JPH0337630B2 - - Google Patents
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- JPH0337630B2 JPH0337630B2 JP12398084A JP12398084A JPH0337630B2 JP H0337630 B2 JPH0337630 B2 JP H0337630B2 JP 12398084 A JP12398084 A JP 12398084A JP 12398084 A JP12398084 A JP 12398084A JP H0337630 B2 JPH0337630 B2 JP H0337630B2
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- Japan
- Prior art keywords
- waterproof
- composition
- rubber sheet
- undercoat layer
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- Road Paving Structures (AREA)
- Revetment (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は屋上、ベランダ、浴室、洗面所など建
築物内外の防水を必要とする部分や、貯水槽、プ
ール、導水路、汚水処理槽、サイロなどの各種槽
類への防水施工方法に関する。 〔従来の技術〕 従来、屋上、ベランダ、浴室、洗面所など建築
物内外の防水を必要とする部分や、貯水槽、プー
ル、導水路、汚水処理槽、サイロなどの各種槽類
への防水施工方法は、アスフアルトを塗布する
か、ゴムシートを貼付するか、あるいはウレタン
コーテイングすることによつて行なわれてきた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、アスフアルトによる防水施工方
法は、防水工事現場でアスフアルトを溶融しなけ
ればならず、そのため工事現場にアスフアルト溶
融用の設備を必要とし、また1回の塗付ではせい
ぜい2mm程度の厚さしか塗付できないため、所望
の厚さを得るには、7〜8回重ね塗りをしなけれ
ばならなかつた。そのため非常に作業性が悪く、
しかも塗付されたアスフアルト層は気温上昇によ
り軟化してベトツキや凹凸が生じるなど性能でも
種々問題があつた。 ゴムシートの貼付による防水施工方法は、下地
表面の凹凸を調整するためのいわゆる不陸調整が
セメントのノロで行なわれ、この乾燥に長期間要
し、乾燥不充分であるとゴムシートの接着ができ
ず、ゴムシートの剥離現象が生じ、またゴムシー
トが直接太陽光線や雨風に曝されるため、ゴムが
劣化しやすいという問題があり、しかも不陸調整
に使用したノロが防水性を有しない上に固い感触
を与え、ゴムシートによる弾力性を相殺する欠点
があつた。 またウレタンコーテイングによる防水施工方法
では、1回のコーテイングでは所望とする厚さが
得られないため、3〜4回重ね塗りをしなければ
ならず、また下地が完全に乾いていない場合は下
地に接着せず塗膜剥離が生じ、またウレタン塗膜
は耐候性が悪く、水との接触により加水分解を生
じて塗膜がやせてくるという問題があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上述の事情に鑑み、防水を必要とする
下地上に、アクリル系ポリマー、セメント、短繊
維および骨材を含有する組成物からなる防水下塗
層を形成し、該防水下塗層にゴムシートに感圧接
着剤で接着して貼付し、該ゴムシート上にアクリ
ル系ポリマー、セメント、シリカ粉末またはセル
ベン、短繊維および骨材を含有する組成物からな
る上塗層を形成することによつて、作業性がよ
く、かつ性能面でも優れた防水層を形成しうる防
水施工方法を提供したものである。 本発明において防水下塗層はアクリル系ポリマ
ー、セメント、短繊維および骨材を含有する組成
物からなり、防水性を発揮し、ゴムシートの下地
層となるとともに、下地表面に凹凸がある場合に
不陸調整剤として働くものである。 上記防水下塗層を構成する組成物中のアクリル
系ポリマーは、下地を構成するコンクリートやモ
ルタルとの間に強力な接着力を生み出す原動力と
なるものであつて、防水下塗層を構成する組成物
中、このアクリル系ポリマーが少なくなると、下
地のコンクリートやモルタルとの接着性が低下
し、かつ柔軟性が低下し、逆に多すぎると表面層
