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JPH03257473A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

Info

Publication number
JPH03257473A
JPH03257473A JP5716990A JP5716990A JPH03257473A JP H03257473 A JPH03257473 A JP H03257473A JP 5716990 A JP5716990 A JP 5716990A JP 5716990 A JP5716990 A JP 5716990A JP H03257473 A JPH03257473 A JP H03257473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
solvent
powder
viscosity
release liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5716990A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiko Nanko
孝彦 南光
Soichiro Mima
美間 総一郎
Hiroshi Onishi
宏 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5716990A priority Critical patent/JPH03257473A/ja
Publication of JPH03257473A publication Critical patent/JPH03257473A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は着色粉体像を溶媒を用いて低粘度化し転写する
ことでハードコピーを得る複写数 プリン久 ファクシ
ミリ等の記録装置に関するものであも 従来の技術 従来より、着色粉体を利用した記録方式として、電子写
真 静電記録などがよく知られていん これらの方式は
 電子写真感光体あるいは静電記録体などの電荷保持体
上に静電潜像を形威し 前記潜像とは逆極性に帯電した
着色粉体で現像して着色粉体像を得たのちこれを定着す
ることで、最終的な記録物を得るものである。
静電記録は、 記録電極等により静電潜像を静電記録紙
上に作成し これを着色粉体で現像する記録方式であり
、前記の電荷保持体と受像体とを兼ねる構成になってい
る。そのたム 電荷保持体から受像体に着色粉体像を転
写する工程を必要としない。しかしながら、電子写真で
は 電荷保持体である感光体上の着色粉体像を、感光体
から受像体に転写し さら!ζこれを定着する工程が必
要である。
本発明は たとえば電子写真方式などの着色粉体像を転
写する工a  あるいは定着する工程についての改善に
関するものである。
従来の記録装置においては、 像担持体上に形成された
粉体像をコロナチャージャなどによって記録紙に静電転
写した後、これを熱ローラにより熱定着するという方法
が広く用いられている。しかしこれらの方法には種々の
課題を有していた具体的に!よ (a)静電転写:(1)スキャッタリングと呼ばれるト
ナーの飛散があり記録画像がぼける。(2)高温環境下
においては転写効率が低下する。(3)トナーと記録紙
の抵抗値の変動により転写が不安定になる。
(b)熱定着・ (1)熱エネルギーとして使う消費電
力が大きく不経済である。(2)電源投入時に定着器の
温度が上昇するまでのウオームアツプ時間が長しく3)
高温であるため紙ジヤム時などに発火などの危険がある
。などの課題を有していた これらの課既 特に熱定着に関する課題を解決するため
に 粉体像を溶媒で溶解・低粘度化し記録紙に転写する
方法爪 特開昭62−67576号公報に開示されてい
る。この方法を以下に示す。まず、通常の電子写真プロ
セスによって感光体ドラム上にトナー像を形成する。つ
ぎに トナーを溶解させ得る溶剤を塗布したトナー粒子
溶解ドラム(以下、溶解ドラムという)を感光体ドラム
に間隙を開けて対向設置する。そして、溶解ドラムの内
部に配設した転写帯電器によって、感光ドラム上のトナ
ー像を溶解ドラムに静電転写する。溶解ドラムに転写さ
れたトナーは、 溶剤によって溶解され粘性化される。
