JPH03260322A - 2サイクルエンジンの排気ポート可変装置 - Google Patents
2サイクルエンジンの排気ポート可変装置Info
- Publication number
- JPH03260322A JPH03260322A JP5914190A JP5914190A JPH03260322A JP H03260322 A JPH03260322 A JP H03260322A JP 5914190 A JP5914190 A JP 5914190A JP 5914190 A JP5914190 A JP 5914190A JP H03260322 A JPH03260322 A JP H03260322A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust port
- wall
- reinforcing wall
- cylinder block
- cylinder bore
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A1発明の目的
(1)産業上の利用分野
本発明は、シリンダブロックに形成したシリンダボアの
内壁に該シリンダ内を往復動するピストンによって開閉
される排気ポートを開口し、この排気ポートに、該排気
ポートの開口面積を可変制御する制御弁と、シリンダボ
アの半径方向に延びて前記排気ポートを左右に2分割す
る補強壁とを設けて成る、2サイクルエンジンの排気ポ
ート可変装置に関する。
内壁に該シリンダ内を往復動するピストンによって開閉
される排気ポートを開口し、この排気ポートに、該排気
ポートの開口面積を可変制御する制御弁と、シリンダボ
アの半径方向に延びて前記排気ポートを左右に2分割す
る補強壁とを設けて成る、2サイクルエンジンの排気ポ
ート可変装置に関する。
(2)従来の技術
上記2サイクルエンジンの排気ポート可変装置は、例え
ば特開昭63−192913号公報に記載されているよ
うに既に公知である。かかる排気ポート可変装置によれ
ば、エンジンがアイドリングを含む低速運転域にあると
きに排気ポートの開口面積を減少させて新気の吹き抜け
を防止することが可能となり、エンジンが中・高速運転
域に至れば排気ポートの開口面積を増加させて出力の向
上を図ることが可能となる。
ば特開昭63−192913号公報に記載されているよ
うに既に公知である。かかる排気ポート可変装置によれ
ば、エンジンがアイドリングを含む低速運転域にあると
きに排気ポートの開口面積を減少させて新気の吹き抜け
を防止することが可能となり、エンジンが中・高速運転
域に至れば排気ポートの開口面積を増加させて出力の向
上を図ることが可能となる。
(3)発明が解決しようとする課題
しかしながら、上記従来の排気ポート可変装置は、シリ
ンダブロックに形成した排気ボート近傍を補強すべく該
排気ポートに設けた補強壁のシリンダボア半径方向の幅
が小さいため、排気ポートを通過する排気により加熱さ
れた前記補強壁からシリンダブロックへの熱引きが不十
分となり、その結果補強壁の支持強度と耐久性が低下す
る不都合があった。そのために前記補強壁の厚さを大き
くする必要が住じ、そのために排気抵抗が増加してエン
ジンの出力が低下することになる。
ンダブロックに形成した排気ボート近傍を補強すべく該
排気ポートに設けた補強壁のシリンダボア半径方向の幅
が小さいため、排気ポートを通過する排気により加熱さ
れた前記補強壁からシリンダブロックへの熱引きが不十
分となり、その結果補強壁の支持強度と耐久性が低下す
る不都合があった。そのために前記補強壁の厚さを大き
くする必要が住じ、そのために排気抵抗が増加してエン
ジンの出力が低下することになる。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたもので、2サイ
クルエンジンの排気ポート可変装置に設けられる補強壁
からシリンダブロックへの熱引きを向上させて、その強
度と耐久性の増加、および排気抵抗の減少を図ることを
目的とする。
クルエンジンの排気ポート可変装置に設けられる補強壁
からシリンダブロックへの熱引きを向上させて、その強
度と耐久性の増加、および排気抵抗の減少を図ることを
目的とする。
B、発明の構成
(1)課題を解決するための手段
前記目的を達成するために、本発明は、シリンダブロッ
クに形成したシリンダボアの内壁に該シリンダボア内を
往復動するピストンによって開閉される排気ポートを開
口し、この排気ポートに、該排気ポートの開口面積を可
