JPH03258964A - 混合燃料エンジン用燃料供給装置 - Google Patents
混合燃料エンジン用燃料供給装置Info
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- JPH03258964A JPH03258964A JP5490990A JP5490990A JPH03258964A JP H03258964 A JPH03258964 A JP H03258964A JP 5490990 A JP5490990 A JP 5490990A JP 5490990 A JP5490990 A JP 5490990A JP H03258964 A JPH03258964 A JP H03258964A
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- fuel
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- ecu
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Links
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Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、自動車等に搭載される、混合燃料エンジン用
燃料供給装置に関する。
燃料供給装置に関する。
〈従来の技術〉
近年、火花点火エンジンにおいて、メタノールエタノー
ル等、ガソリン以外の燃料を使用して運転を行うものが
増加している。これらの燃料(いわゆる代替燃料)を使
用するエンジンは化石燃料たるガソリンの安定供給に対
する不安等から用いられるようになってきた。
ル等、ガソリン以外の燃料を使用して運転を行うものが
増加している。これらの燃料(いわゆる代替燃料)を使
用するエンジンは化石燃料たるガソリンの安定供給に対
する不安等から用いられるようになってきた。
ところが、流通機構の立ち後れや絶対量の不足があるた
めに代替燃料のみによってエンジンの運転を行わしめる
ことは現状では困難であり、特に、定置運転されない自
動車等の輸送手段に搭載されるものにあっては移動先で
走行不能となる虞もあった。
めに代替燃料のみによってエンジンの運転を行わしめる
ことは現状では困難であり、特に、定置運転されない自
動車等の輸送手段に搭載されるものにあっては移動先で
走行不能となる虞もあった。
そこで、自動車等では、ガソリンに対しメタノール等の
代替燃料を0〜100%の任意の混合比で混合した混合
燃料での運転が可能な混合燃料エンジン(Frexib
le Fuel Engine:以降、FFEと略称す
る)を搭載することが検討されている。このFFEを搭
載した混合燃料使用車両(Frexible Fuel
Vehicle :以降、FFVと略称する)では
、ガソリンあるいは代替燃料で走行することを前提とし
ながらも、時と場合に応じて入手可能な燃料を供給(給
油)することで走行が可能となる。
代替燃料を0〜100%の任意の混合比で混合した混合
燃料での運転が可能な混合燃料エンジン(Frexib
le Fuel Engine:以降、FFEと略称す
る)を搭載することが検討されている。このFFEを搭
載した混合燃料使用車両(Frexible Fuel
Vehicle :以降、FFVと略称する)では
、ガソリンあるいは代替燃料で走行することを前提とし
ながらも、時と場合に応じて入手可能な燃料を供給(給
油)することで走行が可能となる。
FFEでは、使用燃料によってその理論空燃比が異なっ
ている(例えば、ガソリンとメタノールとでは、14.
7:1に対して6.4:1 )ため、燃焼室に供給する
混合気の混合比も変化させなければならない、混合比の
変更は、電子式燃料噴射装置(Electronic
ControledFuel Injection D
evice :以降、ECIと略称する)が具えられ
たエンジンでは、燃料噴射量(−船釣には、燃料噴射弁
の平均開弁量たる開弁デユーティ)を制御することによ
り行われている。そして、燃料噴射弁に燃料を供給する
燃料供給手段たる燃料ポンプ(一般には、電気式燃料ポ
ンプ〉には、理論空燃比の高い場合での燃料使用量に見
合った、吐出量の高いものが装着されている。
ている(例えば、ガソリンとメタノールとでは、14.
7:1に対して6.4:1 )ため、燃焼室に供給する
混合気の混合比も変化させなければならない、混合比の
変更は、電子式燃料噴射装置(Electronic
ControledFuel Injection D
evice :以降、ECIと略称する)が具えられ
たエンジンでは、燃料噴射量(−船釣には、燃料噴射弁
の平均開弁量たる開弁デユーティ)を制御することによ
り行われている。そして、燃料噴射弁に燃料を供給する
燃料供給手段たる燃料ポンプ(一般には、電気式燃料ポ
ンプ〉には、理論空燃比の高い場合での燃料使用量に見
合った、吐出量の高いものが装着されている。
〈発明が解決しようとする課題〉
ECIが装着された自動車では、燃料噴射量を正確に制
御するために、燃料の送給圧力(以降、燃圧と称する〉
を一定(Lジェトロニック方式では、2.55 kg/
cxr〜3.35kg/cm”程度〉に保つ必要があ
る。そのため、電気式燃料ポンプ(以降、燃料ポンプと
