JPH0330531A - Fm受信装置 - Google Patents
Fm受信装置Info
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- JPH0330531A JPH0330531A JP16502989A JP16502989A JPH0330531A JP H0330531 A JPH0330531 A JP H0330531A JP 16502989 A JP16502989 A JP 16502989A JP 16502989 A JP16502989 A JP 16502989A JP H0330531 A JPH0330531 A JP H0330531A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- ratio
- output
- demodulator
- band
- Prior art date
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- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、例えば衛星放送受信用のBSチューナ等に
用いられるFM受信装置に関する。
用いられるFM受信装置に関する。
この発明は、例えば衛星放送受信用のBSチューナ等に
用いられるFM受信装置において、受信されたFM信号
の信号強度を検知し、この検知出力により可変帯域制限
フィルタの帯域幅をコントロールし、可変帯域制限フィ
ルタを介された受信号をFM復調器に供給して復調を行
うことにより、受信信号のC/N比に対する復調信号の
S/N比の特性を改善するようにしたものである。
用いられるFM受信装置において、受信されたFM信号
の信号強度を検知し、この検知出力により可変帯域制限
フィルタの帯域幅をコントロールし、可変帯域制限フィ
ルタを介された受信号をFM復調器に供給して復調を行
うことにより、受信信号のC/N比に対する復調信号の
S/N比の特性を改善するようにしたものである。
衛星放送では、12GHz帯の搬送波を、映像信号と音
声PCM信号副搬送波とが周波数分割多重化された信号
でFM変調して送信している。FM変調は、AM変調に
比べて電波の占有帯域幅が広(なるが、伝送中のひずみ
の発生が少な(、干渉波の妨害を受けにくい。そして、
FM変調信号は、受信側で同じS/N比の復調出力を得
るのに少ない送信電力で良いという利点がある。このこ
とから、衛星放送ではFM変調が採用されている。
声PCM信号副搬送波とが周波数分割多重化された信号
でFM変調して送信している。FM変調は、AM変調に
比べて電波の占有帯域幅が広(なるが、伝送中のひずみ
の発生が少な(、干渉波の妨害を受けにくい。そして、
FM変調信号は、受信側で同じS/N比の復調出力を得
るのに少ない送信電力で良いという利点がある。このこ
とから、衛星放送ではFM変調が採用されている。
ところで、FM変調信号は、受信信号のC/N比がある
値より低くなると、復調信号のS/N比が急激に悪くな
るという特徴がある。復調信号のS/N比が急激に悪化
し始めるC/N比のレベルは、スレショルドレベルと呼
ばれている。FM変調信号を受信する場合、このスレシ
ョルドレベルを下げていくことが望まれる。
値より低くなると、復調信号のS/N比が急激に悪くな
るという特徴がある。復調信号のS/N比が急激に悪化
し始めるC/N比のレベルは、スレショルドレベルと呼
ばれている。FM変調信号を受信する場合、このスレシ
ョルドレベルを下げていくことが望まれる。
このようなスレショルドレベルの改善には、PLL方式
等の追跡フィルタ方式のFM復調器を用いることが有効
であることが知られている。
等の追跡フィルタ方式のFM復調器を用いることが有効
であることが知られている。
つまり、第6図はFM復調信号におけるC/N比とS/
N比との関係を示すものである。第6図において、横軸
が受信信号のC/N比を示し、縦軸が復調信号のS/N
比を示すものである。
N比との関係を示すものである。第6図において、横軸
が受信信号のC/N比を示し、縦軸が復調信号のS/N
比を示すものである。
第6図において、AIOが帰還ループのない通常のFM
復調器を用いた場合の特性である。第6図に示すように
、FM復調器を用いた場合、受信信号のC/N比がスレ
