JPH0340111Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0340111Y2 JPH0340111Y2 JP1981055901U JP5590181U JPH0340111Y2 JP H0340111 Y2 JPH0340111 Y2 JP H0340111Y2 JP 1981055901 U JP1981055901 U JP 1981055901U JP 5590181 U JP5590181 U JP 5590181U JP H0340111 Y2 JPH0340111 Y2 JP H0340111Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- reaping
- chain
- handling
- sensors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
- Agricultural Machines (AREA)
- Combines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は刈取部及び脱穀部を備え、連続して穀
稈を刈取つて脱穀するコンバインの補助駆動装置
に関する。従来、実開昭55−53624号公報に示す
如く、コンバインに清掃補助作業機を取付けて該
作業機をコンバインの駆動系に連結させる技術が
あつた。また実開昭52−17745号公報などに示す
如く、刈取部に補助作業機を取付けて該作業機を
刈取駆動系に連結させる技術もあつた。
稈を刈取つて脱穀するコンバインの補助駆動装置
に関する。従来、実開昭55−53624号公報に示す
如く、コンバインに清掃補助作業機を取付けて該
作業機をコンバインの駆動系に連結させる技術が
あつた。また実開昭52−17745号公報などに示す
如く、刈取部に補助作業機を取付けて該作業機を
刈取駆動系に連結させる技術もあつた。
しかし乍ら、前記従来技術は、刈取穀稈長を検
出する自動扱深さ調節センサを設けて、刈取穀稈
を搬送する縦搬送チエーンを前記センサ出力に基
づいて移動させ、扱深さ調節を自動で行うコンバ
インにおいて、このコンバインの刈取部に清掃補
助作業機を取付け、刈取部の駆動系に前記作業機
を連結させた場合、前記作業機を作動させて清掃
作業を行うとき、前記作業機又は作業者が誤つて
前記センサに接触することにより、刈取クラツチ
のオン操作によつて既に作動している縦搬送チエ
ーンがそのセンサ出力に基づいて移動して扱深さ
調節動作を行う危険性があると共に、刈取部を駆
動することなく清掃作業を行つても、詰つた藁屑
及び粉塵などの除去が容易に行い得ない等の安全
上並びに作業上の問題があつた。
出する自動扱深さ調節センサを設けて、刈取穀稈
を搬送する縦搬送チエーンを前記センサ出力に基
づいて移動させ、扱深さ調節を自動で行うコンバ
インにおいて、このコンバインの刈取部に清掃補
助作業機を取付け、刈取部の駆動系に前記作業機
を連結させた場合、前記作業機を作動させて清掃
作業を行うとき、前記作業機又は作業者が誤つて
前記センサに接触することにより、刈取クラツチ
のオン操作によつて既に作動している縦搬送チエ
ーンがそのセンサ出力に基づいて移動して扱深さ
調節動作を行う危険性があると共に、刈取部を駆
動することなく清掃作業を行つても、詰つた藁屑
及び粉塵などの除去が容易に行い得ない等の安全
上並びに作業上の問題があつた。
然るに、本考案は、収穫作業動作を継断する作
業クラツチレバーと、刈取穀稈の搬送系路中に設
ける自動扱深さ調節センサとを備え、作業クラツ
チレバーのオフ操作と連動して前記センサをオフ
作動させる一方、前記センサをオフにした状態で
刈取クラツチのみをオン操作可能にした構造にお
いて、清掃用補助作業機を駆動するためのPTO
軸部材を刈取部の刈取り駆動系に設けたことを特
徴とするものである。
業クラツチレバーと、刈取穀稈の搬送系路中に設
ける自動扱深さ調節センサとを備え、作業クラツ
チレバーのオフ操作と連動して前記センサをオフ
作動させる一方、前記センサをオフにした状態で
刈取クラツチのみをオン操作可能にした構造にお
いて、清掃用補助作業機を駆動するためのPTO
軸部材を刈取部の刈取り駆動系に設けたことを特
徴とするものである。
従つて、刈取クラツチをオン操作して清掃補助
作業機により掃除を行うとき、自動扱深さ調節セ
ンサを作動させても縦搬送チエーンが移動して扱
深さ調節を行うことがないから、前記センサ及び
チエーンとこれらの近傍部の掃除を従来よりも安
全に行い得ると共に、前記チエーンを含む刈取部