略称する)によって十分な量の燃料を燃料ラインに供給
する共に、燃圧レギュレータによって余分な燃料を燃料
タンクに戻すようにしている。
御するために、燃料の送給圧力(以降、燃圧と称する〉
を一定(Lジェトロニック方式では、2.55 kg/
cxr〜3.35kg/cm”程度〉に保つ必要があ
る。そのため、電気式燃料ポンプ(以降、燃料ポンプと
略称する)によって十分な量の燃料を燃料ラインに供給
する共に、燃圧レギュレータによって余分な燃料を燃料
タンクに戻すようにしている。
ところが、FFEにおいては、前述したように、理論空
燃比の高い場合での燃料使用量に見合った吐出量の燃料
ポンプが用いられる。
燃比の高い場合での燃料使用量に見合った吐出量の燃料
ポンプが用いられる。
そのため、理論空燃比の低い場合には当然に燃料使用量
が減少し、燃料タンクに還流する燃料(余剰燃料〉の量
が増大する。この傾向は、アイドリング時や低速走行時
には顕著となり、燃料ラインに供給された多量の燃料の
殆んどが燃料タンクに還流することとなる。
が減少し、燃料タンクに還流する燃料(余剰燃料〉の量
が増大する。この傾向は、アイドリング時や低速走行時
には顕著となり、燃料ラインに供給された多量の燃料の
殆んどが燃料タンクに還流することとなる。
一方、高速走行直後等におけるエンジンルーム内の温度
上昇(いわゆるホットソーク現象)等のため、燃料ライ
ンの一部は非常な高温となることが多い。
上昇(いわゆるホットソーク現象)等のため、燃料ライ
ンの一部は非常な高温となることが多い。
そして、これらの相乗効果により燃料タンク内の燃料の
温度(以降、燃温と略称する〉が異常に上昇し、燃料タ
ンク内での蒸散燃料ガスの発生量が増加したり、燃料配
管中等でのベーパロック現象が引き起こされたりするこ
とがあった。特にガソリンに対するメタノールの混合率
が30%付近では、いわゆる共沸が起こるため、ベーパ
ロック現象が発生することが多かった。
温度(以降、燃温と略称する〉が異常に上昇し、燃料タ
ンク内での蒸散燃料ガスの発生量が増加したり、燃料配
管中等でのベーパロック現象が引き起こされたりするこ
とがあった。特にガソリンに対するメタノールの混合率
が30%付近では、いわゆる共沸が起こるため、ベーパ
ロック現象が発生することが多かった。
通常、蒸散燃料ガスはキャニスタに一時的に吸着°され
た後に吸気通路から燃焼室に供給される。ところが、蒸
散燃料ガスの発生量が非常に多い場合にはキャニスタの
容量を大きくしたり、別種の対策を講じなければならな
かった。また、ベーパロックが生じた場合にはエンジン
の再始動が困難になるなどの虞があった。
た後に吸気通路から燃焼室に供給される。ところが、蒸
散燃料ガスの発生量が非常に多い場合にはキャニスタの
容量を大きくしたり、別種の対策を講じなければならな
かった。また、ベーパロックが生じた場合にはエンジン
の再始動が困難になるなどの虞があった。
本発明は上記状況に鑑みなされたもので、FFEにおい
て燃料噴射弁がら噴射される燃料の量に応じて燃料供給
手段の駆動制御を行うことにより、燃料タンク内での燃
温上昇を少なくすること等を目的とする。
て燃料噴射弁がら噴射される燃料の量に応じて燃料供給
手段の駆動制御を行うことにより、燃料タンク内での燃
温上昇を少なくすること等を目的とする。
く課題を解決するための手段〉
そこで、本発明ではこの課題を解決するために、
異種燃料が混合されて燃焼室に供給され、燃焼に供され
る混合燃料エンジン用燃料供給装置であって、 燃料供給量を変動させることのできる燃料供給手段と、 前記異種燃料の混合率を検出する混合率検出手段と、 当該混合率検出手段の検出結果に基づいて燃料供給量を
決定して前記燃料供給手段の駆動制御を行うと共に、燃
料の混合比が必要燃料が増量する方向に所定の速度で変
動した場合に前記燃料供給手段を所定時間所定仕事量で
駆動する駆動制御手段と を具えたことを特徴とする混合燃料エンジン用燃料供給
装置を提案するものである。
る混合燃料エンジン用燃料供給装置であって、 燃料供給量を変動させることのできる燃料供給手段と、 前記異種燃料の混合率を検出する混合率検出手段と、 当該混合率検出手段の検出結果に基づいて燃料供給量を
決定して前記燃料供給手段の駆動制御を行うと共に、燃
料の混合比が必要燃料が増量する方向に所定の速度で変
動した場合に前記燃料供給手段を所定時間所定仕事量で
駆動する駆動制御手段と を具えたことを特徴とする混合燃料エンジン用燃料供給
装置を提案するものである。
く作 用〉
例えば、理論空燃比の低い燃料を使用する場合等には、
混合率検出手段の検出結果に基づいて燃料供給量を決定
して燃料ポンプ等の燃料供給手段をその吐出量すなわち
燃料の還流量が減少するように駆動制御する。また、理
論空燃比の低い燃料から理論空燃比の高い燃料に切り変
わる過渡的な状況では一時的に燃料供給手段をフル駆動
させ、送給量の確保を図る。
混合率検出手段の検出結果に基づいて燃料供給量を決定
して燃料ポンプ等の燃料供給手段をその吐出量すなわち
燃料の還流量が減少するように駆動制御する。また、理
論空燃比の低い燃料から理論空燃比の高い燃料に切り変
わる過渡的な状況では一時的に燃料供給手段をフル駆動
させ、送給量の確保を図る。
〈実 施 例〉
本発明の一実施例を図面に基づき具体的に説明する。
第1図には本発明に係る燃料供給装置をガソリン−メタ
ノール型FFEを搭載したFFVに適用した一実施例の
