JPH03289820A - ディジタルpll - Google Patents
ディジタルpllInfo
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- JPH03289820A JPH03289820A JP2091468A JP9146890A JPH03289820A JP H03289820 A JPH03289820 A JP H03289820A JP 2091468 A JP2091468 A JP 2091468A JP 9146890 A JP9146890 A JP 9146890A JP H03289820 A JPH03289820 A JP H03289820A
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- efm signal
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Links
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 35
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 13
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 4
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 101001106432 Homo sapiens Rod outer segment membrane protein 1 Proteins 0.000 description 1
- 102100021424 Rod outer segment membrane protein 1 Human genes 0.000 description 1
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- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 1
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- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、コンパクトディスクの再生EFM信号に基
づくクロックを形成するのに用いて好適なディジタルP
LLに関する。
づくクロックを形成するのに用いて好適なディジタルP
LLに関する。
この発明は、コンパクトディスクの再生EFM信号に基
づくクロックを形成するのに用いて好適なディジタルP
LLにおいて、ディジタル制御発振器の発振出力の位相
と入力信号の位相との位相差が土180度の近傍に不感
帯を設定することにより、アシンメトリの悪いディスク
を再生させる場合のエラーレートの改善を図れるように
したものである。
づくクロックを形成するのに用いて好適なディジタルP
LLにおいて、ディジタル制御発振器の発振出力の位相
と入力信号の位相との位相差が土180度の近傍に不感
帯を設定することにより、アシンメトリの悪いディスク
を再生させる場合のエラーレートの改善を図れるように
したものである。
コンパクトディスクからの再生EFM (8−14変調
)信号に基づくクロックを形成するのに、ディジタルP
LLが用いられる。
)信号に基づくクロックを形成するのに、ディジタルP
LLが用いられる。
ディジタルPLLでは、設定データに応じて発振周波数
が制御されるディジタル制御発振器が用いられる。ディ
ジタルPLLで再生EFM信号に基づくクロックを形成
する場合、再生EFM信号とディジタル制御発振器の出
力信号との位相差がカウンタで計測され、この位相差に
よりディジタル制御発振器の発振周波数が制御される。
が制御されるディジタル制御発振器が用いられる。ディ
ジタルPLLで再生EFM信号に基づくクロックを形成
する場合、再生EFM信号とディジタル制御発振器の出
力信号との位相差がカウンタで計測され、この位相差に
よりディジタル制御発振器の発振周波数が制御される。
コンパクトディスクでは、ピットの凹凸のそれぞれの長
さのデユーティ比が50パーセントにならず、極性をも
った欠陥が生じることがある。このような欠陥は、アシ
ンメトリと呼ばれている。
さのデユーティ比が50パーセントにならず、極性をも
った欠陥が生じることがある。このような欠陥は、アシ
