JPH0328070Y2 - - Google Patents
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- JPH0328070Y2 JPH0328070Y2 JP1987064629U JP6462987U JPH0328070Y2 JP H0328070 Y2 JPH0328070 Y2 JP H0328070Y2 JP 1987064629 U JP1987064629 U JP 1987064629U JP 6462987 U JP6462987 U JP 6462987U JP H0328070 Y2 JPH0328070 Y2 JP H0328070Y2
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- Japan
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- mounting shaft
- boom
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はトラツククレーン、ラフテレーンクレ
ーン等のホイールクレーンにおいて、圧縮柱式ジ
ブ(以下、単にジブという)を所謂ジブツイスト
方式によつて張出し、格納するジブ張出し、格納
装置に関するものである。
ーン等のホイールクレーンにおいて、圧縮柱式ジ
ブ(以下、単にジブという)を所謂ジブツイスト
方式によつて張出し、格納するジブ張出し、格納
装置に関するものである。
上記ジブツイスト方式によるジブ張出し、格納
のための従来装置の基本的構成とジブ格納手順の
一例を第23図乃至第26図によつて簡単に説明
する。
のための従来装置の基本的構成とジブ格納手順の
一例を第23図乃至第26図によつて簡単に説明
する。
(A) ブーム1の先端部左右両側に第1および第2
両ジブ取付軸11,12を突設する。
両ジブ取付軸11,12を突設する。
(B) ジブ2の基端部左右(ジブ張出し状態におい
て運転室側からみた左右、以下の左右の方向性
について同じ)両側、すなわちジブ第1および
第2両主桁2a,2bの基端部に、ジブ取付軸
11,12に対して係脱しうる二股状の第1お
よび第2両ジブフツト21,22を設ける。
て運転室側からみた左右、以下の左右の方向性
について同じ)両側、すなわちジブ第1および
第2両主桁2a,2bの基端部に、ジブ取付軸
11,12に対して係脱しうる二股状の第1お
よび第2両ジブフツト21,22を設ける。
(C) 両ジブフツト21,22のうち、第1ジブフ
ツト21は、その軸心まわりに回転しうる可動
ジブフツトに構成し、第2ジブフツトは回転不
能な固定ジブフツトに構成する。
ツト21は、その軸心まわりに回転しうる可動
ジブフツトに構成し、第2ジブフツトは回転不
能な固定ジブフツトに構成する。
(D) ジブ2は、使用時に第23,24図に示すよ
うに第1ジブフツト21を第1ジブ取付軸11
に、第2ジブフツト22を第2ジブ取付軸12
にそれぞれ係合させた状態でブーム先端に張出
す。第23図中、Sはこの張出し状態でジブ2
を支持するサスペンシヨンロツドである。
うに第1ジブフツト21を第1ジブ取付軸11
に、第2ジブフツト22を第2ジブ取付軸12
にそれぞれ係合させた状態でブーム先端に張出
す。第23図中、Sはこの張出し状態でジブ2
を支持するサスペンシヨンロツドである。
ジブ格納手順
(イ) サスペンシヨンロツドSを取外し、第1ジブ
フツト21のみを第1ジブ取付軸11に係合連
結した状態で、第23図仮想線で示すようにジ
ブ2をブーム先端下方に吊下げる。Wはこのと
きジブ2を支持する補巻ワイヤロープで、その
端末をジブ2の先端部付近に止着しておく。
フツト21のみを第1ジブ取付軸11に係合連
結した状態で、第23図仮想線で示すようにジ
ブ2をブーム先端下方に吊下げる。Wはこのと
きジブ2を支持する補巻ワイヤロープで、その
端末をジブ2の先端部付近に止着しておく。
(ロ) 補巻ワイヤロープWの端末をジブ先端部から
取外したうえで、第25図に示すようにジブ2
を可動ジブフツト21の軸心まわりに約270゜捻
転させる。
取外したうえで、第25図に示すようにジブ2
を可動ジブフツト21の軸心まわりに約270゜捻
転させる。
(ハ) 補巻ワイヤロープWを、ジブ先端に設けたガ
イドシーブ23に通し、その端末をブーム基部
に止めつけた状態で、補巻ワイヤロープWをゆ
つくりと巻上げることにより、第26図に示す
ようにジブ2を第1ジブ取付軸11を中心にブ
ーム1の左側面に引寄せる。
イドシーブ23に通し、その端末をブーム基部
に止めつけた状態で、補巻ワイヤロープWをゆ
つくりと巻上げることにより、第26図に示す
ようにジブ2を第1ジブ取付軸11を中心にブ
ーム1の左側面に引寄せる。
(ニ) この引寄せ後、ジブ2を基部および先端部
で、公知のジブ固定手段(図示せず)によつて
固定する。
で、公知のジブ固定手段(図示せず)によつて
固定する。
こうして、ジブ2をブーム1の左側面に竪置き
姿勢で所謂横抱き格納する。
姿勢で所謂横抱き格納する。
ところが、従来装置によると、上記のようにジ
ブ2の第1主桁2aの基端部に設けた第1ジブフ
ツト21を支点としてジブ2をブーム左側面に引
寄せ格納する構成としているため、ジブ格納状態
でジブ2の第1主桁2aの大部分(第26図に斜
線を付して示す)がブーム下方に突出することに
なつている。
ブ2の第1主桁2aの基端部に設けた第1ジブフ
ツト21を支点としてジブ2をブーム左側面に引
寄せ格納する構成としているため、ジブ格納状態
でジブ2の第1主桁2aの大部分(第26図に斜
線を付して示す)がブーム下方に突出することに
なつている。
このため、このジブ突出部分によつて、クレー
ン走行中の運転室からの前方視界が狭められ、と
くに運転室前方へのブームのオーバーハング量が
大きくて、元々前方視界が悪いラフテレーンクレ
ーンの場合、上記ジブ突出部分が走行障害となつ
ていた。
ン走行中の運転室からの前方視界が狭められ、と
くに運転室前方へのブームのオーバーハング量が
大きくて、元々前方視界が悪いラフテレーンクレ
ーンの場合、上記ジブ突出部分が走行障害となつ
ていた。
一方、特開昭61−86386号公報に示されている
ように、ジブをブーム側面に引寄せた後、ジブと
ブームとを滑車を介して連繋し、ブーム伸長によ
つてジブを、ブーム下方にできるだけ突出しない
上方位置に引上げるようにしたものが公知であ
る。
ように、ジブをブーム側面に引寄せた後、ジブと
