JPH03284716A - プラスチック製累進多焦点眼鏡レンズ及びその製造方法 - Google Patents
プラスチック製累進多焦点眼鏡レンズ及びその製造方法Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はプラスチック製累進多焦点眼鏡レンズ及びその
製造方法に関する。
製造方法に関する。
〔従来の技術及び
発明が解決しようとする課題]
プラスチックレンズはガラスレンズに比べて軽量で割れ
難く、しかもガラスレンズより量産性が良いことから眼
鏡用レンズとして広く利用されるようになっており、特
に近年、累進多焦点レンズのような特殊な眼鏡レンズと
してもプラスチックレンズが使用されるようになってい
る。
難く、しかもガラスレンズより量産性が良いことから眼
鏡用レンズとして広く利用されるようになっており、特
に近年、累進多焦点レンズのような特殊な眼鏡レンズと
してもプラスチックレンズが使用されるようになってい
る。
従来、プラスチック類の累進多焦点レンズは熱硬化性樹
脂を用いた注型法によって製造されている。この方法で
は製造しようとするレンズの表面と同一の曲面形状を有
する2枚のガラス板製の型の間に熱硬化性樹脂を注入し
、熱処理して熱硬化性樹脂を重合・硬化させた後に離型
してレンズを得ているが、その形状、外径、厚み等によ
り熱硬化性樹脂の硬化に7〜36時間もの長い時間を要
するため大量生産には向かず、しがも価格が高いと問題
もあった。更に従来の注型法に用いるガラス板製の型は
、製造に手間がかかるという問題もある。しかも、ガラ
ス板製の型を用いた注型法で得られるレンズは面精度が
それほど高(なく、このため場合によっては離型後に手
作業でレンズ研磨を行っているが、レンズ研磨には熟練
を要するとともに、累進多焦点レンズのように複雑な形
状のレンズの場合、手作業の研磨によって同一形状のも
のを大量に製造することはきわめて困難なことであった
。
脂を用いた注型法によって製造されている。この方法で
は製造しようとするレンズの表面と同一の曲面形状を有
する2枚のガラス板製の型の間に熱硬化性樹脂を注入し
、熱処理して熱硬化性樹脂を重合・硬化させた後に離型
してレンズを得ているが、その形状、外径、厚み等によ
り熱硬化性樹脂の硬化に7〜36時間もの長い時間を要
するため大量生産には向かず、しがも価格が高いと問題
もあった。更に従来の注型法に用いるガラス板製の型は
、製造に手間がかかるという問題もある。しかも、ガラ
ス板製の型を用いた注型法で得られるレンズは面精度が
それほど高(なく、このため場合によっては離型後に手
作業でレンズ研磨を行っているが、レンズ研磨には熟練
を要するとともに、累進多焦点レンズのように複雑な形
状のレンズの場合、手作業の研磨によって同一形状のも
のを大量に製造することはきわめて困難なことであった
。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、上記従来技術
の欠点を解決したプラスチック製累進多焦点眼鏡レンズ
及びその製造方法を提供することを目的とする。
の欠点を解決したプラスチック製累進多焦点眼鏡レンズ
及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明者は鋭意研究した結果、特に射出成形によるとレ
ンズの歪みが少なく好ましいことを見出し、この射出成
形により上記従来技術の欠点を解消し得た累進多焦点レ
ンズ及びその製造方法を見出した。
ンズの歪みが少なく好ましいことを見出し、この射出成
形により上記従来技術の欠点を解消し得た累進多焦点レ
ンズ及びその製造方法を見出した。
即ち本発明のプラスチック製累進多焦点眼鏡レンズは、
透明熱可塑性プラスチックよりなる累進多焦点眼鏡レン
ズであって、該レンズは電鋳金型内に熱可塑性プラスチ
ックを射出成形又は射出圧縮成型して形成されたことを
特徴とする。また本発明のプラスチック製累進多焦点眼
鏡レンズの製造方法は、累進多焦点眼鏡レンズ製造用の
マスターモデルに電鋳を施してマスターモデル表面に電
鋳層を形成した後、マスターモデルから離型した電鋳層
を基に形成した電鋳金型の成形室内に、透明熱可塑性プ
ラスチックを射出成型又は射出圧縮成型することを特徴
とする。
透明熱可塑性プラスチックよりなる累進多焦点眼鏡レン