ハードウェア構成を概念的に示し、第2図にはこの実施
例における制御フローチャートを示しである。また、第
3図にはブレンド率補正係数検索マツプを示し、第4図
には必要燃料吐出量検索マツプを示し、第5図と第6図
とには燃料ポンプのデユーティ駆動制御における流量特
性マツプと制御ブロックダイアダラムとを示しである。
ノール型FFEを搭載したFFVに適用した一実施例の
ハードウェア構成を概念的に示し、第2図にはこの実施
例における制御フローチャートを示しである。また、第
3図にはブレンド率補正係数検索マツプを示し、第4図
には必要燃料吐出量検索マツプを示し、第5図と第6図
とには燃料ポンプのデユーティ駆動制御における流量特
性マツプと制御ブロックダイアダラムとを示しである。
第1図において、Eは直列4気筒DOHCのNA (N
ormal Aspiration:自然吸気)型の自
動車用FFE (以降、エンジンと称する)であり、吸
気マニホールド1には、その上流側にエアクリーナボッ
クス2が取り付けられた吸気管3が、サージチャンバ4
を介して、接続している。エアクリーナボックス2内に
はエアクリーナ5が収納されると共に、大気圧センサ6
が一体化されたカルマン渦式のエアフローセンサ(AF
S)7と吸気温センサ8とが設けられている。吸気管3
には、図示しないアクセルワイヤにより駆動されるスロ
ットルバルブ9とバイパス式のl5C(IdleSpe
ed Con−Lrol )バルブ10とが設けられて
いる0図中、11は暖気運転を促進させるためのF I
AV (Fast Idle Air Valve
)であり、ISCバルブ10に組み込まれている。
ormal Aspiration:自然吸気)型の自
動車用FFE (以降、エンジンと称する)であり、吸
気マニホールド1には、その上流側にエアクリーナボッ
クス2が取り付けられた吸気管3が、サージチャンバ4
を介して、接続している。エアクリーナボックス2内に
はエアクリーナ5が収納されると共に、大気圧センサ6
が一体化されたカルマン渦式のエアフローセンサ(AF
S)7と吸気温センサ8とが設けられている。吸気管3
には、図示しないアクセルワイヤにより駆動されるスロ
ットルバルブ9とバイパス式のl5C(IdleSpe
ed Con−Lrol )バルブ10とが設けられて
いる0図中、11は暖気運転を促進させるためのF I
AV (Fast Idle Air Valve
)であり、ISCバルブ10に組み込まれている。
スロットルバルブ9にはポテンショメータ式のスロット
ルポジションセンサ12とアイドルスイッチ13とが設
けられ、スロットルバルブ9の開度情報とアイドル状態
の検出情報とが、本実施例における制御中枢たるECU
(Electronic Control Llni
t ) 14に送られるようになっている。尚、前述し
た各センサ6.7.8の検出信号もECU14に送られ
る。ISCバルブ10はECU14からの指令により内
蔵されたステップモータ10aが回転し、アイドル運転
時における吸入空気量を増減するようになっている。
ルポジションセンサ12とアイドルスイッチ13とが設
けられ、スロットルバルブ9の開度情報とアイドル状態
の検出情報とが、本実施例における制御中枢たるECU
(Electronic Control Llni
t ) 14に送られるようになっている。尚、前述し
た各センサ6.7.8の検出信号もECU14に送られ
る。ISCバルブ10はECU14からの指令により内
蔵されたステップモータ10aが回転し、アイドル運転
時における吸入空気量を増減するようになっている。
本実施例のエンジンEは、いわゆるMPI(Malti
Po1nt Injection )型エンジンであ
り、吸気マニホールド1には気筒数分のヒュエルインジ
ェクタ15が具えられている。ヒュエルインジェクタ1
5は、図示しないインジェクタドライバを介し、ECU
14からの指令によりデユーティ−駆動される。エンジ
ンEには冷却水温センサ16.ノックセンサ17の他、
クランク角センサ18やTDC(TopDed Cen
ter)センサ19等が取り付けられ、これらのセンサ
16〜19からの検出信号がECU14に入力する。
Po1nt Injection )型エンジンであ
り、吸気マニホールド1には気筒数分のヒュエルインジ
ェクタ15が具えられている。ヒュエルインジェクタ1
5は、図示しないインジェクタドライバを介し、ECU
14からの指令によりデユーティ−駆動される。エンジ
ンEには冷却水温センサ16.ノックセンサ17の他、
クランク角センサ18やTDC(TopDed Cen
ter)センサ19等が取り付けられ、これらのセンサ
16〜19からの検出信号がECU14に入力する。
排気マニホールド20には排気ガス中の敢素濃度を検出
する02センサ21が取り付けられ、ECU14に検出
信号が送られる。そして、排気マニホールド20の下流
側にはウオームアツプ・キャタリティック・コンバータ
22、キャタリティック・コンバータ(三元触媒〉23
を介し、メインマフラ24が連結している。
する02センサ21が取り付けられ、ECU14に検出
信号が送られる。そして、排気マニホールド20の下流
側にはウオームアツプ・キャタリティック・コンバータ
22、キャタリティック・コンバータ(三元触媒〉23
を介し、メインマフラ24が連結している。
次に、本実施例における燃料系を説明する。
