JPH03274127A - 熱可塑性樹脂の成形装置及びその成形法 - Google Patents
熱可塑性樹脂の成形装置及びその成形法Info
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- JPH03274127A JPH03274127A JP7337990A JP7337990A JPH03274127A JP H03274127 A JPH03274127 A JP H03274127A JP 7337990 A JP7337990 A JP 7337990A JP 7337990 A JP7337990 A JP 7337990A JP H03274127 A JPH03274127 A JP H03274127A
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
- B29C45/2701—Details not specific to hot or cold runner channels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C2045/0098—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor shearing of the moulding material, e.g. for obtaining molecular orientation or reducing the viscosity
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は熱可塑性樹脂の成形装置及びその成形性に関し
、熱可塑性樹脂組成物の金型中に於ける分子配向、特に
充填材の配向も制御し、ウェルド強度やウェルド部の外
観を改良し、また、内部にボイドなどの無い肉厚成形品
を製造することが可能となるものである。
、熱可塑性樹脂組成物の金型中に於ける分子配向、特に
充填材の配向も制御し、ウェルド強度やウェルド部の外
観を改良し、また、内部にボイドなどの無い肉厚成形品
を製造することが可能となるものである。
従来の射出成形法によって肉厚の熱可塑性樹脂成形品を
製造すると成形品の表面が凹んだり(ヒケ)、成形品の
内部にボイドが発生したりして、成形品の商品価値を著
しく損なうことが知られている。また、成形品の形状に
より、又はゲートを2個以上必要とする成形品の場合、
ウェルドが発生し、この部分は外観不良、強度の低下、
寸法精度の劣化などを引き起こす問題があった。特に板
状、繊維状などの強化材や充填材を配合した熱可塑性樹
脂組成物の場合にはウェルド部の劣化は著しいものであ
った。
製造すると成形品の表面が凹んだり(ヒケ)、成形品の
内部にボイドが発生したりして、成形品の商品価値を著
しく損なうことが知られている。また、成形品の形状に
より、又はゲートを2個以上必要とする成形品の場合、
ウェルドが発生し、この部分は外観不良、強度の低下、
寸法精度の劣化などを引き起こす問題があった。特に板
状、繊維状などの強化材や充填材を配合した熱可塑性樹
脂組成物の場合にはウェルド部の劣化は著しいものであ
った。
これらの改良方法として金型温度、樹脂温度、成形サイ
クル、保持圧、時間、その他の条件を種々変更する方法
が試みられているが、その効果は小さいものであった。
クル、保持圧、時間、その他の条件を種々変更する方法
が試みられているが、その効果は小さいものであった。
上記した従来の射出成形の課題を解決する方法として特
開昭61−179715号公報には、モールドキャビテ
ィーに供給した溶融材料の少なくとも一部に剪断力を加
えつつ該溶融材料を固化させることからなる成形方法、
並びに、剪断力を加えるユニットが開示さている。この
公報に開示の方法は上記した課題を解決する方法として
有力なものであるが、この公開公報に開示の剪断力を加
えるユニットは、従来の金型とは全く別の大掛かりなユ
ニットであるために、例えば型締力が350トン以下の
汎用の射出成形機には、取りつけ不可能であるという課
題があった。
開昭61−179715号公報には、モールドキャビテ
ィーに供給した溶融材料の少なくとも一部に剪断力を加
えつつ該溶融材料を固化させることからなる成形方法、
並びに、剪断力を加えるユニットが開示さている。この
公報に開示の方法は上記した課題を解決する方法として
有力なものであるが、この公開公報に開示の剪断力を加
えるユニットは、従来の金型とは全く別の大掛かりなユ
ニットであるために、例えば型締力が350トン以下の
汎用の射出成形機には、取りつけ不可能であるという課
題があった。
本発明者らは、汎用射出成形機にも適用可能な剪断力負