この状態℃ トナー像に用紙を密接させると、粘性化さ
れたトナーの粘着力によって、用紙にトナー像が粘着転
写されるという方法である。
発明が解決しようとする課題 しかし この方式の記録装置では、 静電転写の有して
いる課題を解決されていな賎 またさらに溶解ドラム上
でトナーが溶解・低粘度化されるときに トナーが溶解
ドラムと接する側から低粘度化されるために トナーが
溶解ドラムに多く付着し 転写効率が低いという課題を
有していた本発明はかかる前記問題点に鑑ム 簡単な装
置構忠 低エネルギーでトナー像の転写および定着が可
能で、かつ、転写効率の良好な鮮明な画像が得られ 像
担持体のクリーニング性に優れた記録装置を提供するこ
とを第1の目的とするものであまた 本発明は耐溶媒性
を有する記録物を得る記録装置を提供することを第2の
目的とするものである。さらに 本発明は、 記録紙の
濡れが少ない記録装置を提供することを第3の目的とす
るものである。さらに 本発明の他の目的は 像担持体
上へ離型液を塗布する塗布機構を省略でき、より簡単な
構成で前記の効果を達成する記録装置を提供することに
ある。
課題を解決するための手段 本発明は、 第1の目的達成のた臥 着色粉体を低粘度
化しない離型液を像担持体の表面に供給する離型液供給
手段と、前記離型液が供給された像担持体上に前記着色
粉体からなる粉体像を形成する像形成手段と、前記粉体
像を低粘度化させる溶媒を供給する溶媒供給手段と、前
記低粘度化された前記粉体像と記録紙とを圧着すること
で前記記録紙に前記粉体像を転写する転写手段とを備え
たことを第1の特徴とするものである。
また 第2の目的達成のた吹 不揮発性の離型液を用へ
 転写手段による粉体像の転写の際に記録紙の少なくと
も前記粉体像の転写された領域を含む範囲に 前記離型
液の少なくとも一部を転写することを第2の特徴とする
ものである。
さらに 第3の目的達成のた取 離型液を溶媒に対して
撥液性をもつものとし 溶媒供給手段は前記溶媒の蒸気
を像担持体上の粉体像へ供給し溶媒蒸気の凝縮により前
記溶媒を前記粉体像に供給することをPs3の特徴とす
るものである。
また 第4の目的達成のた△ 着色粉体を低粘度化しな
い離型液が含浸された像担持体を用いることを特徴とす
るものである。
作用                   。
第1の特徴では、 像担持体と、着色粉体と、前記着色
粉体を低粘度化し得る溶媒と、前記着色粉体を低粘度化
しない離型液とを用(\ 離型液が供給された像担持体
上に 像形成手段により着色粉体からなる粉体像を形威
し これを溶媒で低粘度化させることで、転写と定着を
同時に行うものであり、着色粉体を溶解しない離型液を
像担持体の表面に供給し 溶媒で低粘度化された粉体像
の前記像担持体表面への付着力を低減することにより粉
体像の記録紙への転写を容易にし 未転写の粉体像のク
リーニング性を向上させることができるた歇 簡単な装
置構成 低エネルギーでトナー像の転写および定着が可
能であることに加丸 転写効率の良好な鮮明な画像が得
られ 像担持体のクリーニング性の向上したる記録装置
を実現することが可能である。第2の特徴では 不揮発
性の離型液を用L\ 転写手段による粉体像の転写の際
に記録紙の少なくとも粉体像の転写された領域を含む範
囲に 前記離型液の少なくとも一部を転写することによ
り、記録紙に転写定着された粉体像を覆う彫型 前記粉
体像を低粘度化しない不揮発性の離型液の層を形成する
ことにより、記録物に溶媒がかかっても記録済みの画像
が流れたりすることのなし\ 耐溶媒性を有する記録物
を得ることができる記録装置を実現することが可能であ
る。
さらに 第3の特徴では 離型液を溶媒に対して撥液性
をもつものとし 溶媒供給手段は前記溶媒の蒸気を像担
持体上の粉体像へ供給し 溶媒蒸気の凝縮により前記溶
媒を前記粉体像に供給することにより、粉体像上に溶媒
が凝縮しやすいのに対し 溶媒に対して撥液性の離型液
が塗布された像担持体表面には溶媒が凝縮しないという
溶媒蒸気の凝縮の選択性を利用すること玄 非画線部に
は溶媒が供給されずに 画線部に優先的に溶媒が供給さ
れるという、溶媒の選択的供給が行なわれ転写時に像担
持体が保持する溶媒の量を少なくすることを可能とし 
その語気 記録紙の濡れが少ない記録装置を実現するこ
とが可能である。
また 第4の特徴では、 像担持体上に離型液を塗布す