ンメトリと呼ばれている。
アシンメトリの悪いディスクでは、高域のジッタが生じ
る。また、符号量干渉やピット異常等により、ジッタが
生じることがある。
る。また、符号量干渉やピット異常等により、ジッタが
生じることがある。
このようなピットの欠陥により、再生EFM信号中に例
えば±0.5T分のジッタが生じたとする。再生EFM
信号のピットクロックを形成する場合、±0.5T分ジ
ッタは、クロックの180度分のジッタに相当する。従
来のディジタルPLLでは、このように±180度分の
ジッタが発生すると、安定した状態でロックできなくな
り、エラーレートを悪化させるという問題が生じる。
えば±0.5T分のジッタが生じたとする。再生EFM
信号のピットクロックを形成する場合、±0.5T分ジ
ッタは、クロックの180度分のジッタに相当する。従
来のディジタルPLLでは、このように±180度分の
ジッタが発生すると、安定した状態でロックできなくな
り、エラーレートを悪化させるという問題が生じる。
つまり、従来のディジタルPLLでは、EFM信号の変
化点からクロックの例えば立ち下がりまでの間が180
度分以上かどうかによりディジタル制御発振器の制御方
向を決定している。ところが、±180度分のジッタの
場合、位相が進んだのか遅れたのかを判断できない。こ
のため、ディジタル制御発振器が不安定な状態となる。
化点からクロックの例えば立ち下がりまでの間が180
度分以上かどうかによりディジタル制御発振器の制御方
向を決定している。ところが、±180度分のジッタの
場合、位相が進んだのか遅れたのかを判断できない。こ
のため、ディジタル制御発振器が不安定な状態となる。
したがって、この発明の目的は、アシンメトリの悪いデ
ィスクでも、エラーレートを改善できるディジタルPL
Lを提供することにある。
ィスクでも、エラーレートを改善できるディジタルPL
Lを提供することにある。
〔課題を解決するための手段]
この発明は、ディジタル制御発振器の発振出力の位相と
、入力信号の位相との位相差を計測し、位相差に基づい
てディジタル制御発振器を制御するようにしたディジタ
ルPLLにおいて、ディジタル制御発振器の発振出力の
位相と入力信号の位相との位相差が±180度の近傍に
不感帯を設定するようにしたことを特徴とするディジタ
ルPLLである。
、入力信号の位相との位相差を計測し、位相差に基づい
てディジタル制御発振器を制御するようにしたディジタ
ルPLLにおいて、ディジタル制御発振器の発振出力の
位相と入力信号の位相との位相差が±180度の近傍に
不感帯を設定するようにしたことを特徴とするディジタ
ルPLLである。
再生EFM信号s vysの位相とクロックPLCKの
位相とが±180度となる点に不感帯が設けられる。こ
のため、再生EFM信号S EFMの位相とクロックP
LCKの位相とが±180度分ずれている場合にも、位
相ロックがかかる。したがって、±180度分のジッタ
が含まれている場合でも位相ロックがかかり、アシンメ
トリが悪いディスクでも、エラーレートが改善できる。
位相とが±180度となる点に不感帯が設けられる。こ
のため、再生EFM信号S EFMの位相とクロックP
LCKの位相とが±180度分ずれている場合にも、位
相ロックがかかる。したがって、±180度分のジッタ
が含まれている場合でも位相ロックがかかり、アシンメ
トリが悪いディスクでも、エラーレートが改善できる。
以下、この発明の一実施例について、図面を参照して説
明する。
明する。
第1図は、この発明の一実施例を示すものである。第1
図において、1は再生EFM信号S 17Mの位相とク
ロックPLCKの位相との位相差を計測する位相差計測
回路、2は再生EFM信号の周波数差を計測する周波数
差計測回路、3は数値データに応じて発振周波数が制御
されるディジタル制御発振器である。
図において、1は再生EFM信号S 17Mの位相とク
ロックPLCKの位相との位相差を計測する位相差計測
回路、2は再生EFM信号の周波数差を計測する周波数
差計測回路、3は数値データに応じて発振周波数が制御
されるディジタル制御発振器である。
位相差計測回路1には、入力端子4からコンパクトディ
スクの再生EFM信号S 17Mが供給される。これと
ともに、位相差計測回路1には、ディジタル制御発振器
3からクロックP L CKが供給される。また、位相
差計測回路1には、端子7からシステムクロックSCK
が計測用のクロックとして供給される。このシステムク
ロックSCKの周波数(例えば34.5MHz)は、ク
