JPH0332377Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0332377Y2 JPH0332377Y2 JP1983143649U JP14364983U JPH0332377Y2 JP H0332377 Y2 JPH0332377 Y2 JP H0332377Y2 JP 1983143649 U JP1983143649 U JP 1983143649U JP 14364983 U JP14364983 U JP 14364983U JP H0332377 Y2 JPH0332377 Y2 JP H0332377Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- smoke
- screen
- wire
- weight
- seat plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、常時は天井部に収納されて、火災時
等の非常時に煙感知機等に連動して自重降下し
て、非煙通路を形成して煙が拡散するのを遮断す
る防煙スクリーンに関するものである。
等の非常時に煙感知機等に連動して自重降下し
て、非煙通路を形成して煙が拡散するのを遮断す
る防煙スクリーンに関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題]
一般に、この種防煙スクリーンは、非常時に自
重降下により一気に落下するため、天井が比較的
低い部屋に設置するとその直下にいた人の頭を直
撃してしまう危険性があり、また、落下の衝撃に
よりスクリーン巻取軸を変形させてしまう恐れが
有ることから、スクリーンの落下速度を規制する
必要が有る。
重降下により一気に落下するため、天井が比較的
低い部屋に設置するとその直下にいた人の頭を直
撃してしまう危険性があり、また、落下の衝撃に
よりスクリーン巻取軸を変形させてしまう恐れが
有ることから、スクリーンの落下速度を規制する
必要が有る。
ところで従来、スクリーンの落下速度を規制す
るようにしたものとして、例えば、実開昭53−
34135号公報に開示されたものの如く、スクリー
ン巻取軸にスプリングバランサを連動連結して、
その回動速度を規制させるよう構成されたものが
知られているが、その機能が充分活用されるよう
天井面に長手方向長尺状に設けられることの多い
防煙スクリーンにあつては、長手寸法や繰り出し
寸法が取付け現場によつて種々異なり、従つて、
スクリーン自体の重量や落下速度、落下の衝撃も
当然異なつてくるために、落下速度を規制するス
プリングを種々用意したり、また、スプリングの
巻数の調整等、装置自体が大がかりなものとなる
ばかりか、現場ごとに対応した装置を製作しなけ
ればならないという欠点があつた。
るようにしたものとして、例えば、実開昭53−
34135号公報に開示されたものの如く、スクリー
ン巻取軸にスプリングバランサを連動連結して、
その回動速度を規制させるよう構成されたものが
知られているが、その機能が充分活用されるよう
天井面に長手方向長尺状に設けられることの多い
防煙スクリーンにあつては、長手寸法や繰り出し
寸法が取付け現場によつて種々異なり、従つて、
スクリーン自体の重量や落下速度、落下の衝撃も
当然異なつてくるために、落下速度を規制するス
プリングを種々用意したり、また、スプリングの
巻数の調整等、装置自体が大がかりなものとなる
ばかりか、現場ごとに対応した装置を製作しなけ
ればならないという欠点があつた。
また、実開昭55−32736号公報に開示されたも
のの如く、パイプ座板の側端部に設けられ、中央
が太く両側が傾斜状に細くなる筒状のワイヤード
ラムに巻装されたワイヤーの一端を開閉機に、他
端を地面に連結して、筒状ワイヤードラムの巻径
の変化により落下速度を規制するよう構成された
ものが知られているが、このものはワイヤードラ
ムが側方に突出しているため、複雑な形状をした
専用のガイドレールを製作しなければならないば
かりか、ワイヤーを地面に連結させてあるため、