燃料は燃料タンク25から、燃料タンクに内蔵された、
いわゆるインタンクヒュエルボンプ(以降、燃料ポンプ
と称する〉26によって吸い上げられ、燃料フィードラ
イン(以降、フィードラインと略称する〉27に供給さ
れる。フィードライン27の最上流部にはヒュエルフィ
ルタ28が設けられており、これにより燃料中の異物が
分離される。
いわゆるインタンクヒュエルボンプ(以降、燃料ポンプ
と称する〉26によって吸い上げられ、燃料フィードラ
イン(以降、フィードラインと略称する〉27に供給さ
れる。フィードライン27の最上流部にはヒュエルフィ
ルタ28が設けられており、これにより燃料中の異物が
分離される。
フィードライン27でのヒエエ下流側ルタ28下流測に
は燃料コレクタ29が設けられており、ここに混合率検
出手段たるヒュエルコンポジションセンサ(以降、ブレ
ンド率センサと称する)30と、燃温を検出するヒュエ
ルテンパラチャーセンサ(以降、燃温センサと称する〉
31とが取り付けられている。
は燃料コレクタ29が設けられており、ここに混合率検
出手段たるヒュエルコンポジションセンサ(以降、ブレ
ンド率センサと称する)30と、燃温を検出するヒュエ
ルテンパラチャーセンサ(以降、燃温センサと称する〉
31とが取り付けられている。
ブレンド率センサ30は燃料中のガソリンに対するメタ
ノールの混合率(0〜100%)を検出するもので、本
実施例における燃温センサ31はブレンド率センサ3o
の検出値に対する温度補正を行うために設けられている
。
ノールの混合率(0〜100%)を検出するもので、本
実施例における燃温センサ31はブレンド率センサ3o
の検出値に対する温度補正を行うために設けられている
。
フィードラインの下流側は、ヒュエルインジェクタ15
へのメインブランチ32.サージチャンバ4に取り付け
られたコールドスタートインジェクタ33へのサブブラ
ンチ34゜燃圧調整手段たる燃圧レギュレータ35への
ウェイストブランチ36の3方向に分岐している。燃圧
レギュレータ35には燃料タンク25へ余分の燃料を戻
す燃料リターンライン(以降、リターンラインと略称す
る〉37が接続している0図中、38は燃圧レギュレー
タ35の負圧補正を行うためのバキュームホースであり
、サージチャンバ4に接続している。
へのメインブランチ32.サージチャンバ4に取り付け
られたコールドスタートインジェクタ33へのサブブラ
ンチ34゜燃圧調整手段たる燃圧レギュレータ35への
ウェイストブランチ36の3方向に分岐している。燃圧
レギュレータ35には燃料タンク25へ余分の燃料を戻
す燃料リターンライン(以降、リターンラインと略称す
る〉37が接続している0図中、38は燃圧レギュレー
タ35の負圧補正を行うためのバキュームホースであり
、サージチャンバ4に接続している。
一方、燃料タンク25の上部には蒸散燃料ガスをキャニ
スタ39を介してサージチャンバ4に導くパージライン
40が接続している。
スタ39を介してサージチャンバ4に導くパージライン
40が接続している。
パージライン40内には、ツーウェイバルブ41とEC
U14により制御される電磁式のパージコントロールバ
ルブ42とが設けられている。
U14により制御される電磁式のパージコントロールバ
ルブ42とが設けられている。
図中、43はブローバイガスをサージチャンバ4に導く
ベンチレーションホースであり、44はP CV (P
o5itive Crankcase VenLira
−Lion )バルブである。45はブリーザホースで
ある。また、46は点火プラグであり、47は点火プラ
グ46に高圧電流を供給する点火コイルである。尚、点
火コイル47は、ECU14によって、図示しない点火
ドライバを介して、駆動される。
ベンチレーションホースであり、44はP CV (P
o5itive Crankcase VenLira
−Lion )バルブである。45はブリーザホースで
ある。また、46は点火プラグであり、47は点火プラ
グ46に高圧電流を供給する点火コイルである。尚、点
火コイル47は、ECU14によって、図示しない点火
ドライバを介して、駆動される。
以下、本実施例の制御を第2図のフローチャートに沿っ
て説明する。尚、フローチャートにおける制御ステップ
段を示す記号(Sl。
て説明する。尚、フローチャートにおける制御ステップ
段を示す記号(Sl。
S2.・・・)は説明文中の文末に記した記号に対応す
る。
る。
本実施例のFFVでは、図示しないイグニッションキー
をオン状態にすることによりECU14による制御が開
始される。
をオン状態にすることによりECU14による制御が開
始される。
ECU14では制御開始後、まず各種制御フラッグのリ
セットやRAMの初期設定等、すなわちイニシャライズ
を行う、 ・・・S1イニシヤライズが終了すると、
ECU 14ではブレンド率センサ30からの入力デー
タに基づき、更に燃温センサ31から燃温データによる
補正を行うことにより、ガソリンに対するメタノールの
混合率(以降、ブレンド率と称する〉Bを検出する。ブ
レンド率BはO〜1までの値である。 ・−
・S2ブレンド率Bが検出されると、次に、ECU14
は第3図のブレンド率補正係数検索マツプから、ブレン
ド率Bに対応するブレンド率補正係数Keを求める。
・−・S3次に、ECU14はヒュエルイ
ンジェクタ15の基本駆動時間Ts (see/5t
roke)を、下式を用いて求める。
