JPH0339433Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0339433Y2 JPH0339433Y2 JP1983006720U JP672083U JPH0339433Y2 JP H0339433 Y2 JPH0339433 Y2 JP H0339433Y2 JP 1983006720 U JP1983006720 U JP 1983006720U JP 672083 U JP672083 U JP 672083U JP H0339433 Y2 JPH0339433 Y2 JP H0339433Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case body
- tape cartridge
- sheet material
- case
- transparent
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案はブツクケース型に組み立てられたテ
ープカートリツジ収納保管用の保護ケースの改良
に関する。
ープカートリツジ収納保管用の保護ケースの改良
に関する。
この種の保護ケースとして第7図に示す如く、
厚紙からなるシート材を折り曲げてブツクケース
型に組み立てたケース本体1に透明窓30を設
け、該ケース本体1内に第1図に示す如きテープ
カートリツジaを収納したとき、これの外表面に
貼付のラベル25が透明窓30を介して外部から
視認できるようにしたものが提案されている。
厚紙からなるシート材を折り曲げてブツクケース
型に組み立てたケース本体1に透明窓30を設
け、該ケース本体1内に第1図に示す如きテープ
カートリツジaを収納したとき、これの外表面に
貼付のラベル25が透明窓30を介して外部から
視認できるようにしたものが提案されている。
その透明窓30は開口状態のままだと内部に塵
埃が侵入するのを許すことになつて好ましくな
い。そこで、透明窓30はケース本体1に窓口3
1を明け、この窓口31の周縁部に透明のプラス
チツクシート32を貼着したものとなつている。
例えば、この種形態の保護ケースとしては、特開
昭57−183676号公報に認められる。
埃が侵入するのを許すことになつて好ましくな
い。そこで、透明窓30はケース本体1に窓口3
1を明け、この窓口31の周縁部に透明のプラス
チツクシート32を貼着したものとなつている。
例えば、この種形態の保護ケースとしては、特開
昭57−183676号公報に認められる。
しかるに、上記の従来形態ではケース本体1を
構成する厚紙のシート材と透明窓30を構成する
透明シート32の二部材を要し、しかもケース本
体1に透明シート32を貼着する作業も面倒であ
る。そのために製作コストが高くつく点に難があ
つた。
構成する厚紙のシート材と透明窓30を構成する
透明シート32の二部材を要し、しかもケース本
体1に透明シート32を貼着する作業も面倒であ
る。そのために製作コストが高くつく点に難があ
つた。
かかる不具合を解消するためには、保護ケース
これ全体を透明のプラスチツクシート材でつくる
ことが考えられる。しかし、表裏面を平滑面にし
た通常の透明シート材は、とくにテープカートリ
ツジの出し入れ時にケース本体の裏面が擦り傷を
受けると、この擦傷痕が目立つて見苦しいものに
なる。更に、ケース本体の外表面に印刷表示を入
れる場合にも、この印刷表示が内部で丸見えのテ
ープカートリツジとラツプして見辛くなる。
これ全体を透明のプラスチツクシート材でつくる
ことが考えられる。しかし、表裏面を平滑面にし
た通常の透明シート材は、とくにテープカートリ
ツジの出し入れ時にケース本体の裏面が擦り傷を
受けると、この擦傷痕が目立つて見苦しいものに
なる。更に、ケース本体の外表面に印刷表示を入
れる場合にも、この印刷表示が内部で丸見えのテ
ープカートリツジとラツプして見辛くなる。
そこで本考案の目的は、ブツクケース型のケー
ス本体を単一の部材、すなわち透明ないし半透明
のプラスチツクシート材でつくり、製作コストの
低減化を図つた保護ケースを得るにある。