シッルドレベルTHIO以上の時には、受信信号のC/
N比と復調信号のS/N比とは略比例する。受信信号の
C/N比がスレショルドレベルTHIO以下になると、
復調信号のS/N比が急激に悪化する。
復調器を用いた場合の特性である。第6図に示すように
、FM復調器を用いた場合、受信信号のC/N比がスレ
シッルドレベルTHIO以上の時には、受信信号のC/
N比と復調信号のS/N比とは略比例する。受信信号の
C/N比がスレショルドレベルTHIO以下になると、
復調信号のS/N比が急激に悪化する。
第6図において、AllはPLL方式等の追跡フィルタ
方式のFM復調器を用いた場合の特性である。PLL方
式等の追跡フィルタ方式のFM復調器を用いた場合、ス
レショルドレベルがTHllに下がり、スレショルドレ
ベルの改善が図れる。
方式のFM復調器を用いた場合の特性である。PLL方
式等の追跡フィルタ方式のFM復調器を用いた場合、ス
レショルドレベルがTHllに下がり、スレショルドレ
ベルの改善が図れる。
PLL方式等の追跡フィルタ方式のFM復調器を用いる
ことで、上述したように、スレショルドレベルが下げら
れる。したがって、C/N比がスレショルドレベル以下
の場合の復調信号のS/N比を改善することができる。
ことで、上述したように、スレショルドレベルが下げら
れる。したがって、C/N比がスレショルドレベル以下
の場合の復調信号のS/N比を改善することができる。
しかしながら、第6図に示すように、PLL方式等の追
跡フィルタ方式のFM復調器を用いても、C/N比がス
レショルドレベル以上の場合の復調信号のS/N比は、
帰還ループのない通常のFM復調器を用いた場合の特性
と同じである。このように、PLL方式等の追跡フィル
タ方式のFM復調器を用いた場合、スレショルドレベル
の改善は図れるが、C/N比がスレショルドレベル以下
の場合には、復調信号のS/N比の改善が行えない。
跡フィルタ方式のFM復調器を用いても、C/N比がス
レショルドレベル以上の場合の復調信号のS/N比は、
帰還ループのない通常のFM復調器を用いた場合の特性
と同じである。このように、PLL方式等の追跡フィル
タ方式のFM復調器を用いた場合、スレショルドレベル
の改善は図れるが、C/N比がスレショルドレベル以下
の場合には、復調信号のS/N比の改善が行えない。
したがって、この発明の目的は、スレショルドレベルの
改善が図れるFM受信装置を提供することにある。
改善が図れるFM受信装置を提供することにある。
この発明の他の目的は、スレショルドレベル以上の場合
でも、復調信号のS/N比の改善が行えるFM受信装置
を提供することにある。
でも、復調信号のS/N比の改善が行えるFM受信装置
を提供することにある。
(課題を解決するための手段〕
この発明は、受信されたFM信号より受信信号の強度を
検知する検知手段7と、 FM信号を受け、所定の帯域成分を取り出す可変帯域制
服フィルタ6と、 検知手段7の出力により可変帯域制限フィルタ6の帯域
幅をコントロールする制御手段9と、可変帯域制限フィ
ルタ6を通過して信号が入力されるFM復調器lOと、 を備えてなるFM受信装置である。
検知する検知手段7と、 FM信号を受け、所定の帯域成分を取り出す可変帯域制
服フィルタ6と、 検知手段7の出力により可変帯域制限フィルタ6の帯域
幅をコントロールする制御手段9と、可変帯域制限フィ
ルタ6を通過して信号が入力されるFM復調器lOと、 を備えてなるFM受信装置である。
FM受信信号の信号帯域幅は、C/N比に応じて変化し
てくる。すなわち、C/N比が高い場合には信号帯域幅
が広く、C/N比が低くなると、これに伴って信号帯域
幅が狭くなる。
てくる。すなわち、C/N比が高い場合には信号帯域幅
が広く、C/N比が低くなると、これに伴って信号帯域
幅が狭くなる。
一方、受信信号中のノイズスペクトラムは一様に広がっ
ている。そして、FM復調器10に入力されるノイズ量
は、可変帯域制限フィルタ6の通過帯域幅に比例する。
ている。そして、FM復調器10に入力されるノイズ量
は、可変帯域制限フィルタ6の通過帯域幅に比例する。
このことから、受信信号のC/N比に応じて可変帯域制
限フィルタ6の通過帯域幅を制御し、信号帯域以外の帯
域の信号成分を除去するようにすれば、受信信号のC/
N比に対する復調信号のS/N比の特性を改善できる。
限フィルタ6の通過帯域幅を制御し、信号帯域以外の帯
域の信号成分を除去するようにすれば、受信信号のC/