通行の邪魔となり、従つて防煙スクリーンを複数
連設して設けることができないなどの欠点を有し
ていた。
のの如く、パイプ座板の側端部に設けられ、中央
が太く両側が傾斜状に細くなる筒状のワイヤード
ラムに巻装されたワイヤーの一端を開閉機に、他
端を地面に連結して、筒状ワイヤードラムの巻径
の変化により落下速度を規制するよう構成された
ものが知られているが、このものはワイヤードラ
ムが側方に突出しているため、複雑な形状をした
専用のガイドレールを製作しなければならないば
かりか、ワイヤーを地面に連結させてあるため、
通行の邪魔となり、従つて防煙スクリーンを複数
連設して設けることができないなどの欠点を有し
ていた。
[問題を解決するための手段]
本考案は、これらの実情に鑑み、これらの欠点
を解消すべく創案されたものであつて、その目的
とするところは、常時は建築物天井部等に設けら
れた収納部に収納されて、火災時等の非常時に自
重降下する防煙スクリーンであつて、前記収納部
には、ワイヤー繰り出し機構と該繰り出し機構に
連動してワイヤーの繰り出し速さを規制する調速
機構とで構成された緩衝装置を、長手方向所定間
隔を存して複数設け、該緩衝装置から繰り出され
るワイヤーを、前記自重降下に連動して作動すべ
く前記防煙スクリーンの下端部に設けられた座板
に連結せしめたことを特徴とするものである。
を解消すべく創案されたものであつて、その目的
とするところは、常時は建築物天井部等に設けら
れた収納部に収納されて、火災時等の非常時に自
重降下する防煙スクリーンであつて、前記収納部
には、ワイヤー繰り出し機構と該繰り出し機構に
連動してワイヤーの繰り出し速さを規制する調速
機構とで構成された緩衝装置を、長手方向所定間
隔を存して複数設け、該緩衝装置から繰り出され
るワイヤーを、前記自重降下に連動して作動すべ
く前記防煙スクリーンの下端部に設けられた座板
に連結せしめたことを特徴とするものである。
そして本考案はこの構成によつて、取付け現場
によつて長手寸法や繰り出し寸法、或いはスクリ
ーン自体の重量や落下速度、落下の衝撃などが異
なる場合であつても、緩衝装置そのものの構成を
何ら変更することなく、適宜間隔を設けて認意の
個所に取付けるのみで、防煙スクリーン全体の適
正な落下バランスを保持できるすることができる
緩衝装置付き防煙スクリーンを提供することを目
的としたものである。
によつて長手寸法や繰り出し寸法、或いはスクリ
ーン自体の重量や落下速度、落下の衝撃などが異
なる場合であつても、緩衝装置そのものの構成を
何ら変更することなく、適宜間隔を設けて認意の
個所に取付けるのみで、防煙スクリーン全体の適
正な落下バランスを保持できるすることができる
緩衝装置付き防煙スクリーンを提供することを目
的としたものである。
[実施例]
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。1は防煙スクリーン装置を構成する不燃材
よりなる布であつて、該布1は、その下端側がパ
イプ状の座板2に、押え板2aで押えられてリベ
ート2bで固定されており、上端側は天井内部に
設けたケース9内に連結固定されていて座板2に
巻装されてケース蓋6上に積置された状態で収納
されている。
する。1は防煙スクリーン装置を構成する不燃材
よりなる布であつて、該布1は、その下端側がパ
イプ状の座板2に、押え板2aで押えられてリベ
ート2bで固定されており、上端側は天井内部に
設けたケース9内に連結固定されていて座板2に
巻装されてケース蓋6上に積置された状態で収納
されている。
3は緩衝装置であつて、該緩衝装置3は、ワイ
ヤー5の繰り出し機構を構成する回転可能な巻取
ドラム19と、調速機構を構成するガバナー(遠
心ブレーキ)装置26とより成り、両機構は伝達
歯車21,22,23,24,25を介して連動
連結されている。そして、前記巻取ドラム19に
は、その外周面部にワイヤー5が巻装されてお
り、またその内面部に常時巻取側に付勢する渦巻
ばね20が内装されている。一方、ガバナー装置
