JPH0324523Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0324523Y2 JPH0324523Y2 JP1986154447U JP15444786U JPH0324523Y2 JP H0324523 Y2 JPH0324523 Y2 JP H0324523Y2 JP 1986154447 U JP1986154447 U JP 1986154447U JP 15444786 U JP15444786 U JP 15444786U JP H0324523 Y2 JPH0324523 Y2 JP H0324523Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate material
- lifter frame
- detector
- plate
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の技術分野)
本考案は、積層された板材を1枚毎吸着して搬
送する板材搬送装置に関する。
送する板材搬送装置に関する。
(考案の技術的背景と従来技術の問題点)
初めに第1図にもとづいて本考案のなされた背
景を説明する。
景を説明する。
第1図に示したパンチプレス1には隣接して板
材の搬入搬出装置3が設けてある。該搬入搬出装
置3はスラツト式の板材搬出装置5と、スラツト
7を上面から移動させた空間を通して板材の集積
台車9から吸着浮上させてパンチプレス1のテー
ブル11上へ搬入する搬送装置13とから構成さ
れている。
材の搬入搬出装置3が設けてある。該搬入搬出装
置3はスラツト式の板材搬出装置5と、スラツト
7を上面から移動させた空間を通して板材の集積
台車9から吸着浮上させてパンチプレス1のテー
ブル11上へ搬入する搬送装置13とから構成さ
れている。
上記板材搬入のための搬送装置13はリフタフ
レーム15に板材を吸着浮上させる真空パツド或
いは磁気吸着の吸着部材17が設けてあつて、台
車9上の集積板材Wを上面から一枚ずつテーブル
11上へ搬送する。
レーム15に板材を吸着浮上させる真空パツド或
いは磁気吸着の吸着部材17が設けてあつて、台
車9上の集積板材Wを上面から一枚ずつテーブル
11上へ搬送する。
上記のような従来の板材Wの吸着浮上による搬
送装置13には、吸着部材17の近傍に搬送する
板材Wの有無を検知する装置がなかつたので、搬
送すべき板材Wが空になつても、板材無しの検出
が困難であつて、場合によつては台車を吸着する
作用を続けるなどの不都合があつたのである。
送装置13には、吸着部材17の近傍に搬送する
板材Wの有無を検知する装置がなかつたので、搬
送すべき板材Wが空になつても、板材無しの検出
が困難であつて、場合によつては台車を吸着する
作用を続けるなどの不都合があつたのである。
(考案の目的とその概要)
以上のごとき従来の問題に鑑みて、本考案は、
上下動自在に設けられたリフターフレームに、板
材を吸着する適数の吸着部材を備えてなる板材搬
送装置において、前記リフターフレームに上下動
自在に支承された摺動部材の下部に備えられた板
材有無検出用の第1検出器を、常態においては前
記吸着部材より下方位置へ垂下して設け、前記吸
着部材による板材の吸着時にリフターフレームに
対する摺動部材の相対的な上昇を検出する第2検
出器を前記リフターフレームに設けてなるもので
ある。
上下動自在に設けられたリフターフレームに、板
材を吸着する適数の吸着部材を備えてなる板材搬
送装置において、前記リフターフレームに上下動
自在に支承された摺動部材の下部に備えられた板
材有無検出用の第1検出器を、常態においては前
記吸着部材より下方位置へ垂下して設け、前記吸
着部材による板材の吸着時にリフターフレームに
対する摺動部材の相対的な上昇を検出する第2検
出器を前記リフターフレームに設けてなるもので
ある。
本考案の一実施例を第2,3,4図に示した。
本実施例の板材の搬送装置13はリフタフレー
ム15に適数の吸着部材17を設けるとともに、
プローブ19を前記吸着部材17より低い位置に
設けた。
ム15に適数の吸着部材17を設けるとともに、
プローブ19を前記吸着部材17より低い位置に
設けた。
プローブ19とはJIS〔C1002〕に説明されてい
るように機器の入力部として作られた別個の小さ
いユニツトで、測定される信号を適当な方法で伝
えるために、可撓ケーブルによつて機器に接続さ
れるものである。
るように機器の入力部として作られた別個の小さ
いユニツトで、測定される信号を適当な方法で伝
えるために、可撓ケーブルによつて機器に接続さ
れるものである。
本実施例のプローブ19は、リフタフレーム1
5にブラケツト21を介して二本の摺動棒23が
ガイド25を介して設けてあり、該二本の摺動棒
23は弾機27によつて下向に付勢されている。