変制御する制御弁と、シリンダボアの半径方向に延びて
前記排気ポートを左右に仕切る補強壁とを設けて成る2
サイクルエンジンの排気ポート可変装置において、前記
排気ポートの上部に開口する貫通孔をシリンダブロック
壁にシリンダボアの半径方向に形成し、この貫通孔内に
前記制御弁を支持する支持部材を装着して、その支持部
材に設けた壁面で前記排気ポートの土壁の一部を形成し
、前記補強壁の外端を少なくとも前記支持部材の壁面を
左右に分割する位置までシリンダボアの半径方向外側に
延出するとともに、その補強壁の下端と上端をそれぞれ
前記排気ボートの下面と貫通孔の上面においてシリンダ
ブロックに接続したことを特徴とする。
クに形成したシリンダボアの内壁に該シリンダボア内を
往復動するピストンによって開閉される排気ポートを開
口し、この排気ポートに、該排気ポートの開口面積を可
変制御する制御弁と、シリンダボアの半径方向に延びて
前記排気ポートを左右に仕切る補強壁とを設けて成る2
サイクルエンジンの排気ポート可変装置において、前記
排気ポートの上部に開口する貫通孔をシリンダブロック
壁にシリンダボアの半径方向に形成し、この貫通孔内に
前記制御弁を支持する支持部材を装着して、その支持部
材に設けた壁面で前記排気ポートの土壁の一部を形成し
、前記補強壁の外端を少なくとも前記支持部材の壁面を
左右に分割する位置までシリンダボアの半径方向外側に
延出するとともに、その補強壁の下端と上端をそれぞれ
前記排気ボートの下面と貫通孔の上面においてシリンダ
ブロックに接続したことを特徴とする。
ここで、「上」および「下」は、シリンダブロックの配
置方向に係わらず、それぞれシリンダブロックの燃焼室
側とクランクケース側を指すものとして定義される。
置方向に係わらず、それぞれシリンダブロックの燃焼室
側とクランクケース側を指すものとして定義される。
(2)作 用
前述の特徴によれば、排気ポートを通過する排気により
該排気ポートを左右に仕切る補強壁が加熱されると、そ
の熱は前記補強壁の下端が接続する排気ポートの下面と
、該補強壁の上端が接続する支持部材の貫通孔の上面か
らシリンダブロックに逃がされる。このとき、前記補強
壁が排気ボートの土壁の一部を形成する支持部材の壁面
を左右に分割する位置までシリンダボアの半径方向外側
に延びているため、この補強壁の幅をシリンダボアの半
径方向に充分大きく確保することが可能となる。これに
より、補強壁の断面積が増加して熱引きが向上し、その
強度と耐久性が増加するとともに、排気抵抗を減少させ
るべく、その補強壁の厚さを薄くすることが可能となる
。
該排気ポートを左右に仕切る補強壁が加熱されると、そ
の熱は前記補強壁の下端が接続する排気ポートの下面と
、該補強壁の上端が接続する支持部材の貫通孔の上面か
らシリンダブロックに逃がされる。このとき、前記補強
壁が排気ボートの土壁の一部を形成する支持部材の壁面
を左右に分割する位置までシリンダボアの半径方向外側
に延びているため、この補強壁の幅をシリンダボアの半
径方向に充分大きく確保することが可能となる。これに
より、補強壁の断面積が増加して熱引きが向上し、その
強度と耐久性が増加するとともに、排気抵抗を減少させ
るべく、その補強壁の厚さを薄くすることが可能となる
。
(3)実施例
以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例による排気ボート可変装置を
備えたエンジンEを搭載した自動二輪車の全体側面図で
あって、この自動二輪車Vは中央部にエンジンEを搭載
した車体フレームFを備え、その車体フレームFの前部
に支持されてハンドルlで左右に回動操作されるフロン
トフォーク2の下端に前輪Wfを軸架するとともに、そ
の後部に上下揺動自在に支持したリヤフォーク3の後端
に前記エンジンEに接続されて駆動される後輪Wrを軸
架して成る。前記エンジンEは単気筒の2サイクルエン
ジンであって、第2図を併せて参照すると明らかなよう
に、クランクケース4から斜め前上方に延出するシリン
ダブロック5の前部に接続された排気管6は、その下方
に位置する前記クランクケース4の前面に沿って略36
0°屈曲した後、シリンダブロック5の右側面を通って
後方に延び、車体フレームFの後端に設けたマフラー7
に接続している。
備えたエンジンEを搭載した自動二輪車の全体側面図で
あって、この自動二輪車Vは中央部にエンジンEを搭載
した車体フレームFを備え、その車体フレームFの前部
に支持されてハンドルlで左右に回動操作されるフロン
トフォーク2の下端に前輪Wfを軸架するとともに、そ
