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JPH0335635B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0335635B2
JPH0335635B2 JP56119047A JP11904781A JPH0335635B2 JP H0335635 B2 JPH0335635 B2 JP H0335635B2 JP 56119047 A JP56119047 A JP 56119047A JP 11904781 A JP11904781 A JP 11904781A JP H0335635 B2 JPH0335635 B2 JP H0335635B2
Authority
JP
Japan
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radiation
digital
energy
signal
values
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP56119047A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5763464A (en
Inventor
Ii Shimon Uiriamu
Richaazu Dagurasu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BIKUTORIIN Inc
Original Assignee
BIKUTORIIN Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BIKUTORIIN Inc filed Critical BIKUTORIIN Inc
Publication of JPS5763464A publication Critical patent/JPS5763464A/ja
Publication of JPH0335635B2 publication Critical patent/JPH0335635B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/36Measuring spectral distribution of X-rays or of nuclear radiation spectrometry
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting
    • H05G1/265Measurements of current, voltage or power

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • X-Ray Techniques (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は放射線源、例えばX線管によつて放
射された放射線を解析するための装置、更に詳し
くはこの放射線解析を利用して放射線源に加えら
れた電圧の大きさを決定するようにしたその種の
装置に関する。
放射線発生装置、例えば医学診断用X線装置の
動作時には、放射された粒子(一般に光子)のネ
ルギーレベルが放射線の透過の深さ、放射線にさ
らされた人の危険レベルなどを決定するので、こ
のエネルギーレベルは重要である。放射線源によ
つて放射された放射線のエネルギーレベルは放射
線源に加えられる電圧に一般に直接関係してい
る。それゆえ、放射線源に加えられる電圧の大き
さを調整することによつて、放射される放射線の
エネルギーを調整することが実際上行われてき
た。
X線源が励振されている期間中に到達したピー
ク電圧によつてX線発生装置の電圧設定を指定す
るのが普通である。この電圧は、ピーク・キロボ
ルト電圧又はkVpと呼ばれ、放射線透過写真法に
関する指定事項として広く使用されている。X線
発生装置用の高電圧制御器はそれゆえ通常kVpを
用いて目盛を施されている。実際に加えられた
kVpとその読みを生じた制御器の設定値とを比較
することによつて高電圧制御器の目盛定めを時折
確認することが望ましい。これを行うためにはも
ちろん実際に加えられたkVpを測定することが必
要である。
これを行う一つの方法は放射線源に現れる電圧
を高電圧プローブで直接測定することである。理
論的には簡単であるけれども、この測定技術はこ
の電圧の大きさ(これは50キロボルトをかなり越
えることがある)のために実際上極めて困難であ
る。別の方法は放射線源から発出する放射線のピ
ークエネルギーの測定によつて印加kVpを間接的
に測定する方法である。
kVpの測定は印加電圧の波形が複雑であるため
に面倒である。理想的には、高電圧供給装置によ
