[go: up one dir, main page]

JPH03297044A - 放電ランプ装置 - Google Patents

放電ランプ装置

Info

Publication number
JPH03297044A
JPH03297044A JP9919690A JP9919690A JPH03297044A JP H03297044 A JPH03297044 A JP H03297044A JP 9919690 A JP9919690 A JP 9919690A JP 9919690 A JP9919690 A JP 9919690A JP H03297044 A JPH03297044 A JP H03297044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge lamp
ultraviolet rays
ultraviolet
glass bulb
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9919690A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohiko Oshio
洋彦 大塩
Hiroyuki Makita
博之 牧田
Yasuyoshi Numajiri
沼尻 恭芳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9919690A priority Critical patent/JPH03297044A/ja
Publication of JPH03297044A publication Critical patent/JPH03297044A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は放電ランプを光源とする放電ランプ装置に関す
る。
〔従来技術及び発明の解決しようとする課題〕最近の自
動車用ランプ業界では、発光効率及び演色性が良好で、
しかも寿命が長いという点から放電ランプが注目されて
いる。しかし、例えば放電ランプの一種であるメタルハ
ライドランプでは、放電空間内の封止ガス(水銀、沃化
物、Xeガス)の関係上1発光時に可視光線とともに多
量の紫外線を発生する。そして波長域240〜290 
n mの紫外線はたんばく質の分子を破壊し、波長域2
90〜320nmの紫外線は皮膚がん発生の原因となり
、波長域360〜370nmの紫外線は樹脂材を破壊す
る等といわれている。このように放電ランプの発光は人
体等に有害な紫外線を含むことから、長時間にわたって
照射を受けると健康上好ましくなく、また放電ランプ周
辺の樹脂部材も劣化が早いという問題があった。
本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、
その目的は放電ランプから発生する紫外線を低減するこ
とのできる放電ランプ装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明に係る放電ランプ装
置においては、密閉ガラス球内に放電電極が対設された
放電空間が形成され、一端を前記放電電極に接続した一
対のリード線が、前記密閉ガラス球に一体化された一対
のピンチ部にそれぞれ封着されて外部に導出する構造の
放電ランプを備えた放電ランプ装置において、前記放電
ランプの少なくとも密閉ガラス球外周面に紫外線遮蔽膜
を形成するようにしたものである。
〔作用〕
密閉ガラス球内の放電空間からの発光は、密閉ガラス球
外周面に形成されている紫外線遮蔽膜を透過する際に紫
外線だけがカットされる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は、放電ランプ装置の一実施例を示す
もので、第1図は放電ランプ装置の一部を断面で示す側
面図、第2図は同ランプ装置に使用される放電ランプの
拡大縦断面図である。
放電ランプ装置1oは1発光部である放電ランプ12と
、L字形状のソケット20から突設されて放電ランプ1
2を支持するリードサポート22゜24とから主として
構成されている。
放電ランプ12は、石英ガラス管の両端部がピンチされ
て、楕円体形状の密閉ガラス球13の両端部にピンチ部
14.14が形成された構造で、ガラス球13内には始
動用希ガス、水銀及び金属ハロゲン化物が封入された放
電空間Sが形成されている。また放電空間S内にはタン
グステン製の放電電極15.15が対向配置されており
、放電電極15.15はピンチ部14.14に封着され
たモリブデン箔16に接続され、ピンチ部14の端部か
らはモリブデン箔16に接続されたリード線18.18
が導出している。そしてリード線18.18はソケット
20内の絶縁性ベースにインサート成形されてベース前
方に突出する長短一対のリードサポート22.24に金
属支持体19A。
19Bを介して支持されており、放電ランプ12はリー
ド線18.18を介してリードサポート22.24に両
端支持された構造となっている。なお符号17はリード
ステー22に嵌合されたセラミック製の放電防止用絶縁
筒体である。
符号25はソケット20に一体に形成されている焦点リ
ングで、この放電ランプ装置10を自動車用ヘッドラン
プのバルブとして使用する際に、放電ランプ装置10の
リフレクタ−30に対する位置決め部材として作用する
。また焦点リング25の外周には3個の爪25aが突設
されており、この爪25aがリフレクタ−に形成されて
いるソケット挿着孔形成壁32とソケットフィクチャー
34間に挾持されることにより、放電ランプ装置10が
バルブ挿着孔31に固定保持される。絶縁性ベースを収
容するソケット基部26の外周にはシール用の○リング
27が装着されており、ソケット基部26とバルブ挿着
孔31との係合部におけるシールを確保するようになっ
ている。
放電ランプ12の外周面には、第2図に示されるように
、ZnOよりなる紫外線遮蔽膜40Aがコーティングさ
れており、この紫外線遮蔽膜40Aが放電空間Sにおけ
る発光から紫外線を吸収し。
紫外線のカットされた可視光だけが放電ランプ12から
出射されるようになっている。紫外線遮蔽膜40Aを形
成するには、ZnOの微粒子を無機系バインダーに分散
させ(濃度20〜30%)、これをディッピングやスプ
レーや蒸着等の適宜方法で放電ランプ12の表面に塗布