の後部に上下揺動自在に支持したリヤフォーク3の後端
に前記エンジンEに接続されて駆動される後輪Wrを軸
架して成る。前記エンジンEは単気筒の2サイクルエン
ジンであって、第2図を併せて参照すると明らかなよう
に、クランクケース4から斜め前上方に延出するシリン
ダブロック5の前部に接続された排気管6は、その下方
に位置する前記クランクケース4の前面に沿って略36
0°屈曲した後、シリンダブロック5の右側面を通って
後方に延び、車体フレームFの後端に設けたマフラー7
に接続している。
第3図はクランクケース4の水平断面図であって、エン
ジンEの排気ボートに設けられる後述の制御弁を駆動す
る制御弁駆動機構8を示すものである。制御弁駆動機構
8はエンジンEのクランクケース4の右側前部に一体に
接続する収納部4aに収容されており、前記クランクケ
ース4に一対のボールベアリング9.10を介して支持
したクランクシャフト11により駆動される冷却水循環
用のウォータポンプ12と連動するガバナ13を備えて
いる。ガバナ13は、収納R4aに一対のボールベアリ
ング14.15を介して支持したポンプ軸16に固着さ
れ、前記クランクシャフト11の端部に固着した出力ギ
ヤ17に噛合するリングギヤ18aを外周に備えた椀状
のランププレート18と、このランププレート18の凹
部に対向するようにポンプ軸16に摺動自在に支持した
スライドプレート19と、前記ランププレート18とス
ライドプレート19間に半径方向に移動自在に配設した
遠心ウェイト20とより構成されている。収納部4aの
内部に植設したビン21にはレバー23の中間部が枢支
されており、このレバー23の一端に形成したフォーク
部23aは前記スライドプレート19の押圧面19aに
当接している。前記ピン21を挟んでポンプ軸16と平
行に形成したガイド溝24にはスプリング25で付勢さ
れたスライド部材26が摺動自在に係合し、その段部2
6aに前記レバー23の他端に形成したフォーク部23
bが当接している。スライド部材26の端部に形成した
軸部26bにはクランクケース4の収納部4aからシリ
ンダブロック5に向けて立ち上がる駆動軸27の下端に
設けたアーム28が係合している。従って、エンジンE
のクランクシャフト11の回転速度が次第に増加すると
、ガバナ13の遠心ウェイト20がランププレート18
に沿って半径方向外側に移動し、スライドプレート19
を図中左方向に押圧する。これにより、レバー23が時
計方向に揺動してスライド部材26をスプリング25に
抗して右方向に押圧し、その軸部26bにアーム28を
介して係合する駆動軸27を所定角度だけ回転させる。
ジンEの排気ボートに設けられる後述の制御弁を駆動す
る制御弁駆動機構8を示すものである。制御弁駆動機構
8はエンジンEのクランクケース4の右側前部に一体に
接続する収納部4aに収容されており、前記クランクケ
ース4に一対のボールベアリング9.10を介して支持
したクランクシャフト11により駆動される冷却水循環
用のウォータポンプ12と連動するガバナ13を備えて
いる。ガバナ13は、収納R4aに一対のボールベアリ
ング14.15を介して支持したポンプ軸16に固着さ
れ、前記クランクシャフト11の端部に固着した出力ギ
ヤ17に噛合するリングギヤ18aを外周に備えた椀状
のランププレート18と、このランププレート18の凹
部に対向するようにポンプ軸16に摺動自在に支持した
スライドプレート19と、前記ランププレート18とス
ライドプレート19間に半径方向に移動自在に配設した
遠心ウェイト20とより構成されている。収納部4aの
内部に植設したビン21にはレバー23の中間部が枢支
されており、このレバー23の一端に形成したフォーク
部23aは前記スライドプレート19の押圧面19aに
当接している。前記ピン21を挟んでポンプ軸16と平
行に形成したガイド溝24にはスプリング25で付勢さ
れたスライド部材26が摺動自在に係合し、その段部2
6aに前記レバー23の他端に形成したフォーク部23
bが当接している。スライド部材26の端部に形成した
軸部26bにはクランクケース4の収納部4aからシリ
ンダブロック5に向けて立ち上がる駆動軸27の下端に
設けたアーム28が係合している。従って、エンジンE
のクランクシャフト11の回転速度が次第に増加すると
、ガバナ13の遠心ウェイト20がランププレート18
に沿って半径方向外側に移動し、スライドプレート19
を図中左方向に押圧する。これにより、レバー23が時
計方向に揺動してスライド部材26をスプリング25に
抗して右方向に押圧し、その軸部26bにアーム28を
