JPH03251645A - エアーコンディショナーの風向制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はエアーコンディジツナー（以下エアコンという
）の風向きを制御する制御装置に関するものである。

従来の技術 エアコンの風向きは吹出し口に設けられた風向制御板に
より調整されるが、従来この風向き制御板の調整は使用
者が手動で行っていた。したがって使用者の位置、風の
温度、冷暖房時の各々の条件によりその都度、風向制御
板をエアコンの設置場所まで行って切換えねばならず非
常にわずられしいものであった。これに対し第３図の側
面図に示すようにモータを用いて風向き制御板を動作さ
せる方式が提案されている。この第１図のエアコンの風
向制御装置について説明すると、１は上下方向の風向制
御板、２は風光制御板１の駆動機構部、３は右側風向制
御板、４は左側風向制御板であシ、６．６はそれぞれの
駆動機構部である。上記各駆動機構部２．５．６と風向
制御板１，３゜４はリンク７．８．９で連結されておシ
、各駆動機構部２．５．６に内蔵されたモータにより、
すンク７，８．９を通じて風向制御板１，３．４を矢印
の方向に動かすことによって風の方向を決定するもので
ある。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような従来の制御方式では、制御す
る風向制御板３台の各々に駆動機構部をもうけているた
め部品コスト、スペースファクター等の点で問題があっ
た。

課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明によるエアコンの風
向制御装置は、駆動モータにより回転する駆動歯車と、
駆動歯車に常時かみあう減速歯車と、減速歯車に常時か
みあいながら回転軸の軸方向に移動可能な切換歯車と、
切換歯車を常に一方向に加圧する弾性体と、前記弾性体
の力に抗して切換歯車を接触保持する回転自在なカム歯
車と、前記カム歯車を回転させるカムモータと、前記カ
ム歯車に形成さ・れた凹凸部により切換歯車が軸方向に
移動する時、選択的に切換歯車とかみあう歯車１　、歯
車２．歯車３と、この歯車１．歯車２゜歯車３のそれぞ
れに一端が連結され、他端が風向制御板に連結された駆
動棒と、前記切換歯車の軸方向の位置を検出するセンサ
ーとから構成したものである。

作用 上記構成により、切換歯車を選択的にカムモータにより
駆動することによって、上・下、左・右の３つの風向制
御板の切換えが可能で、伝達歯車列も１系統ですむ小型
で安価な駆動装置を提供できるものである。

実施例 以下本発明の一実施例について第１図、第２図により説
明する。第１図は本発明の一実施例におけるエアコンの
風向制御装置の構成図であシ、第２図は同駆動機構の詳
細を説明する説明図である。

同図において２１は上・下方向の風向制御板、２２は右
側風向制御板、２３は左側風向制御板であり、２４ばこ
れら３つの風向制御板を駆動する駆動機構、２５．２６
．２７は各々の風向制御板と駆動機構２４を連結駆動す
るリンクである。また３１は駆動用モータ、３２はモー
タ軸に固定されたモータ歯車、３３はモータ歯車と常時
かみあい回転する減速歯車であシ、この減速歯車３３と
切換歯車３４は軸方向に相対位置を変化させて常時かみ
あいが可能である。また切換歯車３４はバネ３５により
常に一定方向（第２図ムの方向）に加圧され、カム歯車
３６に形成された凹凸部に連結棒３８を介して圧接して
いる。カム歯車３６はカムモータ３７により回転し、そ
の円周上に設けられた凹凸部の移動に従って連結棒３８
を移動させる。連結棒３８の他端には、移動量を検出す
るセンサー３９が設けられている。また切換歯車３４は
、その軸方向の位置に従って選択的に歯車４０゜４１．
４２とかみあう。歯車４ｏは左側風向制御板２３にリン
ク２７で連結されており、歯車４１は右側風向制御板２
２にリンク２６で、また歯車４２は上・下風向制御板２
１にリンク２５で連結されている。なお第２図において
点線枠内部が駆動機構２４である。

以上のように構成されたエアコンの風向制御装置におい
て以下その動作を説明すると、まず、カムモータ３了を
駆動し、カム歯車３６を回転させると連結棒３８はバネ
３５の力に抗して切換歯車３４を軸方向に移動させる。

この時切換歯車３４の位置は連結棒３８の−ｙＡＫ固定
されたセンサー３９により検知することができる。従っ
て切換歯車３４は、カム歯車３６の凹凸部により、歯車
４０．４１．４２と選択的にかみあわせることができる
。第２図においては切換歯車３４は歯車４１とかみあっ
ている。この状態で駆動モータ３１を回転させると減速
歯車３３を介して切換歯車３４と歯車４１が回転し、リ
ンク２６が作動して左側風向制御板２３を設定位置まで
動かす。次にカムモータ３７を回転させ、カム歯車３ｅ
を動かして切換歯車３４を歯車４０または歯車４２とか
みあわせて上記と同様に右側風向制御板２２または上・
下風向制御板２１を動作させることができる。勿論、風
向制御板の動作順序は上記の外にも任意に設定できる。

また駆動機構２４は３つの風向＃脚板に対して１つでよ
いものである。

発明の効果 以上のように本発明に係る駆動機構を用いれば、３つの
駆動機構が１つですみ、コストが安価になり、また部品
実装のスペースも少なく、更に取付けの作業上も簡単に
なるので、その実用的効果は大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るエアコンの風向制御装置の一実施
例の構成図、第２図は同要部である駆動機構の詳細説明
図であり、第３図は従来のエアコンの風向制御装置の構
成図である。 ２１・・・・・・上・下風向制御板、２２・・・・・・
右側風向制御板、２３・・・・・・左側風向制御板、２
４・・・・・・駆動機構、２５．２６．２７・・・・−
・リンク、３１・・・・・・駆動モータ、３２・・・・
・・駆動歯車、３３・・・・・・減速歯車、３４・・・
・・・切換歯車、３６・・・・・・弾性体、３６・・・
・・・カム歯車、３７・・・・・・カムモータ、３９・
・、・・・・センサー４ｏ・・・・・・歯車１．４１・
・・・・・歯車２．４２・・・・・・歯車３．４３・・
・・・・減速歯車。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 駆動モータにより回転する駆動歯車と、駆動歯車に常時
   かみ合う減速歯車と、減速歯車に常時かみあいながら回
   転軸の軸方向に移動可能な切換歯車と、切換歯車を常に
   一方向に加圧する弾性体と、前記弾性体の力に抗して切
   換歯車を接触保持する回転自在なカム歯車と、前記カム
   歯車を回転させるカムモータと、前記カム歯車に形成さ
   れた凹凸部により切換歯車が軸方向に移動する時、選択
   的に切換歯車とかみあう歯車１、歯車２、歯車３と、歯
   車１、歯車２、歯車３に一端を連結され他端を風向制御
   板に連結した駆動棒と、前記切換歯車の軸方向位置を検
   出するセンサーとから構成されたことを特徴とするエア
   ーコンディショナーの風向制御装置。