JPH03239124A - 分散電源の逆充電防止方式とその装置 - Google Patents
分散電源の逆充電防止方式とその装置Info
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- JPH03239124A JPH03239124A JP2035817A JP3581790A JPH03239124A JP H03239124 A JPH03239124 A JP H03239124A JP 2035817 A JP2035817 A JP 2035817A JP 3581790 A JP3581790 A JP 3581790A JP H03239124 A JPH03239124 A JP H03239124A
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/10—Photovoltaic [PV]
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Rectifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、太陽光発電等の直流電力をインバータによ
り交流電力に変換するインバータ方式の発電手段やコー
ジエネレーシヨン等の発電手段からなる複数の分散電源
が設けられ、各分散電源は該分散電源と電力系統とを連
系・解列する遮断器を有し、各分散電源が電力系統から
切り離されたときそれぞれの遮断器を開成して各分散電
源から電力系統への逆充電を防止する分散電源の逆充電
防止方式とその装置に関する。
り交流電力に変換するインバータ方式の発電手段やコー
ジエネレーシヨン等の発電手段からなる複数の分散電源
が設けられ、各分散電源は該分散電源と電力系統とを連
系・解列する遮断器を有し、各分散電源が電力系統から
切り離されたときそれぞれの遮断器を開成して各分散電
源から電力系統への逆充電を防止する分散電源の逆充電
防止方式とその装置に関する。
(従来の技術)
近年、太陽電池、燃料電池等の直流電力をインバータ装
置により交流電力に変換するインバータ方式の小型発電
装置や、エンジンと発電機とを連結して交流電力を作り
出す、いわゆるコージエネレーシヨン方式の小型発電装
置が、自然エネルギーの利用やエネルギー使用の効率化
のために開発されてきている。これらの分散電源と電力
系統(発電所、送電線、変電所、配電線等から溝底され
る)とを連系させることにより、分散電源が故障したと
きや、分散電源による発電電力のみでは、電力不足が生
じたときに、不足分を電力系統からの電力で賄うことが
でき、より安定した電力供給を行うことができる。
置により交流電力に変換するインバータ方式の小型発電
装置や、エンジンと発電機とを連結して交流電力を作り
出す、いわゆるコージエネレーシヨン方式の小型発電装
置が、自然エネルギーの利用やエネルギー使用の効率化
のために開発されてきている。これらの分散電源と電力
系統(発電所、送電線、変電所、配電線等から溝底され
る)とを連系させることにより、分散電源が故障したと
きや、分散電源による発電電力のみでは、電力不足が生
じたときに、不足分を電力系統からの電力で賄うことが
でき、より安定した電力供給を行うことができる。
ところで、上記分散電源と電力系統とを連系させた場合
の問題の1つとして、次のような問題が生じることがあ
る。
の問題の1つとして、次のような問題が生じることがあ
る。
すなわち、電力系統の工事や修理は遮断器を開成して、
電力供給を停止してから行うことがあるが、このときに
、分散電源が配電線に接続されていると、電力系統を遮
断しても(すなわち、配電線の遮断器を開成して、それ
以降の配電線を停電させること)分散電源の電圧が配電
線に印加されてしまう(逆充電状態)、このため、その
逆充電により配電線工事を行う作業者が感電してしまう
おそれがあり、非常に危険であった。
電力供給を停止してから行うことがあるが、このときに
、分散電源が配電線に接続されていると、電力系統を遮
断しても(すなわち、配電線の遮断器を開成して、それ
以降の配電線を停電させること)分散電源の電圧が配電
線に印加されてしまう(逆充電状態)、このため、その
逆充電により配電線工事を行う作業者が感電してしまう
おそれがあり、非常に危険であった。
そこで、従来は、分散電源に過・不足電圧継電#(基準
電圧±10%程度)、異常周波数継電器(基準周波数±
IHz程度)等を配置し、電力系統を開成した際に現れ
る電圧と基準電圧との差、または周波数と基準周波数と
の差が許容幅を越えた場合に、電力系統が開成されたも
のとし、分散電源を電力系統から解列するという方法が
とられる。
電圧±10%程度)、異常周波数継電器(基準周波数±
IHz程度)等を配置し、電力系統を開成した際に現れ
る電圧と基準電圧との差、または周波数と基準周波数と
の差が許容幅を越えた場合に、電力系統が開成されたも
のとし、分散電源を電力系統から解列するという方法が
とられる。
しかし、上記方法では、分散電源からの電力と需要家が
所有する負荷とが均衡した場合には、電圧および周波数
の変化が小さく、上記継電器ではその変化を検出するこ
とができないため、電力系統の開成を確実に検出するこ
とができないという問題がある。
所有する負荷とが均衡した場合には、電圧および周波数
の変化が小さく、上記継電器ではその変化を検出するこ
とができないため、電力系統の開成を確実に検出するこ
とができないという問題がある。
そこで、インバータを使用した分散電源には、電力系統
に特有の周波数変動分を含まないことに着目し、分散電
源側において、周波数の変動分を監視し、電力系統特有
の変動分が現れなくなると、電力系統からの電力供給が
停止されたものとして1分散電源を電力系統から切り離
し、分散電源から電力系統への逆充電を防止する逆充電
防止装置が提案されている。
に特有の周波数変動分を含まないことに着目し、分散電
源側において、周波数の変動分を監視し、電力系統特有
の変動分が現れなくなると、電力系統からの電力供給が
停止されたものとして1分散電源を電力系統から切り離
し、分散電源から電力系統への逆充電を防止する逆充電
防止装置が提案されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、分散電源として太陽光発電装置のような
静止型発電装置だけでなく、例えばディーゼルエンジン
を使用したコージエネレーシヨンのような回転式発電装
置が加わると、電力系統特有の周波数変動分と同じよう
な周波数変動分を発生させることがあり、このような場
合には、電力系統の開成の判別が困難であり、逆充電を
防止することができなくなるという問題があった。
静止型発電装置だけでなく、例えばディーゼルエンジン
を使用したコージエネレーシヨンのような回転式発電装
置が加わると、電力系統特有の周波数変動分と同じよう
な周波数変動分を発生させることがあり、このような場
合には、電力系統の開成の判別が困難であり、逆充電を
防止することができなくなるという問題があった。
(発明の目的)
そこで、この発明は、上記間履点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、分散電源にインバータや
コージエネレーシヨンが混在していても、常に確実に逆
充電を防止することのできる分散電源の逆充電防止方式
とその装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、分散電源にインバータや