荷の方法について鋭意検討した結果、金型の一部に該剪
断力負荷手段を設ける方法を見出し、本発明を完成させ
た。
荷の方法について鋭意検討した結果、金型の一部に該剪
断力負荷手段を設ける方法を見出し、本発明を完成させ
た。
すなわち、本発明は、溶融した熱可塑性樹脂を金型に供
給し、金型内の溶融樹脂の少なくとも一部に剪断力を加
えながら樹脂を固化させる成形装置において、該剪断力
を加える装置が、該金型内にキャビティーと連通した2
本以上のホットランナ−と、このホットランナ−にピス
トンを設置した構成の金型であることを特徴とする熱可
塑性樹脂の成形装置であり、該ピストンが、圧縮力負荷
時にスプルー側ランナーへの流路を閉じる逆止ペンを兼
ねた構造である熱可塑性樹脂の成形装置、並びに 溶融した熱可塑性樹脂を金型に供給し、金型内の溶融樹
脂の少なくとも一部に剪断力を加えながら樹脂を固化さ
せる熱可塑性樹脂の成形方法において、該溶融樹脂への
固化時の剪断力を、該金型内に金型キャビティーに連通
したホットランナ−を2本以上設け、このホットランナ
−に設けたそれぞれのピストンの一方側に加圧力、他方
側に減圧力となるように交互に加えることにより行うこ
とを特徴とする熱可塑性樹脂の成形性である。
給し、金型内の溶融樹脂の少なくとも一部に剪断力を加
えながら樹脂を固化させる成形装置において、該剪断力
を加える装置が、該金型内にキャビティーと連通した2
本以上のホットランナ−と、このホットランナ−にピス
トンを設置した構成の金型であることを特徴とする熱可
塑性樹脂の成形装置であり、該ピストンが、圧縮力負荷
時にスプルー側ランナーへの流路を閉じる逆止ペンを兼
ねた構造である熱可塑性樹脂の成形装置、並びに 溶融した熱可塑性樹脂を金型に供給し、金型内の溶融樹
脂の少なくとも一部に剪断力を加えながら樹脂を固化さ
せる熱可塑性樹脂の成形方法において、該溶融樹脂への
固化時の剪断力を、該金型内に金型キャビティーに連通
したホットランナ−を2本以上設け、このホットランナ
−に設けたそれぞれのピストンの一方側に加圧力、他方
側に減圧力となるように交互に加えることにより行うこ
とを特徴とする熱可塑性樹脂の成形性である。
以下、本発明の構成について説明する。
まず、本発明の成形性に用いる装置の具体例について、
添付の図面により説明する。
添付の図面により説明する。
第1図は、本発明の金型内に溶融樹脂へ剪断力を加える
ピストンを設けた一例であり、第2図は、第1図装置に
よる剪断力負荷時のピストンが移動した状態を示したも
のである。また、第3図は、剪断力を加えるピストンの
形式を変更した場合であり、第4図は剪断力を加えるピ
ストンを4本用い、配向方向を2方向から制御可能とし
た場合である。
ピストンを設けた一例であり、第2図は、第1図装置に
よる剪断力負荷時のピストンが移動した状態を示したも
のである。また、第3図は、剪断力を加えるピストンの
形式を変更した場合であり、第4図は剪断力を加えるピ
ストンを4本用い、配向方向を2方向から制御可能とし
た場合である。
第1図において、金型は、固定側[8,1,2+パーテ
イングライン〔25〕より上側〕と可動側〔3゜4.5
,9 : [25)より下側〕により構成され、型板
[2,3)によりキャビティーが形成される。固定側〔
1〕の型板内には、スプルー〔2o〕から対称に分かれ
たホットランナ−〔21〜22.21’〜22′〕、そ
の中間に可動方向に対して垂直にピストンCP。
イングライン〔25〕より上側〕と可動側〔3゜4.5
,9 : [25)より下側〕により構成され、型板
[2,3)によりキャビティーが形成される。固定側〔
1〕の型板内には、スプルー〔2o〕から対称に分かれ
たホットランナ−〔21〜22.21’〜22′〕、そ
の中間に可動方向に対して垂直にピストンCP。
P’〕が設けらている。ホットランナ−21〜22″の
先に金型キャビティー[23,24,23’ )が設け
られている。なお、本金型は、4:受は板、5ニスペー
サ−ブロック、6:エジェクタープレート上、7:エジ
ェクタープレート下、8:固定側取り付板、9:可動側
取り付板、11:ロケートリング、12ニスブルーブツ
シユ、13ニガイドピン、15ニガイドブツシュ16:
エジェクタービン、17:エジェクタービンプッシュ、
18:リターンビンなどの通常の金型装置が有する部品
を当然に有するものである。また、第3図は剪断力負荷
用のピストンを1本で圧縮、減圧力を加える如くしたも
のである。さらに第4図では2方向から圧縮、減圧力を
加えることが可能であることから、圧縮、減圧力を加え
るピストンを選択することにより、所望の方向に配向さ
せたり、配向を無くしたりすることが可能となるもので
ある。
