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JPH0334525Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0334525Y2
JPH0334525Y2 JP1985137279U JP13727985U JPH0334525Y2 JP H0334525 Y2 JPH0334525 Y2 JP H0334525Y2 JP 1985137279 U JP1985137279 U JP 1985137279U JP 13727985 U JP13727985 U JP 13727985U JP H0334525 Y2 JPH0334525 Y2 JP H0334525Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
valve
shaft
cylinder
passageway
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985137279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6245475U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985137279U priority Critical patent/JPH0334525Y2/ja
Publication of JPS6245475U publication Critical patent/JPS6245475U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0334525Y2 publication Critical patent/JPH0334525Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主として水道用配管に用いられる弁装
置に関するものである。
〔従来技術〕
水道管の水を、例えば蛇口と瞬間湯沸器、浄水
器、浴槽等とに給水する分岐バルブは、例えば実
開昭58−14554号公報に示されている。この分岐
バルブは、水栓本体に給水管を接続するための給
水口と、吐水口と、らせん管を接続する分岐管と
を備え、また水栓本体内には、その上部に設けた
ハンドルと連動するスピンドルを配設している。
そして水栓本体の上部に設けたハンドルの操作に
よりスピンドルを上動させて給水管の水を吐水口
から吐水させ、下動して止水するようになつてい
る。また給水管はスピンドルの内部に設けた通水
路を介して分岐管内と連通しており、スピンドル
の上、下動に関係なく給水管の水は分岐管から吐
水するようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、従来の分岐バルブは、吐水口から水
を供給でき、また吐水口からの水を止めることが
できるが、分岐管からの水を止めることができな
い。したがつて、分岐管側に漏水箇所が生じた場
合には、漏水し続けるという欠点がある。そのた
め、漏水の発生を考慮して分岐管側には別のバル
ブを設ける必要があり設備費及び設備工事のコス
トが高いという問題がある。
本考案は斯かる問題に鑑み、入水部へ供給した
水を、第1出水部及び第2出水部から出水でき、
各出水部ごとに止水できる弁装置を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る弁装置は、入水部へ供給した水
を、第1出水部及び第2出水部から出水し得る弁
装置において、前記入水部及び第1出水部を連通
させる連通路を内部に設けている弁筐と、前記連
通路を開閉する弁体と、該弁体を先端部に取付け
てあり、前記連通路に連通すべく内部に設けてい
る通水路、該通水路と連通しており周壁に設けた
開口部及び前記先端部に設けており、前記通水路
を開閉する栓体を備え、弁筐に螺合し弁筐内の弁
座に対して螺進移動せしめられる筒軸と、該筒軸
内に一端部が筒軸と一体的に回転すべく摺嵌され
ており、前記栓体を開閉動作させるべく軸方向に
摺動せしめられる弁軸と、周壁に前記開口部と連
通する通水孔を設けており、筒軸の周囲に臨ませ
て弁筐に固定されるべき内筒と、前記通水孔及び
前記第2出水部を連通させる外筒とを備えること
を特徴とする。
〔実施例〕
以下本考案をその実施例を示す図面に基づき具
体的に説明する。
第1図は本考案に係る弁装置の斜視図、第2図
は同じく縦断面図、第3図は筒軸の拡大正面図、
第4図は弁体の拡大断面図であり、図中1は入水
部たる水道管、2は第1出水部たる蛇口、3は第
2出水部たる瞬間湯沸器等への給水管、4は本考
案に係る弁装置を示している。水道管1からの水
は弁装置4における摘子17aの回転操作によつ
て蛇口2に、またこの摘子17aの軸方向へのプ
ツシユ操作によつて給水管3へも給水し得るよう
になつている。なお給水管3は第1図から明らか
な如く蛇口2の延在方向と直交する方向に形成さ
れるが、第2図では便宜上同じ方向に示してあ
る。弁装置4は玉形の弁筐11を備えており、内
部は弁座11bを有する仕切壁11aにて上、下
に区画され、下部空室11dは水道管1に連結す
る接続管12に、また上部空室11uは蛇口2に
夫々連通せしめられるようになつている。弁筐1
1はその上部空室11uの上方が開口せしめられ
ており、この開口に面して弁筐11と一体に短円
筒部13が延設されており、この短円筒部13を
通して先端に弁体15を装着した筒軸18、弁軸
17が装入され、また短円筒部13の外側に内筒
19、外筒20が装着されている。
弁体15は内径が略一様な円筒形に形成され、
内側が通水路15aとなつており、常時は栓体1
