JPH0329750Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0329750Y2 JPH0329750Y2 JP1984020541U JP2054184U JPH0329750Y2 JP H0329750 Y2 JPH0329750 Y2 JP H0329750Y2 JP 1984020541 U JP1984020541 U JP 1984020541U JP 2054184 U JP2054184 U JP 2054184U JP H0329750 Y2 JPH0329750 Y2 JP H0329750Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- drive shaft
- pointer shaft
- pointer
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は駆動軸と指針軸とを電磁誘導手段によ
り連結した自動車等に用いられる速度計に係り、
特に駆動軸の先端に凹部を形成し、この凹部内に
指針軸の一端を回動自在に支持し、この支持部に
おいて金属製の指針軸と金属製の駆動軸を電気的
に接続するようにした速度計の指針軸軸受装置に
関するものである。
り連結した自動車等に用いられる速度計に係り、
特に駆動軸の先端に凹部を形成し、この凹部内に
指針軸の一端を回動自在に支持し、この支持部に
おいて金属製の指針軸と金属製の駆動軸を電気的
に接続するようにした速度計の指針軸軸受装置に
関するものである。
従来のこの種の装置を第1図に示す。
同図において、1は駆動軸であり、フレーム2
のステム部中央に回転自在に固定されている。こ
の駆動軸1は電磁誘導手段によつて指針軸に連結
される。即ち3は磁石、4は透磁率の小さい材料
からなる誘導板であり、たわみ軸(図示せず)の
回転が下端連結部14を介して駆動軸1および磁
石3に伝達されると、誘導板4に渦電流が発生
し、誘電板4に回転トルクが誘起される。
のステム部中央に回転自在に固定されている。こ
の駆動軸1は電磁誘導手段によつて指針軸に連結
される。即ち3は磁石、4は透磁率の小さい材料
からなる誘導板であり、たわみ軸(図示せず)の
回転が下端連結部14を介して駆動軸1および磁
石3に伝達されると、誘導板4に渦電流が発生
し、誘電板4に回転トルクが誘起される。
5は指針6の軸であり、上記誘導板4の回転ト
ルクをひげゼンマイ7によつて制御されて回転
し、軸5に固定された指針6に振れにより、文字
盤8上の目盛によつて速度を表示する。
ルクをひげゼンマイ7によつて制御されて回転
し、軸5に固定された指針6に振れにより、文字
盤8上の目盛によつて速度を表示する。
上記装置における指針軸5は駆動軸1の先端に
て回動自在に支持される。即ち、金属製の駆動軸
1の先端には凹部1aが形成され、凹部1aの底
部に受板9を固定し、受板9の上に断面樋状の金
属からなる止め金10を嵌合し、止め金10の中
心に穿つた孔10aに指針軸5の一端を回動自在
に嵌挿したものである。
て回動自在に支持される。即ち、金属製の駆動軸
1の先端には凹部1aが形成され、凹部1aの底
部に受板9を固定し、受板9の上に断面樋状の金
属からなる止め金10を嵌合し、止め金10の中
心に穿つた孔10aに指針軸5の一端を回動自在
に嵌挿したものである。
ところで、上記従来装置にあつては、金属製の
指針軸5が電気回路の一部を構成する場合があ
り、止め金10、受板9、駆動軸1の先端をすべ
て導電性の金属で形成するとともに、金属製の止
め金10を金属製の駆動軸1に圧入又はカシメに
より固着することにより、その結合を強固に行つ
ていたものであるが、止め金10を介して指針軸
5から駆動軸1に流れる電流により、止め金10
と指針軸5の相互接触面に電触作用が生じ、軸受
としての耐久性が劣化し、速度計の機能低下をも
たらすという欠点があつた。
指針軸5が電気回路の一部を構成する場合があ
り、止め金10、受板9、駆動軸1の先端をすべ
て導電性の金属で形成するとともに、金属製の止
め金10を金属製の駆動軸1に圧入又はカシメに
より固着することにより、その結合を強固に行つ
ていたものであるが、止め金10を介して指針軸
5から駆動軸1に流れる電流により、止め金10
と指針軸5の相互接触面に電触作用が生じ、軸受
としての耐久性が劣化し、速度計の機能低下をも
たらすという欠点があつた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、指
針軸の一端を回動自在に支持する支持部に電流が
流れることによつて生じる電触作用を防いで指針
軸の軸受部分の耐久性を増した速度計の指針軸軸
受装置の提供を目的としている。
針軸の一端を回動自在に支持する支持部に電流が
流れることによつて生じる電触作用を防いで指針
軸の軸受部分の耐久性を増した速度計の指針軸軸
受装置の提供を目的としている。
以下に本考案の実施例を説明する。
第2図乃至第4図は本考案の第1乃至第3実施
例の要部を示す断面図で、第2図の第1実施例で
は、駆動軸1の凹部1aの底部に導電金属からな
る受板9を配し、受板9の上に断面がコの字形状
を呈するリング状の軸受耐11を載せ、この軸受
体11の上に更にリング状の止め金12を載せ
て、この止め金12を凹部1aの内壁に圧入また
はカシメることにより軸受体11を固定している
ものである。前記軸受体11は電気絶縁性の合成
樹脂からなり、中央の孔11aに指針軸5の先端
を挿通し、指針軸5の位置決めを行うとともに、
指針軸5と駆動軸1とを回動自在に連結してい
る。そして、指針軸5はその先端が導電性の受板
9に接触することにより、駆動軸1を介して電気
的にアースされる。従つて軸受体11によつて支
えられている指針軸5の外周面は電触作用を受け
ることがないから、指針軸5は常に中心位置を正
確に保ちながら支持され、また軸受体11は金属
製の止め金12を金属製の駆動軸1内壁に喰い込
ませることで強固に固定される。
例の要部を示す断面図で、第2図の第1実施例で
は、駆動軸1の凹部1aの底部に導電金属からな
る受板9を配し、受板9の上に断面がコの字形状
を呈するリング状の軸受耐11を載せ、この軸受
体11の上に更にリング状の止め金12を載せ
て、この止め金12を凹部1aの内壁に圧入また
はカシメることにより軸受体11を固定している
ものである。前記軸受体11は電気絶縁性の合成
樹脂からなり、中央の孔11aに指針軸5の先端
