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JPH03261211A - 3ラインくし型フィルタ - Google Patents

3ラインくし型フィルタ

Info

Publication number
JPH03261211A
JPH03261211A JP5971290A JP5971290A JPH03261211A JP H03261211 A JPH03261211 A JP H03261211A JP 5971290 A JP5971290 A JP 5971290A JP 5971290 A JP5971290 A JP 5971290A JP H03261211 A JPH03261211 A JP H03261211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
delayed
level
correlation
difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5971290A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshitaka Senuma
瀬沼 俊隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP5971290A priority Critical patent/JPH03261211A/ja
Publication of JPH03261211A publication Critical patent/JPH03261211A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明3ラインくし型フィルタを以下の項目に従って説
明する。
A、産業上の利用分野 B1発明のmu C0従来技術[第3図コ B1発明が解決しようとする課題 E8課題を解決するための手段 F、実施例[第1図、第2図] a1回路構成[第1図コ b、動作[342図] C,アルゴリズムに関する変形例 68作用 G0発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な3ラインくし型フィルタに関する。詳し
くは、VTR(ビデオテープレコーダ)における再生輝
度信号のノイズ除去等に使用される新規な3ラインくし
型フィルタを提供しようとするものである。
(B、発明のm要) 本発明3ラインくし型フィルタは、各々水平走査周期の
遅延時間を有する第1及び第2の遅延線によって得られ
る3ライン信号のうち、第1の遅延線が出力する第1の
遅延信号と他の2つの信号との差信号が各々第1及び第
2の減算器によって得られるようにすると共に、第1又
は第2の減算器の出力信号を選択したりあるいはこれら
の信号が出力されないように切換えを行なう切換部を設
け、該切換部の出力信号が振幅制限回路やレベル調整回
路を経て第3の減算器に送出され、ここで第1の遅延信
号とレベル調整回路の出力信号との差信号が作られた後
最終出力として取り出されるようにした3ラインくし型
フィルタであって、本信号、第1及び第2の遅延信号の
3者間における信号レベルの大小関係にもとづいて垂直
相関性の高低について判断し、該判断結果に応じた信号
を切換部に送出してその切換制御を行なう制御部を設け
、制御部によって相関性が高いと判断されたときに切換
部において第1、第2の遅延信号が選択されないように
し、相関性が低いと判断されたときに本信号又は第2の
遅延信号と第1の遅延信号との差信号が選択されるよう
に制御するか、又は、相関性が高い場合には本信号と第
2の遅延信号のうち、そのレベルが第1の遅延信号のレ
ベルに近い方と第1の遅延信号との差信号が選択される
ように、相関性が低い場合には本信号と第2−の遅延信
号のうち、そのレベルが第1の遅延信号のレベルから遠
い方と第1の遅延信号との差信号が選択されるように制
御を行ない、相関性の高い場合より低い場合の方が切換
部において選択され、ノイズ成分と見なされる信号のレ
ベルが大きくなるように信号選択制御を行なうようにし
たものであり、これによって、垂直相関性の低いノイズ
成分に対し・てのみくし型フィルタを深くかけ、縦だれ
等の弊害を伴なうことなくノイズ除去の効果を向上させ
ることができるようにしたものである。
(C,従来技術)[第3図] ビデオテープレコーダ等においては、映像信号の垂直相
関性を利用したくし型フィルタがノイズの除去等の目的
に用いられている。
例えば、再生Y(輝度)信号に関するくし型フィルタと
しては、第3図に示すような回路aが9知られている。
図中すは信号入力端子であり、再生Y信号(これを’Y
+ Jと記す。)が人力される。
信号Y、は3つに分岐し、その1つが出力段の減算器C
にそのまま送られ、残りの2つのうちの一方が減算器d
に送られ、他方がIH(1水平走査周期)遅延線eを介