るのではなく、像担持体として、離型液を予め含浸させ
たものを用いることにより、像担持体の内部に含浸して
いる離型液が徐々に表面にしみでてくるので、表面には
常に離型液の層が存在することになる。これにより像担
持体上に離型液を塗布するのと同様の効果が得られるこ
とは明かであり、このような場合は、 離型液塗布手段
を省略できるた△ より簡単な装置構成とすることが可
能である。
実施例 第1図は本発明の一実施例である記録装置の模式図を示
すものである。
本実施例Lt、  粉体像を形成する像形成手段として
、イオンヘッドを用いた場合を例にとり説明する。イオ
ンヘッドについては、 たとえif、  u、  s。
P、180218などに開示されている。第1図におい
て、 1は画像信号に応じてイオンを照射するイオン照
射ヘッドミ 2はアルミニウムなどの導電性のドラム周
面上に誘電体層を担持させた 像担持体である誘電体ド
ラに3はl成分トナーによる非接触現像を行なう現像器
 4は誘電体ドラム2上に形成されたトナー像である。
これらのイオン照射ヘッドl、現像器3で、 トナー像
4を誘電体ドラム2上に形成する像形成手段を構成する
。5は、 前記トナーを低粘度化させる溶媒をミストの
状態にして前記誘電体ドラム2上に供給する溶媒供給手
段である溶媒ミスト発生器である。6は誘電体ドラムと
圧接して設けられ9− 0− た転写手段である圧接ローラであり、 9は受像体であ
る記録紙である。な抵 記録紙9としては、例えば坪量
64g/mQのPPC用紙を用いる。
また 圧接ローラ6は誘電体ドラム2とともに誘電体ド
ラム2上α 低粘度化されたトナー像4と記録紙9を圧
接せしめるものであも 7は誘電体ドラム2上に残った
未転写のトナーをクリーニングするクリーニングユニッ
トであり、金属性ブレードにより、誘電体ドラム2上の
未転写トナーをクリーニングするものである。8は誘電
体ドラム2上の静電潜像を消去する除電器である。
また 10はオイル塗布フェルト、 11はオイルパン
、 12はオイル量規制ブレードであり、オイルパン1
1に保持されているオイルをオイル塗布フェルトlOに
より誘電体ドラム2上に塗布しこれがオイル量規制ブレ
ード12により薄層化される。オイル塗布フェルトlO
、オイルパン11、オイル量規制ブレード12により、
離型液供給手段を構成する。これらの離型液供給手段部
の拡大図を第2図に示も 1− まf−13は溶媒タン久 14は溶媒供給ポンプ、 1
5は超音波振動子、 16は送風ファン、 17は溶媒
ミストである。な抵 本実施例では 溶媒により低粘度
化されるトナー組成分は主成分のバインダー樹脂として
ポリビニルアルコール(PVA)を用い?、  これに
カーボンブラックと磁性体を分散したものを粉砕して、
 l成分磁性導電性トナーとして使用し 誘電体ドラム
2上の静電潜像に対向したトナーに誘導される電荷によ
り現像すム いわゆるマグネダイナミック現像方式によ
って現像を行なっtラ  このときに 現像器3内のト
ナーの穂立ちの先端と、誘電体ドラム2とが非接触にな
るように現像ギャップを調整し1.  また使用する溶
媒としては、 前記バインダ樹脂を低粘度化することに
加え 誘電体ドラム2上に塗布される離型液であるオイ
ルと非相溶であることが必要である。
本実施例では、 溶媒として水を、離型液としてシリコ
ーンオイルを使用し1.  な抵 シリコーンオイルの
粘度は100〜50000C8のものを一12= 用いる。この組合せによると、離型液と溶媒が非相溶で
ある動電 すなわち離型液の撥水性を利用することがで
きるの玄 さらに離型効果を向上させることが可能であ
る。
以上のように構成されたこの実施例の記録装置において
、以下その動作を説明する。
ま哄 誘電体ドラム2上に オイル塗布フェルト10に
よりシリコーンオイルが塗布される。次にオイル量規制
ブレード12により、シリコーンオイルの塗布量をイオ
ン照射ヘッド1により、画信号に応じた静電潜像が形成
される。このとき以前に 誘電体ドラム2上にはシリコ
ーンオイルの薄層が形成されているカミ シリコーンオ
イルは高絶縁性であるたム 電荷の拡散などによる画像
流れなどの画質劣化の問題は発生しな鶏 この静電潜像
カミ 現像器3によって非接触現像されることで、 ト
ナー像4が誘電体ドラム2上に形成される。
一方、溶媒ミスト発生器5は溶媒タンク13と接続され
ており、溶媒供給ポンプ14により、溶媒ミスト発生器
