JPH03239323A - ドライエッチング方法 - Google Patents
ドライエッチング方法Info
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- JPH03239323A JPH03239323A JP3584590A JP3584590A JPH03239323A JP H03239323 A JPH03239323 A JP H03239323A JP 3584590 A JP3584590 A JP 3584590A JP 3584590 A JP3584590 A JP 3584590A JP H03239323 A JPH03239323 A JP H03239323A
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- Japan
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- layer
- gas
- tin
- tin layer
- etching
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、LSI等の配線形成に用いられるドライエ
ツチング方法に関し、特にTiN(窒化チタン)をドラ
イエッヂする技術の改良に関するものである。
ツチング方法に関し、特にTiN(窒化チタン)をドラ
イエッヂする技術の改良に関するものである。
[発明の概要]
この発明は、TiN層をCF4又はSF6にN2を添加
した非酸化性の混合ガスを用いてドライエッチすること
によりエッチ速度の向上を図ったものである。
した非酸化性の混合ガスを用いてドライエッチすること
によりエッチ速度の向上を図ったものである。
[従来の技術]
従来、TiN層をドライエッチするにあたり、エツチン
グガスとしてCF4を用いることは知られている。
グガスとしてCF4を用いることは知られている。
また、TiN層にAu又はA1合金層を被着して成る積
層をドライエッチするにあたり、Afl又はA1合金層
についてはエツチングガスしとて0℃系のガス(例えば
CJZ2及びBCJ23を主体とした混合ガス)を用い
、TiN層についてはエツチングガスとしてフッ素系の
ガス(例えばCF、、SF、又はNF3に02を添加し
た混合ガス)を用いることも知られている(例えば特開
昭63−241933号公報参照)。
層をドライエッチするにあたり、Afl又はA1合金層
についてはエツチングガスしとて0℃系のガス(例えば
CJZ2及びBCJ23を主体とした混合ガス)を用い
、TiN層についてはエツチングガスとしてフッ素系の
ガス(例えばCF、、SF、又はNF3に02を添加し
た混合ガス)を用いることも知られている(例えば特開
昭63−241933号公報参照)。
[発明が解決しようとする課題]
上記のようにCF4のガスを用いてTiN層をドライエ
ッチする技術によると、TiN層中のTiはフッ化物と
してエッチ除去されるが、エッチ速度が低いという問題
点がある。TiN層についてはエツチングガスとして例
えば0℃系のガスを用いることもでき(前記公報参照)
、この場合にはT1が塩化物としてエッチ除去される。
ッチする技術によると、TiN層中のTiはフッ化物と
してエッチ除去されるが、エッチ速度が低いという問題
点がある。TiN層についてはエツチングガスとして例
えば0℃系のガスを用いることもでき(前記公報参照)
、この場合にはT1が塩化物としてエッチ除去される。
Tiのフッ化物は、Tiの塩化物に比べて融点及び沸点
のいずれも低く、従って蒸気圧も低いため、TiNのエ
ツチングにおいてCF4のガスを用いた場合のエッチ速
度は、Cu系のガスを用いた場合のエッチ速度に比べて
半分以下となる。
のいずれも低く、従って蒸気圧も低いため、TiNのエ
ツチングにおいてCF4のガスを用いた場合のエッチ速
度は、Cu系のガスを用いた場合のエッチ速度に比べて
半分以下となる。
ところで、上記のようにTiN層表面(又はA1合金)
の積層を(、Q系ガス及びフッ素系ガスで順次にドライ
エッチする技術によると、Al2(又はAfl、合金)
層をC角系のガスでドライエッチする際にAIlはA
、Q C1sの形でエッチ除去されるが、エツチング後
にAl2 cp3が被エツチ面に残留する。そして、残
留したAlIC,Q3は、次の(1)式のように水分と