して減算器dに送出される。
減算器dにおいては、人力信号YlからIH遅遅延線上
よる遅延信号が差し引かれることによって垂直相関性の
低いノイズ成分が取り出される。
そして、減算器dの出力信号がリミッタ−f、アッテネ
ータgを介して減算器Cに送出される。
減算器Cにおいては入力信号Y、からアッテネータgの
出力信号が差し引かれ、ノイズが除去された信号が最終
出力(これを’Yo Jとする。)として出力端子りに
得られることになる。
(D、発明が解決しようとする課!!!i)ところで、
上記したようなくし型フィルタにあっては、映像信号の
うち垂直相関性の低い部分に関するくし型フィルタによ
るノイズ除去効果を高めるためにくし型フィルタを深く
かけ過ぎると、かえって悪影響が生じてしまい、画面の
縦方向におけるにじみ、所謂縦だれ等の弊害の方が顕著
になってしまうという問題がある。
(E 課題を解決するための手段) そこで、本発明3ラインくし型フィルタは上記した課題
を解決するために、各々水平走査周期の遅延時間を有す
る第1及び第2の遅延線によって得られる3ライン信号
のうち、′s1の遅延線が出力する第1の遅延信号と他
の2つの信号との差信号が各々第1及び第2の減算器に
よって得られるようにすると共に、第1又は第2の減算
器の出力信号を選択したりあるいはこれらの信号が出力
されないように切換えを行なう切換部を設け、該切換部
の出力信号が振幅制限回路やレベル調整回路を経て第3
の減算器に送出され、ここで′t%1の遅延信号とレベ
ル調整回路の出力信号との差信号が作られた後最終出力
として取り出されるようにした3ラインくし型フィルタ
であって、本信号、第1及び第2の遅延信号の3者間に
おける信号レベルの大小関係にもとづいて垂直相関性の
高低について判断し、該判断結果に応じた信号を切換部
に送出してその切換制御を行なう制御部を設け、制御部
によって相関性が高いと判断されたときに切換部におい
て第1、第2の遅延信号が選択されないようにし、相関
性が低いと判断されたときに本信号又は第2の遅延信号
と第1の遅延信号との差信号が選択されるように制御す
るか、又は、相関性が高い場合には本信号と第2の遅延
信号のうち、そのレベルが第1の遅延信号のレベルに近
い方と第1の遅延信号との差信号が選択されるように、
相関性が低い場合には本信号と第2の遅延信号のうち、
そのレベルが第1の遅延信号のレベルから遠い方と第1
の遅延信号との差信号が選択されるように制御を行なう
ものである。
従って、本発明によれば、制御部によって3ライン信号
のレベルから垂直相関性の高低が判断され、相関性が低
いときのみくし型フィルタが深くかかるようにすること
ができ、縦だれ等の弊害を伴なうことなくノイズ除去の
効果を得ることができる。
(F、実施例)[第1図、第2図] 以下に、本発明3ラインくし型フィルタの詳細を図示し
た実施例に従って説明する。
図示した実施例は本発明をVTRにおける再生Y信号処
理に係るくし型フィルタに通用した例1を示すものであ
る。
(a、回路構成)[N1図] 図中2は信号入力端子であり、再生Y信号Y!が入力さ
れる。
31%32はIH遅延線であり、前段のIH遅延線31
によって信号Yl に関してIH遅れた信号(これを「
Y1□」と記す。)が得られ、後段のIH遅延線32に
よってYlMよりさらにIH遅れら信号(これを’ Y
 2HJと記す。〉が得られるようになっている。
尚、記録時においてY/C分離用の3ラインくし型フィ
ルタが設けられている場合には、このようなIH遅延線
3..32を共用することができる。
4.5は減算器であり、その一方4には信号Y1とY1
□とが入力され、ここで差信号Y!−Y+H(=Yo+
とする。)が作られ、他方5には信号YIHとY2Oが
入され、ここで差信号Y2)IYl)+(=Y21とす
る。)が作られる。
そして、これら減算器4.5によって得られた差信号Y
OIやY21はスイッチ素子6の入力側端子6a、6b
に各別に送出されると共に後述する制御ロジック部に送
出されるようになっている。
7はスイッチ素子6の後段に設けられたスイッチ素子で
あり、2つの入力側端子7a、7bのうちの一方7aが
上記スイッチ素子6の出力側端子6C&:接続され、他
方7bはその電位がゼロとされている。そして、スイッ
チ素子7の出力側端子7cから得られる信号が垂直相関
性の低いノイズ成分(これを’YN Jと記す。)と見
なされる。
8は制御ロジック部であり、減算器4.5からの差信号
に基づいて3ライン信号Y、、Y、H1Y2Hの信号レ
ベルについての相対的な大小関係を検出し、これによっ
て垂直相関性の高低を判断するために設けられている。
そして、判断結果に応じて以下に示すようなアルゴリズ
ム(1)、(2)に従ってスイッチ素子6.7に切換信
号を送出し、信号選択に係る制御を司っている。
(1)垂直相関性が高く遅延信号Y1Hの信号レベルが
信号Y1のレベルと遅延信号Y2Hのレベルとの間の値
