JPH03276768A - 光起電力素子 - Google Patents
光起電力素子Info
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- JPH03276768A JPH03276768A JP2077967A JP7796790A JPH03276768A JP H03276768 A JPH03276768 A JP H03276768A JP 2077967 A JP2077967 A JP 2077967A JP 7796790 A JP7796790 A JP 7796790A JP H03276768 A JPH03276768 A JP H03276768A
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Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/548—Amorphous silicon PV cells
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、半導体に光を照射することにより、該半導
体の対向する界面に電位差を発生する光起電力効果を利
用した光起電力素子に関し、さらに詳細には、前記光起
電力効果を利用した光起電力素子単体(以下ユニットセ
ルという)を複数直列或いは並列に接続することにより
、民生または産業機器の電源に応用することができる光
起電力素子に関するものである。
体の対向する界面に電位差を発生する光起電力効果を利
用した光起電力素子に関し、さらに詳細には、前記光起
電力効果を利用した光起電力素子単体(以下ユニットセ
ルという)を複数直列或いは並列に接続することにより
、民生または産業機器の電源に応用することができる光
起電力素子に関するものである。
(従来の技術)
半導体に光を照射することにより、該半導体の対向する
界面に電位差を発生する光起電力効果を利用した光起電
力素子は、電子卓上計算機及び液晶表示時計等の電源と
して応用されている。
界面に電位差を発生する光起電力効果を利用した光起電
力素子は、電子卓上計算機及び液晶表示時計等の電源と
して応用されている。
従来の光起電力素子の構成を、第5図並びに第6図を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
透光性に優れたガラス基板2の受光面9反対面には、真
空蒸着法またはスパッタリング法等のPVD(物理的蒸
着)により、酸化インジウム或いは酸化錫等の薄膜が形
成されている。
空蒸着法またはスパッタリング法等のPVD(物理的蒸
着)により、酸化インジウム或いは酸化錫等の薄膜が形
成されている。
この際、酸化インジウム及び酸化錫は、透光性を有する
とともに電気伝導性を有している。
とともに電気伝導性を有している。
前記酸化インジウム或いは酸化錫等の薄膜は、フォトリ
ソグラフィ法並びに化学的エツチング法により各々の区
域に分割されて、透明下部電極3がパターン形成されて
いる。
ソグラフィ法並びに化学的エツチング法により各々の区
域に分割されて、透明下部電極3がパターン形成されて
いる。
各々の透明下部電極3の上面は、電極接続部7を露出し
て、プラズマ化学的気相成長装置等を用いて、CVD
(化学的蒸着)を行うことにより非晶質シリコン半導体
4が形成されている。
て、プラズマ化学的気相成長装置等を用いて、CVD
(化学的蒸着)を行うことにより非晶質シリコン半導体
4が形成されている。
前記非晶質シリコン半導体4は、シリコン分子が規則正
しい結晶配列を有することなく集合している非晶質(ア
モルファス)状態の半導体である。
しい結晶配列を有することなく集合している非晶質(ア
モルファス)状態の半導体である。
非晶質シリコン半導体4の上面には、上部電極5が、ア
ルミニウム、クロム、チタン、ニッケル或いは各金属の
合金等を真空蒸着法またはスパッタリング法等のPVD
により形成されている。
ルミニウム、クロム、チタン、ニッケル或いは各金属の
合金等を真空蒸着法またはスパッタリング法等のPVD
により形成されている。
上記のようにして、ガラス基板2上に透明下部電極3と
上部電極5とに非晶質シリコン半導体4が挟装されたユ
ニットセルI HIII IVが形成されている。
上部電極5とに非晶質シリコン半導体4が挟装されたユ
ニットセルI HIII IVが形成されている。
前記ユニットセルI II III IVの各々は、隣
在するユニットセル同士が電極接続部7を介して透明下
部電極3と上部電極5とが接合されることにより、直列
に接続されている。
在するユニットセル同士が電極接続部7を介して透明下
部電極3と上部電極5とが接合されることにより、直列
に接続されている。
さらに、ガラス基板2に形成されたユニットセルrnm
