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JPH0340634Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0340634Y2
JPH0340634Y2 JP1984096539U JP9653984U JPH0340634Y2 JP H0340634 Y2 JPH0340634 Y2 JP H0340634Y2 JP 1984096539 U JP1984096539 U JP 1984096539U JP 9653984 U JP9653984 U JP 9653984U JP H0340634 Y2 JPH0340634 Y2 JP H0340634Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
spring
end surface
chuck
cushion spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984096539U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6112786U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9653984U priority Critical patent/JPS6112786U/ja
Publication of JPS6112786U publication Critical patent/JPS6112786U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0340634Y2 publication Critical patent/JPH0340634Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、筆圧が大となつたとき、芯を後退さ
せて芯の折損を防止する芯クツシヨン式シヤープ
ペンシルの改良に関するものである。
従来の技術 従来の芯クツシヨン式のシヤープペンシルは、
第4図に示されるように、芯固定チヤツクAに遊
嵌された締めリングBが、座金Cによつて軸筒D
および口金Eに対する位置を決定されており、こ
の座金Cによつてチヤツク締め付けバネFおよび
芯クツシヨンバネGが受支されている構造が一般
的である。
また、実公昭55−18227号公報および実開昭58
−171392号公報に開示されるごとく、芯クツシヨ
ンバネを合成樹脂の筒状成形体とし、軸方向の伸
縮弾性を保有させたものも提案されている。
考案が解決しようとする問題点 上述の第4図に示される従来の構造では、芯折
れ防止とか、口金緩みの防止あるいは部品の製作
誤差の吸収等の面では有効であるものの、芯クツ
シヨンバネGが芯ケースHに嵌装されているだけ
であるため、分解時に離脱し、紛失しやすい欠点
があるし、部品数としても、座金Cと芯クツシヨ
ンバネGという2部品が、必須となつている。
分解時における上述の芯クツシヨンバネGの離
脱を防ぐため、該バネGを、芯固定チヤツクA、
締めリングB、芯ケースH等と一体に組み込む構
造も提案されているが、複雑となりコストアツプ
となる欠点が存する。
また前記実公昭55−18227号公報および実開昭
58−171392号公報に開示される構造のものは、軸
方向の伸縮弾性を有する合成樹脂製の筒状成形体
を成形する複雑な成形金型とその成形工程を要す
るのみでなく、シヤープペンシンの内部構造をも
変更しなければならない問題が存する。
このため、本考案は、前述の芯クツシヨンバネ
の離脱、紛失の恐れを無くするとともに座金をも
不要として部品点数を少なくしコストを下げ、し
かも芯クツシヨン式シヤープペンシルとしての機
能はいささかも損ねることが無く、構造の変更も
僅少で足りるシヤープペンシルを提供することを
目的としている。
問題を解決するための手段 本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載され
るように、芯固定チヤツクに遊嵌されている締め
リングに当接している芯クツシヨンバネが、コイ
ルバネで形成されており、該芯クツシヨンバネの
口金側の先端には、線材の密着巻きで形成された
直筒部と、同じく線材の密着巻きで形成され、半
径方向内方へ張り出されたフランジ部とよりなる
筒体が形成されており、該筒体の先端面が、締め
リングの後端面と、軸筒と一体に結合されている
軸筒先端側部材の後端面とに当接させられ、該筒
体の芯ケース側たる内面にチヤツク締付けバネが
当接させられているという構成とすることによ
り、従来の座金を不要として部品を減らし、組付
け工程を簡略化し、かつ分解時の芯クツシヨンバ
ネの離脱、紛失を防止したものである。
実施例とその作用 第1図は第1の実施例であり、芯固定チヤツク
1に遊嵌されている締めリング2は、軸筒3に螺
着された口金4の内筒5と芯固定チヤツク1との
間に配置されている。
上述の芯固定チヤツク1と締めリング2とは、
該チヤツク1を介して芯ケース6と一体に結合さ
れ、この結合体7は口金4から突出する図示を省
略した芯に過大な筆圧が作用したとき、コイルバ
ネたる芯クツシヨンバネ8の弾性により矢印イ方
向に後退し、芯の折損を防止するように構成され
ている。
図示例の芯クツシヨンバネ8は結合体7に外嵌
されており、その口金4側の先端は、線材を密着
巻きした芯クツシヨンバネ8と等径の直筒部9
と、その先端から半径方向内方にフランジ状に密
着巻きされたフランジ部10とよりなる筒体11
とされ、該筒体11の先端面が、前記口金4の内
筒5の後端面に接して位置決めされ、更に該先端
面が締めリング2の後端面12に接することによ
り、軸筒3と口金4とに対する締めリング2の位
置を決定している。
なお、芯クツシヨンバネ8の後端13は軸筒3
の段部14に係止されている。
以上の構造から明らかなように、芯クツシヨン
バネ8と一体の筒体11は、芯固定チヤツク1に
外嵌されている。
そして前記筒体11の内面15と芯ケース6の
先端面16との間には、チヤツク締付けばね17
が介装され、芯固定チヤツク1に外嵌されてい
る。
第2図は第2の実施例を示しており、第1図に
示されるものに較べ、芯固定チヤツク18の締め
リング19がやや短寸とされ、従つて芯クツシヨ
ンバネ20の筒体21の構造が相違する外は、第
1図に示される第1の実施例のものと同一構造と
されている。
すなわち、第2図に示されるように、コイルバ
ネたる芯クツシヨンバネ20の先端は、線材を密
着巻きし、半径方向内方へフランジ状に張り出し
たフランジ部22と、フランジ部22の内周縁か
ら口金23方向へ延出する同じく密着巻きされた
直筒部24とで筒体21が構成されており、フラ
ンジ部22の先端面25が口金23の内筒26の
後端面27に当接することにより直筒部24の先
端面28の位置を決定し、該先端面28を締めリ
ング19の後端面29に当接させて、締めリング
19の位置決めを行なつている。
筒体21の内面30、すなわちフランジ部22
の後端面と芯ケース31の先端面32との間には
チヤツク締付けバネ33が介装されている。
第3図は第3の実施例を示しており、口金34