反応してHCuを生成し、コロ−ジョン(An欠損)を
引き起こす。
の積層を(、Q系ガス及びフッ素系ガスで順次にドライ
エッチする技術によると、Al2(又はAfl、合金)
層をC角系のガスでドライエッチする際にAIlはA
、Q C1sの形でエッチ除去されるが、エツチング後
にAl2 cp3が被エツチ面に残留する。そして、残
留したAlIC,Q3は、次の(1)式のように水分と
反応してHCuを生成し、コロ−ジョン(An欠損)を
引き起こす。
2AuCf!、3 +3H20−Al22 o3+6H
Cn・・・(1) そこで、上記従来技術では、このようなコロ−ジョン発
生を抑制するため、TiN層のエツチングにはC12系
のガスの代りにフッ素系のガスを用いたものである。す
なわち、残留するAuC,e3中のCflをFて置換し
てA j2 CJ23をA f!、F 3に変えながら
TiN層のエツチングを行なうことによりA IlCj
23の残留量を低減するようにしたものである。
Cn・・・(1) そこで、上記従来技術では、このようなコロ−ジョン発
生を抑制するため、TiN層のエツチングにはC12系
のガスの代りにフッ素系のガスを用いたものである。す
なわち、残留するAuC,e3中のCflをFて置換し
てA j2 CJ23をA f!、F 3に変えながら
TiN層のエツチングを行なうことによりA IlCj
23の残留量を低減するようにしたものである。
TiN層をエッチするには、例えばCF 4ガスを単独
で用いることもできるが、CF4は上記したようにエッ
チ速度が低いので、Fラジカルの密度を高めてエッチ速
度を向上させるべく02を添加している。
で用いることもできるが、CF4は上記したようにエッ
チ速度が低いので、Fラジカルの密度を高めてエッチ速
度を向上させるべく02を添加している。
しかし、02を添加した場合には、○ラジカルとAfl
CjZ3 とが次の(2)式のようじ反応してAIL2
0sが生成され、パーティクル(汚染粒子)が増える不
都合がある。
CjZ3 とが次の(2)式のようじ反応してAIL2
0sが生成され、パーティクル(汚染粒子)が増える不
都合がある。
2 A It CIls +30 ”→AJZ203
+3Cf121・・・(2) また、N F 3は、CF4やSFaより毒性が強いた
め、専用の排ガス処理装置が必要となり、設備費の増大
を招く不都合もある。
+3Cf121・・・(2) また、N F 3は、CF4やSFaより毒性が強いた
め、専用の排ガス処理装置が必要となり、設備費の増大
を招く不都合もある。
この発明の第1の目的は、CF 4ガスでTiNをエッ
チする際のエッチ速度を向上させることにある。この発
明の第2の目的は、C文系ガスによるAl2又はAl2
合金層のエツチングに続<TiN層のエツチングにおい
てパーティクルを増加させることなくコロ−ジョン発生
を低減することにある。
チする際のエッチ速度を向上させることにある。この発
明の第2の目的は、C文系ガスによるAl2又はAl2
合金層のエツチングに続<TiN層のエツチングにおい
てパーティクルを増加させることなくコロ−ジョン発生
を低減することにある。
[課題を解決するための手段]
この発明による第1のドライエツチング方法は、TiN
層をCF4又はSFaにN2を添加した非酸化性の混合
ガスを用いてドライエッチすることを特徴とするもので
ある。
層をCF4又はSFaにN2を添加した非酸化性の混合
ガスを用いてドライエッチすることを特徴とするもので
ある。
また、この発明による第2のドライエツチング方法は、
(a) T i N層にAl2又はA、Q合金層を被着
して成る積層において該A、Q又はAn合金層をCIt
系のガスを用いて選択的にドライエッチすることにより
該TiN層の一部を露呈させる工程と、(b)前記Ti
N層の露呈部分をCF 4又はSFaにN2を添加した
非酸化性の混合ガスを用いてドライエッチする工程と を含むものである。
して成る積層において該A、Q又はAn合金層をCIt
系のガスを用いて選択的にドライエッチすることにより
該TiN層の一部を露呈させる工程と、(b)前記Ti
N層の露呈部分をCF 4又はSFaにN2を添加した
非酸化性の混合ガスを用いてドライエッチする工程と を含むものである。
[作用]
この発明による第1のドライエ・シチング方法によると
、TiN層中のTiは、Tiのフッ化物としてエッチ除
去される。このとき、TiN層中のNは、添加ガスN2
