JPH03295887A - 油中水型エマルション爆薬組成物及びその製造法 - Google Patents
油中水型エマルション爆薬組成物及びその製造法Info
- Publication number
- JPH03295887A JPH03295887A JP9768590A JP9768590A JPH03295887A JP H03295887 A JPH03295887 A JP H03295887A JP 9768590 A JP9768590 A JP 9768590A JP 9768590 A JP9768590 A JP 9768590A JP H03295887 A JPH03295887 A JP H03295887A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- emulsion explosive
- oil emulsion
- type emulsion
- aqueous solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Colloid Chemistry (AREA)
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
と称す)エマルション爆薬組成物及びその製造方法に関
する。
1号により初めて公開されて以来、種々のW10型エマ
ルション爆薬が提案されてきた。
基本的には、炭素質燃料からなる連続相、無機酸化酸塩
の水溶液からなる分散相、乳化剤及び気泡保持剤を有し
ている。
良したものとして、無機酸化酸塩の一部に硝酸カルシウ
ムを用いたもの(特公昭64−9297号公報)、脂肪
酸のアンモニウムまたはアルカリ金属塩、脂肪酸、アル
カリ金属水酸化物を含有するもの(特公昭58−282
40号公報)等が知られている。ここでの熱安定性は、
貯蔵時におけるもので、その温度は約50℃である。
たW10型エマルション爆薬組成物も知られている(特
開昭60−90888号公報)。
て、小口径に於ける起爆感度の経時安定性と薬質を改良
したものである。
高い物質や、硫化物と共存すると不安定である。即ち従
来のW10型エマルション爆薬を岩盤温度が110℃以
上の場所で使用した場合、発破作業中に短時間で爆薬が
自然分解を起こすという問題があった。特に岩盤温度が
高温(110℃以上)で鉱物に硫化鉱を含む鉱山におい
て、従来のW10型エマルション爆薬を使用した場合、
爆薬の装填時に包装が破れ、W10型エマルション爆薬
と岩盤が接し、W10型エマルション爆薬と硫化鉱が反
応して、より分解が促進される。
爆薬は耐熱性を向上させるために多量の硝酸カルシウム
を添加しなければならず、この場合爆薬の感度、常温で
の経時安定性を著しく低下させるという問題があった。
等を含有するW10型エマルション爆薬は、その製造に
おいて、従来、乳化剤を油相又は水相に添加するのに対
し、油と無機酸化酸塩水溶液とを撹拌しながら混合する
ときに脂肪酸のアンモニウム又はアルカリ金属水酸化物
から乳化剤をその場で生成させることにより、W10型
エマルション爆薬の経時安定性、耐熱性を向上させてい
るが、その温度の上限は約70℃ぐらいで100℃を越
える高温では使用できないという問題があった。
が大で、しかも経時安定性が優れ、且つ感度の高いW1
0型エマルション爆薬組成物の開発が実用的に望まれて
いる。
明を完成した。
溶液からなる分散相、乳化剤及び気泡保持剤を含むW1
0型エマルション爆薬において、炭酸カルシウム、尿素
及びチオ尿素からなる群から選ばれた少なくとも一種を
含有することを特徴とするW10型エマルション爆薬組
成物、及び■硝酸アンモニウム又は硝酸アンモニウムと
他の無機酸化酸塩とを、加温下で水に溶解させて酸化剤
水溶液を作る工程、■乳化剤と、燃料油及び、又はワッ
クス類からなる可燃物とを加温下で溶融混合して混合物
を作る工程、■該混合物と前記酸化剤水溶液とを加温下
で混合してW10型エマルションを作る工程、■しかる
後該W10型エマルションに気泡保持剤を混合する工程
からなるWZO型エマルション爆薬組成物の製造方法に
おいて、(a)の工程で炭酸カルシウムを混合する工程
、(a)の工程で尿素及びチオ尿素の少な(とも一種を
混合する工程、又は両混合工程を共に含む方法を特徴と
するW10型エマルション爆薬の製造方法に関する。
ため、粒径による影響もあり、粒径が小さい程、接触面
積が大きくなるため、耐熱効果は大きい0通常、粒径は
平均粒径で0.8μm〜1.5μmの範囲が実用的で、
特に好ましいのは0.9μm程度である。又、製造性を
