JPH03274710A - 磁界発生装置 - Google Patents
磁界発生装置Info
- Publication number
- JPH03274710A JPH03274710A JP2074135A JP7413590A JPH03274710A JP H03274710 A JPH03274710 A JP H03274710A JP 2074135 A JP2074135 A JP 2074135A JP 7413590 A JP7413590 A JP 7413590A JP H03274710 A JPH03274710 A JP H03274710A
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- Japan
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- magnetic field
- yoke
- bolt
- generating device
- pole pieces
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- Pending
Links
- 229910052761 rare earth metal Inorganic materials 0.000 abstract description 7
- 150000002910 rare earth metals Chemical class 0.000 abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910052734 helium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001307 helium Substances 0.000 description 1
- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、被検体の断層像を撮影する核磁気共鳴撮像装
置(以下、MHI装置と呼ぶ)などに用いられる広い空
隙内に高強度かつ高精度で均一な静磁場を発生させる磁
界発生装置に関する。
置(以下、MHI装置と呼ぶ)などに用いられる広い空
隙内に高強度かつ高精度で均一な静磁場を発生させる磁
界発生装置に関する。
[従来の技術]
MHI装置における磁界発生手段としては、永久磁石方
式、常電導磁石方式、超電導磁石方式の3方式があるが
、この中で、特に永久磁石方式は電力やヘリウムの消費
を伴わないため、最も合理的であるとされていた。しか
しながら、この永久磁石方式は永久磁石の磁気エネルギ
ーの小ささから空隙に発生する磁界が弱く、また軽量化
が困難であったためなかなか実用化されなかった。これ
等の状況の中で近年強い磁力を持つ希土類永久磁石が開
発され、これにより永久磁石方式MRI装置の実用化の
可能性が高まってきた。
式、常電導磁石方式、超電導磁石方式の3方式があるが
、この中で、特に永久磁石方式は電力やヘリウムの消費
を伴わないため、最も合理的であるとされていた。しか
しながら、この永久磁石方式は永久磁石の磁気エネルギ
ーの小ささから空隙に発生する磁界が弱く、また軽量化
が困難であったためなかなか実用化されなかった。これ
等の状況の中で近年強い磁力を持つ希土類永久磁石が開
発され、これにより永久磁石方式MRI装置の実用化の
可能性が高まってきた。
しかし、MR工装置においては、前記した磁界の強さの
要求の他に更に静磁場の均一性が要求される。静磁場に
要求される均一度は被検体が挿入される空隙中心付近で
数十ppmオーダーであり、これ以上だと撮像画像の画
質が悪くなる。被検体が挿入される空隙中心付近でpp
mオーダーの均一性が要求される。従来の磁界発生装置
では、この厳しい要求を満たすため磁場の均一化手段と
して特開昭60−88407に開示される様にポールピ
ースの形状を変化させる方法が主に用いられていた。
要求の他に更に静磁場の均一性が要求される。静磁場に
要求される均一度は被検体が挿入される空隙中心付近で
数十ppmオーダーであり、これ以上だと撮像画像の画
質が悪くなる。被検体が挿入される空隙中心付近でpp
mオーダーの均一性が要求される。従来の磁界発生装置
では、この厳しい要求を満たすため磁場の均一化手段と
して特開昭60−88407に開示される様にポールピ
ースの形状を変化させる方法が主に用いられていた。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、前述の従来技術では、数十ppmオーダーを得
るためにポールピースの形状を様々に変更する必要があ
り、そのために何回も異なった形状のポールピースを作
製する必要があった。このため中心磁場の均一性が良い
磁界発生装置を得るには必要以上に製造時間及びコスト
がかかるという問題を有していた。そこで本発明はこの
ような問題点を解決するもので、その目的とするところ
は磁界発生装置のヨーク部の側面、または、ヨークに接
続される支柱の側面に回転移動可能なボルトを設けるこ
とで、ヨークの移動が容易となり、ヨークを調整移動す