の解離によって生成されたNラジカルと結合し、N2の
形でTiN層表面から離脱する。従って、CF 4ガス
単独の場合に比べてエッチ速度が向上する。
、TiN層中のTiは、Tiのフッ化物としてエッチ除
去される。このとき、TiN層中のNは、添加ガスN2
の解離によって生成されたNラジカルと結合し、N2の
形でTiN層表面から離脱する。従って、CF 4ガス
単独の場合に比べてエッチ速度が向上する。
また、この発明による第2のドライエ・ンチング方法に
よると、Al2又はAl2合金層をCu2系のガスでド
ライエッチした後TiN層を上記第1のドライエツチン
グ方法と同様の方法でドライエッチするので、TiN層
のエッチ速度が向上する他、N2の添加によりFラジカ
ルの発生効率又は密度が高くなり、例えばCF4につい
ては次の(3)式のような反応が促進される。
よると、Al2又はAl2合金層をCu2系のガスでド
ライエッチした後TiN層を上記第1のドライエツチン
グ方法と同様の方法でドライエッチするので、TiN層
のエッチ速度が向上する他、N2の添加によりFラジカ
ルの発生効率又は密度が高くなり、例えばCF4につい
ては次の(3)式のような反応が促進される。
A 、Q Cj23 + 3 F″→AItF3 +3
/2C,Q2 T・・・(3) すなわち、コロ−ジョンの原因となるAnCfL、は、
速やかにAll;F3に変換され、A角C℃3として残
留するものは極めて微量となる。
/2C,Q2 T・・・(3) すなわち、コロ−ジョンの原因となるAnCfL、は、
速やかにAll;F3に変換され、A角C℃3として残
留するものは極めて微量となる。
ここで、AuF3は、水分と反応しにくいもので、Af
!、CJ2sのようにコロ−ジョンを引き起こすことは
ない。
!、CJ2sのようにコロ−ジョンを引き起こすことは
ない。
また、エツチング等の過程でカーボンが混入することが
あり、カーボン汚染によりコロ−ジョンが促進されるこ
とがわかっている(例えばJ、 Appl、 Phys
、 Vol、 52. No、4.1981年4月。
あり、カーボン汚染によりコロ−ジョンが促進されるこ
とがわかっている(例えばJ、 Appl、 Phys
、 Vol、 52. No、4.1981年4月。
第2994〜2999頁参照)。この発明では、次の(
4)式のような反応によりカーボン汚染をCN(又はC
3)の形で除去することができる。
4)式のような反応によりカーボン汚染をCN(又はC
3)の形で除去することができる。
C+N” → CN ↑ ・・・(
4)ざらに、TiNエツチングに用いる混合ガスは、非
酸化性である(02を含まない)ので、Al1203が
生成されることがなく、パーティクルは増加しない。
4)ざらに、TiNエツチングに用いる混合ガスは、非
酸化性である(02を含まない)ので、Al1203が
生成されることがなく、パーティクルは増加しない。
[実施例]
第1図乃至第4図は、この発明を配線形成工程に適用し
た一実施例を示すもので、各々の図に対応した工程(1
)〜(4)を順次に説明する。
た一実施例を示すもので、各々の図に対応した工程(1
)〜(4)を順次に説明する。
(1)シリコン等の半導体基板10の表面に5i02等
の絶縁膜12を形成した後、この絶縁膜12の上にいわ
ゆるバリヤメタルとしてTiN層1唯14成する。そし
て、TiN層1唯14にAfl又はAn合金層16をス
パッタ法等により被着する。ここで、A、Q合金層を構
成する合金材料としては、A、Q−Si、Au−3i−
Cu Al2−Cu。
の絶縁膜12を形成した後、この絶縁膜12の上にいわ
ゆるバリヤメタルとしてTiN層1唯14成する。そし
て、TiN層1唯14にAfl又はAn合金層16をス
パッタ法等により被着する。ここで、A、Q合金層を構
成する合金材料としては、A、Q−Si、Au−3i−
Cu Al2−Cu。
Al1−3t−Ti等のうち任意のものを用いることが
できる。Af!、又はAn合金層16の形成後、レジス
トを塗布し、露光、現像することにより所望の配線パタ
ーンに対応したレジスト層18を形成する。
できる。Af!、又はAn合金層16の形成後、レジス
トを塗布し、露光、現像することにより所望の配線パタ
ーンに対応したレジスト層18を形成する。
(2)次に、レジスト層18をマスクとするドライエツ
チング処理によりAn又はAIL合金層16を選択的に
エッチする。このときのエツチングガスとしては、Cf