N比に対する復調信号のS/N比の特性を改善できる。
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
する。
第1図において、BSアンテナlで、衛星から送られて
きた12Gl(Z帯の信号が受信される。この受信信号
は、搬送波を映像信号と音声PCM信号副搬送波とが周
波数分割多重化された信号でFM変調した信号である。
きた12Gl(Z帯の信号が受信される。この受信信号
は、搬送波を映像信号と音声PCM信号副搬送波とが周
波数分割多重化された信号でFM変調した信号である。
この受信信号がBSコンバータ2に供給される。BSコ
ンバータ2で、受信信号がIGHz帯のBS−中間周波
信号に変換される。
ンバータ2で、受信信号がIGHz帯のBS−中間周波
信号に変換される。
BSコンバータ2の出力がアンプ3を介して混合回路4
に供給される。混合回路4には局部発振回路5から局部
発振信号が供給される。混合回路4で、1GHz帯のB
S−中間周波信号が400M七帯の第2中間周波信号に
変換される。
に供給される。混合回路4には局部発振回路5から局部
発振信号が供給される。混合回路4で、1GHz帯のB
S−中間周波信号が400M七帯の第2中間周波信号に
変換される。
混合回路4の出力が可変帯域制限回路6に供給されると
ともに、C/N比検出回路7及び周波数検出回路8に供
給される。
ともに、C/N比検出回路7及び周波数検出回路8に供
給される。
C/N比検出回路7は、受信信号のC/N比を検出する
ものである。C/N比検出回路7としては、受信信号の
搬送波レベルを検出する構成としても、受信信号中のノ
イズレベルを検出する構成としても良い、また、搬送波
レベルとノイズレベルとを検出する構成としても良い。
ものである。C/N比検出回路7としては、受信信号の
搬送波レベルを検出する構成としても、受信信号中のノ
イズレベルを検出する構成としても良い、また、搬送波
レベルとノイズレベルとを検出する構成としても良い。
搬送波レベルは、信号帯域内の信号レベルを検波すれば
検出できる。ノイズレベルは、信号帯域外の信号レベル
を検波すれば検出できる。C/N比検出回路7の出力が
コントローラ9に供給される。
検出できる。ノイズレベルは、信号帯域外の信号レベル
を検波すれば検出できる。C/N比検出回路7の出力が
コントローラ9に供給される。
周波数検出回路8は、中間周波数からのズレを検出する
ものである。この周波数検出回路8は、例えばFM検波
器で構成できる。周波数検出回路日の出力が局部発振回
路5に供給されるとともに、コントローラ9に供給され
る。局部発振回路5の発振周波数は、周波数検出回路8
の出力により制御される。これにより、AFC制御がな
される。
ものである。この周波数検出回路8は、例えばFM検波
器で構成できる。周波数検出回路日の出力が局部発振回
路5に供給されるとともに、コントローラ9に供給され
る。局部発振回路5の発振周波数は、周波数検出回路8
の出力により制御される。これにより、AFC制御がな
される。
コントローラ9から、受信信号のC/N比及び中間周波
数からのズレに応じた制御信号が出力される。コントロ
ーラ9の出力が可変帯域制限フィルタ6に供給される。
数からのズレに応じた制御信号が出力される。コントロ
ーラ9の出力が可変帯域制限フィルタ6に供給される。
可変帯域制限フィルタ6は、受信信号のC/N比に応じ
てその通過帯域幅が制御される。また、可変帯域制限フ
ィルタ6の通過帯域の中心周波数は、周波数検出回路8
で検出された中間周波数からのズレに応じて制御される
。
てその通過帯域幅が制御される。また、可変帯域制限フ
ィルタ6の通過帯域の中心周波数は、周波数検出回路8
で検出された中間周波数からのズレに応じて制御される
。
すなわち、可変帯域制限フィルタ6の通過帯域幅は、C
/N比が高い時には広くされ、C/N比が低い時には狭
くされる。例えばC/N比が30dBなら可変帯域制限
フィルタ6の通過帯域幅は33M七程度、C/N比が2
0dBなら可変帯域制限フィルタ6の通過帯域幅は30
MHz程度、C/N比が10dBなら可変帯域制限フィ
ルタ6の通過帯域幅は27MHz程度に設定される。そ
して、その通過帯域の中心周波数が混合回路4の出力信
号の中心周波数と一致するように制御される。
/N比が高い時には広くされ、C/N比が低い時には狭