ブームとを滑車を介して連繋し、ブーム伸長によ
つてジブを、ブーム下方にできるだけ突出しない
上方位置に引上げるようにしたものが公知であ
る。
しかし、この構成によると、このジブ引上げ工
程(ジブ張出し時には逆の下降工程)が余分に必
要となるためジブの格納、張出し作業が面倒とな
り、作業能率が悪化するという弊害が生じる。
程(ジブ張出し時には逆の下降工程)が余分に必
要となるためジブの格納、張出し作業が面倒とな
り、作業能率が悪化するという弊害が生じる。
また、上記公知技術では、ジブ基端部に、本来
のジブフツトとは別の連結具を回転およびスライ
ド自在に設け、この連結具と一方のジブフツトと
の連結点を支点としてジブを垂下、捻転させる構
成をとつている。
のジブフツトとは別の連結具を回転およびスライ
ド自在に設け、この連結具と一方のジブフツトと
の連結点を支点としてジブを垂下、捻転させる構
成をとつている。
ところが、ジブを格納位置から張出す場合に、
ブームが水平より先下がりに傾斜した状態にセツ
トされていると、上記連結具をジブ取付軸に連結
した状態でジブの格納固定を解いたときに、ジブ
と連結具の相対スライド作用によつてジブがブー
ム先端方向に滑つてしまうおそれがある。
ブームが水平より先下がりに傾斜した状態にセツ
トされていると、上記連結具をジブ取付軸に連結
した状態でジブの格納固定を解いたときに、ジブ
と連結具の相対スライド作用によつてジブがブー
ム先端方向に滑つてしまうおそれがある。
そこで本考案は、格納位置でのジブ上げ下し操
作を必要とせず、ジブ引寄せ操作のみによつてジ
ブを上方位置にセツトすることができ、かつ、ジ
ブと連結具の相対スライド作用によるジブの不測
の移動を防止することができるクレーンのジブ張
出し、格納装置を提供するものである。
作を必要とせず、ジブ引寄せ操作のみによつてジ
ブを上方位置にセツトすることができ、かつ、ジ
ブと連結具の相対スライド作用によるジブの不測
の移動を防止することができるクレーンのジブ張
出し、格納装置を提供するものである。
本考案は、伸縮ブームの先端部左右一側に第1
ジブ取付軸、他側に第2ジブ取付軸をそれぞれ設
ける一方、ジブの基端部に、上記両ジブ取付軸に
対して着脱可能に連結される第1および第2ジブ
フツトを設け、ジブを上記第1ジブフツトが下
側、第2ジブフツトが上側に位置する竪置き姿勢
でブームの側面に格納し、このジブを、垂下、捻
転、振り上げの各工程を経て、第1ジブフツトが
第1ジブ取付軸に、第2ジブフツトが第2ジブ取
付軸にそれぞれ連結された状態でブーム先端に張
出し、これと逆の手順で格納するクレーンにおい
て、次の構成を備えたものである。
ジブ取付軸、他側に第2ジブ取付軸をそれぞれ設
ける一方、ジブの基端部に、上記両ジブ取付軸に
対して着脱可能に連結される第1および第2ジブ
フツトを設け、ジブを上記第1ジブフツトが下
側、第2ジブフツトが上側に位置する竪置き姿勢
でブームの側面に格納し、このジブを、垂下、捻
転、振り上げの各工程を経て、第1ジブフツトが
第1ジブ取付軸に、第2ジブフツトが第2ジブ取
付軸にそれぞれ連結された状態でブーム先端に張
出し、これと逆の手順で格納するクレーンにおい
て、次の構成を備えたものである。
() 上記ジブ基端部におけるジブ格納状態で
の下辺部に、上記第1ジブ取付軸に対して着脱
可能かつ同取付軸まわりに回転可能に連結され
る連結具を設けること。
の下辺部に、上記第1ジブ取付軸に対して着脱
可能かつ同取付軸まわりに回転可能に連結され
る連結具を設けること。
() この連結具は、上記ジブ格納状態でのジ
ブ下辺部に対して下方にずれたジブ長さ方向の
軸のまわりに回転自在、およびこの軸に沿つて
ジブ基端方向に進出する進出位置とジブ先端方
向に後退して第1ジブ取付軸から離間する後退
位置との間でスライド自在となり、かつ、ジブ
格納状態おいて上記進出位置で第1ジブ取付軸
に対して係合しうるように構成すること。
ブ下辺部に対して下方にずれたジブ長さ方向の
軸のまわりに回転自在、およびこの軸に沿つて
ジブ基端方向に進出する進出位置とジブ先端方
向に後退して第1ジブ取付軸から離間する後退
位置との間でスライド自在となり、かつ、ジブ
格納状態おいて上記進出位置で第1ジブ取付軸
に対して係合しうるように構成すること。
() ジブ張出し時に、ジブを、上記連結具が
上記第1ジブ取付軸に連結された状態でこの連
結点を支点として格納位置から垂下位置まで移
動させ、ジブ格納時にはこの逆に移動させるジ
ブ移動手段を具備すること。
上記第1ジブ取付軸に連結された状態でこの連
結点を支点として格納位置から垂下位置まで移
動させ、ジブ格納時にはこの逆に移動させるジ
ブ移動手段を具備すること。
() ジブを、垂下状態で、両ジブフツトが両
ジブ取付軸に係合する位置とこれらが離間する
位置との間で上げ下げするジブ昇降手段を具備
すること。
ジブ取付軸に係合する位置とこれらが離間する
位置との間で上げ下げするジブ昇降手段を具備
すること。
() ジブ格納姿勢において上記連結具を上記
進出位置に固定する進出固定手段を具備するこ
と。
進出位置に固定する進出固定手段を具備するこ
と。
この構成により、ジブが、格納状態におけるジ
ブ下辺部より下方の平行軸のまわりに捻転して張
出し、格納され、この格納時にジブ下辺部がジブ
取付軸よりも上方に位置する状態でブーム横側面
に引寄せられる。すなわち、格納位置でのジブ上
げ下し操作を必要とせず、ジブ引寄せ操作のみに
よつてジブが自動的に上方位置にセツトされる。
ブ下辺部より下方の平行軸のまわりに捻転して張
出し、格納され、この格納時にジブ下辺部がジブ
取付軸よりも上方に位置する状態でブーム横側面
に引寄せられる。すなわち、格納位置でのジブ上
げ下し操作を必要とせず、ジブ引寄せ操作のみに
よつてジブが自動的に上方位置にセツトされる。
また、ジブ格納姿勢で、連結具が進出位置に固
定され、この連結具とジブの相対スライド運動が
阻止されるため、ジブの不測の移動を防止するこ
とができる。
定され、この連結具とジブの相対スライド運動が
阻止されるため、ジブの不測の移動を防止するこ
とができる。
本考案の実施例を第1図乃至第20図によつて
説明する。
説明する。
基本実施例(第1図乃至第11図参照)
ブーム3は、通常、基本ブームと複数段の可動
ブームとによつて構成される。ただしここでは説
明を判り易くするために、このブーム3を基本ブ
ーム3Aと一段の可動ブーム3Bとのみからなる
1段伸縮式に構成した場合を示している。
ブームとによつて構成される。ただしここでは説
明を判り易くするために、このブーム3を基本ブ