先に金型キャビティー[23,24,23’ )が設け
られている。なお、本金型は、4:受は板、5ニスペー
サ−ブロック、6:エジェクタープレート上、7:エジ
ェクタープレート下、8:固定側取り付板、9:可動側
取り付板、11:ロケートリング、12ニスブルーブツ
シユ、13ニガイドピン、15ニガイドブツシュ16:
エジェクタービン、17:エジェクタービンプッシュ、
18:リターンビンなどの通常の金型装置が有する部品
を当然に有するものである。また、第3図は剪断力負荷
用のピストンを1本で圧縮、減圧力を加える如くしたも
のである。さらに第4図では2方向から圧縮、減圧力を
加えることが可能であることから、圧縮、減圧力を加え
るピストンを選択することにより、所望の方向に配向さ
せたり、配向を無くしたりすることが可能となるもので
ある。
次に、射出成形工程から上記した図を説明すると、第1
図において溶融樹脂はスプルー20を経てホットランナ
−21,21’に分岐し、同様に加熱保持されたピスト
ンP、P”を経て、ホットランナ−22,22′を通過
し、ゲー) 23.23’から金型キャビティー24に
導入される。射出過程終了時〜保圧時までの間にピスト
ンP、 P’に圧縮力と減圧力とが通常、周期的に負荷
され、金型キャビティー内の溶融樹脂を矢印の如く左右
に移動或いは振動させる。この状態の瞬間を示したのが
第2図であり、ピストンPが右方向に移動しホットラン
ナ−21を閉じてゲート23からキャビティー24に圧
縮力、乃至溶融樹脂の移動を起こさせ、これと共にピス
トンP”が同様に右方向に移動して減圧力の負荷乃至ピ
ストンPの圧縮力の伝達を容易とする。次の段階では上
記したピストンP、 P’が逆方向(左方向)に移動し
、キャビティー24の溶融樹脂に左方向に力を負荷する
。この方向の異なる圧縮、減圧が通常、それぞれ1回以
上負荷される間に、金型キャビティー内の溶融樹脂の分
子配向、充填材の配向、さらにウェルドの解消を起こさ
せると共に、冷却時に剪断力が付加されることから「ひ
け」や「ボイド」の発生が抑えられ金型で冷却されて、
固化した成形品とされる。ついで、金型をパーティング
ライン25で開く、このとき通常、成形品にランナーの
一部がランナーの22.22’付近で切断された状態で
付着して金型が開かれ、ついで冷却した成形品がエジェ
クタービン16により金型から分離される。
図において溶融樹脂はスプルー20を経てホットランナ
−21,21’に分岐し、同様に加熱保持されたピスト
ンP、P”を経て、ホットランナ−22,22′を通過
し、ゲー) 23.23’から金型キャビティー24に
導入される。射出過程終了時〜保圧時までの間にピスト
ンP、 P’に圧縮力と減圧力とが通常、周期的に負荷
され、金型キャビティー内の溶融樹脂を矢印の如く左右
に移動或いは振動させる。この状態の瞬間を示したのが
第2図であり、ピストンPが右方向に移動しホットラン
ナ−21を閉じてゲート23からキャビティー24に圧
縮力、乃至溶融樹脂の移動を起こさせ、これと共にピス
トンP”が同様に右方向に移動して減圧力の負荷乃至ピ
ストンPの圧縮力の伝達を容易とする。次の段階では上
記したピストンP、 P’が逆方向(左方向)に移動し
、キャビティー24の溶融樹脂に左方向に力を負荷する
。この方向の異なる圧縮、減圧が通常、それぞれ1回以
上負荷される間に、金型キャビティー内の溶融樹脂の分
子配向、充填材の配向、さらにウェルドの解消を起こさ
せると共に、冷却時に剪断力が付加されることから「ひ
け」や「ボイド」の発生が抑えられ金型で冷却されて、
固化した成形品とされる。ついで、金型をパーティング
ライン25で開く、このとき通常、成形品にランナーの
一部がランナーの22.22’付近で切断された状態で
付着して金型が開かれ、ついで冷却した成形品がエジェ
クタービン16により金型から分離される。
以上の工程を繰り返すことにより、本発明の成形品が製
造される。
造される。
以上、図面を用いて本発明の成形装置並びに成形方法を
説明したが、本発明は上記に限定されるものではなく、
上記の如く、金型内に剪断力を加える手段を設けること
を除き種々の対応が取れるものである。例えば、本発明
に於けるピストンによる圧縮、減圧力を好適に付加する
ためには、成形品の大きさ、形状や好適な配向の方向な
どを考慮して通常、50〜1,000 kg/CJ1が
好適であり、種々の成形品に適用するためには、そのス
トローク制御及び/又は圧力制御を可能とし、例えば、
添付の第1図の場合、26〜26の下の部分、すなわち
、金型キャビティ一部分のみを変更してなる金型によっ
て対処することが好ましい。
説明したが、本発明は上記に限定されるものではなく、
上記の如く、金型内に剪断力を加える手段を設けること