くされる。例えばC/N比が30dBなら可変帯域制限
フィルタ6の通過帯域幅は33M七程度、C/N比が2
0dBなら可変帯域制限フィルタ6の通過帯域幅は30
MHz程度、C/N比が10dBなら可変帯域制限フィ
ルタ6の通過帯域幅は27MHz程度に設定される。そ
して、その通過帯域の中心周波数が混合回路4の出力信
号の中心周波数と一致するように制御される。
可変帯域制限フィルタ6の出力がFM復調器lOに供給
される。FM復調器10で、映像信号及び音声PCM信
号副搬送波が復調される。FM復調器10としては、帰
還ループの無い構成のものを用いても良いし、PLL方
式のような追跡フィルタ方式のものを用いても良い。こ
の復調信号が出力端子11から出力される。
される。FM復調器10で、映像信号及び音声PCM信
号副搬送波が復調される。FM復調器10としては、帰
還ループの無い構成のものを用いても良いし、PLL方
式のような追跡フィルタ方式のものを用いても良い。こ
の復調信号が出力端子11から出力される。
ところで、FM信号では、受信信号のC/N比に対して
復調信号のS/N比が急激に悪化するレベルがある。こ
のレベルは、スレショルドレベルと呼ばれる。
復調信号のS/N比が急激に悪化するレベルがある。こ
のレベルは、スレショルドレベルと呼ばれる。
この発明の一実施例では、C/N比に応じてその通過帯
域幅が制御される可変帯域制限フィルタ6が設けられて
いる。このため、スレショルドレベルの改善がはかれる
。また、この発明の一実施例では、C/N比がスレショ
ルドレベル以上の場合の復調信号のS/N比についても
、改善をすることが可能である。
域幅が制御される可変帯域制限フィルタ6が設けられて
いる。このため、スレショルドレベルの改善がはかれる
。また、この発明の一実施例では、C/N比がスレショ
ルドレベル以上の場合の復調信号のS/N比についても
、改善をすることが可能である。
つまり、第2図A〜第2図Cは、それぞれ、CZN比3
0dB、C/N比20dB、C/N比10dBの場合の
FM変調受信信号のスペクトラムを示すものである。
0dB、C/N比20dB、C/N比10dBの場合の
FM変調受信信号のスペクトラムを示すものである。
第2図A〜第2図Cに示すように、FM変調受信信号の
信号帯域幅は、C/N比に応じて変化してくる。例えば
C/N比30dBでは信号帯域幅f、が33MHzであ
り、C/N比2odBでは信号帯域幅f、が30MHz
であり、C/N比10dBでは信号帯域幅r、が27M
Hzである。
信号帯域幅は、C/N比に応じて変化してくる。例えば
C/N比30dBでは信号帯域幅f、が33MHzであ
り、C/N比2odBでは信号帯域幅f、が30MHz
であり、C/N比10dBでは信号帯域幅r、が27M
Hzである。
一方、受信信号中のノイズスペクトラムは一様に広がっ
ている。そして、FM復調器10に入力されるノイズ量
は、可変帯域制限フィルタ6の通通帯域幅に比例する。
ている。そして、FM復調器10に入力されるノイズ量
は、可変帯域制限フィルタ6の通通帯域幅に比例する。
このことから、受信信号のC/N比に応じて可変帯域制
服フィルタ6の通過帯域幅を制御し、信号帯域以外の帯
域の信号成分を除去するようにすれば、受信信号のC/
N比に対する復調信号のS/N比の特性を改善できる。
服フィルタ6の通過帯域幅を制御し、信号帯域以外の帯
域の信号成分を除去するようにすれば、受信信号のC/
N比に対する復調信号のS/N比の特性を改善できる。
この発明の一実施例では、C/N比検出回路7で受信信
号中のC/N比が検出され、このC/N比に応じて可変
帯域制限フィルタ6の帯域が制御される。
号中のC/N比が検出され、このC/N比に応じて可変
帯域制限フィルタ6の帯域が制御される。
すなわち、C/N比30dBの場合には、可変帯域制限
フィルタ6が第3図Aに示すような特性とされる。これ
により、第4図Aに示すように、FM復調器10には、
C/N比30dBの場合の受信信号の信号帯域f1以外
の信号成分が除去された信号が入力される。
フィルタ6が第3図Aに示すような特性とされる。これ
により、第4図Aに示すように、FM復調器10には、
C/N比30dBの場合の受信信号の信号帯域f1以外
の信号成分が除去された信号が入力される。
C/N比20dBの場合には、可変帯域制限フィルタ6
が第3図已に示すような特性とされる。
が第3図已に示すような特性とされる。