ス本体を単一の部材、すなわち透明ないし半透明
のプラスチツクシート材でつくり、製作コストの
低減化を図つた保護ケースを得るにある。
本考案の他の目的は、テープカートリツジの出
し入れ時にケース本体の裏面に擦傷痕が付いて
も、これが目立ち難い保護ケースを得るにある。
し入れ時にケース本体の裏面に擦傷痕が付いて
も、これが目立ち難い保護ケースを得るにある。
本考案の更に他の目的は、ケース本体にテープ
カートリツジを収納したとき、このテープカート
リツジに貼付のラベルが外部から透視できる保護
ケースを得るにある。
カートリツジを収納したとき、このテープカート
リツジに貼付のラベルが外部から透視できる保護
ケースを得るにある。
本考案の保護ケースは、ケース本体1が前面を
テープカートリツジaの出し入れ口7として開口
したブツクケース型になつていること、ケース本
体1は、透明ないし半透明のプラスチツクシート
材Aを折り曲げてブツクケース型に組み立てられ
ていること、プラスチツクシート材Aはその裏面
1bを粗面仕上げすることにより曇価(ヘイズ)
が50%以下に設定されて、ケース本体1の内面を
構成していること、ケース本体1に前記出し入れ
口7を介してテープカートリツジaを収納した状
態において、テープカートリツジaに貼付のラベ
ル25がケース本体1の外部から透視可能である
ことを要件とする。
テープカートリツジaの出し入れ口7として開口
したブツクケース型になつていること、ケース本
体1は、透明ないし半透明のプラスチツクシート
材Aを折り曲げてブツクケース型に組み立てられ
ていること、プラスチツクシート材Aはその裏面
1bを粗面仕上げすることにより曇価(ヘイズ)
が50%以下に設定されて、ケース本体1の内面を
構成していること、ケース本体1に前記出し入れ
口7を介してテープカートリツジaを収納した状
態において、テープカートリツジaに貼付のラベ
ル25がケース本体1の外部から透視可能である
ことを要件とする。
ここで曇価(ヘイズ)は、JISK6700によつて
おり、透明なプラスチツク材に入射した光線が拡
散する度合を意味し、拡散透過光量を全透過光量
との比で百分率にて示したものである。
おり、透明なプラスチツク材に入射した光線が拡
散する度合を意味し、拡散透過光量を全透過光量
との比で百分率にて示したものである。
ケース本体1を構成するプラスチツクシート材
Aが透明ないし半透明のものからなるようにした
のは、もともとケース本体1に収納したテープカ
ートリツジaのラベル25を外部から視認できる
ようにするがためである。
Aが透明ないし半透明のものからなるようにした
のは、もともとケース本体1に収納したテープカ
ートリツジaのラベル25を外部から視認できる
ようにするがためである。
プラスチツクシート材Aの裏面1b、すなわち
ケース本体1の内面を粗面仕上げにしたのは、外
部からの入射光線を拡散させることにより、該裏
面1b側に付いた傷付きを隠し、かつ内部のテー
プカートリツジaが完全に丸見え状態にならない
ようにするためである。
ケース本体1の内面を粗面仕上げにしたのは、外
部からの入射光線を拡散させることにより、該裏
面1b側に付いた傷付きを隠し、かつ内部のテー
プカートリツジaが完全に丸見え状態にならない
ようにするためである。
そのうえで、裏面1bを粗面仕上げした後のプ
ラスチツクシート材Aの透明度が曇価(ヘイズ)
で50%以下となるようにしたのは、ケース本体1
内に収納したテープカートリツジaのラベル25
の透視性能を確保するためである。
ラスチツクシート材Aの透明度が曇価(ヘイズ)
で50%以下となるようにしたのは、ケース本体1
内に収納したテープカートリツジaのラベル25
の透視性能を確保するためである。
かかる本考案の保護ケースによれば、そのケー
ス本体1がこれに収納されるテープカートリツジ
aに貼付のラベル25を透視するための透明窓部
分も含めて単一のプラスチツクシート材Aで構成
されているので、低コストで量産するに適つてい
る。
ス本体1がこれに収納されるテープカートリツジ
aに貼付のラベル25を透視するための透明窓部
分も含めて単一のプラスチツクシート材Aで構成