5に溶媒が供給される。溶媒ミスト発生器5に供給され
た溶媒は溶媒ミスト発生器5内に設けられた1個以上の
超音波振動子15により溶媒ミスト17の状態となも 
ここで、溶媒ミスト発生器5の筺体に設けられた送風フ
ァン16により送られる空気流により、溶媒ミスト17
バ 誘電体ドラム2の表面に向かって供給され誘電体ド
ラム2上のトナー像4を低粘度化させるものであも 以上述べたようにして、溶媒ミスト発生器5により、誘
電体ドラム2上のトナー像4に溶媒ミスト17が供給さ
れる。 トナー像4の部分、すなわち画線部は親水性が
高いた取 溶媒ミスト17が非常に付着しやすい状級 
すなわち溶媒に濡れやすい状態にある。またさらに い
ったんトナーに付着した溶媒Cヨトナー内部に浸透拡散
・低粘度化していくたム トナー表面の溶媒ミスト17
を付着させやすい状態が持続されたままトナーの低粘度
化が進行していく。このときα 溶媒ミスト17の供給
量ζよ フルべたの場合で数g/m”程度が好ましいカ
ミ これはトナーのバインダ樹脂の材3− 14− 質などによって変わる。一般的に溶媒に対する溶解性が
高いバインダーの場合は、 より少ない溶媒量で低粘度
化される。
次に 前記トナー像4が溶媒ミス)17により十分低粘
度化された状態型 前記誘電体ドラム2と記録紙9とが
圧接ローラ6により圧接され 前記トナー像4と、誘電
体2上に形成されたシリコーンオイル層の一部が記録紙
9に転写される。
このとき、前記トナー像4は溶媒により低粘度化されて
いるた幽 従来の熱及び圧力定着を用いた装置に比べる
と、前記圧接ローラ6にかける圧力ははるかに低い押圧
でよいことは明らかである。
圧接ローラ6にかける圧力cヨトナー像4が低粘度化さ
れる度合によって異なる力文 従来の圧力定着法の数分
の−から数百分の−に低減することが可能である。また
 誘電体ドラム2の表面上のシリコーンオイル薄層が離
型層として作用し シリコーンオイル薄層の一部が記録
紙9に転写されるわけであるカミ このシリコーンオイ
ル薄層の記録紙9への転写をより確実に行なうために1
よ シリ5− コーンオイル薄層の塗布厚をトナー粒径と同程度かそれ
以上に設定するのが好まし鶏 また シリコーンオイル
薄層が非常に薄い場合、すなわ板シリコーンオイル薄層
が離型層として作用しな八しかしシリコーンオイル薄層
が記録紙9にまったく転写しない場合についても誘電体
ドラム2の表面はシリコーンオイル薄層の効果により、
撥水性の高い表面となっており、低粘度化したトナー像
4の誘電体ドラム2側への付着力はごく小さいものとな
っているので、 トナー像4の転写効率はシリコーンオ
イル薄層がない場合と比べてもより高いものとなること
は明らかである。
以上述べたような効果により誘電体ドラム2に転写せず
に残る残留トナーのほとんどない高効率の転写を実現す
ることができる。また 前記トナー像4が記録紙9に圧
接されると同時に前記記録紙9の繊維の中に入り込むこ
とで転写される。この状態で転写されたトナー内部に含
まれている溶媒が蒸免 あるいは浸透乾燥することでこ
れが定着され最終の記録物が得られる。
16− また 先の転写のときに トナー像4と一緒にシリコー
ンオイル薄層の一部が前記転写されたトナー像4を覆う
状態で記録紙9に転写されている。
このたへ 最終得られる記録物の表面は耐水性を有して
おり、例えば水などをこぼしてもにじみなどの画像の乱
れが発生しな賎 最後に 誘電体ドラム2がクリーニングユニット7によ
りクリーニングされ 誘電体ドラム2上に残留している
シリコーンオイル層やシリコーンオイル層に付着した紙
粉などが除去される。
な抵 このときにシリコーンオイル層がすべて除去され
る必要はなく、以後の記録サイクルに支障がない程度に
オイル層を薄くできればよ(X。
また 誘電体ドラム2上に未転写トナーや溶媒などがた
とえ残っていたとしてもクリーニングユニット7により
クリーニングが行なわれる際限これらもシリコーンオイ
ル薄層と一緒に除去されるので、高いクリーニング性を
得ることができる。
その後除電器8により除電され静電潜像が消去される。
以上 像担体上の粉体像に 転写に先立って溶媒を供給
する場合について実施例をあげて説明してきたカミ 本
実施例によれば トナー像4を低粘度化しない離型液で
あるシリコーンオイルを誘電体ドラム2の表面に供給す
る離型液供給手段であるオイル塗布フェルト10.  