つて放射線源に加えられた電圧は厳密に直流であ
つて、時間的に変化する成分を有しないものであ
ろう。この場合にはkVp及び直流電圧は同じもの
である。しかしながら、通常、放射線源を励振す
るのに使用される高電圧供給装置、大きさ及び周
波数についてかなり多数の種々の時間的に変化す
る成分を有する高電圧の直流電圧を与える。これ
は、例えば、種々の高電圧供給装置において与え
られる変動率の量が異なることがあり、ある高電
圧供給装置が単相電力線からの電力で動作するの
に対し他のものが三相電力線からの電力で動作す
ることがあるなどのためである。これらの場合に
はkVpは変化量だけ直流電圧とは異なることにな
る。測定技術はそれゆえkVpを直流と区別するこ
とができるか又は所与のX線装置に対して直流か
らkVpを推定するためのある種の装置を備えなけ
ればならない。
kVpを測定する一つの方法はジヤコブソン
(jacobson)外に与えられた米国特許第4097736
号に記載されている。この特許においては、複数
個の放射線検出器を備えていてそのそれぞれと放
射線源との間に関連の吸収体が配置されている装
置が設けられている。この放射線検出器の出力に
はアナログ・ピーク検出回路が接続されていて、
これが放射線検出器によつて与えられたピーク信
号を検出する。この装置はこの信号ピークを利用
して、kVpを表示する読出しを与える。
第2の方法は「診断用X線管電圧の実地測定方
法(A Method for Field Measurement of
Diagno−stic X−Ray Tube Potential)」と題
する論文に記載されているが、この論文は1973年
6月17日から21日まで米国フロリダ州マイアミ・
ビーチで行われた衛生物理学会の第18回年次大会
(The18th annual meeting of the Health
Pnysics Society in Miami Beach、Florida)
において口頭で発表されたものである。この論文
には二つの異なつた厚さの吸収体の背後で測定さ
れた放射線の強さの比に基づいてkVpを決定する
手法が記載されている。この論文は、この比と放
射線源のkVpとの間には直接の相関があることを
教示している。
上記従来例の装置のあるものは、放射線に露出
されたフイルムを現像する必要上測定に長時間を
要していた。また従来装置の殆どは信号処理手段
としてアナログピーク検出器を具備してアナログ
信号処理手段を採用していたので、高電圧供給装
置からの時間的に変化する成分を有する種種の波
形を識別することが困難であり、従つて得られた
信号のピーク電圧を正確に決定することができ
ず、更にはkVpを検出するまでに長時間を要して
いた。
本発明の目的は、これらの問題を解決してkVp
を正確にかつ直ちに検出できるようにするととも
に、高電圧発生装置のローデイング、電撃の危険
性を避ける事ができて使用が簡単な放射線エネル
ギー測定装置を提供することである。
本発明の測定装置は、放射線のピークエネルギ
ーを測定するために、第1及び第2のアナログ信
号を発生する第1及び第2の放射線検出手段、放
射線源と第1及び第2の放射線検出手段の間に配
置された第1及び第2の放射線検出手段、検出さ
れた第1及び第2のアナログ信号をデジタル化す
る第10及び第2のデジタル化手段、デジタル化さ
れた信号を記憶するデジタル記憶手段、及び記憶
されたデジタル信号をデジタル的に処理してピー
クエネルギーレベルを決定する処理手段、を設け
てこれにより放射線源に供給されたkVpを間接的
に高速かつ正確に測定できるようにしたものであ
る。なお、本発明の測定装置は、デジタル記憶手
段を設けているので、該手段に記憶された信号を
用いれば放射線エネルギー及び供給電圧のその他
の特性の解析を行う事も容易にできる。
この発明によれば、放射線エネルギーの出力が
時間とともに変化する放射線源によつて放射され
ている放射線のピークエネルギーを測定するため
の装置が設けられる。この装置には放射線源によ
つて放射された放射線の経路に配置されるように
構成された少なくとも二つの放射線検出器があつ
て、この各検出器はそれぞれ放射線の強さに対し
て既知の関係で変化する値を有するアナログ信号
を与える。各検出器には放射線吸収体が関係して
おり、この吸収体は対応する検出器と放射線源と
の間に配置されるよう構成されていて源から放射
された放射線の一部分を吸収する。各吸収体は異
なつた放射線吸収値を有しており、それぞれの場
合において、吸収体によつて吸収された放射線の
一部分は放射線のエネルギーとともに変化する。
二つの放射線検出器によつて与えられる第1及び
第2のアナログ信号に応答して対応する第1及び
第2のデイジタル信号を与える装置が設けられて
おり、この場合このデイジタル信号はそれぞれ、
アナログ信号の対応するものを表しかつこれとと