t系のガスを用い、AfiをAIC#t3の形でエッチ
除去する。この後、レジスト層18と残存するAn又は
A11合金層16Aをマスクとするドライエツチング処
理によりTtN層14を選択的にエッチ除去する。この
ときのエツチングガスとしては、CF4にN2を流量割
合にして例えば25%添加した非酸化性のガスを用いる
。上記した2回のエツチングの結果、残存するTiN層
14A及び残存するAn又はAl2合金層16Aからな
る配線層Wが得られる。
チング処理によりAn又はAIL合金層16を選択的に
エッチする。このときのエツチングガスとしては、Cf
t系のガスを用い、AfiをAIC#t3の形でエッチ
除去する。この後、レジスト層18と残存するAn又は
A11合金層16Aをマスクとするドライエツチング処
理によりTtN層14を選択的にエッチ除去する。この
ときのエツチングガスとしては、CF4にN2を流量割
合にして例えば25%添加した非酸化性のガスを用いる
。上記した2回のエツチングの結果、残存するTiN層
14A及び残存するAn又はAl2合金層16Aからな
る配線層Wが得られる。
TiN層1唯14ツチング処理では、TiN中のTiが
Tiのフッ化物としてエッチ除去される一方、TiN中
のN IJ< Nラジカルと結合してN2の形でTiN
層1唯14面から離脱するので、CF4ガス単独の場合
よりエッチ速度が増大する。次の表は、TiNのエツチ
ング条件及びエッチ速度を、CF4ガス単独の場合(試
料1)とCF4+N2ガスを用いる場合(試料2及び3
)とについて対比して示したものである。
Tiのフッ化物としてエッチ除去される一方、TiN中
のN IJ< Nラジカルと結合してN2の形でTiN
層1唯14面から離脱するので、CF4ガス単独の場合
よりエッチ速度が増大する。次の表は、TiNのエツチ
ング条件及びエッチ速度を、CF4ガス単独の場合(試
料1)とCF4+N2ガスを用いる場合(試料2及び3
)とについて対比して示したものである。
試料ナンバ ガス流量 エッチ速度−ユ胚コニ
−工]Z至1 CF 4 / N 2 1 8070 1B、22
70/ 10 22.23 H/
20 23.4また、第7図は、TiNのエッチ
速度のN2流量割合依存性を示すものである。なお、上
記表及び第7図のいずれの場合においても、総ガス流量
(CF4+H2)は80secm、ガス圧力は15mT
orr、 D Cバイアス電圧は一350■であった
。
−工]Z至1 CF 4 / N 2 1 8070 1B、22
70/ 10 22.23 H/
20 23.4また、第7図は、TiNのエッチ
速度のN2流量割合依存性を示すものである。なお、上
記表及び第7図のいずれの場合においても、総ガス流量
(CF4+H2)は80secm、ガス圧力は15mT
orr、 D Cバイアス電圧は一350■であった
。
前掲の表及び第7図によれば、CF4ガス単独の場合よ
りもCF4にN2を添加した場合の方がエッチ速度が大
きいことが明らかである。
りもCF4にN2を添加した場合の方がエッチ速度が大
きいことが明らかである。
TiN層1唯14ツチング処理では、An又はAl2合
金層16のエツチングの際に被エツチ面に残留したAf
fCff3が前掲の(3)式の反応によりAj2F3に
変換されるのでAff(1!3の残留量が効率的に低減
される。また、カーボン汚染が前掲(4)式の反応によ
りCNの形で除去される。このようにしてコロ−ジョン
の原因となるA I2 CI2sが減らされると共にコ
ロ−ジョンを促進するカーボンが除去され、しかもAl
2F、は水分と反応しにくいので、コロ−ジョン発生を
大幅に低減することができる。
金層16のエツチングの際に被エツチ面に残留したAf
fCff3が前掲の(3)式の反応によりAj2F3に
変換されるのでAff(1!3の残留量が効率的に低減
される。また、カーボン汚染が前掲(4)式の反応によ
りCNの形で除去される。このようにしてコロ−ジョン
の原因となるA I2 CI2sが減らされると共にコ
ロ−ジョンを促進するカーボンが除去され、しかもAl
2F、は水分と反応しにくいので、コロ−ジョン発生を
大幅に低減することができる。
(3)上記のようにして配線層Wを形成した後は、基板
上の被エツチ面にプラズマ処理を施す。
上の被エツチ面にプラズマ処理を施す。
この処理は、コロ−ジョン防止を一層完全に近づけるた
めに行なわれるもので、被エツチ面をCHF 3ガスの