する。なお波長域370nmより短い紫外線の透過率を
Oとするためには1.6μm以上の膜厚が必要で、剥離
防止という面からは5μm以下の膜厚とすることが望ま
しい。またカットできる紫外線の波長域は紫外線遮蔽膜
の周辺温度によって変化する(高温となるとカットされ
る波長域が長波長側にずれる)ため、少なくとも波長域
370〜380.gm以下の紫外線がカットできるよう
な膜厚に調整する。
なお膜厚の調整は、ディッピング引き上げ速度を変える
ことにより行い、また塗布回数や蒸着回数を変えること
によっても可能である。
なお前記した実施例では、紫外線遮蔽膜をZnOによっ
て構成したが、ZnOより紫外線吸収効果は劣るが、T
 i O,、Ca O,F e、O,等の紫外線吸収作
用のある化合物よりなる膜であってもよい。
第3図は本発明の第2の実施例の要部を示すもので、放
電ランプの密閉ガラス球の一部を拡大して示す断面図で
ある。
この図において、符号40Bは放電ランプ12の外周面
に形成されている紫外線遮蔽膜で、この紫外線遮蔽膜4
0Bは、T i O2,S i O2,M gF、Ta
205等のそれぞれ屈折率を異にする紫外線吸収作用の
ある化合物よりなる誘電体多層膜によって構成されてい
る。図では、Ti02層40B1とSi02層40B、
が交互に積層された誘電体多層膜によって紫外線遮蔽膜
40Bが構成されており、波長域360nm以下の紫外
線が5i02暦、Tie、暦によってそれぞれ吸収され
、波長域360〜380nmの紫外線は各誘電体層間境
界面での反射光との相殺によって打ち消される。
またTi02層に代えてTa206層とした多層膜、即
ち、Ta、O,層とS i O,層とが交互に積層され
た構造であってもよく、この場合には、波長域300n
m以下の紫外線が各誘電体層によって吸収され、波長域
300〜380nmの紫外線は各誘電体層間境界面での
反射光との相殺によって打ち消される。さらにT i 
O2層とMgF層とが交互に積層された多層膜構造であ
ってもよい。即ち、各誘電体層(例えば40B1.40
B2)の膜厚dは、d −n / 4λ(λ:打ち消し
たい波長、n:誘電体の屈折率)に設定されており、こ
の膜厚dを適切な値とすることにより、各誘電体層間境
界面での反射光の位相が入射光の位相に対し反転し、こ
の反射光が波長λの紫外線を打ち消すように作用する。
また誘電体層の厚さは、発光部である放電空間Sからの
距離が遠くなる程、厚くされており、カットされる紫外
線の波長域が変わることを防止している。即ち、紫外線
遮蔽膜に吸収される紫外線の波長域は、膜への光の入射
角に比例して短波長側にずれる。このため、紫外線遮蔽
膜(誘電体多層膜)40Bの膜厚tを放電ランプの長手
方向に均一とした場合には、放電ランプの前後端部にお
ける紫外線吸収作用が悪いという問題がある。さらに具
体的に言えば、放電空間に略正対し、光の入射角が略O
に近い密閉ガラス球領域に比べ、ピンチ部14の端部側
径、紫外線遮蔽膜(誘電体多層膜)への光の入射角が大
きく、紫外線カツト作用が劣ることとなる。そこで、第
4図に示されるように、放電ランプのピンチ部14にお
いては端部側径、各誘電体層40Bl、40B2の膜厚
を厚く(紫外線遮蔽膜40Bの膜厚tを厚く)シ、放電
ランプ12のどの位置においてもカットされる紫外線の
波長域が略同じとなるように調整されている。
第5図は本発明の第2の実施例の要部である放電ランプ
を示している。
この実施例では、放電ランプ12のピンチ部14の外周
面に、符号50で示すブラックコートと呼ばれる遮光塗
装部が形成されており、放電空間Sにおける発光はピン
チ部14からは出射できない。したがってこの第2の実
施例に示す放電ランプ装置をヘッドランプ用のバルブと
して使用する場合には、運転者等にとって有害な直射光
の発生がない。勿論、遮光塗装部50では紫外線もカッ
トされる。なお遮光塗装部50の形成領域は、0570
度であって、少なくともピンチ部14の全面を隠すこと
のできる領域とする。
〔発明の効果〕
以上の説明から明かなように、本発明に係る放電ランプ
装置によれば、密閉ガラス球内の放電空間からの発光は
、密閉ガラス球外周面に形成されている紫外線遮蔽膜を
透過する際に紫外線だけがカットされるので、紫外線の
発生のない放電ランプ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例である放電ランプ装置の
一部を断面で示す側面図、第2図は同ランプ装置に使用
される放電ランプの拡大縦断面図、第3図は紫外線遮蔽
膜の他の例を示す要部拡大断面図、第4図は紫外線遮蔽
膜の膜厚を調整する手段を説明する説明図、第5図は本
発明の他の実施例の要部である放電ランプの縦断面図で
ある。 1o・・・放電ランプ装置、 12・・・放電ランプ、 3・・・密閉ガラス球。 4・・・ピンチ部、 5・・・放電電極。 8・・・リード線、 OA、40B・・・紫外線遮蔽膜、 ・・・放電空間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)密閉ガラス球内に放電電極の対設された放電空間
    が形成され、一端を前記放電電極に接続した一対のリー
    ド線が、前記密閉ガラス球に一体化された一対のピンチ
    部にそれぞれ封着されて外部に導出する構造の放電ラン
    プを備えた放電ランプ装置において、前記放電ランプの
    少なくとも密閉ガラス球外周面に紫外線遮蔽膜が形成さ
    れたことを特徴とする放電ランプ装置。
JP9919690A 1990-04-17 1990-04-17 放電ランプ装置 Pending JPH03297044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9919690A JPH03297044A (ja) 1990-04-17 1990-04-17 放電ランプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9919690A JPH03297044A (ja) 1990-04-17 1990-04-17 放電ランプ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03297044A true JPH03297044A (ja) 1991-12-27