オイルパン11およびオイル量規制ブレード12を設(
す、前記トナー像4を低粘度化させる溶媒を供給する溶
媒供給手段である溶媒ミスト発生器5とを設けることに
より、 トナー像4を溶媒ミスト17で低粘度化させる
ことで、転写と定着を同時に行うことができるた吹 高
速かつ低消費電力かっ簡易な構成の記録装置を実現する
ことを可能とすることに加丸 トナー像4を溶解しない
離型液であるシリコーンオイルを誘電体ドラム2の表面
に供給することによりトナー像4の記録紙9への転写を
容易にし 未転写のトナー像4のクリーニング性を向上
させることができるた臥 転写効率の良好な鮮明な画像
が得られる記録装置を実現できる。
さらに本発明ば 離型液として不揮発性であるシリコー
ンオイルを用(\ トナー像4の記録紙917− 8 への転写の際に 記録紙9の少なくともトナー像4の転
写された領域を含む範囲に 前記シリコーンオイルの一
部を転写することにより耐水性を有する記録物を得るこ
とができる記録装置を実現することできる。な抵 本実
施例においては、 離型液が溶媒に対して撥液性をもつ
ものである場合を例にとって説明した爪 必ずしもこれ
に限定されるものではなしも そうでない場合にも離型
液は一種の離型層として作用するので転写効率・クリー
ニング性の向上などの効果を得ることができる。
また 離型液が溶媒に対して撥液性をもつものである場
合にば 離型液の離型層としての効果と、溶媒が付着し
にくいことによる効果との相乗効果が期待できる。また
 本実施例においては、 離型液を親油性のシリコーン
オイル、溶媒を水とした場合について述べたカミ 離型
液を親水性のものとし 溶媒を親油性のものとしてもよ
賎 また 本実施例において(上 溶媒供給手段が溶媒ミス
トを発生させるものの場合について述べたカミ これに
限定されるものではな賎 例えば 溶媒供給手段を溶媒
蒸気を発生させるものとして、溶媒供給が溶媒蒸気の凝
縮による方法を用いる方法がある。この場合には、 粉
体像上に溶媒が凝縮するのに対し 親油性の液体が塗布
された像担持体表面には溶媒が凝縮しないた△ 非画線
部には溶媒が供給されずに 画線部に優先的に溶媒が供
給されるという溶媒の選択的供給が行なわれ 転写時に
像担持体が保持する溶媒の量を少なくすることが可能で
あり、その語気 記録紙の濡れが少ない記録装置を実現
することが可能である。
な叙 本実施例においては像担持体として、電荷保持体
である誘電体を用いたが像担持体はこれら以外の電荷保
持体でも良く、また 電荷保持体に限定されるものでも
ない。
またさらに 本実施例においては静電気を利用して粉体
像を形成する記録装置について述べため交これに限定さ
れるものではなく、着色粉体を利用して記録を行う記録
装置であれば 本発明が適応され 例えば磁気潜像を形
成し これを現像することで粉体像を得るいわゆるマグ
ネットグラフィ9− 一加一 一などにも本発明が適応できる。また 本実施例におい
ては像担持体上に潜像を形威し これを着色粉体で現像
する場合を例にとって説明したバこれに限定されるもの
ではなしも 例えば 粉体像形成を他の感光体ドラム上
で行(\ これを中間転写体にいったん転写してから記
録紙に再転写する方法としてもよ鴇 この場合は、 中
間転写体が本発明の特許請求の範囲に示した像担持体に
相当する。
このような中間転写体に粉体像を転写する方法としては
、 たとえば中間転写体を粘着性を持ったシリコーンゴ
ムローラとし 表面のゴム粘性により粉体像を転写する
方法や、絶縁性着色粉体を用いる場合などでは コロナ
転写などの方法によって中間転写体に着色粉体像を転写
する方法などが利用できる。また 本実施例においては
像担持体上に離型液を塗布する場合を例にとって説明し
た力文 像担持体に離型液を含浸させたものを用いても
同様の効果が得られる。たとえば シリコーンオイルを
含浸させたシリコーンゴムを像担持体として用いると、
ゴムの内部に含浸しているシリコーンオイルが徐々に表
面にしみでてくるの致 表面には常にシリコーンオイル
の薄層が存在することになる。これにより像担持体上に
離型液を塗布するのと同様の効果が得られることは明ら
かであり、このような場合は、 離型液塗布手段を省略
できるた吹 より簡単な装置構成とすることが可能であ
る。
また 離型液および溶媒の供給方法および供給時の形態
も特に本実施例によって限定されるものではな式 また
 本実施例においては記録紙としてPPC用紙を用いた
場合について述べた爪 OHPなど紙以外のプラスチッ
クフィルムなどでも良い。
発明の効果 本発明の第1の特徴によれば 簡単な装置構忠低エネル