rvは、エポキシ等のパシベーション樹脂6により、両
端の透明下部電極3における出力電極10a、10bを
露出して、樹脂封止されている。
rvは、エポキシ等のパシベーション樹脂6により、両
端の透明下部電極3における出力電極10a、10bを
露出して、樹脂封止されている。
該出力電極10a、10bは、ユニットセルエ1111
11Vの各々にて発生する光起電力の総和を外部へ取出
すための出力電極である。
11Vの各々にて発生する光起電力の総和を外部へ取出
すための出力電極である。
上記のようにして、ユニットセルI II III T
Vを有する光起電力素子lが構成されている。
Vを有する光起電力素子lが構成されている。
前記光起電力素子1の受光面9に光が照射されると、眩
光はガラス基板2並びに透明下部電極3を透過して、非
晶質シリコン半導体4に達する。
光はガラス基板2並びに透明下部電極3を透過して、非
晶質シリコン半導体4に達する。
非晶質シリコン半導体4に光が照射されると光起電力効
果により、該非晶質シリコン半導体4の下部電極界面8
aと上部電極界面8bとには、正孔と電子とが分極され
て電位差が発生する。
果により、該非晶質シリコン半導体4の下部電極界面8
aと上部電極界面8bとには、正孔と電子とが分極され
て電位差が発生する。
前記電位差は、各ユニットセルI II III IV
において発生するとともに、各ユニットセルI II
III IVが、電極接続部7を介して直列に接続され
ていることから、それぞれ印加されて、前記光起電力素
子1の両端に設けられた出力電極10a、10bより光
起電力として取出される。
において発生するとともに、各ユニットセルI II
III IVが、電極接続部7を介して直列に接続され
ていることから、それぞれ印加されて、前記光起電力素
子1の両端に設けられた出力電極10a、10bより光
起電力として取出される。
なお、各ユニットセルI II III IV同士は、
隣在する両者同士が、電極接続部7を介して最短距離に
て接続されているために、透明下部電極3と上部電極5
とによる導体抵抗が最小値となっており、従って各ユニ
ットセルI II III IV同士の接続部による電
力損失が最小となるように構成されている。
隣在する両者同士が、電極接続部7を介して最短距離に
て接続されているために、透明下部電極3と上部電極5
とによる導体抵抗が最小値となっており、従って各ユニ
ットセルI II III IV同士の接続部による電
力損失が最小となるように構成されている。
殊に、前記光起電力素子1は、太陽光を利用した高照度
電力用であり、屋外等で使用する電子機器の電源に用い
られている。
電力用であり、屋外等で使用する電子機器の電源に用い
られている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記従来の光起電力素子によれば、ユニ
ットセルI IT III IVを電極接続部7を介し
て直列に接続してより高い光起電力を得ているが、第7
図に示すようにユニットセル■の非晶質シリコン半導体
4の上部に上部電極5を形成する際に、パターンズレに
より隣在するユニットセルIIの非晶質シリコン半導体
4の上部に上部電極重畳部15が形成されてしまい、ユ
ニットセルIIの非晶質シリコン半導体4における重畳
界面部16a、 16bが上部電極重畳部15を介し
て短絡されることにより、光が照射されても発電に寄与
しない損失部分となり、しかも透明下部電極3と上部電
極5の短絡による出力電力の内部リーク損失が発生し、
見かけ以上の出力低下を招くという問題点があった。
ットセルI IT III IVを電極接続部7を介し
て直列に接続してより高い光起電力を得ているが、第7
図に示すようにユニットセル■の非晶質シリコン半導体
4の上部に上部電極5を形成する際に、パターンズレに
より隣在するユニットセルIIの非晶質シリコン半導体
4の上部に上部電極重畳部15が形成されてしまい、ユ
ニットセルIIの非晶質シリコン半導体4における重畳
界面部16a、 16bが上部電極重畳部15を介し
て短絡されることにより、光が照射されても発電に寄与
しない損失部分となり、しかも透明下部電極3と上部電
極5の短絡による出力電力の内部リーク損失が発生し、
見かけ以上の出力低下を招くという問題点があった。
また、光起電力素子1のユニットセルI II III
IVを直列に接続する際に、第8図に示すように、ユ
ニットセル■の非晶質シリコン半導体4及び上部電極5
が、パターンズレにより隣在するユニットセルIIの透
明下部電極3に重畳されて、非晶質重畳部18が形成さ
れてしまうため、該非晶質重畳部18の重畳界面部19
a、19bで発生する部分起電力は、ユニットセルII
IInTV全体の出力方向に対し逆向きの負荷として作
用し、同様に出力の低下を招くという問題点があった。