介して係合する駆動軸27を所定角度だけ回転させる。
第4図〜第6図に示すように、前記制御弁駆動機構8の
駆動力、すなわち駆動軸27の回転を後述の制御弁に伝
達するだめの伝動機構29は、クランクケース4の上部
に接続するシリンダブロック5の前下部に水平に配設し
た水平軸30と、この水平軸30の左端に接続されてシ
リンダブロック5の左側部を垂直に立ち上がる垂直軸3
1とより成る(第6図参照)。水平軸30の右端に形成
した溝30aには前記駆動軸27の上端に設けた偏心ピ
ン32が係合しており、この駆動軸29の回動により水
平軸30は前記偏心ピン32を介して左右に往復動する
。そして、この水平軸30の左端に形成したラック30
bには前記垂直軸31の下端に形成したピニオン31a
が噛合しており、これにより、左右に往復動する水平軸
30の動きは往復回転動となって垂直軸31に伝達され
る。
駆動力、すなわち駆動軸27の回転を後述の制御弁に伝
達するだめの伝動機構29は、クランクケース4の上部
に接続するシリンダブロック5の前下部に水平に配設し
た水平軸30と、この水平軸30の左端に接続されてシ
リンダブロック5の左側部を垂直に立ち上がる垂直軸3
1とより成る(第6図参照)。水平軸30の右端に形成
した溝30aには前記駆動軸27の上端に設けた偏心ピ
ン32が係合しており、この駆動軸29の回動により水
平軸30は前記偏心ピン32を介して左右に往復動する
。そして、この水平軸30の左端に形成したラック30
bには前記垂直軸31の下端に形成したピニオン31a
が噛合しており、これにより、左右に往復動する水平軸
30の動きは往復回転動となって垂直軸31に伝達され
る。
第7図〜第10図に示すように、シリンダブロック5の
内部にはピストン33が摺合するシリンダボア5aが形
成され、その内面には複数の掃気ボート34と1個の排
気ポート35が開口している。排気ポート35には、そ
の上縁の高さを可変制御すべく制御弁36が上下動自在
に装着されている。前記垂直軸31の上端部には、該垂
直軸31の過剰な回転を吸収するロストモーション機構
37の捩りバネ38および連動プレート39を介して駆
動力が伝達されるスリーブ40が嵌合しており、このス
リーブ40に設けたウオームギヤ40aはシリンダブロ
ック5の上部に一対のボールベアリング41.42を介
して前記水平軸30と平行に配設した枢軸43の一端に
設けたウオームホイール43aに噛合し、この枢軸43
に固着したアーム部材44の二股状のアーム44aは前
記制御弁36に係合している。前記伝動機構29、すな
わち水平軸30および垂直軸31は、第7図および第8
図から明らかなように、制御弁36を駆動するアーム部
材44の枢軸42と前記シリンダボア5aの間に形成さ
れるデッドスペースに沿って配設されており、伝動機構
29の上記レイアウトによりエンジンEの寸法の小型化
が図られている。また、その伝動機構29およびロスト
モーション機構37はシリンダブロック5の左側面、す
なわち車体右側面に沿って配設される排気管6と反対側
に設けた着脱自在のカバー5bによって覆われており、
排気管6を取り外すことなくメンテナンスを行なえるよ
うに考慮されている。
内部にはピストン33が摺合するシリンダボア5aが形
成され、その内面には複数の掃気ボート34と1個の排
気ポート35が開口している。排気ポート35には、そ
の上縁の高さを可変制御すべく制御弁36が上下動自在
に装着されている。前記垂直軸31の上端部には、該垂
直軸31の過剰な回転を吸収するロストモーション機構
37の捩りバネ38および連動プレート39を介して駆
動力が伝達されるスリーブ40が嵌合しており、このス
リーブ40に設けたウオームギヤ40aはシリンダブロ
ック5の上部に一対のボールベアリング41.42を介
して前記水平軸30と平行に配設した枢軸43の一端に
設けたウオームホイール43aに噛合し、この枢軸43
に固着したアーム部材44の二股状のアーム44aは前
記制御弁36に係合している。前記伝動機構29、すな
わち水平軸30および垂直軸31は、第7図および第8
図から明らかなように、制御弁36を駆動するアーム部
材44の枢軸42と前記シリンダボア5aの間に形成さ
れるデッドスペースに沿って配設されており、伝動機構
29の上記レイアウトによりエンジンEの寸法の小型化
が図られている。また、その伝動機構29およびロスト
モーション機構37はシリンダブロック5の左側面、す
なわち車体右側面に沿って配設される排気管6と反対側
に設けた着脱自在のカバー5bによって覆われており、