のみが硬化して、防水下塗層内部の硬化が進行し
なくなるので、その使用量としては組成物中25〜
45%(重量%、以下同様)にするのが好ましい。
後述するように、上記組成物の調製に際しては、
このアクリル系ポリマーはエマルジヨン状態のも
のが使用に供される。そして、このエマルジヨン
状態のアクリル系ポリマーのなかでもアクリル系
カチオン型エマルジヨンポリマーと呼ばれるカチ
オン性の粒子荷電を有するエマルジヨンポリマー
が好用される。このアクリル系カチオン型エマル
ジヨンポリマーは乳化重合により得られるもの
で、アクリル酸、メタクリル酸などの不飽和カル
ボン酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
アクリル酸ブチル、アクリル酸オクチル、メタク
リル酸メチルなどの不飽和カルボン酸エステルの
ホモポリマーまたはこれらモノマー間のコポリマ
ーであつて、これらのポリマーは第2級または第
3級アミン塩、あるいは第4級アンモニウム塩な
どによつてカチオン型に変性されている。そし
て、このようなアクリル系カチオン型エマルジヨ
ンポリマーの好適な市販例としては、大日本イン
キ化学工業(株)より商品名VONCOAT(ボンコー
ト)SFC−60で市販されている樹脂固形分濃度約
50%のエマルジヨンや同じく商品名VONCOAT
(ボンコート)SFC−65で市販されている樹脂固
形分濃度約60%のエマルジヨンなどがあげられ
る。 なおアクリル系ポリマーはエマルジヨン状態の
ものが使用に供されるため、組成物は調製時水分
を含んだペースト状のものとして得られるが、防
水下塗層は下地上に該ペーストを塗付し、乾燥、
硬化させることによつて得られ、その役割を果す
ので、本発明において防水下塗層を構成する組成
物とは乾燥後の状態のものをいい、また該組成物
中におけるアクリル系カチオン型エマルジヨンポ
リマーなどのアクリル系ポリマーの量は樹脂固形
分で示されるものである。 本発明において前記防水下塗層を構成する組成
物中におけるセメントは、コンクリート層やモル
タル層中のセメントとの接着に有用であるととも
に、防水下塗層形成時に、樹脂エマルジヨン中の
水分を吸収して硬化し、組成物ペーストの下地へ
の厚塗りを可能ならしめるもので、組成物中この
セメントは少なすぎると上述のような効果が充分
に発揮できず、逆に多すぎると柔軟性、弾力性が
低下するので、その使用量としては組成物中10〜
25%にするのが好ましい。そしてセメントとして
は、たとえばポルトランドセメント、アルミナセ
メントなどが使用される。 短繊維はセメントが硬化する際の収縮による割
れを防止するのに有用であり、組成物中この短繊
維が少ないと亀裂が生じて防水効果の低下を招
き、逆に多くなると組成物ペーストの粘度が高く
なりすぎて、防水下塗層形成時の作業性が悪くな
るので組成物中2〜15%にするのが好ましい。そ
してこのような短繊維としては、たとえば石綿繊
維、ガラス繊維などの無機系短繊維、パルプ繊維
などの有機系短繊維などが用いられる。また骨材
は防水下塗層の表面を粗面化し、感圧接着剤によ
るゴムシートとの接着を良好にするのに有用であ
り、組成物中この骨材が少なくなると防水下塗層
表面の粗面化が少なくなり、逆に多すぎると柔軟
性に欠けるようになるので、組成物中25〜45%に
するのが好ましい。そして、このような骨材とし
ては、たとえばケイ砂、ケイ石粉、さらには軽
石、火山れき砂などをふるい分けしたものや、あ
るいは破砕とふるい分けとをしたものなどの天然
軽量骨材、パーライト、バーミキユライトなどの
人工量骨材などが用いられる。 本発明において防水下塗層を形成するには、た
とえば次に示すように行なうのが好ましい。すな
わち、アクリル系ポリマーのエマルジヨンを準備
し、該樹脂エマルジヨンへの混和材として、セメ
ント、短繊維および骨材を含む混合物を調製し、
この混和材に前記樹脂エマルジヨンを滴下し、か
きまぜる均一に混合し、この組成物ピーストを下
地上に塗付し、乾燥する。そして、前記樹脂エマ
ルジヨンの調製に際しては、キシレンなどの増粘
剤や、あるいは消泡剤などを添加し、また混和材
の調製に際してもステアリン酸カルシウムなどの
滑剤や粉末状の消泡剤などを添加しておくのが好
ましい。 なお本発明において防水下塗層を構成する組成
物は、アクリル系ポリマー、セメント、短繊維お
よび骨材を必須成分として含有するものであれ
ば、それ以外に前記のごとく消泡剤、滑剤、さら
には増粘剤、抱水剤などを若干含むものであつて