ーム3Aと一段の可動ブーム3Bとのみからなる
1段伸縮式に構成した場合を示している。
ジブ4は、第1および第2両主桁4a,4b間
に複数本の連結桟4cを取付けてなる先すぼまり
の梯子状に構成されている。
に複数本の連結桟4cを取付けてなる先すぼまり
の梯子状に構成されている。
ブーム3には、可動ブーム3Bの先端部左右両
側に第1および第2両ジブ取付軸31,32が水
平に突設されている。
側に第1および第2両ジブ取付軸31,32が水
平に突設されている。
このうち、第1ジブ取付軸31は、第2取付軸
32と同等長さの主取付部31aに補助取付部3
1bが一体に延設されて成つている(第5,6図
および第11図参照)。
32と同等長さの主取付部31aに補助取付部3
1bが一体に延設されて成つている(第5,6図
および第11図参照)。
5は基本ブーム3Aの先端部左側面に設けられ
たジブ移動手段としての公知のジブガイドで、一
対の平行なガイドレール51,52がブーム左側
面にへの字形に取付けられることによつて溝軌条
状に形成され、ブーム水平状態で先下がりに傾斜
する傾斜溝部5aと、この傾斜溝部5aの後方に
連結する水平溝部5bとから成つている。33は
可動ブーム3Bの先端部に設けられたアイドラシ
ーブ、34は同メインシーブ、35は同補助シー
ブである。
たジブ移動手段としての公知のジブガイドで、一
対の平行なガイドレール51,52がブーム左側
面にへの字形に取付けられることによつて溝軌条
状に形成され、ブーム水平状態で先下がりに傾斜
する傾斜溝部5aと、この傾斜溝部5aの後方に
連結する水平溝部5bとから成つている。33は
可動ブーム3Bの先端部に設けられたアイドラシ
ーブ、34は同メインシーブ、35は同補助シー
ブである。
一方、ジブ4には、基端部左右両側、すなわち
第1および第2両主桁4a,4bの基端部に二股
状の第1および第2両ジブフツト41,42が固
設されている。第8,9図中、41a,42aは
これらジブフツト41,42に貫設された固定ピ
ン孔である。
第1および第2両主桁4a,4bの基端部に二股
状の第1および第2両ジブフツト41,42が固
設されている。第8,9図中、41a,42aは
これらジブフツト41,42に貫設された固定ピ
ン孔である。
ジブ4は、使用時には、第6,7図および第1
1図に示すように、両ジブフツト41,42がそ
れぞれ両ジブ取付軸31,32に係合連結された
状態でブーム先端に張出され、不使用時には第1
図および第8,9図に示すように、第1主桁4a
および第1ジブフツト41が下側に、第2主桁4
bおよび第2ジブフツト42が上側に位置する竪
置き姿勢でブーム左側面に引寄せ、格納され、公
知のジブ固定手段(図示せず)によつて固定され
る。
1図に示すように、両ジブフツト41,42がそ
れぞれ両ジブ取付軸31,32に係合連結された
状態でブーム先端に張出され、不使用時には第1
図および第8,9図に示すように、第1主桁4a
および第1ジブフツト41が下側に、第2主桁4
bおよび第2ジブフツト42が上側に位置する竪
置き姿勢でブーム左側面に引寄せ、格納され、公
知のジブ固定手段(図示せず)によつて固定され
る。
このジブ4における格納状態での第1主桁4a
の基端部下面に箱状のブラケツト43が固設さ
れ、このブラケツト43にロツド61を介して連
結具6が取付けられている。
の基端部下面に箱状のブラケツト43が固設さ
れ、このブラケツト43にロツド61を介して連
結具6が取付けられている。
この連結具6は、ジブフツト41,42同様、
二股状に形成され、ロツド61の一端に固設され
ている。
二股状に形成され、ロツド61の一端に固設され
ている。
ロツド61は、第1主桁4aに対し下方に所定
距離d1(第8図に示す)ずれた位置で第1主桁4
aと平行となる状態で、ブラケツト43に、ロツ
ド軸心xまわりに回転自在でかつ同軸心x上をス
ライド自在に支持されている。
距離d1(第8図に示す)ずれた位置で第1主桁4
aと平行となる状態で、ブラケツト43に、ロツ
ド軸心xまわりに回転自在でかつ同軸心x上をス
ライド自在に支持されている。
これにより、連結具6が、上記ロツド軸心xま
わりに回転自在でかつ同軸心x上をスライドしう
るように構成されている。なお、ロツド61は第
1主桁4aの軸線に対してやや傾けておいてもよ
い。
わりに回転自在でかつ同軸心x上をスライドしう
るように構成されている。なお、ロツド61は第
1主桁4aの軸線に対してやや傾けておいてもよ
い。
また、ロツド61の他端部にはスラストプレー
ト62が螺着固定され、このスラストプレート6
2がブラケツト43の先端面に当接した状態で、
ロツド61、すなわち連結具6がジブ基端方向に
最大限に突出した状態(以下、この状態を進出状
態、この状態からジブ先端方向にスライドした状
態を後退状態という)となる。
ト62が螺着固定され、このスラストプレート6
2がブラケツト43の先端面に当接した状態で、
ロツド61、すなわち連結具6がジブ基端方向に
最大限に突出した状態(以下、この状態を進出状
態、この状態からジブ先端方向にスライドした状
態を後退状態という)となる。
この進出状態で連結具6が第1ジブフツト41
よりジブ基端方向に突出し(第8図においてd2は
この突出寸法を示す)、この進出位置で連結具6
が第1ジブ取付軸31の補助取付部31bに係合
しうることとなる。
よりジブ基端方向に突出し(第8図においてd2は
この突出寸法を示す)、この進出位置で連結具6
が第1ジブ取付軸31の補助取付部31bに係合
しうることとなる。
また、第8図〜第10図に示すように、スラス
トプレート62には外周に突片63が突設され、
ジブ格納時にこの突片63が、ブラケツト43の
先端面に設けられたストツパ44に当接すること
によつて、ロツド61、すなわち連結具6の後退
移動が阻止される(この作用は後に詳述する)。
トプレート62には外周に突片63が突設され、
ジブ格納時にこの突片63が、ブラケツト43の
先端面に設けられたストツパ44に当接すること
によつて、ロツド61、すなわち連結具6の後退
移動が阻止される(この作用は後に詳述する)。
なお、突片63は対称二個所に設けられ、任意
の一方を選択使用しうるようになつている。第
8,9図中、45,45はロツド61を回転およ
びスライド自在に支持する軸承体、6aは連結具
6の先端部に貫設されたピン孔である。
の一方を選択使用しうるようになつている。第
8,9図中、45,45はロツド61を回転およ
びスライド自在に支持する軸承体、6aは連結具
6の先端部に貫設されたピン孔である。