セットやRAMの初期設定等、すなわちイニシャライズ
を行う、 ・・・S1イニシヤライズが終了すると、
ECU 14ではブレンド率センサ30からの入力デー
タに基づき、更に燃温センサ31から燃温データによる
補正を行うことにより、ガソリンに対するメタノールの
混合率(以降、ブレンド率と称する〉Bを検出する。ブ
レンド率BはO〜1までの値である。 ・−
・S2ブレンド率Bが検出されると、次に、ECU14
は第3図のブレンド率補正係数検索マツプから、ブレン
ド率Bに対応するブレンド率補正係数Keを求める。
・−・S3次に、ECU14はヒュエルイ
ンジェクタ15の基本駆動時間Ts (see/5t
roke)を、下式を用いて求める。
ここで、式中の記号は以下の値を示す。
Q、:1工程当たりの吸入空気i (1/5troke
)α、:空気密度(g/l) αf :燃料畜度(g/cc) A/F:理論空燃比(14,7> G1 :インジェクタゲイン(CC/!IE)尚、基
本駆動時1’i’r8は下式により、デジタル的に求め
るようにしてもよい。
)α、:空気密度(g/l) αf :燃料畜度(g/cc) A/F:理論空燃比(14,7> G1 :インジェクタゲイン(CC/!IE)尚、基
本駆動時1’i’r8は下式により、デジタル的に求め
るようにしてもよい。
’re =A/N(n) X P CX K INJ
X K8ここで、式中の記号は以下の値を示す。
X K8ここで、式中の記号は以下の値を示す。
A/N (n) : A F S出力パルス数(1/5
trokelP、 :AFS出力パルス定数(1/
pulselKINJ:駆動時間変換係数(肛/l)・
・−84 基本駆動時間T、を求めたら、ECU 14は次にイン
ジェクタ駆動時間T I N Jを下式により求める。
trokelP、 :AFS出力パルス定数(1/
pulselKINJ:駆動時間変換係数(肛/l)・
・−84 基本駆動時間T、を求めたら、ECU 14は次にイン
ジェクタ駆動時間T I N Jを下式により求める。
T I NJ = T a X K + T Oここで
、式中の記号は以下の値を示す。
、式中の記号は以下の値を示す。
K:補正係数(A/F 、 F/B 、学習、吸気温等
)To :インジェクタ無効駆動時間 ・・・S5 インジェクタ駆動時間T I N Jを求めたら、EC
U14は次にエンジン回転数NEが所定の停止回転数N
ES工。2以下であるが否がを判定する。停止回転数N
Es□。2はアイドリング回転数より低い数値であり、
停止回転数N、s工。P以下である場合にはエンジンE
が通常運転を行っていないことになる。 ・・・S
6Nε〉Nε5工。2の場合、すなわちエンジンが通常
運転を行っている場合、ECU14は次に下に記す判定
式を用いてブレンド率Bが急変しているか否かを判定す
る。
)To :インジェクタ無効駆動時間 ・・・S5 インジェクタ駆動時間T I N Jを求めたら、EC
U14は次にエンジン回転数NEが所定の停止回転数N
ES工。2以下であるが否がを判定する。停止回転数N
Es□。2はアイドリング回転数より低い数値であり、
停止回転数N、s工。P以下である場合にはエンジンE
が通常運転を行っていないことになる。 ・・・S
6Nε〉Nε5工。2の場合、すなわちエンジンが通常
運転を行っている場合、ECU14は次に下に記す判定
式を用いてブレンド率Bが急変しているか否かを判定す
る。
B (n) >B (n−1) X (1+a)ここで
、式中の記号は以下の値を示す。
、式中の記号は以下の値を示す。
B(n) :今回計測されたブレンド率B(n−
1):前回計測されたブレンド率a :ブレンド率
急変判定割合(増加型)上式が成り立つ場合としては、
次のような事態が考えられる。ガソリンが100%の状
態で運転を行ってきて、給油所で100%のメタノール
が燃料タンク25に注入される。
1):前回計測されたブレンド率a :ブレンド率
急変判定割合(増加型)上式が成り立つ場合としては、
次のような事態が考えられる。ガソリンが100%の状
態で運転を行ってきて、給油所で100%のメタノール
が燃料タンク25に注入される。
すると、フィードライン27では一時的にガソリンとメ
タノールが混在する状態を鮭で、燃料の入れ換わりが生
じる。その結果、燃料コレクタ29内においてブレンド
率Bが瞬間的に変動し、ブレンド率センサ30の出力値
も急変するのである。尚、いうまでもなく上記判定が正
となるのは混合率が必要燃料が増加する方向に変動した
場合に限られ、減少する場合には負となる。−S 7 ステップS7にて、判定式が戒り立たない場合すなわち
ブレンド率Bが急変していない場合、ECtJ 14は
次にインジェクタ駆動時r81TINJとエンジン回転
数NEとを用いて、下式から燃料消費量QINJ (
+/kl )を求める。
タノールが混在する状態を鮭で、燃料の入れ換わりが生
じる。その結果、燃料コレクタ29内においてブレンド
率Bが瞬間的に変動し、ブレンド率センサ30の出力値
も急変するのである。尚、いうまでもなく上記判定が正
となるのは混合率が必要燃料が増加する方向に変動した
場合に限られ、減少する場合には負となる。−S 7 ステップS7にて、判定式が戒り立たない場合すなわち
ブレンド率Bが急変していない場合、ECtJ 14は
次にインジェクタ駆動時r81TINJとエンジン回転
数NEとを用いて、下式から燃料消費量QINJ (
+/kl )を求める。