考え、流動性を向上させるため、表面処理を施したもの
も使用できる。炭酸カルシウムには、化学的に精製され
、純度が高く粒子も細かい、軽質炭酸カルシウムと粗晶
質云灰石を機械的に粉砕し製造する、粒子が粗い重質炭
酸カルシウムとがあり、どちらを使用しても同様の耐熱
効果は得られるが、前記の理由により、粒子の細かい軽
質炭酸カルシウムを使用するのが好ましい。その場合、
純度は93%以上のものが好ましい。
分に効果が得られる。
は、特に好ましい範囲はないが、製造上から、1000
μm程度以下であればよい。
のが好ましい。
合、組成物における量は0.5〜20重量%尿素、チオ
尿素の場合は0.1〜5重量%、好ましくは前者の場合
2〜17重量%、後者は0.5〜1.5重量%である。
るとそれに見合うだけの熱安定性の効果が得られず、逆
に威力、感度が著しく低下する傾向にある。そのため、
添加する量は、要求される耐熱温度、その温度における
分解時間を考慮して決めるのが望ましい。例えば、岩盤
温度が160℃の場所で使用する場合、作業上の安全を
考え、24時間以上の分解時間を要求するならば、添加
する炭酸カルシウムの量は12重量%以上、尿素、チオ
尿素と併用する場合は4重量%以上必要である。
の組成物は公知の範囲のものであるが、それらについて
説明する。
れている硝酸アンモニウムを主成分とし必要に応じて、
他の無機酸化酸塩を含有してなるものである。他の無機
酸化酸塩の具体例を示す。
アルカリ金属又はアルカリ土類金属の過酸素酸塩、塩素
酸塩等である。又、硝酸モノメチルアミン、硝酸モノエ
チルアミン、硝酸ヒドラジン、二硝酸ジメチルアミン、
二硝酸エチレンジアミン等の水)性アミン硝酸塩や硝酸
メタノールアミン、硝酸エタノールアミン等の水溶性ア
ルカノールアミン硝酸塩や水溶液の一硝酸エチレングリ
コール等を補助鋭感剤として使用することができる。但
し、鋭感剤は熱により分解し易いので、特に高温の場合
には用いない方がよい。
マルション爆薬に用いられているもの全てが包含される
。例えば、パラフィン系炭化水素、オレフィン系炭化水
素、ナフテン系炭化水素、芳香族系炭化水素、飽和又は
不飽和炭化水素、石油精製鉱油、潤滑油、流動パラフィ
ン等の炭化水素、ニトロ炭化水素等の炭化水素誘導体、
燃料油及び、又は石油から誘導される未精製マイクロク
リスタリンワックス、パラフィンワックス等、鉱物性ワ
ックスであるモンタンワックス等、動物性ワックスであ
る鯨ロウ、昆虫ワックスである密ロウ等のワックス類等
であり、これらは単独若しくは混合物として用いる。
、低分子量ポリプロピレン等の低分子量炭化水素重合体
等を前記炭素質燃料成分と併用することもできる。
量%である。
10型エマルションを形成する全ての乳化剤である。例
えば、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシアルキレンソルビトール脂肪酸エス
テル、オキサゾリン誘導体、イミダシリン誘導体、リン
酸エステル類、脂肪酸のアルカリ金属塩又はアルカリ土
類金属塩、−級、二級、及び三級アミン又はそれらの硝
酸塩又は酢酸塩等である。これらの乳化剤は一種又は二
種以上の混合物として用いる。
であり、好ましくは0.5〜4重量%である。
マルシ目ン爆薬に使用され、又は提案されているものの
何れもが使用できる0例えば、各種の単一微小中空球体
、複数の気泡を含有する発泡体等である。微小中空球体
の例としてはガラス、アルミナ、頁岩、シラス、珪砂、
火山岩、ケイ酸ナトリウム、ホウ砂、真珠岩、黒曜岩等
から得られる無機質系微小中空球体、ピッチ、石灰等か
ら得られる炭素質系微小中空球体、フェノール樹脂、ポ
リ塩化ビニリデン、エポキシ樹脂、尿素樹脂等から得ら
れる合成樹脂系微小中空球体等である。又複数の気泡を
含有する発泡体の例としては、エチレン、プロピレン等
のオレフィン、塩化ビニリデン、ビニルアルコール、酢
酸ビニル、アクリル、メタクリル酸又はそのエステル等
のビニル化合物等の重合体、共重合体、変性重合体、ブ
レンド重合体やポリウレタン、ポリエステル、ポリアミ
ド、尿素樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等の合成
高分子からなる素材に、機械的発泡、化学的発泡、マイ
クロカプセル化、易揮発性物質の混入等の各種手段で気
泡を含ませた、これら発泡合成高分子の粉砕物、粒子を
あげることができる。これらの気泡保持剤は、一種又は
二種以上の混合物として使用される。これらの気泡保持
剤を100℃以上の高温条件で使用するW10型エマル
