600だけ回転する
と、駆動軸7に結合したカッターヘッド9によりバック
カット孔が形成される。バックカット孔の形成後に穿孔
内から装置を取出すため、駆動軸7は再び孔1aに対し
て中心位置に移動する必要がある。これは、偏心ブツシ
ュ3を直ちに時計回りと逆方向に旋回することにより可
能となる。その際、案内スリーブ2は拘束素子13が再
び拘束溝2cに嵌入するまで遠回する。次に、作動部材
3aが再び第2図に示した位置に達するまで、偏心ブツ
シュ3は案内スリーブ2に対して180°だけ相対旋回
する。その時点で、係止素子16は係止溝2d内に係止
される。駆動軸7は孔1aに対して再び中心に位置する
。したがって、ドリル装置を再び穿孔内から取出すこと
が可能となる。
る。第1図〜第7図に示す本発明によるドリル装置は、
中心の孔1aを具えたケーシングlを具えている。孔l
a内には案内スリーブ2を回動可能に配置する。案内ス
リーブ2に中心軸線と平行に延在する偏心孔を形成し、
その内部に偏心ブツシュ3を回動可能に配置する。この
偏心ブツシュ3は、ケーシングlから突出した端部でノ
\ンドル4に結合する。ハンドル4は、キー5により遠
回させると共に固定リング6により軸線方向に固定する
。すなわち、偏心ブツシュ3はハンドル4を介して旋回
可能とするものである。偏心ブツシュ3の偏心孔内には
、駆動軸7を回動可能に配置する。駆動軸7は、一端に
フランジ7aを形成し、他端において固定リング8によ
り偏心ブツシュ3に対して軸線方向に固定する。駆動軸
7の下端部には角形断面のヘッド7bを形成し、このヘ
ッド7bをカッターヘッド9と回転結合可能とするする
。 カッターヘッド9は、座金lO及び六角ナツト11を介
して駆動軸7に固定する。案内スリーブ2に環状溝2a
を形成し、この溝2a内には、案内スリーブ2を軸線方
向に固定するためのねじピン12をケーシングl内で導
入する。ピン状の拘束手段13を、圧縮はね14により
案内スリーブ2に対して押圧する。圧縮ばね14の他端
部は、閉鎖プラグ15により支持する。これとは反対側
に係止素子16を設け、この係止素子16も同様に圧縮
はね17により案内スリーブ2に対して押圧する。圧縮
はね17は閉鎖プラグ18により支持する。 第1図〜第3図に示す初期位置においては、案内スリー
ブ2及び偏心ブツシュ3の偏心度が相殺されるため、カ
ッターヘッド9を有する駆動軸7はケーシングl内で孔
に対して中心に位置する。 この位置において、拘束手段13は案内スリーブ2内で
くさび状の拘束溝2C内に嵌入する。また、係止素子1
6は、案内スリーブ2の係止溝2d内に嵌入する。この
位置において、案内スリーブ2の突部2bの右側には偏
心ブツシュ3の作動部材3aを当接配置する。第2図及
び第3図に示す作動位置では、ドリル装置は予め形成し
た穿孔内に導入されている。駆動軸7は、図示しない駆
動装置に結合する。 次に、偏心ブツシュ3は、時計方向に旋回する。 その際、案内スリーブ2の遠回は係止溝2dに嵌入する
係止素子16によって確実に阻止される。偏心ブツシュ
3が180°だけ旋回すると、偏心ブツシュ3の作動部
材3aが係止素子16の整相面16aに当接して係止素
子16を解除する。案内スリーブ2及び偏心ブツシュ3
の偏心度は累積する。すなわち、駆動軸7は最大偏心位
置に達する。この状態は、第4図及び第5図に示すとお
りである。その結果、拘束手段13は案内スリーブ2の
拘束溝2C内に嵌入する。 案内スリーブ2は、係止素子16の解除により時計方向
に旋回可能となる。したがって、偏心ブツシュ3をさら
に回転すると、案内スリーブ2は、突部2bの左側に当
接する作動部材3aを介して遠回する。拘束手段13は
拘束溝2cから解除される。この位置は第6図及び第7
図に示すとおりである。 偏心ブツシュ3を更に少なくとも3600だけ回転する
と、駆動軸7に結合したカッターヘッド9によりバック
カット孔が形成される。バックカット孔の形成後に穿孔
内から装置を取出すため、駆動軸7は再び孔1aに対し
て中心位置に移動する必要がある。これは、偏心ブツシ
ュ3を直ちに時計回りと逆方向に旋回することにより可
能となる。その際、案内スリーブ2は拘束素子13が再
び拘束溝2cに嵌入するまで遠回する。次に、作動部材
3aが再び第2図に示した位置に達するまで、偏心ブツ
シュ3は案内スリーブ2に対して180°だけ相対旋回
する。その時点で、係止素子16は係止溝2d内に係止
される。駆動軸7は孔1aに対して再び中心に位置する
。したがって、ドリル装置を再び穿孔内から取出すこと
が可能となる。
第1図は、本発明によるドリル装置の縦断面図、第2図
は、ドリル装置の初期位置を示す第1図のA−A線に沿
う横断面図、 第3図は、ドリル装置の初期位置を示す第1図のB−B
線に沿う横断面図、 第4図は、偏心ブツシュを1800旋回したドリル装置
を示す第1図のA−A線に沿う横断面図、第5図は、偏
心ブツシュを180°旋回したドリル装置を示す第1図
のB−B線に沿う横断面図、第6図は、偏心ブツシュ及
び案内スリーブを旋回したドリル装置を示す第1図のA
−A線に沿う横断面図、 第7図は、偏心ブツシュ及び案内スリーブを旋回したド