ロックPCLKの周波数(例えば4.3218MHz)
の例えば8倍とされる。
スクの再生EFM信号S 17Mが供給される。これと
ともに、位相差計測回路1には、ディジタル制御発振器
3からクロックP L CKが供給される。また、位相
差計測回路1には、端子7からシステムクロックSCK
が計測用のクロックとして供給される。このシステムク
ロックSCKの周波数(例えば34.5MHz)は、ク
ロックPCLKの周波数(例えば4.3218MHz)
の例えば8倍とされる。
位相差計測回路lで、システムクロックSCKを用いて
、ディジタル制御発振器3の出力クロックPLCKの位
相と再生EFM信号S EFMの位相との位相差が計測
される。
、ディジタル制御発振器3の出力クロックPLCKの位
相と再生EFM信号S EFMの位相との位相差が計測
される。
つまり、第2図において、再生EFM信号(第2図B)
のデータ変化点1.からクロックPLCK(第2図C)
の例えば立ち下がりL2までの時間T 、で、第2図り
に示すように、システムクロック5CK(第2図A)が
カウントされる。
のデータ変化点1.からクロックPLCK(第2図C)
の例えば立ち下がりL2までの時間T 、で、第2図り
に示すように、システムクロック5CK(第2図A)が
カウントされる。
システムクロックSCKは、第2図りに示すように、「
0、−3、−2、−1.0,1.2.3・・・」の順に
カウントされる。システムクロックSCKは、従来では
、「−4、−3、−2、−1、0.1.2.3・・・」
の順にカウントされていたが、この実施例では、カウン
ト値「−4」はOとして処理される。これは、後に説明
するように、アシンメトリの悪いディスクでも、位相ロ
ックできるように、位相ロックの不感帯を設定するため
である。
0、−3、−2、−1.0,1.2.3・・・」の順に
カウントされる。システムクロックSCKは、従来では
、「−4、−3、−2、−1、0.1.2.3・・・」
の順にカウントされていたが、この実施例では、カウン
ト値「−4」はOとして処理される。これは、後に説明
するように、アシンメトリの悪いディスクでも、位相ロ
ックできるように、位相ロックの不感帯を設定するため
である。
第2図では、再生EFM信号のデータ変化点t1からク
ロックPLCKの立ち下がりt2までの時間T1で、シ
ステムクロックSCKが4クロツク分カウントされてい
る。システムクロ、ツクSCKは、クロックPLCKの
8倍の周波数とされている。したがって、このように再
生EFM信号のデータ変化点t、からクロックPLCK
の立ち下がりt2までの時間TIで、システムクロック
SCKが4クロツク分(クロックPLCKのA周期分)
カウントされている時、再生EFM信号の位相とクロッ
クPLCKの位相とが同期している。
ロックPLCKの立ち下がりt2までの時間T1で、シ
ステムクロックSCKが4クロツク分カウントされてい
る。システムクロ、ツクSCKは、クロックPLCKの
8倍の周波数とされている。したがって、このように再
生EFM信号のデータ変化点t、からクロックPLCK
の立ち下がりt2までの時間TIで、システムクロック
SCKが4クロツク分(クロックPLCKのA周期分)
カウントされている時、再生EFM信号の位相とクロッ
クPLCKの位相とが同期している。
システムクロックSCKは「0、−3、−2.1.0.
1.2.3、・・・」の順にカウントされるので、この
場合には、第2図りに示すように、システムクロックS
CKのカウント値が「0」になる。
1.2.3、・・・」の順にカウントされるので、この
場合には、第2図りに示すように、システムクロックS
CKのカウント値が「0」になる。
第3図に示すように、クロックPLCKの位相が再生E
FM信号の位相より進んでいると、時間T、でカウント
されるシステムクロックSCKが4クロツクより少なく
なる。第3図りでは、システムクロックSCKが2クロ
ツク分カウントされ、そのカウント値が負の値(例えば
’−2J)になる。カウント値が負の値の時には、ディ
ジタル制御発振器3から出力されるクロックPLCKの
位相が遅らされる。
FM信号の位相より進んでいると、時間T、でカウント
されるシステムクロックSCKが4クロツクより少なく
なる。第3図りでは、システムクロックSCKが2クロ
ツク分カウントされ、そのカウント値が負の値(例えば
’−2J)になる。カウント値が負の値の時には、ディ
ジタル制御発振器3から出力されるクロックPLCKの
位相が遅らされる。