もに変化するデイジタル値を有している。規則的
な時間間隔で発生する各デイジタル信号のデイジ
タル値を記憶するためにデイジタル記憶装置が設
けられている。最後に、記憶されたデイジタル値
を処理して放射線源から放射された放射線のエネ
ルギーレベルを決定するために処理装置が設けら
れている。
この発明の別の態様によれば、出力放射線エネ
ルギーが時間とともに変化する放射線源によつて
放射された放射線を解析するための装置が与えら
れる、解析されるべき放射線によつて照射される
ように構成された放射線吸収体装置が設けられて
おり、これには異なつた吸収値を有する第1及び
第2の吸収体装置が含まれている。更に、第1及
び第2の放射線検出装置が設けられていて、それ
ぞれ第1及び第2の吸収体装置を透過した放射線
の一部分が検出され、かつそれぞれ検出された放
射線部分の時間的変化に従つて変化する値を有す
る対応する第1及び第2の電気信号が与えられ
る。この装置には更に、第1及び第2の電気信号
に応答して、これの比に従つて変化し、それゆえ
に時間的に変化する放射線エネルギーに従つて変
化する比信号を導き出し、この比信号を処理して
放射線源により放射された放射線を解析するよう
にする装置が含まれている。
この発明の前述及びその他の目的及び利点は添
付の図面に関連して行われる次の詳細な説明から
一層容易に明らかになるであろう。
この発明の説明を続ける前に、この発明による
装置の動作に関係のある原理のいくつかを復習す
ることがまず有益であろう。第1図についての次
の極めて簡単な論述から一層容易に理解されるよ
うに、二つの異なつた厚さの吸収体を通過する放
射線の強さの比は一般に吸収体を照射する放射線
のエネルギー、従つて放射線源に加えられた電圧
を直接表示している。
第1図においては放射線源S(これは、例えば
X線管でよい)が図示されており、これは高電圧
供給装置HVによつて電力を供給されている。放
射線源Sは強さI0の放射線ビームを放射する。吸
収体Aは放射線ビームの経路に配置されており、
厚さaを有している。吸収体Aの風下側における
ビームの強さをI1とすれば、 I1=I0e-ua (1) ただし、I0、I1、及びaは前述のように定着さ
れたものであり、又uは吸収体Aのエネルギー依
存吸収関数である。
今度は吸収体Aを厚さbの第2の吸収体で置き
換えると、その吸収体の向こう側における放射線
の強さはもちろん別の値I2となる。すなわち、 I2=I0e-ub (2) ここで式(1)を式(2)で割ると、 I1/I2=e-u(a-b) (3) 二つの吸収体の厚さの差(a−b)は一定であ
るので、I1対I2の比は吸収体A構成している特定
の物質の吸収関数uの値にのみ依存する。しかし
ながら、この吸収関数の値は入射放射線のエネル
ギーにのみ、従つて放射線源に加えられた電圧に
機能上依存するものと考えてよい。それゆえ、I1
対I2の比(以下、rと呼ぶ)は、放射線源に加え
らてた電圧を表示するものであつて、これに直接
相関させることができる。
これはもちろん関連のプロセスの著しく簡単に
した論じ方であり、主として吸収関数とビームの
強さ及びエネルギーとの間の関係が十分には定義
されていないために、すべての情況下でのシステ
ム動作を完全に正確に反映しているものではな
い。しかしながら、吸収関数の値が関心のあるエ
ネルギー範囲において急速に変化する吸収体を使
用すれば、これらの複雑な事項は大部分無視する
ことができる。
この一般的な原理こそは、第2図の放射線エネ
ルギー測定装置に利用されているものである。
次の説明はX線の解析及びそれの関連の源に大
いに関係するであろうが、しかし、その測定装置
は多くの異なつた形式の電離線の解析にも使用す
ることができる。
第2図においては放射線源SがX線管XSとし
て図示されており、これの両端には高電圧供給装
置HVによつて高電圧信号が加えられている。X
線管XSはX線のビームI0を放射する。このビー
ムの経路には二つの異なつた厚さa及びbを有す
る吸収体Aが装入されている。吸収体Aの二つの
厚さa及びbを透過した放射線の強さはそれぞれ
検出器10及び12によつて検出される。これら
の検出器はそれぞれヨウ化セシウムのシンチレー
シヨン結晶がホトダイオードに光学的に結合され
ている形式のものであることが望ましいであろう
が、その他の形式の検出器ももちろん使用するこ
とができると思われる。これらの検出器はこれに
入射する放射線の強さに直接関係した値のアナロ
グ出力信号を与える。従つて、それらの値を測定
してこれの比を求めることによつて、高電圧供給
装置HVによつてX線管XSに加えられた電圧に
直接相関させることができる比rを導き出すこと
ができる。更に、検出器出力に応答する装置がそ
れによつて与えられるピーク信号に応答する場合
には、これらのピーク値の比はkVp、すなわちX
線管XSに加えられたピーク電圧に対応する。前