ることにより、高精度な磁界発生装置が得られるもので
ある。
るためにポールピースの形状を様々に変更する必要があ
り、そのために何回も異なった形状のポールピースを作
製する必要があった。このため中心磁場の均一性が良い
磁界発生装置を得るには必要以上に製造時間及びコスト
がかかるという問題を有していた。そこで本発明はこの
ような問題点を解決するもので、その目的とするところ
は磁界発生装置のヨーク部の側面、または、ヨークに接
続される支柱の側面に回転移動可能なボルトを設けるこ
とで、ヨークの移動が容易となり、ヨークを調整移動す
ることにより、高精度な磁界発生装置が得られるもので
ある。
[課題を解決するための手段]
本発明の磁界発生装置は、空隙に磁界を発生させる磁界
発生装置において、前記の磁界発生装置のヨークの側面
、またはヨークに接続される支柱の側面に回転移動可能
なボルトを設け、前記ボルトの回転と共にヨークが移動
することを特徴とす[実施例] 第1図は本発明の実施例におけるヨークの側面にボルト
を設けた磁界発生装置を示す主要断面図である。また第
2図にはボルト部の拡大断面図、第3図には斜視図を示
す。
発生装置において、前記の磁界発生装置のヨークの側面
、またはヨークに接続される支柱の側面に回転移動可能
なボルトを設け、前記ボルトの回転と共にヨークが移動
することを特徴とす[実施例] 第1図は本発明の実施例におけるヨークの側面にボルト
を設けた磁界発生装置を示す主要断面図である。また第
2図にはボルト部の拡大断面図、第3図には斜視図を示
す。
第1図において、1は希土類磁石、2はポールピース、
3はヨーク、4は支柱、5は空隙部、6はボルト、7は
支柱4とヨーク3の間の調整空間。
3はヨーク、4は支柱、5は空隙部、6はボルト、7は
支柱4とヨーク3の間の調整空間。
この磁気回路は一対の希土類磁石の各々の一方端にポー
ルピース2を固着して対向させ、他方端をヨーク3で結
合し、ポールピース間の空隙部5に磁界を発生させるも
のである。
ルピース2を固着して対向させ、他方端をヨーク3で結
合し、ポールピース間の空隙部5に磁界を発生させるも
のである。
この磁界発生装置の中心磁場の均一化を得るには、それ
ぞれに設置されたボルト6を回転させることでヨーク3
が水平移動し、移動に伴い対向するポールピース2間の
磁気バランスが調整可能となり、高精度の均一性が得る
ことができる。更にこの磁界発生装置についてより詳し
く説明する。
ぞれに設置されたボルト6を回転させることでヨーク3
が水平移動し、移動に伴い対向するポールピース2間の
磁気バランスが調整可能となり、高精度の均一性が得る
ことができる。更にこの磁界発生装置についてより詳し
く説明する。
永久磁石1は円盤形状をなし、この永久磁石1の内部構
成は、複数個の希土類磁石ブロックからなり、希土類磁
石材料は基本組成がPr15原子%、Fe78原子%、
B5.5原子%、Cu1.5原子%、からなるものであ
る。ここで永久磁石1を希土類磁石ブロックの集合体で
構成している理由は、一体のものより、より好良な均一
磁場が確保できる様なしたものであり、製造上等の問題
がなければ、もちろん一体のものでもよい。この出来た
磁界発生装置は、組立時の未調整時は均一度600pp
mであったが、ボルト調整に供なうヨーク調整で70p
pmまで向上させることができた。
成は、複数個の希土類磁石ブロックからなり、希土類磁
石材料は基本組成がPr15原子%、Fe78原子%、
B5.5原子%、Cu1.5原子%、からなるものであ
る。ここで永久磁石1を希土類磁石ブロックの集合体で
構成している理由は、一体のものより、より好良な均一
磁場が確保できる様なしたものであり、製造上等の問題
がなければ、もちろん一体のものでもよい。この出来た
磁界発生装置は、組立時の未調整時は均一度600pp
mであったが、ボルト調整に供なうヨーク調整で70p
pmまで向上させることができた。
次に、ヨークに接続される支柱の側面にボルトを設けた
例を記す。第5図はボルト部の拡大断面図で、第6図は
磁界発生装置の全体斜視図である。
例を記す。第5図はボルト部の拡大断面図で、第6図は
磁界発生装置の全体斜視図である。
この構造に於ては、先に述べたヨークの側面にボルトを
設けたものに比べ、ヨークに穴を設ける必要がなく、製
作上では優位である。この磁界発生装置においても当然
組立時数百ppmの均一度から数十ppmの均一度まで
調整可能であった。
設けたものに比べ、ヨークに穴を設ける必要がなく、製
作上では優位である。この磁界発生装置においても当然
組立時数百ppmの均一度から数十ppmの均一度まで
調整可能であった。
[発明の効果]
以上、述べたように本発明によれば、回転移動可能なボ
ルトをヨークの側面またはヨークに接続される支柱に設
けることで、組立後のヨークの調整が可能となり、容易
に所望の均一度が、得られる磁界発生装置を提供できる
という効果がある。
ルトをヨークの側面またはヨークに接続される支柱に設
けることで、組立後のヨークの調整が可能となり、容易
に所望の均一度が、得られる磁界発生装置を提供できる
という効果がある。
また、他の効果としては、組立後に調整が可能な為、従