Family

ID=14240897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9919690A Pending JPH03297044A (ja) 1990-04-17 1990-04-17 放電ランプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03297044A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR960011566A (ko) * 1994-09-12 1996-04-20 타실로 다우너, 조아킴 베르너 수은 증기 고압 쇼트 아크 방전등, 상기 등으로부터 방출된 방사선에 반도체 웨이퍼를 노광시키는 방법 및 장치
KR100375613B1 (ko) * 1994-01-18 2003-05-12 오스람-멜코 리미티드 금속할로겐화물램프
KR100392387B1 (ko) * 2000-03-14 2003-07-23 도시바 라이텍쿠 가부시키가이샤 자외선 램프와, 그 램프를 사용한 살균장치 및 청정장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100375613B1 (ko) * 1994-01-18 2003-05-12 오스람-멜코 리미티드 금속할로겐화물램프
KR960011566A (ko) * 1994-09-12 1996-04-20 타실로 다우너, 조아킴 베르너 수은 증기 고압 쇼트 아크 방전등, 상기 등으로부터 방출된 방사선에 반도체 웨이퍼를 노광시키는 방법 및 장치
KR100392387B1 (ko) * 2000-03-14 2003-07-23 도시바 라이텍쿠 가부시키가이샤 자외선 램프와, 그 램프를 사용한 살균장치 및 청정장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2788533B2 (ja) 自動車用ヘッドランプ
US5610469A (en) Electric lamp with ellipsoidal shroud
US5180218A (en) Automotive projection type headlamp having no ultraviolet rays output
JP2004220867A (ja) 放電バルブ
JP2004103461A (ja) 放電バルブ用アークチューブ
JPH08241694A (ja) 透明な熱保存性のフィルムを備えた光源
JPH02148603A (ja) 車両用ヘッドランプ
JP3532011B2 (ja) 電球、車両用前照灯および車両
KR20020047244A (ko) 자동차용 할로겐 백열 램프
JPH03297044A (ja) 放電ランプ装置
JP4229985B2 (ja) 反射膜を備えた電球
US4174487A (en) Mirror condenser lamp
JPH042035A (ja) 放電ランプ装置
US6462465B1 (en) LPCVD coated reflector
JP6620159B2 (ja) 熱シールド素子を有するランプ
JPH0949922A (ja) 紫外線カットフィルタおよびランプならびに照明装置
JPH03280345A (ja) 反射形紫外線ランプ
JP2002260585A (ja) 高圧放電ランプ
JPH044555A (ja) 放電ランプ装置
JP3004783B2 (ja) 自動車用ヘッドランプ
JP2892097B2 (ja) 自動車用ヘッドランプ
JPH08273630A (ja) 白熱電球およびこれを用いた反射形照明装置ならびに車両用前照灯
JPH0945295A (ja) 白熱電球およびこれを用いた反射形照明装置ならびに車両用前照灯
JP2815670B2 (ja) 自動車用ヘッドランプ
JP4367625B2 (ja) 反射鏡付きランプ