26は、遠心力で内壁面26aに当接する回転可
能な一対のブレーキシユー26b,26bと、該
ブレーキシユー26b,26bを停止状態で常時
内壁面26aへの当接状態を解除離間するよう圧
縮側へ付勢するコイルバネ26c,26cとによ
つて構成されている。そして、ガバナー装置から
繰り出されるワイヤー5の先端部を筒状のワイヤ
取付金具27に連結し、該ワイヤ取付金具27を
ベアリング28介して回動可能に座板2に嵌装し
て、緩衝装置3を収納ケース9の内部に装着して
ある。さらに、第4図における実施例では、例え
ば巻取軸に巻装した状態から繰り出される防煙ス
クリーンが長尺状に納められる場合において、前
記緩衝装置3を適宜間隔を存して複数設け、これ
ら各緩衝装置3,3…から繰り出されるワイヤー
5,5…を防煙スクリーンの座板2に連結固定し
たものである。この場合の緩衝装置3の配置構成
は、左右均等に配置することが望ましいことは言
うまでもない。
ヤー5の繰り出し機構を構成する回転可能な巻取
ドラム19と、調速機構を構成するガバナー(遠
心ブレーキ)装置26とより成り、両機構は伝達
歯車21,22,23,24,25を介して連動
連結されている。そして、前記巻取ドラム19に
は、その外周面部にワイヤー5が巻装されてお
り、またその内面部に常時巻取側に付勢する渦巻
ばね20が内装されている。一方、ガバナー装置
26は、遠心力で内壁面26aに当接する回転可
能な一対のブレーキシユー26b,26bと、該
ブレーキシユー26b,26bを停止状態で常時
内壁面26aへの当接状態を解除離間するよう圧
縮側へ付勢するコイルバネ26c,26cとによ
つて構成されている。そして、ガバナー装置から
繰り出されるワイヤー5の先端部を筒状のワイヤ
取付金具27に連結し、該ワイヤ取付金具27を
ベアリング28介して回動可能に座板2に嵌装し
て、緩衝装置3を収納ケース9の内部に装着して
ある。さらに、第4図における実施例では、例え
ば巻取軸に巻装した状態から繰り出される防煙ス
クリーンが長尺状に納められる場合において、前
記緩衝装置3を適宜間隔を存して複数設け、これ
ら各緩衝装置3,3…から繰り出されるワイヤー
5,5…を防煙スクリーンの座板2に連結固定し
たものである。この場合の緩衝装置3の配置構成
は、左右均等に配置することが望ましいことは言
うまでもない。
4は開放装置であつて、該開放装置4は図示し
ないが煙感知機の信号又は手動操作によつて作動
し、ケース9内部に設けた引張スプリング16に
よつて付勢されたラツチ掛け金具11を作動させ
るようになつている。そして、このラツチ掛け金
具11は、ケース9の蓋6に設けられた鉤ラツチ
12に係止されており、開放装置4が作動する
と、引張スプリング16の反発力によつてラツチ
掛け金具11が回動し、鉤ラツチ12との係止が
解除されるようになつている。また、鉤ラツチ1
2の上部には連結棒13が設けられていて、この
連結棒13は、ケース9が長尺となつて鉤ラツチ
12を複数設けた場合に、これら鉤ラツチ12,
12…を同時に作動できるように各鉤ラツチ1
2,12…に連結されていて、ケース9の上部か
ら断面逆U字状の支持部に設けたローラ14上に
支持されて摺動するようになつている。
ないが煙感知機の信号又は手動操作によつて作動
し、ケース9内部に設けた引張スプリング16に
よつて付勢されたラツチ掛け金具11を作動させ
るようになつている。そして、このラツチ掛け金
具11は、ケース9の蓋6に設けられた鉤ラツチ
12に係止されており、開放装置4が作動する
と、引張スプリング16の反発力によつてラツチ
掛け金具11が回動し、鉤ラツチ12との係止が
解除されるようになつている。また、鉤ラツチ1
2の上部には連結棒13が設けられていて、この
連結棒13は、ケース9が長尺となつて鉤ラツチ
12を複数設けた場合に、これら鉤ラツチ12,
12…を同時に作動できるように各鉤ラツチ1
2,12…に連結されていて、ケース9の上部か
ら断面逆U字状の支持部に設けたローラ14上に
支持されて摺動するようになつている。
一方、鉤ラツチ12が設けられた側とは反対側