ここで、式中の記号は以下の値を示す。
GINJ:インジェクタゲイン(c c / m i
n )・−・S8 N cy I :気筒数 燃料消費量Q I N Jが得られたら、ECU 14
では、次に第4図の必要燃料吐出量検索マツプから、必
要燃料吐出量QPUMP (+/b )を検索する。
・・・S9必要燃料吐出量Q
PUMPが得られたら、ECU14では、次に第5図
の流量特性マツプから燃料ポンプ26の駆動デユーティ
−比り。
n )・−・S8 N cy I :気筒数 燃料消費量Q I N Jが得られたら、ECU 14
では、次に第4図の必要燃料吐出量検索マツプから、必
要燃料吐出量QPUMP (+/b )を検索する。
・・・S9必要燃料吐出量Q
PUMPが得られたら、ECU14では、次に第5図
の流量特性マツプから燃料ポンプ26の駆動デユーティ
−比り。
(%)を検索する。 ・・・S10駆動デ
ユーティ−比Dpすなわち仕事量が得られたら、ECU
14は燃料ポンプ26をこの仕事量に基づき駆動する。
ユーティ−比Dpすなわち仕事量が得られたら、ECU
14は燃料ポンプ26をこの仕事量に基づき駆動する。
本実施例ではこの場合、第6図に示すごと<ECU14
がらパワートランジスタ48にデユーティ−駆動信号が
送られ、燃料ポンプ26に電源49の電流がこのデユー
ティ−比Dpで供給される。その結果、燃料ポンプ26
の回転数(吐出量)が変動し、フィードライン27への
燃料の送給量、すなわちリターンライン37か 26
の駆動停止や種々学習データ〈燃料噴射ら燃料タンク2
5への還流量が変化するので 量学習データ、点火時
期学習データ等〉のBある。
・−3ll URAMへの保存等を行う、
−・・S14燃料ポンプ26の駆動を開始したら、EC
1J14は次に通常運転時制御、すなわちバイパス空気
量、燃料QM量9点火時期らの制御値を演算−決定した
後、ISCバルブ10゜ヒエエルインジェクタ151点
火プラグ44等の駆動制御を行う、 ・・・
S12次に、ECU14はイグニッションキーがOFF
状態であるか否かを判定し、OFF状止でない場合すな
わち運転続行中である場合には、前述の82のステップ
に戻り、ブレンド率Bの検出から制御を繰り返す。・・
・313ステツプ313において、イグニッションキー
がOFF状態である場合にはECU14はキーOFF時
用制御、すなわち燃料ポンプS7のステップにて判定式
が成り立った場合、すなわちブレンド率Bが必要燃料量
が増加する方向に急変している場合、ECTJ 14は
燃料ポンプ26に対してデユーティ−比が100%つま
りフル駆動比での駆動く以降、フル駆動と称する)を指
令する。その結果、フィードライン27内の燃圧は瞬間
的に上昇し、燃料の過渡時における送給遅れが防止され
るのである0本実施例ではフル駆動を行う時間は1秒〜
2秒であり、その後は燃料使用量に応じた通常の駆動制
御を行う。・・・515一方、S6のステップでNE≦
NESTOPである場合、すなわちエンジンが通常運転
を行っていない場合、ECU14は次にスタータスイッ
チがON状態(イグニッションキーが○N位置)である
か否かを判定する。・−・S16スタータスイツチがO
N状態である場合、ECtJ 14はS17〜S21あ
るいはS23のステップにより燃料ポンプ26の駆動を
行った後に始動時用制御、すなわちコールドスタートイ
ンジェクタ33の駆動や固定点火時期制御等を行う、S
17〜S21およびS23のステップについては前述し
た87〜SllおよびS15のステップと同一内容であ
るため、制御内容の記載を省略する。この場合も、始動
時用制御が終了すると、ECU14はS13のステップ
に移行する。・・−516〜323一方、S16のステ
ップにおいてスタータスイッチがOFF状態である場合
、ECU 14は工°ンジン停止時用制御、すなわち学
習制御の停止やBURAMへの各種学習データの保存等
を行った後、S13のステップに移行する。
−S 24本実施例では、以上
述べたように燃料のブレンド率Bに応じてFFVにおけ
る燃料噴射量を決定すると共に、決定された燃料噴射量
に基づき燃料ポンプを駆動制御するようにしたため、例
えばガソリンの混合率が高い場合には燃料ポンプ26の
吐出量を少なくして燃料タンク25内の燃温を低く保つ
一方、メタノールの混合率が高い場合には燃料ポンプ2
6の吐出量を多くして高速運転時等における燃料供給量
を確保することが特殊な部品を用いることなく可能とな
った。また、使用燃料がガソリンからメタノールに切り
換わる隙に一時的に燃料ポンプをフル駆動することによ
って、送給遅れに起因する運転性の悪化が防止された。
がらパワートランジスタ48にデユーティ−駆動信号が
送られ、燃料ポンプ26に電源49の電流がこのデユー
ティ−比Dpで供給される。その結果、燃料ポンプ26
の回転数(吐出量)が変動し、フィードライン27への
燃料の送給量、すなわちリターンライン37か 26
の駆動停止や種々学習データ〈燃料噴射ら燃料タンク2
5への還流量が変化するので 量学習データ、点火時
期学習データ等〉のBある。
・−3ll URAMへの保存等を行う、
−・・S14燃料ポンプ26の駆動を開始したら、EC
1J14は次に通常運転時制御、すなわちバイパス空気
量、燃料QM量9点火時期らの制御値を演算−決定した
後、ISCバルブ10゜ヒエエルインジェクタ151点
火プラグ44等の駆動制御を行う、 ・・・