コージエネレーシヨンが混在していても、常に確実に逆
充電を防止することのできる分散電源の逆充電防止方式
とその装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
この発明は、上記の目的を遠戚するため、太陽光発電・
燃料電池発電等の直流電力をインバータにより交流電力
に変換するインバータ方式の発電手段やコージエネレー
シゴン等の発電手段からなる複数の分散電源が設けられ
、各分散電源は該分散電源と電力系統とを連系・解列す
る遮断器を有し、各分散電源が電力系統中の他の遮断器
の開成により電力系統から切り峻されたときそれぞれの
分散電源の遮断器を開成して各分散電源から電力系統へ
の逆充電を防止する分散電源の逆充電防止方式であって
、 前記インバータの内少なくとも一つのインバータが出力
する交流電力に略05〜3.9Hzの周期的変動を与え
、 各分散電源の出力電圧から05〜3.9 Hzの周波数
変動成分を抽出し、 その抽出した周波数変動成分が所定レベル以上のとき各
遮断器を開成させるようにしたことを特徴とする。
燃料電池発電等の直流電力をインバータにより交流電力
に変換するインバータ方式の発電手段やコージエネレー
シゴン等の発電手段からなる複数の分散電源が設けられ
、各分散電源は該分散電源と電力系統とを連系・解列す
る遮断器を有し、各分散電源が電力系統中の他の遮断器
の開成により電力系統から切り峻されたときそれぞれの
分散電源の遮断器を開成して各分散電源から電力系統へ
の逆充電を防止する分散電源の逆充電防止方式であって
、 前記インバータの内少なくとも一つのインバータが出力
する交流電力に略05〜3.9Hzの周期的変動を与え
、 各分散電源の出力電圧から05〜3.9 Hzの周波数
変動成分を抽出し、 その抽出した周波数変動成分が所定レベル以上のとき各
遮断器を開成させるようにしたことを特徴とする。
また、太陽光発電・燃料電池発電等の直流電力をインバ
ータにより交流電力に変換する分散電源と電力系統とを
連系・解列する遮断器と、前記インバータから出力され
る交流電力に略0.5〜3.9Hzの周期的変動を与え
る変動手段と、前記インバータの出力電圧から0.5〜
3.9 Hzの周波数変動成分を抽出する抽出手段と、
その抽出した周波数変動成分が所定レベル以上のとき前
記遮断器を開成させる開成手段と、を備えていることを
特徴とする。
ータにより交流電力に変換する分散電源と電力系統とを
連系・解列する遮断器と、前記インバータから出力され
る交流電力に略0.5〜3.9Hzの周期的変動を与え
る変動手段と、前記インバータの出力電圧から0.5〜
3.9 Hzの周波数変動成分を抽出する抽出手段と、
その抽出した周波数変動成分が所定レベル以上のとき前
記遮断器を開成させる開成手段と、を備えていることを
特徴とする。
(作 用)
この発明は、上記構成であるから、インバータの内少な
くとも一つのインバータが出方する交流電力に略0.5
〜3.9Hzの周波数変動を与えて、各分散電源が出力
する交流電圧から0.5〜3.9Hzの周波数成分を抽
出し、その抽出した周波数成分が所定レベル以上のとき
各遮断器を開成させる。
くとも一つのインバータが出方する交流電力に略0.5
〜3.9Hzの周波数変動を与えて、各分散電源が出力
する交流電圧から0.5〜3.9Hzの周波数成分を抽
出し、その抽出した周波数成分が所定レベル以上のとき
各遮断器を開成させる。
また、変動手段がインバータから出力される交流電力に
略0,5〜3.9Hzの周波数変動を与え、抽出手段が
該インバータが出力する交流電圧から05〜3.9Hz
の周波数成分を抽出し、開成手段がその抽出した周波数
成分が所定レベル以上のとき遮断器を開成させる。
略0,5〜3.9Hzの周波数変動を与え、抽出手段が
該インバータが出力する交流電圧から05〜3.9Hz
の周波数成分を抽出し、開成手段がその抽出した周波数
成分が所定レベル以上のとき遮断器を開成させる。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明に係わる分散電源の逆充電防止方式
の構成を示したブロック図である。第1図において、A
は電力系統であり、この電力系統Aは、発電所Bと、配
電用変電所Cと、配電!lDと、この配電!IDに介在
される遮断器Fと、柱上変圧器Gと、引込MHとを有す
る。上記発電所Bの発電電力は配電用変電所Cによって
その電圧が8KVに降圧され、所望個数の配電線りによ
り分岐されて送電される。配電線りへの分岐電力は、遮
断器Fを介して各所に設けられた柱上変圧器Gに供給さ
れ、柱上変圧器Gに供給された電力は1゜O■や200
vに降圧されて引込線Hにより各需要家に供給されてい
る。
の構成を示したブロック図である。第1図において、A
は電力系統であり、この電力系統Aは、発電所Bと、配
電用変電所Cと、配電!lDと、この配電!IDに介在
される遮断器Fと、柱上変圧器Gと、引込MHとを有す
る。上記発電所Bの発電電力は配電用変電所Cによって
その電圧が8KVに降圧され、所望個数の配電線りによ
り分岐されて送電される。配電線りへの分岐電力は、遮
断器Fを介して各所に設けられた柱上変圧器Gに供給さ
れ、柱上変圧器Gに供給された電力は1゜O■や200
vに降圧されて引込線Hにより各需要家に供給されてい
る。
各家庭J、に、Lには、分散電源3゜23.53が設置
されており、分散電源3.23は太陽電池4,24と、
該太陽電池4.24から出力される直流電力を交流電力
に変換するインバータ5,25と、遮断器1.21とか
らなる。インバータ5.25で変換される交流電力は電
力系統Aからの交流電力と同期されて負荷2.22に供
給されるものである0分散電源53はコージエネレーシ
ヨン54と遮断器51とからなるものである。
されており、分散電源3.23は太陽電池4,24と、
該太陽電池4.24から出力される直流電力を交流電力
に変換するインバータ5,25と、遮断器1.21とか
らなる。インバータ5.25で変換される交流電力は電
力系統Aからの交流電力と同期されて負荷2.22に供
給されるものである0分散電源53はコージエネレーシ
ヨン54と遮断器51とからなるものである。
そして、引込MHから各家庭J、に、Lに供給される電
力は遮断器1.21.51を介して負荷2.22.52
に供給される。なお、太陽電池4.24の代わりに燃料
電池を使用してもよい。
力は遮断器1.21.51を介して負荷2.22.52
に供給される。なお、太陽電池4.24の代わりに燃料
電池を使用してもよい。
また、各家、!IIJ、に、Lには、遮断@ l 、2
1.51を開成して逆充電を防止する逆充電防止装置t
o、30゜60が設置されている。
1.51を開成して逆充電を防止する逆充電防止装置t
o、30゜60が設置されている。
逆充電防止装置10と60とは同一な構成であり、これ
ら逆充電防止装置10.60は、引込線Hの途中の位置
Mの位置に接続され、この位置Mにおける電圧の周波数
と基準周波数(ここではeoHz)との差Δfを所定時
間に亘って検出する周波数差検出部11.61と、この
Δfから0.5〜3.9 Hz成分を抽出する周波数抽
出部(抽出手段) 12.62と、この周波数抽出部1
1.62により抽出されるO、S〜3.9Hz成分の値
としきい値y(分散電源が電力系統と接続されていると
きの0.5〜3.9H2戒分の値から切り離された後の
分散電源の呈する値までの範囲で設定される)とを比較
する第ルベル判定部(開成手段) 13.63と、上記
Δfから60Hz成分を抽出する60Hz抽出部14.