に述べたように、このkVp値は広く使用されてお
り、関心の高いものである。
この発明の第2図の構成例においては、二つの
検出器の出力はデイジタル化されてデイジタル信
号の流れを形成し、その値がデイジタル記憶装置
に記憶され、そしてこの記憶された値が処理装置
によつて処理されてそのピーク値の比が決定され
かつこの比からX線源XSに加えられたkVpが決
定されるようになる。それゆえ第2図の装置には
検出器装置の出力をデイジタル化するための回路
16、及びこのデイジタル値を記憶しかつ処理す
るためのマイクロコンピユータ18がある。
回路16の目的は検出器10及び12のアナロ
グ出力を周期的に標本化してデイジタル化するこ
とであり、この目的のために、アナログ・デイジ
タル変換器26が設けられている。二つの検出器
10及び12の出力は交互にアナログ・デイジタ
ル変換器26に供給されてこれによつてデイジタ
ル化される。検出器10及び12の出力は標本化
保持回路28及び30並びに伝送ゲート32及び
34に接続されている。標本化・保持回路28及
び30はそれぞれの関連の検出器の出力を標本化
してこの標本化された値を一定レベルに維持する
が、その間変換器26はそのレベルを対応するデ
イジタル信号に変換中である。他方、伝送ゲート
はこれらの標本化されて保持された信号を一時に
一つの変換器26に通すために設けられている。
標本化・保持回路及び伝送ゲートの動作は、出
力端子に16kHzの方形波信号を与えるクロツク発
生回路36によつて制御される。分周回路38は
このクロツク信号を2分の1に分周して、その出
力端子に8kHzの方形波信号を与える。この8kHz
信号は二つの標本化・保持回路28及び30の制
御入力に直接供給される。
図示した構成例においては、標本化・保持回路
28及び30は8kHzクロツク信号の名前縁でト
リガされてそれらの対応する検出器出力を標本化
して保持する。すなわち、クロツクの名前縁で、
標本化・保持回路28及び30はそれぞれ、対応
する検出器の出力を標本化し、この標本化された
アナログ信号をそれの出力に転送して、次のクロ
ツク前縁が現れるまでその検出をその値に保持す
る。従つて、二つの検出器10及び12の出力は
二つの標本化・保持回路28及び30によつて同
時に標本化される。
伝送ゲート32及び34は、その制御入力に加
えられた論理信号が低い論理レベルにあるときに
は常に「開いて」おりかつ又この制御信号が高い
論理レベルを有するときには常に「閉じて」いる
ような普通の固体素子アナログスイツチであるこ
とが望ましいであろう。8kHzクロツク信号は伝
送ゲート32に直接加えられており、従つて標本
化・保持回路28の出力はクロツク信号が高論理
レベルにある期間中変換器26の入力に接続され
る。これに反して、伝送ゲート34には論理否定
回路40を介して8kHzクロツク信号が加えられ
ている。標本化・保持回路30の出力はそれゆえ
8kHzクロツク信号が低論理レベルにある期間中
変換器26の入力に接続される。このために、標
本化・保持回路28及び30の出力は交互にクロ
ツク半サイクル時に変換器26の入力に接続され
る。
アナログ・デイジタル変換器26は、伝送ゲー
ト及び標本化・保持回路のスイツチングと関係し
た過渡現象が安定してしまうようにクロツクサイ
クル中点においてトリガされてそのときその入力
にある信号をデイジタル値に変換する。この「変
換」信号はクロツク36の出力に与えられた16k
Hzクロツクを微分パルス形成回路42によつて微
分しかつ形成することによつて得られる。回路4
2は16kHzクロツク信号の後縁に応答して短いパ
ルスを発生し、このパルスが変換器26のトリガ
すなわち「変換」入力に加えられる。この変換パ
ルスを受けると、アナログ・デイジタル変換器は
そのときの入力に現れるアナログ値を対応するデ
イジタルワードに変換する。このデイタルワード
はそこでその出力に現れる。このようにして、ア
ナログデイジタル変換器26はその出力に一連の
デイジタルワードを与えるが、これらのワードは
交互に検出器10及び12の出力の値を表してい
る。
変換器26の出力は入力ポート44を介してマ
イクロコンピユータ18と接続される。この入力
ポートはシステム母線46と連絡しており、この
母線には通常のようにアドレス母線、データ母線
及び制御母線が含まれている。このシステム母線
は、マイクロプロセツサ48、記憶装置50、及
びキーボード・表示装置・インターフエース回路
52を含むマイクロコンピユータ18の種々の素
子を相互に接続している。
マイクロプロセツサ48は読取り専用記憶装置
(ROM)として知られている記憶装置50の固
定部分内に記憶されたプログラムの制御の下で動
作する。一般に、マイクロコンピユータ18の機
能は変換器26によつて与えられたデイジタル値
を記憶装置50のランダムアクセス部分
(RAM)に記憶し、次に記憶されたデータを処