されているので、低コストで量産するに適つてい
る。
とくに、ケース本体1の裏面1bは粗面に仕上
がつているので、外部からの入射光線を拡散させ
ることにより、テープカートリツジaの出し入れ
時に該裏面1bに擦傷痕が付いても、この擦傷痕
が外側から見たとき目立ちにくく、美観上有利で
ある。更に、ケース本体1の外表面に各種の印刷
表示を入れた場合にも、裏面1bが粗面仕上げさ
れていることにより、内部のテープカートリツジ
aが丸見え状態にならず、テープカートリツジa
の輪郭線などと印刷表示とが内外でラツプするこ
とがないから、この印刷表示も見やすいものとな
る利点を有する。
がつているので、外部からの入射光線を拡散させ
ることにより、テープカートリツジaの出し入れ
時に該裏面1bに擦傷痕が付いても、この擦傷痕
が外側から見たとき目立ちにくく、美観上有利で
ある。更に、ケース本体1の外表面に各種の印刷
表示を入れた場合にも、裏面1bが粗面仕上げさ
れていることにより、内部のテープカートリツジ
aが丸見え状態にならず、テープカートリツジa
の輪郭線などと印刷表示とが内外でラツプするこ
とがないから、この印刷表示も見やすいものとな
る利点を有する。
にもかかわらず、ケース本体1の透明度は曇価
(ヘイズ)が50%以下に設定されているので、ケ
ース本体1の裏面1bが粗面であつても、ケース
本体1内に収納したテープカートリツジaのラベ
ル25を依然として外部から透視でき、よく所期
の目的を達成できる。
(ヘイズ)が50%以下に設定されているので、ケ
ース本体1の裏面1bが粗面であつても、ケース
本体1内に収納したテープカートリツジaのラベ
ル25を依然として外部から透視でき、よく所期
の目的を達成できる。
第1図ないし第6図は本考案をビデオテープカ
ートリツジ用の保護ケースに適用した実施例を示
す。
ートリツジ用の保護ケースに適用した実施例を示
す。
第1図において、これのケース本体1は背面板
2、左右の側面板3,4および上下面板5,6を
有し、前面がテープカートリツジaの出し入れ口
7として開口せるブツクケース型になつており、
左右側面板3,4の前端縁の上下中間部位にテー
プカートリツジ抜き出し用の切欠き9,9を有す
る。
2、左右の側面板3,4および上下面板5,6を
有し、前面がテープカートリツジaの出し入れ口
7として開口せるブツクケース型になつており、
左右側面板3,4の前端縁の上下中間部位にテー
プカートリツジ抜き出し用の切欠き9,9を有す
る。
第2図はケース本体1の展開状態を示してお
り、中央の背面板2の左右に左右側面板3,4を
折れ線10,11を介して連設し、各左右側面板
3,4の外側端縁に切欠き9,9を左右対称形に
入れ、左側面板3の上下に上面板5と下面板6を
折れ線12,13を介して連設し、右側面板4の
上下に折込片14,15を折れ線16,17を介
して連設し、背面板2の上下にも折込片18,1
9を折れ線20,21を介して連設する。この展
開状態から各折れ線を介して各構成片を直角に折
り曲げ、折込片14および18のうえに上面板5
を重ねて超音波溶着又はホツトメルトで結着する
とともに、折込片15および19のうえに下面板
6を重ねて同じく超音波溶着又はホツトメルトで
結着することにより、第1図に示すブツクケース
型に組み立てることになる。
り、中央の背面板2の左右に左右側面板3,4を
折れ線10,11を介して連設し、各左右側面板
3,4の外側端縁に切欠き9,9を左右対称形に
入れ、左側面板3の上下に上面板5と下面板6を
折れ線12,13を介して連設し、右側面板4の
上下に折込片14,15を折れ線16,17を介
して連設し、背面板2の上下にも折込片18,1
9を折れ線20,21を介して連設する。この展
開状態から各折れ線を介して各構成片を直角に折
り曲げ、折込片14および18のうえに上面板5
を重ねて超音波溶着又はホツトメルトで結着する
とともに、折込片15および19のうえに下面板
6を重ねて同じく超音波溶着又はホツトメルトで
結着することにより、第1図に示すブツクケース
型に組み立てることになる。
かかる保護ケースにおいて、本案では第3図に
示す如くケース本体1が、外表面1aが平滑で裏