5にブラケツト21を介して二本の摺動棒23が
ガイド25を介して設けてあり、該二本の摺動棒
23は弾機27によつて下向に付勢されている。
また二本の摺動棒23の下端を水平に連結する
連結板29のほぼ中央には近傍スイツチなどの第
1検出器31が固着してあつて、その下端には板
材Wと当接する非磁性材の例えばプラスチツク製
の保護リング33が取りつけてある。
連結板29のほぼ中央には近傍スイツチなどの第
1検出器31が固着してあつて、その下端には板
材Wと当接する非磁性材の例えばプラスチツク製
の保護リング33が取りつけてある。
更に前記摺動棒23の適宜高さ位置に例えばス
ナツプリング35が装着してある。このスナツプ
リング35は前記保護リング33の下端面が板材
Wの表面と当接しない状態では弾機27の付勢力
によつてブラケツト21の上面に当接することで
プローブ19の高さ位置が設定されている。
ナツプリング35が装着してある。このスナツプ
リング35は前記保護リング33の下端面が板材
Wの表面と当接しない状態では弾機27の付勢力
によつてブラケツト21の上面に当接することで
プローブ19の高さ位置が設定されている。
第3図に示したように第1検出器31の保護リ
ング33が板材Wの上面に当接した時点では、ス
ナツプリング35はブラケツト21の上面に当接
したままであり、吸着部材17は未だ板材Wの表
面に到達していない。
ング33が板材Wの上面に当接した時点では、ス
ナツプリング35はブラケツト21の上面に当接
したままであり、吸着部材17は未だ板材Wの表
面に到達していない。
すなわちプローブ19は吸着部材17の下端よ
りも低い位置に設けてあるのである。
りも低い位置に設けてあるのである。
またブラケツト21の上方には支台37を介し
て近傍スイツチなどの第2検出器39が一方の摺
動棒23をとりまいた状態に設けてある。
て近傍スイツチなどの第2検出器39が一方の摺
動棒23をとりまいた状態に設けてある。
上記実施例の板材搬送装置13によつて板材W
を搬送するには、リフタフレーム15を集積台車
9上に位置させてリフタフレーム15を下降させ
る。この場合プローブ19の方が吸着部材17よ
り低い位置にあるからプローブ19の方が吸着部
材17が板材W上面に当接するより先に板材Wの
存在を検出して例えば下降速度を減速させること
ができる。
を搬送するには、リフタフレーム15を集積台車
9上に位置させてリフタフレーム15を下降させ
る。この場合プローブ19の方が吸着部材17よ
り低い位置にあるからプローブ19の方が吸着部
材17が板材W上面に当接するより先に板材Wの
存在を検出して例えば下降速度を減速させること
ができる。
引続いてリフタフレーム15を下降させると、
吸着部材17は板材Wの上面に当接し、プローブ
19側の摺動棒23はブラケツト21に対して相
対的に上昇して第4図の状態となり、第2検出器
39は吸着指令を発する。
吸着部材17は板材Wの上面に当接し、プローブ
19側の摺動棒23はブラケツト21に対して相
対的に上昇して第4図の状態となり、第2検出器
39は吸着指令を発する。
かくて吸着部材17に吸着した板材Wをパンチ
プレス1のテーブル11上に搬送することができ
る。
プレス1のテーブル11上に搬送することができ
る。
(考案の効果)
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案は、上下動自在に設けられた
リフターフレーム15に、板材Wを吸着する適数
の吸着部材17を備えてなる板材搬送装置におい
て、前記リフターフレーム15に上下動自在に支
承された摺動部材23の下部に備えられた板材有
無検出用の第1検出部31を、常態においては前
記吸着部材17より下方位置へ垂下して設け、前
記吸着部材17による板材Wの吸着時にリフター
フレーム15に対する摺動部材23の相対的な上
昇を検出する第2検出器39を前記リフターフレ
ーム15に設けてなるものである。
に、要するに本考案は、上下動自在に設けられた
リフターフレーム15に、板材Wを吸着する適数
の吸着部材17を備えてなる板材搬送装置におい
て、前記リフターフレーム15に上下動自在に支
承された摺動部材23の下部に備えられた板材有
無検出用の第1検出部31を、常態においては前
記吸着部材17より下方位置へ垂下して設け、前
記吸着部材17による板材Wの吸着時にリフター
フレーム15に対する摺動部材23の相対的な上
昇を検出する第2検出器39を前記リフターフレ
ーム15に設けてなるものである。
上記構成より明らかなように、本考案において
ては、板材を吸着する吸着部材17を備えた上下
動自在なリフターフレーム15に摺動部材23が
上下動自在に設けてあり、この摺動部材23の下
部には板材有無検出用の第1検出器31が設けて
ある。そして、前記吸着部材17による板材Wの
吸着時における摺動部材23の相対的な上昇を検