S12次に、ECU14はイグニッションキーがOFF
状態であるか否かを判定し、OFF状止でない場合すな
わち運転続行中である場合には、前述の82のステップ
に戻り、ブレンド率Bの検出から制御を繰り返す。・・
・313ステツプ313において、イグニッションキー
がOFF状態である場合にはECU14はキーOFF時
用制御、すなわち燃料ポンプS7のステップにて判定式
が成り立った場合、すなわちブレンド率Bが必要燃料量
が増加する方向に急変している場合、ECTJ 14は
燃料ポンプ26に対してデユーティ−比が100%つま
りフル駆動比での駆動く以降、フル駆動と称する)を指
令する。その結果、フィードライン27内の燃圧は瞬間
的に上昇し、燃料の過渡時における送給遅れが防止され
るのである0本実施例ではフル駆動を行う時間は1秒〜
2秒であり、その後は燃料使用量に応じた通常の駆動制
御を行う。・・・515一方、S6のステップでNE≦
NESTOPである場合、すなわちエンジンが通常運転
を行っていない場合、ECU14は次にスタータスイッ
チがON状態(イグニッションキーが○N位置)である
か否かを判定する。・−・S16スタータスイツチがO
N状態である場合、ECtJ 14はS17〜S21あ
るいはS23のステップにより燃料ポンプ26の駆動を
行った後に始動時用制御、すなわちコールドスタートイ
ンジェクタ33の駆動や固定点火時期制御等を行う、S
17〜S21およびS23のステップについては前述し
た87〜SllおよびS15のステップと同一内容であ
るため、制御内容の記載を省略する。この場合も、始動
時用制御が終了すると、ECU14はS13のステップ
に移行する。・・−516〜323一方、S16のステ
ップにおいてスタータスイッチがOFF状態である場合
、ECU 14は工°ンジン停止時用制御、すなわち学
習制御の停止やBURAMへの各種学習データの保存等
を行った後、S13のステップに移行する。
−S 24本実施例では、以上
述べたように燃料のブレンド率Bに応じてFFVにおけ
る燃料噴射量を決定すると共に、決定された燃料噴射量
に基づき燃料ポンプを駆動制御するようにしたため、例
えばガソリンの混合率が高い場合には燃料ポンプ26の
吐出量を少なくして燃料タンク25内の燃温を低く保つ
一方、メタノールの混合率が高い場合には燃料ポンプ2
6の吐出量を多くして高速運転時等における燃料供給量
を確保することが特殊な部品を用いることなく可能とな
った。また、使用燃料がガソリンからメタノールに切り
換わる隙に一時的に燃料ポンプをフル駆動することによ
って、送給遅れに起因する運転性の悪化が防止された。
尚、本実施例の副次的な効果として、燃料ポンプ26を
徒に運転する率を減少させることが可能となり、電力消
費の低減を図ることができた。
徒に運転する率を減少させることが可能となり、電力消
費の低減を図ることができた。
以上で本発明の具体的実施例の説明を終えるが、本発明
の態様はこの実施例に限るものではない0例えば、上記
実施例では燃料供給手段たる燃料ポンプの駆動源として
直流モータを用い、これをデユーティ−比制御するよう
にしたが、電圧制御を行ったり、交流モータを用いて周
波数制御するようにしてもよい。
の態様はこの実施例に限るものではない0例えば、上記
実施例では燃料供給手段たる燃料ポンプの駆動源として
直流モータを用い、これをデユーティ−比制御するよう
にしたが、電圧制御を行ったり、交流モータを用いて周
波数制御するようにしてもよい。
また、上記実施例は本発明をNAのガソリンメタノール
型FFVに適用したものであるが、ターボチャージャー
付のFFEを搭載したFFVやガソリン−エタノール型
FFVに適用してもよいし、2サイクルFFEを搭載し
たFFV等に適用してもよい、更に、本発明をFFVの
FFEではなく舶用等のFFEに適用してもよい。
型FFVに適用したものであるが、ターボチャージャー
付のFFEを搭載したFFVやガソリン−エタノール型
FFVに適用してもよいし、2サイクルFFEを搭載し
たFFV等に適用してもよい、更に、本発明をFFVの
FFEではなく舶用等のFFEに適用してもよい。
一方、ブレンド率Bの急変時における仕事量についてい
えば、上記実施例では100%のデユーティ−比での駆
動、すなわちフル駆動としたが、50%や80%等他の
仕事量での駆動を行うようにしてもよい、また、過制御
時間についても上記実施例ではこれを1秒〜2秒とした
が、急変度合に応じて時間を任意に設定する等の方法を
採ってもよい。
えば、上記実施例では100%のデユーティ−比での駆
動、すなわちフル駆動としたが、50%や80%等他の
仕事量での駆動を行うようにしてもよい、また、過制御
時間についても上記実施例ではこれを1秒〜2秒とした
が、急変度合に応じて時間を任意に設定する等の方法を
採ってもよい。
〈発明の効果〉
本発明に係る混合燃料エンジン用燃料供給装置によれば
、異種燃料の混合率を検出して燃料供給量を決定し、燃
料供給手段の駆動制御を行うようにしたため、異種燃料
の混合率に応じた適正な燃料の送給すなわち還流が行わ
れるようになり、燃料タンク内での燃温の上昇に起因す
る不具合が生じなくなる一方、混合比が必要燃料が増加
する方向に急変した場合に過制御を行うようにしたため
、送給遅れに起因する運転不良が防止されるというとい
う効果を奏する。
、異種燃料の混合率を検出して燃料供給量を決定し、燃