もよいことはもちろんである。 防水下塗層の厚さは、薄すぎると防水効果が充
分に発揮できず、また厚すぎても経済的に損失が
大きくなるので0.5〜2.5mm程度にするのが好まし
い。乾燥は自然乾燥によつてもよいし、また熱風
の吹付けなど強制乾燥によつてもよい。自然乾燥
による場合、上記程度の厚さで1〜24時間程度の
乾燥期間で指触乾燥することができ、セメントの
ノロ(乾燥に3〜4日間要する)に比べて乾燥が
速い。そして、これまでの記載からも明らかなよ
うに防水下塗層の形成に際して下地は必ずしも乾
燥状態にあることが要求されない。 上記防水下塗層が形成される下地としては、た
とえば屋上、ベランダ、浴室、洗面所など建築物
内外の防水を必要とする部分や、貯水槽、プー
ル、導水路、汚水処理槽、サイロなどの各種槽類
などがあげられ、これらの下地は通常コンクリー
ト、モルタルなどで構成される。 ゴムシートとしては、たとえばブチルゴムやク
ロロプレンゴムなどのシートが防水性が優れてい
ることから好用される。ゴムシートは形成される
防水層に弾性を付与するためのものであり、弾性
と経済性とのバランスを考慮して厚さ0.3〜1.0mm
程度のものが好用される。 ゴムシートを防水下塗層に接着させるための感
圧接着剤としては、ゴム系、アクリル系の感圧接
着剤が使用されるが、特にアクリル系のものが好
ましい。そして作業性を向上させるために、この
感圧接着剤は上記ゴムシートの片面にあらかじめ
塗付し、剥離紙を該接着剤の塗付面側に当て、こ
の感圧接着剤を塗布したゴムシートを剥離紙と共
に渦巻状に巻き、施工現場でゴムシートを巻きほ
どき剥離紙を剥がしつつゴムシートを感圧接着剤
層側から防水下塗層上に圧着するのが好ましい。
なお感圧接着剤の塗付量としては80〜150g/m2
が好ましい。 上塗層を構成する組成物は成分的には前記防水
下地層を構成する組成物とほぼ同様ではあるが、
特にこの上塗層を構成する組成物には耐摩耗性の
付与のためにシリカ粉末またはセルベン(陶磁器
粉末)を含有させる。この上塗層も防水性を有
し、防水層として役立つとともに、ゴムシートが
直接表面に露出するのを防止するためのもので、
ゴムシート上はもちろん、その側部を含め全体を
包被するように形成するのが好ましい。また、こ
の上塗層は最外層であることから、組成物中に酸
化クロム(グリーン)、土(黄色)、弁柄(レンガ
色)、カーボン(グレー調色のために使用)など
の顔料を含有させ、化粧層としての役割を果たせ
るようにするのが好ましい。 この上塗層を構成する組成物においてアクリル
系ポリマーはゴムシートとの接着剤として働き、
かつ皮膜を形成して防水性を発揮する。このアク
リル系ポリマーもそうであるが、セメント、短繊
維、骨材なども前記防水下塗層の場合と同様のも
のが使用され、セメンント、短繊維、骨材などの
役割も前記防水下塗層の場合とほぼ同様である。
そしてシリカ粉末、セルベンは前述のように耐摩
耗性の付与に役立ち、組成物中においてこれらシ
リカ粉末またはセルベンが少なすぎると耐摩耗性
の付与効果が充分でなく、また多すぎると防水効
果や弾力性が低下するので、組成物中10〜25%と
するのが好ましい。そして組成物中アクリル系ポ
リマーは20〜40%、セメントは15〜25%、短繊維
は0.5〜5%、骨材は12〜30%とするのが好まし
い。また顔料を含有させる場合は、組成物中に顔
料が1〜6%となるようにするのが好ましい。そ
して、この上塗層用の組成物ペーストの調製にあ
たつては、前記の防水下塗層用組成物ペーストの
場合と同様に樹脂エマルジヨンとそれへの混和材
を準備し、混和材に樹脂エマルジヨンを滴下して
混合する方法が好用される。また樹脂エマルジヨ
ンの調製に際して増粘剤や消泡剤などを添加し、
混和材の調製に際しては滑剤や粉末状の消泡剤な
どを添加してもよい。そして、アクリル系ポリマ
ーとしては防水下塗層の場合と同様にアクリル系
カチオン型エマルジヨンが好用される。 上塗層の形成はゴムシート上に組成物ペースト
を塗付し、乾燥することによつて行なわれ、乾燥
は前記防水下塗層の場合と同様に自然乾燥、強制
乾燥のいずれでも行ない得る。そして上塗層の厚
さとしては2〜4mm程度にするのが好ましい。 〔実施例〕 つぎに実施例をあげて本発明をさらに詳細に説
明する。 防水下塗層用組成物ペーストの調製 つぎの組成よりなる樹脂エマルジヨンおよび混