を駆動し乍ら掃除を行うので、詰つた藁屑及び粉
塵などの除去を能率良く行い得、従来に比べて刈
取部掃除の安全性並びに作業性などの向上を容易
に図り得るものである。
作業機により掃除を行うとき、自動扱深さ調節セ
ンサを作動させても縦搬送チエーンが移動して扱
深さ調節を行うことがないから、前記センサ及び
チエーンとこれらの近傍部の掃除を従来よりも安
全に行い得ると共に、前記チエーンを含む刈取部
を駆動し乍ら掃除を行うので、詰つた藁屑及び粉
塵などの除去を能率良く行い得、従来に比べて刈
取部掃除の安全性並びに作業性などの向上を容易
に図り得るものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図はコンバインの側面図、第2図は同平
面図であり、図中1は左右に走行クローラ2,2
を装設するトラツクフレーム、3は前記トラツク
フレーム1に回動支点軸4及び昇降シリンダ5を
介して支持させる機台、6は左側にフイードチエ
ーン7を張架させ扱胴8を内蔵する脱穀部、9は
刈刃10及び穀稈搬送機構11を備える刈取部、
12は前記脱穀部6の後方に備える排藁切断部、
13は揚穀筒14を介して前記脱穀部6から取出
した穀粒を留める籾タンク、15はコンバインの
各部を駆動するエンジン、16は運転席17及び
運転操作部18を備える運転台であり、連続的に
穀稈を刈取つて脱穀するように構成する。
る。第1図はコンバインの側面図、第2図は同平
面図であり、図中1は左右に走行クローラ2,2
を装設するトラツクフレーム、3は前記トラツク
フレーム1に回動支点軸4及び昇降シリンダ5を
介して支持させる機台、6は左側にフイードチエ
ーン7を張架させ扱胴8を内蔵する脱穀部、9は
刈刃10及び穀稈搬送機構11を備える刈取部、
12は前記脱穀部6の後方に備える排藁切断部、
13は揚穀筒14を介して前記脱穀部6から取出
した穀粒を留める籾タンク、15はコンバインの
各部を駆動するエンジン、16は運転席17及び
運転操作部18を備える運転台であり、連続的に
穀稈を刈取つて脱穀するように構成する。
第3図及び第4図に示す如く、上記刈取部9の
穀稈搬送機構11は縦搬送チエーン19を含み、
刈刃10によつて稈元を切断した刈取り穀稈を前
記チエーン19によつてフイードチエーン7始端
部に搬送するように形成すると共に、扱深さ調節
支点20を中心に縦搬送チエーン19を揺動変位
目在に支持させ、前記チエーン19終端をフイー
ドチエーン7始端に接離させて扱深さ調節を行う
ように形成する。扱深さ調節を行う油圧シリンダ
21のピストンロツド22を縦搬送チエーン19
に連結させると共に、前記ピストンロツド22の
進退終端を検知するリミツトセンサ23,24を
設ける。前記油圧シリンダ21に油圧ポンプ25
を、ソレノイド26,27を有する3位置4ポー
ト型電磁油圧切換弁28を介して接続する。脱穀
部6の扱胴8前方の扱口(図示省略)に自動扱深
さ調節センサである浅扱ぎ及び中立及び深扱ぎセ
ンサ30,31,32を夫々並設させ、自動調節
リレー33の常開スイツチ33a、浅扱ぎセンサ
30の常開スイツチ30a、中立センサ31の常
閉スイツチ31a、退入リミツトスイツチ24の
常閉スイツチ24aを介して電源34に深扱ぎソ
レノイド26を接続すると共に、前記の各スイツ
チ33a,30a、中立センサ31の常開スイツ
チ31b、深扱ぎセンサ32の常開スイツチ32
a、進出リミツトセンサ23の常閉スイツチ23
aを介して電源34に浅扱ぎソレノイド27を接
続させ、縦搬送チエーン19からフイードチエー
ン7に受継ぐ刈取り穀稈の長さに応じて前記チエ
ーン19を揺動変位させ、扱深さを略一定に保つ
ように形成する。前記リレー33に自動調節スイ
ツチ35を直列接続させ、該スイツチ35を自動
復帰型とし、スイツチ35を押したときにリレー
33が励磁し、スイツチ35を自動的にオフ復帰
させると共に、作業クラツチレバーである刈取り
クラツチレバー36と連動してオンオフ作動する
クラツチスイツチ37を設け、前記リレー33の
自己保持スイツチ33bにクラツチスイツチ37
を直列に、各スイツチ33b,37を前記スイツ
チ35に並列に接続させ、前記レバー36のオフ
操作と連動して前記センサ30,31,32をオ
フにする一方、前記センサ30,31,32をオ
フにした状態で前記レバー36のみをオン操作可
能に形成する。前記深扱ぎソレノイド26にスイ
ツチ24aを介して深扱ぎ手動スイツチ38を、
前記浅扱ぎソレノイド27にスイツチ23aを介
して浅扱ぎ手動スイツチ39を夫々接続させ、各
スイツチ38,39操作によつて希望する扱深さ
を得るように形成する。
穀稈搬送機構11は縦搬送チエーン19を含み、