料供給手段の駆動制御を行うようにしたため、異種燃料
の混合率に応じた適正な燃料の送給すなわち還流が行わ
れるようになり、燃料タンク内での燃温の上昇に起因す
る不具合が生じなくなる一方、混合比が必要燃料が増加
する方向に急変した場合に過制御を行うようにしたため
、送給遅れに起因する運転不良が防止されるというとい
う効果を奏する。
第1図は本発明に係る燃料供給装置をガソリン−メタノ
ール型FFEを搭載したFFVに適用した一実施例のハ
ードウェア構成を示す概念図であり、第2図はこの実施
例における制御フローチャートである。また、第3図は
ブレンド率補正係数検索用マツプであり、第4図は必要
燃料吐出量検索用マツプであり、第5図と第6図とは燃
料ポンプのデユーティ駆動制御における流量特性マツプ
と制御ブロックダイアダラムとである。 図面中、 Eはエンジン、 14はECU、 15はヒュエルインジェクター 25は燃料タンク、 26はインタンクヒュエルポンプ、 27は燃料フィードライン、 28はヒュエルフィルタ、 30はヒュエルコンポジションセンサ、31はヒュエル
テンパラチャセンサ、 32はメインブランチ、 33はコールドスタートインジェクタ、34はサブブラ
ンチ、 35は燃圧レギュレータ、 36はウェイストブランチ、 37は燃料リターンライン、 39はキャニスタ、 40はバージライン、 48はパワートランジスタ、 49は電源である。
ール型FFEを搭載したFFVに適用した一実施例のハ
ードウェア構成を示す概念図であり、第2図はこの実施
例における制御フローチャートである。また、第3図は
ブレンド率補正係数検索用マツプであり、第4図は必要
燃料吐出量検索用マツプであり、第5図と第6図とは燃
料ポンプのデユーティ駆動制御における流量特性マツプ
と制御ブロックダイアダラムとである。 図面中、 Eはエンジン、 14はECU、 15はヒュエルインジェクター 25は燃料タンク、 26はインタンクヒュエルポンプ、 27は燃料フィードライン、 28はヒュエルフィルタ、 30はヒュエルコンポジションセンサ、31はヒュエル
テンパラチャセンサ、 32はメインブランチ、 33はコールドスタートインジェクタ、34はサブブラ
ンチ、 35は燃圧レギュレータ、 36はウェイストブランチ、 37は燃料リターンライン、 39はキャニスタ、 40はバージライン、 48はパワートランジスタ、 49は電源である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 異種燃料が混合されて燃焼室に供給され、燃焼に供され
る混合燃料エンジン用燃料供給装置であって、 燃料供給量を変動させることのできる燃料供給手段と、 前記異種燃料の混合率を検出する混合率検出手段と、 当該混合率検出手段の検出結果に基づいて燃料供給量を
決定して前記燃料供給手段の駆動制御を行うと共に、燃
料の混合比が必要燃料が増量する方向に所定の速度で変
動した場合に前記燃料供給手段を所定時間所定仕事量で
駆動する駆動制御手段と を具えたことを特徴とする混合燃料エンジン用燃料供給
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5490990A JPH03258964A (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 混合燃料エンジン用燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5490990A JPH03258964A (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 混合燃料エンジン用燃料供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03258964A true JPH03258964A (ja) | 1991-11-19 |
Family
ID=12983731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5490990A Pending JPH03258964A (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 混合燃料エンジン用燃料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03258964A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008190482A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Nissan Motor Co Ltd | Ffエンジンの圧縮比可変制御装置 |
-
1990
- 1990-03-08 JP JP5490990A patent/JPH03258964A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008190482A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Nissan Motor Co Ltd | Ffエンジンの圧縮比可変制御装置 |
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