和材を調製した。 樹脂エマルジヨン (重量部) アクリル系カチオン型エマルジヨン ポリマー(VONCOAT SFC−60、 樹脂固形分濃度50%) 100.0 樹脂系増粘剤 1.5 シリコーン系消泡剤 0.5 混 和 材 (重量部) ポルトランドセメント 36.0 パルプ繊維(繊維長さ0.5mm) 2.5 石綿繊維(繊維長さ3mm) 1.5 ケイ酸アルミニウム 4.5 ステアリン酸カルシウム 0.9 ポリビニルアルコール 0.4 ケイ砂6号 40.0 ケイ砂7号 15.0 鉱油系消泡剤 0.3 上記組成の混和材100重量部に前記樹脂エマル
ジヨン150重量部を滴下し、10分間かきまぜて均
一に混合して防水下塗層用組成物ペーストを調製
した。 上塗層用組成物ペーストの調製 つぎの組成よりなる樹脂エマルジヨンおよび混
和材を調製した。 樹脂エマルジヨン (重量部) アクリル系カチオン型エマルジヨン ポリマー(VONCOAT SFC−65、 樹脂固形分濃度60%) 100.0 キシレン 3.5 シリコーン系消泡剤 0.5 混 和 材 (重量部) アルミナセメント 33.0 石綿繊維(繊維長さ0.5mm) 2.5 ステアリン酸カルシウム 0.5 ポリビニルアルコール 0.4 セルベン(0.5mm以下) 23.0 ケイ石粉 14.0 ケイ砂6号 9.0 ケイ砂7号 20.0 鉱油系消泡剤 0.3 酸化クロム 4.3 上記組成の混和材100重量部に前記樹脂エマル
ジヨン100重量部を滴下し、10分間かきまぜて均
一に混合し、上塗層用組成物ペーストを調製し
た。 上記のように調製した防水下塗層用組成物ペー
ストおよび上塗層用組成物ペーストならびにブチ
ルゴムシートを用いてビルに屋上の防水施工をす
るにあたつて、前もつて防水下塗層の下地への接
着性および防水下塗層の耐透水性、防水下塗層と
ゴムシートとの接着性ならびにゴムシートと上塗
層との接着性を調べた。それらの試験方法および
試験結果を下記に示す。 防水下塗層と下地との接着試験 JIS A 6909に準じ、ポルトランドセメント、
砂、水を重量比で1:3:1.6の割合で混合した
ものを10cm平方の広さで20mmの厚さに塗付し、20
℃、相対湿度65%の雰囲気中で7日間養生したも
のを下地とし、これに前記のように調製した防水
下塗層用組成物ペーストを乾燥膜厚が1.5mmにな
るように塗付し、28日間自然乾燥(養生)したの
ち、JIS A 6909に準じて接着強度を測定した。
その結果を第1表に示す。また上記乾燥後、さら
に7日間水中に浸漬したものについて同様に接着
強度を測定した。その結果を第1表に示す。
築物内外の防水を必要とする部分や、貯水槽、プ
ール、導水路、汚水処理槽、サイロなどの各種槽
類への防水施工方法に関する。 〔従来の技術〕 従来、屋上、ベランダ、浴室、洗面所など建築
物内外の防水を必要とする部分や、貯水槽、プー
ル、導水路、汚水処理槽、サイロなどの各種槽類
への防水施工方法は、アスフアルトを塗布する
か、ゴムシートを貼付するか、あるいはウレタン
コーテイングすることによつて行なわれてきた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、アスフアルトによる防水施工方
法は、防水工事現場でアスフアルトを溶融しなけ
ればならず、そのため工事現場にアスフアルト溶
融用の設備を必要とし、また1回の塗付ではせい
ぜい2mm程度の厚さしか塗付できないため、所望
の厚さを得るには、7〜8回重ね塗りをしなけれ
ばならなかつた。そのため非常に作業性が悪く、
しかも塗付されたアスフアルト層は気温上昇によ
り軟化してベトツキや凹凸が生じるなど性能でも
種々問題があつた。 ゴムシートの貼付による防水施工方法は、下地
表面の凹凸を調整するためのいわゆる不陸調整が
セメントのノロで行なわれ、この乾燥に長期間要
し、乾燥不充分であるとゴムシートの接着ができ
ず、ゴムシートの剥離現象が生じ、またゴムシー
トが直接太陽光線や雨風に曝されるため、ゴムが
劣化しやすいという問題があり、しかも不陸調整
に使用したノロが防水性を有しない上に固い感触
を与え、ゴムシートによる弾力性を相殺する欠点
があつた。 またウレタンコーテイングによる防水施工方法
では、1回のコーテイングでは所望とする厚さが
得られないため、3〜4回重ね塗りをしなければ
ならず、また下地が完全に乾いていない場合は下
地に接着せず塗膜剥離が生じ、またウレタン塗膜
は耐候性が悪く、水との接触により加水分解を生
じて塗膜がやせてくるという問題があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上述の事情に鑑み、防水を必要とする
下地上に、アクリル系ポリマー、セメント、短繊
維および骨材を含有する組成物からなる防水下塗
