JPH03249422A - 回転機械の防振支持構造 - Google Patents
回転機械の防振支持構造Info
- Publication number
- JPH03249422A JPH03249422A JP4451190A JP4451190A JPH03249422A JP H03249422 A JPH03249422 A JP H03249422A JP 4451190 A JP4451190 A JP 4451190A JP 4451190 A JP4451190 A JP 4451190A JP H03249422 A JPH03249422 A JP H03249422A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- gap
- damper
- rotating machine
- lubricating oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C27/00—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
- F16C27/04—Ball or roller bearings, e.g. with resilient rolling bodies
- F16C27/045—Ball or roller bearings, e.g. with resilient rolling bodies with a fluid film, e.g. squeeze film damping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、回転機械の防振支持構造に関する。
従来の技術
第3図は従来技術の一例を示し、回転機械の回転軸1の
両端にはそれぞれ翼車2が取り付けられ、各翼車には翼
3が植え込まれている。この回転軸1は、両端の翼車2
間において、一対のラジアルころ軸受4.5で支持され
てラジアル荷重か受けられていると共に、一方のラジア
ルころ軸受4に隣接して一対のラジアル軸受4.5間に
設けたスラスト玉軸受6で支持されてスラスト荷重が受
けられるようになっている。そして、これらの転がり軸
受4,5.6は円筒形の軸受台7の内側で支承されてい
る。
両端にはそれぞれ翼車2が取り付けられ、各翼車には翼
3が植え込まれている。この回転軸1は、両端の翼車2
間において、一対のラジアルころ軸受4.5で支持され
てラジアル荷重か受けられていると共に、一方のラジア
ルころ軸受4に隣接して一対のラジアル軸受4.5間に
設けたスラスト玉軸受6で支持されてスラスト荷重が受
けられるようになっている。そして、これらの転がり軸
受4,5.6は円筒形の軸受台7の内側で支承されてい
る。
なお、8はスラスト軸受位置決め部、9はラジアル軸受
位置決め部、10は基礎である。
位置決め部、10は基礎である。
発明が解決しようとする課題
以上述べた従来例の軸系では、しかし、十分な制振性能
が得られず、振動問題を発生することか多い。
が得られず、振動問題を発生することか多い。
すなわち、転かり軸受では、すべり軸受にみるような減
衰作用が無いため、危険速度で大きな振動を発生する。
衰作用が無いため、危険速度で大きな振動を発生する。
また、転がり軸受では、支持剛性の非線形性に起因して
軸系か異常振動を発生する一方、すべり軸受では減衰作
用はあるものの、最近の回転機械の高性能化、高速化に
ともない、充分な減衰作用を確保できすに、オイルウィ
ップ等の自励振動を発生するものがある。
軸系か異常振動を発生する一方、すべり軸受では減衰作
用はあるものの、最近の回転機械の高性能化、高速化に
ともない、充分な減衰作用を確保できすに、オイルウィ
ップ等の自励振動を発生するものがある。
これを解決する方法として、従来例に示す如くダンパ軸
受構造とするか、回転軸の心保持を行なわないと、信頼
性の高い制振性能が得られない。
受構造とするか、回転軸の心保持を行なわないと、信頼
性の高い制振性能が得られない。
また、回転軸の心保持を行なうと、構造が複雑になる等
の問題がある。
の問題がある。
なお、横形機械では、回転軸の重量が軸受にかかるため
、心保持用部材かない場合には、ダンパ軸受部の隙間が
確保しに<<、信頼性の高いダンパ軸受とならない。
、心保持用部材かない場合には、ダンパ軸受部の隙間が
確保しに<<、信頼性の高いダンパ軸受とならない。
また、回転軸の心保持材として従来は円筒ばね及び○リ
ング等を用いるが、これらは経年的な信頼性の問題が生
じる。
ング等を用いるが、これらは経年的な信頼性の問題が生
じる。
課題を解決するための手段
本発明は、このような従来技術の課題を解決するために
、回転軸を転かり軸受で支持し、この転がり軸受を軸受
台の内側で支承する回転機械において、前記転がり軸受
の軸受部ケーシングを前記軸受台の内部に設けて、それ
らの間に隙間を形成し、この隙間に連通する複数の静圧
ポケットを前記軸受台に設けると共に、この静圧ポケッ
トには潤滑油供給管を接続したものである。
、回転軸を転かり軸受で支持し、この転がり軸受を軸受
台の内側で支承する回転機械において、前記転がり軸受
の軸受部ケーシングを前記軸受台の内部に設けて、それ
