JPH03270670A - リニアモータ - Google Patents
リニアモータInfo
- Publication number
- JPH03270670A JPH03270670A JP6612790A JP6612790A JPH03270670A JP H03270670 A JPH03270670 A JP H03270670A JP 6612790 A JP6612790 A JP 6612790A JP 6612790 A JP6612790 A JP 6612790A JP H03270670 A JPH03270670 A JP H03270670A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- linear motor
- permanent magnets
- stroke
- respect
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 claims abstract description 42
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims abstract description 19
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003302 ferromagnetic material Substances 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、対向する永久磁石間に形成された磁気空隙内
を可動コイルが直線運動する形式のりニアモータに関す
る。
を可動コイルが直線運動する形式のりニアモータに関す
る。
[従来の技術]
従来、Loan乃至100anといった長いストローク
の範囲内で物体の位置決めを行なうための駆動装置とし
ては、例えば、特公昭58−49100号に開示されて
いるような、可動コイル形リニアモータが多用されてい
る。このリニアモータは、厚み方向に着磁した複数の永
久磁石を着磁方向か異なるように向い合わせて配置し、
対向する永久磁石間に形成された空隙内に、磁束と直角
方向に運動する可動コイル組立体を配設した構造を有す
る。
の範囲内で物体の位置決めを行なうための駆動装置とし
ては、例えば、特公昭58−49100号に開示されて
いるような、可動コイル形リニアモータが多用されてい
る。このリニアモータは、厚み方向に着磁した複数の永
久磁石を着磁方向か異なるように向い合わせて配置し、
対向する永久磁石間に形成された空隙内に、磁束と直角
方向に運動する可動コイル組立体を配設した構造を有す
る。
このようなりニアモータでは、磁気回路部にセンターヨ
ークがなくしかも空隙内で磁束が複数個の閉ループを構
成し、磁路の一部に磁束が集中しないようになっている
ので、長いストロークの全域にわたって−様な磁束密度
を発生させることができる。
ークがなくしかも空隙内で磁束が複数個の閉ループを構
成し、磁路の一部に磁束が集中しないようになっている
ので、長いストロークの全域にわたって−様な磁束密度
を発生させることができる。
[発明が解決しようとする問題点コ
上記のりニアモータによれば、原理的にはストロークが
長くなっても−様な磁束密度分布を得ることは可能であ
るが、現実には次のような問題点がある。すなわち複数
個の永久磁石を長手方向に配置するために、通常は永久
磁石をヨークに接着することが行なわれるので、隣接す
る磁石間の継目の部分で磁束密度が低下し、必ずしも磁
石全長にわたって均一な磁束密度分布が得られるとはい
えない。したがって、上記のりニアモータを駆動して長
手方向の推力を測定してみると、ストローク全体にわた
って均一な推力分布ではなく、波形の推力分布となるこ
とがわかった。このような推力リップルが生ずると、滑
らかな直線運動ができないので、位置決め精度の低下と
いった不具合を招いてしまう。
長くなっても−様な磁束密度分布を得ることは可能であ
るが、現実には次のような問題点がある。すなわち複数
個の永久磁石を長手方向に配置するために、通常は永久
磁石をヨークに接着することが行なわれるので、隣接す
る磁石間の継目の部分で磁束密度が低下し、必ずしも磁
石全長にわたって均一な磁束密度分布が得られるとはい
えない。したがって、上記のりニアモータを駆動して長
手方向の推力を測定してみると、ストローク全体にわた
って均一な推力分布ではなく、波形の推力分布となるこ
とがわかった。このような推力リップルが生ずると、滑
らかな直線運動ができないので、位置決め精度の低下と
いった不具合を招いてしまう。
したがって本発明の目的は、推力リップルを少なくしう
るリニアモータを提供することである。
るリニアモータを提供することである。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するため本発明は、所定の間隔をおいて
対向配置された一対のヨークと、前記各ヨークの対向面
に固着された、厚み方向に着磁されかつ相隣る磁極およ
び向い合う磁極が逆極性となるように長手方向に配置さ
れた複数個の永久磁石と、対向する永久磁石間に形成さ
れた磁気空隙内を長手方向移動可能に配置された可動コ
イルとを有するリニアモータにおいて、前記磁気空隙内
に発生する磁束は、平面からみて前記可動コイルの移動
方向に対して所定角度だけ傾斜していることを特徴とす
る。
対向配置された一対のヨークと、前記各ヨークの対向面
に固着された、厚み方向に着磁されかつ相隣る磁極およ
び向い合う磁極が逆極性となるように長手方向に配置さ
れた複数個の永久磁石と、対向する永久磁石間に形成さ
れた磁気空隙内を長手方向移動可能に配置された可動コ
イルとを有するリニアモータにおいて、前記磁気空隙内
に発生する磁束は、平面からみて前記可動コイルの移動
方向に対して所定角度だけ傾斜していることを特徴とす
る。
[実施例]
以下本発明の詳細を図面により説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るリニアモータの正面
図である。
図である。
第1図において、1は上部ヨーク、2は下部ヨークであ