排気管6を取り外すことなくメンテナンスを行なえるよ
うに考慮されている。
次に、第11図を併せて参照しながら制御弁36の構造
を詳細に説明する。シリンダブロック5の前部には、シ
リンダボア5aの内面に開口する排気ポート35が前方
に向けて斜め下向きに形成されており、この排気ポート
35の上部は、シリンダボア5aの内面に開口する貫通
孔45が該シリンダボア5aの半径方向に形成されてい
る。貫通孔45の内部には前記制御弁36、枢軸42、
およびアーム部材44を支持する支持部材46がユニッ
トとして外側から挿入され、ボルト47でシリンダブロ
ック5に固定されている。支持部材46の下面先端には
傾斜した壁面46aが形成されており、支持部材46が
貫通孔45に挿入された状態で、前記壁面46aが排気
ポート35の土壁の一部を構成している。第8図および
第10図から明らかなように、排気ポート35の内部は
シリンダボア5aの半径方向に延びる垂直な補強壁48
により左右に2分割されている。補強壁48の下端は排
気ポート35の下面35aにおいてシリンダブロック5
に接続するとともに、その上端は貫通孔45の上面45
aにおいてシリンダブロック5に接続している。そして
、補強壁48の上部は、貫通孔45の内部において前記
支持部材46に縦方向に形成したスリ7)46bに嵌合
している。
を詳細に説明する。シリンダブロック5の前部には、シ
リンダボア5aの内面に開口する排気ポート35が前方
に向けて斜め下向きに形成されており、この排気ポート
35の上部は、シリンダボア5aの内面に開口する貫通
孔45が該シリンダボア5aの半径方向に形成されてい
る。貫通孔45の内部には前記制御弁36、枢軸42、
およびアーム部材44を支持する支持部材46がユニッ
トとして外側から挿入され、ボルト47でシリンダブロ
ック5に固定されている。支持部材46の下面先端には
傾斜した壁面46aが形成されており、支持部材46が
貫通孔45に挿入された状態で、前記壁面46aが排気
ポート35の土壁の一部を構成している。第8図および
第10図から明らかなように、排気ポート35の内部は
シリンダボア5aの半径方向に延びる垂直な補強壁48
により左右に2分割されている。補強壁48の下端は排
気ポート35の下面35aにおいてシリンダブロック5
に接続するとともに、その上端は貫通孔45の上面45
aにおいてシリンダブロック5に接続している。そして
、補強壁48の上部は、貫通孔45の内部において前記
支持部材46に縦方向に形成したスリ7)46bに嵌合
している。
制御弁36は前記補強壁48を中心として面対称に形成
された右側弁体36rと左側弁体361の2部材よりな
り、両弁体36r、361はそのガイド部36aを支持
部材46に形成したガイド溝46cに係合させて上下指
動自在に支持されている。各弁体36r、36Jはシリ
ンダポア5aに滑らかに接続してピストン33に摺接す
る円弧状の弁部36bを備え、この弁B56bと前記ガ
イド部36aは連結部36cを介して一体に結合されて
いる。前記弁部36bの裏面に形成したシール面36b
zと支持部材46の先端に形成したシール面46dは互
いに摺接し、両弁体36丁。
された右側弁体36rと左側弁体361の2部材よりな
り、両弁体36r、361はそのガイド部36aを支持
部材46に形成したガイド溝46cに係合させて上下指
動自在に支持されている。各弁体36r、36Jはシリ
ンダポア5aに滑らかに接続してピストン33に摺接す
る円弧状の弁部36bを備え、この弁B56bと前記ガ
イド部36aは連結部36cを介して一体に結合されて
いる。前記弁部36bの裏面に形成したシール面36b
zと支持部材46の先端に形成したシール面46dは互
いに摺接し、両弁体36丁。
361が支持部材46に対して上下に摺動する際の気密
性が確保されている。また、ガイド部36aに形成した
孔36a1には前記アーム部材44のアーム44a先端
が挿入され、該アーム部材44の動きが両弁体36r、
361に伝達される。
性が確保されている。また、ガイド部36aに形成した
孔36a1には前記アーム部材44のアーム44a先端
が挿入され、該アーム部材44の動きが両弁体36r、
361に伝達される。
そして、両弁体36r、361が最も上昇した全開位置
は、該弁体36r、361の弁部36bに形成した段i
36 b2が支持部材46に形成した段部46eに当接
することにより規制され、両弁体36r、361が最も
下降した全閉位置は、アーム部材44のボス部44bに
突設したストッパ44cがストッパボルト4g当接する
ことにより規制される。