らの間に隙間を形成し、この隙間に連通する複数の静圧
ポケットを前記軸受台に設けると共に、この静圧ポケッ
トには潤滑油供給管を接続したものである。
作用
上記の手段によれば、軸受の軸受部ケーシングと軸受台
との間に形成した隙間に潤滑油を充填してダンパ隙間を
形成し、その油膜のスクイズフィルムダンパ作用により
回転機械の制振効果を高めることができる。
との間に形成した隙間に潤滑油を充填してダンパ隙間を
形成し、その油膜のスクイズフィルムダンパ作用により
回転機械の制振効果を高めることができる。
また、軸受台に設けた静圧ポケットの圧力を調整するこ
とにより、最適なダンパ隙間を得て、回転軸の心保持を
行うことができる。
とにより、最適なダンパ隙間を得て、回転軸の心保持を
行うことができる。
実施例
以下第1図及び第2図を参照して本発明の一実施例につ
いて詳述する。なお、これらの図において、第3図に示
したものと同一の部分には同一の符号を付して、その詳
細な説明は省略する。
いて詳述する。なお、これらの図において、第3図に示
したものと同一の部分には同一の符号を付して、その詳
細な説明は省略する。
第1図に示すように、本発明によれば、回転軸1を支持
する一対のラジアルころ軸受4,5及びスラスト玉軸受
6の軸受部ケーシング11が軸受台7の内部に設けられ
て、それらの間に隙間12が形成されている。そして、
軸受台7には半径方向に延びる静圧ポケット13が円周
方向に複数に設けられて、前記隙間12と連通され、各
静圧ポケット13には圧力が加えられている図示されて
いない潤滑油供給管が接続されている。
する一対のラジアルころ軸受4,5及びスラスト玉軸受
6の軸受部ケーシング11が軸受台7の内部に設けられ
て、それらの間に隙間12が形成されている。そして、
軸受台7には半径方向に延びる静圧ポケット13が円周
方向に複数に設けられて、前記隙間12と連通され、各
静圧ポケット13には圧力が加えられている図示されて
いない潤滑油供給管が接続されている。
また、ここに示した実施例によれば、特に第2図によく
示されているように、スラスト荷重を受は持つ玉軸受6
のケーシング11側面と接触する軸受台7のスラスト軸
受位置決め部8の端面に半径方向に延びる複数の溝14
が形成されて、前記隙間12と連通されている。
示されているように、スラスト荷重を受は持つ玉軸受6
のケーシング11側面と接触する軸受台7のスラスト軸
受位置決め部8の端面に半径方向に延びる複数の溝14
が形成されて、前記隙間12と連通されている。
以上述べた構成において、軸受台7と軸受部ケーシング
11との間の隙間12に充填された潤滑油の油膜に回転
軸1及び基礎10からの振動が伝わることにより、油膜
のスクイズフィルムダンパ作用により回転機械の制振効
果を高める。
11との間の隙間12に充填された潤滑油の油膜に回転
軸1及び基礎10からの振動が伝わることにより、油膜
のスクイズフィルムダンパ作用により回転機械の制振効
果を高める。
そして、このスクイズフィルムダンパ特性は油膜形成部
の隙間12分布に大きく影響するので、軸受台7に設け
た静圧ポケット13の圧力を調整して、最適隙間分布を
形成することができる。これにより、横形機械において
も、確実なダンパ隙間を確保できる。
の隙間12分布に大きく影響するので、軸受台7に設け
た静圧ポケット13の圧力を調整して、最適隙間分布を
形成することができる。これにより、横形機械において
も、確実なダンパ隙間を確保できる。
また、制振作用を確実なものとするために行う回転軸1
の心保持は、軸受台7に設けた複数の静圧ポケット13
の圧力調整によって行われる。
の心保持は、軸受台7に設けた複数の静圧ポケット13
の圧力調整によって行われる。
更に、はとんどの回転機械は、軸方向の振動をしており
、この意味でスラスト軸受6であっても、軸受台7のス
ラスト軸受位置決め部8の端面に設けた溝14によって
もたらされる油膜で形成されるスクイズフィルムによっ
て制振性能を期待できる。
、この意味でスラスト軸受6であっても、軸受台7のス
ラスト軸受位置決め部8の端面に設けた溝14によって
もたらされる油膜で形成されるスクイズフィルムによっ
て制振性能を期待できる。
なお、振動が大きいほど、この効果は顕著であるので、
振動が異常に大きくなることを防ぐことができる。
振動が異常に大きくなることを防ぐことができる。
発明の効果
以上述べたように、本発明によれば、回転機械における
回転軸を支持する転がり軸受の軸受部ケーシングを軸受
台の内部に設けて、それらの間に形成したダンパ隙間に
よって、スクイズ油膜による制振性能を高めることがで
きる。
回転軸を支持する転がり軸受の軸受部ケーシングを軸受
台の内部に設けて、それらの間に形成したダンパ隙間に
よって、スクイズ油膜による制振性能を高めることがで
きる。
また、軸受台に設けた複数の静圧ポケットの圧力調整に
よって、横形機械においても確実なダンパ隙間を得て、
回転軸の心保持を行うことができると共に、特別な心保
持構造を必要とせず、したがって従来例の心保持構造の
複雑化を回避し、0リング及びばね要素など心保持部材
も不要であって、経年的な信頼性を高めることができる
。
よって、横形機械においても確実なダンパ隙間を得て、