を除き種々の対応が取れるものである。例えば、本発明
に於けるピストンによる圧縮、減圧力を好適に付加する
ためには、成形品の大きさ、形状や好適な配向の方向な
どを考慮して通常、50〜1,000 kg/CJ1が
好適であり、種々の成形品に適用するためには、そのス
トローク制御及び/又は圧力制御を可能とし、例えば、
添付の第1図の場合、26〜26の下の部分、すなわち
、金型キャビティ一部分のみを変更してなる金型によっ
て対処することが好ましい。
ここに、本発明の成形装置を用いる効果の大きい成形品
としては、溶融樹脂の金型内での固化までに必要な剪断
力を負荷する時間が取れるものであり、通常、成形品の
肉厚は1.5肛以上であり、また、適宜、金型内に成形
品の瞬間的加熱手段を付加して樹脂の固化時間をある程
度長くしたものが好ましい。また、本発明が好適に適用
される樹脂としては、ポリ塩化ビニル; PMMAなど
のアクリル樹脂;PS 、旧PSなどのポリスチレン樹
脂;ABS、AAS 、 MAS 、 MEBSなどの
ポリスチレンとアクリル酸エステルやアクリロニトリル
などとの共重合樹脂; PP、 PRXTPX 、その
他のポリオレフィン類;ホモ乃至コーポリアセタール樹
脂;ナイロン6゜66.610.12、MXDA、その
他の結晶性乃至非結晶性ポリアミド樹脂; PBT 、
PET 、 PCTG、 PCTAl、ベクトラ、そ
の他の結晶性、非結晶性乃至液晶性のポリエステル樹脂
;芳香族ポリカーボネート(PC)、ポリフェニレンエ
ーテル(PPE) 、ポリフェニレンサルファイド(P
PS) 、ポリスルホン、ポリエーテルエーテルケトン
(PEEK)などのエンジニアリングプラスチックなど
が挙げられ、これらは単独2種以上を混合してなる樹脂
組成物、さらに耐衝撃性改良材として種々の熱可塑性乃
至粒子状のエラストマーを配合したもの、種々の繊維、
粉末、球、鱗片、板、テトラポット、髭などの種々の形
状の充填材または強化材を配合した組成物としても好適
に使用できるものである。
としては、溶融樹脂の金型内での固化までに必要な剪断
力を負荷する時間が取れるものであり、通常、成形品の
肉厚は1.5肛以上であり、また、適宜、金型内に成形
品の瞬間的加熱手段を付加して樹脂の固化時間をある程
度長くしたものが好ましい。また、本発明が好適に適用
される樹脂としては、ポリ塩化ビニル; PMMAなど
のアクリル樹脂;PS 、旧PSなどのポリスチレン樹
脂;ABS、AAS 、 MAS 、 MEBSなどの
ポリスチレンとアクリル酸エステルやアクリロニトリル
などとの共重合樹脂; PP、 PRXTPX 、その
他のポリオレフィン類;ホモ乃至コーポリアセタール樹
脂;ナイロン6゜66.610.12、MXDA、その
他の結晶性乃至非結晶性ポリアミド樹脂; PBT 、
PET 、 PCTG、 PCTAl、ベクトラ、そ
の他の結晶性、非結晶性乃至液晶性のポリエステル樹脂
;芳香族ポリカーボネート(PC)、ポリフェニレンエ
ーテル(PPE) 、ポリフェニレンサルファイド(P
PS) 、ポリスルホン、ポリエーテルエーテルケトン
(PEEK)などのエンジニアリングプラスチックなど
が挙げられ、これらは単独2種以上を混合してなる樹脂
組成物、さらに耐衝撃性改良材として種々の熱可塑性乃
至粒子状のエラストマーを配合したもの、種々の繊維、
粉末、球、鱗片、板、テトラポット、髭などの種々の形
状の充填材または強化材を配合した組成物としても好適
に使用できるものである。
以下、実施例および比較例によって具体的に説明する。
実施例 1
第1図と同様の剪断力負荷手段を有し、パーティングラ
イン25がライン26と平行であり、ゲート22が、パ
ーティングライン25と平行に設けられ、かつ、8 x
12x 130 mmのキャビティーをもった金型を
用い、成形方法として (A)、剪断力を負荷せずに成形。
イン25がライン26と平行であり、ゲート22が、パ
ーティングライン25と平行に設けられ、かつ、8 x
12x 130 mmのキャビティーをもった金型を
用い、成形方法として (A)、剪断力を負荷せずに成形。
(B)、ピストンPのみ移動させ、ピストンP側のラン
ナーのみ閉鎖して、シングルゲートとして成形。
ナーのみ閉鎖して、シングルゲートとして成形。
(C)、溶融樹脂をキャビティーに供給し、周期的に4
00kg/cJIの剪断力を加えつつ固化させる本発明
の成形。
00kg/cJIの剪断力を加えつつ固化させる本発明
の成形。
を用い、ガラス繊維 25重量%のポリアセタール樹脂
(三菱瓦斯化学■製、商品名;ユピタールFG25)を
用いて成形品を製造した。なお、射出成形機は東芝製1
5200B4、シリンダー温度220℃、金型キャビテ
ィー表面温度110℃、成形サイクル250秒とした。