は、該弁体36r、361の弁部36bに形成した段i
36 b2が支持部材46に形成した段部46eに当接
することにより規制され、両弁体36r、361が最も
下降した全閉位置は、アーム部材44のボス部44bに
突設したストッパ44cがストッパボルト4g当接する
ことにより規制される。
次に前述の構成を備えた本発明の実施例の作用について
説明する。
説明する。
いまエンジンEがアイドリングを含む低速運転域にある
とき、第9図に示すように、枢軸43に支持されたアー
ム部材44はそのストッパ44cがストッパボルト49
に当接する実線の位置にあり、両弁体36r、36j!
はそのガイド部36aを支持部材46のガイド溝46c
に案内されて実線で示す全開位置に下降している。この
状態では排出ボート35の開き期間が最短となって掃気
ボート34からシリンダボア5a内に導入される新気の
排気ポート35への吹き抜けが低減され、排気中の有害
化合物の増加が抑制される。
とき、第9図に示すように、枢軸43に支持されたアー
ム部材44はそのストッパ44cがストッパボルト49
に当接する実線の位置にあり、両弁体36r、36j!
はそのガイド部36aを支持部材46のガイド溝46c
に案内されて実線で示す全開位置に下降している。この
状態では排出ボート35の開き期間が最短となって掃気
ボート34からシリンダボア5a内に導入される新気の
排気ポート35への吹き抜けが低減され、排気中の有害
化合物の増加が抑制される。
エンジンEの回転速度が中速運転域を経て高速運転域に
到る過程では、第6図に示すように、クランクシャフト
11により駆動される前述の制御弁駆動機構8のガバナ
13の作用により、レバー23、スライド部材26の軸
部26b1駆動軸27、水平軸30、および垂直軸31
がそれぞれ矢印の方向に移動および回転し、その垂直軸
31の上端に接続する枢軸43を介してアーム部材44
が上方に揺動する。その結果、制御弁36は第9図に鎖
線で示す全開位置に上昇して両弁体36丁。
到る過程では、第6図に示すように、クランクシャフト
11により駆動される前述の制御弁駆動機構8のガバナ
13の作用により、レバー23、スライド部材26の軸
部26b1駆動軸27、水平軸30、および垂直軸31
がそれぞれ矢印の方向に移動および回転し、その垂直軸
31の上端に接続する枢軸43を介してアーム部材44
が上方に揺動する。その結果、制御弁36は第9図に鎖
線で示す全開位置に上昇して両弁体36丁。
36I!の下面は排気ポート35の上面を構成する支持
部材46の壁面46aと面一になり、排気ポート35の
有効開口面積は最大となる。これにより、エンジンEの
中・高速回転域において発生する多量の排気は効率的に
排気ポート35に′排出され、排気効率の向上による出
力の増加が可能となる。なお、エンジンEが中速運転域
から高速運転域に到る過程で制御弁36が全開位置に達
した後、制御弁駆動機構8に接続された伝US構29の
垂直軸31が過剰に回転しても、その回転はロストモー
ション機構37において吸収されて制御弁36に伝達さ
れることはない。
部材46の壁面46aと面一になり、排気ポート35の
有効開口面積は最大となる。これにより、エンジンEの
中・高速回転域において発生する多量の排気は効率的に
排気ポート35に′排出され、排気効率の向上による出
力の増加が可能となる。なお、エンジンEが中速運転域
から高速運転域に到る過程で制御弁36が全開位置に達
した後、制御弁駆動機構8に接続された伝US構29の
垂直軸31が過剰に回転しても、その回転はロストモー
ション機構37において吸収されて制御弁36に伝達さ
れることはない。
エンジンEの運転により排気ポート35を高温の排気が
通過すると、この排気によって前記排気ポート35を左
右に仕切る補強壁48が加熱され、その熱は前記補強壁
48の下端が接続する排気ポート35の下面35aと、
その上端が接続する貫通孔45の上面45aからシリン
ダブロック5に逃がされる。その際、前記補強壁48の
シリンダボア5a半径方向の外端が、支持部材46の下
面に形成した壁面46aの外縁を越えて外側まで延びて
いるため(第10図における補強壁48、および第11
図における前記補強壁48が嵌合する支持部材46のス
リブ)46b参照)、その補強壁48のシリンダボア5
a半径方向の幅が極めて大きく確保される。これにより
、補強壁48からシリンダブロック5への熱引きが効率
的に行われ、該補強壁48の強度と耐久性が向上する。
通過すると、この排気によって前記排気ポート35を左
右に仕切る補強壁48が加熱され、その熱は前記補強壁