層を形成し、該防水下塗層にゴムシートに感圧接
着剤で接着して貼付し、該ゴムシート上にアクリ
ル系ポリマー、セメント、シリカ粉末またはセル
ベン、短繊維および骨材を含有する組成物からな
る上塗層を形成することによつて、作業性がよ
く、かつ性能面でも優れた防水層を形成しうる防
水施工方法を提供したものである。 本発明において防水下塗層はアクリル系ポリマ
ー、セメント、短繊維および骨材を含有する組成
物からなり、防水性を発揮し、ゴムシートの下地
層となるとともに、下地表面に凹凸がある場合に
不陸調整剤として働くものである。 上記防水下塗層を構成する組成物中のアクリル
系ポリマーは、下地を構成するコンクリートやモ
ルタルとの間に強力な接着力を生み出す原動力と
なるものであつて、防水下塗層を構成する組成物
中、このアクリル系ポリマーが少なくなると、下
地のコンクリートやモルタルとの接着性が低下
し、かつ柔軟性が低下し、逆に多すぎると表面層
のみが硬化して、防水下塗層内部の硬化が進行し
なくなるので、その使用量としては組成物中25〜
45%(重量%、以下同様)にするのが好ましい。
後述するように、上記組成物の調製に際しては、
このアクリル系ポリマーはエマルジヨン状態のも
のが使用に供される。そして、このエマルジヨン
状態のアクリル系ポリマーのなかでもアクリル系
カチオン型エマルジヨンポリマーと呼ばれるカチ
オン性の粒子荷電を有するエマルジヨンポリマー
が好用される。このアクリル系カチオン型エマル
ジヨンポリマーは乳化重合により得られるもの
で、アクリル酸、メタクリル酸などの不飽和カル
ボン酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
アクリル酸ブチル、アクリル酸オクチル、メタク
リル酸メチルなどの不飽和カルボン酸エステルの
ホモポリマーまたはこれらモノマー間のコポリマ
ーであつて、これらのポリマーは第2級または第
3級アミン塩、あるいは第4級アンモニウム塩な
どによつてカチオン型に変性されている。そし
て、このようなアクリル系カチオン型エマルジヨ
ンポリマーの好適な市販例としては、大日本イン
キ化学工業(株)より商品名VONCOAT(ボンコー
ト)SFC−60で市販されている樹脂固形分濃度約
50%のエマルジヨンや同じく商品名VONCOAT
(ボンコート)SFC−65で市販されている樹脂固
形分濃度約60%のエマルジヨンなどがあげられ
る。 なおアクリル系ポリマーはエマルジヨン状態の
ものが使用に供されるため、組成物は調製時水分
を含んだペースト状のものとして得られるが、防
水下塗層は下地上に該ペーストを塗付し、乾燥、
硬化させることによつて得られ、その役割を果す
ので、本発明において防水下塗層を構成する組成
物とは乾燥後の状態のものをいい、また該組成物
中におけるアクリル系カチオン型エマルジヨンポ
リマーなどのアクリル系ポリマーの量は樹脂固形
分で示されるものである。 本発明において前記防水下塗層を構成する組成
物中におけるセメントは、コンクリート層やモル
タル層中のセメントとの接着に有用であるととも
に、防水下塗層形成時に、樹脂エマルジヨン中の
水分を吸収して硬化し、組成物ペーストの下地へ
の厚塗りを可能ならしめるもので、組成物中この
セメントは少なすぎると上述のような効果が充分
に発揮できず、逆に多すぎると柔軟性、弾力性が
低下するので、その使用量としては組成物中10〜
25%にするのが好ましい。そしてセメントとして
は、たとえばポルトランドセメント、アルミナセ
メントなどが使用される。 短繊維はセメントが硬化する際の収縮による割
れを防止するのに有用であり、組成物中この短繊
維が少ないと亀裂が生じて防水効果の低下を招
き、逆に多くなると組成物ペーストの粘度が高く
なりすぎて、防水下塗層形成時の作業性が悪くな
るので組成物中2〜15%にするのが好ましい。そ
してこのような短繊維としては、たとえば石綿繊
維、ガラス繊維などの無機系短繊維、パルプ繊維
などの有機系短繊維などが用いられる。また骨材
は防水下塗層の表面を粗面化し、感圧接着剤によ
るゴムシートとの接着を良好にするのに有用であ
り、組成物中この骨材が少なくなると防水下塗層
表面の粗面化が少なくなり、逆に多すぎると柔軟
性に欠けるようになるので、組成物中25〜45%に
するのが好ましい。そして、このような骨材とし
ては、たとえばケイ砂、ケイ石粉、さらには軽
石、火山れき砂などをふるい分けしたものや、あ
るいは破砕とふるい分けとをしたものなどの天然
軽量骨材、パーライト、バーミキユライトなどの