回転軸の心保持を行うことができると共に、特別な心保
持構造を必要とせず、したがって従来例の心保持構造の
複雑化を回避し、0リング及びばね要素など心保持部材
も不要であって、経年的な信頼性を高めることができる
。
更に、ダンパ隙間は小さいので流量が少なく、既設の転
がり軸受の潤滑用のオイルラインを利用できるので、油
ポンプ等を新しく設置する必要もなく、はとんどコスト
アップにならない。
がり軸受の潤滑用のオイルラインを利用できるので、油
ポンプ等を新しく設置する必要もなく、はとんどコスト
アップにならない。
更に、好適には、軸受台のスラスト軸受位置決め部の端
面にダンパ隙間と連通ずる複数の溝を設け、軸受部ケー
シングとの接触面積を大きくして、スラスト荷重面圧を
下げることで、各溝から供給される潤滑油で形成される
油膜により、減衰効果が期待できる。
面にダンパ隙間と連通ずる複数の溝を設け、軸受部ケー
シングとの接触面積を大きくして、スラスト荷重面圧を
下げることで、各溝から供給される潤滑油で形成される
油膜により、減衰効果が期待できる。
なお、軸方向振動に対しては、従来構造では、非常に小
さい転がり軸受自身の減衰のみであるがら、油膜による
減衰は軸方向振動に対して効果的に作用する。
さい転がり軸受自身の減衰のみであるがら、油膜による
減衰は軸方向振動に対して効果的に作用する。
第1図は本発明による回転機械の防振支持構造の一例を
示す断面図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図
は従来例を示す図である。 1・・ロータ、2・・翼車、3・・翼、4.5・・ラジ
アルころ軸受、6・・スラスト玉軸受、7・・軸受台、
8・・スラスト軸受位置決め部、9・・ラジアル軸受位
置決め部、10・・基礎、11・・軸受部ケーシング、
12・・隙間、13・・静圧ポケット、14・・溝。
示す断面図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図
は従来例を示す図である。 1・・ロータ、2・・翼車、3・・翼、4.5・・ラジ
アルころ軸受、6・・スラスト玉軸受、7・・軸受台、
8・・スラスト軸受位置決め部、9・・ラジアル軸受位
置決め部、10・・基礎、11・・軸受部ケーシング、
12・・隙間、13・・静圧ポケット、14・・溝。
Claims (1)
- 回転軸を転がり軸受で支持し、この転がり軸受を軸受台
の内側で支承する回転機械において、前記転がり軸受の
軸受部ケーシングを前記軸受台の内部に設けて、それら
の間に隙間を形成し、この隙間に連通する複数の静圧ポ
ケットを前記軸受台に設けると共に、この静圧ポケット
には潤滑油供給管を接続したことを特徴とする回転機械
の防振支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2044511A JP2659844B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 回転機械の防振支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2044511A JP2659844B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 回転機械の防振支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03249422A true JPH03249422A (ja) | 1991-11-07 |
JP2659844B2 JP2659844B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=12693577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2044511A Expired - Lifetime JP2659844B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 回転機械の防振支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2659844B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5410141U (ja) * | 1977-06-23 | 1979-01-23 |
-
1990
- 1990-02-27 JP JP2044511A patent/JP2659844B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5410141U (ja) * | 1977-06-23 | 1979-01-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2659844B2 (ja) | 1997-09-30 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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