JPH0323238Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0323238Y2 JPH0323238Y2 JP12147686U JP12147686U JPH0323238Y2 JP H0323238 Y2 JPH0323238 Y2 JP H0323238Y2 JP 12147686 U JP12147686 U JP 12147686U JP 12147686 U JP12147686 U JP 12147686U JP H0323238 Y2 JPH0323238 Y2 JP H0323238Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- seat
- pressing protrusions
- spine
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
- Finger-Pressure Massage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、身体腰部の曲げ伸ばしが行え、同時
に背骨の左右を押圧することのできる健康座椅子
に関する。
に背骨の左右を押圧することのできる健康座椅子
に関する。
従来、背もたれ部を前後傾動させて腰部の曲げ
伸ばし運動が行える健康座椅子が知られている
が、これらは何れも身体を略水平状とし又は胸部
を反らせることができるのみであり、背骨の左右
のつぼを押圧するには、例えば偶数個の球頭部を
有する指圧器を畳等の上に置きその上に仰向けに
寝て行わねばならず、従つてこれらを一度に行え
ないという問題点が生じていた。
伸ばし運動が行える健康座椅子が知られている
が、これらは何れも身体を略水平状とし又は胸部
を反らせることができるのみであり、背骨の左右
のつぼを押圧するには、例えば偶数個の球頭部を
有する指圧器を畳等の上に置きその上に仰向けに
寝て行わねばならず、従つてこれらを一度に行え
ないという問題点が生じていた。
本考案は、上記問題点を解決すると共に腰部を
伸ばし又は上半身を反らせた姿勢のときにも同時
に背骨両側を押圧して指圧効果を高めることので
きる健康座椅子を提供することを目的としてい
る。
伸ばし又は上半身を反らせた姿勢のときにも同時
に背骨両側を押圧して指圧効果を高めることので
きる健康座椅子を提供することを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、背もたれ部が前後傾動自在とされた
健康座椅子であつて、座部又は該背もたれ部の所
定部位に指圧用押圧突出子が、上記背もたれ部の
前後傾動時に人の背骨の両側に当接するように、
設けられていると共に、該指圧用押圧突出子が上
下位置調整可能とされたものである。
健康座椅子であつて、座部又は該背もたれ部の所
定部位に指圧用押圧突出子が、上記背もたれ部の
前後傾動時に人の背骨の両側に当接するように、
設けられていると共に、該指圧用押圧突出子が上
下位置調整可能とされたものである。
背もたれ部を背中で押す力を加減することによ
り、指圧用押圧突出子が背骨の両側を押圧する力
を調節することができる。また、このとき同様に
して背もたれ部の傾斜角度を変え得るので、上半
身つまり背骨の曲がり具合が種々の状態のとき背
骨両側のつぼを押圧することができる。
り、指圧用押圧突出子が背骨の両側を押圧する力
を調節することができる。また、このとき同様に
して背もたれ部の傾斜角度を変え得るので、上半
身つまり背骨の曲がり具合が種々の状態のとき背
骨両側のつぼを押圧することができる。
本考案の実施例を図面に基づいて詳説する。
第1図において、1は床等に置かれる固定枠で
あり、側方から見れば横倒J字状の左右フレーム
2,2と、該両フレーム2,2同士を連結する連
結部材3,3とからなる。4は、座枠カバー5を
介して、人が尻部を置く座枠であり、上記左右フ
レーム2,2の前端部に揺動可能に支持された前
側受支部材6,6に、枢支部7,7をもつて連結
される。該カバー5と座枠4とで座部21を構成
する。8は、背もたれ部であり門型の背もたれ枠
15及び背もたれカバー16からなり、該背もた