ズであって、該レンズは電鋳金型内に熱可塑性プラスチ
ックを射出成形又は射出圧縮成型して形成されたことを
特徴とする。また本発明のプラスチック製累進多焦点眼
鏡レンズの製造方法は、累進多焦点眼鏡レンズ製造用の
マスターモデルに電鋳を施してマスターモデル表面に電
鋳層を形成した後、マスターモデルから離型した電鋳層
を基に形成した電鋳金型の成形室内に、透明熱可塑性プ
ラスチックを射出成型又は射出圧縮成型することを特徴
とする。
以下、本発明の一実施例を図面に基き説明する。
第1図は本発明の累積多焦点眼鏡レンズ1の度数分布の
模式図(等しい度数の部分を線で結んだもの)を示すも
ので、同図に示すように本発明の累積多焦点眼鏡レンズ
1は遠用から近用まで距離に応じた複数の焦点を有する
レンズである。
模式図(等しい度数の部分を線で結んだもの)を示すも
ので、同図に示すように本発明の累積多焦点眼鏡レンズ
1は遠用から近用まで距離に応じた複数の焦点を有する
レンズである。
本発明の眼鏡レンズ1は熱可塑性プラスチックよりなる
が、原料熱可塑性プラスチックとしては透明で光学特性
の良いものが好ましく、このような熱可塑性プラスチッ
クとしては例えば、ポリメチルメタクレート、ポリカー
ボネート、ポリスチレン、ポリメチルペンテン等が好ま
しい。これらのなかでも屈折率が高(、割れにくいこと
から薄肉で大型の眼鏡レンズを製造し易いポリカーボネ
ートが好ましい。またポリカーボネートは染色による着
色が可能であるため、サングラス等の色付きレンズを容
易に製造できるとともに、紫外線の吸収性を有するため
ポリカーボネート製のレンズは目に有害な紫外線をカッ
トして目の保護の役目も果たす好ましいものである。
が、原料熱可塑性プラスチックとしては透明で光学特性
の良いものが好ましく、このような熱可塑性プラスチッ
クとしては例えば、ポリメチルメタクレート、ポリカー
ボネート、ポリスチレン、ポリメチルペンテン等が好ま
しい。これらのなかでも屈折率が高(、割れにくいこと
から薄肉で大型の眼鏡レンズを製造し易いポリカーボネ
ートが好ましい。またポリカーボネートは染色による着
色が可能であるため、サングラス等の色付きレンズを容
易に製造できるとともに、紫外線の吸収性を有するため
ポリカーボネート製のレンズは目に有害な紫外線をカッ
トして目の保護の役目も果たす好ましいものである。
本発明の眼鏡レンズ1−は電鋳金型を用いて上記熱可塑
性プラスチックを射出成形成いは射出圧縮成形するとこ
により製造される。以下に本発明の製造方法について説
明する。
性プラスチックを射出成形成いは射出圧縮成形するとこ
により製造される。以下に本発明の製造方法について説
明する。
まず第2図に示すように製造しようとする眼鏡レンズと
同一形状のマスターモデル2を製造する。
同一形状のマスターモデル2を製造する。
このマスターモデル2は、ガラスを含むセラミック材、
熱硬化性プラスチック、一般に光学系の射出成形用金型
材として使用されている析出硬化鋼、ステンレス系耐食
鋼及び非鉄金属の銅、真鍮等の材料を用いて切削、研削
、研磨の加工を行い、最終的に熟練者の手作業での磨き
仕上げを行う方法、CNC非球面加工機のような専用機
械を利用する等の方法で製造することができる。
熱硬化性プラスチック、一般に光学系の射出成形用金型
材として使用されている析出硬化鋼、ステンレス系耐食
鋼及び非鉄金属の銅、真鍮等の材料を用いて切削、研削
、研磨の加工を行い、最終的に熟練者の手作業での磨き
仕上げを行う方法、CNC非球面加工機のような専用機
械を利用する等の方法で製造することができる。
次いでマスターモデル2の表面に導電性塗料を塗布した
後、電極をつないで公知の方法に基づいて電鋳を行いマ
スターモデル2の表面に電鋳層3を形成する。第2図は
電鋳層3をまずマスターモデル3の片側にのみ形成した
場合を示し、このようにマスターモデル2の片面側のみ
に電鋳層3を形成する方法としては、電鋳層3を形成し
たい部分のみに導電性塗料を塗布しておく方法、電鋳層
を形成したい部分のみを電鋳液に浸漬する方法、電鋳層
を形成したくない部分をシール材等によって被覆してお
く方法等が挙げられ、これらの方法の何れか又はこれら
を適宜組み合わせて電鋳を行えば良い。電鋳層3をマス
ターモデル2がら離型後、マスターモデル2の反対側も
同様にして電鋳を行う、このようにして得た電鋳層から