人工量骨材などが用いられる。 本発明において防水下塗層を形成するには、た
とえば次に示すように行なうのが好ましい。すな
わち、アクリル系ポリマーのエマルジヨンを準備
し、該樹脂エマルジヨンへの混和材として、セメ
ント、短繊維および骨材を含む混合物を調製し、
この混和材に前記樹脂エマルジヨンを滴下し、か
きまぜる均一に混合し、この組成物ピーストを下
地上に塗付し、乾燥する。そして、前記樹脂エマ
ルジヨンの調製に際しては、キシレンなどの増粘
剤や、あるいは消泡剤などを添加し、また混和材
の調製に際してもステアリン酸カルシウムなどの
滑剤や粉末状の消泡剤などを添加しておくのが好
ましい。 なお本発明において防水下塗層を構成する組成
物は、アクリル系ポリマー、セメント、短繊維お
よび骨材を必須成分として含有するものであれ
ば、それ以外に前記のごとく消泡剤、滑剤、さら
には増粘剤、抱水剤などを若干含むものであつて
もよいことはもちろんである。 防水下塗層の厚さは、薄すぎると防水効果が充
分に発揮できず、また厚すぎても経済的に損失が
大きくなるので0.5〜2.5mm程度にするのが好まし
い。乾燥は自然乾燥によつてもよいし、また熱風
の吹付けなど強制乾燥によつてもよい。自然乾燥
による場合、上記程度の厚さで1〜24時間程度の
乾燥期間で指触乾燥することができ、セメントの
ノロ(乾燥に3〜4日間要する)に比べて乾燥が
速い。そして、これまでの記載からも明らかなよ
うに防水下塗層の形成に際して下地は必ずしも乾
燥状態にあることが要求されない。 上記防水下塗層が形成される下地としては、た
とえば屋上、ベランダ、浴室、洗面所など建築物
内外の防水を必要とする部分や、貯水槽、プー
ル、導水路、汚水処理槽、サイロなどの各種槽類
などがあげられ、これらの下地は通常コンクリー
ト、モルタルなどで構成される。 ゴムシートとしては、たとえばブチルゴムやク
ロロプレンゴムなどのシートが防水性が優れてい
ることから好用される。ゴムシートは形成される
防水層に弾性を付与するためのものであり、弾性
と経済性とのバランスを考慮して厚さ0.3〜1.0mm
程度のものが好用される。 ゴムシートを防水下塗層に接着させるための感
圧接着剤としては、ゴム系、アクリル系の感圧接
着剤が使用されるが、特にアクリル系のものが好
ましい。そして作業性を向上させるために、この
感圧接着剤は上記ゴムシートの片面にあらかじめ
塗付し、剥離紙を該接着剤の塗付面側に当て、こ
の感圧接着剤を塗布したゴムシートを剥離紙と共
に渦巻状に巻き、施工現場でゴムシートを巻きほ
どき剥離紙を剥がしつつゴムシートを感圧接着剤
層側から防水下塗層上に圧着するのが好ましい。
なお感圧接着剤の塗付量としては80〜150g/m2
が好ましい。 上塗層を構成する組成物は成分的には前記防水
下地層を構成する組成物とほぼ同様ではあるが、
特にこの上塗層を構成する組成物には耐摩耗性の
付与のためにシリカ粉末またはセルベン(陶磁器
粉末)を含有させる。この上塗層も防水性を有
し、防水層として役立つとともに、ゴムシートが
直接表面に露出するのを防止するためのもので、
ゴムシート上はもちろん、その側部を含め全体を
包被するように形成するのが好ましい。また、こ
の上塗層は最外層であることから、組成物中に酸
化クロム(グリーン)、土(黄色)、弁柄(レンガ
色)、カーボン(グレー調色のために使用)など
の顔料を含有させ、化粧層としての役割を果たせ
るようにするのが好ましい。 この上塗層を構成する組成物においてアクリル
系ポリマーはゴムシートとの接着剤として働き、
かつ皮膜を形成して防水性を発揮する。このアク
リル系ポリマーもそうであるが、セメント、短繊
維、骨材なども前記防水下塗層の場合と同様のも
のが使用され、セメンント、短繊維、骨材などの
役割も前記防水下塗層の場合とほぼ同様である。
そしてシリカ粉末、セルベンは前述のように耐摩
耗性の付与に役立ち、組成物中においてこれらシ
リカ粉末またはセルベンが少なすぎると耐摩耗性
の付与効果が充分でなく、また多すぎると防水効
果や弾力性が低下するので、組成物中10〜25%と
するのが好ましい。そして組成物中アクリル系ポ
リマーは20〜40%、セメントは15〜25%、短繊維
は0.5〜5%、骨材は12〜30%とするのが好まし
い。また顔料を含有させる場合は、組成物中に顔
料が1〜6%となるようにするのが好ましい。そ
して、この上塗層用の組成物ペーストの調製にあ
たつては、前記の防水下塗層用組成物ペーストの
場合と同様に樹脂エマルジヨンとそれへの混和材
を準備し、混和材に樹脂エマルジヨンを滴下して