48の下端が接続する排気ポート35の下面35aと、
その上端が接続する貫通孔45の上面45aからシリン
ダブロック5に逃がされる。その際、前記補強壁48の
シリンダボア5a半径方向の外端が、支持部材46の下
面に形成した壁面46aの外縁を越えて外側まで延びて
いるため(第10図における補強壁48、および第11
図における前記補強壁48が嵌合する支持部材46のス
リブ)46b参照)、その補強壁48のシリンダボア5
a半径方向の幅が極めて大きく確保される。これにより
、補強壁48からシリンダブロック5への熱引きが効率
的に行われ、該補強壁48の強度と耐久性が向上する。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された本発明を逸脱することなく、種々の小設計変更を
行うことが可能である。
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された本発明を逸脱することなく、種々の小設計変更を
行うことが可能である。
例えば、実施例では本発明を直立2サイクルエンジンに
適用した場合を説明したが、水平型2サイクルエンジン
等の他の形式のエンジンにも適用できることは明らかで
ある。
適用した場合を説明したが、水平型2サイクルエンジン
等の他の形式のエンジンにも適用できることは明らかで
ある。
C1発明の効果
以上のように、本発明によれば、排気ポートを左右に仕
切る補強壁が該排気ポートの土壁の一部を形成する支持
部材の壁面を左右に分割する位置までシリンダボアの半
径方向外側に延びているため、この補強壁の幅をシリン
ダボアの半径方向に充分大きく確保することが可能とな
る。これにより、該補強壁の断面積が増加して排気によ
り加熱された補強壁からシリンダブロックへの熱引きが
良好になり、その強度と耐久性を増加させることができ
る。また、補強壁の暢が増加したことにより、その補強
壁の厚さを減少させても必要な強度を確保することが可
能となり、その結果排気ボートにおける排気抵抗が減少
してエンジンの出力向上に寄与し得る。
切る補強壁が該排気ポートの土壁の一部を形成する支持
部材の壁面を左右に分割する位置までシリンダボアの半
径方向外側に延びているため、この補強壁の幅をシリン
ダボアの半径方向に充分大きく確保することが可能とな
る。これにより、該補強壁の断面積が増加して排気によ
り加熱された補強壁からシリンダブロックへの熱引きが
良好になり、その強度と耐久性を増加させることができ
る。また、補強壁の暢が増加したことにより、その補強
壁の厚さを減少させても必要な強度を確保することが可
能となり、その結果排気ボートにおける排気抵抗が減少
してエンジンの出力向上に寄与し得る。
第1図は本発明の一実施例による排気ボート可変装置を
備えたエンジンを搭載した自動二輪車の全体側面図、第
2図は第1図の■−■線矢視図夜回3図は第1図の■−
■線によるクランクケースの横断面図、第4図は第3図
のIV−IV線断面図、第5図は第4I!lの■−v線
断面図、第6図は制御弁駆動機構から伝動機構への駆動
力伝達経路を示す斜視図、第7図は第8図の■−■線に
よるシリンダブロックの部分縦断面図、第8図は第7図
の■−■線によるシリンダブロックの横断面図、第9図
は第8図のIX−IX線によるシリンダブロックの縦断
面図、第10図は第8図のX−X線によるシリンダブロ
ックの縦断面図、第11図は制御弁とその周辺の分解斜
視図である。 5・・・シリンダブロック、5a1シリンダボア、33
・・・ピストン、35・・・排気ポート、36・、・制
御弁、45・・・貫通孔、46・・−支持部材、46a
・・・壁面、48・・・補強壁
備えたエンジンを搭載した自動二輪車の全体側面図、第
2図は第1図の■−■線矢視図夜回3図は第1図の■−
■線によるクランクケースの横断面図、第4図は第3図
のIV−IV線断面図、第5図は第4I!lの■−v線
断面図、第6図は制御弁駆動機構から伝動機構への駆動
力伝達経路を示す斜視図、第7図は第8図の■−■線に
よるシリンダブロックの部分縦断面図、第8図は第7図
の■−■線によるシリンダブロックの横断面図、第9図
は第8図のIX−IX線によるシリンダブロックの縦断
面図、第10図は第8図のX−X線によるシリンダブロ
ックの縦断面図、第11図は制御弁とその周辺の分解斜
視図である。 5・・・シリンダブロック、5a1シリンダボア、33
・・・ピストン、35・・・排気ポート、36・、・制
御弁、45・・・貫通孔、46・・−支持部材、46a
・・・壁面、48・・・補強壁