IVを直列に接続する際に、第8図に示すように、ユ
ニットセル■の非晶質シリコン半導体4及び上部電極5
が、パターンズレにより隣在するユニットセルIIの透
明下部電極3に重畳されて、非晶質重畳部18が形成さ
れてしまうため、該非晶質重畳部18の重畳界面部19
a、19bで発生する部分起電力は、ユニットセルII
IInTV全体の出力方向に対し逆向きの負荷として作
用し、同様に出力の低下を招くという問題点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、光起
電力素子の各ユニットセルにおける各々の透明下部電極
と上部電極との接続部に、光を遮光する導体部材を挾装
形成することにより、パターンズレにともない非晶質シ
リコン半導体に発生する逆向きの部分起電力を防止する
ようにした光起電力素子を提供するものである。
電力素子の各ユニットセルにおける各々の透明下部電極
と上部電極との接続部に、光を遮光する導体部材を挾装
形成することにより、パターンズレにともない非晶質シ
リコン半導体に発生する逆向きの部分起電力を防止する
ようにした光起電力素子を提供するものである。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、この発明は、受光面を成す
透明基板の表面に複数の透明下部電極をパターン形成し
、該透明下部電極の一部を露出して光が照射されること
により対向する界面に起電力を発生する非晶質半導体を
被覆形成し、さらに該非晶質半導体を被覆するとともに
隣在する前記透明下部電極の露出部に接合する上部電極
を形成し、さらに、前記透明下部電極と上部電極と非晶
質半導体とから成る光起電力素子単体を接続させること
により光起電力を得る光起電力素子において、前記透明
下部電極と上部電極との接続部に遮光導体を挾装形成す
ることにより、上記目的を達成するものである。
透明基板の表面に複数の透明下部電極をパターン形成し
、該透明下部電極の一部を露出して光が照射されること
により対向する界面に起電力を発生する非晶質半導体を
被覆形成し、さらに該非晶質半導体を被覆するとともに
隣在する前記透明下部電極の露出部に接合する上部電極
を形成し、さらに、前記透明下部電極と上部電極と非晶
質半導体とから成る光起電力素子単体を接続させること
により光起電力を得る光起電力素子において、前記透明
下部電極と上部電極との接続部に遮光導体を挾装形成す
ることにより、上記目的を達成するものである。
(作用)
本発明においては、光起電力素子の各ユニットセルの透
明下部電極と上部電極との電極接続部において、遮光導
体(以下マスクターミナルという)を挾装形成している
ため、ガラス基板及び透明下部電極を透過した光が、パ
ターンズレを生じた非晶質シリコン半導体部に照射され
ることがなくなり、逆向きの部分起電力の発生を防止す
ることができる。
明下部電極と上部電極との電極接続部において、遮光導
体(以下マスクターミナルという)を挾装形成している
ため、ガラス基板及び透明下部電極を透過した光が、パ
ターンズレを生じた非晶質シリコン半導体部に照射され
ることがなくなり、逆向きの部分起電力の発生を防止す
ることができる。
(実施例)
本発明の実施例を、図面に基いて詳細に説明する。
第1図は本発明に係わる光起電力素子の実施例を示す断
面図、第2図は本発明に係わる光起電力素子の実施例を
示す一部を切欠いた平面図、第3図及び第4図は本実施
例に係わるパターンズレによる部分起電力の発生を防止
する状態を示す一部拡大図が示されている。
面図、第2図は本発明に係わる光起電力素子の実施例を
示す一部を切欠いた平面図、第3図及び第4図は本実施
例に係わるパターンズレによる部分起電力の発生を防止
する状態を示す一部拡大図が示されている。
透光性に優れ、例えば厚さ1.1mmのソーダライムガ
ラス等の材質を有するガラス基板22の受光面29反対
面には、真空蒸着法により、透光性を有するとともに電
気伝導性を有する酸化インジウム薄膜が形成されている
。
ラス等の材質を有するガラス基板22の受光面29反対
面には、真空蒸着法により、透光性を有するとともに電
気伝導性を有する酸化インジウム薄膜が形成されている
。
該酸化インジウム薄膜の膜厚は、例えば400〜800
人となるように形成される。
人となるように形成される。
前記酸化インジウム薄膜は、フォトリソグラフィ法並び
に化学的エッチイング法により、各々の区域に分割され
て、透明下部電極23がパターン形成されている。
に化学的エッチイング法により、各々の区域に分割され
て、透明下部電極23がパターン形成されている。
各々の透明下部電極23の左方上面部には、マスク真空
蒸着法により、ニッケルの非透過性且つ電気伝導性を有
するマスクターミナル31が薄膜形成されている。