ション爆薬に配合する場合は、ガラス、シラス等の耐熱
性の高いものを使用するのが好ましい。又、その配合率
は、通常、W10型エマルション爆薬の仮比重を0.8
0〜1.35に調整する量である。
例えば1μm以下の水、油不溶性粉末等を添加すること
ができる(特公昭58−15467号公報参照)。又、
安定剤として水溶性リン酸塩(特開昭59−78995
号公報参照)、キレート化剤を前記の成分に応じて添加
することもできる。
により次に説明する。先ず、尿素及び、又はチオ尿素を
用いる場合は、無機酸化酸塩の水溶液に尿素、チオ尿素
を加え、それを90℃で溶解し、炭素質燃料と乳化剤を
90℃で溶融混合させ、前記酸化酸塩水溶液と前記炭素
質燃料を90℃加温下で撹拌乳化しW10型エマルシぢ
ン爆薬を得る。前記W10型エマルションと気泡保持剤
を60〜80℃で混合混和してW10型エマルション爆
薬を得る。
溶液を90℃で溶解し、炭素質燃料と乳化剤を90℃で
溶融混合させ、前記酸化酸塩水溶液と前記炭素質燃料を
90℃加温下で撹拌乳化し、W10型エマルションを得
る。前記W10型エマルションと気泡保持剤と炭酸カル
シウムとを60〜80℃で混合混和してW10型エマル
ション爆薬を得る。尿素、チオ尿素と、炭酸カルシウム
を併用する場合は、夫々前記に準する。
添加するのは、水に対する溶解度がある程度高いことと
、爆薬の経時安定性に対する影響が少ないためである。
マルション爆薬に添加するのは、炭酸カルシウムの水に
対する溶解性が悪いため、無機酸化酸塩の水溶液に多(
溶解させられていないためである。又、経時安定性を考
えても、炭酸カルシウムを気泡保持剤と一緒に添加する
のが最も良い。
ルシウムを気泡保持剤と共に添加することに特徴があり
、連続製造でもバッチ製造でもよい。
オ尿素、炭酸カルシウムの少な(とも−種を含有するた
め、それらを含有しない従来のW10型エマルション爆
薬組成物に較べ、小口径(25mm径)低温時における
経時安定性を損なうことなく、高温条件下で安定であり
、発熱、発煙、分解などが起こりにくいという効果があ
る。
、炭素、チオ尿素、炭酸カルシウムの工程中における添
加の時期に特徴があり、且つ前記組成物を容易に製造す
ることができる。
る。
ない、各例中の部数は全て重量基準である。
下のようにして製造した。
を水11.1部に加え、90℃で完全に溶解して無機酸
化酸塩水溶液を得た。一方、炭素質燃料として低分子量
ポリエチレン(トーヨー・ベトロライト社製[ポリワッ
クス655J ) 2.6部と乳化剤としてソルビタン
モノオレエート2.6部とを90℃で溶融混合させ可燃
剤の混合物を得た。これに前記酸化酸塩水溶液90.7
部をゆっ(り添加して、90℃で加温下650rpmで
撹拌乳化を行なった。
エマルション95.9部を得た。気泡保持剤としてガラ
ス微小中空球体(Q−CEL 500 :ザビーキュ
ー社製)3.3部と炭酸カルシウム0.8部と、前記W
10型エマルション95.9部とを60〜80℃で混合
混和後、 100gつつ秤量して直径25mmの円筒状
に成形し、ビスコース紙で包装してW10型エマルショ
ン爆薬を得た。
W10型エマルション爆薬(50g)を庇付ステンレス
管(32A)に装填し、砂でタンピングしたものをオイ
ルバスで一定温度に保ち(160℃)試料の温度を観察
し、分解して急激な温度上昇が起こるまでの時間を見る
耐熱試験、■W10型エマルション爆薬(50g−)と
硫化精°鉱(50g :pH3,6)と鉱水(5g :
pH2,4)を手で3分間、完全に混合し、庇付ステ
ンレス管(32A)に装填し、砂でタンピングしたもの
をオイルバスで一定温度に保ち(110、160℃)、
試料の温度を観察し、分解して急激な温度上昇が起こる
までの時間を見る耐熱試験を行なった。■=15℃にお
いて、6号雷管で起爆しな(なった月日を経時月数とし
て起爆試験を行なった。
た。
0型エマルション爆薬を得た。夫々のW10型エマルシ
ョンについて実施例1と同じ試験を行なった。試験結果
を第1表に示す。
下のようにして製造した。
、尿素1,0部を水10.9部に加え、90℃で完全に
溶解して無機酸化酸塩水溶液を得た。一方、炭素質燃料
として低分子量ポリエチレン(トーヨー・ペトロライト
社製「ポリワックス655J ) 2.6部と乳化剤と
してソルビタンモノオレエート2.6部とを90℃で溶
融混合させ可燃剤の混合物を得た。
て、90℃で加温下650rpmで撹拌乳化を行なった
。
型エマルション97.0部を得た。気泡保持剤としてガ
ラス微小中空球体(Q−CEL 500 :ザビーキ
ュー社製)3.0部と前記W10型エマルション97.
