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JPH0337066Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0337066Y2
JPH0337066Y2 JP1985156003U JP15600385U JPH0337066Y2 JP H0337066 Y2 JPH0337066 Y2 JP H0337066Y2 JP 1985156003 U JP1985156003 U JP 1985156003U JP 15600385 U JP15600385 U JP 15600385U JP H0337066 Y2 JPH0337066 Y2 JP H0337066Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
ball
roller
slit
displacement detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985156003U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6266342U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985156003U priority Critical patent/JPH0337066Y2/ja
Publication of JPS6266342U publication Critical patent/JPS6266342U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0337066Y2 publication Critical patent/JPH0337066Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、平面上で転動される転動ボールの
座標を検出する座標入力装置の変位検出機構に関
する。
従来の技術 従来、座標入力装置の変位検出機構は、転動ボ
ールを収納するボールハウジングに回動自在に保
持させたシヤフトに、前記転動ボールに接触して
回転するローラとこのローラと同期して回転する
スリツト円板とを固定させている。しかもスリツ
ト円板の周縁部分に周方向に併設された複数のス
リツトの適宜な2個にそれぞれ合致するスリツト
が2個形成された遮光板を前記スリツト円板に近
接させるようにシヤフトに固定していた。なお、
スリツト円板と遮光板の各スリツトの位置合わせ
管理が、転動ボールの座標を検出する精度に影響
するので、従来からスリツト円板および遮光板の
組立に厳しい寸法管理がなされていた。
考案が解決しようとする問題点 ところが、ボールハウジングのシヤフトを受け
る軸受け部分には、比較的高価な耐摺動性に優れ
た樹脂を用いる必要があり、前記軸受け部分だけ
に前記耐摺動性に優れた樹脂にするわけにいか
ず、結局ボールハウジング全体を前記高価な耐摺
動性に優れた樹脂にしていた。さらに、ボールハ
ウジングに変位検出機構の各構成部品を一つ一つ
取り付なければならないことと、前記スリツト円
板と遮光板との位置合わせに精度が必要であるこ
とから、結局組立作業の能率の低下を余儀なくさ
れていた。
よつて、この考案の目的は、シヤフトを受ける
部品のコストを低下させると共に、組立作業の能
率を向上しうる座標入力装置の変位検出機構を提
供することにある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため、この考案は、構成部
品をユニツト化してボールハウジングに取り付け
れるようにした。しかもローラおよびスリツト円
板が固定されるシヤフトをボールハウジングで受
けないようにした。
つまり、変位検出機構は、転動ボールの任意の
一点を接触して回転するローラと、このローラと
同期して回転され、かつ周縁側に周方向に併設さ
れるスリツトを有するスリツト円板と、前記ロー
ラと前記スリツト円板とが固定されるシヤフト
と、このシヤフトを回動自在に保持するシヤフト
ガイドとを具備し、 かつ、前記シヤフトガイドは、前記シヤフトを
保持するガイド部と、前記スリツト円板のスリツ
トに合致するスリツトを有する遮光板とを一体的
に具備していることを特徴としている。
作 用 転動ボールの転動に伴うローラの動きをスリツ
ト円板に伝えるシヤフトを受けるシヤフトガイド
のみが、耐摺動性に優れた樹脂になる。さらに、
シヤフトガイドに対して他の構成部品を取り付け
ることができる。このようにユニツト化したもの
を、転動ボールを収納するボールハウジングに取
り付けることができる。
実施例 第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図であ
る。
図において、符号60は転動ボール40の座標
を検出するための変位検出機構で、この変位検出
機構60は第3図および第4図に示すように座標
入力装置に2個取付けられている。つまり、1つ
はX軸用として、もう1つはY軸用として用いら
れる。
具体的には、変位検出機構60は、複数のスリ
ツトが周縁に周方向に併設されたスリツト円板6
1と、転動ボール40に押し付けられるローラ6
2と、スリツト円板61およびローラ62が固定
されるシヤフト63と、シヤフト63を回動自在
に保持するシヤフトガイド64とを備えている。
そして、シヤフトガイド64は、上面が開口され
た角筒状のガイド部64aと、ガイド部64aの
一端側に一体に形成された矩形形状の遮光板64
bとを有している。しかも遮光板64bには、ス
リツト円板61のスリツトのうち適宜な2個に合
致するスリツトが2個形成されている。
次に座標入力装置について第2図を参照して説
明する。
符号10はボール押圧機構で、ねじりコイルス
プリング11と、このねじりコイルスプリング1
1の一方の導出端11bの直線部分に回動自在に
取り付けられるローラ12とを備えている。ねじ
りコイルスプリング11のねじり部11aは箱体
20の円柱部21に外嵌されるようになつてい
る。箱体20は、上面が開口した長方形状の箱
で、円柱部21の近傍には転動ボール40の直径
よりも小さな円形状の開口部22を有している。
符号30は矩形板状に形成されていて、上面に
後述する構成部品が組付けられると共に、下面に
プリント配線が形成される。この回路基板30に
は、前記箱体20の円柱部21が貫通する開口部
31と、箱体20の開口部22に対して同軸状に
重なる開口部32とを有している。この回路基板
30の開口部32上には転動ボール40の下側が
箱体20の開口部22から突出するようになつて
いる。
符号50は下面が開口した略正方形状の箱から
なるボールハウジングで、回路基板30の上面に
固定され、当該回路基板30とで転動ボール40
を収納するようになつている。そして、ボールハ
ウジング50の上面には転動ボール40の直径よ