理してkVp及びその他の事項を決定することであ
る。
X線管XSのkVp出力を決定したい場合には、
操作員がキーボード52上の適当なボタンを押す
ことによつてマイクロコンピユータ18を始動さ
せると、マイクロプロセツサ48が走査を開始す
る。このようにして始動した後、マイクロプロセ
ツサはデイジタル化回路16によつて与えられる
べき「開始」信号を持つことになる。この「開
始」信号は、X線管が励振されたときを決定する
ために標本化・保持回路30の出力を監視してい
る比較器54が得られる。更に明確には、比較器
54は、標本化・保持回路30の出力を、+V電
力供給装置の両端に直列に接続された抵抗58及
び60からなる分圧器によつて与えられる固定基
準電圧と比較する。この比較器は標本化・保持回
路30の出力がこの基準電圧を越えるとその出力
に低論理レベルを与える。比較器54の出力はマ
イクロプロセツサ48の「割込み」入力に接続さ
れている。
マイクロプロセツサ48はこの低い「割込み」
信号に応答してデータの収集を開始する。その後
アナログ・デイジタル変換器26が(やはりマイ
クロプロセツサ48の割込み入力に接続されてい
るEOC制御線62上に低論理レベル信号を与え
ることによつて)アナログ値のデイジタル値への
変換の完了したことをマイクロプロセツサ48に
知らせるたびごとに、マイクロプロセツサは変換
器26の出力を読み取つてそのデイジタルワード
を記憶装置50のRAM部分にロードする。これ
を行うために、マイクロプロセツサ48は入力ポ
ート44を使用可能にしてこれにより変換器26
の出力をシステム母線46に接続する。マイクロ
プロセツサは次に変換器26の出力を読み取つて
これを記憶装置50のランダムアクセス記憶装置
(RAM)内の記憶位置内に記憶する。変換器2
6の順次の出力は記憶装置50内の順次の記憶位
置に記憶される。データの収集はこのようにし
て、指定された数のデータ点が収集されたこと
(すなち、指定された数のデイジタル値が記憶装
置に記憶されたこと)をマイクロプロセツサ48
が決定するまで続けられる。
収集されたデータは第4図に例示されたものの
ような形態を有するであろう。第4図において波
形D1は検出器10の出力を表し、又波形D2は検
出器12の出力を表す(これは拡大されて、すな
わち4倍にされて示されている)。これらの波形
から明らかなように、収集されたデイジタルデー
タは対応するアナログ信号を有効に変換するのに
必要な時間量よりはるかに短い期間において収集
された多数のデータ点を実質上表示している。こ
れらのデイジタル信号はそれゆえ完全にアナログ
検出器出力信号の特徴を表している。
データ収集ルーチンを完了した後、マイクロプ
ロセツサはデータの解析を続ける。マイクロプロ
セツサはまずデータの走査して、波形D1のデー
タ点のそれぞれを波形D2の対応するデータ点で
除算する。これによつて得られた一連の比の値は
記憶装置のRAM部分の別々の順次のブロツク内
に記憶される。これらの値によつて表された波形
「r」は第4図に表示されている。マイクロプロ
セツサは次に比のデータ点を走査して最大値を測
定する。前に述べたように、この最大の比の値は
高電圧供給装置HVによつてX線管XSに加えら
れたkVp直接相関し得るものである。実際第4図
の波形rは放射線エネルギーの波形、従つて高電
圧供給装置HVによつてX線管XSに加えられた
電圧の波形とすばらしく一致する。
実際の最大比値は一般に、記憶された比値の最
初のピークにおいて発生するものである。これは
明らかに高電圧供給装置が最初にオンになつたと
きに瞬時的に定常状態の動作電圧を「行き過ぎ
る」傾向があることに起因する。この「行過ぎ」
ピークは定常状態のkVpを正確に表していないの
で、マイクロプロセツサ48は記憶されたr値に
おける最初のいくつかのピークを無視するように
プログラムされている。実際、マイクロプロセツ
サは、特定のピーク(例えば、記憶されたr値に
おける第3ピーク)の値を測定してそのピーク値
(又は任意の一群の選択されたピーク値)をkVp
決定のために利用するようにプログラムすればよ
い。
この最大比値は、やはり記憶装置50内に記憶
された探索表を用いて対応するkVp値と相関させ
ることができる。この探索表はkVp値が知られて
いる校正された放射線源の出力を監視するために
第2図の装置を利用して経験的に導き出されてい
るものである。所望ならば、この探索表には比較
的少数のkVp値及びその関連のr値を含ませて、
探索表のデータ点間を自動的に補間するようにマ
イクロプロセツサをプログラムしてもよい。
しかしながら、現在望ましいのは、その代りに
数学的関係式(例えば、一般化された双曲線のよ
うな)を記憶装置内に記憶して、その関係式を選
択してr値を対応するkVp値に数学的に関係させ
るようにし、その結果単にそのr値を関係式に入