れ枠15の両側の端部9,9は上記座枠4の後方
側所定部位と可回動に枢結され、10,10はそ
の結合部材である。該背もたれ枠15の中間部位
は、上記左右フレーム2,2のアール状部の端部
に枢支され、11,11はその枢結ピンである。
あり、側方から見れば横倒J字状の左右フレーム
2,2と、該両フレーム2,2同士を連結する連
結部材3,3とからなる。4は、座枠カバー5を
介して、人が尻部を置く座枠であり、上記左右フ
レーム2,2の前端部に揺動可能に支持された前
側受支部材6,6に、枢支部7,7をもつて連結
される。該カバー5と座枠4とで座部21を構成
する。8は、背もたれ部であり門型の背もたれ枠
15及び背もたれカバー16からなり、該背もた
れ枠15の両側の端部9,9は上記座枠4の後方
側所定部位と可回動に枢結され、10,10はそ
の結合部材である。該背もたれ枠15の中間部位
は、上記左右フレーム2,2のアール状部の端部
に枢支され、11,11はその枢結ピンである。
しかして、12,12は、球頭部を有する指圧
用押圧突出子であり、第1図では上記座枠4の後
方側の下方折曲状とされた水平状部13に取付け
られ、具体的には第3図と第4図のように、該水
平状部13に溶接等により固着された略U字形状
をなす取付部材14に、上下位置調整可能に支持
されている。該押圧突出子12,12は、ゴム等
の弾性体からなる突出子本体17及びこれに一体
状に固着されたネジ部材18からなり、該ネジ部
材18に螺設されたメネジ部19に、上記取付部
材14両端部のオネジ部20,20が夫々螺合し
ている。なお、押圧突出子12,12全体を金属
製として一体成形とするも好ましい。
用押圧突出子であり、第1図では上記座枠4の後
方側の下方折曲状とされた水平状部13に取付け
られ、具体的には第3図と第4図のように、該水
平状部13に溶接等により固着された略U字形状
をなす取付部材14に、上下位置調整可能に支持
されている。該押圧突出子12,12は、ゴム等
の弾性体からなる突出子本体17及びこれに一体
状に固着されたネジ部材18からなり、該ネジ部
材18に螺設されたメネジ部19に、上記取付部
材14両端部のオネジ部20,20が夫々螺合し
ている。なお、押圧突出子12,12全体を金属
製として一体成形とするも好ましい。
しかして、第2図のように、使用者が背中で押
圧して背もたれ部8を枢結ピン11廻りに後方へ
傾動させることにより、前側受支部材6が前側へ
傾動し、同時に座部21は後方側が持上がるよう
に揺動する。従つて、座部21及び背もたれ部8
が略水平状又は山型状をなしているとき、押圧突
出子12,12は夫々上方突出状となり使用者の
背骨の両側にその各球頭部が当接する。ここに、
使用者は背中で背もたれ部8を押圧する力を加減
することにより、押圧突出子12,12の上方突
出高さを調節可能であり、これより身体を該突出
子12,12が押圧する強さを変えることができ
る。また、使用者は腰の掛け方等によつて押圧突
出子12,12が当接する身体の部位を選択すれ
ばよい。背もたれ部8がほぼ起立した状態、つま
り、座枠4の水平状部13が固定枠1上に受支さ
れている状態においては、押圧突出子12,12
は、背もたれ部8,8の後方側へ退避し身体に接
触することはない。
圧して背もたれ部8を枢結ピン11廻りに後方へ
傾動させることにより、前側受支部材6が前側へ
傾動し、同時に座部21は後方側が持上がるよう
に揺動する。従つて、座部21及び背もたれ部8
が略水平状又は山型状をなしているとき、押圧突
出子12,12は夫々上方突出状となり使用者の
背骨の両側にその各球頭部が当接する。ここに、
使用者は背中で背もたれ部8を押圧する力を加減
することにより、押圧突出子12,12の上方突
出高さを調節可能であり、これより身体を該突出
子12,12が押圧する強さを変えることができ
る。また、使用者は腰の掛け方等によつて押圧突
出子12,12が当接する身体の部位を選択すれ
ばよい。背もたれ部8がほぼ起立した状態、つま
り、座枠4の水平状部13が固定枠1上に受支さ
れている状態においては、押圧突出子12,12
は、背もたれ部8,8の後方側へ退避し身体に接
触することはない。
第5図と第6図は、座枠4の水平状部13と一