第4図に示すように、クロックPLCKの位相が再生E
FM信号S08より遅れていると、時間TIの間にカウ
ントされるシステムクロックSCKが4クロツクより多
くなる。第4図りでは、システムクロックSCKが5ク
ロツク分カウントされ、そのカウント値が正の値(例え
ば「1」)になる。カウント値が正の値の時には、ディ
ジタル制御発振器3から出力されるクロックPLCKの
位相が進められる。
FM信号S08より遅れていると、時間TIの間にカウ
ントされるシステムクロックSCKが4クロツクより多
くなる。第4図りでは、システムクロックSCKが5ク
ロツク分カウントされ、そのカウント値が正の値(例え
ば「1」)になる。カウント値が正の値の時には、ディ
ジタル制御発振器3から出力されるクロックPLCKの
位相が進められる。
このように、再生EFM信号のデータ変化点L1からク
ロックPLCKの立ち下がりt2までの時間T1が4ク
ロツク分となるように制御することにより、再生EFM
信号の位相とクロ・7りPLCKの位相とがロックされ
る。
ロックPLCKの立ち下がりt2までの時間T1が4ク
ロツク分となるように制御することにより、再生EFM
信号の位相とクロ・7りPLCKの位相とがロックされ
る。
ところで、この実施例では、時間T、の間にカウントさ
れるシステムクロックSCKが4クロツク分の場合だけ
でなく、0クロツク分(又は8クロ、り分)となった場
合にも、位相差計測回路1から「0」が出力されるよう
にされている。すなわち、従来では、カウント値「−4
」とされていた値が「0」として処理される。したがっ
て、第5図に示すように、再生EFM信号のデータ変化
点とクロックPLCKの立ち下がりとが同期している場
合にも、位相がロックされる。換言すると、再生EFM
信号S。FMの位相とクロックPLCKの位相とが±1
80度分ずれている場合にも、位相ロックがかかる。
れるシステムクロックSCKが4クロツク分の場合だけ
でなく、0クロツク分(又は8クロ、り分)となった場
合にも、位相差計測回路1から「0」が出力されるよう
にされている。すなわち、従来では、カウント値「−4
」とされていた値が「0」として処理される。したがっ
て、第5図に示すように、再生EFM信号のデータ変化
点とクロックPLCKの立ち下がりとが同期している場
合にも、位相がロックされる。換言すると、再生EFM
信号S。FMの位相とクロックPLCKの位相とが±1
80度分ずれている場合にも、位相ロックがかかる。
これは、例えば再生しているコンパクトディスクのアシ
ンメトリが悪く、再生EFM信号中に±180度のジッ
タが含まれている場合でも、位相ロックできるようにす
るためである。
ンメトリが悪く、再生EFM信号中に±180度のジッ
タが含まれている場合でも、位相ロックできるようにす
るためである。
つまり、アシンメトリが悪く再生EFM信号SEFM中
に例えば±0.5T分のジッタが生じたとする。±0.
5T分ジッタは、クロンクPCKO±180度分の変動
に対応する。
に例えば±0.5T分のジッタが生じたとする。±0.
5T分ジッタは、クロンクPCKO±180度分の変動
に対応する。
従来では、±180度の変動に対する不感帯が設けられ
ていないので、再生EFM信号S EFMの位相とクロ
ックPLCKの位相とが一致している場合だけ位相ロッ
クがかかり、±180度分のジッタが発生すると、安定
した状態でロックできなくなる。±180度分のジッタ
では、位相が進んだのか遅れたのかを判断できないため
である。
ていないので、再生EFM信号S EFMの位相とクロ
ックPLCKの位相とが一致している場合だけ位相ロッ
クがかかり、±180度分のジッタが発生すると、安定
した状態でロックできなくなる。±180度分のジッタ
では、位相が進んだのか遅れたのかを判断できないため
である。
これに対して、この発明の一実施例では、再生EFM信
号S42、の位相とクロックPLCKの位相とが±18
0度分ずれている場合にも、位相ロックがかかる。した
がって、±180度分のジッタが含まれている場合でも
位相ロックがかかり、アシンメトリが悪いディスクでも
、エラーレートが改善できる。
号S42、の位相とクロックPLCKの位相とが±18
0度分ずれている場合にも、位相ロックがかかる。した
がって、±180度分のジッタが含まれている場合でも
位相ロックがかかり、アシンメトリが悪いディスクでも
、エラーレートが改善できる。
第1図において、位相差計測回路1から、上述のように
再生EFM信号S!:FMの位相とクロックPLCKの