0部とを60〜80℃で混合混和後、100gつつ秤量
して直径25mmの円筒状に成形し、ビスコース紙で包
装してW10型エマルシジン爆薬を得た。
同じ試験を行なった。試験結果を第1表に示す。
マルション爆薬を得た。得られたW10型エマルシ目ン
爆薬について実施例1と同じ試験を行なった。試験結果
を第1表に示す。
を実施例7に準拠して、第1表に示す配合組成で夫々の
W10型エマルション爆薬を得た。夫々のW10型エマ
ルション爆薬について実施例1と同じ試験を行なった。
、チオ尿素を添加しないで、実施例1に準拠してW10
型エマルション爆薬を得た。得られたW10型エマルシ
ョン爆薬について実施例1と同じ試験を行なった。試験
結果を第2表に示す。
グネシウムを無機酸化酸塩の水溶液に溶解させ、夫々の
W10型エマルション爆薬を比較例1に準拠して得た。
じ試験を行なった。試験結果を第2表に示す。
例1に準拠し、第2表に示す配合組成のW10型エマル
ション爆薬を得た。このW10型エマルション爆薬につ
いて実施例1と同じ試験を行なった。試験結果を第2表
に示す。
ウムの代りに尿素を添加し、第2表に示す配合組成でW
10型エマルション爆薬を得た。
験を行なった。試験結果を第2表に示す。
添加する尿素の代りに炭酸カルシウムを添加し、第2表
に示す配合組成でW10型エマルション爆薬を得た。該
W10エマルション爆薬について実施例1と同じ試験を
行なった。試験結果を第2表に示す。
又は硝酸アンモニウムと他の無機酸化酸塩とを、加温下
で水に溶解させて酸化剤水溶液を作る工程、■乳化剤と
、燃料油及び、又はワックス類からなる可燃物とを加温
下で溶融混合して混合物を作る工程、■該混合物と前記
酸化剤水溶液とを加温下で混合して油中水型エマルシジ
ンを作る工程、(d)しかる後該油中水型エマルション
に気泡保持剤を混合する工程からなる油中水型エマルシ
ロン爆薬組成物の製造方法において、尿素及び又はチオ
尿素の少なくとも一種を前記(a)の工程で混合するか
、又は及び炭酸カルシウムを前記0の工程で混合して製
造された炭酸カルシウム、尿素、チオ尿素の群から選ば
れた少なくとも一種を含有するW10型エマルション爆
薬組成物(実施例1〜10)は、小口径低温時の経時安
定性に優れており、熱的に安定であることが確認された
。
Claims (4)
- (1)炭素質燃料からなる連続相、無機酸化酸塩の水溶
液からなる分散相、乳化剤及び気泡保持剤を含む油中水
型エマルション爆薬において、炭酸カルシウム、尿素及
びチオ尿素からなる群から選ばれた少なくとも一種を含
有することを特徴とする油中水型エマルション爆薬組成
物。 - (2)(a)硝酸アンモニウム又は硝酸アンモニウムと
他の無機酸化酸塩とを、加温下で水に溶解させて酸化剤
水溶液を作る工程、(b)乳化剤と、燃焼油及び、又は
ワックス類からなる可燃物とを加温下で溶融混合して混
合物を作る工程、(c)該混合物と前記酸化剤水溶液と
を加温下で混合して油中水型エマルションを作る工程、
(d)しかる後該油中水型エマルションに気泡保持剤を
混合する工程からなる油中水型エマルション爆薬組成物
の製造方法において、炭酸カルシウムを前記(d)の工
程で混合することを特徴とする油中水型エマルション爆
薬の製造方法。 - (3)(a)硝酸アンモニウム又は硝酸アンモニウムと
他の無機酸化酸塩とを、加温下で水に溶解させて酸化剤
水溶液を作る工程、(b)乳化剤と、燃焼油及び、又は
ワックス類からなる可燃物とを加温下で溶融混合して混
合物を作る工程、(c)該混合物と前記酸化剤水溶液と
を加温下で混合して油中水型エマルションを作る工程、
(d)しかる後該油中水型エマルションに気泡保持剤を
混合する工程からなる油中水型エマルション爆薬組成物
の製造方法において、尿素及びチオ尿素の少なくとも一
種を前記(a)の工程で混合することを特徴とする油中
水型エマルション爆薬の製造方法。 - (4)(a)硝酸アンモニウム又は硝酸アンモニウムと
他の無機酸化酸塩とを、加温下で水に溶解させて酸化剤
水溶液を作る工程、(b)乳化剤と、燃焼油及び、又は
ワックス類からなる可燃物とを加温下で溶融混合して混
合物を作る工程、(c)該混合物と前記酸化剤水溶液と
を加温下で混合して油中水型エマルションを作る工程、
(d)しかる後該油中水型エマルションに気泡保持剤を
混合する工程からなる油中水型エマルション爆薬組成物
の製造方法において、尿素及びチオ尿素の少なくとも一
種を前記(a)の工程で、炭酸カルシウムを前記(d)
の工程で、混合することを特徴とする油中水型エマルシ
ョン爆薬の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9768590A JPH075424B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 油中水型エマルション爆薬組成物及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9768590A JPH075424B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 油中水型エマルション爆薬組成物及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03295887A true JPH03295887A (ja) | 1991-12-26 |