刈刃10によつて稈元を切断した刈取り穀稈を前
記チエーン19によつてフイードチエーン7始端
部に搬送するように形成すると共に、扱深さ調節
支点20を中心に縦搬送チエーン19を揺動変位
目在に支持させ、前記チエーン19終端をフイー
ドチエーン7始端に接離させて扱深さ調節を行う
ように形成する。扱深さ調節を行う油圧シリンダ
21のピストンロツド22を縦搬送チエーン19
に連結させると共に、前記ピストンロツド22の
進退終端を検知するリミツトセンサ23,24を
設ける。前記油圧シリンダ21に油圧ポンプ25
を、ソレノイド26,27を有する3位置4ポー
ト型電磁油圧切換弁28を介して接続する。脱穀
部6の扱胴8前方の扱口(図示省略)に自動扱深
さ調節センサである浅扱ぎ及び中立及び深扱ぎセ
ンサ30,31,32を夫々並設させ、自動調節
リレー33の常開スイツチ33a、浅扱ぎセンサ
30の常開スイツチ30a、中立センサ31の常
閉スイツチ31a、退入リミツトスイツチ24の
常閉スイツチ24aを介して電源34に深扱ぎソ
レノイド26を接続すると共に、前記の各スイツ
チ33a,30a、中立センサ31の常開スイツ
チ31b、深扱ぎセンサ32の常開スイツチ32
a、進出リミツトセンサ23の常閉スイツチ23
aを介して電源34に浅扱ぎソレノイド27を接
続させ、縦搬送チエーン19からフイードチエー
ン7に受継ぐ刈取り穀稈の長さに応じて前記チエ
ーン19を揺動変位させ、扱深さを略一定に保つ
ように形成する。前記リレー33に自動調節スイ
ツチ35を直列接続させ、該スイツチ35を自動
復帰型とし、スイツチ35を押したときにリレー
33が励磁し、スイツチ35を自動的にオフ復帰
させると共に、作業クラツチレバーである刈取り
クラツチレバー36と連動してオンオフ作動する
クラツチスイツチ37を設け、前記リレー33の
自己保持スイツチ33bにクラツチスイツチ37
を直列に、各スイツチ33b,37を前記スイツ
チ35に並列に接続させ、前記レバー36のオフ
操作と連動して前記センサ30,31,32をオ
フにする一方、前記センサ30,31,32をオ
フにした状態で前記レバー36のみをオン操作可
能に形成する。前記深扱ぎソレノイド26にスイ
ツチ24aを介して深扱ぎ手動スイツチ38を、
前記浅扱ぎソレノイド27にスイツチ23aを介
して浅扱ぎ手動スイツチ39を夫々接続させ、各
スイツチ38,39操作によつて希望する扱深さ
を得るように形成する。
更に第5図は上述したコンバインの駆動系統図
であり、図中40はカウンタシヤフトであり、出
力プーリ41、ベルト42、カウンタプーリ43
を介してエンジン15の出力シヤフト44に前記
シヤフト40を連結し、走行クラツチプーリ45
を介してベルト42を張設する。また、ベベルギ
ヤ46,47、伸縮シヤフト48、自在継手4
9,50、ベベルギヤ51,52を介して走行ミ
ツシヨン53の入力主軸54に前記カウンタシヤ
フト40を連結し、ミツシヨン53から突出した
車軸55,55にスプロケツト56,56を軸支
させ、該スプロケツト56,56を走行クローラ
2,2に噛合せ、クローラ2,2を駆動するよう
に形成してなる。更に上記シリンダ5を作動させ
る油圧ポンプ57を設けてなり、プーリ58,5
9及びベルト60を介してその油圧ポンプ57の
駆動シヤフト61に出力シヤフト44を連結さ
せ、運転席17側部の昇降レバー62を操作する
ことによりシリンダ5を介して機台3と共に刈取
部9を昇降作動するように形成してなる。
であり、図中40はカウンタシヤフトであり、出
力プーリ41、ベルト42、カウンタプーリ43
を介してエンジン15の出力シヤフト44に前記
シヤフト40を連結し、走行クラツチプーリ45
を介してベルト42を張設する。また、ベベルギ
ヤ46,47、伸縮シヤフト48、自在継手4
9,50、ベベルギヤ51,52を介して走行ミ
ツシヨン53の入力主軸54に前記カウンタシヤ
フト40を連結し、ミツシヨン53から突出した
車軸55,55にスプロケツト56,56を軸支
させ、該スプロケツト56,56を走行クローラ
2,2に噛合せ、クローラ2,2を駆動するよう
に形成してなる。更に上記シリンダ5を作動させ
る油圧ポンプ57を設けてなり、プーリ58,5
9及びベルト60を介してその油圧ポンプ57の
駆動シヤフト61に出力シヤフト44を連結さ
せ、運転席17側部の昇降レバー62を操作する
ことによりシリンダ5を介して機台3と共に刈取
部9を昇降作動するように形成してなる。
63は脱穀入力シヤフトであり、プーリ64,
64、ベルト65,65、プーリ66,66を介
して上記出力シヤフト44を前記シヤフト63に
連結する。また、ベベルギヤ67,68、プーリ