位相との位相差を計測して求めた位相補正データが出力
される。この位相補正データが加算器5に供給される。
再生EFM信号S!:FMの位相とクロックPLCKの
位相との位相差を計測して求めた位相補正データが出力
される。この位相補正データが加算器5に供給される。
周波数差計測回路2は、エツジ微分回路10と、ΔT計
測カウンタ11と、N検出カウンタ12と、周波数エラ
ー量換算ROM13と、ローパスフィルタ14とから構
成される。
測カウンタ11と、N検出カウンタ12と、周波数エラ
ー量換算ROM13と、ローパスフィルタ14とから構
成される。
入力端子4からの再生EFM信号S EFMがエツジ微
分回路10に供給される。エツジ微分回路10で、再生
EFM信号の変化点が検出される。このエツジ微分回路
10の出力がΔT計測カウンタ11に供給されるととも
に、N検出カウンタ12に供給される。
分回路10に供給される。エツジ微分回路10で、再生
EFM信号の変化点が検出される。このエツジ微分回路
10の出力がΔT計測カウンタ11に供給されるととも
に、N検出カウンタ12に供給される。
ΔT計測カウンタ11には、端子8からシステムクロッ
クSCKが計測クロックとして供給される。ΔT計測カ
ウンタ11で、再生EFM信号SEFにの変化点の間の
システムクロックSCKがカウントされる。
クSCKが計測クロックとして供給される。ΔT計測カ
ウンタ11で、再生EFM信号SEFにの変化点の間の
システムクロックSCKがカウントされる。
ΔT計測カウンタ11の出力がN検出カウンタ12に供
給される。システムクロックSCKがクロックPLCK
の8倍であるから、ITパターンの間に、ΔT計測カウ
ンタ11でシステムクロックSCKが8クロック分カウ
ントされる。ΔT計測カウンタ11でシステムクロック
SCKが8クロック分カウントされる毎に、N検出カウ
ンタ12がアップカウントされる。このN検出カウンタ
12の出力から、再生EFM信号のパターンが検出され
る。
給される。システムクロックSCKがクロックPLCK
の8倍であるから、ITパターンの間に、ΔT計測カウ
ンタ11でシステムクロックSCKが8クロック分カウ
ントされる。ΔT計測カウンタ11でシステムクロック
SCKが8クロック分カウントされる毎に、N検出カウ
ンタ12がアップカウントされる。このN検出カウンタ
12の出力から、再生EFM信号のパターンが検出され
る。
ΔT計測カウンタ11の出力及びN検出力ウンタエ2の
出力が周波数エラー量換算ROM13に供給される。周
波数エラー量換算ROM13には、第6図に示すように
、各パターン毎に、周波数差に対応する周波数補正デー
タが蓄えられている。
出力が周波数エラー量換算ROM13に供給される。周
波数エラー量換算ROM13には、第6図に示すように
、各パターン毎に、周波数差に対応する周波数補正デー
タが蓄えられている。
この周波数エラー量換算ROM13に蓄えられている周
波数補正データは、所定クロックの誤差に対する各パタ
ーン毎の時間軸変動の割合に応じた重み付けをして設定
される。但し、後に詳述するように、3Tパターンの場
合には、このような重み付けに従っていない。すなわち
、3Tパターンでは、ΔT計測カウンタ11の出力が「
3」、r5jになる点が不感帯とされている。また、Δ
T計測カウンタ11の出力が「2」、「6」になる点の
周波数補正データが理論値より小さくされている。これ
は、アシンメトリの悪いディスクの場合に、3Tパター
ンでエラーレートが悪化するのを防止するためである。
波数補正データは、所定クロックの誤差に対する各パタ
ーン毎の時間軸変動の割合に応じた重み付けをして設定
される。但し、後に詳述するように、3Tパターンの場
合には、このような重み付けに従っていない。すなわち
、3Tパターンでは、ΔT計測カウンタ11の出力が「
3」、r5jになる点が不感帯とされている。また、Δ
T計測カウンタ11の出力が「2」、「6」になる点の
周波数補正データが理論値より小さくされている。これ
は、アシンメトリの悪いディスクの場合に、3Tパター
ンでエラーレートが悪化するのを防止するためである。
ΔT計測カウンタ11の出力及びN検出カウンタ12の
出力に応じて、周波数エラー量換算ROM13から周波
数補正データが読み出される。この周波数補正データが
ローパスフィルタ14を介して加算器5に供給される。
出力に応じて、周波数エラー量換算ROM13から周波
数補正データが読み出される。この周波数補正データが
ローパスフィルタ14を介して加算器5に供給される。