6にて閉鎖されている。弁体15の下端部寄りの
外周にはフランジ15bが設けられ、このフラン
ジ15bより下端側は仕切壁11aに設けた弁座
11b中央の孔11cの直径よりも若干小さい直
径に形成され、ここに弁座11bと接離する弾性
リング15cがその一部をフランジ15bに被せ
た状態で嵌着せしめられている。
また弁体におけるフランジ15bより上方の直
径は後述する筒軸18の内径と略等しく、ここに
形成した螺条を用いてフランジ15bの上面を弾
性リング15cの上端部を介して筒軸18の下端
面に押し付けた状態で筒軸18の内周面下端に形
成した螺条と螺合させ、筒軸18に対して着脱可
能に一体的に固定されている。
栓体16は通水路15aの直径よりも若干大き
い円板16aと押え具16cとの間にOリング1
6bを挟持して形成され、押え具16cの上面中
央に立設された軸16dの上端を通水路15a、
コイルばね16e、ばね受板16fを通してその
上方に突出させ、ナツト16gにてばね受板16
fに固定してある。コイルばね16eは弁体15
の上端とばね受板16fとの間に介在せしめられ
て常時拡圧力を蓄勢されており、栓体16のOリ
ング16bを弁体15下端に形成した弁座15d
に圧接させ、通水路15aを閉鎖するように位置
し、弁軸17にて軸16dが下方に押し下げられ
ると栓体16が第2図に破線で示す如く下降し通
水路15aを開放するようになつている。
弁軸17は上端に摘子17aを備えており、下
半分を筒軸18の上端に回動、並びに軸方向への
摺動可能に摺嵌せしめられている。弁軸17の筒
軸18内に摺嵌せしめられている部分には凹溝を
形成してここに筒軸18の内周面との隙間を封止
するOリング17bが嵌め込まれ、またその下方
には周面の2個所に筒軸18のL形ガイド孔18
b,18bに挿入させるピン17c,17cを突
設せしめてあり、更に下端末は前記栓体16に設
けた軸16dの上端に圧接せしめられている。
筒軸18の周壁に開口されているガイド孔18
bは第3図に示す如く正面視でL形に形成されて
おり、従つてこれにピン17cを挿入させた弁軸
17はこれを回転させるとこれと一体的に筒軸1
8を回転させて弁座11bに対して弁体15、具
体的には弾性リング15cを接離させ、また弁軸
17を軸方向に移動させるとピン17cが第3図
に実線で示す位置にあるときは栓体16にて通水
路15aを閉鎖し、また第3図に破線で示す位置
にあるときは栓体16が押し下げられて通水路1
5aを開放するようになつている。
筒軸18は外径が略一様な円筒形に形成され、
内側を通水路18aとしてあり、下端寄りの外周
面には螺条18cが成され、この螺条18cを弁
筐11の短円筒部13内面に形成した螺条13a
に螺合せしめた状態で下端部を弁筐11内に貫通
させ、ここに固定した弁体15を弁座11bに臨
ませてあり、前記弁軸17が回転せしめられると
螺進移動により弁体15を弁座11bに接離せし
めるようになつている。
筒軸18内の通水路18aはその下端部にて弁
体15の通水路15aの上端と連通し、また上端
部は通水孔を兼ねる前述したガイド孔18bに連
通せしめてあり、栓体16が押し下げられて通水
路15aが開放されると、弁筐11内の水が通水
路15a,18aを経てガイド孔18bから内筒
19の通水孔19bに向けて通流せしめるように
してある。
内筒19は上半分が内、外形とも小さく、下半
分が内、外形とも大きくした円筒形に形成されて
おり、内面の段差18eと弁筐11の短円筒部1
3との間に座金13b、ゴムリング13c、Oリ
ング13dを介在させ、下半分の内周面に形成し
た螺条にて弁筐11の短円筒部13の外周面に形
成してある螺条に螺合せしめ、弁筐11に対して
一体的に固定してある。また内筒19の上半分の
内径は筒軸18の外径よりも若干大きく、筒軸1
8のガイド孔18bと対向する位置に通水路19
aが設けられ、またこの通水路19aに面する部
分の筒軸18の周壁には周方向の複数個所に通水
孔19bが開口せしめられ、ガイド孔18bを経
た水は通水路19aから通水孔19bを経て外筒
20との間に形成されている通水路20a内に流
れるようにしてある。
19c,19dは内筒19と筒軸17、外筒2
0との間に形成された通水路19a,20aを封
止するOリングである。外筒20は円筒形であつ
て周壁の一部に通水孔20bが設けられ、この通
水孔20aに面して固定した口金20cには瞬間
湯沸器への給水管3が袋ナツト20dを用いて接
続されるようになつている。外筒2は内筒19の
外側にその上方から外嵌せしめられており、内筒
19の上端に袋ナツト21を螺合緊締せしめるこ
とにより袋ナツト21の下端周縁部にて外筒20
が圧下せしめられるようになつている。
外筒20の内周面下端寄りの位置には段差20
fが形成され、内筒19の外周面下端寄りに形成
した段差19fと対向しており、外筒20が圧下
せしめられるとその段差20fが段差19fと直
接又は図示しないパツキンを介して圧接し、水密
構造が得られるようになつている。
而して上述した如く本案装置にあつては第2図
に示す如く弁体15を弁筐11内の弁座11bに
当接せしめた状態、即ち蛇口2への給水を停止し
ている状態において、瞬間湯沸器側への給水を行
う場合には弁軸17を下方に押し下げる。これに
よつて弁軸17の下端がナツト16gをコイルば
ね16eに抗して下方に押し下げ、軸16dにて
栓体16が破線で示す如く位置して弁体15先端
に通水路15aが開口せしめられ、水道管1から
の水は下部空室11dから通水路15a,18
a、ガイド孔18b、通水路19a、通水孔19
b、通水路20a、通水孔20bを経て給水管3
への給水が行われる。
このまま給水管3への給水を継続する場合は弁
軸17を回転し、そのピン17cを第3図におい