来の様に、組立時における組立精度を要求されることな
く製造も容易なるという効果もある。
来の様に、組立時における組立精度を要求されることな
く製造も容易なるという効果もある。
なお、実施例において永久磁石の材料としてPr−Fe
−B−Cuが記載しであるが、当然これは限定されるも
のではなく、エネルギー積が25MGOe以上の永久磁
石であれば何でもよい。更に永久磁石以外の構成部品に
おいて、材質等が実施例で記載してないが、これらも材
質の制約はない。
−B−Cuが記載しであるが、当然これは限定されるも
のではなく、エネルギー積が25MGOe以上の永久磁
石であれば何でもよい。更に永久磁石以外の構成部品に
おいて、材質等が実施例で記載してないが、これらも材
質の制約はない。
第1図は本発明の実施例における磁界発生装置を示す断
面図。第2図は本発明の調整可能ボルトと調整空間の拡
大図。第3図は本発明の実施例の斜視図。第4図は従来
の磁界発生装置の磁気回路を示す断面図。第5図と第6
図は、応用例を示す断面図。 永久磁石 ポールピース ヨーク 支柱 空隙 ボルト 調整空間 以 上
面図。第2図は本発明の調整可能ボルトと調整空間の拡
大図。第3図は本発明の実施例の斜視図。第4図は従来
の磁界発生装置の磁気回路を示す断面図。第5図と第6
図は、応用例を示す断面図。 永久磁石 ポールピース ヨーク 支柱 空隙 ボルト 調整空間 以 上
Claims (1)
- 空隙に磁界を発生させる磁界発生装置において、前記磁
界発生装置のヨークの側面、またはヨークに接続される
支柱の側面に回転移動可能なボルトを設け、前記ボルト
の回転と共にヨークが移動することを特徴とする磁界発
生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2074135A JPH03274710A (ja) | 1990-03-24 | 1990-03-24 | 磁界発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2074135A JPH03274710A (ja) | 1990-03-24 | 1990-03-24 | 磁界発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03274710A true JPH03274710A (ja) | 1991-12-05 |
Family
ID=13538441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2074135A Pending JPH03274710A (ja) | 1990-03-24 | 1990-03-24 | 磁界発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03274710A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6340888B1 (en) | 1998-09-02 | 2002-01-22 | Sumitomo Special Metals Co., Ltd. | Magnetic field generator for MRI |
JP2006006952A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | General Electric Co <Ge> | 開放型mriのための支持構造並びにその方法及びシステム |
JP2009514587A (ja) * | 2005-11-03 | 2009-04-09 | アスペクト マグネット テクノロジーズ エルティディ | 磁気共鳴装置を囲繞する自己固定ケージおよびその方法 |
-
1990
- 1990-03-24 JP JP2074135A patent/JPH03274710A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6340888B1 (en) | 1998-09-02 | 2002-01-22 | Sumitomo Special Metals Co., Ltd. | Magnetic field generator for MRI |
JP2006006952A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | General Electric Co <Ge> | 開放型mriのための支持構造並びにその方法及びシステム |
JP2009514587A (ja) * | 2005-11-03 | 2009-04-09 | アスペクト マグネット テクノロジーズ エルティディ | 磁気共鳴装置を囲繞する自己固定ケージおよびその方法 |
JP2013137325A (ja) * | 2005-11-03 | 2013-07-11 | Aspect Imaging Ltd | 磁気共鳴装置を囲繞する自己固定ケージおよびその方法 |
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