64と、この60Hz抽出部14.64により抽出した
60H2成分の値としきい値2(分散電源が電力系統と
接続されているときの60Hz戒分の値から切り離され
た後の分散電源の呈する値までの範囲で設定される)と
を比較しその値がしきい値2以上のとき判定信号を出力
する第2レベル判定部15.65と、第1レベル判定部
13.63の出力と第2レベル判定部の出力との論理和
をとるOR回路16.66と、OR回路16.66から
出力される信号が所定時間以上継続されたとき遮断器1
.51を開成する遅延回路17.67とを有している。
ら逆充電防止装置10.60は、引込線Hの途中の位置
Mの位置に接続され、この位置Mにおける電圧の周波数
と基準周波数(ここではeoHz)との差Δfを所定時
間に亘って検出する周波数差検出部11.61と、この
Δfから0.5〜3.9 Hz成分を抽出する周波数抽
出部(抽出手段) 12.62と、この周波数抽出部1
1.62により抽出されるO、S〜3.9Hz成分の値
としきい値y(分散電源が電力系統と接続されていると
きの0.5〜3.9H2戒分の値から切り離された後の
分散電源の呈する値までの範囲で設定される)とを比較
する第ルベル判定部(開成手段) 13.63と、上記
Δfから60Hz成分を抽出する60Hz抽出部14.
64と、この60Hz抽出部14.64により抽出した
60H2成分の値としきい値2(分散電源が電力系統と
接続されているときの60Hz戒分の値から切り離され
た後の分散電源の呈する値までの範囲で設定される)と
を比較しその値がしきい値2以上のとき判定信号を出力
する第2レベル判定部15.65と、第1レベル判定部
13.63の出力と第2レベル判定部の出力との論理和
をとるOR回路16.66と、OR回路16.66から
出力される信号が所定時間以上継続されたとき遮断器1
.51を開成する遅延回路17.67とを有している。
逆充電防止装置30は上記逆充電防止装置10.60と
は異なる構成であり、そして、逆充電防止装置30は、
インバータ25の直流入力側に接続されインバータ25
に入力する直流電力を検出する電力検出$31と、イン
バータ25の交流出力側に接続されインバータ25が出
力する有効電力を検出する有効電力検出W32と、電力
検出器31により検出される電力から有効電力指令値を
求める有効電力指令器33と、2Hzの交流信号を出力
する発振器34と、有効電力設定器35とを備えている
。
は異なる構成であり、そして、逆充電防止装置30は、
インバータ25の直流入力側に接続されインバータ25
に入力する直流電力を検出する電力検出$31と、イン
バータ25の交流出力側に接続されインバータ25が出
力する有効電力を検出する有効電力検出W32と、電力
検出器31により検出される電力から有効電力指令値を
求める有効電力指令器33と、2Hzの交流信号を出力
する発振器34と、有効電力設定器35とを備えている
。
この有効電力設定器35は、発振器34の発振周波数に
同期して有効電力指令器33から出力される有効電力指
令値Pに対する一定比率の変化量ΔPだけ顔像したP+
ΔPと、減算した有効電力指令値P−ΔPとを第2図に
示すように交互に出力するものである。
同期して有効電力指令器33から出力される有効電力指
令値Pに対する一定比率の変化量ΔPだけ顔像したP+
ΔPと、減算した有効電力指令値P−ΔPとを第2図に
示すように交互に出力するものである。
また、逆充電防止装置30は、有効電力設定#35から
出力される有効電力指令値4士ΔPと有効電力検出器3
2から出力される有効電力Pとの差(P±△P−P−±
Δp)を演算する比較器36と、この比較器36が演算
した差±ΔPがゼロとなるようにインバータ25の有効
電力を調整するm節器(変動手段)37と、インバータ
25の出力側における電圧の変動周波数のうち発振器3
4の発振周波数2Hzと同一の周波数成分を抽出する周
波数検出器38と、この周波数検出器38が抽出する2
Hzの周波数成分のレベルが所定以上である場合に判定
信号を出力して遮断器21を開成する判定回路(開成手
段)39とを備えている。
出力される有効電力指令値4士ΔPと有効電力検出器3
2から出力される有効電力Pとの差(P±△P−P−±
Δp)を演算する比較器36と、この比較器36が演算
した差±ΔPがゼロとなるようにインバータ25の有効
電力を調整するm節器(変動手段)37と、インバータ
25の出力側における電圧の変動周波数のうち発振器3
4の発振周波数2Hzと同一の周波数成分を抽出する周
波数検出器38と、この周波数検出器38が抽出する2
Hzの周波数成分のレベルが所定以上である場合に判定
信号を出力して遮断器21を開成する判定回路(開成手
段)39とを備えている。
前記調整器37は、インバータ25から出力される有効
電力Pを、第2図に示すように、T/2の周期で±ΔP
と増減させる。すなわち、1/(2Hz>の周期で有効
電力が変動されることとなる。
電力Pを、第2図に示すように、T/2の周期で±ΔP
と増減させる。すなわち、1/(2Hz>の周期で有効
電力が変動されることとなる。
ここで、有効電力の変動と周波数変動とについて簡単に
説明する。
説明する。
分散電源23が電力系統に接続されている場合(系統連
系時)、分散電源の有効出力電力をその平均値Pに対し
て士△Pだけ変化させるとき、分散電源の内部電圧と電
力系統の電圧との位相差θを±Δθだけ変化させるが、
この電力系統は分散電源に比べて無限大に大きいので、
その周波数は変化しない。
系時)、分散電源の有効出力電力をその平均値Pに対し
て士△Pだけ変化させるとき、分散電源の内部電圧と電
力系統の電圧との位相差θを±Δθだけ変化させるが、
この電力系統は分散電源に比べて無限大に大きいので、
その周波数は変化しない。
一方、遮断器Fが開成されて分散電源23が、電力系統
から切り離され、他の分散電源3,53と接続された状
態にある場合(系統非運系時)、前記と同様に有効電力
をその平均値Pに対して±ΔPだけ変化させるとき、分
散電′#23の内部電圧と、系統電圧(第1図に示す引
込線Hの電圧)との位相差θを±Δθだけ変化させよう
とする。このとき、接続された状態にある他の分散電源
3.53には、前記有効電力の変化分ΔPが流れ込むが
、各分散電源3,53はその変化分ΔPを打ち消そうと
するため、前記位相差±Δθを少なくする方向に、その
電圧の周波数を変化させる。したがって、系統の周波数