(三菱瓦斯化学■製、商品名;ユピタールFG25)を
用いて成形品を製造した。なお、射出成形機は東芝製1
5200B4、シリンダー温度220℃、金型キャビテ
ィー表面温度110℃、成形サイクル250秒とした。
上記で得た成形品の曲げ強度を島津製作所製DC320
00型オートグラフにて、支点間距離100[n[11
11曲げ速度5mm/min、温度23℃で測定した結
果を下記第1表に示した。
00型オートグラフにて、支点間距離100[n[11
11曲げ速度5mm/min、温度23℃で測定した結
果を下記第1表に示した。
実施例 2
第4図に示したように4本のピストンからなる剪断力負
荷手段を有し、パーティングライン25がライン26と
平行であり、扇型ゲートが、パーティングライン25と
平行に設けられ、厚さ15mmで100肛角のキャビテ
ィーをもった金型を用い、成形方法として (A)、溶融樹脂を対向したピストンA、B側のゲート
の2点から注入し、剪断力を加えずに成形。
荷手段を有し、パーティングライン25がライン26と
平行であり、扇型ゲートが、パーティングライン25と
平行に設けられ、厚さ15mmで100肛角のキャビテ
ィーをもった金型を用い、成形方法として (A)、溶融樹脂を対向したピストンA、B側のゲート
の2点から注入し、剪断力を加えずに成形。
(B)、溶融樹脂を対向したピストンA、B側のゲート
の2点から注入し、ピストンA、Bにて周期的に500
kg/calの剪断力を加えつつ固化させる本発明の成
形。
の2点から注入し、ピストンA、Bにて周期的に500
kg/calの剪断力を加えつつ固化させる本発明の成
形。
(C)、溶融樹脂を対向したピストンA、B側のゲート
の2点から注入し、先ずA、Bのピストンにて剪断力を
加え、ついでCSDのピストンにて剪断力を加えること
を順次繰り返しつつ固化させる本発明の成形。
の2点から注入し、先ずA、Bのピストンにて剪断力を
加え、ついでCSDのピストンにて剪断力を加えること
を順次繰り返しつつ固化させる本発明の成形。
を用い、ガラス繊維 30重量%の変性PPE樹脂(三
菱瓦斯化学■製、商品名;ユピエースGl(30)を用
いて成形品を製造した。なお、射出成形機は東芝製15
200B4、シリンダー温度310℃、金型キャビティ
ー表面温度120℃、成形サイクル 300秒とした。
菱瓦斯化学■製、商品名;ユピエースGl(30)を用
いて成形品を製造した。なお、射出成形機は東芝製15
200B4、シリンダー温度310℃、金型キャビティ
ー表面温度120℃、成形サイクル 300秒とした。
上記で得た成形品から、ピストンCD方向、並びにピス
トンCD方向の巾12M1厚さ15mm、長さ100m
mの試験片を切出し、曲げ強度を島津製作所製DC32
000型オートグラフにて、支点間距離80mm、曲げ
速度5mm/mid、温度23℃で測定した結果を下記
第2表に示した。
トンCD方向の巾12M1厚さ15mm、長さ100m
mの試験片を切出し、曲げ強度を島津製作所製DC32
000型オートグラフにて、支点間距離80mm、曲げ
速度5mm/mid、温度23℃で測定した結果を下記
第2表に示した。
以上、発明の詳細な説明および実施例、比較例から明瞭
なように、本発明の装置及びその成形方法によれば、ウ
ェルドが発生する金型キャビティー形状であってもウェ
ルドの強度劣化が極めて少ないものであるので、強度に
優れた成形品をうろことが可能であり、また、成形品が
厚い場合にもボイドの発生等がない。さらに、ピストン
をコンパクトに金型に取りつけることが可能であること
から、−軸方向のみでなく、二軸方向の方向の異方性の
制御が可能となるものであり、その工業的意義は極めて
高いものである。
なように、本発明の装置及びその成形方法によれば、ウ
ェルドが発生する金型キャビティー形状であってもウェ
ルドの強度劣化が極めて少ないものであるので、強度に
優れた成形品をうろことが可能であり、また、成形品が
厚い場合にもボイドの発生等がない。さらに、ピストン
をコンパクトに金型に取りつけることが可能であること
から、−軸方向のみでなく、二軸方向の方向の異方性の
制御が可能となるものであり、その工業的意義は極めて
高いものである。
第1図は、本発明の金型内に溶融樹脂へ剪断力を加える
ピストンを設けた例、第2図は、第1図装置による剪断
力負荷時のピストンが移動した状態を示したものである
。また、第3図は、剪断力を加えるピストンの形式を変
更した場合、第4図は剪断力を加えるピストンを4本用
い、配向方向を2方向から制御可能とした場合である。
ピストンを設けた例、第2図は、第1図装置による剪断
力負荷時のピストンが移動した状態を示したものである
。また、第3図は、剪断力を加えるピストンの形式を変