69,69、ベルト70,70、プーリ71,7
1を介して前記シヤフト63を扱胴軸72に連結
し、扱胴8を駆動するように形成する。一対のウ
オームギヤ73,74を介してフイードチエーン
駆動シヤフト75を扱胴軸72に連結させ、各ス
プロケツト76,77,78,79を介してフイ
ードチエーン7を張架すると共に、各スプロケツ
ト80,81間に排藁チエーン82を張設し、前
記スプロケツト79,80及びベベルギヤ83,
84を介して排藁チエーン82をフイードチエー
ン7に連結させる。
64、ベルト65,65、プーリ66,66を介
して上記出力シヤフト44を前記シヤフト63に
連結する。また、ベベルギヤ67,68、プーリ
69,69、ベルト70,70、プーリ71,7
1を介して前記シヤフト63を扱胴軸72に連結
し、扱胴8を駆動するように形成する。一対のウ
オームギヤ73,74を介してフイードチエーン
駆動シヤフト75を扱胴軸72に連結させ、各ス
プロケツト76,77,78,79を介してフイ
ードチエーン7を張架すると共に、各スプロケツ
ト80,81間に排藁チエーン82を張設し、前
記スプロケツト79,80及びベベルギヤ83,
84を介して排藁チエーン82をフイードチエー
ン7に連結させる。
85は脱穀によつて生じる塵埃を機体後方に排
出する吸引フアン86を取付ける吸引フアン軸、
87は揺動選別駆動用の揺動軸、88,89はカ
ツター90,91を取付けるカツター軸であり、
プーリ92,93,94,95及びベルト96を
介して前記の各軸85,87,89を脱穀入力シ
ヤフト63に連結する。前記の各カツター軸8
8,89はギヤ97,98を介して連結し、また
ギヤ99,100及びクランクシヤフト101を
介して前記プーリ94を揺動軸87に連結する。
出する吸引フアン86を取付ける吸引フアン軸、
87は揺動選別駆動用の揺動軸、88,89はカ
ツター90,91を取付けるカツター軸であり、
プーリ92,93,94,95及びベルト96を
介して前記の各軸85,87,89を脱穀入力シ
ヤフト63に連結する。前記の各カツター軸8
8,89はギヤ97,98を介して連結し、また
ギヤ99,100及びクランクシヤフト101を
介して前記プーリ94を揺動軸87に連結する。
102は精粒を取出す一番コンベア103を取
付ける一番コンベア軸、104は藁などが混つた
穀粒を取出す二番コンベア105を取付ける二番
コンベア軸、106は揺動選別のための選別風を
供給する唐箕107を取付けるフアン軸であり、
プーリ108,109,110,111及びベル
ト112を介して前記の各軸102,104,1
06を脱穀入力シヤフト63に連結する。またス
プロケツト113,114、チエーン115、ベ
ベルギヤ116,117を介して揚上コンベア1
18を取付ける揚上コンベア軸119に一番コン
ベア軸102を連結し、各コンベア103,11
8を連動接続させ、精粒を籾タンク13に搬出す
ると共に、前記二番コンベア105の送り終端に
二番スロワフアン120を連設し、コンベア10
5から取出す藁の混つた穀粒を前記フアン120
によつて扱胴8上方に還元すると共に、前記ベル
ト70にテンシヨンプーリ121を附勢し、運転
操作部18の脱穀クラツチレバー122によつて
そのプーリ121を接離操作するように形成して
なる。
付ける一番コンベア軸、104は藁などが混つた
穀粒を取出す二番コンベア105を取付ける二番
コンベア軸、106は揺動選別のための選別風を
供給する唐箕107を取付けるフアン軸であり、
プーリ108,109,110,111及びベル
ト112を介して前記の各軸102,104,1
06を脱穀入力シヤフト63に連結する。またス
プロケツト113,114、チエーン115、ベ
ベルギヤ116,117を介して揚上コンベア1
18を取付ける揚上コンベア軸119に一番コン
ベア軸102を連結し、各コンベア103,11
8を連動接続させ、精粒を籾タンク13に搬出す
ると共に、前記二番コンベア105の送り終端に
二番スロワフアン120を連設し、コンベア10
5から取出す藁の混つた穀粒を前記フアン120
によつて扱胴8上方に還元すると共に、前記ベル
ト70にテンシヨンプーリ121を附勢し、運転
操作部18の脱穀クラツチレバー122によつて
そのプーリ121を接離操作するように形成して
なる。
123は刈取入力シヤフトであり、低速用のプ
ーリ124,125及びベルト126、或いは高
速用のプーリ127,128及びベルト129の
いずれかを介して前記シヤフト123をフアン軸
106に連結すると共に、前記ベルト126或い
は129を択一的に着装してこれに刈取クラツチ