のケース9の蓋6には、丁番7,7…が設けられ
ていて、鉤ラツチ12がラツチ掛け金具11から
係止解除されると蓋6が自重回動して開放される
ようになつている。
のケース9の蓋6には、丁番7,7…が設けられ
ていて、鉤ラツチ12がラツチ掛け金具11から
係止解除されると蓋6が自重回動して開放される
ようになつている。
15は方縁スクリーンが自重降下した際に座板
2及び布1を円滑に導くためのガイドレールであ
る。
2及び布1を円滑に導くためのガイドレールであ
る。
[作 用]
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、いま火災時等の非常時に煙感知機の作動に連
動して開放装置4が作動すると、ラツチ掛け金具
11の鉤ラツチ12との係止状態が解除されてケ
ース9の蓋6が丁番7を支点として下方に自重回
動する。そして、蓋6の回動と同時に蓋6に積置
状態で収納されている座板2の自重降下によつて
布1が展張されるのであるが、本実施例における
防煙スクリーンでは、前記ケース9内に設けられ
た緩衝装置3より繰り出されるワイヤー5の先端
部が座板2に連結されているため、座板2の落下
速度が一定の速さ以上になるとガバナー(遠心ブ
レーキ)装置26のブレーキシユー26b,26
bが遠心力により内壁面26aへ回転当接し、落
下速度が調速され緩衝されることとなる。従つ
て、防煙スクリーンが長手寸法や繰り出し寸法が
取付け現場によつて種々異なり、防煙スクリーン
自体の重量や落下速度、落下の衝撃が異なつたと
しても、緩衝装置3そのものの構成を何ら変更す
ることなく、長さ、重量等を勘案して適宜間隔を
設けて認意の個所に取付けるのみの簡単な構成に
よつて、従来のように、スクリーン巻取軸にスプ
リングバランサを連動連結して、落下速度を規制
するためのスプリングを種々用意したり、スプリ
ングの巻数の調整等、装置自体が大がかりなもの
となつたり、また現場ごとに対応した装置を製作
したりする必要が一切なくなるばかりか、防煙ス
クリーンを複数連設して設ける場合であつても、
ワイヤードラムが座板側方に突出しているために
複雑な形状をした専用のガイドレールを製作する
必要がなくなり、またワイヤーを地面に連結する
することもないから、通行の邪魔となることもな
く、従つて、製作面、作業面での省力化を図るこ
とができ、しかも、個々の現場納まりに何ら影響
を受けず、また防煙機能を何ら損なうことなく、
防煙スクリーン全体の適正な落下バランスを保持
できるすることができる緩衝装置付き防煙スクリ
ーンを提供することができる。
て、いま火災時等の非常時に煙感知機の作動に連
動して開放装置4が作動すると、ラツチ掛け金具
11の鉤ラツチ12との係止状態が解除されてケ
ース9の蓋6が丁番7を支点として下方に自重回
動する。そして、蓋6の回動と同時に蓋6に積置
状態で収納されている座板2の自重降下によつて
布1が展張されるのであるが、本実施例における
防煙スクリーンでは、前記ケース9内に設けられ
た緩衝装置3より繰り出されるワイヤー5の先端
部が座板2に連結されているため、座板2の落下
速度が一定の速さ以上になるとガバナー(遠心ブ
レーキ)装置26のブレーキシユー26b,26
bが遠心力により内壁面26aへ回転当接し、落
下速度が調速され緩衝されることとなる。従つ
て、防煙スクリーンが長手寸法や繰り出し寸法が
取付け現場によつて種々異なり、防煙スクリーン
自体の重量や落下速度、落下の衝撃が異なつたと
しても、緩衝装置3そのものの構成を何ら変更す
ることなく、長さ、重量等を勘案して適宜間隔を
設けて認意の個所に取付けるのみの簡単な構成に
よつて、従来のように、スクリーン巻取軸にスプ
リングバランサを連動連結して、落下速度を規制
するためのスプリングを種々用意したり、スプリ
ングの巻数の調整等、装置自体が大がかりなもの
となつたり、また現場ごとに対応した装置を製作
したりする必要が一切なくなるばかりか、防煙ス
クリーンを複数連設して設ける場合であつても、
ワイヤードラムが座板側方に突出しているために