更した場合、第4図は剪断力を加えるピストンを4本用
い、配向方向を2方向から制御可能とした場合である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 溶融した熱可塑性樹脂を金型に供給し、金型内の溶
融樹脂の少なくとも一部に剪断力を加えながら樹脂を固
化させる成形装置において、該剪断力を加える装置が、
該金型内にキャビティーと連通した2本以上のホットラ
ンナーと、このホットランナーにピストンを設置した構
成の金型であることを特徴とする熱可塑性樹脂の成形装
置。 2 該ピストンが、圧縮力負荷時にスプルー側ランナー
への流路を閉じる逆止ペンを兼ねた構造である請求項1
記載の熱可塑性樹脂の成形装置。 3 溶融した熱可塑性樹脂を金型に供給し、金型内の溶
融樹脂の少なくとも一部に剪断力を加えながら樹脂を固
化させる熱可塑性樹脂の成形方法において、該溶融樹脂
への固化時の剪断力を、該金型内に金型キャビティーに
連通したホットランナーを2本以上設け、このホットラ
ンナーに設けたそれぞれのピストンの一方側に加圧力、
他方側に減圧力となるように交互に加えることにより行
うことを特徴とする熱可塑性樹脂の成形法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7337990A JPH03274127A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 熱可塑性樹脂の成形装置及びその成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7337990A JPH03274127A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 熱可塑性樹脂の成形装置及びその成形法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03274127A true JPH03274127A (ja) | 1991-12-05 |
Family
ID=13516496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7337990A Pending JPH03274127A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 熱可塑性樹脂の成形装置及びその成形法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03274127A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06155535A (ja) * | 1992-11-20 | 1994-06-03 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 熱可塑性樹脂の成形方法 |
JPH06270218A (ja) * | 1993-03-17 | 1994-09-27 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 成形方法 |
JPH0747570A (ja) * | 1993-08-06 | 1995-02-21 | Meisei Kinzoku Kogyosho:Kk | 合成樹脂射出成型用金型装置に於ける射出成型時圧力エスケープメント・メカ |
US20130147077A1 (en) * | 2011-12-09 | 2013-06-13 | National Taiwan University Of Science And Technology | In-mold vibratile injection compression molding method and molding apparatus thereof |
JP2018160673A (ja) * | 2018-05-09 | 2018-10-11 | 日亜化学工業株式会社 | パッケージの製造方法、パッケージ中間体の製造方法及び発光装置の製造方法 |
US10580947B2 (en) | 2015-11-30 | 2020-03-03 | Nichia Corporation | Package and package intermediate body |
-
1990
- 1990-03-26 JP JP7337990A patent/JPH03274127A/ja active Pending
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