プラズマにさらすことにより被エッヂ面にCF系のポリ
マーを形成するものである。形成されたポリマーは、わ
ずかに残留するAfl(123を覆い、空気中の水分か
ら隔離することによりコロ−ジョンの発生を防ぐ。なお
、CHF、プラズマ処理に代えて、ホットプレートによ
る加熱処理、ランプ加熱処理、水洗処理等を用いること
もできる。
めに行なわれるもので、被エツチ面をCHF 3ガスの
プラズマにさらすことにより被エッヂ面にCF系のポリ
マーを形成するものである。形成されたポリマーは、わ
ずかに残留するAfl(123を覆い、空気中の水分か
ら隔離することによりコロ−ジョンの発生を防ぐ。なお
、CHF、プラズマ処理に代えて、ホットプレートによ
る加熱処理、ランプ加熱処理、水洗処理等を用いること
もできる。
(4)上記のようなコロ−ジョン防止処理の後は、02
プラズマによるアッシング処理によりレジスト層18を
除去する。レジスト層18の除去ば、アくン系溶剤を用
いるなど他の方法で行なってもよい。
プラズマによるアッシング処理によりレジスト層18を
除去する。レジスト層18の除去ば、アくン系溶剤を用
いるなど他の方法で行なってもよい。
第5図は、この発明の他の実施例を示すものである。こ
の実施例が前述の実施例と異なる点は、Afl又はAf
1合金層の上に反射防止層としてTtN層14aを形成
したことである。この場合、第1図で述べたようにして
レジスト層18をTiN層14a上に形成した後、CF
、にN2を添加した非酸化性の混合ガスを用い且つレジ
スト層18をマスクとしてTiN層14aを選択的にド
ライエッチする。この後の工程は、第2図乃至第4図に
ついて前述したと同様である。
の実施例が前述の実施例と異なる点は、Afl又はAf
1合金層の上に反射防止層としてTtN層14aを形成
したことである。この場合、第1図で述べたようにして
レジスト層18をTiN層14a上に形成した後、CF
、にN2を添加した非酸化性の混合ガスを用い且つレジ
スト層18をマスクとしてTiN層14aを選択的にド
ライエッチする。この後の工程は、第2図乃至第4図に
ついて前述したと同様である。
第6図は、この発明の更に他の実施例を示すものである
。この実施例が第5図の実施例と異なる点は、Aj2又
はA、、12合金層の下にバリヤメタルとしてのTiN
層14Aを設けなかったことである。
。この実施例が第5図の実施例と異なる点は、Aj2又
はA、、12合金層の下にバリヤメタルとしてのTiN
層14Aを設けなかったことである。
1
2
この場合、第5図で述べたようにしてTiN層14aを
エッチした後第2図で述べたようにしてAff又はAf
f合金層をエッチしてその一部1.6 Aを残存させる
。この後、被エツチ面にプラズマ処理を施すが、この処
理を第1及び第2のステップに分けて行なう。
エッチした後第2図で述べたようにしてAff又はAf
f合金層をエッチしてその一部1.6 Aを残存させる
。この後、被エツチ面にプラズマ処理を施すが、この処
理を第1及び第2のステップに分けて行なう。
第1のステップでは、CF4にN2を添加した非酸化性
の混合ガスのプラズマに被エツチ面をさらすことにより
前掲(3)及び(4)式の反応を利用してコロ−ジョン
防止を図る。次に、第2のステップでは、第3図で述べ
たようにしてCHF3プラズマ処理を行なうことにより
コロ−ジョン防止を図る。
の混合ガスのプラズマに被エツチ面をさらすことにより
前掲(3)及び(4)式の反応を利用してコロ−ジョン
防止を図る。次に、第2のステップでは、第3図で述べ
たようにしてCHF3プラズマ処理を行なうことにより
コロ−ジョン防止を図る。
上記実施例では、TiNのエツチングガスとしてCF4
にN2を添加したものを用いたが、これに代えてSF6
にN2を添加したものを用いてもよい。
にN2を添加したものを用いたが、これに代えてSF6
にN2を添加したものを用いてもよい。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、TiNのエツチング
ガスとしてCF4又はSF6にN2を添加した非酸化性
の混合ガスを用いてエッチ速度を高めたので、エツチン
グに要する時間を短縮できる効果が得られるものである
。
ガスとしてCF4又はSF6にN2を添加した非酸化性
の混合ガスを用いてエッチ速度を高めたので、エツチン
グに要する時間を短縮できる効果が得られるものである
。