複雑な形状をした専用のガイドレールを製作する
必要がなくなり、またワイヤーを地面に連結する
することもないから、通行の邪魔となることもな
く、従つて、製作面、作業面での省力化を図るこ
とができ、しかも、個々の現場納まりに何ら影響
を受けず、また防煙機能を何ら損なうことなく、
防煙スクリーン全体の適正な落下バランスを保持
できるすることができる緩衝装置付き防煙スクリ
ーンを提供することができる。
[考案の効果]
以上要するに、本考案によれば、常時は建築物
天井部等に設けられた収納部に収納されて、火災
時等の非常時に自重降下する防煙スクリーンであ
つて、前記収納部には、ワイヤー繰り出し機構と
該繰り出し機構に連動してワウヤーの繰り出し速
さを規制する調速機構とで構成された緩衝装置
を、長手方向所定間隔を存して複数設け、該緩衝
装置から繰り出されるワイヤーを、前記自重降下
に連動して作動すべく前記防煙スクリーンの下端
部に設けられた座板に連結せしめたものであるか
ら、長手寸法や繰り出し寸法等が取付け現場によ
つて種々異なり、防煙スクリーン自体の重量や落
下速度、落下の衝撃が異なつたとしても、緩衝装
置そのものの構成を何ら変更することがなくなつ
て、長さ、重量等を勘案して適宜間隔を設けて認
意の個所に取付けるのみの簡単な構成によつて行
え、従つて、緩衝装置自体を大がかりなものとな
つたり、いちいち現場ごとに対応した製作を強い
られたりすることを一切不要にし得て、種々の防
煙スクリーンに適用できるようになり、しかも、
防煙スクリーンを複数連設して設ける場合であつ
ても、殊更専用のガイドレールを製作したり、通
行人の邪魔となることもなくなつて、個々の現場
納まりに何ら影響を受けず、かつ、防煙機能を何
ら損なうことなく防煙スクリーン全体の適正な落
下バランスを保持し得るばかりか、製作面、作業
面での省力化が図れる等、極めて有効な作用効果
を奏するものである。
天井部等に設けられた収納部に収納されて、火災
時等の非常時に自重降下する防煙スクリーンであ
つて、前記収納部には、ワイヤー繰り出し機構と
該繰り出し機構に連動してワウヤーの繰り出し速
さを規制する調速機構とで構成された緩衝装置
を、長手方向所定間隔を存して複数設け、該緩衝
装置から繰り出されるワイヤーを、前記自重降下
に連動して作動すべく前記防煙スクリーンの下端
部に設けられた座板に連結せしめたものであるか
ら、長手寸法や繰り出し寸法等が取付け現場によ
つて種々異なり、防煙スクリーン自体の重量や落
下速度、落下の衝撃が異なつたとしても、緩衝装
置そのものの構成を何ら変更することがなくなつ
て、長さ、重量等を勘案して適宜間隔を設けて認
意の個所に取付けるのみの簡単な構成によつて行
え、従つて、緩衝装置自体を大がかりなものとな
つたり、いちいち現場ごとに対応した製作を強い
られたりすることを一切不要にし得て、種々の防
煙スクリーンに適用できるようになり、しかも、
防煙スクリーンを複数連設して設ける場合であつ
ても、殊更専用のガイドレールを製作したり、通
行人の邪魔となることもなくなつて、個々の現場
納まりに何ら影響を受けず、かつ、防煙機能を何
ら損なうことなく防煙スクリーン全体の適正な落
下バランスを保持し得るばかりか、製作面、作業
面での省力化が図れる等、極めて有効な作用効果
を奏するものである。
図面は本考案に係る緩衝装置付き防煙スクリー
ンの一実施例を示したものであつて、第1図は布
の収納状態と展張状態を示す縦断面図、第2図お
よび第4図は緩衝装置から繰り出されるワイヤー
の座板への取付け説明図、第3図は布の座板への
取付け状態を示す要部説明図、第5図は緩衝装置
の内部機構を示す平面図、第6図は第5図の−
断面図である。 図中、1は(防煙スクリーン装置の)布、2は
座板、3は緩衝装置、4は開放装置、5はワイヤ
ー、6は蓋、7は丁番、8は丁番取付け板、9は
収納ケース、10はボルト、11はラツチ掛け金
具、12は駒ラツチ、13は連結棒、14はロー
ラ、15はガイドレール、16は引つ張りスプリ
ング、17はケース、18は固定軸、19は巻取