り、いずれも強磁性材料により例えば平板状に形成する
。3は厚方向に着磁された平板状の永久磁石であり、表
面にN、 S磁極が交互に現出するように複数個配置し
、上部ヨーク1に固着して磁石集合体3aを形成する。
り、いずれも強磁性材料により例えば平板状に形成する
。3は厚方向に着磁された平板状の永久磁石であり、表
面にN、 S磁極が交互に現出するように複数個配置し
、上部ヨーク1に固着して磁石集合体3aを形成する。
下部ヨーク2には、同様に永久磁石3を表面にN、 S
磁極が交互に現出するように複数個固着し、磁極集合体
3bを形成する。上部ヨークiと下部ヨーク2とは、磁
石集合体3a、3b間に磁気空隙4が形成されるように
非磁性材料からなるエンドプレート5゜6に固定されて
、磁気回路部1oが形成される。
磁極が交互に現出するように複数個固着し、磁極集合体
3bを形成する。上部ヨークiと下部ヨーク2とは、磁
石集合体3a、3b間に磁気空隙4が形成されるように
非磁性材料からなるエンドプレート5゜6に固定されて
、磁気回路部1oが形成される。
磁石集合体3aと磁石集合体3bとは、N、 S磁極が
向い合うように対向しているので、磁気空隙4には長手
方向に垂直な磁束(図中破線で示す)が存在する。
向い合うように対向しているので、磁気空隙4には長手
方向に垂直な磁束(図中破線で示す)が存在する。
可動部20は、第1図のA−A断面図である第2図に示
すように例えば3相コイルである可動コイル21をコイ
ル固定具22によりキャリッジ23に固定して構成され
ている。キャリッジ23は、磁気回路部10を挾んで2
対のガイコロ24が取着されている。一方、上部ヨーク
1に沿って長手方向に伸びるスライドプレート7がエン
ドプレート5.6に組み付けられている。スライドプレ
ート7の両端はガイドコロ24の外周に保持されており
、これにより可動s20が長手方向に移動できる。
すように例えば3相コイルである可動コイル21をコイ
ル固定具22によりキャリッジ23に固定して構成され
ている。キャリッジ23は、磁気回路部10を挾んで2
対のガイコロ24が取着されている。一方、上部ヨーク
1に沿って長手方向に伸びるスライドプレート7がエン
ドプレート5.6に組み付けられている。スライドプレ
ート7の両端はガイドコロ24の外周に保持されており
、これにより可動s20が長手方向に移動できる。
次に本発明の特徴とする磁石配列について、第3図によ
り説明する。第3図は第1図のB−B矢視部分拡大図で
あり、磁石集合体3bについて示しであるが、磁石集合
体3aもこれと同様の磁石配列である。磁石集合体3b
は、いずれも実質的に同一寸法である複数個の平板状の
永久磁石3を所定間隔(P)をおいてかつストローク方
向に対して所定角度(θンだけ傾斜して、下部ヨーク2
に固着して形成されている。すなわち永久磁石3の長辺
3′は一点鎖線Sで示すストローク方向に対して直交し
ないような関係にある。要するに磁気室i!i4内に存
在するストローク方向に垂直な磁束は、平面からみてス
トローク方向に対して傾斜した状態となる。これにより
磁気空隙における磁束密度が滑らかに変化し、概略正弦
波状の磁束分布形状とすることができ、可動コイルに正
弦波電流を供給することによりその移動がスムーズに行
なわれる。したがって推力リップルを大幅に低減するこ
とができる。
り説明する。第3図は第1図のB−B矢視部分拡大図で
あり、磁石集合体3bについて示しであるが、磁石集合
体3aもこれと同様の磁石配列である。磁石集合体3b
は、いずれも実質的に同一寸法である複数個の平板状の
永久磁石3を所定間隔(P)をおいてかつストローク方
向に対して所定角度(θンだけ傾斜して、下部ヨーク2
に固着して形成されている。すなわち永久磁石3の長辺
3′は一点鎖線Sで示すストローク方向に対して直交し
ないような関係にある。要するに磁気室i!i4内に存
在するストローク方向に垂直な磁束は、平面からみてス
トローク方向に対して傾斜した状態となる。これにより
磁気空隙における磁束密度が滑らかに変化し、概略正弦
波状の磁束分布形状とすることができ、可動コイルに正
弦波電流を供給することによりその移動がスムーズに行
なわれる。したがって推力リップルを大幅に低減するこ
とができる。
また本発明では、第3図に示すように永久磁石3をスト
ローク方向に対して傾斜して配置する代わりに、磁石配
置は従来と同様であるが、各磁石の着磁方向を平面から
みてストローク方向に対して傾斜するようにしてもよい
。
ローク方向に対して傾斜して配置する代わりに、磁石配
置は従来と同様であるが、各磁石の着磁方向を平面から
みてストローク方向に対して傾斜するようにしてもよい
。
本発明のりニアモータは、従来のものと同様に。
可動コイルに通電して推力を発生させるものの、その電
流を正弦波電流とし、可動コイルと永久磁石との相対位
置を適当な検出手段により検出し、電流を流すコイルお
よびその方向を切換えることにより、連続して長ストロ
ーク移動させることができる。また可動コイルは、モー
タ効率の点から特開昭62−193543号に記載され
ているように、1個の永久磁石の長手方向の巾の数分の
1以下のコイル巾寸法を有する複数個のコイルを、各コ
イルの中央部が重ならない様隣合わせて同一平面上に順
次配列し、磁気空隙内に位置するコイル中央部のみ一相
分の厚さとした多相偏平コイルとすることが望ましい。
流を正弦波電流とし、可動コイルと永久磁石との相対位
置を適当な検出手段により検出し、電流を流すコイルお
よびその方向を切換えることにより、連続して長ストロ
ーク移動させることができる。また可動コイルは、モー
タ効率の点から特開昭62−193543号に記載され
ているように、1個の永久磁石の長手方向の巾の数分の
1以下のコイル巾寸法を有する複数個のコイルを、各コ
イルの中央部が重ならない様隣合わせて同一平面上に順
次配列し、磁気空隙内に位置するコイル中央部のみ一相
分の厚さとした多相偏平コイルとすることが望ましい。
また本発明では、永久磁石3は、第4図に示すような形
状としてもよい。
状としてもよい。
[発明の効果〕
以上に詳述の如く、本発明によれば、磁気空隙内でスト
ローク方向に垂直な磁束が、平面からみてストローク方