第7図Cに示すように、再生EFM信号S EFMのデ
ータの変化点t11から、ΔT計測カウンタ11で、シ
ステムクロックSCK (第7図A)がカウントされる
。ΔT計測カウンタ11は、0〜7まで8クロック分(
クロックPLCKの一周期分に対応する)、システムク
ロックSCKをカウントする。ΔT計測カウンタ11で
システムクロックSCKが8クロック分カウントされる
毎に、第7図りに示すように、N検出カウンタ12がカ
ウントアンプされる。このN検出カウンタ12の出力か
ら、再生EFM信号のパターンが検出される。
ータの変化点t11から、ΔT計測カウンタ11で、シ
ステムクロックSCK (第7図A)がカウントされる
。ΔT計測カウンタ11は、0〜7まで8クロック分(
クロックPLCKの一周期分に対応する)、システムク
ロックSCKをカウントする。ΔT計測カウンタ11で
システムクロックSCKが8クロック分カウントされる
毎に、第7図りに示すように、N検出カウンタ12がカ
ウントアンプされる。このN検出カウンタ12の出力か
ら、再生EFM信号のパターンが検出される。
そして、次の再生EFM信号S EFMのデータの変化
点t+zで、ΔT計測カウンタ11の出力及びN検出カ
ウンタ12の出力が周波数エラー量変換ROM13に取
り込まれる。
点t+zで、ΔT計測カウンタ11の出力及びN検出カ
ウンタ12の出力が周波数エラー量変換ROM13に取
り込まれる。
周波数エラーのない場合には、第7図Cに示すように、
次のデータの変化点t+zでのΔT計測カウンタ11の
出力は「0」になる。
次のデータの変化点t+zでのΔT計測カウンタ11の
出力は「0」になる。
これに対して、再生EFM信号sir+の周波数が低く
なってくると、第8図Cに示すように、データの変化点
t11から次のデータの変化点t+zまでの間にカウン
トされるシステムクロックSCKの数が8の倍数より多
くなる。第8図Cでは、ΔT計測カウンタ11の出力が
「2」になっている。
なってくると、第8図Cに示すように、データの変化点
t11から次のデータの変化点t+zまでの間にカウン
トされるシステムクロックSCKの数が8の倍数より多
くなる。第8図Cでは、ΔT計測カウンタ11の出力が
「2」になっている。
N検出カウンタ12の出力が3Tパターンで、ΔT計測
カウンタ11の出力が「2」の場合には、第6図に示す
ように、周波数エラー量変換ROM13の出力は「38
」になる。周波数エラー量変換ROM13の出力が正の
時には、ディジタル制御発振器3の位相が進められる。
カウンタ11の出力が「2」の場合には、第6図に示す
ように、周波数エラー量変換ROM13の出力は「38
」になる。周波数エラー量変換ROM13の出力が正の
時には、ディジタル制御発振器3の位相が進められる。
また、周波数が高(なってくると、第9図Cに示すよう
に、データの変化点tllから次のデータの変化点t1
□までの間にカウントされるシステムクロックSCKの
数が8の倍数より少なくなる。
に、データの変化点tllから次のデータの変化点t1
□までの間にカウントされるシステムクロックSCKの
数が8の倍数より少なくなる。
第9図Cでは、ΔT計測カウンタ11の出力が「6」に
なっている。N検出カウンタ12の出力が3Tパターン
で、ΔT計測カウンタ11の出力が「6」の場合には、
第6図に示すように、周波数エラー量変換ROM13の
出力はr−38Jになる。周波数エラー量変換ROM1
3の出力が負の時には、ディジタル制御発振器3の位相
が遅らされる。
なっている。N検出カウンタ12の出力が3Tパターン
で、ΔT計測カウンタ11の出力が「6」の場合には、
第6図に示すように、周波数エラー量変換ROM13の
出力はr−38Jになる。周波数エラー量変換ROM1
3の出力が負の時には、ディジタル制御発振器3の位相
が遅らされる。
したがって、ΔT計測カウンタ11の出力が「0」にな
るように、ディジタル制御発振器3の周波数が制御され
る。
るように、ディジタル制御発振器3の周波数が制御され
る。
ところで、1周期当たりの周波数エラー量はΔT計測カ
ウンタ11で得られるカウント値をパターン数で割れば
求まり、これに基づいて重み付けして周波数補正データ
を求めると、3丁パターンではΔT計測カウンタ11の
出力が「3」、「5」になる点に対して、大きな値(例
えば「63」、r−63J)の周波数補正データが設定
される。ところが、このように3Tパターンで、ΔT計
測カウンタllの出力が「3」、「5」になる点に周波