体状に形成されたガイド部材22にガイド孔23
を設け、このガイド孔23の任意位置に押圧突出
子12,12を固定しうるようにして、突出子1
2,12同士の間隔を調整可能としたものであ
る。24,24は蝶ナツト等の連結具である。
体状に形成されたガイド部材22にガイド孔23
を設け、このガイド孔23の任意位置に押圧突出
子12,12を固定しうるようにして、突出子1
2,12同士の間隔を調整可能としたものであ
る。24,24は蝶ナツト等の連結具である。
第7図は、押圧突出子12,12の前後方向位
置を調整可能としたものであり、押圧突出子1
2,12の設けられた可動部材25を、前後方向
に形成された左右のガイド孔23,23の任意位
置に固定しうるようにしたものである。これらを
適宜組合わせることにより、押圧突出子12,1
2を上下、前後及び左右方向に夫々位置調整可能
である。
置を調整可能としたものであり、押圧突出子1
2,12の設けられた可動部材25を、前後方向
に形成された左右のガイド孔23,23の任意位
置に固定しうるようにしたものである。これらを
適宜組合わせることにより、押圧突出子12,1
2を上下、前後及び左右方向に夫々位置調整可能
である。
第8図は、別のリンク機構を有する座椅子に適
用した場合を示し、座部21の座枠4は固定枠1
の前端部に直接枢結され、背もたれ部8の背もた
れ枠15下端部は該座枠4の所定部位と、さらに
該背もたれ枠15の中間部は後部枠26と、夫々
可回動に連結され、該後部枠26は固定枠1に枢
支される。同図において、押圧突出子12,12
は、座部21の後端部に取付られた場合を例示す
る。
用した場合を示し、座部21の座枠4は固定枠1
の前端部に直接枢結され、背もたれ部8の背もた
れ枠15下端部は該座枠4の所定部位と、さらに
該背もたれ枠15の中間部は後部枠26と、夫々
可回動に連結され、該後部枠26は固定枠1に枢
支される。同図において、押圧突出子12,12
は、座部21の後端部に取付られた場合を例示す
る。
第9図においては、背もたれ部8は、その中間
部を固定枠1の後端部に、その下端部を座部21
の後端部に夫々枢支され、座部21の前端部の枢
支ピン27は固定枠1の可回動に取付けられてい
る。なお、座部21の該枢支ピン27は固定枠1
の円弧状ガイド孔28の任意位置に取付け可能と
される。
部を固定枠1の後端部に、その下端部を座部21
の後端部に夫々枢支され、座部21の前端部の枢
支ピン27は固定枠1の可回動に取付けられてい
る。なお、座部21の該枢支ピン27は固定枠1
の円弧状ガイド孔28の任意位置に取付け可能と
される。
上記第1図、第8図及び第9図の実施例におい
て、押圧突出子12,12の取付位置については
背もたれ部8としてもよく、その取付個数につい
ても2以上とするも好ましい。
て、押圧突出子12,12の取付位置については
背もたれ部8としてもよく、その取付個数につい
ても2以上とするも好ましい。
本考案における背骨の語は胸椎及び腰椎をも含
むものとする。
むものとする。
このように本考案によれば、腰部の曲げ伸ばし
運動を行いながら、同時に背骨の両側を押圧する
ことができる効果があり、背骨の両側に存在する
いわゆる“つぼ”を刺激しながら手軽に行えるの
で、運動不足を解消するだけでなく、積極的な健
康法としても用いることができる。
運動を行いながら、同時に背骨の両側を押圧する
ことができる効果があり、背骨の両側に存在する
いわゆる“つぼ”を刺激しながら手軽に行えるの
で、運動不足を解消するだけでなく、積極的な健
康法としても用いることができる。
押圧突出子12,12を上下位置調整する以外
に、背もたれ部8を前後傾動させることによつて
も、押圧突出子12,12が押圧する強さを適宜
変更することができるので、それだけ押圧強さを
身体の各部位毎にきめこまかく調整し得る。
に、背もたれ部8を前後傾動させることによつて
も、押圧突出子12,12が押圧する強さを適宜
変更することができるので、それだけ押圧強さを
身体の各部位毎にきめこまかく調整し得る。
背もたれ部8を前後傾動時に、押圧突出子1
2,12が背骨の両側に当接するようにしたこと
より、背中で背もたれ部8を押圧するのを中止す