また、Cj2系ガスを用いてAfl、又はAj2合金層
をエッチした後TiN層をCF 4又はSFaにN2を
添加した非酸化性の混合ガスを用いてエッチするように
したので、パーティクルの増加を伴うことなく A I
t CIt sの残留量を減らし且つカーボン汚染を除
去することができ、コロ−ジョン発生の大幅な低減が可
能となる効果も得られる。その上、N F 3のような
毒性の強いガスを用いないので、従来の排ガス設備がそ
のまま使え、特別の排ガス処理装置を追加しなくてよい
利点もある。
をエッチした後TiN層をCF 4又はSFaにN2を
添加した非酸化性の混合ガスを用いてエッチするように
したので、パーティクルの増加を伴うことなく A I
t CIt sの残留量を減らし且つカーボン汚染を除
去することができ、コロ−ジョン発生の大幅な低減が可
能となる効果も得られる。その上、N F 3のような
毒性の強いガスを用いないので、従来の排ガス設備がそ
のまま使え、特別の排ガス処理装置を追加しなくてよい
利点もある。
さらに、この発明をLSI等の配線形成に用いると、高
信頼な配線を歩留りよく形成することができる。
信頼な配線を歩留りよく形成することができる。
第1図乃至第4図は、この発明を配線形成工程3
4
に適用した一実施例を示す基板断面図、第5図及び第6
図は、互いに異なる他の実施例をそれぞれ示す基板断面
図、 第7図は、TiNエッチ速度のN2流量割合依存性を示
すグラフである。 10・・・半導体基板、12・・・絶縁膜、14.14
A 。 14a ・−T i N層、18.16A−A fL又
はAn合金層、18・・・レジスト層、W・・・配線層
。
図は、互いに異なる他の実施例をそれぞれ示す基板断面
図、 第7図は、TiNエッチ速度のN2流量割合依存性を示
すグラフである。 10・・・半導体基板、12・・・絶縁膜、14.14
A 。 14a ・−T i N層、18.16A−A fL又
はAn合金層、18・・・レジスト層、W・・・配線層
。
Claims (2)
- 1.TiN層をCF_4又はSF_6にN_2を添加し
た非酸化性の混合ガスを用いてドライエッチすることを
特徴とするドライエッチング方法。 - 2.(a)TiN層にAl又はAl合金層を被着して成
る積層において該Al又はAl合金層をCl系のガスを
用いて選択的にドライエッチすることにより該TiN層
の一部を露呈させる工程と、(b)前記TiN層の露呈
部分をCF_4又はSF_6にN_2を添加した非酸化
性の混合ガスを用いてドライエッチする工程と を含むドライエッチング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3584590A JPH03239323A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | ドライエッチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3584590A JPH03239323A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | ドライエッチング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03239323A true JPH03239323A (ja) | 1991-10-24 |
Family
ID=12453328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3584590A Pending JPH03239323A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | ドライエッチング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03239323A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09232424A (ja) * | 1996-02-21 | 1997-09-05 | Nec Kyushu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
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