であるテンシヨンプーリ131を附勢し、運転操
作部18の刈取クラツチレバー36によつてその
プーリ131を接離操作するように形成する。ま
た穀稈搬送機構11を駆動する第1シヤフト13
2及び第2シヤフト133を設け、各ギヤ13
4,135,136,137を介して第1シヤフ
ト132を前記入力シヤフト123に連結すると
共に、ベベルギヤ138,139及び140,1
41を介して各シヤフト132,133を連結す
る。
ーリ124,125及びベルト126、或いは高
速用のプーリ127,128及びベルト129の
いずれかを介して前記シヤフト123をフアン軸
106に連結すると共に、前記ベルト126或い
は129を択一的に着装してこれに刈取クラツチ
であるテンシヨンプーリ131を附勢し、運転操
作部18の刈取クラツチレバー36によつてその
プーリ131を接離操作するように形成する。ま
た穀稈搬送機構11を駆動する第1シヤフト13
2及び第2シヤフト133を設け、各ギヤ13
4,135,136,137を介して第1シヤフ
ト132を前記入力シヤフト123に連結すると
共に、ベベルギヤ138,139及び140,1
41を介して各シヤフト132,133を連結す
る。
142は縦搬送チエーン19を張架するスプロ
ケツトであり、ベベルギヤ143,144、長短
稈調節用自在継手145、減速ベベルギヤ14
6,147及び148,149を介してそのチエ
ーン19を第1シヤフト132に連結する。ま
た、ギヤ137,150,151、クランクロツ
ド152、揺動アーム153を介して第1シヤフ
ト132に刈刃10を連結してなる。
ケツトであり、ベベルギヤ143,144、長短
稈調節用自在継手145、減速ベベルギヤ14
6,147及び148,149を介してそのチエ
ーン19を第1シヤフト132に連結する。ま
た、ギヤ137,150,151、クランクロツ
ド152、揺動アーム153を介して第1シヤフ
ト132に刈刃10を連結してなる。
154は上部搬送左チエーンであり、スプロケ
ツト155及びベベルギヤ156,157を介し
てそのチエーン154を第2シヤフト133に連
結すると共に、下部搬送左チエーン158を第2
シヤフト133にスプロケツト159及び前記ベ
ベルギヤ156,157を介して連結させ、また
前記チエーン158を張設するスプロケツト16
0と同軸上に掻込スターホイル161を軸支し、
且つ補助掻込ベルト162を連結する。
ツト155及びベベルギヤ156,157を介し
てそのチエーン154を第2シヤフト133に連
結すると共に、下部搬送左チエーン158を第2
シヤフト133にスプロケツト159及び前記ベ
ベルギヤ156,157を介して連結させ、また
前記チエーン158を張設するスプロケツト16
0と同軸上に掻込スターホイル161を軸支し、
且つ補助掻込ベルト162を連結する。
163は上部搬送右チエーンであり、スプロケ
ツト164、増速ベベルギヤ165,166及び
167,168、ベベルギヤ169,170を介
してそのチエーン163を第2シヤフト133に
連結すると共に、下部搬送右チエーン171を第
2シヤフト133にスプロケツト172及び前記
ベベルギヤ169,170を介して連結させ、ま
た前記チエーン171を張設するスプロケツト1
73と同軸上に掻込スターホイル174を軸支
し、且つ補助掻込ベルト175を連結する。
ツト164、増速ベベルギヤ165,166及び
167,168、ベベルギヤ169,170を介
してそのチエーン163を第2シヤフト133に
連結すると共に、下部搬送右チエーン171を第
2シヤフト133にスプロケツト172及び前記
ベベルギヤ169,170を介して連結させ、ま
た前記チエーン171を張設するスプロケツト1
73と同軸上に掻込スターホイル174を軸支
し、且つ補助掻込ベルト175を連結する。
上記のように穀稈搬送機構9は各チエーン1
9,154,158,163,171を備え、ス
ターホイル161,174及び掻込ベルト16
2,175を含むものである。
9,154,158,163,171を備え、ス
ターホイル161,174及び掻込ベルト16
2,175を含むものである。
176は穀稈引起しタイン177…を作動させ
る引起し駆動シヤフトであり、減速ベベルギヤ1
78,179及び引起しシヤフト180及びベベ
ルギヤ181,182を介してそのシヤフト17
6を前記第2シヤフト133に連結する。そして
三条刈り用引起しタイン177…を張架させる各
スプロケツト183,184,185にベベルギ
ヤ186,187及び188,189及び19
0,191を介して前記シヤフト176を連結さ
せている。
る引起し駆動シヤフトであり、減速ベベルギヤ1