ドラム、20は渦巻バネ、21,22,23,2
4,25は歯車、26はガバナー(調速)装置、
26aは内壁面、26bはブレーキシユー、26
cはコイルバネである。
ンの一実施例を示したものであつて、第1図は布
の収納状態と展張状態を示す縦断面図、第2図お
よび第4図は緩衝装置から繰り出されるワイヤー
の座板への取付け説明図、第3図は布の座板への
取付け状態を示す要部説明図、第5図は緩衝装置
の内部機構を示す平面図、第6図は第5図の−
断面図である。 図中、1は(防煙スクリーン装置の)布、2は
座板、3は緩衝装置、4は開放装置、5はワイヤ
ー、6は蓋、7は丁番、8は丁番取付け板、9は
収納ケース、10はボルト、11はラツチ掛け金
具、12は駒ラツチ、13は連結棒、14はロー
ラ、15はガイドレール、16は引つ張りスプリ
ング、17はケース、18は固定軸、19は巻取
ドラム、20は渦巻バネ、21,22,23,2
4,25は歯車、26はガバナー(調速)装置、
26aは内壁面、26bはブレーキシユー、26
cはコイルバネである。
Claims (1)
- 常時は建築物天井部等に設けられた収納部に収
納されて、火災時等の非常時に自重降下する防煙
スクリーンであつて、前記収納部には、ワイヤー
繰り出し機構と該繰り出し機構に連動してワイヤ
ーの繰り出し速さを規制する調速機構とで構成さ
れた緩衝装置を、長手方向所定間隔を存して複数
設け、該緩衝装置から繰り出されるワイヤーを、
前記自重降下に連動して作動すべく前記防煙スク
リーンの下端部に設けられた座板に連結せしめた
ことを特徴とする緩衝装置付き防煙スクリーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14364983U JPS6052857U (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | 緩衝装置付防煙スクリ−ン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14364983U JPS6052857U (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | 緩衝装置付防煙スクリ−ン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6052857U JPS6052857U (ja) | 1985-04-13 |
JPH0332377Y2 true JPH0332377Y2 (ja) | 1991-07-09 |
Family
ID=30320588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14364983U Granted JPS6052857U (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | 緩衝装置付防煙スクリ−ン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6052857U (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS565901B2 (ja) * | 1972-01-07 | 1981-02-07 | ||
JPS5553032Y2 (ja) * | 1976-08-31 | 1980-12-09 | ||
JPS5917314Y2 (ja) * | 1978-08-25 | 1984-05-21 | 三和シヤツタ−工業株式会社 | 防煙スクリ−ンの巻上装置 |
-
1983
- 1983-09-19 JP JP14364983U patent/JPS6052857U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6052857U (ja) | 1985-04-13 |
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