である場合にはスイッチ素子7においてゼロ電位の7b
側に接点が接続されるように信号(これを「S7」を記
す。)をスイッチ素子7に送出する。
即ち、信号Y I、 Y IN、 ¥ 28のレベルを
各々■。、vl、v2としたとき、V o < V 1
< V 2又はVo >Vl >V2の関係にあるとき
には信号S7によって選択される信号レベルがゼロとな
る。
(2)垂直相関性が低く信号Y、、のレベルが信号Yl
のレベルと信号Y2Hのレベルとの間にない場合には、
スイッチ素子6に信号(これを「S6」と記す。)を送
出して、信号Y、、Y2Hのうちそのレベルが信号YI
Hのレベル■に近い方とYIHとのレベル差(Vo  
Vl又はV2−Vl )を持った信号がスイッチ素子6
から取り出されるように制御する。そして、スイッチ素
子7に切換信号S7を送出してその接点を7a側に切換
える。
即ち、Vl <VO<V2 、VO<V2 <Vl、V
l <V2 <VO、V2 <VO<Vlの場合にはI
VI −Vo  IとlV+−V21とを比べて差の小
さい方の差信号が選択されるようにスイッチ素子6に切
換信号S6が送出される。
この制御ロジック部8は、例えば、第1図に示すように
符号検出部8aと比較部8bとから構成される。
符号検出部8aには減算器4.5からの差信号YOI、
Y21が入力され差信号のレベルに関する符号(正負)
を検出し、3ライン信号Yl、YIH1Y2Hのレベル
がアルゴリズム(1)に従う関係にあるかどうかを判断
するために設けられている。
即ち、A V O、−V O−V H、A V 21 
= V 2− V +とした場合、ΔVOIとΔV21
の符号が一致しないときには■。<V、<V、又はV 
2 < V r < V 。
が成立するのでアルゴリズム(1)に従う処理がなされ
、両者の符号が一致したときにはアルゴリズム(2)に
従う処理がなされるように符号検出部8aが信号S7を
生成し、これをスイッチ素子7に送出するようになって
いる。
例えば、ΔVOIとΔV21との符号が一致しないとき
に信号S7が「1」とされ、スイッチ素子7の接点が7
bに切り換わるようになっており、ΔVOIとΔV2+
との符号が一致する場合には、信号S7が「0」になり
、スイッチ素子7の接点が7a側に切り換わるようにな
っている。
比較部8bは差信号レベルの絶対値1ΔVOIと1Δv
211との大小関係に基づいてアルゴリズム(2)に係
る処理を行ない、判断結果に応じた信号S6をスイッチ
素子6に送出するようになっている。
例えば、比較部8bによって1ΔV211>ΔVo+l
と判断された場合には信号S、の論理レベルが「1」と
され、スイッチ素子6の接点が6a側となり、差信号Y
olが選択される。また、ΔV21 l < l ΔV
OI l (1)場合ニハ、(i号saが「0」となり
、スイッチ素子6の接点が6b側に切換おり、差信号Y
21が選択される。
こうして、スイッチ素子7の出力側端子7Cから得られ
た信号は、リミッタ−9を介してアッテネータ10に送
出される。
アッテネータ10では信号レベルの調整を行なうために
設けられており、例えば、スイッチ素子6において選択
された差信号ΔVOI又はΔV21にレベル対してその
局程度のレベルにする等の処理が適宜行なわれる。
11は出力段に設けられた減算器であり、IHH延線3
1からの遅延信号YIHや、アッテネータ10の出力信
号が人力されるようになっており、信号YIHからアッ
テネータ10の出力信号を差し引いた信号(これを「Y
o」とする。)が信号出力端子12に送出される。
(b、動作)[第2図] しかして、上記3ラインくし型フィルタ1の動作は以下
のようにして為される。
先ず、アルゴリズム(1)に関しては、符号検出部8a
によって信号レベルV1がV。とv2との間の値である
と判断されると、符号検出部8aからスイッチ素子7に
送られる信号によってスイッチ素子7の出力信号のレベ
ルがゼロとなる。
例えば、第2図(A)のように、横軸に遅延時間をとり
、縦軸に信号レベルをとって表わしたときに、信号レベ
ルV0、V、、V、の関係が「○」で示すようにVo<
V、<V、となっているような場合を考える。
この場合には、符号検出部8aによってΔVOIくO1
ΔV2+>Oより、符号の不一致が判断され、信号S7
が「1」となる。これによってスイッチ素子7の出力信
号レベルがゼロとなるため、3ラインくし型フィルタ1
の出力信号YOとしては、減算器11を経たIH遅遅延
信号上1shそのまま出力される。
また、アルゴリズム(2)に関しては、符号検出部8a
によって、信号レベルvlがVOと■2との間にないこ
とが判断され、信号S7が「O」となり、スイッチ素子
7の接点が7a側となる。
そして、比較部によって信号レベルV。、v2のうちど
ちらがvlに近いかが判断され、その結果によって信号
S6の論理レベルが規定される。
例えば、第2図(B)のように、vl>V、>Voの場