蒸着法により、ニッケルの非透過性且つ電気伝導性を有
するマスクターミナル31が薄膜形成されている。
また、各々の透明下部電極23の右方上面部には、プラ
ズマ化学的気相成長装置等を用いて非晶質シリコン半導
体24が、形成されている一該非晶質シリコン半導体2
4の膜厚は、例えば、5000〜6000人となるよう
に形成される。
ズマ化学的気相成長装置等を用いて非晶質シリコン半導
体24が、形成されている一該非晶質シリコン半導体2
4の膜厚は、例えば、5000〜6000人となるよう
に形成される。
前記非晶質シリコン半導体24は、シリコン分子が規則
正しい結晶配列を有することなく集合している非晶質状
態の半導体である。
正しい結晶配列を有することなく集合している非晶質状
態の半導体である。
非晶質シリコン半導体24の上面並びにマスクターミナ
ル31上には、上部電極25が、アルミニウムを真空蒸
着することにより形成されている。
ル31上には、上部電極25が、アルミニウムを真空蒸
着することにより形成されている。
前記上部電極25の膜厚は、例えば1500〜200と
なるように形成される。
なるように形成される。
上記のようにして、ガラス基板22上に透明下部電極2
3と上部電極25とに非晶質シリコン半導体24が挟装
されたユニットセルI II III IVが各々形成
されている。
3と上部電極25とに非晶質シリコン半導体24が挟装
されたユニットセルI II III IVが各々形成
されている。
前記ユニットセルI II III IVは、隣在する
ユニットセル同士が透明下部電極23と上部電極25と
に挾装形成されたマスクターミナル31を介して接合さ
れることにより、各々のユニットセルI IIIII
IVが直列に接続されている。
ユニットセル同士が透明下部電極23と上部電極25と
に挾装形成されたマスクターミナル31を介して接合さ
れることにより、各々のユニットセルI IIIII
IVが直列に接続されている。
さらに、ガラス基板22上に形成されたユニットセルI
II III IVは、エポキシ等のパシベーション
樹脂26により、両端の透明下部電極23における出力
電極30a、30bを露出して、樹脂封止されている。
II III IVは、エポキシ等のパシベーション
樹脂26により、両端の透明下部電極23における出力
電極30a、30bを露出して、樹脂封止されている。
該出力電極30a、30bは、ユニットセルIII I
II TVの各々にて発生する光起電力の総和を外部へ
取出すための出力電極である。
II TVの各々にて発生する光起電力の総和を外部へ
取出すための出力電極である。
上記のようにして、ユニットセルI If III I
Vを有する光起電力素子21が形成されている。
Vを有する光起電力素子21が形成されている。
前記光起電力素子21の受光面29に光が照射されると
、眩光はガラス基板22並びに透明下部電極23を透過
して、非晶質シリコン半導体24に達する。
、眩光はガラス基板22並びに透明下部電極23を透過
して、非晶質シリコン半導体24に達する。
この際、光は、マスクターミナル31が非透過性を有し
ていることにより、下部電極接続部27aの界面におい
て遮光される。
ていることにより、下部電極接続部27aの界面におい
て遮光される。
従ってマスクターミナル31の上部電極接続部27bに
は、光が照射さることがな(なる。
は、光が照射さることがな(なる。
前記マスクターミナル31が形成された非晶質シリコン
半導体24以外の部位には、光が照射されることにより
、該非晶質シリコン半導体24内において光起電力効果
が起こり、下部電極界面28aと上部電極界面28bと
に正孔と電子とが分極されて電位差が発生する。
半導体24以外の部位には、光が照射されることにより
、該非晶質シリコン半導体24内において光起電力効果
が起こり、下部電極界面28aと上部電極界面28bと
に正孔と電子とが分極されて電位差が発生する。
前記電位差は、各ユニットセルI II III IV
において発生するとともに、各ユニットセルI II
III IVがマスクターミナル31を介して直列に接
続されていることにより、それぞれ印加されて、前記光
起電力素子21の両端に設けられた出力電極30a30
bより光起電力として取出される。
において発生するとともに、各ユニットセルI II
III IVがマスクターミナル31を介して直列に接
続されていることにより、それぞれ印加されて、前記光
起電力素子21の両端に設けられた出力電極30a30
bより光起電力として取出される。
光起電力素子21を形成する際、第3図に示すように、
ユニットセル■の上部電極25が、パターンズレにより
隣在するユニットセル■の非晶質シリコン半導体24上
に、上部電極重畳部34として重畳される。
ユニットセル■の上部電極25が、パターンズレにより
隣在するユニットセル■の非晶質シリコン半導体24上