混合する方法が好用される。また樹脂エマルジヨ
ンの調製に際して増粘剤や消泡剤などを添加し、
混和材の調製に際しては滑剤や粉末状の消泡剤な
どを添加してもよい。そして、アクリル系ポリマ
ーとしては防水下塗層の場合と同様にアクリル系
カチオン型エマルジヨンが好用される。 上塗層の形成はゴムシート上に組成物ペースト
を塗付し、乾燥することによつて行なわれ、乾燥
は前記防水下塗層の場合と同様に自然乾燥、強制
乾燥のいずれでも行ない得る。そして上塗層の厚
さとしては2〜4mm程度にするのが好ましい。 〔実施例〕 つぎに実施例をあげて本発明をさらに詳細に説
明する。 防水下塗層用組成物ペーストの調製 つぎの組成よりなる樹脂エマルジヨンおよび混
和材を調製した。 樹脂エマルジヨン (重量部) アクリル系カチオン型エマルジヨン ポリマー(VONCOAT SFC−60、 樹脂固形分濃度50%) 100.0 樹脂系増粘剤 1.5 シリコーン系消泡剤 0.5 混 和 材 (重量部) ポルトランドセメント 36.0 パルプ繊維(繊維長さ0.5mm) 2.5 石綿繊維(繊維長さ3mm) 1.5 ケイ酸アルミニウム 4.5 ステアリン酸カルシウム 0.9 ポリビニルアルコール 0.4 ケイ砂6号 40.0 ケイ砂7号 15.0 鉱油系消泡剤 0.3 上記組成の混和材100重量部に前記樹脂エマル
ジヨン150重量部を滴下し、10分間かきまぜて均
一に混合して防水下塗層用組成物ペーストを調製
した。 上塗層用組成物ペーストの調製 つぎの組成よりなる樹脂エマルジヨンおよび混
和材を調製した。 樹脂エマルジヨン (重量部) アクリル系カチオン型エマルジヨン ポリマー(VONCOAT SFC−65、 樹脂固形分濃度60%) 100.0 キシレン 3.5 シリコーン系消泡剤 0.5 混 和 材 (重量部) アルミナセメント 33.0 石綿繊維(繊維長さ0.5mm) 2.5 ステアリン酸カルシウム 0.5 ポリビニルアルコール 0.4 セルベン(0.5mm以下) 23.0 ケイ石粉 14.0 ケイ砂6号 9.0 ケイ砂7号 20.0 鉱油系消泡剤 0.3 酸化クロム 4.3 上記組成の混和材100重量部に前記樹脂エマル
ジヨン100重量部を滴下し、10分間かきまぜて均
一に混合し、上塗層用組成物ペーストを調製し
た。 上記のように調製した防水下塗層用組成物ペー
ストおよび上塗層用組成物ペーストならびにブチ
ルゴムシートを用いてビルに屋上の防水施工をす
るにあたつて、前もつて防水下塗層の下地への接
着性および防水下塗層の耐透水性、防水下塗層と
ゴムシートとの接着性ならびにゴムシートと上塗
層との接着性を調べた。それらの試験方法および
試験結果を下記に示す。 防水下塗層と下地との接着試験 JIS A 6909に準じ、ポルトランドセメント、
砂、水を重量比で1:3:1.6の割合で混合した
ものを10cm平方の広さで20mmの厚さに塗付し、20
℃、相対湿度65%の雰囲気中で7日間養生したも
のを下地とし、これに前記のように調製した防水
下塗層用組成物ペーストを乾燥膜厚が1.5mmにな
るように塗付し、28日間自然乾燥(養生)したの
ち、JIS A 6909に準じて接着強度を測定した。
その結果を第1表に示す。また上記乾燥後、さら
に7日間水中に浸漬したものについて同様に接着
強度を測定した。その結果を第1表に示す。
【表】
防水下塗層の耐透水性
前記と同様の下地に前記のように調製した防水
下塗層用組成物ペーストを1.5Kg/m2の割合で塗
付し、28日間自然乾燥したのちJIS A 1404に準
じ3Kg/cm2の水圧を24時間加えて透水量を測定し
た。その結果を無塗付のものと対比させて第2表
に示す。
下塗層用組成物ペーストを1.5Kg/m2の割合で塗
付し、28日間自然乾燥したのちJIS A 1404に準
じ3Kg/cm2の水圧を24時間加えて透水量を測定し
た。その結果を無塗付のものと対比させて第2表
に示す。
【表】
防水下塗層とゴムシートとの接着性
前記と同様の下地上に前記の防水下塗層用組成
物ペーストを前記と同様に塗付し、乾燥して形成
した厚さ1.5mmの防水下塗層上に、アクリル系感
圧接着剤を片面に100g/m2の塗付量で塗付した
厚さ0.8mmのゴムシートを圧着し、24時間後、JIS
A 6909に準じて接着試験を行なつたところ、
3.5Kg/cm2で剥離が生じた。 ゴムシートと上塗層との接着性 厚さ0.8mmのブチルゴムシート上に前記の上塗
層用組成物ペーストを乾燥膜厚が3.0mmになるよ
うに塗付し、28日間自然乾燥(養生)したのち、
JIS A 6909に準じて接着強度を測定した。その