78,179及び引起しシヤフト180及びベベ
ルギヤ181,182を介してそのシヤフト17
6を前記第2シヤフト133に連結する。そして
三条刈り用引起しタイン177…を張架させる各
スプロケツト183,184,185にベベルギ
ヤ186,187及び188,189及び19
0,191を介して前記シヤフト176を連結さ
せている。
第6図に示す如く、上記第2シヤフト133に
取付けるベベルギヤ170に、PTO軸部材であ
るギヤ軸192を一体形成し、前記ギヤ170を
着脱するためのギヤケース193の蓋194にギ
ヤ軸192を支承させると共に、前記ギヤ軸19
2の外側端に軸孔195を開設し、補助作業機で
ある送水ポンプ196の駆動入力軸197を前記
軸孔195にボルト198を介して嵌入固定し、
第1図のように刈刃10後方で刈取部9下面の刈
取フレーム199にボルト200を介して送水ポ
ンプ196を取付ける。また脱穀部6及び刈取部
9などのコンバインの各部を掃除するための開閉
レバー201付き放水ノズル202を一端に有す
る送水ホース203と、水田の用水路などに浸漬
させる吸水フイルタ204を一端に有する吸水ホ
ース205を夫々送水ポンプ196に連結させ、
刈取クラツチレバー36操作によつて刈取部9と
連動して送水ポンプ196を駆動するように形成
するものである。
取付けるベベルギヤ170に、PTO軸部材であ
るギヤ軸192を一体形成し、前記ギヤ170を
着脱するためのギヤケース193の蓋194にギ
ヤ軸192を支承させると共に、前記ギヤ軸19
2の外側端に軸孔195を開設し、補助作業機で
ある送水ポンプ196の駆動入力軸197を前記
軸孔195にボルト198を介して嵌入固定し、
第1図のように刈刃10後方で刈取部9下面の刈
取フレーム199にボルト200を介して送水ポ
ンプ196を取付ける。また脱穀部6及び刈取部
9などのコンバインの各部を掃除するための開閉
レバー201付き放水ノズル202を一端に有す
る送水ホース203と、水田の用水路などに浸漬
させる吸水フイルタ204を一端に有する吸水ホ
ース205を夫々送水ポンプ196に連結させ、
刈取クラツチレバー36操作によつて刈取部9と
連動して送水ポンプ196を駆動するように形成
するものである。
本考案は上記の如く構成しており、脱穀クラツ
チレバー122操作によつて脱穀部6のフイード
チエーン7及び扱胴8などを駆動する一方、刈取
りクラツチレバー36操作によつて刈取部9の各
部を駆動し、連続的に刈取り及び脱穀作業を行う
と共に、自動調節スイツチ35操作によつて扱深
さ調節のための各センサ30,31,32をオン
作動し、油圧シリンダ21を介して縦搬送チエー
ン19を適宜揺動変位させ、穀稈の扱深さを自動
的に調節して略一定深さに保つ。また上記送水ポ
ンプ196を用いてコンバインを掃除する場合、
刈取りクラツチレバー36をオフにすることによ
つてこれと連動して各センサ30,31,32が
オフになり、そして刈取りクラツチレバー36を
オンにしても前記センサ30,31,32はオフ
状態を維持するので、前記レバー36操作によつ
て刈取部9のみを駆動してこれと連動して送水ポ
ンプ196を作動させることができ、前記ポンプ
196に接続する放水ノズル202を用いて高圧
水を噴射させて機体の泥土を洗い落すもので、前
記センサ30,31,32を掃除のときに誤作動
しても縦搬送チエーン19などが作動することな
く、安全に前記作業を行えるものである。
チレバー122操作によつて脱穀部6のフイード
チエーン7及び扱胴8などを駆動する一方、刈取
りクラツチレバー36操作によつて刈取部9の各
部を駆動し、連続的に刈取り及び脱穀作業を行う
と共に、自動調節スイツチ35操作によつて扱深
さ調節のための各センサ30,31,32をオン
作動し、油圧シリンダ21を介して縦搬送チエー
ン19を適宜揺動変位させ、穀稈の扱深さを自動
的に調節して略一定深さに保つ。また上記送水ポ
ンプ196を用いてコンバインを掃除する場合、
刈取りクラツチレバー36をオフにすることによ
つてこれと連動して各センサ30,31,32が
オフになり、そして刈取りクラツチレバー36を
オンにしても前記センサ30,31,32はオフ
状態を維持するので、前記レバー36操作によつ
て刈取部9のみを駆動してこれと連動して送水ポ
ンプ196を作動させることができ、前記ポンプ
196に接続する放水ノズル202を用いて高圧
水を噴射させて機体の泥土を洗い落すもので、前
記センサ30,31,32を掃除のときに誤作動
しても縦搬送チエーン19などが作動することな
く、安全に前記作業を行えるものである。
更に第7図は他の実施例を示すものであり、上