出する第2検出器39がリフターフレーム15に
設けてある。
ては、板材を吸着する吸着部材17を備えた上下
動自在なリフターフレーム15に摺動部材23が
上下動自在に設けてあり、この摺動部材23の下
部には板材有無検出用の第1検出器31が設けて
ある。そして、前記吸着部材17による板材Wの
吸着時における摺動部材23の相対的な上昇を検
出する第2検出器39がリフターフレーム15に
設けてある。
すなわち本考案によれば、第1検出器31によ
つて板材Wの有無を検出でき、かつ第2検出器3
9によつて吸着部材17が板材Wの上面に当接し
たことを検出できるものである。したがつて、吸
着部材17から板材Wが外れたことを容易に検出
することができると共に、吸着部材17が板材W
を吸着するときには、吸着部材17が板材Wに当
接したことを検出することができ、リフターフレ
ーム15を必要以上に下降せしめて板材Wに当接
せしめてしまうようなことがないものである。
つて板材Wの有無を検出でき、かつ第2検出器3
9によつて吸着部材17が板材Wの上面に当接し
たことを検出できるものである。したがつて、吸
着部材17から板材Wが外れたことを容易に検出
することができると共に、吸着部材17が板材W
を吸着するときには、吸着部材17が板材Wに当
接したことを検出することができ、リフターフレ
ーム15を必要以上に下降せしめて板材Wに当接
せしめてしまうようなことがないものである。
第1図は本考案のなされた背景を説明する従来
の板材搬送装置の斜視図、第2図は本考案の実施
例の平面図、第3図は第2図の側面図、第4図は
第3図の右側面図で板材吸着の時点を示す図であ
る。 図面の主要部を表わす符号の説明、1……パン
チプレス、13……搬送装置、15……リフタフ
レーム、17……吸着部材、19……プローブ、
23……摺動棒、31……第1検出器、39……
第2検出器。
の板材搬送装置の斜視図、第2図は本考案の実施
例の平面図、第3図は第2図の側面図、第4図は
第3図の右側面図で板材吸着の時点を示す図であ
る。 図面の主要部を表わす符号の説明、1……パン
チプレス、13……搬送装置、15……リフタフ
レーム、17……吸着部材、19……プローブ、
23……摺動棒、31……第1検出器、39……
第2検出器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 上下動自在に設けられたリフターフレーム15
に、板材Wを吸着する適数の吸着部材17を備え
てなる板材搬送装置において、 前記リフターフレーム15に上下動自在に支承
された摺動部材23の下部に備えられた板材有無
検出用の第1検出器31を、常態においては前記
吸着部材17より下方位置へ垂下して設け、 前記吸着部材17による板材Wの吸着時にリフ
ターフレーム15に対する摺動部材23の相対的
な上昇を検出する第2検出器39を前記リフター
フレーム15に設けてなることを特徴とする板材
搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986154447U JPH0324523Y2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986154447U JPH0324523Y2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6362435U JPS6362435U (ja) | 1988-04-25 |
JPH0324523Y2 true JPH0324523Y2 (ja) | 1991-05-28 |
Family
ID=31074246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986154447U Expired JPH0324523Y2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0324523Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5435502U (ja) * | 1977-08-16 | 1979-03-08 | ||
JPS566486A (en) * | 1979-06-28 | 1981-01-23 | Toshiba Corp | Manufacture of multilayer piezo-electric element |
-
1986
- 1986-10-09 JP JP1986154447U patent/JPH0324523Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6362435U (ja) | 1988-04-25 |
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