れることによつて対応するkVp値を決定すること
ができるようにすることである。この関係式の係
数は一般化された関係式の係数を、やはり前述の
ようにして校正済み放射線源から得られた経験的
なデータと合わせることによつて決定されたもの
である。
この係数はもちろん使用されている吸収体の厚
さ及び材質に依存する。異なつた情況下では異な
つた吸収体対を使用して広範囲のX線エネルギー
レベルについて装置を使用することができるよう
にすることが一般に望ましいであろう。異なつた
組の吸収体はそれぞれ特有の関連した組の係数を
もつているので、どの組の係数が使用されている
かについてマイクロプロセツサに知らせるために
ある種の装置を設けなければならない。
これは、使用中の吸収体対を識別するコードを
操作員がキーボード52により入力するか、又は
吸収体対自体を符号化しておいて吸収体対が装置
に設置されるとどの吸収体対が設置されたかを識
別するコードをマイクロコンピユータ18に自動
的に入力するようにすることによつて行うことが
できる。このいずれの場合においても、マイクロ
プロセツサはコードを利用して関係の係数を探
し、この係数、r値及び記憶された関数関係式に
基づいてkVp値を計算することになる。これによ
つて得られたkVp値は回路52に出力されて操作
員に表示されることになる。
記憶装置50内に記憶されたr波形は高電圧供
給装置HVによつてX線管XSに加えられた電圧
と対応するので、マイクロプロセツサは又単にこ
のr波形又は検出器出力波形を解析することによ
つて高電圧供給装置の特性解析を与えることがで
きる。例えば、マイクロプロセツサは既知の期間
内に発生するピークの数を数えて、X線管XSに
高電圧信号を発生させている電力線の相の数を表
示することができる。同様にマイクロプロセツサ
はこのr波形のピークと谷との差を測定してこれ
をキロボルト電圧の読みと相関させることによつ
てこの電圧信号における「リプル」の大きさを測
定することができる。
このような特性診断の外に、記憶装置内の波形
の記憶を用いて、マイクロプロセツサはkVp以外
の放射線の特性、例えば平均放射強さなどを測定
することができる。更に、これらの測定機能の二
つ以上を行うために操作員がX線装置で複数回
「撮影」(露出)を行うことは必要でなく、同じ記
憶データを異なつた測定機能のすべてに使用する
ことができる。
このように、二つの検出器10及び12の出力
デイジタル化して記憶することによつて装置の診
断及び測定能力が広範囲に適用されるようにな
る。
これまでの発明を望ましい構成例について説明
してきたけれども、特許請求の範囲において規定
されたところのこの発明の精神及び範囲から逸脱
することなく構成部分の種々の再配置及び改変を
行うことができることは察知されるであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の原理を理解するのに有効な
源及び吸収体の概略的説明図である。第2図はこ
の発明の教示による放射線エネルギー測定装置の
概略的構成図である。第3図は第2図の装置の動
作を理解するのに有効なタイミング図である。第
4図は第2図の装置によつて得られたデータのグ
ラフ表示である。 これらの図面において、XSはX線管(放射線
源)、Aは吸収体、10及び12は検出器、16
はデイジタル化回路、18はマイクロコンピユー
タ、48はマイクロプロセツサ、50は記憶装置
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 出力放射線エネルギーが時間とともに周期的
    に変化する放射線源によつて放射される放射線の
    ピークエネルギーを決定するための放射線エネル
    ギー測定装置において、 前記放射線によつて放射される放射線の経路に
    配置され、前記放射線の強度に対して既知の関係
    で変化する値を有する第1及び第2のアナログ信
    号をそれぞれ生じる少なくとも第1及び第2の放
    射線検出手段、 それぞれが前記放射線の対応する部分を吸収す
    るための放射線吸収手段であつて、該吸収手段の
    それぞれは前記放射線源と前記第1及び第2の検
    出手段の対応するものとの間に配置され、前記吸
    収される放射線部分は放射線のエネルギーに応じ
    て変化し、かつ該吸収手段はそれぞれ異なる放射
    線吸収値を有している少なくとも第1及び第2の
    放射線吸収手段、 前記第1及び第2のアナログ信号に応答して、
    放射線レベルが実質的に変化するのに必要とされ
    る時間よりも短い規則的な時間間隔で前記信号を
    サンプリングしかつデジタル化し、それにより前
    記第1及び第2のアナログ信号の一方の対応する
    ものを表すとともに該アナログ信号に応じて変化
    するデジタル値を有する第1及び第2のデジタル