に、上部電極重畳部34として重畳される。
しかし、ガラス基板22の受光面29より照射された光
は、ガラス基板22及び透明下部電極23を透過しても
、非透光性のマスクターミナル31により遮光されて、
非晶質シリコン半導体24の重畳界面部33a、33b
に逆向きの部分起電力が発生することを防止することが
できる。
は、ガラス基板22及び透明下部電極23を透過しても
、非透光性のマスクターミナル31により遮光されて、
非晶質シリコン半導体24の重畳界面部33a、33b
に逆向きの部分起電力が発生することを防止することが
できる。
また、第4図に示すように、ユニットセルIの非晶質シ
リコン半導体24がパターンズレにより、マスクターミ
ナル31に重畳することにより、非晶質重畳部35が形
成されていても、該マスクタミナル31により、透過光
が遮光されるため、非晶質重畳部35における重畳界面
部36a、36bに逆向きの部分起電力が発生すること
を防止することができる。
リコン半導体24がパターンズレにより、マスクターミ
ナル31に重畳することにより、非晶質重畳部35が形
成されていても、該マスクタミナル31により、透過光
が遮光されるため、非晶質重畳部35における重畳界面
部36a、36bに逆向きの部分起電力が発生すること
を防止することができる。
本実施例における光起電力素子21のユニットセルrn
mrv間の間隔は全て0.4mmを基準とするとともに
(マスクターミナル31の幅も0.4mmとなる)、ユ
ニットセルI IITnlVの各パターンの縦1 − 横幅をそれぞれ50mm及びL2mmとして、従来の光
起電力素子との性能特性の比較を行った結果を表1に示
す。
mrv間の間隔は全て0.4mmを基準とするとともに
(マスクターミナル31の幅も0.4mmとなる)、ユ
ニットセルI IITnlVの各パターンの縦1 − 横幅をそれぞれ50mm及びL2mmとして、従来の光
起電力素子との性能特性の比較を行った結果を表1に示
す。
表1
試料数 n=30ケ
動作電流 動作電圧1.6vにおける電流値動作電流の
規格値 42mA/cイ 本実施例における光起電力素子21は、該光起電力素子
21の各ユニットセルI II III TVの透明下
部電極23と上部電極25との電極接続部に、非透光性
のマスクターミナル31を挾装形成しているため、ガラ
ス基板22及び透明下部電極23を14 透過した光が、マスクターミナル31により遮光されて
、パターンズレによる非晶質シリコン半導体24に照射
されることがなくなり、逆向きの部分起電力を防止する
ことができる。
規格値 42mA/cイ 本実施例における光起電力素子21は、該光起電力素子
21の各ユニットセルI II III TVの透明下
部電極23と上部電極25との電極接続部に、非透光性
のマスクターミナル31を挾装形成しているため、ガラ
ス基板22及び透明下部電極23を14 透過した光が、マスクターミナル31により遮光されて
、パターンズレによる非晶質シリコン半導体24に照射
されることがなくなり、逆向きの部分起電力を防止する
ことができる。
なお、ユニットセルI II III IVの各透明下
部電極23と上部電極25とに挟装されたマスクターミ
ナル31は、金属酸化物よりなる透明下部電極23に比
ベシート抵抗が小さいため、集電電極としての効果を有
し、光起電力素子21の内部抵抗を引下げ、該光起電力
素子21の出力を有効に引出すのに役立つ。
部電極23と上部電極25とに挟装されたマスクターミ
ナル31は、金属酸化物よりなる透明下部電極23に比
ベシート抵抗が小さいため、集電電極としての効果を有
し、光起電力素子21の内部抵抗を引下げ、該光起電力
素子21の出力を有効に引出すのに役立つ。
また、本実施例においては、ユニットセルが四基直列に
接続された場合について説明したが、ユニットセルは、
四基にかぎることはない。
接続された場合について説明したが、ユニットセルは、
四基にかぎることはない。
さらに、本実施例においては、光起電力素子21の各々
のユニットセルIIIIITIVが直列に接続されてい
たが、並列に接続することも可能である。
のユニットセルIIIIITIVが直列に接続されてい
たが、並列に接続することも可能である。
(発明の効果)
本発明に係わる光起電力素子は、上記のように構成され
ているため、以下に記載するような効果を有する。
ているため、以下に記載するような効果を有する。
(Al光起電力素子の各ユニットセルの透明下部電極と
上部電極との電極接続部に、非透光性のマスクターミナ
ルを挾装形成しているため、ガラス基板及び透明下部電
極を透過した光が、マスクターミナルにより遮光されて
、パターンズレによる非晶質シリコン半導体に照射され
ることがな(なり、該非晶質シリコン半導体における対
向する界面に光起電力効果による逆向きの部分起電力が