りも小さな円形状の開口部51が形成されてい
る。ボールハウジング50は一角が面取りされて
いて、ここに矩形状の開口部52が開設されてい
る。この開口部52には前述したボール押圧機構
10のローラ12が位置されると共に、ボールハ
ウジング50の上面に配設された縦断面略コ字状
の係止片53にボール押圧機構10のねじりコイ
ルスプリング11の他方の導出端11cが引つ掛
けられるようになつている。このボール押圧機構
10によつて転動ボール40が変位検出機構6
0,60の各ローラ62,62に常時押し付けら
れるようになつている(第5図参照)。この状態
において、一方の変位検出機構60のローラ62
は転動ボール40の任意の一点に接触すると共
に、他方の変位検出機構60のローラ62は前記
一方の変位検出機構60のローラ62の接触位置
から90度ずれた位置で接触するようになつている
(第5図参照)。なお、ボール押圧機構10のロー
ラ12を転動ボール40に押し付ける押圧力は、
ねじりコイルスプリング11の他方の導出端11
cを引つ掛ける位置つまりボールハウジング50
に設けられた係止片53の取付位置を変えること
により適宜調整できるようになつている。
符号70は横断面略コ字状の保持台で、一定間
隔をもつて相対向させて受光素子80および発光
素子90の2個を1組として2組取り付けられて
いる。この保持台70は、ボールハウジング50
に変位検出機構60の取り付け位置に関連して取
り付けられている。組付けた状態にて、スリツト
円板61が受光素子80と発光素子90の間に介
在するようになつている。なお、このように保持
台70に配設した受光素子80と発光素子90の
代わりに、例えばホトインターラプターを用いる
ことも可能である。
次に座標入力装置の動作を簡単に説明する。
第3図および第4図に示す座標入力装置を平面
上例えば机の上等に置いて、適宜に移動させる
と、ボールハウジング50内に収納された転動ボ
ール40が転動する。この転動ボール40の転動
に伴つてローラ62,62が個別に回転してスリ
ツト円板61,61を回転させる。このスリツト
円板61,61の回転に伴い、発光素子90から
受光素子80に入射している光が、スリツト円板
61およびシヤフトガイド64の遮光板64bの
各スリツトに起因して通過・遮蔽されることに基
づいて、当該受光素子80がオン・オフする。こ
のオン・オフから、スリツト円板61,61がど
の方向に何度回転したかを検知する。この検知値
により転動ボール40の座標を検出し、これに対
応してCRTのカーソルを移動させる。
考案の効果 以上説明したようにこの考案によれば、構成部
品をユニツト化してボールハウジングに取り付け
ることができるから、組立作業が容易に行え、生
産性の向上に貢献できる。しかも、シヤフトガイ
ドがガイド部と遮光板を一体的に備えたものであ
るから、発光素子から受光素子に入射する光を通
過・遮蔽させるためのスリツト円板と遮光板の位
置合わせが高精度でかつ容易に行えるという効果
が得られる。また、シヤフトの軸受け部分である
シヤフトガイドのみを耐摺動性に優れた樹脂とし
たから、従来のようにボールハウジング全体を前
記比較的高価な樹脂にする場合よりも低コストで
すむという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
2図はこの実施例にて適用される座標入力装置の
要部を示す分解斜視図、第3図および第4図は組
立後の座標入力装置を示す斜視図、第5図は転動
ボール40とローラ12,62との接触状態を示
す説明図である。 40……転動ボール、60……変位検出機構、
61……スリツト円板、62……ローラ、63…
…シヤフト、64……シヤフトガイド、64a…
…ガイド部、64b……遮光板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 転動ボールの転動により当該転動ボールの座標
    を検出する座標入力装置の変位検出機構であつ
    て、 前記転動ボールの任意の一点に接触して回転す
    るローラと、 このローラと同期して回転され、かつ周縁側に
    周方向に併設されるスリツトを有するスリツト円
    板と、 前記ローラと前記スリツト円板とが固定される
    シヤフトと、 このシヤフトを回動自在に保持するシヤフトガ
    イドとを具備し、 かつ、前記シヤフトガイドは、前記シヤフトを
    保持するガイド部と、前記スリツト円板のスリツ
    トに合致するスリツトを有する遮光板とを一体的
    に具備していることを特徴とする座標入力装置の
    変位検出機構。
JP1985156003U 1985-10-11 1985-10-11 Expired JPH0337066Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985156003U JPH0337066Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985156003U JPH0337066Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6266342U JPS6266342U (ja) 1987-04-24
JPH0337066Y2 true JPH0337066Y2 (ja) 1991-08-06

Family

ID=31077213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985156003U Expired JPH0337066Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2600525Y2 (ja) * 1991-03-06 1999-10-12 アルプス電気株式会社 座標入力装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5977581A (ja) * 1982-10-26 1984-05-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 位置情報入力装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5977581A (ja) * 1982-10-26 1984-05-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 位置情報入力装置

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Publication number Publication date
JPS6266342U (ja) 1987-04-24

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