これにより、第4図Bに示すように、FM復調器10に
は、C/N比20dBの場合の受信信号の信号帯域f2
以外の信号成分が除去された信号が人力される。
は、C/N比20dBの場合の受信信号の信号帯域f2
以外の信号成分が除去された信号が人力される。
C/N比10dBの場合には、可変帯域制服フィルタ6
が第3図Cに示すような特性とされる。
が第3図Cに示すような特性とされる。
これにより、第4図Cに示すように、FM復調器IOに
は、C/N比10dBの場合の受信信号の信号帯域f3
以外の信号成分が除去された信号が入力される。
は、C/N比10dBの場合の受信信号の信号帯域f3
以外の信号成分が除去された信号が入力される。
これにより、受信信号のC/N比に対する復調信号のS
/N比の特性を改善できる。
/N比の特性を改善できる。
第5図は、この発明の一実施例におけるC/N比とS/
N比との関係を、従来のFM復調器におけるC/N比と
S/N比との関係と比較して示したものである。第5図
において、横軸が受信信号のC/N比を示し、縦軸が復
調信号のS/N比を示すものである。第5図において、
A1が従来のFM復調器におけるC/N比とS/N比と
の関係を示し、A2がこの発明の一実施例におけるC/
N比とS/N比との関係を示している。
N比との関係を、従来のFM復調器におけるC/N比と
S/N比との関係と比較して示したものである。第5図
において、横軸が受信信号のC/N比を示し、縦軸が復
調信号のS/N比を示すものである。第5図において、
A1が従来のFM復調器におけるC/N比とS/N比と
の関係を示し、A2がこの発明の一実施例におけるC/
N比とS/N比との関係を示している。
第5図に示すように、この発明の一実施例のスレショル
ドレベルTH2は、従来のFMI調器のスレショルドレ
ベルT)Ifに比べて低くなり、スレショルドレベルの
改善がはかれる。また、従来のFM復調器のスレショル
ドレベル781以上のC/N比でも、C/N比とS/N
比との関係を改善できる。このように、この発明の一実
施例では、スレショルドレベルの改善ばかりでなく、ス
レショルドレベル781以上のC/N比でも、C/N比
とS/N比との改善がはかれる。
ドレベルTH2は、従来のFMI調器のスレショルドレ
ベルT)Ifに比べて低くなり、スレショルドレベルの
改善がはかれる。また、従来のFM復調器のスレショル
ドレベル781以上のC/N比でも、C/N比とS/N
比との関係を改善できる。このように、この発明の一実
施例では、スレショルドレベルの改善ばかりでなく、ス
レショルドレベル781以上のC/N比でも、C/N比
とS/N比との改善がはかれる。
なお、FM復調器10としてPLL方式のような追跡フ
ィルタ方式を用いれば、更にスレショルドレベルの改善
がはかれる。
ィルタ方式を用いれば、更にスレショルドレベルの改善
がはかれる。
この発明によれば、受信信号のC/N比に応じて可変帯
域制限フィルタ6の通過帯域幅を制御して信号帯域以外
の帯域の信号成分を除去することで、受信信号のC/N
比に対する復調信号のS/N比の特性が改善される。こ
れにより、スレショルドレベルの改善がはかれるととも
に、スレショルドレベル以上のC/N比でも、受信信号
のC/N比に対すると復調信号のS/N比の特性の改善
がはかれる。
域制限フィルタ6の通過帯域幅を制御して信号帯域以外
の帯域の信号成分を除去することで、受信信号のC/N
比に対する復調信号のS/N比の特性が改善される。こ
れにより、スレショルドレベルの改善がはかれるととも
に、スレショルドレベル以上のC/N比でも、受信信号
のC/N比に対すると復調信号のS/N比の特性の改善
がはかれる。
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はこ
の発明の一実施例の説明に用いるスペクトラム図、第3
図はこの発明の一実施例における可変帯域制限フィルタ
の説明に用いる周波数特性図2第4図はこの発明の一実
施例の説明に用いるスペクトラム図、第5図はこの発明
の一実施例の説明に用いるグラフ、第6図は従来のFM
復調器の説明に用いるグラフである。 図面における主要な符号の説明 6;可変帯域制限フィルタ、’7:C/N比検出回路、
9:コントローラ、10:FM復調器。
の発明の一実施例の説明に用いるスペクトラム図、第3
図はこの発明の一実施例における可変帯域制限フィルタ
の説明に用いる周波数特性図2第4図はこの発明の一実