リル装置を示す第1図のB−B線に沿う横断面図である
。 ■・・・ケーシング 1a・・・孔2・・・案
内スリーブ 2a・・・環状溝2b・・・突部
2C・・・拘束溝2d・・・係止溝 3a・・・作動部材 5・・・キー 7・・・駆動軸 7b・・・四角ヘッド 9・・・カッターヘッド 11・・・六角ナツト 13・・・拘束手段 15・・・閉鎖コルク 16a・・・整相面 18・・・閉鎖コルク 3・・・偏心ブツシュ 4・・・ハンドル 6・・・固定リング 7a・・・フランジ 8・・・固定リング 10・・・座金 12・・・ねじピン 14・・・圧縮ばね 16・・・係止素子 17・・・圧縮ばね
は、ドリル装置の初期位置を示す第1図のA−A線に沿
う横断面図、 第3図は、ドリル装置の初期位置を示す第1図のB−B
線に沿う横断面図、 第4図は、偏心ブツシュを1800旋回したドリル装置
を示す第1図のA−A線に沿う横断面図、第5図は、偏
心ブツシュを180°旋回したドリル装置を示す第1図
のB−B線に沿う横断面図、第6図は、偏心ブツシュ及
び案内スリーブを旋回したドリル装置を示す第1図のA
−A線に沿う横断面図、 第7図は、偏心ブツシュ及び案内スリーブを旋回したド
リル装置を示す第1図のB−B線に沿う横断面図である
。 ■・・・ケーシング 1a・・・孔2・・・案
内スリーブ 2a・・・環状溝2b・・・突部
2C・・・拘束溝2d・・・係止溝 3a・・・作動部材 5・・・キー 7・・・駆動軸 7b・・・四角ヘッド 9・・・カッターヘッド 11・・・六角ナツト 13・・・拘束手段 15・・・閉鎖コルク 16a・・・整相面 18・・・閉鎖コルク 3・・・偏心ブツシュ 4・・・ハンドル 6・・・固定リング 7a・・・フランジ 8・・・固定リング 10・・・座金 12・・・ねじピン 14・・・圧縮ばね 16・・・係止素子 17・・・圧縮ばね
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、基礎材料中にバックカット孔を形成するためのドリ
ル装置であって、基礎材料上に支持されるケーシング(
1)と、該ケーシング内に偏心配置され、かつ、中心軸
線に対して平行に延在する孔を有する案内スリーブ(2
)と、孔内で約180゜の角度に亘って回動可能とした
偏心ブッシュ(3)と、カッターヘッド(9)が設けら
れ、かつ、偏心ブッシュ(3)内で回転可能に支承され
ると共に駆動装置に連結された駆動軸(7)とを具え、
ケーシング(1)内で案内スリーブ(2)の一回転方向
のみの回動を許容する拘束手段(13)をケーシング(
1)及び案内スリーブ(2)の間に配置したものにおい
て、偏心ブッシュ(3)により解除可能な案内スリーブ
(2)用の係止素子(16)をケーシング(1)に設け
、該係止素子により、その係止位置ではケーシング(1
)及び案内スリーブ(2)を回転結合すると共に解除位
置ではケーシング(1)及び案内スリーブ(2)の間の
相対回動を許容する構成としたことを特徴とするドリル
装置。 2、請求項1記載のドリル装置において、偏心ブッシュ
(3)に係止素子(16)を解除する作動カム(3a)
を設けたことを特徴とするドリル装置。 3、請求項2記載のドリル装置において、係止素子(1
6)は、ばね力に抗してほぼ半径方向に変位可能な突状
部材として形成したことを特徴とするドリル装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3922376A DE3922376A1 (de) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | Hinterschnitt-bohrvorrichtung |
DE3922376.0 | 1989-07-07 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0343107A true JPH0343107A (ja) | 1991-02-25 |
Family
ID=6384497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2177668A Pending JPH0343107A (ja) | 1989-07-07 | 1990-07-06 | バックカット用ドリル装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5020613A (ja) |
EP (1) | EP0415873B1 (ja) |
JP (1) | JPH0343107A (ja) |
AT (1) | ATE88934T1 (ja) |
CA (1) | CA2020134A1 (ja) |
DE (2) | DE3922376A1 (ja) |
ES (1) | ES2040102T3 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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