るだけで押圧突出子12,12が身体から離れ、
押圧状態のままうつかり寝てしまうことがない。
従つて、畳等の平坦面上で指圧器を使用する場合
におけるような指圧器の使用上厳禁される押圧状
態のまま寝入つてしまうという危険性が皆無とな
り、安全面においても優れている。
2,12が背骨の両側に当接するようにしたこと
より、背中で背もたれ部8を押圧するのを中止す
るだけで押圧突出子12,12が身体から離れ、
押圧状態のままうつかり寝てしまうことがない。
従つて、畳等の平坦面上で指圧器を使用する場合
におけるような指圧器の使用上厳禁される押圧状
態のまま寝入つてしまうという危険性が皆無とな
り、安全面においても優れている。
身体を前後方向にずらせて、つまり腰のかけ方
を変えるだけで、押圧突出子12,12の身体各
部位への当接位置を変えることができ、広範囲な
部分に押圧突出子12,12が当接可能となる。
を変えるだけで、押圧突出子12,12の身体各
部位への当接位置を変えることができ、広範囲な
部分に押圧突出子12,12が当接可能となる。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は作用説明図、第3図は押圧突出子が取付けら
れている部分を示す拡大平面図、第4図は第3図
の−断面図、第5図は左右の押圧突出子相互
間の間隔を調整する機構を示す平面図、第6図は
第5図の−断面図、第7図は押圧突出子の前
後方向位置を調整可能とする機構を示す平面図、
第8図は他の実施例を示す側面図、第9図はさら
に別の実施例を示す側面図である。 8……背もたれ部、12……押圧突出子、21
……座部。
図は作用説明図、第3図は押圧突出子が取付けら
れている部分を示す拡大平面図、第4図は第3図
の−断面図、第5図は左右の押圧突出子相互
間の間隔を調整する機構を示す平面図、第6図は
第5図の−断面図、第7図は押圧突出子の前
後方向位置を調整可能とする機構を示す平面図、
第8図は他の実施例を示す側面図、第9図はさら
に別の実施例を示す側面図である。 8……背もたれ部、12……押圧突出子、21
……座部。
Claims (1)
- 背もたれ部8が前後傾動自在とされた健康座椅
子であつて、座部21又は該背もたれ部8の所定
部位に指圧用押圧突出子12,12が、上記背も
たれ部8の前後傾動時に人の背骨の両側に当接す
るように、設けられていると共に、該指圧用押圧
突出子12,12が上下位置調整可能とされてい
ることを特徴とする健康座椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12147686U JPH0323238Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12147686U JPH0323238Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6326346U JPS6326346U (ja) | 1988-02-20 |
JPH0323238Y2 true JPH0323238Y2 (ja) | 1991-05-21 |
Family
ID=31010786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12147686U Expired JPH0323238Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0323238Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2797088B2 (ja) * | 1996-06-19 | 1998-09-17 | 川崎重工業株式会社 | U形鋼矢板の積み重ね装置 |
-
1986
- 1986-08-07 JP JP12147686U patent/JPH0323238Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6326346U (ja) | 1988-02-20 |
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