施例の説明に用いるスペクトラム図、第5図はこの発明
の一実施例の説明に用いるグラフ、第6図は従来のFM
復調器の説明に用いるグラフである。 図面における主要な符号の説明 6;可変帯域制限フィルタ、’7:C/N比検出回路、
9:コントローラ、10:FM復調器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 受信されたFM信号より受信信号の強度を検知する検知
手段と、 上記FM信号を受け、所定の帯域成分を取り出す可変帯
域制限フィルタと、 上記検知手段の出力により上記可変帯域制限フィルタの
帯域幅をコントロールする制御手段と、上記可変帯域制
限フィルタを通過して信号が入力されるFM復調器と を備えてなるFM受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16502989A JPH0330531A (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | Fm受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16502989A JPH0330531A (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | Fm受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0330531A true JPH0330531A (ja) | 1991-02-08 |
Family
ID=15804491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16502989A Pending JPH0330531A (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | Fm受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0330531A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5586148A (en) * | 1994-07-27 | 1996-12-17 | Fujitsu Limited | Coherent detection system |
JP2005538617A (ja) * | 2002-09-05 | 2005-12-15 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 移動ユニット速度に基づいた通信フィルタの適応動作 |
US7583756B2 (en) | 2001-08-07 | 2009-09-01 | Qualcomm Incorporated | Adaptive pilot filter for a wireless communication system |
-
1989
- 1989-06-27 JP JP16502989A patent/JPH0330531A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5586148A (en) * | 1994-07-27 | 1996-12-17 | Fujitsu Limited | Coherent detection system |
US7583756B2 (en) | 2001-08-07 | 2009-09-01 | Qualcomm Incorporated | Adaptive pilot filter for a wireless communication system |
JP2005538617A (ja) * | 2002-09-05 | 2005-12-15 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 移動ユニット速度に基づいた通信フィルタの適応動作 |
JP2011050062A (ja) * | 2002-09-05 | 2011-03-10 | Qualcomm Inc | 移動ユニット速度に基づいた通信フィルタの適応動作 |
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