一方、第1,2図に示すようにジブ4における
格納状態での第2主桁4bの基部上面にガイドロ
ーラ46が突設され、このガイドローラ46と、
ブーム3のジブガイド5とによつて、ジブ張出し
時にはジブ4が第1図の格納位置から第2図の垂
下位置まで、ジブ格納時にはこの逆に移動するよ
うになつている。
格納状態での第2主桁4bの基部上面にガイドロ
ーラ46が突設され、このガイドローラ46と、
ブーム3のジブガイド5とによつて、ジブ張出し
時にはジブ4が第1図の格納位置から第2図の垂
下位置まで、ジブ格納時にはこの逆に移動するよ
うになつている。
次に、この装置によるジブ張出し、格納手順を
説明する。
説明する。
ジブ張出し
ジブ4は、第1図に示す格納状態で先端部と中
間部とで基本ブーム3Aの左側面に固定される。
また、このときガイドローラ46はジブガイド5
における水平溝部5bに係合している。
間部とで基本ブーム3Aの左側面に固定される。
また、このときガイドローラ46はジブガイド5
における水平溝部5bに係合している。
(イ) ブーム3を全縮かつほぼ水平に倒した状態
で、連結具6を第1ジブ取付軸31の補助取付
部31bに係合させ、かつピン孔6aに固定ピ
ンPをさし込んで連結具6を補助取付部31b
に対し離脱不能、かつ同取付部31bまわりに
回動可能に連結する。
で、連結具6を第1ジブ取付軸31の補助取付
部31bに係合させ、かつピン孔6aに固定ピ
ンPをさし込んで連結具6を補助取付部31b
に対し離脱不能、かつ同取付部31bまわりに
回動可能に連結する。
(ロ) ジブ4の固定を解き、ブーム3を80゜程度に
起こすと同時に伸長させる。
起こすと同時に伸長させる。
このブーム伸長作動により、ガイドローラ4
6がジブガイド5の水平溝部5bから傾斜溝部
5aを通つてジブガイド5から外れる。このガ
イドローラ46の動きにより、第2図に示すよ
うにジブ4が第1ジブ取付軸31(補助取付部
31b)を支点として垂下姿勢となる。なお、
第2図において、0はジブ重心を示す。
6がジブガイド5の水平溝部5bから傾斜溝部
5aを通つてジブガイド5から外れる。このガ
イドローラ46の動きにより、第2図に示すよ
うにジブ4が第1ジブ取付軸31(補助取付部
31b)を支点として垂下姿勢となる。なお、
第2図において、0はジブ重心を示す。
(ハ) ジブ4を、ロツド軸心xまわりに約270゜捻転
させて第3図、さらに第4,5図の状態とす
る。
させて第3図、さらに第4,5図の状態とす
る。
第4,5図の状態で、両ジブフツト41,4
2がそれぞれ両ジブ取付軸31,32に下方か
ら臨む状態となる。また、上記ジブ4の約270゜
の捻転により、連結具取付用ブラケツト43の
ストツパ44が、スラストプレート62の突片
63から外れる(第10図仮想線の状態)た
め、連結具6が後退移動しうる状態となる。
2がそれぞれ両ジブ取付軸31,32に下方か
ら臨む状態となる。また、上記ジブ4の約270゜
の捻転により、連結具取付用ブラケツト43の
ストツパ44が、スラストプレート62の突片
63から外れる(第10図仮想線の状態)た
め、連結具6が後退移動しうる状態となる。
(ニ) 予め、アイドラシーブ33および補助シーブ
35に通しておいた補巻ワイヤロープWをジブ
先端のガイドシーブ47に通し、その端末に装
着された補フツクFをジブ先端部に係止させ
る。
35に通しておいた補巻ワイヤロープWをジブ
先端のガイドシーブ47に通し、その端末に装
着された補フツクFをジブ先端部に係止させ
る。
(ホ) この状態で、補巻ワイヤロープWを巻上げる
(通常は同ロープ固定状態でブーム3を伸長さ
せる)と、その引つ張り力により、連結具6が
後退しつつジブ4が引き上げられ、第1ジブフ
ツト41が第1ジブ取付軸31の主取付部31
aに、第2ジブフツト42が第2ジブ取付軸3
2にそれぞれ係合する(第6図の状態)。この
状態でジブフツト41,42と連結具6が同軸
上に並ぶ。
(通常は同ロープ固定状態でブーム3を伸長さ
せる)と、その引つ張り力により、連結具6が
後退しつつジブ4が引き上げられ、第1ジブフ
ツト41が第1ジブ取付軸31の主取付部31
aに、第2ジブフツト42が第2ジブ取付軸3
2にそれぞれ係合する(第6図の状態)。この
状態でジブフツト41,42と連結具6が同軸
上に並ぶ。
(ヘ) 補巻ワイヤロープWをさらに巻上げると、ジ
ブ4がジブ取付軸31,32を中心として前方
へ引き上げられ、同時にブーム3をほぼ水平に
倒伏させることにより第7図の状態となる。こ
の状態で両ジブフツト41,42のピン孔41
a,42aにそれぞれ固定ピン(図示せず)を
さし込んで両ジブフツト41,42をジブ取付
軸31,32に固定する。
ブ4がジブ取付軸31,32を中心として前方
へ引き上げられ、同時にブーム3をほぼ水平に
倒伏させることにより第7図の状態となる。こ
の状態で両ジブフツト41,42のピン孔41
a,42aにそれぞれ固定ピン(図示せず)を
さし込んで両ジブフツト41,42をジブ取付
軸31,32に固定する。
(ト) 第7図仮想線で示すように、サスペンシヨン
ロツドSをジブ4とブーム先端との間に取付け
る。
ロツドSをジブ4とブーム先端との間に取付け
る。
以上によりジブ4の張出しが完了する。
ジブ格納
ジブ格納は上記張出し手順を逆に辿つて行なわ
れる。
れる。
要点を概述すると、ブーム3をほぼ水平に倒
し、補フツクFをジブ先端部に係止させてジブ4
を支持した第7図の状態としてサスペンシヨンロ
ツドSを取外すとともに、両側ジブフツト固定ピ
ンを外してブーム3を起こす。次に、補巻ワイヤ
ロープWをゆるめてジブ4を第6図のように垂下
させ、さらに第4,5図のようにジブ4を下降さ
せた後、張出し時と逆方向に約270゜捻転させて第
2図の状態とする。
し、補フツクFをジブ先端部に係止させてジブ4
を支持した第7図の状態としてサスペンシヨンロ
ツドSを取外すとともに、両側ジブフツト固定ピ
ンを外してブーム3を起こす。次に、補巻ワイヤ
ロープWをゆるめてジブ4を第6図のように垂下
させ、さらに第4,5図のようにジブ4を下降さ
せた後、張出し時と逆方向に約270゜捻転させて第
2図の状態とする。
このときガイドローラ46がジブガイド5の入
口に臨み、ブーム3を縮小させることにより、ガ
イドローラ46がジブガイド5内に入り込んで傾
斜溝部5aから水平溝部5bへと移動する。これ
により、ジブ4が連結具6と第1ジブ取付軸31
の連結点を支点としてブーム左側面に自動的に引
寄せられて第1図の格納状態となる。
口に臨み、ブーム3を縮小させることにより、ガ