結果を第3表に示す。また、上記乾燥後、さらに
7日間水中に浸漬したものについて同様に接着強
度を測定した。その結果を第3表に示す。
物ペーストを前記と同様に塗付し、乾燥して形成
した厚さ1.5mmの防水下塗層上に、アクリル系感
圧接着剤を片面に100g/m2の塗付量で塗付した
厚さ0.8mmのゴムシートを圧着し、24時間後、JIS
A 6909に準じて接着試験を行なつたところ、
3.5Kg/cm2で剥離が生じた。 ゴムシートと上塗層との接着性 厚さ0.8mmのブチルゴムシート上に前記の上塗
層用組成物ペーストを乾燥膜厚が3.0mmになるよ
うに塗付し、28日間自然乾燥(養生)したのち、
JIS A 6909に準じて接着強度を測定した。その
結果を第3表に示す。また、上記乾燥後、さらに
7日間水中に浸漬したものについて同様に接着強
度を測定した。その結果を第3表に示す。
以上説明したように、本発明によれば、作業性
よく防水施工ができ、しかも形成された防水層は
防水性、歩行感ともに優れていた。
よく防水施工ができ、しかも形成された防水層は
防水性、歩行感ともに優れていた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下地上にアクリル系ポリマー、セメント、短
繊維および骨材を含有する組成物からなる防水下
塗層を形成し、該防水下塗層上にゴムシートを感
圧接着剤で接着して貼付し、該ゴムシート上にア
クリル系ポリマー、セメント、シリカ粉末または
セルベン、短繊維および骨材を含有する組成物か
らなる上塗層を形成することを特徴とする防水施
工方法。 2 上塗層を形成する組成物が顔料を含有し、該
上塗層が化粧層としての役割を果す特許請求の範
囲第1項記載の防水施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12398084A JPS615149A (ja) | 1984-06-16 | 1984-06-16 | 防水施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12398084A JPS615149A (ja) | 1984-06-16 | 1984-06-16 | 防水施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS615149A JPS615149A (ja) | 1986-01-10 |
JPH0337630B2 true JPH0337630B2 (ja) | 1991-06-06 |
Family
ID=14874066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12398084A Granted JPS615149A (ja) | 1984-06-16 | 1984-06-16 | 防水施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS615149A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021138582A (ja) * | 2020-03-06 | 2021-09-16 | 首都高メンテナンス神奈川株式会社 | 建築土木用補修材及び建築土木補修方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005060453A (ja) * | 2003-08-20 | 2005-03-10 | Kictec Inc | 路面標示用塗料 |
JP6144896B2 (ja) * | 2012-11-16 | 2017-06-07 | 太平洋マテリアル株式会社 | コンクリート構造物のひび割れ防止構造 |
-
1984
- 1984-06-16 JP JP12398084A patent/JPS615149A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021138582A (ja) * | 2020-03-06 | 2021-09-16 | 首都高メンテナンス神奈川株式会社 | 建築土木用補修材及び建築土木補修方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS615149A (ja) | 1986-01-10 |
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