数補正データを蓄えるようにすると、アシンメトリが悪
いディスクで大きなジッタが発生している場合に、周波
数エラー量変換ROMl3から絶えず大きな値の周波数
補正データが出力されることになり、ディジタル制御発
振器3が安定しなくなる。
ウンタ11で得られるカウント値をパターン数で割れば
求まり、これに基づいて重み付けして周波数補正データ
を求めると、3丁パターンではΔT計測カウンタ11の
出力が「3」、「5」になる点に対して、大きな値(例
えば「63」、r−63J)の周波数補正データが設定
される。ところが、このように3Tパターンで、ΔT計
測カウンタllの出力が「3」、「5」になる点に周波
数補正データを蓄えるようにすると、アシンメトリが悪
いディスクで大きなジッタが発生している場合に、周波
数エラー量変換ROMl3から絶えず大きな値の周波数
補正データが出力されることになり、ディジタル制御発
振器3が安定しなくなる。
そこで、この発明の一実施例では、3Tパターンでは、
±3クロック分の時間軸変動に対して不感帯を設けてい
る。また、3Tパターンでは、±2クロック分の変動に
対する周波数補正データが小さくされている。このため
、アシンメトリの悪いディスクの場合には、3Tパター
ンで大きな周波数変動が生じている場合にはディジタル
制御発振器3の発振周波数が変動されなくなり、ディジ
タル制御発振器3が安定し、エラーレートが改善される
。
±3クロック分の時間軸変動に対して不感帯を設けてい
る。また、3Tパターンでは、±2クロック分の変動に
対する周波数補正データが小さくされている。このため
、アシンメトリの悪いディスクの場合には、3Tパター
ンで大きな周波数変動が生じている場合にはディジタル
制御発振器3の発振周波数が変動されなくなり、ディジ
タル制御発振器3が安定し、エラーレートが改善される
。
第1図において、加算器5で、位相差計測回路1からの
位相差データと、周波数差計測回路2からの周波数差デ
ータとが加算される。この加算器5の出力がディジタル
制御発振器3に供給される。
位相差データと、周波数差計測回路2からの周波数差デ
ータとが加算される。この加算器5の出力がディジタル
制御発振器3に供給される。
この加算器5からのデータに応じて、ディジタル制御発
振器3の周波数が制御される。
振器3の周波数が制御される。
この発明によれば、再生EFM信号5EFNの位相とク
ロックPLCKの位相とが±180度となる点に不感帯
が設けられる。このため、再生EFM信号S EFMの
位相とクロックPLCKの位相とが±180度分ずれて
いる場合にも、位相ロックがかかる。したがって、±1
80度分のジッタが含まれている場合でも位相ロックが
かかり、アシンメトリが悪いディスクでも、エラーレー
トが改善できる。
ロックPLCKの位相とが±180度となる点に不感帯
が設けられる。このため、再生EFM信号S EFMの
位相とクロックPLCKの位相とが±180度分ずれて
いる場合にも、位相ロックがかかる。したがって、±1
80度分のジッタが含まれている場合でも位相ロックが
かかり、アシンメトリが悪いディスクでも、エラーレー
トが改善できる。
第10図は、アシンメトリの悪いディスクを従来のディ
ジタルPLLを用いたコンパクトディスクプレーヤで再
生した時のエラーレートを示し、第11図は、アシンメ
トリの悪いディスクをこの発明が通用されたディジタル
PLLを用いたコンパクトディスクプレーヤで再生した
時のエラーレートを示すものである。第10図及び第1
1図において、横軸は時間を示し、縦軸はエラーレート
を示す。Elはブロックエラー、E2はエラー訂正不能
で補間されるエラーである。なお、この例では、ディス
クを倍速再生させている。
ジタルPLLを用いたコンパクトディスクプレーヤで再
生した時のエラーレートを示し、第11図は、アシンメ
トリの悪いディスクをこの発明が通用されたディジタル
PLLを用いたコンパクトディスクプレーヤで再生した
時のエラーレートを示すものである。第10図及び第1
1図において、横軸は時間を示し、縦軸はエラーレート
を示す。Elはブロックエラー、E2はエラー訂正不能
で補間されるエラーである。なお、この例では、ディス
クを倍速再生させている。
従来では、第10図においてE2で示すように、エラー
訂正不可能で補間されるエラーが多く発生している。こ
の発明が適用されると、第11図においてEl2で示す
ように、エラー訂正不可能で補間されるエラーが殆ど発
生されなくなる。
訂正不可能で補間されるエラーが多く発生している。こ