イドローラ46がジブガイド5内に入り込んで傾
斜溝部5aから水平溝部5bへと移動する。これ
により、ジブ4が連結具6と第1ジブ取付軸31
の連結点を支点としてブーム左側面に自動的に引
寄せられて第1図の格納状態となる。
この装置によるときは、第1図に示すジブ格納
状態で、ジブ第1主桁4aが、捻転中心軸である
ロツド61より距離d1だけ上方に位置するため、
従来の、第1主桁と同軸上の第1ジブフツト軸心
を捻転中心とする装置と比較して、この距離d1
分、ジブ4全体が上方に格納される。すなわち、
ジブ4を第2図の垂下状態からブーム左側面に引
寄せることによつて、ジブ4を、ブーム下方に殆
ど突出しない上方位置に自動的に格納でき、ジブ
4を引寄せ後改めて上方位置に引き上げる必要な
くして、良好な前方視界を確保することができ
る。
状態で、ジブ第1主桁4aが、捻転中心軸である
ロツド61より距離d1だけ上方に位置するため、
従来の、第1主桁と同軸上の第1ジブフツト軸心
を捻転中心とする装置と比較して、この距離d1
分、ジブ4全体が上方に格納される。すなわち、
ジブ4を第2図の垂下状態からブーム左側面に引
寄せることによつて、ジブ4を、ブーム下方に殆
ど突出しない上方位置に自動的に格納でき、ジブ
4を引寄せ後改めて上方位置に引き上げる必要な
くして、良好な前方視界を確保することができ
る。
また、連結具6をジブ4に対して進退スライド
自在に取付け、連結具6がジブフツト41,42
よりジブ基端方向に距離d2だけ突出した状態、逆
にいえばジブフツト41,42がジブ取付軸3
1,32よりブーム基端側に位置する状態で引寄
せ格納する構成としたから、ジブフツトがジブ取
付軸に係合した状態のままジブを引寄せ格納する
従来装置と比較して、ジブ4が後方位置に格納
(シフトバツク)される。したがつて、ジブ格納
状態でのクレーン作業時に、ジブ4が上記のよう
にシフトバツクされた分、ブーム重心がブーム基
端側にずれて転倒モーメントが小さくなるため、
クレーン能力を高めることができるとともに、走
行時にブーム重量による前後の軸重バランスが良
いものとなる。
自在に取付け、連結具6がジブフツト41,42
よりジブ基端方向に距離d2だけ突出した状態、逆
にいえばジブフツト41,42がジブ取付軸3
1,32よりブーム基端側に位置する状態で引寄
せ格納する構成としたから、ジブフツトがジブ取
付軸に係合した状態のままジブを引寄せ格納する
従来装置と比較して、ジブ4が後方位置に格納
(シフトバツク)される。したがつて、ジブ格納
状態でのクレーン作業時に、ジブ4が上記のよう
にシフトバツクされた分、ブーム重心がブーム基
端側にずれて転倒モーメントが小さくなるため、
クレーン能力を高めることができるとともに、走
行時にブーム重量による前後の軸重バランスが良
いものとなる。
ところで、ジブ4を第1図の格納状態から張出
す場合に、ブーム3が水平より先下がりに傾斜し
た状態にセツトされていると、ジブ4の固定を解
いたときに、ジブ4がブーム先端方向に移動して
しまうおそれがある。
す場合に、ブーム3が水平より先下がりに傾斜し
た状態にセツトされていると、ジブ4の固定を解
いたときに、ジブ4がブーム先端方向に移動して
しまうおそれがある。
また、ジブ格納作業時において、ジブ4を格納
方向に約270゜捻転させた第2図の状態から、ジブ
ガイド5とガイドローラ46とによつてブーム側
面に引寄せる工程において、ガイドローラ46が
ジブガイド5(とくに傾斜溝部5a)を移動する
間に、その反力によつてジブ4がブーム先端方向
に移動(連結具6が相対的に後退移動)しようと
し、ジブ引寄せ作用がスムースに行なわれなくな
るおそれがある。
方向に約270゜捻転させた第2図の状態から、ジブ
ガイド5とガイドローラ46とによつてブーム側
面に引寄せる工程において、ガイドローラ46が
ジブガイド5(とくに傾斜溝部5a)を移動する
間に、その反力によつてジブ4がブーム先端方向
に移動(連結具6が相対的に後退移動)しようと
し、ジブ引寄せ作用がスムースに行なわれなくな
るおそれがある。
この場合、本装置においては、ジブ4が格納時
姿勢(第1,2図の姿勢)にセツトされた状態
で、ブラケツト43のストツパ44がスラストプ
レート62の突片63と周方向に一致した第8図
〜第10図の状態となり、連結具6の後退移動が
これらによつて阻止されるため、上記ジブ引寄せ
時およびジブ張出しの準備段階でジブ4がブーム
先端方向に移動するおそれがない。したがつて、
ジブ格納および張出し作用が手順通りにスムース
かつ安全に行なわれることとなる。
姿勢(第1,2図の姿勢)にセツトされた状態
で、ブラケツト43のストツパ44がスラストプ
レート62の突片63と周方向に一致した第8図
〜第10図の状態となり、連結具6の後退移動が
これらによつて阻止されるため、上記ジブ引寄せ
時およびジブ張出しの準備段階でジブ4がブーム
先端方向に移動するおそれがない。したがつて、
ジブ格納および張出し作用が手順通りにスムース
かつ安全に行なわれることとなる。
なお、ジブ格納後、連結具6は第1図等に示す
進出状態のままとしておいても差支えないが、通
常は、ブーム伸長によりジブ取付軸31(補助取
付部31b)を連結具6から外し、ロツド61を
回転させて後退ロツクを解く手順により連結具6
を後退させておく。
進出状態のままとしておいても差支えないが、通
常は、ブーム伸長によりジブ取付軸31(補助取
付部31b)を連結具6から外し、ロツド61を
回転させて後退ロツクを解く手順により連結具6
を後退させておく。
他の実施例
(a) 上記実施例では連結具6を二股状に形成した
が、第12図に示すように連結具6をリング状
に形成してもよい。この場合、このリング状連
結具6をジブ取付軸31に対して着脱可能に連
結する手段として、第12図に示す実施例で
は、補助取付部31bを主取付部31aとは別
体の中空ピン状に形成し、この補助取付部31
bをリング状連結具6に通して主取付部31a
に外嵌させ、ピン31cで連結する手段をとつ
ている。
が、第12図に示すように連結具6をリング状
に形成してもよい。この場合、このリング状連
結具6をジブ取付軸31に対して着脱可能に連
結する手段として、第12図に示す実施例で
は、補助取付部31bを主取付部31aとは別
体の中空ピン状に形成し、この補助取付部31
bをリング状連結具6に通して主取付部31a
に外嵌させ、ピン31cで連結する手段をとつ
ている。
この構成によると、ジブ不使用時には補助取
付部31bを取外しておくことにより、ブーム