ギーでトナー像の転写および定着が可能型 かつ、転写
効率の良好な鮮明な画像が得られ像担持体のクリーニン
グ性に優れた記録装置を実現することが可能である。さ
らに 本発明の第221 −館一 の特徴によれば 得られる記録物に耐溶媒性を付与する
ことが可能である。さらに 本発明の第3の特徴によれ
ば 記録紙の濡れが少ない記録装置を実現することが可
能である。
まf:、、本発明の第4の特徴によれば 像担持体上へ
離型液を塗布する塗布機構を省略でき、より簡単な構成
で同・様の効果を達成する記録装置を実現することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における記録装置の模式@ 
第2図は同実施例の離型液供給手段部の拡大図である。 1・・・イオン照射ヘッド、 2・・・誘電体ドラん 
3・・・現像機 4・・・トナー像 5・・・溶媒ミス
ト発生法 6・・・圧着ローラ、 7・・・クリーニン
グユニット、 8−・・除電核 9・・・記録紙 10
・・・オイル塗布フェルト、11・・・オイルパン、 
12・・・オイル量規制ブレード、 13・・・溶媒タ
ン久 14・・・溶媒供給ポンプ、 15・・・超音波
振動子、 16・・・送風ファン、 17・・・溶媒ミ
スト。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)着色粉体を低粘度化しない離型液を像担持体の表
    面に供給する離型液供給手段と、前記離型液が供給され
    た像担持体上に前記着色粉体からなる粉体像を形成する
    像形成手段と、前記粉体像を低粘度化させる溶媒を供給
    する溶媒供給手段と、前記低粘度化された前記粉体像と
    記録紙とを圧着することで前記記録紙に前記粉体像を転
    写する転写手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
  2. (2)離型液は不揮発性であり、転写手段による粉体像
    の転写の際に、記録紙の少なくとも粉体像の転写された
    領域を含む範囲に、前記離型液の少なくとも一部を転写
    する特許請求の範囲第1項記載の記録装置。
  3. (3)離型液は、溶媒に対して撥液性をもつものであり
    、溶媒供給手段は溶媒蒸気を像担持体上の粉体像へ供給
    するもので、前記溶媒供給を前記溶媒蒸気の凝縮を利用
    することにより、前記粉体像へ溶媒を選択的に供給する
    特許請求の範囲第1項記載の記録装置。
  4. (4)着色粉体を低粘度化しない離型液が含浸された像
    担持体と、前記離型液が供給された像担持体上に前記着
    色粉体からなる粉体像を形成する像形成手段と、前記粉
    体像を低粘度化させる溶媒を供給する溶媒供給手段と、
    前記低粘度化された粉体像と記録紙とを圧着することで
    前記記録紙に前記粉体像を転写する転写手段と、とを備
    えたことを特徴とする記録装置。
JP5716990A 1990-03-08 1990-03-08 記録装置 Pending JPH03257473A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5716990A JPH03257473A (ja) 1990-03-08 1990-03-08 記録装置

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JP5716990A JPH03257473A (ja) 1990-03-08 1990-03-08 記録装置

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JP5716990A Pending JPH03257473A (ja) 1990-03-08 1990-03-08 記録装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100308693B1 (ko) * 1993-09-20 2002-04-24 제이.엠. 알스톤 액체현상방법및액체현상장치
US7773932B2 (en) 2006-08-31 2010-08-10 Ricoh Company, Ltd. Fixation device, fixation method, image forming apparatus, image forming method and fixation fluid

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