は有効電力変化分(±ΔP)の変動周期に同期して変化
する。
から切り離され、他の分散電源3,53と接続された状
態にある場合(系統非運系時)、前記と同様に有効電力
をその平均値Pに対して±ΔPだけ変化させるとき、分
散電′#23の内部電圧と、系統電圧(第1図に示す引
込線Hの電圧)との位相差θを±Δθだけ変化させよう
とする。このとき、接続された状態にある他の分散電源
3.53には、前記有効電力の変化分ΔPが流れ込むが
、各分散電源3,53はその変化分ΔPを打ち消そうと
するため、前記位相差±Δθを少なくする方向に、その
電圧の周波数を変化させる。したがって、系統の周波数
は有効電力変化分(±ΔP)の変動周期に同期して変化
する。
したがって、自ら分散電源23が発生したその変動周波
数成分を抽出させて、その抽出したレベルが所定値以上
か否かを判定することにより、電力系統Aの遮断器Fが
開成されたか否か、すなわち、逆充電状態であるか否か
を検出することができる。
数成分を抽出させて、その抽出したレベルが所定値以上
か否かを判定することにより、電力系統Aの遮断器Fが
開成されたか否か、すなわち、逆充電状態であるか否か
を検出することができる。
次に、インバータおよびコージエネレーシヨンが発生す
る周波数変動の特性について60Hz系を例にして説明
する。
る周波数変動の特性について60Hz系を例にして説明
する。
運転周波数が60Hzの場合、60H2を基準にしてそ
の基準からの偏差で把握すれば微小な周波数変動Δfを
拡大して観察することができる。いま、仮に、13図(
A)のような時間的な周波数変動を観測したとして、こ
れをFFT (高速フーリエ変換)で周波数解析すれば
、第3図(B)のような周波数変動の周波数スペクトラ
ムが得られる。第3図(A)には−見してIHzのゆっ
たりした変動と、こまかい39fqzの変動があるため
、第3図(B)には、IHzと39Hzに強いピークが
現れる。このように、周波数スペクトラムからΔfに含
まれる周波数変動成分を詳細に知ることができる。なお
、相対振幅目盛の一20dBの差は1110に相当する
。
の基準からの偏差で把握すれば微小な周波数変動Δfを
拡大して観察することができる。いま、仮に、13図(
A)のような時間的な周波数変動を観測したとして、こ
れをFFT (高速フーリエ変換)で周波数解析すれば
、第3図(B)のような周波数変動の周波数スペクトラ
ムが得られる。第3図(A)には−見してIHzのゆっ
たりした変動と、こまかい39fqzの変動があるため
、第3図(B)には、IHzと39Hzに強いピークが
現れる。このように、周波数スペクトラムからΔfに含
まれる周波数変動成分を詳細に知ることができる。なお
、相対振幅目盛の一20dBの差は1110に相当する
。
このような周波数スペクトラムの測定例を第4図〜第6
図に示す。
図に示す。
第4図(A)は電力系統の周波数スペクトラムを1oO
Hz以下について表したものであり、第4図(B)はそ
のうちの1OHz以下の部分を拡大したものである。
Hz以下について表したものであり、第4図(B)はそ
のうちの1OHz以下の部分を拡大したものである。
分散電源が電力系統と接続されている正常な状態では、
分散電源の容量に比べて電力系統の容量は無限大に近く
大きいので、周波数差検出部11,61では電力系統の
特性がそのまま観測される。この第4図から、0,4.
4Hzなどの特定の周波数成分のレベルが大きく、0.
5〜3.9Hzの間の周波数成分のレベルが小さいこと
が分かる。
分散電源の容量に比べて電力系統の容量は無限大に近く
大きいので、周波数差検出部11,61では電力系統の
特性がそのまま観測される。この第4図から、0,4.
4Hzなどの特定の周波数成分のレベルが大きく、0.
5〜3.9Hzの間の周波数成分のレベルが小さいこと
が分かる。
0.4Hzや4Hzの特定の周波数成分のレベルが大き
くなるのは、電力系統を構成する火力発電機や原子力発
1を機の地理的配置やタービン発電機の回転軸の捻り固
有振動に起因するものであり、その電力系統に固有のも
のである。
くなるのは、電力系統を構成する火力発電機や原子力発
1を機の地理的配置やタービン発電機の回転軸の捻り固
有振動に起因するものであり、その電力系統に固有のも
のである。
次に、第5図は、インバータを有する分散電源のみを電
力系統から切り離して(例えば第1図の遮断器Fを開成
し分散電源23.53が作動していないとき)分散電源
3のみが作動しているときの(すなわち逆充電状態のと
きの)Δfの周波数スペクトラムである。ここで、特徴
的なのは60Hz成分が突出して大きいことである。
力系統から切り離して(例えば第1図の遮断器Fを開成
し分散電源23.53が作動していないとき)分散電源
3のみが作動しているときの(すなわち逆充電状態のと
きの)Δfの周波数スペクトラムである。ここで、特徴
的なのは60Hz成分が突出して大きいことである。
60Hz成分は、パルス幅変調(PWM)により直流を
交流に変換する際に60Hzのゼロクロス付近のパルス
不安定により発生しておりインバータに特有のものであ
る。分散電源23のインバータ25も当然ながら同じ特
性を有している。
交流に変換する際に60Hzのゼロクロス付近のパルス
不安定により発生しておりインバータに特有のものであ
る。分散電源23のインバータ25も当然ながら同じ特
性を有している。
したがって、インバータを使用する分散電源の周波数ス
ペクトラムは、第5図に示すものとなる。これはインバ
ータ特有の周波数スペクトラムである。
ペクトラムは、第5図に示すものとなる。これはインバ
ータ特有の周波数スペクトラムである。
第6図は、ディーゼルエンジンを動力とするコージュネ
レーションのみを電力系統から切り離して(第1図の遮
断器Fを開成し、分散電源3.23が作動していないと
き)分散電源53のみが作動しているときのΔfの周波
数スペクトラムである。このコージエネレーシヨンは、
通常、数十〜数百KW程度の小型コージエネレーシヨン
で用いられる毎分回転数が1800rpmで4サイクル
デイーゼルエンジンを使用している。第6図で特徴的な
ことは、15,30,45.60 Hzなどの成分が大
きいほか、数Hzのところにもピークがあることである
。
レーションのみを電力系統から切り離して(第1図の遮
断器Fを開成し、分散電源3.23が作動していないと
き)分散電源53のみが作動しているときのΔfの周波
数スペクトラムである。このコージエネレーシヨンは、