先端の側面からの取付軸31の突出寸法が小さ
くてすむため、ブーム3を狭所に進入させての
クレーン作業に有利となる。
付部31bを取外しておくことにより、ブーム
先端の側面からの取付軸31の突出寸法が小さ
くてすむため、ブーム3を狭所に進入させての
クレーン作業に有利となる。
(b) 第13図および第14図に示す実施例におい
ては、ロツド61の連結具6側の端部をクラン
ク状に屈曲させることにより、第1ジブ取付軸
31の補助取付部31bの長さ寸法を縮小しう
るようにしている。なお、この構成は、第12
図に示すリング状連結具6を用い、かつジブ取
付軸31の主取付部31aと補助取付部31b
とを別体に構成する実施例にも採用することが
できる。
ては、ロツド61の連結具6側の端部をクラン
ク状に屈曲させることにより、第1ジブ取付軸
31の補助取付部31bの長さ寸法を縮小しう
るようにしている。なお、この構成は、第12
図に示すリング状連結具6を用い、かつジブ取
付軸31の主取付部31aと補助取付部31b
とを別体に構成する実施例にも採用することが
できる。
(c) 第15図乃至第17図に示す実施例において
は、第5図に示すジブ捻転状態で連結具6がジ
ブフツト41の軸心上に位置することとなるよ
うに、ロツド61の連結具6側端部をクランク
状に屈曲させ、かつ連結具6を含めてこの屈曲
部分を二枚の平行な板体にて形成している。
は、第5図に示すジブ捻転状態で連結具6がジ
ブフツト41の軸心上に位置することとなるよ
うに、ロツド61の連結具6側端部をクランク
状に屈曲させ、かつ連結具6を含めてこの屈曲
部分を二枚の平行な板体にて形成している。
この構成の場合、ジブ捻転後、ジブ4を引き
上げたときにジブフツト41の上端面が上記屈
曲部分の下面に当接し、これを押上げてジブフ
ツト41がジブ取付軸31に係合することとな
る。
上げたときにジブフツト41の上端面が上記屈
曲部分の下面に当接し、これを押上げてジブフ
ツト41がジブ取付軸31に係合することとな
る。
この構成によると、ジブ取付軸31に補助取
付部31bを設ける必要がなくなるため、この
取付軸31の突出寸法が最小限に小さくてす
む。
付部31bを設ける必要がなくなるため、この
取付軸31の突出寸法が最小限に小さくてす
む。
(d) 基本実施例においては、ジブ格納姿勢におい
て連結具6を進出位置に固定(後退移動を防
止)する手段として、スラストプレート62に
突片63、ブラケツト43にストツパ44を設
けたが、他に第18図乃至第22図に示す構成
をとることができる。
て連結具6を進出位置に固定(後退移動を防
止)する手段として、スラストプレート62に
突片63、ブラケツト43にストツパ44を設
けたが、他に第18図乃至第22図に示す構成
をとることができる。
(d)−1
第18図に示す実施例においては、ロツド6
1の中間部外周面に周溝64を設けている。一
方、ブラケツト43には、連結具進出状態で周
溝64に対応する位置に固定ピン機構7を設け
ている。
1の中間部外周面に周溝64を設けている。一
方、ブラケツト43には、連結具進出状態で周
溝64に対応する位置に固定ピン機構7を設け
ている。
この固定ピン機構7は、筒状のピンホルダー
71と、ロツド外周面に向けて出没自在となる
ようにピンホルダー71に設けられたピン72
と、このピン72をロツド外周面に向けて押圧
するバネ73と、バネ受け74とから成つてい
る。
71と、ロツド外周面に向けて出没自在となる
ようにピンホルダー71に設けられたピン72
と、このピン72をロツド外周面に向けて押圧
するバネ73と、バネ受け74とから成つてい
る。
また、ピン72の基端部につまみ75aを有
するレバー75を設け、このレバー75をバネ
受け74の外端面に当接させている。
するレバー75を設け、このレバー75をバネ
受け74の外端面に当接させている。
このバネ受け74の外端面は、高面部74a
と低面部74bとが傾斜面を介して周方向につ
ながつたカム面に形成しており、ジブ格納に際
してレバー75を低面部74bに当接させた状
態でピン72の先端部がピンホルダー71外に
突出して、ロツド61の外周面に圧接する状態
となる。
と低面部74bとが傾斜面を介して周方向につ
ながつたカム面に形成しており、ジブ格納に際
してレバー75を低面部74bに当接させた状
態でピン72の先端部がピンホルダー71外に
突出して、ロツド61の外周面に圧接する状態
となる。
したがつて、ジブ格納作業時に連結具6が進
出状態(第4,5図の状態)となると、ピン7
2が周溝64に係合して連結具6の後退移動を
阻止する。また、ジブ張出し時には、レバー7
5をバネ受け74の高面部74aに当接させ、
ピン72を周溝64から外れた状態に保持して
おけばよい。
出状態(第4,5図の状態)となると、ピン7
2が周溝64に係合して連結具6の後退移動を
阻止する。また、ジブ張出し時には、レバー7
5をバネ受け74の高面部74aに当接させ、
ピン72を周溝64から外れた状態に保持して
おけばよい。
なお、この実施例では、ロツド61の連結具
6側の端部にも周溝65を設け、ジブ格納後、
連結具6を後退状態に保持しうるように構成し
ている。
6側の端部にも周溝65を設け、ジブ格納後、
連結具6を後退状態に保持しうるように構成し
ている。
(d)−2
第19図〜第22図に示す実施例において
は、ロツド61を中空軸とし、この中空ロツド
61の周壁に、格納時用の第1ピン孔66と張
出し時用の第2ピン孔67とを同一円周上にお
いてジブ捻転角度(約270゜)と同一角度を置い
て設けている。
は、ロツド61を中空軸とし、この中空ロツド
61の周壁に、格納時用の第1ピン孔66と張
出し時用の第2ピン孔67とを同一円周上にお
いてジブ捻転角度(約270゜)と同一角度を置い
て設けている。
一方、ブラケツト43に、第18図に示す実
施例で用いた固定ピン機構7を設け、ピン72
が、ジブ格納時には第1ピン孔66に、ジブ張
出し時には第2ピン孔67にそれぞれ係合する
ようにしている。
施例で用いた固定ピン機構7を設け、ピン72
が、ジブ格納時には第1ピン孔66に、ジブ張
出し時には第2ピン孔67にそれぞれ係合する
ようにしている。
なお、ジブ格納方向および張出し方向のジブ
捻転時に、ピン72が捻転力によつて両ピン孔
66,67の一方から離脱しうるように、両ピ
ン孔66,67の一方の孔縁部66a,67a
を傾斜面に形成している。また、第1ピン孔6
6については、ジブ格納時姿勢で連結具6を進
出位置に固定するために、第21図に示すよう
にピン72がロツド軸方向に離脱不能となる直