面1bが粗面仕上げされた曇価(ヘイズ)が50〜
10%のプロピレン樹脂製シート材Aからなり、こ
のシート材Aの外表面に記録時間表示22や出所
表示23などが印刷されている。
示す如くケース本体1が、外表面1aが平滑で裏
面1bが粗面仕上げされた曇価(ヘイズ)が50〜
10%のプロピレン樹脂製シート材Aからなり、こ
のシート材Aの外表面に記録時間表示22や出所
表示23などが印刷されている。
第1図において、テープカートリツジaはその
ケース壁の上面左右に、内蔵のテープリールに対
するテープ巻量をのぞき見るための透明窓24,
24が形成され、左右の透明窓24,24間にラ
ベル25が貼付されている。このラベル25は各
種の性能等が印刷表示された印刷ラベル部25a
と、使用者によつて記録内容が書き込まれる書き
込み用ラベル部25bとからなる。
ケース壁の上面左右に、内蔵のテープリールに対
するテープ巻量をのぞき見るための透明窓24,
24が形成され、左右の透明窓24,24間にラ
ベル25が貼付されている。このラベル25は各
種の性能等が印刷表示された印刷ラベル部25a
と、使用者によつて記録内容が書き込まれる書き
込み用ラベル部25bとからなる。
テープカートリツジaをケース本体1に差し込
み収納した状態において、前記ラベル25に対応
するケース本体1の左側面板3の中央部分26
(第1図において仮想線で囲む部分)を除く適所
に前記表示22,23が印刷される。この印刷は
該当部分26を除いて全面的に入れ、該当部分2
6のみからケース内部を透視可能にするもよい。
しかるときは、テープカートリツジaを収納した
状態において、少なくともテープカートリツジa
のラベル25に対応するケース本体1の該当部分
26が透視可能になつているので、その部分26
を介してラベル25が外部から支障なく見えるこ
とになる。
み収納した状態において、前記ラベル25に対応
するケース本体1の左側面板3の中央部分26
(第1図において仮想線で囲む部分)を除く適所
に前記表示22,23が印刷される。この印刷は
該当部分26を除いて全面的に入れ、該当部分2
6のみからケース内部を透視可能にするもよい。
しかるときは、テープカートリツジaを収納した
状態において、少なくともテープカートリツジa
のラベル25に対応するケース本体1の該当部分
26が透視可能になつているので、その部分26
を介してラベル25が外部から支障なく見えるこ
とになる。
因に、プロピレン樹脂製の透明シート材Aは原
料のプロピレン樹脂を溶融軟化してシートを形成
する際に、第4図に示す如く粗面化ロール28と
これに圧接する圧接ロール29との間に通し、外
表面1aは平滑面のままで裏面1bのみ粗面仕上
げした粗面化シートを形成する。この段階でシー
ト材Aの曇価(ヘイズ)を50%以下、更に好まし
くは20%以下に設定して必要かつ十分な透明度を
確保する。この場合、粗面化ロール28はメツキ
処理してシート材Aの裏面1bに形成される凹凸
の表面を鏡面にする。次に、シート材Aの平滑表
面1aに印刷処理をしたのち、多数重ね合わせた
シート材Aを1枚ずつすくい出して第5図に示す
如く数個単位で型抜き成形する。このさいシート
材Aの裏面1bが粗面仕上げされているので、こ
れを多数枚重ねた状態でも1枚ずつ確実にすくい
取ることができる。続いて第6図に示す如く加熱
下で型押し加工して前記折れ線を入れ、第2図に
示すようにしたうえで組み立てることになる。
料のプロピレン樹脂を溶融軟化してシートを形成
する際に、第4図に示す如く粗面化ロール28と
これに圧接する圧接ロール29との間に通し、外
表面1aは平滑面のままで裏面1bのみ粗面仕上
げした粗面化シートを形成する。この段階でシー
ト材Aの曇価(ヘイズ)を50%以下、更に好まし
くは20%以下に設定して必要かつ十分な透明度を
確保する。この場合、粗面化ロール28はメツキ
処理してシート材Aの裏面1bに形成される凹凸
の表面を鏡面にする。次に、シート材Aの平滑表
面1aに印刷処理をしたのち、多数重ね合わせた
シート材Aを1枚ずつすくい出して第5図に示す
如く数個単位で型抜き成形する。このさいシート
材Aの裏面1bが粗面仕上げされているので、こ