通常、数十〜数百KW程度の小型コージエネレーシヨン
で用いられる毎分回転数が1800rpmで4サイクル
デイーゼルエンジンを使用している。第6図で特徴的な
ことは、15,30,45.60 Hzなどの成分が大
きいほか、数Hzのところにもピークがあることである
。
このうち、15,30,45.60 Hzについては、
1800rpm 4サイクルエンジン特有のものであり
、固定的である。すなわち、公知のように毎秒回転数が
n (rps)の4サイクルエンジンでは、各気筒につ
いて2回転に1回爆発が起こるので、(1/2)nを最
低周波数として整数倍の(1/2) n 、(2/2)
n 、(3/2) n 、(4/21 n Hzなど
の脈動トルクが発生するので、エンジン直結の発電機に
は、その脈動分が周波数に現れてくるのである。したが
って、180Qrpmの場合にはn= 3Orpmであ
るので、15,30,45.60Hzなどの周波数が現
れるのである。
1800rpm 4サイクルエンジン特有のものであり
、固定的である。すなわち、公知のように毎秒回転数が
n (rps)の4サイクルエンジンでは、各気筒につ
いて2回転に1回爆発が起こるので、(1/2)nを最
低周波数として整数倍の(1/2) n 、(2/2)
n 、(3/2) n 、(4/21 n Hzなど
の脈動トルクが発生するので、エンジン直結の発電機に
は、その脈動分が周波数に現れてくるのである。したが
って、180Qrpmの場合にはn= 3Orpmであ
るので、15,30,45.60Hzなどの周波数が現
れるのである。
また、数Hzの成分については、回転を滑らかにするた
めにコージエネレーシヨンに設けられているフライホー
ル等の機械的慣性と電気的な同期化力の閏で起きる自由
振動による周波数成分であり、コージエネレーシヨンに
固有のものである。
めにコージエネレーシヨンに設けられているフライホー
ル等の機械的慣性と電気的な同期化力の閏で起きる自由
振動による周波数成分であり、コージエネレーシヨンに
固有のものである。
したがって、分散電源にコージエネレーシヨンを使用し
ている場合には、第6図(A)(B)に示す周波数スペ
クトラムを示すこととなる。
ている場合には、第6図(A)(B)に示す周波数スペ
クトラムを示すこととなる。
このように、電力系統が分散電源から切り離されている
とき、すなわち、逆充電状態のとき、分散電源にインバ
ータが使用されている場合にはインバータ特有の周波数
スペクトラムが現れ、コージエネレーシヨンが使用され
ているときにはコージエネレーシヨン特有の周波数スペ
クトラムが現れる。
とき、すなわち、逆充電状態のとき、分散電源にインバ
ータが使用されている場合にはインバータ特有の周波数
スペクトラムが現れ、コージエネレーシヨンが使用され
ているときにはコージエネレーシヨン特有の周波数スペ
クトラムが現れる。
また、電力系統が分散電源から切り離されていないとき
、すなわち、正常なときには、電力系統特有の周波数ス
ペクトラムが現れる。
、すなわち、正常なときには、電力系統特有の周波数ス
ペクトラムが現れる。
つまり、インバータを有する分散電源のみが電力系統か
ら切り離されると、第4図(A)(B)に示す電力系統
特有の周波数スペクトラムから第5図に示すインバータ
特有の周波数スペクトラムへと変化する。
ら切り離されると、第4図(A)(B)に示す電力系統
特有の周波数スペクトラムから第5図に示すインバータ
特有の周波数スペクトラムへと変化する。
したがって、分散電源にインバータのみが使用されてい
るときには、60Hzの周波数を抽出し、その抽出レベ
ルを判定することにより逆充電状態を検出することがで
きることとなる。逆充電検出装置10.60の60Hz
抽出部14.64はそのために設けられているものであ
る。
るときには、60Hzの周波数を抽出し、その抽出レベ
ルを判定することにより逆充電状態を検出することがで
きることとなる。逆充電検出装置10.60の60Hz
抽出部14.64はそのために設けられているものであ
る。
また、コージエネレーシヨンのみからなる分散電源が電
力系統から切り離されると、第4図(A)(B)に示す
周波数スペクトラムから第6図(A)(B)に示す周波
数スペクトラムへと変化する。この場合、60Hzのレ
ベルは、第4図(A)と第6図(A)とでほぼ同じであ
る。
力系統から切り離されると、第4図(A)(B)に示す
周波数スペクトラムから第6図(A)(B)に示す周波
数スペクトラムへと変化する。この場合、60Hzのレ
ベルは、第4図(A)と第6図(A)とでほぼ同じであ
る。
したがって、分散電源がコージエネレーシヨンのみから
なる場合には、60Hzの抽出から逆充電状態を検出す
ることは難しいが、第4図(B)に示すように、0.5
〜3.92の範囲内ではレベルが小さく、第6図(E)
に示すその範囲のレベルは大きいので、05〜3.9
Hzの周波数を抽出し、そのレベルが例えば−30db
以上か否かを判定することにより逆充電状態を検出する
ことができることとなる。逆充電防止装置10.60の
周波数抽出部12.62はそのために設けているもので
ある。
なる場合には、60Hzの抽出から逆充電状態を検出す
ることは難しいが、第4図(B)に示すように、0.5
〜3.92の範囲内ではレベルが小さく、第6図(E)
に示すその範囲のレベルは大きいので、05〜3.9
Hzの周波数を抽出し、そのレベルが例えば−30db
以上か否かを判定することにより逆充電状態を検出する
ことができることとなる。逆充電防止装置10.60の
周波数抽出部12.62はそのために設けているもので
ある。
しかし、第5図に示す周波数スペクトラムは、05〜3
.9Hzの範囲のレベルは一30db以下なので、分散
電源がインバータのみからなる場合には、0゜5〜3.
9Hzの周波数の抽出から逆充電状態を検出することが
できない。ちなみに、判定レベルを一30dbかも一4
0dbに下げると、第4図に示すように、0.5〜3.
9Hzの範囲内で一40db近辺に達する周波数成分が
あるので、正常な状態(逆充電状態となっていないとき
)でも逆充電状態と判定してしまうおそれがある。
.9Hzの範囲のレベルは一30db以下なので、分散
電源がインバータのみからなる場合には、0゜5〜3.
9Hzの周波数の抽出から逆充電状態を検出することが
できない。ちなみに、判定レベルを一30dbかも一4
0dbに下げると、第4図に示すように、0.5〜3.