の発明が適用されると、第11図においてEl2で示す
ように、エラー訂正不可能で補間されるエラーが殆ど発
生されなくなる。
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図〜第
5図はこの発明の一実施例における位相制御の説明に用
いるタイミング図、第6図はこの発明の一実施例におけ
る周波数制御の説明に用いる路線図、第7図〜第9図は
この発明の一実施例における周波数制御の説明に用いる
タイミング図。 第10図及び第11図はこの発明の効果を示すグラフで
ある。 図面における主要な符号の説明 に位相差計測回路、2:周波数差計測回路。 3:ディジタル制御発振器、11:ΔT計測カウンタ。 12:N検出カウンタ、13:周波数エラー量変換RO
M。
5図はこの発明の一実施例における位相制御の説明に用
いるタイミング図、第6図はこの発明の一実施例におけ
る周波数制御の説明に用いる路線図、第7図〜第9図は
この発明の一実施例における周波数制御の説明に用いる
タイミング図。 第10図及び第11図はこの発明の効果を示すグラフで
ある。 図面における主要な符号の説明 に位相差計測回路、2:周波数差計測回路。 3:ディジタル制御発振器、11:ΔT計測カウンタ。 12:N検出カウンタ、13:周波数エラー量変換RO
M。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ディジタル制御発振器の発振出力の位相と、入力信号の
位相との位相差を計測し、上記位相差に基づいて上記デ
ィジタル制御発振器を制御するようにしたディジタルP
LLにおいて、 上記ディジタル制御発振器の発振出力の位相と上記入力
信号の位相との位相差が±180度の近傍に不感帯を設
定するようにしたことを特徴とするディジタルPLL。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2091468A JPH03289820A (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | ディジタルpll |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2091468A JPH03289820A (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | ディジタルpll |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03289820A true JPH03289820A (ja) | 1991-12-19 |
Family
ID=14027220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2091468A Pending JPH03289820A (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | ディジタルpll |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03289820A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5661425A (en) * | 1994-06-20 | 1997-08-26 | Sharp Kabushiki Kaisha | Digital PLL circuit |
JP2013164296A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-22 | Denso Corp | 自励共振回路 |
-
1990
- 1990-04-06 JP JP2091468A patent/JPH03289820A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5661425A (en) * | 1994-06-20 | 1997-08-26 | Sharp Kabushiki Kaisha | Digital PLL circuit |
JP2013164296A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-22 | Denso Corp | 自励共振回路 |
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