向に対して傾斜し、磁束分布として正弦波分布形状に近
似することにより、可動コイルに通電する電流を正弦波
とした場合、その相互作用による発生推力の推力リップ
ルを低減させることができる。
ローク方向に垂直な磁束が、平面からみてストローク方
向に対して傾斜し、磁束分布として正弦波分布形状に近
似することにより、可動コイルに通電する電流を正弦波
とした場合、その相互作用による発生推力の推力リップ
ルを低減させることができる。
第1図は、本発明の一実施例に係るリニアモータの正面
図、第2図は第1図のA−A矢視断面図、第3図は第1
図のB−B矢視断面図、第4図は本発明に使用される磁
石の形状を示す図である。 1:上部ヨーク、2;下部ヨーク、3:永久磁石、4:
磁気空隙、21:可動コイル (シ
図、第2図は第1図のA−A矢視断面図、第3図は第1
図のB−B矢視断面図、第4図は本発明に使用される磁
石の形状を示す図である。 1:上部ヨーク、2;下部ヨーク、3:永久磁石、4:
磁気空隙、21:可動コイル (シ
Claims (2)
- (1)所定の間隔をおいて対向配置された一対のヨーク
と、前記各ヨークの対向面に固着された、厚み方向に着
磁されかつ相隣る磁極および向い合う磁極が逆極性とな
るように長手方向に配置された複数個の永久磁石と、対
向する永久磁石間に形成された磁気空隙内を長手方向移
動可能に配置された可動コイルとを有するリニアモータ
において、前記磁気空隙内に発生する磁束は、平面から
みて前記可動コイルの移動方向に対して所定角度だけ傾
斜していることを特徴とするリニアモータ。 - (2)前記永久磁石は略直方体状の板状磁石であり、各
永久磁石は長辺が前記可動コイルの移動方向に対して角
度をもって交差するように等間隔で配置されていること
を特徴とする請求項(1)に記載のリニアモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6612790A JPH03270670A (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | リニアモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6612790A JPH03270670A (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | リニアモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03270670A true JPH03270670A (ja) | 1991-12-02 |
Family
ID=13306898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6612790A Pending JPH03270670A (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | リニアモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03270670A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5519266A (en) * | 1993-06-01 | 1996-05-21 | Anorad Corporation | High efficiency linear motor |
JP2004343853A (ja) * | 2003-05-14 | 2004-12-02 | Sony Corp | リニアアクチュエータ、レンズ駆動装置、及び撮像装置 |
WO2007040009A1 (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Thk Co., Ltd. | リニア同期モータ及びリニアモータアクチュエータ |
US9108845B2 (en) | 2009-03-26 | 2015-08-18 | Mitsui Chemicals, Inc. | Chlorine production catalyst and chlorine production process using the catalyst |
-
1990
- 1990-03-16 JP JP6612790A patent/JPH03270670A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5519266A (en) * | 1993-06-01 | 1996-05-21 | Anorad Corporation | High efficiency linear motor |
JP2004343853A (ja) * | 2003-05-14 | 2004-12-02 | Sony Corp | リニアアクチュエータ、レンズ駆動装置、及び撮像装置 |
WO2007040009A1 (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Thk Co., Ltd. | リニア同期モータ及びリニアモータアクチュエータ |
US7888827B2 (en) | 2005-09-30 | 2011-02-15 | Thk Co., Ltd. | Linear synchronous motor and linear motor actuator |
JP4993609B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2012-08-08 | Thk株式会社 | リニア同期モータ及びリニアモータアクチュエータ |
US9108845B2 (en) | 2009-03-26 | 2015-08-18 | Mitsui Chemicals, Inc. | Chlorine production catalyst and chlorine production process using the catalyst |
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