記実施例に示す刈取入力シヤフト123に取付け
る平ギヤ134に、RTO軸部材であるギヤ軸2
06を一体形成し、ギヤケース207の蓋208
にギヤ軸206を支承させると共に、前記ギヤ軸
206の外側端に軸孔209を開設し、送水ポン
プ196の駆動入力軸197を前記軸孔209に
ボルト198を介して嵌入固定し、上記実施例と
同様に刈取り駆動力によつて送水ポンプ196を
駆動するものである。
記実施例に示す刈取入力シヤフト123に取付け
る平ギヤ134に、RTO軸部材であるギヤ軸2
06を一体形成し、ギヤケース207の蓋208
にギヤ軸206を支承させると共に、前記ギヤ軸
206の外側端に軸孔209を開設し、送水ポン
プ196の駆動入力軸197を前記軸孔209に
ボルト198を介して嵌入固定し、上記実施例と
同様に刈取り駆動力によつて送水ポンプ196を
駆動するものである。
以上実施例から明らかなように本考案は、収穫
作業動作を継断する作業クラツチレバー36と、
刈取穀稈の搬送系路中に設ける自動扱深さ調節セ
ンサ30,31,32とを備え、作業クラツチレ
バー36のオフ操作と連動して前記センサ30,
31,32をオフ作動させる一方、前記センサ3
0,31,32をオフにした状態で刈取クラツチ
131のみをオン操作可能にした構造において、
清掃用補助作業機196を駆動するためのPTO
軸部材192,206を刈取部9の刈取り駆動系
に設けたもので、刈取クラツチ131をオン操作
して清掃補助作業機196により掃除を行うと
き、自動扱深さ調節センサ30,31,32を作
動させても縦搬送チエーン19が移動して扱深さ
調節を行うことがないから、前記センサ30,3
1,32及びチエーン19とこれらの近傍部の掃
除を従来よりも安全に行うことができると共に、
前記チエーン19を含む刈取部9を駆動し乍ら掃
除を行うので、詰つた藁屑及び粉塵などの除去を
能率良く行うことができ、従来に比べて刈取部9
掃除の安全性並びに作業性などの向上を容易に図
ることができる等の実用的な効果を奏するもので
ある。
作業動作を継断する作業クラツチレバー36と、
刈取穀稈の搬送系路中に設ける自動扱深さ調節セ
ンサ30,31,32とを備え、作業クラツチレ
バー36のオフ操作と連動して前記センサ30,
31,32をオフ作動させる一方、前記センサ3
0,31,32をオフにした状態で刈取クラツチ
131のみをオン操作可能にした構造において、
清掃用補助作業機196を駆動するためのPTO
軸部材192,206を刈取部9の刈取り駆動系
に設けたもので、刈取クラツチ131をオン操作
して清掃補助作業機196により掃除を行うと
き、自動扱深さ調節センサ30,31,32を作
動させても縦搬送チエーン19が移動して扱深さ
調節を行うことがないから、前記センサ30,3
1,32及びチエーン19とこれらの近傍部の掃
除を従来よりも安全に行うことができると共に、
前記チエーン19を含む刈取部9を駆動し乍ら掃
除を行うので、詰つた藁屑及び粉塵などの除去を
能率良く行うことができ、従来に比べて刈取部9
掃除の安全性並びに作業性などの向上を容易に図
ることができる等の実用的な効果を奏するもので
ある。
第1図は本考案の一実施例を示すコンバインの
側面図、第2図は同平面図、第3図は扱深さ調節
作動説明図、第4図は同電気回路図、第5図は駆
動系統図、第6図は要部拡大図、第7図は他の実
施例を示す要部拡大図である。 9……刈取部、30……浅扱ぎセンサ(自動扱
深さ調節センサ)、31……中立センサ(自動扱
深さ調節センサ)、32……深扱ぎセンサ(自動
扱深さ調節センサ)、36……刈取クラツチレバ
ー(作業クラツチレバー)、131……テンシヨ
ンプーリ(刈取クラツチ)、192……ギヤ軸
(PTO軸部材)、196……送水ポンプ(補助作
業機)、206……ギヤ軸(PTO軸部材)。
側面図、第2図は同平面図、第3図は扱深さ調節
作動説明図、第4図は同電気回路図、第5図は駆
動系統図、第6図は要部拡大図、第7図は他の実
施例を示す要部拡大図である。 9……刈取部、30……浅扱ぎセンサ(自動扱
深さ調節センサ)、31……中立センサ(自動扱
深さ調節センサ)、32……深扱ぎセンサ(自動
扱深さ調節センサ)、36……刈取クラツチレバ
ー(作業クラツチレバー)、131……テンシヨ
ンプーリ(刈取クラツチ)、192……ギヤ軸
(PTO軸部材)、196……送水ポンプ(補助作
業機)、206……ギヤ軸(PTO軸部材)。
Claims (1)
- 収穫作業動作を継断する作業クラツチレバー3
6と、刈取穀稈の搬送系路中に設ける自動扱深さ
調節センサ30,31,32とを備え、作業クラ
ツチレバー36のオフ操作と連動して前記センサ