    信号を発生する第1及び第2のデジタル化手段、 前記放射エネルギーの複数の周期に渡つて得ら
    れた前記デジタル信号のデジタル値を記憶するた
    めのデジタル記憶手段、及び 前記記憶されたデジタル値をデジタル的に処理
    して前記放射線のピークエネルギーレベルを決定
    する処理手段、 とを具備していることを特徴とする放射線エネル
    ギー測定装置。 2 前記記憶されたデジタル値を処理する処理手
    段は、前記第1のデジタル信号のそれぞれを前記
    第2のデジタル信号の対応するもので除算して前
    記出力放射線エネルギーの前記時間変化を表示し
    かつこの時間変化とともに変化する値を有する比
    デジタル信号を発生する除算手段、及び該比デジ
    タル信号を解析して前記出力放射線エネルギーを
    決定する解析手段とから構成されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の装置。 3 前記放射線源は、高電圧電気信号が供給され
    るX線管で構成され、該高電圧電気信号のkVpが
    前記放射線エネルギーのピークを決定しており、
    かつ前記比デジタル信号を解析する解析手段は前
    記比デジタル信号からkVpを決定する手段で構成
    されている事を特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の装置。 4 前記処理手段は、プログラム式コンピユータ
    手段で構成されており、該コンピユータ手段は除
    算のための前記除算手段としてかつ解析のための
    前記解析手段として機能するようにプログラムさ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の装置。 5 前記放射線源は、高電圧電気信号が供給され
    るX線管で構成され、該高電圧電気信号の大きさ
    は前記出力放射線のエネルギーに直接関連してお
    り、前記比デジタル信号を解析する前記解析手段
    は前記比デジタル信号の対応する特性を解析する
    ことによつて前記高電圧電気信号の特性を解析す
    る手段で構成されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載の装置。 6 出力放射線エネルギーが時間とともに周期的
    に変化する放射線源によつて放射される放射線の
    ピークエネルギーを決定するための放射線エネル
    ギー測定装置において、 前記放射線によつて放射される放射線の経路に
    配置され、前記放射線の強度に対して既知の関係
    で変化する値を有する第1及び第2のアナログ信
    号をそれぞれ生じる少なくとも第1及び第2の放
    射線検出手段、 それぞれが前記放射線の対応する部分を吸収す
    るための放射線吸収手段であつて、該吸収手段の
    それぞれは前記放射線源と前記第1及び第2の検
    出手段の対応するものとの間に配置され、前記吸
    収される放射線部分は放射線のエネルギーに応じ
    て変化し、かつ該吸収手段はそれぞれ異なる放射
    線吸収値を有している少なくとも第1及び第2の
    放射線吸収手段、 前記第1及び第2のアナログ信号に応答して、
    放射線レベルが実質的に変化するのに必要とされ
    る時間よりも短い規則的な時間間隔で前記信号を
    サンプリングしかつデジタル化し、それにより前
    記第1及び第2のアナログ信号の一方の対応する
    ものを表すとともに該アナログ信号に応じて変化
    するデジタル値を有する第1及び第2のデジタル
    信号を発生する第1及び第2のデジタル化手段、 前記デジタル信号のそれぞれデジタル値を記憶
    するためのデジタル記憶手段、及び 前記記憶されたデジタル値を処理し、2つのデ
    ジタル信号の比の値の最初に現れるピークの後に
    生じるピーク値の比の値を発生する処理手段、 とを具備していることを特徴とする放射線エネル
    ギー測定装置。
JP11904781A 1980-07-29 1981-07-29 Radiant energy measuring apparatus Granted JPS5763464A (en)

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AU7309381A (en) 1982-02-04
EP0045156A1 (en) 1982-02-03
DE3166326D1 (en) 1984-10-31
JPS5763464A (en) 1982-04-16

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