を挿通し、指針軸5の位置決めを行うとともに、
指針軸5と駆動軸1とを回動自在に連結してい
る。そして、指針軸5はその先端が導電性の受板
9に接触することにより、駆動軸1を介して電気
的にアースされる。従つて軸受体11によつて支
えられている指針軸5の外周面は電触作用を受け
ることがないから、指針軸5は常に中心位置を正
確に保ちながら支持され、また軸受体11は金属
製の止め金12を金属製の駆動軸1内壁に喰い込
ませることで強固に固定される。
第3図の第2実施例では、軸受体11の外径を
凹部1aの内径より幾分小さく形成し、凹部内壁
と軸受体外周壁との間〓に断面コの字状に形成し
た止め金12の周壁12aを圧入したものであ
る。これにより止め金12と凹部1aとの接触面
積が大となり、軸受体11の固着強度を向上させ
ることができる。
凹部1aの内径より幾分小さく形成し、凹部内壁
と軸受体外周壁との間〓に断面コの字状に形成し
た止め金12の周壁12aを圧入したものであ
る。これにより止め金12と凹部1aとの接触面
積が大となり、軸受体11の固着強度を向上させ
ることができる。
第4図の第3実施例では、第1実施例の如く凹
部1aの内壁に嵌着する止め金12において、そ
の中心孔12bに軸受体11の外周部に形成した
リング状の溝11bを嵌着し、両者を一体化した
ものである。
部1aの内壁に嵌着する止め金12において、そ
の中心孔12bに軸受体11の外周部に形成した
リング状の溝11bを嵌着し、両者を一体化した
ものである。
本考案は以上の如くであり、駆動軸の凹部内に
電気絶縁性の合成樹脂からなるリング状の軸受体
を固定し、このリング状の軸受体により指針軸の
一端の外周のみを回動自在に支えるようにしてい
るため、指針軸と駆動軸との電気接続が確保され
指針軸から駆動軸に電流を流すことができと共に
支持軸の回動支持に重要な指針軸の一端の外周と
軸受体との相互接触面が電触作用を受けることが
なくなり、軸受としての耐久性が向上させること
ができる。
電気絶縁性の合成樹脂からなるリング状の軸受体
を固定し、このリング状の軸受体により指針軸の
一端の外周のみを回動自在に支えるようにしてい
るため、指針軸と駆動軸との電気接続が確保され
指針軸から駆動軸に電流を流すことができと共に
支持軸の回動支持に重要な指針軸の一端の外周と
軸受体との相互接触面が電触作用を受けることが
なくなり、軸受としての耐久性が向上させること
ができる。
第1図は従来の速度計の断面図、第2図は本考
案第1実施例の要部断面図、第3図は本考案第2
実施例の要部断面図、第4図は本考案第3実施例
の要部断面図である。 1……駆動軸、1a……凹部、5……指針軸、
11……軸受体、12……止め金。
案第1実施例の要部断面図、第3図は本考案第2
実施例の要部断面図、第4図は本考案第3実施例
の要部断面図である。 1……駆動軸、1a……凹部、5……指針軸、
11……軸受体、12……止め金。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 駆動軸と指針軸とを電磁誘導手段により連結す
るとともに、この駆動軸の先端に凹部を形成し、
この凹部内に指針軸の一端を回動自在に支持し、
この支持部において金属製の指針軸と金属製の駆
動軸を電気的に接続するようにした速度計におい
て、 前記駆動軸の凹部内に電気絶縁性の合成樹脂か
らなるリング状の軸受体を固定し、このリング状
の軸受体により前記指針軸の一端の外周のみを回
動自在に支えたことを特徴とする速度計の指針軸
軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2054184U JPS60134167U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 速度計の指針軸軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2054184U JPS60134167U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 速度計の指針軸軸受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60134167U JPS60134167U (ja) | 1985-09-06 |
JPH0329750Y2 true JPH0329750Y2 (ja) | 1991-06-25 |
Family
ID=30511124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2054184U Granted JPS60134167U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 速度計の指針軸軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60134167U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2580725Y2 (ja) * | 1993-02-23 | 1998-09-17 | 矢崎総業株式会社 | 指示用計器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5819264B2 (ja) * | 1980-11-17 | 1983-04-16 | 日本水産株式会社 | 冷凍焼き魚の製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6039818Y2 (ja) * | 1981-07-31 | 1985-11-29 | 日本精機株式会社 | 渦電流式計器 |
-
1984
- 1984-02-17 JP JP2054184U patent/JPS60134167U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5819264B2 (ja) * | 1980-11-17 | 1983-04-16 | 日本水産株式会社 | 冷凍焼き魚の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60134167U (ja) | 1985-09-06 |
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