マスターモデル2の形状に応じた電鋳型4が得られる(
第3図)。
後、電極をつないで公知の方法に基づいて電鋳を行いマ
スターモデル2の表面に電鋳層3を形成する。第2図は
電鋳層3をまずマスターモデル3の片側にのみ形成した
場合を示し、このようにマスターモデル2の片面側のみ
に電鋳層3を形成する方法としては、電鋳層3を形成し
たい部分のみに導電性塗料を塗布しておく方法、電鋳層
を形成したい部分のみを電鋳液に浸漬する方法、電鋳層
を形成したくない部分をシール材等によって被覆してお
く方法等が挙げられ、これらの方法の何れか又はこれら
を適宜組み合わせて電鋳を行えば良い。電鋳層3をマス
ターモデル2がら離型後、マスターモデル2の反対側も
同様にして電鋳を行う、このようにして得た電鋳層から
マスターモデル2の形状に応じた電鋳型4が得られる(
第3図)。
尚、第2図に示した如くマスターモデル2の片側毎に電
鋳を行う場合に限らず、マスターモデル2の全面に同時
に電鋳を行って形成した電鋳層を2分割してマスターモ
デル2から離型するようにしても良いが、電鋳層を離型
し易い点でマスターモデル2の片側毎に電鋳層を得る方
法が好ましい。
鋳を行う場合に限らず、マスターモデル2の全面に同時
に電鋳を行って形成した電鋳層を2分割してマスターモ
デル2から離型するようにしても良いが、電鋳層を離型
し易い点でマスターモデル2の片側毎に電鋳層を得る方
法が好ましい。
また電鋳型4はマスターモデル2に電鋳を施して得た電
鋳層をそのまま用いて製造することもできるが、離型し
た電鋳層を型として電鋳用マスターモデルを作成し、電
鋳を1回或いは2〜10回程度繰り返し行った後に得ら
れた電鋳層を用いて電鋳型を製造しても良い。更にマス
ターモデル2は上記例で示した如く製造しようとするレ
ンズと同形状のものを用いる場合に限らず、製造しよう
とするレンズと逆の形状のものを用いて電鋳金型4を製
造することもできる。
鋳層をそのまま用いて製造することもできるが、離型し
た電鋳層を型として電鋳用マスターモデルを作成し、電
鋳を1回或いは2〜10回程度繰り返し行った後に得ら
れた電鋳層を用いて電鋳型を製造しても良い。更にマス
ターモデル2は上記例で示した如く製造しようとするレ
ンズと同形状のものを用いる場合に限らず、製造しよう
とするレンズと逆の形状のものを用いて電鋳金型4を製
造することもできる。
このようにして得られた電鋳金型4の成形室5内に、射
出口6から熱可塑性プラスチックを射出成形成いは射出
圧縮成形した後、離型することにより本発明の累進多焦
点眼鏡レンズ1が得られる。
出口6から熱可塑性プラスチックを射出成形成いは射出
圧縮成形した後、離型することにより本発明の累進多焦
点眼鏡レンズ1が得られる。
熱可塑性プラスチックを射出成形成いは射出圧縮成形し
、冷却後離型するまでの1回の成形光たりに要する時間
は1〜3分程度である。
、冷却後離型するまでの1回の成形光たりに要する時間
は1〜3分程度である。
以上説明したように本発明の累進多焦点眼鏡レンズは熱
可塑性プラスチックを電鋳型に射出成形又は射出圧縮成
形して製造されるため、同一形状のレンズを大量生産す
ることができ、安価に提供されるものである。また本発
明方法で用いる型はマスターモデルに電鋳を行って形成
した電鋳層を用いて製造されるため、累進多焦点レンズ
のような複雑な形状であっても容易かつ確実に目的の形
状とすることができ、またマスターモデルを一つ作れば
、そのマスターモデルを用いて同一形状の型取りが容易
であるから、多数個取りの型であっても容易に製造する
ことができ、しかも本発明方法は熱可塑性プラスチック
を用いて成形するため、熱硬化性樹脂に比べて成形サイ
クルが短く、大量生産を容易に果たすことができる。更
に本発明方法で得られるレンズは面精度が高く、注型法
のように離型後のレンズに研磨を施す必要がなく、優れ
たプラスチックレンズを安価にかつ効率良く製造できる
効果を有する。
可塑性プラスチックを電鋳型に射出成形又は射出圧縮成
形して製造されるため、同一形状のレンズを大量生産す
ることができ、安価に提供されるものである。また本発
明方法で用いる型はマスターモデルに電鋳を行って形成
した電鋳層を用いて製造されるため、累進多焦点レンズ
のような複雑な形状であっても容易かつ確実に目的の形