30,31,32をオフ作動させる一方、前記セ
ンサ30,31,32をオフにした状態で刈取ク
ラツチ131のみをオン操作可能にした構造にお
いて、清掃用補助作業機196を駆動するための
PTO軸部材192,206を刈取部9の刈取り
駆動系に設けたことを特徴とするコンバインの補
助駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981055901U JPH0340111Y2 (ja) | 1981-04-17 | 1981-04-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981055901U JPH0340111Y2 (ja) | 1981-04-17 | 1981-04-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57167634U JPS57167634U (ja) | 1982-10-22 |
JPH0340111Y2 true JPH0340111Y2 (ja) | 1991-08-23 |
Family
ID=29852427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981055901U Expired JPH0340111Y2 (ja) | 1981-04-17 | 1981-04-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0340111Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5626530B2 (ja) * | 1972-11-29 | 1981-06-19 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6016281Y2 (ja) * | 1975-07-16 | 1985-05-21 | 株式会社クボタ | コンバイン |
JPS5553624U (ja) * | 1978-10-09 | 1980-04-11 | ||
JPS6233548Y2 (ja) * | 1979-08-06 | 1987-08-27 |
-
1981
- 1981-04-17 JP JP1981055901U patent/JPH0340111Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5626530B2 (ja) * | 1972-11-29 | 1981-06-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57167634U (ja) | 1982-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1075620A (ja) | コンバインの刈取装置 | |
JPH0340111Y2 (ja) | ||
JP5355241B2 (ja) | 走行車両 | |
JP4507800B2 (ja) | コンバイン | |
JP2005261280A (ja) | コンバイン | |
JP3731278B2 (ja) | コンバイン | |
JP2587496Y2 (ja) | コンバインの排藁搬送駆動機構 | |
JPH1123U (ja) | コンバイン | |
JP2011167094A (ja) | コンバイン | |
JP2571030Y2 (ja) | コンバイン | |
JPH10295136A (ja) | コンバインの刈高さ自動制御装置 | |
JP2004337070A (ja) | コンバイン | |
JP3880223B2 (ja) | コンバインにおける刈取制御装置 | |
JP2526994B2 (ja) | コンバイン | |
JP2001078542A (ja) | コンバイン | |
JPH02167008A (ja) | コンバインの刈取伝動装置 | |
JPH1132542A (ja) | コンバインの刈取前処理装置 | |
JPS631797Y2 (ja) | ||
JPH0445476Y2 (ja) | ||
JP2541447Y2 (ja) | コンバイン | |
JP3791125B2 (ja) | コンバイン | |
JP3517837B2 (ja) | コンバイン | |
JPH11127652A (ja) | コンバインの刈取オフセット装置 | |
JPS6333Y2 (ja) | ||
JP2007244212A (ja) | コンバイン |