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 シリンダブロック(5)に形成したシリンダボア(5
a)の内壁に該シリンダボア(5a)内を往復動するピ
ストン(33)によって開閉される排気ポート(35)
を開口し、この排気ポート(35)に、該排気ポート(
35)の開口面積を可変制御する制御弁(36)と、シ
リンダボア(5a)の半径方向に延びて前記排気ポート
(35)を左右に仕切る補強壁(48)とを設けて成る
2サイクルエンジンの排気ポート可変装置において、 前記排気ポート(35)の上部に開口する貫通孔(45
)をシリンダブロック(5)壁にシリンダボア(5a)
の半径方向に形成し、この貫通孔(45)内に前記制御
弁(36)を支持する支持部材(46)を装着して、そ
の支持部材(46)に設けた壁面(46a)で前記排気
ポート(35)の上壁の一部を形成し、前記補強壁(4
8)の外端を少なくとも前記支持部材(46)の壁面(
46a)を左右に分割する位置までシリンダボア(5a
)の半径方向外側に延出するとともに、その補強壁(4
8)の下端と上端をそれぞれ前記排気ポート(35)の
下面と貫通孔(45)の上面においてシリンダブロック
(5)に接続したことを特徴とする、2サイクルエンジ
ンの排気ポート可変装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5914190A JPH03260322A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 2サイクルエンジンの排気ポート可変装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5914190A JPH03260322A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 2サイクルエンジンの排気ポート可変装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03260322A true JPH03260322A (ja) | 1991-11-20 |
Family
ID=13104748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5914190A Pending JPH03260322A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 2サイクルエンジンの排気ポート可変装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03260322A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5379731A (en) * | 1991-07-02 | 1995-01-10 | Orbital Engine Company (Australia) Pty. Limited | Multicyclinder two stroke cycle engine |
US5662074A (en) * | 1994-12-22 | 1997-09-02 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Exhaust port timing control apparatus for two-cycle engine |
-
1990
- 1990-03-09 JP JP5914190A patent/JPH03260322A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5379731A (en) * | 1991-07-02 | 1995-01-10 | Orbital Engine Company (Australia) Pty. Limited | Multicyclinder two stroke cycle engine |
US5662074A (en) * | 1994-12-22 | 1997-09-02 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Exhaust port timing control apparatus for two-cycle engine |
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