9Hzの範囲内で一40db近辺に達する周波数成分が
あるので、正常な状態(逆充電状態となっていないとき
)でも逆充電状態と判定してしまうおそれがある。
すなわち、インバータとコージエネレーシヨンとが混在
している場合であって、インバータのみが作動している
ときや、コージエネレーシヨンのみが作動しているとき
、60Hzあるいは0.5〜3.9Hzのどちらか一方
の成分の抽出では、逆充電状態を検出することができな
い場合が起きる。
している場合であって、インバータのみが作動している
ときや、コージエネレーシヨンのみが作動しているとき
、60Hzあるいは0.5〜3.9Hzのどちらか一方
の成分の抽出では、逆充電状態を検出することができな
い場合が起きる。
そこで、逆充電防止装置30によりインバータが出力す
る交流電力に略0.5〜3.9Hzの範囲の周波数で変
動を強制的に与え、そのインバータの出力電圧から04
5〜3.9Hzの周波数を抽出するようにすれば、イン
バータのみが作動′しているときや、コージエネレーシ
ヨンのみが作動しているときであっても、すなわち、こ
れらがどのように作動していても、逆充電状態を確実に
検出することができることとなる。
る交流電力に略0.5〜3.9Hzの範囲の周波数で変
動を強制的に与え、そのインバータの出力電圧から04
5〜3.9Hzの周波数を抽出するようにすれば、イン
バータのみが作動′しているときや、コージエネレーシ
ヨンのみが作動しているときであっても、すなわち、こ
れらがどのように作動していても、逆充電状態を確実に
検出することができることとなる。
なお、インバータとコージエネレーシヨンとが混在して
いる場合には、電力系統が切り離されたときには、第5
図に示す周波数スペクトラムに第6図(A)(B)に示
す周波数スペクトラムを合成したものになる。
いる場合には、電力系統が切り離されたときには、第5
図に示す周波数スペクトラムに第6図(A)(B)に示
す周波数スペクトラムを合成したものになる。
次に、第1図に示す逆充電防止方式の動作について説明
する。
する。
先ず、逆充電防止装置30の発振器34の発振周波数は
2Hzに選定するものとする。
2Hzに選定するものとする。
つまり、第4図(A)(B)で周波数スペクトラムのレ
ベルが小さい範囲(0,5〜3.9 Hz)で、かつ、
第6図の周波数スペクトラムのレベルが大きい範囲(0
,5〜3.9Hz)の中から中間的な値として2Hzを
代表に選定しである。
ベルが小さい範囲(0,5〜3.9 Hz)で、かつ、
第6図の周波数スペクトラムのレベルが大きい範囲(0
,5〜3.9Hz)の中から中間的な値として2Hzを
代表に選定しである。
いま、電力検出器31がインバータ25に入力する直流
電力を検出すると、有効電力指令器33がその直流電力
から有効電力を演算してその有効電力を示す有効電力指
令値Pを出力する。有効電力設定器35が有効電力指令
値Pに対する一定比率の変化量ΔPだけ加算と減算した
有効電力指令値P±ΔPを発振器34の発振周波数2H
zに同期して出力する。すなわち、第2図に示すように
有効電力指令値P±ΔPを出力する。
電力を検出すると、有効電力指令器33がその直流電力
から有効電力を演算してその有効電力を示す有効電力指
令値Pを出力する。有効電力設定器35が有効電力指令
値Pに対する一定比率の変化量ΔPだけ加算と減算した
有効電力指令値P±ΔPを発振器34の発振周波数2H
zに同期して出力する。すなわち、第2図に示すように
有効電力指令値P±ΔPを出力する。
そして、比較器36が有効電力指令値P±ΔPと有効電
力検出器32から出力される有効電力Pとの差(P±Δ
p−p=±ΔP)を求めて出力し、調節器37がその差
±ΔPがゼロとなるようにインバータ25の有効電力を
調整する。この調整によリインバータ25が出力する交
流電力に2Hzの変動が与えられることとなる。
力検出器32から出力される有効電力Pとの差(P±Δ
p−p=±ΔP)を求めて出力し、調節器37がその差
±ΔPがゼロとなるようにインバータ25の有効電力を
調整する。この調整によリインバータ25が出力する交
流電力に2Hzの変動が与えられることとなる。
一方、周波数検出器38がインバータ25の出力電圧か
ら発振器34が出力する発振周波数2Hzと同じ周波数
成分を抽出し、判定回路39がその抽出した2Hz成分
のレベルを判定する。
ら発振器34が出力する発振周波数2Hzと同じ周波数
成分を抽出し、判定回路39がその抽出した2Hz成分
のレベルを判定する。
遮断器Fが開底されて電力系統Aが各分散電源3.23
.53と接続されているときには、第4図(B)に示す
周波数スペクトラムなので、2Hz成分のレベルは所定
レベル以下と判定され、遮断器21は開底されないこと
となる。
.53と接続されているときには、第4図(B)に示す
周波数スペクトラムなので、2Hz成分のレベルは所定
レベル以下と判定され、遮断器21は開底されないこと
となる。
他方、逆充電防止装置10.60の周波数抽出部12゜
62が抽出する0、5〜3.9Hzの範囲のレベルは上
記と同様に所定レベル以下なので、第ルベル判定部13
.63から判定信号は出力されない、また、60Hz抽
出部14.64が抽出する60Hz成分のレベルは、第
4図(A)に示すように、小さいので第2レベル判定部
15.65から判定信号は出力されない、したがって、
遮断器1.51は開底されないこととなる。
62が抽出する0、5〜3.9Hzの範囲のレベルは上
記と同様に所定レベル以下なので、第ルベル判定部13
.63から判定信号は出力されない、また、60Hz抽
出部14.64が抽出する60Hz成分のレベルは、第
4図(A)に示すように、小さいので第2レベル判定部
15.65から判定信号は出力されない、したがって、
遮断器1.51は開底されないこととなる。
遮断11Fが開成されて電力系統Aが分散電源3,23
.53から切り離された場合、すなわち、インバータと
コージエネレーシヨンとが混在した形で逆充電に到る場
合、インバータ25が出力する交流電力には調節器37
によって2Hzの変動が与えられているので、インバー
タ5.25が本来的に持つ第5図に示す周波数スペクト
ラムのほかに、破線で示す2Hz成分のところにピーク
が現れる。
.53から切り離された場合、すなわち、インバータと
コージエネレーシヨンとが混在した形で逆充電に到る場
合、インバータ25が出力する交流電力には調節器37
によって2Hzの変動が与えられているので、インバー
タ5.25が本来的に持つ第5図に示す周波数スペクト
ラムのほかに、破線で示す2Hz成分のところにピーク
が現れる。
また、コージエネレーシヨン54により、第5yAに示
す周波数スペクトラムに第6図(B)の周波数スペクト
ラムを合成した周波数スペクトラムが現れる。
す周波数スペクトラムに第6図(B)の周波数スペクト
ラムを合成した周波数スペクトラムが現れる。
すなわち、逆充電防止装置30の周波数検出器38が抽
出する2Hz成分のレベルが、自ら発生する変動にコー
ジエネレーシヨンの発生する変動が加わるのでより大き
くなり、このため判定回路39は判定信号を確実に出力
して遮断器21を開成させることとなる。
出する2Hz成分のレベルが、自ら発生する変動にコー
ジエネレーシヨンの発生する変動が加わるのでより大き
くなり、このため判定回路39は判定信号を確実に出力
して遮断器21を開成させることとなる。
一方、逆充電防止装置10.60の周波数抽出部12゜
62が抽出する05〜3.98 Zの周波数成分のレベ
ルは、もともと対象としていたコージエネレーシヨンの
成分に、分散電[23の発生する2Hz成分が加わるの
でより大きくなる。このため、第1レベル判定部13.
63は判定信号を確実に出力することとなる。また、第
5図に示すように60Hzの周波数成分のレベルもイン
バータ5,25により大きいので、第2レベル判定部I
s、65も判定信号を出力する。そして、その判定信号
によりOR回路16,66および遅延回路17.67を
介して遮断器1.51が開成される。
62が抽出する05〜3.98 Zの周波数成分のレベ
ルは、もともと対象としていたコージエネレーシヨンの
成分に、分散電[23の発生する2Hz成分が加わるの
でより大きくなる。このため、第1レベル判定部13.