れを多数枚重ねた状態でも1枚ずつ確実にすくい
取ることができる。続いて第6図に示す如く加熱
下で型押し加工して前記折れ線を入れ、第2図に
示すようにしたうえで組み立てることになる。
なお、上記プラスチツクシート材Aとしては、
一般的には塩化ビニル樹脂製のものとプロピレン
樹脂製のものとが挙げられる。このうち延伸加工
した塩化ビニル樹脂製のシート材は優れた透明性
を有し、塩化ビニル樹脂に適したホツトメルト用
接着剤も多い。しかし、塩化ビニル樹脂製の透明
シート材はこれに折れ線を入れても次に折れ線に
沿つて直角に折り曲げる際のヒンジ特性が悪く、
真直角に折り曲げ難い。加えて、とくに延伸加工
したものは折り曲げた構成片どうしをホツトメル
ト又は超音波溶接で加熱結着したときに変形が生
じがちで製品が端正に仕上がらない。この点、プ
ロピレン樹脂、例えばエチレンとプロピレンのブ
ロツクポリマー又は共重合体製のシート材は、一
旦折れ線を入れておきさえすればヒンジ特性が良
好なので、折れ線を介して簡単に真直角に折り曲
げることができ加工性が頗るよい。そして、透明
度の高い未延伸のプロピレン樹脂製シート材が出
現し、これに適つたホツトメルト用接着剤も開発
されているに及んでいる。したがつて、シート材
Aの材質としてはプロピレン樹脂が最も好ましい
が、これに限られずその他のプラスチツク材であ
つてもよい。また、収納対象のテープカートリツ
ジも各種形態のビデオ用およびオーデイオ用を含
むことは言うまでもない。
一般的には塩化ビニル樹脂製のものとプロピレン
樹脂製のものとが挙げられる。このうち延伸加工
した塩化ビニル樹脂製のシート材は優れた透明性
を有し、塩化ビニル樹脂に適したホツトメルト用
接着剤も多い。しかし、塩化ビニル樹脂製の透明
シート材はこれに折れ線を入れても次に折れ線に
沿つて直角に折り曲げる際のヒンジ特性が悪く、
真直角に折り曲げ難い。加えて、とくに延伸加工
したものは折り曲げた構成片どうしをホツトメル
ト又は超音波溶接で加熱結着したときに変形が生
じがちで製品が端正に仕上がらない。この点、プ
ロピレン樹脂、例えばエチレンとプロピレンのブ
ロツクポリマー又は共重合体製のシート材は、一
旦折れ線を入れておきさえすればヒンジ特性が良
好なので、折れ線を介して簡単に真直角に折り曲
げることができ加工性が頗るよい。そして、透明
度の高い未延伸のプロピレン樹脂製シート材が出
現し、これに適つたホツトメルト用接着剤も開発
されているに及んでいる。したがつて、シート材
Aの材質としてはプロピレン樹脂が最も好ましい
が、これに限られずその他のプラスチツク材であ
つてもよい。また、収納対象のテープカートリツ
ジも各種形態のビデオ用およびオーデイオ用を含
むことは言うまでもない。
第1図は本考案に係る保護ケースと対象のテー
プカートリツジとを示す斜視図、第2図は保護ケ
ースの展開図、第3図は保護ケースのケース本体
を構成するシート材の断面図である。第4図はこ
のシート材の裏面を粗面化処理する装置を示す概
略斜視図、第5図はシート材を型抜き成形した状
態を示す斜視図、第6図はシート材に折れ線を入
れる装置を示す概略断面図である。第7図は従来
の保護ケースを示す斜視図である。 1……ケース本体、A……シート材、1a……
シート材の外表面、1b……シート材の裏面、a
……テープカートリツジ、25……テープカート
リツジのラベル。
プカートリツジとを示す斜視図、第2図は保護ケ
ースの展開図、第3図は保護ケースのケース本体
を構成するシート材の断面図である。第4図はこ
のシート材の裏面を粗面化処理する装置を示す概
略斜視図、第5図はシート材を型抜き成形した状
態を示す斜視図、第6図はシート材に折れ線を入
れる装置を示す概略断面図である。第7図は従来
の保護ケースを示す斜視図である。 1……ケース本体、A……シート材、1a……
シート材の外表面、1b……シート材の裏面、a
……テープカートリツジ、25……テープカート
リツジのラベル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ケース本体1は、前面がテープカートリツジa