てガイド孔18bの水平部内に移動せしめれば弁
軸17は押し下げ状態に維持され、給水が継続さ
れる。なおこの状態で更に蛇口2へも給水を行う
場合は弁軸17をそのまま回転させればよく、ピ
ン17cにて筒軸18も一体的に回転せしめら
れ、螺条18cにて筒軸18が上方に移動し、弁
体15が弁座11bから離反し、蛇口2側へも同
時に給水が行なわれる。
また、給水管3への給水を停止するときは弁軸
17を第3図で矢符方向に回転し、ピン17cを
破線で示す位置からガイド孔18bにおける垂直
部に移動させ、そのまま離せば栓体16付属のコ
イルばね16eにて弁軸17が押し上げられ、第
2図に示す如く栓体16が弁体15の通水路15
aを閉鎖し給水管3への給水は遮断される。
なお、本実施例では第1出水部は蛇口、第2出
水部は瞬間湯沸器等への給水管としたが、それに
限定するものではなく、第1出水部及び第2出水
部を夫々蛇口としてもよい。
〔効果〕 以上詳述したように、本考案の弁装置は、入水
部に供給した水を、第1出水部及び第2出水部か
ら出水でき、また第1出水部及び第2出水部の水
を夫々止水することができる。したがつて、出水
部側に漏水箇所が発生しても漏水し続ける虞れは
全くない。したがつて、従来のように漏水したと
きに止水するための別個のバルブを出水部側に設
ける必要がなく、設備費及び設備工事のコストダ
ウンを図り得る等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置を蛇口と他の給水管との分岐
点に設けた構成を示す斜視図、第2図は同じく縦
断面図、第3図は筒軸の正面図、第4図は弁体の
拡大断面図である。 1……水道管、2……蛇口、3……給水管、4
……弁装置、11……弁筐、11a……仕切壁、
11b……弁座、11c……孔、13……短円筒
部、15……弁体、15a……通水路、15c…
…弾性材、16……栓体、16a……円板、16
c……押え具、16b……Oリング、16d……
軸、16e……コイルばね、16f……ばね受
板、17……弁軸、17c……ピン、18……筒
軸、18a……通水路、18b……ガイド孔、1
8c……螺条、19……内筒、19a……通水
路、19b……通水孔、20……外筒、20a…
…通水路、20b……通水孔、20c……口金、
21……袋ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入水部へ供給した水を、第1出水部及び第2出
    水部から出水し得る弁装置において、 前記入水部及び第1出水部を連通させる連通路
    を内部に設けている弁筐と、前記連通路を開閉す
    る弁体と、該弁体を先端部に取付けてあり、前記
    連通路に連通すべく内部に設けている通水路、該
    通水路と連通しており周壁に設けた開口部及び前
    記先端部に設けており、前記通水路を開閉する栓
    体を備え、弁筐に螺合し弁筐内の弁座に対して螺
    進移動せしめられる筒軸と、該筒軸内に一端部が
    筒軸と一体的に回転すべく摺嵌されており、前記
    栓体を開閉動作させるべく軸方向に摺動せしめら
    れる弁軸と、周壁に前記開口部と連通する通水孔
    を設けており、筒軸の周囲に臨ませて弁筐に固定
    されるべき内筒と、前記通水孔及び前記第2出水
    部を連通させる外筒とを備えることを特徴とする
    弁装置。
JP1985137279U 1985-09-06 1985-09-06 Expired JPH0334525Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985137279U JPH0334525Y2 (ja) 1985-09-06 1985-09-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985137279U JPH0334525Y2 (ja) 1985-09-06 1985-09-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6245475U JPS6245475U (ja) 1987-03-19
JPH0334525Y2 true JPH0334525Y2 (ja) 1991-07-22

Family

ID=31041184

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JP1985137279U Expired JPH0334525Y2 (ja) 1985-09-06 1985-09-06

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814554B2 (ja) * 1976-07-30 1983-03-19 清水建設株式会社 泥水シ−ルド工法における排水方法とずり分離装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6030524Y2 (ja) * 1981-07-21 1985-09-12 株式会社カクダイ製作所 水栓分岐装置

Patent Citations (1)

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JPS5814554B2 (ja) * 1976-07-30 1983-03-19 清水建設株式会社 泥水シ−ルド工法における排水方法とずり分離装置

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JPS6245475U (ja) 1987-03-19

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