63は判定信号を確実に出力することとなる。また、第
5図に示すように60Hzの周波数成分のレベルもイン
バータ5,25により大きいので、第2レベル判定部I
s、65も判定信号を出力する。そして、その判定信号
によりOR回路16,66および遅延回路17.67を
介して遮断器1.51が開成される。
次に、コージエネレーシヨン54が非作動状態にあって
、インバータで構成された分散電源3,23のみで逆充
電に至る場合について説明する。
、インバータで構成された分散電源3,23のみで逆充
電に至る場合について説明する。
インバータ25が出力する交流電力には調節器37によ
って2Hzの変動が与えられているので、インバータ5
,25が本来的に持つ第5図に示す周波数スペクトラム
のほかに、破線で示す2Hz成分のところにピークも現
れる。
って2Hzの変動が与えられているので、インバータ5
,25が本来的に持つ第5図に示す周波数スペクトラム
のほかに、破線で示す2Hz成分のところにピークも現
れる。
したがって、逆充電防止装置30では、その2Hz成分
のレベルが大きいので、判定回路39が判定信号を出力
して遮断器21を開成させる。一方、逆充電防止装置l
Oでは、!115図に示すように、60Hz成分が大き
いので、所望のとおり第2レベル判定部15が判定信号
を出力するのに加えて、インバータ25から発生する2
Hzの変動により第ルベル判定部13も、また、判定信
号を出力することとなり、より確実に遮断器21を開成
させることとなる。
のレベルが大きいので、判定回路39が判定信号を出力
して遮断器21を開成させる。一方、逆充電防止装置l
Oでは、!115図に示すように、60Hz成分が大き
いので、所望のとおり第2レベル判定部15が判定信号
を出力するのに加えて、インバータ25から発生する2
Hzの変動により第ルベル判定部13も、また、判定信
号を出力することとなり、より確実に遮断器21を開成
させることとなる。
このように、調節器37によりインバータ25が出力す
る交流電力には2Hzの変動を強制的に与えているので
、電力系統Aが分散電ip[3,23,53から切り離
されると、コージエネレーシヨン54が作動していなく
ても、また、インバータ5.25やコージエネレーシヨ
ン53が混在していても、第5図に示すように2Hzの
周波数成分にピークが現れ、判定回路39や第ルベル判
定部13.63はそのピークにより判定信号を確実に出
力することができ、したがって、逆充電状態を確実に防
止することができることとなる。
る交流電力には2Hzの変動を強制的に与えているので
、電力系統Aが分散電ip[3,23,53から切り離
されると、コージエネレーシヨン54が作動していなく
ても、また、インバータ5.25やコージエネレーシヨ
ン53が混在していても、第5図に示すように2Hzの
周波数成分にピークが現れ、判定回路39や第ルベル判
定部13.63はそのピークにより判定信号を確実に出
力することができ、したがって、逆充電状態を確実に防
止することができることとなる。
また、分散電@ 3.23.53の発電量が負荷2.2
2゜52の消費電力と完全にバランスしていても、電力
系統Aが分散電H3,23,53から切り離されている
限り、2Hzの周波数成分にピークが現れるので、逆充
電状態を確実に防止することができる。
2゜52の消費電力と完全にバランスしていても、電力
系統Aが分散電H3,23,53から切り離されている
限り、2Hzの周波数成分にピークが現れるので、逆充
電状態を確実に防止することができる。
上記実施例では、インバータ25の交流電力に2Hzの
変動を与えているが、これに限らず、0.5〜3.9H
zの範囲内であれば他の周波数でもよい。
変動を与えているが、これに限らず、0.5〜3.9H
zの範囲内であれば他の周波数でもよい。
また、インバータ25が出力する交流電力に与える変動
をコージエネレーシヨンの固有成分である15Hzの整
数倍(15,30,45,60Hz)の何れかの周波数
とするとともに、周波数抽出部12.62および周波数
検出#38が抽出する抽出成分をその周波数にするよう
にしてもよい。この場合、50Hz系統においては、上
記変動を12.5Hzの整数倍にすればよい、また、周
波数抽出部14.64および周波数検出器38が抽出す
る抽出成分をその整数倍にした周波数に選定すればよい
。
をコージエネレーシヨンの固有成分である15Hzの整
数倍(15,30,45,60Hz)の何れかの周波数
とするとともに、周波数抽出部12.62および周波数
検出#38が抽出する抽出成分をその周波数にするよう
にしてもよい。この場合、50Hz系統においては、上
記変動を12.5Hzの整数倍にすればよい、また、周
波数抽出部14.64および周波数検出器38が抽出す
る抽出成分をその整数倍にした周波数に選定すればよい
。
また、電力系統の周波数が60Hzのとき、2Hzの周
期変動のほかに15Hzの整数倍の周期的変動を与え、
インバータ25の出力電圧から2H1の変動成分とその
整数倍の変動周波数成分とを抽出し、それら抽出した変
動成分のいずれかが所定レベル以上のとき遮断器を開成
するようにしてもよい、この場合、電力系統が50Hz
のときには、15Hzの整数倍の代わりに12.5 H
Zの整数倍にすればよい。
期変動のほかに15Hzの整数倍の周期的変動を与え、
インバータ25の出力電圧から2H1の変動成分とその
整数倍の変動周波数成分とを抽出し、それら抽出した変
動成分のいずれかが所定レベル以上のとき遮断器を開成
するようにしてもよい、この場合、電力系統が50Hz
のときには、15Hzの整数倍の代わりに12.5 H
Zの整数倍にすればよい。
(発明の効果)
この発明によれば、インバータやコージエネレーシヨン
が混在していても、また、分散電源の発電lが負荷の消
費電力と完全にバランスしていても、逆充電を確実に防
止することができることとなる。また、分散電源がいか
に配電線の末端に設置されていても、確実な動作が期待
できるという効果を奏する。
が混在していても、また、分散電源の発電lが負荷の消
費電力と完全にバランスしていても、逆充電を確実に防
止することができることとなる。また、分散電源がいか
に配電線の末端に設置されていても、確実な動作が期待
できるという効果を奏する。
その結果、配電線の安全性が確実に保証されるとともに
、分散電源を設置した需要家の安定した電力供給を図る
ことができる。
、分散電源を設置した需要家の安定した電力供給を図る
ことができる。
第1図はこの発明に係わる分散電源の逆充電防止方式の
実施例の構成を示したブロック図、第2図は有効電力指
令値を示した説明図、第3図(A)は60Hzの周波数
の時間的変動を示した説明図、 第3図(B)は第3図(A)の周波数変動の周波数解析
をした周波数スペクトラムを示したグラフ、 第4図(A)(B)は電力系統が連系されていときの周
波数スペクトラムを示したグラフ、第5図は電力系統が
解列したときのインバータの周波数スペクトラムを示し
たグラフ、第6図(A)(B)は電力系統が解列したと
きのコージエネレーシヨンの周波数スペクトラムを示し
たグラフである。 1.21.51・・・遮断器 3.23.53・・・分散電源 4.24・・・太陽光発電 5.25・・・インバータ 12.62・・・周波数抽出部(抽出手段)13.63
・・・第ルベル判定部(開成手段)37・・・調節器(
変動手段) 38・・・周波数検出器(抽出手段) 39・・・判定回路(開成手段) 第2図 第 3 図(A) 第 図(B) 0 0 +(JIJ目2 第 図(A) 第 図(B) 第 5 図 0 0 00 Hz 第 図(A) 第 図(B) ○ 0日2
実施例の構成を示したブロック図、第2図は有効電力指
令値を示した説明図、第3図(A)は60Hzの周波数
の時間的変動を示した説明図、 第3図(B)は第3図(A)の周波数変動の周波数解析
をした周波数スペクトラムを示したグラフ、 第4図(A)(B)は電力系統が連系されていときの周
波数スペクトラムを示したグラフ、第5図は電力系統が
解列したときのインバータの周波数スペクトラムを示し
たグラフ、第6図(A)(B)は電力系統が解列したと