合には、符号検出部8aによってΔVOI<0.ΔV 
、、< Oが検出され、両者の符号が一致すると判断さ
れるので、信号S7の論理レベルは「O」となる。そし
て、比較部8bではΔVo+l>lΔ■2,1から、v
2の方が■1に近いと判断されるため、信号S6が「O
」となる。
よって、差信号Y21の方がノイズ成分YNとして、リ
ミッタ−9、アッテネータ10を介して減算器11に送
出される。そして、減算器11では信号YINからノイ
ズ成分が除去されることになる。
以上のような処理内容を表形式にまとめたものが下表1
である。
表 1 尚、表1中「■」は信号レヘル差が正であることを示し
、「e」は信号レベル差が負であることを示しており、
「−」は不定を意味し、また、ノイズ成分YNに関する
「φ」は信号レベルがゼロであることを意味している。
(c、アルゴリズムに関する変形例) 上記3ラインくし型フィルタ1において採用されたアル
ゴリズム(1)、(2)は本発明3ラインくし型フィル
タに係る唯一のものではなく、例えば前述したアルゴリ
ズム(1)と、次に示すようなアルゴリズム(2′)を
採用しても良い。
(2′)信号YIHのレベルV1が■。とV2との間に
ない場合には、信号Yl、Y2)1のうち、そのレベル
がVlから遠い方との差に応じたレベルの信号がノイズ
成分YNとして用いられるように制御する。
即ち、アルゴリズム(2)では、vo、v2のうちvl
に近い方とのレベル差が選択されるようにしたが、逆に
vlか611iれた方とのレベル差を選択して、これを
ノイズ成分YNとして採用するということであり、具体
的には3ラインくし型フィルタ1における比較部8bの
論理を逆にすれば良く、このときの処理内容を表形式に
すると下表2のように示すことができる。
表 また、別の例としては上記アルゴリズム(2′)と以下
に示すアルゴリズム(1′)とを組み合わせることも可
能である。
(1′)信号Y1HのレベルV、がレベルv0と■2と
の間にある場合には信号Yl、Y2□のうちそのレベル
がVlに近い方と信号Y、Hとのレベル差に応じたレベ
ルの信号がノイズ成分Ysとして選択されるように制御
する。
出力信号S6の論理レベルに応じてスイッチ素子6への
切換信号(これを「S」とする。)を送出する回路部を
設ける必要がある。
信号SがrQJのときに信号Y。Iがスイッチ素子にお
いて選択され、信号Sが「1」のときに信号Y2+が選
択されるものとすると、表3に示すように信号Sとして
は信号S、、S、との排他的論理和をとれば良いことが
わかる。
即ち、アルゴリズム(2)では信号の垂直相関性が低い
場合に通用していた処理を、垂直相関性の高い場合に通
用し、垂直相関性が低い場合にはこれよりさらにノイズ
除去が得られるようにくし型フィルタを深くかけるよう
アルゴリズム(2′)を採用する場合である。
このときには、スイッチ素子7は不要となり、スイッチ
素子6の出力信号がリミッタ−9に送出されるようにす
れば良いが、制御ロジック部8には符号検出部8aの出
力信号S7や比較部8bの表  3 (d、作用) 上記した3ラインくし型フィルタ1にあっては、制御ロ
ジック部8において3ライン信号Y ■、Y IN、 
Y 2Hのレベルについての大小関係から垂直相関性の
高低を判断し、垂直相関性が高いときに比べて相関性の
低いときの方が切換部においてノイズ成分YNと見なさ
れる信号レベル差が大きくなるように制御しているので
、くし型フィルタによるノイズ除去の効果の向上と、縦
だれ等の弊害の軽減とを両立させることができる。
(G、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明3ラ
インくし型フィルタは、信号入力端子から入力された映
像信号が第1及び第2の遅延線を経ることによって映像
信号の本信号に関して水平走査周期の時間間隔をもって
遅延された第1及び第2の遅延信号が得られるようにす
ると共に、本信号と第1の遅延信号との差信号を得るた
めの第1の減算器と、第1の遅延信号と第2の遅延信号
との差信号を得るための第2の減算器と、第1又は第2
の減算器の出力信号を選択したりあるいはこれらの信号
が出力されないように切換えを行なう切換部と、切換部
において選択された信号が入力される振幅制限回路と、
振幅制限回路の出力信号が入力されるレベル調整回路と
、第1の遅延信号とレベル調整回路の出力信号との差信
号を得てこれを信号出力端子に送出する第3の減算器と
を備えた3ラインくし型フィルタであって、本信号、第
1及び第2の遅延信号の3者間における信号レベルの大
小関係にもとづいて垂直相関性の高低について判断し、
該判断結果に応じた信号を切換部に送出してその切換制
御を行なう制御部を設け、制御部によって相関性が高い
と判断されたときに切換部において第1、第2の遅延信
号が選択されないようにし、相関性が低いと判断された
ときに本信号又は第2の遅延信号と第1の遅延信号との
差信号が選択されるように制御するか、又は、相関性が