の出し入れ口7として開口するブツクケース型に
なつていること、 ケース本体1は、透明ないし半透明のプラスチ
ツクシート材Aを折り曲げてブツクケース型に組
み立てられていること、 プラスチツクシート材Aは、その裏面1bを粗
面仕上げすることにより曇価(ヘイズ)が50%以
下に設定されて、ケース本体1の内面を構成して
いること、 ケース本体1に前記出し入れ口7を介してテー
プカートリツジaを収納した状態において、テー
プカートリツジaに貼付のラベル25がケース本
体1の外部から透視可能であることを特徴とす
る、テープカートリツジの保護ケース。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP672083U JPS59121773U (ja) | 1983-01-19 | 1983-01-19 | テ−プカ−トリツジの保護ケ−ス |
EP84100495A EP0116315B1 (en) | 1983-01-19 | 1984-01-18 | Cassette storage container |
DE8484100495T DE3471192D1 (en) | 1983-01-19 | 1984-01-18 | Cassette storage container |
US07/331,393 US4911298A (en) | 1983-01-19 | 1989-03-31 | Cassette storage container |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP672083U JPS59121773U (ja) | 1983-01-19 | 1983-01-19 | テ−プカ−トリツジの保護ケ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59121773U JPS59121773U (ja) | 1984-08-16 |
JPH0339433Y2 true JPH0339433Y2 (ja) | 1991-08-20 |
Family
ID=30138266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP672083U Granted JPS59121773U (ja) | 1983-01-19 | 1983-01-19 | テ−プカ−トリツジの保護ケ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59121773U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6116844A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-01-24 | ティーディーケイ株式会社 | 収納箱の製造法 |
JPH0751511Y2 (ja) * | 1990-12-03 | 1995-11-22 | 日立マクセル株式会社 | テープカートリッジの収納ケース |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57183676A (en) * | 1981-05-03 | 1982-11-12 | Masamichi Matsuda | Video cassette case |
-
1983
- 1983-01-19 JP JP672083U patent/JPS59121773U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57183676A (en) * | 1981-05-03 | 1982-11-12 | Masamichi Matsuda | Video cassette case |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59121773U (ja) | 1984-08-16 |
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