と螺合される軸筒35の螺着部分に内筒36が形
成され、また軸筒35の内面は、凹陥溝37を有
する直筒面に形成されており、前記軸筒35の内
筒36と芯固定チヤツク38との間に締めリング
39が介装されている。
そして前記内筒36の後端面40が後述する芯
クツシヨンバネ41の筒体42の位置決め部分と
され、また前述の軸筒35の内面の凹陥溝37ぎ
芯クツシヨンバネ41の係止部とされている。
コイルバネたる芯クツシヨンバネ41は、第2
図に示される芯クツシヨンバネ20と同様に、先
端が線材を密着巻きして半径方向内方へフランジ
状に張り出したフランジ部43と、フランジ部4
3の内周縁から口金34方向へ延出する同じく密
着巻きされた直筒部44とで筒体42が構成され
ており、前記フランジ部43の先端面45が内筒
36の後端面40に当接し、直筒部44の先端面
46が締めリング39の後端面47に当接するこ
とにより、口金34と軸筒35と芯固定チヤツク
38とに対する締めリング39の位置を決定して
いる。
芯クツシヨンバネ41の後端は拡径部48とさ
れ、この拡径部48が軸筒35の内面の凹陥溝3
7に係合し、軸筒35に対する芯クツシヨンバネ
41の位置が規制されている。
なお、チヤツク締付けバネ49の配設位置は第
2図に示す第2の実施例と同様である。
また、コイルバネの密着巻きされている筒体の
部分を、ハンダまたは接着剤等で固化させてもよ
い。
上述の各実施例に示されるように、締めリング
を口金および軸筒に対して位置決めするととも
に、芯クツシヨンバネおよびチヤツク締付けバネ
の受座ともなる筒体が、芯クツシヨンバネと一体
に形成され、芯固定チヤツク、締めリング、芯ケ
ースよりなる組立体に一体に組み付けられている
ので、分解しても芯クツシヨンバネが離脱、紛失
する恐れは皆無である。
そして前記筒体は芯クツシヨンバネの製作工程
で該バネの製作と同時に製作でき、従来のように
座金を別工程として製作する必要が無くなるし、
組み付け工程においても芯クツシヨンバネの組み
付けのみで座金に代る筒体も組み付けられるの
で、部品数の減少の外に製作工程、組み付け工程
を短縮しうるものである。
考案の効果 本考案は、以上説明した構成、作用のものであ
り、分解時における芯クツシヨンバネの離脱、紛
失の恐れを皆無としうるし、従来の座金を省略で
きるので、部品点数を少なくし、製作工程、組み
付け工程を簡略化でき、コストを下げうる等の諸
効果を奏する。
しかも芯クツシヨン式シヤープペンシルとして
の機能はいささかも損ねたり、構造を複雑化した
りする恐れもない利点がある。
しかもコイルバネたる芯クツシヨンバネの口金
側の筒体は、密着巻きで形成された直筒部と半径
方向内方へ張り出したフランジ部とを備えるので
半径方向に順列配置される既存のシヤープペンシ
ルを構成する諸部材と容易に当接できるので芯ク
ツシヨン式シヤープペンシルの構造の複雑化を伴
なわず、構造の変更も僅かで足り、機能もいささ
かも損ねられることがない効果も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例の半截拡大断面図、第2
図は第2の実施例の半截拡大断面図、第3図は第
3の実施例の半截拡大断面図、第4図は従来品の
半截拡大断面図である。 1:芯固定チヤツク、2:締めリング、4:口
金、8:芯クツシヨンバネ、9:直筒部、10:
フランジ部、11:筒体、12:後端面、15:
内面、17:チヤツク締付けバネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 芯固定チヤツクに遊嵌されている締めリングに
    当接している芯クツシヨンバネが、コイルバネで
    形成されており、該芯クツシヨンバネの口金側の
    先端には、線材の密着巻きで形成された直筒部
    と、同じく線材の密着巻きで形成され、半径方向
    内方へ張り出されたフンラジ部とよりなる筒体が
    形成されており、該筒体の先端面が、締めリング
    の後端面と、軸筒と一体に結合されている軸筒先
    端側部材の後端面とに当接させられ、該筒体の芯
    ケース側たる内面にチヤツク締付けバネが当接さ
    せられている芯クツシヨン式シヤープペンシル。
JP9653984U 1984-06-27 1984-06-27 芯クツシヨン式シヤ−プペンシル Granted JPS6112786U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9653984U JPS6112786U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 芯クツシヨン式シヤ−プペンシル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9653984U JPS6112786U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 芯クツシヨン式シヤ−プペンシル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6112786U JPS6112786U (ja) 1986-01-25
JPH0340634Y2 true JPH0340634Y2 (ja) 1991-08-27

Family

ID=30656045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9653984U Granted JPS6112786U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 芯クツシヨン式シヤ−プペンシル

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JP (1) JPS6112786U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007020448A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Pompreece Kk ゼリー状のペット用飼料

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EP1909017A1 (en) * 2005-07-12 2008-04-09 Nippon Pillar Packing Co., Ltd. Connection structure of stack panel to fluid device

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JPS5518227U (ja) * 1978-07-21 1980-02-05
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Publication number Publication date
JPS6112786U (ja) 1986-01-25

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