孔状とし、第2ピン孔67については、連結具
6の後退移動を許容しうるように、第22図に
示すようにこの連結具後退方向の孔縁部67b
を、ピン72の離脱が可能となる傾斜面に形成
している。
捻転時に、ピン72が捻転力によつて両ピン孔
66,67の一方から離脱しうるように、両ピ
ン孔66,67の一方の孔縁部66a,67a
を傾斜面に形成している。また、第1ピン孔6
6については、ジブ格納時姿勢で連結具6を進
出位置に固定するために、第21図に示すよう
にピン72がロツド軸方向に離脱不能となる直
孔状とし、第2ピン孔67については、連結具
6の後退移動を許容しうるように、第22図に
示すようにこの連結具後退方向の孔縁部67b
を、ピン72の離脱が可能となる傾斜面に形成
している。
この実施例構成によると、ジブ格納時に連結
具6を進出位置に固定できるという効果に加え
て、ジブ4を格納方向に捻転させたときにはピ
ン72が第1ピン孔66に、張出し方向に捻転
させたときにはピン72が第2ピン孔67にそ
れぞれ係合してジブ4の捻転角度を規制するた
め、捻転操作が正確に行なわれる。すなわち、
格納時には、第2図の段階でガイドローラ46
がジブガイド5の入口に臨む状態、張出し時に
は、第4,5図の段階で両側ジブフツト41,
42が両側ジブ取付軸31,32の直下方に位
置する状態に正確に捻転操作されることとな
る。
具6を進出位置に固定できるという効果に加え
て、ジブ4を格納方向に捻転させたときにはピ
ン72が第1ピン孔66に、張出し方向に捻転
させたときにはピン72が第2ピン孔67にそ
れぞれ係合してジブ4の捻転角度を規制するた
め、捻転操作が正確に行なわれる。すなわち、
格納時には、第2図の段階でガイドローラ46
がジブガイド5の入口に臨む状態、張出し時に
は、第4,5図の段階で両側ジブフツト41,
42が両側ジブ取付軸31,32の直下方に位
置する状態に正確に捻転操作されることとな
る。
(e) 上記各実施例では、ジブ4を前記したように
できるだけブーム基端側にシフトバツクして格
納するために、連結具6をジブ4に対して比較
的大きなストロークでスライドさせる構成とし
たが、シフトバツク機能を必要としない場合に
は、この連結具6のスライドストロークは、第
5図に示す張出し時のジブ捻転段階で、ジブフ
ツト41,42がジブ取付軸31,32の下方
に近接して臨む位置から同取付軸31,32に
係合する位置まで移動するのに必要なストロー
クのみでよい。
できるだけブーム基端側にシフトバツクして格
納するために、連結具6をジブ4に対して比較
的大きなストロークでスライドさせる構成とし
たが、シフトバツク機能を必要としない場合に
は、この連結具6のスライドストロークは、第
5図に示す張出し時のジブ捻転段階で、ジブフ
ツト41,42がジブ取付軸31,32の下方
に近接して臨む位置から同取付軸31,32に
係合する位置まで移動するのに必要なストロー
クのみでよい。
(f) ジブ4を垂下位置と格納位置との間で移動さ
せるジブ移動手段としては、上記実施例で例示
したジブガイド5とガイドローラ46とを用い
るもの以外に、特開昭61−86386号公報または
特開昭58−130883号公報に示されているように
ロープでジブを移動させる構成のものを用いて
もよい。
せるジブ移動手段としては、上記実施例で例示
したジブガイド5とガイドローラ46とを用い
るもの以外に、特開昭61−86386号公報または
特開昭58−130883号公報に示されているように
ロープでジブを移動させる構成のものを用いて
もよい。
上記のように本考案によるときは、ジブ格納状
態におけるジブ下辺部に、このジブ下辺部に対し
下方にずれた軸のまわりに回転自在かつジブ基端
方向に進出、後退スライド自在な連結具を設け、
この連結具をジブ取付軸に連結した状態でジブ
を、この連結点を支点として垂下させ、かつ上記
軸まわりに捻転させて張出し、格納する構成とし
たから、ジブ格納時に、ジブをブーム側面におい
てブーム下方への突出部分が殆どない上方位置に
セツトすることができ、これにより、走行時に良
好な前方視界を確保することができる。
態におけるジブ下辺部に、このジブ下辺部に対し
下方にずれた軸のまわりに回転自在かつジブ基端
方向に進出、後退スライド自在な連結具を設け、
この連結具をジブ取付軸に連結した状態でジブ
を、この連結点を支点として垂下させ、かつ上記
軸まわりに捻転させて張出し、格納する構成とし
たから、ジブ格納時に、ジブをブーム側面におい
てブーム下方への突出部分が殆どない上方位置に
セツトすることができ、これにより、走行時に良
好な前方視界を確保することができる。
しかも、上記上方位置へのジブ格納作用が、ジ
ブ引寄せ操作のみによつて自動的に果されるた
め、格納後に改めてジブを上方位置に引き上げる
作業が不要となる。
ブ引寄せ操作のみによつて自動的に果されるた
め、格納後に改めてジブを上方位置に引き上げる
作業が不要となる。
また、ジブ格納時に連結具を進出位置に固定す
る手段を設けたから、ジブ格納工程におけるジブ
引寄せ段階、またはジブ張出しに際してブームが
水平より先下がりに傾いた状態でジブの格納固定
が解かれた場合に、ジブがブーム先端方向に移動
する等のジブの不測の移動を防止することができ
る。
る手段を設けたから、ジブ格納工程におけるジブ
引寄せ段階、またはジブ張出しに際してブームが
水平より先下がりに傾いた状態でジブの格納固定
が解かれた場合に、ジブがブーム先端方向に移動
する等のジブの不測の移動を防止することができ
る。
第1図乃至第11図は本考案の基本実施例を示
し、第1図はジブ格納状態、第2図はジブ垂下状
態、第3図はジブ捻転途中状態、第4図はジブ捻
転完了状態をそれぞれ示す側面図、第5図は第4
図状態の正面図、第6図はさらにジブを垂直に引
き上げた状態の正面図、第7図はジブ張出し状態
の側面図、第8図は第1図状態の部分拡大図、第
9図は同拡大斜視図、第10図は第8図A−A線
拡大断面図、第11図は第6図状態の部分拡大
図、第12図は連結具の構成にかかる他の実施例
を示す第9図相当図、第13図はさらに別の実施
例を示す第9図相当図、第14図は第13図実施
例の第11図相当図、第15図はさらにまた別の
実施例を示す第5図段階の部分拡大正面図、第1
6図は同第11図相当図、第17図は第16図B
−B線断面図、第18図はまた別の実施例を示す
一部拡大側断面図、第19図はさらに別の実施例
を示す一部拡大側断面図、第20図は第19図C
−C線拡大断面図、第21図は第20図D−D
線、第22図は同E−E線各断面図、第23図は
従来例を示すジブ張出し状態の側面図、第24図
は同平面図、第25図は同ジブ垂下状態、第26
図は同格納状態をそれぞれ示す側面図である。 3……伸縮ブーム、31……第1ジブ取付軸、
31a……同取付軸の主取付部、31b……同補
助取付部、4……ジブ、4a……ジブの第1主桁
(ジブ下辺部)、4b……同第2主桁、41……第
1ジブフツト、42……第2ジブフツト、6……
連結具、61……同連結具取付用ロツド、x……
同ロツド軸心(ジブ下辺部に対し下方にずれた
軸)、62……連結具を進出位置に固定する手段
を構成するスラストプレート、63……同スラス
トプレートの突片、44……ストツパ、7……同
手段の他の例を構成する固定ピン機構、72……
同機構のピン、64,66,67……同連結具の
ピン孔、5……ジブ移動手段を構成するジブガイ
ド、46……同ガイドローラ、W……ジブ昇降手
段を構成する補巻ワイヤロープ、F……同補フツ
ク。
し、第1図はジブ格納状態、第2図はジブ垂下状
態、第3図はジブ捻転途中状態、第4図はジブ捻
転完了状態をそれぞれ示す側面図、第5図は第4
図状態の正面図、第6図はさらにジブを垂直に引
き上げた状態の正面図、第7図はジブ張出し状態
の側面図、第8図は第1図状態の部分拡大図、第
9図は同拡大斜視図、第10図は第8図A−A線
拡大断面図、第11図は第6図状態の部分拡大
図、第12図は連結具の構成にかかる他の実施例
を示す第9図相当図、第13図はさらに別の実施
例を示す第9図相当図、第14図は第13図実施
例の第11図相当図、第15図はさらにまた別の
実施例を示す第5図段階の部分拡大正面図、第1
6図は同第11図相当図、第17図は第16図B
−B線断面図、第18図はまた別の実施例を示す
一部拡大側断面図、第19図はさらに別の実施例
を示す一部拡大側断面図、第20図は第19図C
−C線拡大断面図、第21図は第20図D−D
線、第22図は同E−E線各断面図、第23図は
従来例を示すジブ張出し状態の側面図、第24図
は同平面図、第25図は同ジブ垂下状態、第26
図は同格納状態をそれぞれ示す側面図である。 3……伸縮ブーム、31……第1ジブ取付軸、
31a……同取付軸の主取付部、31b……同補
助取付部、4……ジブ、4a……ジブの第1主桁
(ジブ下辺部)、4b……同第2主桁、41……第
1ジブフツト、42……第2ジブフツト、6……
連結具、61……同連結具取付用ロツド、x……
同ロツド軸心(ジブ下辺部に対し下方にずれた
軸)、62……連結具を進出位置に固定する手段
を構成するスラストプレート、63……同スラス
トプレートの突片、44……ストツパ、7……同
手段の他の例を構成する固定ピン機構、72……
同機構のピン、64,66,67……同連結具の
ピン孔、5……ジブ移動手段を構成するジブガイ
ド、46……同ガイドローラ、W……ジブ昇降手
段を構成する補巻ワイヤロープ、F……同補フツ
ク。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 伸縮ブームの先端部左右一側に第1ジブ取付
軸、他側に第2ジブ取付軸をそれぞれ設ける一
方、ジブの基端部に、上記両ジブ取付軸に対して
着脱可能に連結される第1および第2ジブフツト
を設け、ジブを上記第1ジブフツトが下側、第2
ジブフツトが上側に位置する竪置き姿勢でブーム
の側面に格納し、このジブを、垂下、捻転、振り
上げの各工程を経て、第1ジブフツトが第1ジブ
取付軸に、第2ジブフツトが第2ジブ取付軸にそ
れぞれ連結された状態でブーム先端に張出し、こ
れと逆の手順で格納するクレーンにおいて、次の
構成を備えたことを特徴とするクレーンのジブ張
出し、格納装置。 () 上記ジブ基端部におけるジブ格納状態で
の下辺部に、上記第1ジブ取付軸に対して着脱
可能かつ同取付軸まわりに回転可能に連結され
る連結具を設けること。 () この連結具は、上記ジブ格納状態でのジ
ブ下辺部に対して下方にずれたジブ長さ方向の
軸のまわりに回転自在、およびこの軸に沿つて
ジブ基端方向に進出する進出位置とジブ先端方
向に後退して第1ジブ取付軸から離間する後退
位置との間でスライド自在となり、かつ、ジブ
格納状態おいて上記進出位置で第1ジブ取付軸
に対して係合しうるように構成すること。 () ジブ張出し時に、ジブを、上記連結具が
上記第1ジブ取付軸に連結された状態でこの連
結点を支点として格納位置から垂下位置まで移
動させ、ジブ格納時にはこの逆に移動させるジ
ブ移動手段を具備すること。 () ジブを、垂下状態で、両ジブフツトが両
ジブ取付軸に係合する位置とこれらが離間する
位置との間で上げ下げするジブ昇降手段を具備
すること。 () ジブ格納姿勢において上記連結具を上記
進出位置に固定する進出固定手段を具備するこ
と。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987064629U JPH0328070Y2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987064629U JPH0328070Y2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63173183U JPS63173183U (ja) | 1988-11-10 |
JPH0328070Y2 true JPH0328070Y2 (ja) | 1991-06-17 |
Family
ID=30900957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987064629U Expired JPH0328070Y2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0328070Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6186386A (ja) * | 1984-10-03 | 1986-05-01 | 石川島播磨重工業株式会社 | 多段伸縮ブ−ム式クレ−ンのジブ張出し、格納方法 |
-
1987
- 1987-04-28 JP JP1987064629U patent/JPH0328070Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63173183U (ja) | 1988-11-10 |
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