高い場合には本信号と第2の遅延信号のうち、そのレベ
ルが第1の遅延信号のレベルに近い方と第1の遅延信号
との差信号が選択されるように、相関性が低い場合には
本信号と第2の遅延信号のうち、そのレベルが第1の遅
延信号のレベルから遠い方と第1の遅延信号との差信号
が選択されるように制御を行なうことを特徴とする。
従って、本発明によれば、制御部によって3ライン信号
のレベルから垂直相関性の高低が判断され、相関性が低
いときのみくし型フィルタが深くかかるようにすること
ができ、縦だれ等の弊害を伴なうことなくノイズ除去の
効果を高めることができる。
尚、本発明は輝度信号に限らず、クロマ信号(但し、位
相反転処理を要す)についても応用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明3ラインくし型フィルタの実
施の一例を示すもので、第1図は回路ブロック図、第2
図は処理手順の一例に関する説明図であり、(A)はY
信号に関する垂直相関性が高い場合、(B)は垂直相関
性が低い場合を示しており、第3図は従来のくし型フィ
ルタの一例を示す回路ブロック図である。 Y2H・・・第2の遅延信号 符号の説明 1・・・3ライン<シ型フィルタ、 2・・・信号入力端子、 31 ・・・第1の遅延線、 32 ・・・342の遅延線、 4・・・第1の減算器、 5・・・第2の減算器、 6.7・・・切換部、 8・・・制御部、9・・・振幅
制限回路、 10・・・レベル調整回路、 11・・・第3の減算器、 12・・・信号出力端子、 Y、  ・・・本信号、 YIH・・・第1の遅延信号、 (B】。 回路ブロック図 (従来例) 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 信号入力端子から入力された映像信号が第1及び第2の
    遅延線を経ることによって映像信号の本信号に関して水
    平走査周期の時間間隔をもって遅延された第1及び第2
    の遅延信号が得られるようにすると共に、本信号と第1
    の遅延信号との差信号を得るための第1の減算器と、第
    1の遅延信号と第2の遅延信号との差信号を得るための
    第2の減算器と、第1又は第2の減算器の出力信号を選
    択したりあるいはこれらの信号が出力されないように切
    換えを行なう切換部と、切換部において選択された信号
    が入力される振幅制限回路と、振幅制限回路の出力信号
    が入力されるレベル調整回路と、第1の遅延信号とレベ
    ル調整回路の出力信号との差信号を得てこれを信号出力
    端子に送出する第3の減算器とを備えた3ラインくし型
    フィルタであって、 本信号、第1及び第2の遅延信号の3者間における信号
    レベルの大小関係にもとづいて垂直相関性の高低につい
    て判断し、該判断結果に応じた信号を切換部に送出して
    その切換制御を行なう制御部を設け、制御部によって相
    関性が高いと判断されたときに切換部において第1、第
    2の遅延信号が選択されないようにし、相関性が低いと
    判断されたときに本信号又は第2の遅延信号と第1の遅
    延信号との差信号が選択されるように制御するか、又は
    、相関性が高い場合には本信号と第2の遅延信号のうち
    、そのレベルが第1の遅延信号のレベルに近い方と第1
    の遅延信号との差信号が選択されるように、相関性が低
    い場合には本信号と第2の遅延信号のうち、そのレベル
    が第1の遅延信号のレベルから遠い方と第1の遅延信号
    との差信号が選択されるように制御を行なう ことを特徴とする3ラインくし型フィルタ
JP5971290A 1990-03-09 1990-03-09 3ラインくし型フィルタ Pending JPH03261211A (ja)

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ID=13121094

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JP (1) JPH03261211A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004056132A1 (en) * 2002-12-16 2004-07-01 Koninklijke Philips Electronics N.V. Comb filter

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004056132A1 (en) * 2002-12-16 2004-07-01 Koninklijke Philips Electronics N.V. Comb filter

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