状とすることができ、またマスターモデルを一つ作れば
、そのマスターモデルを用いて同一形状の型取りが容易
であるから、多数個取りの型であっても容易に製造する
ことができ、しかも本発明方法は熱可塑性プラスチック
を用いて成形するため、熱硬化性樹脂に比べて成形サイ
クルが短く、大量生産を容易に果たすことができる。更
に本発明方法で得られるレンズは面精度が高く、注型法
のように離型後のレンズに研磨を施す必要がなく、優れ
たプラスチックレンズを安価にかつ効率良く製造できる
効果を有する。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は本発明累進多
焦点眼鏡レンズの度数分布を示す模式図、第2図、第3
図は本発明方法の一工程を示す縦断面略図である。 1・・・累進多焦点眼鏡レンズ 2・・・マスターモデ
ル 3・・・電鋳層 4・・・電鋳金型 5・・・成形
室ハ l 累進多す1、点眼繞レンズ 第2図 3 を錆層 第 3 図 5・成形室
焦点眼鏡レンズの度数分布を示す模式図、第2図、第3
図は本発明方法の一工程を示す縦断面略図である。 1・・・累進多焦点眼鏡レンズ 2・・・マスターモデ
ル 3・・・電鋳層 4・・・電鋳金型 5・・・成形
室ハ l 累進多す1、点眼繞レンズ 第2図 3 を錆層 第 3 図 5・成形室
Claims (2)
- (1)透明熱可塑性プラスチックよりなる累進多焦点眼
鏡レンズであって、該レンズは電鋳金型内に熱可塑性プ
ラスチックを射出成形又は射出圧縮成型して形成された
ことを特徴とするプラスチック製累進多焦点眼鏡レンズ
。 - (2)累進多焦点眼鏡レンズ製造用のマスターモデルに
電鋳を施してマスターモデル表面に電鋳層を形成した後
、マスターモデルから離型した電鋳層を基に形成した電
鋳金型の成形室内に、透明熱可塑性プラスチックを射出
成型又は射出圧縮成型することを特徴とするプラスチッ
ク製累進多焦点眼鏡レンズの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8709090A JPH03284716A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | プラスチック製累進多焦点眼鏡レンズ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8709090A JPH03284716A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | プラスチック製累進多焦点眼鏡レンズ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03284716A true JPH03284716A (ja) | 1991-12-16 |
Family
ID=13905256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8709090A Pending JPH03284716A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | プラスチック製累進多焦点眼鏡レンズ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03284716A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007033291A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Mitsutoyo Corp | 粗さ標準片及びその製造方法 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP8709090A patent/JPH03284716A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007033291A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Mitsutoyo Corp | 粗さ標準片及びその製造方法 |
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