きのコージエネレーシヨンの周波数スペクトラムを示し
たグラフである。 1.21.51・・・遮断器 3.23.53・・・分散電源 4.24・・・太陽光発電 5.25・・・インバータ 12.62・・・周波数抽出部(抽出手段)13.63
・・・第ルベル判定部(開成手段)37・・・調節器(
変動手段) 38・・・周波数検出器(抽出手段) 39・・・判定回路(開成手段) 第2図 第 3 図(A) 第 図(B) 0 0 +(JIJ目2 第 図(A) 第 図(B) 第 5 図 0 0 00 Hz 第 図(A) 第 図(B) ○ 0日2
Claims (10)
- (1)太陽光発電・燃料電池発電等の直流電力をインバ
ータにより交流電力に変換するインバータ方式の発電手
段やコージエネレーシヨン等の発電手段からなる複数の
分散電源が設けられ、各分散電源は該分散電源と電力系
統とを連系・解列する遮断器を有し、各分散電源が電力
系統中の他の遮断器の開成により電力系統から切り離さ
れたときそれぞれの分散電源の遮断器を開成して各分散
電源から電力系統への逆充電を防止する分散電源の逆充
電防止方式であって、 前記インバータの内少なくとも一つのインバータが出力
する交流電力に略0.5〜3.9Hzの周期的変動を与
え、 各分散電源の出力電圧から0.5〜3.9Hzの周波数
変動成分を抽出し、 その抽出した周波数変動成分が所定レベル以上のとき各
遮断器を開成させるようにしたことを特徴とする分散電
源の逆充電防止方式。 - (2)電力系統の周波数が60Hzのとき、前記周期的
変動を15Hzの整数倍にし、その整数倍にした変動周
波数を抽出することを特徴とする請求項第1項記載の分
散電源の逆充電防止方式。 - (3)電力系統の周波数が60Hzのとき、前記0.5
〜3.9Hzの周期変動のほかに15Hzの整数倍の周
期的変動を与え、 各分散電源の出力電圧から0.5〜3.9Hzの周波数
変動成分を抽出するほかに整数倍にした変動周波数を抽
出し、 これら抽出した変動周波数のうちいずれかが所定レベル
以上のとき各遮断器を開成するようにしたことを特徴と
する請求項第1項記載の分散電源の逆充電防止方式。 - (4)電力系統の周波数が50Hzのとき、前記周期的
変動を12.5Hzの整数倍にし、その整数倍にした変
動周波数を抽出することを特徴とする請求項第1項記載
の分散電源の逆充電防止方式。 - (5)電力系統の周波数が50Hzのとき、前記0.5
〜3.9Hzの周期変動のほかに12.5Hzの整数倍
の周期的変動を与え、 各分散電源の出力電圧から0.5〜3.9Hzの周波数
変動成分を抽出するほかにその整数倍にした変動周波数
を抽出し、 これら抽出した変動周波数のうちいずれかが所定レベル
以上のとき各遮断器を開成するようにしたことを特徴と
する請求項第1項記載の分散電源の逆充電防止方式。 - (6)太陽光発電・燃料電池発電等の直流電力をインバ
ータにより交流電力に変換する分散電源と電力系統とを
連系・解列する遮断器と、 前記インバータから出力される交流電力に略0.5〜3
9Hzの周期的変動を与える変動手段と、前記インバー
タの出力電圧から0.5〜3.9Hzの周波数変動成分
を抽出する抽出手段と、 その抽出した周波数変動成分が所定レベル以上のとき前
記遮断器を開成させる開成手段と、を備えていることを
特徴とする分散電源の逆充電防止装置。 - (7)電力系統の周波数が60Hzのとき、前記変動手
段がインバータに与える周期的変動を15Hzの整数倍
とし、前記抽出手段が抽出する周波数をその整数倍にし
た変動周波数としたことを特徴とする請求項第6項記載
の分散電源の逆充電防止装置。 - (8)電力系統の周波数が50Hzのとき、前記変動手
段がインバータに与える周期的変動を12.5Hzの整
数倍とし、前記抽出手段が抽出する周波数をその整数倍
にした変動周波数としたことを特徴とする請求項第6項
記載の分散電源の逆充電防止装置。 - (9)電力系統の周波数が60Hzのとき、前記変動手
段が0.5〜3.9Hzの周期変動のほかに15Hzの
整数倍の周期的変動を与え、 前記抽出手段がインバータの出力電圧から0.5〜3.
9Hzの周波数変動成分を抽出するほかに整数倍にした
変動周波数を抽出し、 前記開成手段がその抽出した変動周波数のうちいずれか
が所定レベル以上のとき遮断器を開成することを特徴と
する請求項第6項記載の分散電源の逆充電防止装置。 - (10)電力系統の周波数が50Hzのとき、前記変動
手段が0.5〜3.9Hzの周期変動のほかに15Hz
の整数倍の周期的変動を与え、 前記抽出手段がインバータの出力電圧から0.5〜3.
9Hzの周波数変動成分を抽出するほかに整数倍にした
変動周波数を抽出し、 前記開成手段がその抽出した変動周波数のうちいずれか
が所定レベル以上のとき遮断器を開成することを特徴と
する請求項第6項記載の分散電源の逆充電防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2035817A JP2780234B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 分散電源の逆充電防止方式とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2035817A JP2780234B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 分散電源の逆充電防止方式とその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03239124A true JPH03239124A (ja) | 1991-10-24 |
JP2780234B2 JP2780234B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=12452496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2035817A Expired - Fee Related JP2780234B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 分散電源の逆充電防止方式とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2780234B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6129219A (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位相同期回路 |
JPS6192129A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-10 | 関西電力株式会社 | 電源装置 |
JPS62114435A (ja) * | 1985-11-12 | 1987-05-26 | 三菱電機株式会社 | 系統連係用電力変換装置 |
-
1990
- 1990-02-16 JP JP2035817A patent/JP2780234B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6129219A (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位相同期回路 |
JPS6192129A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-10 | 関西電力株式会社 | 電源装置 |
JPS62114435A (ja) * | 1985-11-12 | 1987-05-26 | 三菱電機株式会社 | 系統連係用電力変換装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2780234B2 (ja) | 1998-07-30 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |