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JPH0328028Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0328028Y2
JPH0328028Y2 JP1985054131U JP5413185U JPH0328028Y2 JP H0328028 Y2 JPH0328028 Y2 JP H0328028Y2 JP 1985054131 U JP1985054131 U JP 1985054131U JP 5413185 U JP5413185 U JP 5413185U JP H0328028 Y2 JPH0328028 Y2 JP H0328028Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin plate
negative pressure
plate material
suction pad
support rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985054131U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61171744U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985054131U priority Critical patent/JPH0328028Y2/ja
Publication of JPS61171744U publication Critical patent/JPS61171744U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0328028Y2 publication Critical patent/JPH0328028Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、スクリーン印刷処理工程の前に位置す
るとともに、被印刷物である積載薄板材料を一枚
づつ吸着剥離し、この薄板材料を印刷処理のため
の次工程へ移送する薄板材料の吸着剥離装置の改
良に関する。
「従来技術と本案が解決しようとする問題点」 スクリーン印刷工程において、被印刷物である
積載薄板材料を一枚づつ次の処理工程へ移送させ
る装置については、以前から種々の考案が提案さ
れているが、スクリーン印刷における取扱対象で
ある薄板材料はベークライト材の表面に銅板を貼
着してなるものであることから、重なり合う材料
相互間に静電気が発生するなどして1枚だけの分
離がスムーズに行ない難い事情があり一般には、
これを負圧吸着パツトで最上位の材料の両端部を
同時にまたは、一方の端部から先にわん曲させ、
二枚目の材料との間に空気を流入させることによ
つて、当該最上位のもののみを他の材料の積載姿
勢などに支障のないように分離して行なうものが
多い。
しかして、このような仕様の装置では最上位の
材料が上昇するとき、その両端部または、そのい
ずれかの端部はこれをわん曲状にさせることか
ら、このわん曲状の端部に接面する負圧吸着パツ
ト3と、これを保持する支持杆bとの間に不自然
な関係(第3図参照)が生じる。つまり、材料の
両端が、わん曲することは、材料面に対して上下
移動する基台に固定した支持杆aの軸間が変化す
ることであつて、この支持杆aの変化にともなつ
て、材料面に吸着した吸着パツトbも当然に、変
位を強制されるということである。かかる状態が
長時間に、わたつてくり返されると、そのリツプ
部分が劣化し、密着性が悪くなることから、吸着
パツトは平面状の材料面に対しても、正常な作用
を奏しえなくなるという悪さを惹起することにな
る。
「問題解決のための手段」 本案は、このような従来技術にみられる欠点の
解消を意図するものであつて、駆動源からの動力
をえて作動する支持杆と負圧吸着パツトを分離し
て設けるとともに、この両者をゴム材または、コ
イルスプリングなどの弾性部材で連結して問題解
決のための手段としている。
「作用」 負圧吸着パツトは弾性部材を介して支持杆と連
結しているので、材料面に対して360度の範囲で
変位可能となり、接面する材料面がどんな曲率面
に変形していつても、これに対して順応性を発揮
しまた、新規な材料面に接面するときは迅速か
つ、安全に元の状態に復元することになる。
「実施例」 以下、本案の実施例につき図面を基にして詳説
する。
支持杆1は基台2に対して駆動源(図示せず)
から動力をえて上下動可能に取付けてありまた、
支持杆1はその下方部において積載材料M面に接
面してこれを吸着する負圧吸着パツト3を保持し
ている。
支持杆1と負圧吸着パツト3は、第2図示のと
おり分離して設けてあり、両者1,3はコイルス
プリングからなる弾性部材4で連結してある。弾
性部材4は適宜に選択してよく要すれば、負圧吸
着パツト3が支持杆1に対し360度の範囲で変位
可能でありかつ、復元性を有するものであること
が必要であつて、コイルスプリングの代りにゴム
材を利用してよいことは勿論である。負圧吸着パ
ツト3は別に設置したコンプレツサー(図示せ
ず)から負圧吸引力をえて薄板材料M面へ密着す
るものであつて、当該密接部は通常、ゴム材など
の弾性を有する部材から形成してある。
図中、3aは負圧吸着パツト3の負圧力吸引口
でありまた、5は基台2に対して上下動可能に取
付けた材料面押し部材である。この材料面押し部
材5は負圧吸着パツト3が上昇するさい、最上位
の材料M1と二枚目の材料M2との間に空気を流入
させるために、材料M1面の両端部または、一方
の端部にわん曲状部ができ易いように作用するも
のである。
なお、一枚づつ吸着剥離された薄板材料Mは基
台2が移動して印刷処理のための次の処理工程へ
適宜な手段を介して移送されることになる。
「考案の効果」 以上のとおり、本案の負圧吸着パツトはコイル
スプリングや、ゴム材などの弾性部材によつて、
支持杆と連結しているので、接面する薄板材料面
に対して360度の範囲で吸着パツトの変位が可能
になり、薄板材料面がどんな曲率に変形していつ
てもこれに対して、スムーズに順応しまた、新規
に材料面に接触するときは迅速かつ、安全に元の
状態に復元できることになる。また、復元性に優
れていることは、当該パツトの吸着性能の経時劣
化を最小限に抑制することにある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案を実施した吸着剥離装置の作動状
態を示した概略説明図であつて、第1図aは材料
の両端部を同時に上昇させた場合についてのもの
でありまた、第1図bは一方の端部を先に上昇さ
せた場合についてのものである。第2図は本案の
要部についての拡大説明図、第3図は従来例の説
明図である。 1……支持杆、2……基台、3……負圧吸着パ
ツト、4……弾性部材、M……積載薄板材料。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 積載した薄板材料の上に位置するとともに、駆
    動源からの動力をえて薄板材料面に対して、上下
    に作動する支持杆と、その先端に設けられかつ、
    薄板材料面に圧接する負圧吸着パツトからなりま
    た、この負圧吸着パツトが薄板材料を上昇させる
    ときはその両端部を薄板材料面の中央部を押圧す
    る押し部材を介してまたは、介しないで同時にま
    たは、一方の端部から先にわん曲するようにして
    薄板材料を一枚づつ吸着剥離する積載薄板材料の
    吸着剥離装置において、 前記作動支持杆1と負圧吸着パツト3を分離し
    て設けるとともに、支持杆1に対して、負圧吸着
    パツト3を360度の範囲で変位可能な弾性部材4
    で連結したことを特徴とするスクリーン印刷工程
    における積載薄板材料の吸着剥離装置。
JP1985054131U 1985-04-11 1985-04-11 Expired JPH0328028Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985054131U JPH0328028Y2 (ja) 1985-04-11 1985-04-11

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JP1985054131U JPH0328028Y2 (ja) 1985-04-11 1985-04-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61171744U JPS61171744U (ja) 1986-10-24
JPH0328028Y2 true JPH0328028Y2 (ja) 1991-06-17

Family

ID=30575617

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JP1985054131U Expired JPH0328028Y2 (ja) 1985-04-11 1985-04-11

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0676145B2 (ja) * 1987-03-28 1994-09-28 積水化成品工業株式会社 スタツク成形品の取出し方法、及び装置並びに取出吸着機構
JP5155454B2 (ja) * 2009-08-31 2013-03-06 旭硝子株式会社 剥離装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49115874U (ja) * 1973-01-31 1974-10-03
JPS6016443U (ja) * 1983-07-12 1985-02-04 井上産業株式会社 板状素材の剥離装置
JPS626040U (ja) * 1985-06-26 1987-01-14

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JPS61171744U (ja) 1986-10-24

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