発生することがなくなり、光起電力素子の出力の低下を
防止することができ、高性能の光起電力素子を提供する
ことができるという優れた効果を有する。
上部電極との電極接続部に、非透光性のマスクターミナ
ルを挾装形成しているため、ガラス基板及び透明下部電
極を透過した光が、マスクターミナルにより遮光されて
、パターンズレによる非晶質シリコン半導体に照射され
ることがな(なり、該非晶質シリコン半導体における対
向する界面に光起電力効果による逆向きの部分起電力が
発生することがなくなり、光起電力素子の出力の低下を
防止することができ、高性能の光起電力素子を提供する
ことができるという優れた効果を有する。
第1図は本発明に係わる光起電力素子の実施例を示す断
面図、 第2図は本発明に係わる光起電力素子の実施例を示す一
部を切欠いた平面図、 第3図及び第4図は本実施例に係わるパターンズレによ
る部分起電力の発生を防止する状態を示す一部拡大図、 第5図は従来の光起電力素子を示す断面図、第6図は従
来の光起電力素子を示す一部を切欠いた平面図、 第7図及び第8図は従来の光起電力素子のパターンズレ
による部分起電力が発生する状態を示す一部拡大図であ
る。 21 ・ 22 ・ 23 ・ 24 ・ 25 ・ 31 ・ 光起電力素子、 ガラス基板、 透明下部電極、 非晶質シリコン半導体、 上部電極、 マスクターミナル。
面図、 第2図は本発明に係わる光起電力素子の実施例を示す一
部を切欠いた平面図、 第3図及び第4図は本実施例に係わるパターンズレによ
る部分起電力の発生を防止する状態を示す一部拡大図、 第5図は従来の光起電力素子を示す断面図、第6図は従
来の光起電力素子を示す一部を切欠いた平面図、 第7図及び第8図は従来の光起電力素子のパターンズレ
による部分起電力が発生する状態を示す一部拡大図であ
る。 21 ・ 22 ・ 23 ・ 24 ・ 25 ・ 31 ・ 光起電力素子、 ガラス基板、 透明下部電極、 非晶質シリコン半導体、 上部電極、 マスクターミナル。
Claims (1)
- (1)受光面を成す透明基板の表面に複数の透明下部電
極をパターン形成し、該透明下部電極の一部を露出して
光が照射されることにより対向する界面に起電力を発生
する非晶質半導体を被覆形成し、さらに該非晶質半導体
を被覆するとともに隣在する前記透明下部電極の露出部
に接合する上部電極を形成し、さらに、前記透明下部電
極と上部電極と非晶質半導体とから成る光起電力素子単
体を接続させることにより光起電力を得る光起電力素子
において、前記透明下部電極と上部電極との接続部に遮
光導体を挾装形成させたことを特徴とする光起電力素子
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2077967A JPH03276768A (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 光起電力素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2077967A JPH03276768A (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 光起電力素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03276768A true JPH03276768A (ja) | 1991-12-06 |
Family
ID=13648709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2077967A Pending JPH03276768A (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 光起電力素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03276768A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011124507A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 有機薄膜太陽電池モジュール |
-
1990
- 1990-03-27 JP JP2077967A patent/JPH03276768A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011124507A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 有機薄膜太陽電池モジュール |
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