JPH075424B2 JPH075424B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=14198830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9768590A Expired - Fee Related JPH075424B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 油中水型エマルション爆薬組成物及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075424B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EA015055B1 (ru) * | 2010-06-29 | 2011-04-29 | Борис Николаевич Кутузов | Эмульсионное взрывчатое вещество (варианты) |
-
1990
- 1990-04-16 JP JP9768590A patent/JPH075424B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EA015055B1 (ru) * | 2010-06-29 | 2011-04-29 | Борис Николаевич Кутузов | Эмульсионное взрывчатое вещество (варианты) |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH075424B2 (ja) | 1995-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1272607A (en) | Solid explosive composition | |
JPS60210590A (ja) | 乳剤爆薬組成物及びその製法 | |
EP0107368B1 (en) | Emulsion explosive composition | |
US4473418A (en) | Emulsion explosive composition | |
JPS5945989A (ja) | 改良された乳濁爆発性組成物及びその製造方法 | |
MX2014005930A (es) | Composiciones explosivas. | |
JPS649279B2 (ja) | ||
JP2673687B2 (ja) | 注型火薬組成物及びその配合方法 | |
JPS6215515B2 (ja) | ||
GB2225572A (en) | Nitroalkane-based emulsion explosive composition: | |
NO812482L (no) | Sprengmiddel i form av emulsjon. | |
JPH03295887A (ja) | 油中水型エマルション爆薬組成物及びその製造法 | |
JPS6224398B2 (ja) | ||
RU2222519C2 (ru) | Патронированные взрывчатые энергетические эмульсии | |
JPS59162194A (ja) | 油中水型エマルシヨン爆薬組成物 | |
JPS6253477B2 (ja) | ||
JPS6363520B2 (ja) | ||
JP6019726B2 (ja) | 油中水型エマルション爆薬組成物 | |
JPS58120589A (ja) | 油中水型エマルシヨン爆薬組成物 | |
JPS6343355B2 (ja) | ||
JPS608999B2 (ja) | 油中水型エマルシヨン爆薬組成物 | |
JPS6224397B2 (ja) | ||
JPS5841793A (ja) | 油中水型エマルシヨン爆薬組成物 | |
JP5874453B2 (ja) | 油中水型エマルション爆薬組成物 | |
JPS6222959B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090125 Year of fee payment: 14 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090125 Year of fee payment: 14 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090125 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100125 Year of fee payment: 15 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |