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JPH0322949Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0322949Y2
JPH0322949Y2 JP300885U JP300885U JPH0322949Y2 JP H0322949 Y2 JPH0322949 Y2 JP H0322949Y2 JP 300885 U JP300885 U JP 300885U JP 300885 U JP300885 U JP 300885U JP H0322949 Y2 JPH0322949 Y2 JP H0322949Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
cord
power cord
notch
printed board
Prior art date
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Expired
Application number
JP300885U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61119386U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP300885U priority Critical patent/JPH0322949Y2/ja
Publication of JPS61119386U publication Critical patent/JPS61119386U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0322949Y2 publication Critical patent/JPH0322949Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機等の電子機器に使
用される電源コードの固定装置に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術 第9図は従来のコード保持具の斜視図を示して
おり、該コード保持具1はヒンジ部2によつて、
基体3に蓋体4が開閉自在に連結されている。前
記基体3の上端面には凹欠5が形成されるととも
に凹所6内には電源コード(平行ビニールコー
ド)7を受け入れる形状の凹部8を有する凸起状
リブ9が設けられ、該凸起状リブ9に並設して更
にリブ10が設けられるとともに電源コードを直
角方向に導くガイド部11及び該ガイド部11に
形成された突片12とが設けられ、一方蓋体4に
はヒンジ部2で折曲され、閉成されたとき前記基
体3の凹み13に係合して閉成状態を保持する爪
片14と、閉成状態において前記凹欠5と相俟つ
てコード挿通孔を形成する凹欠15が設けられて
いる。電源コードを保持するに当つては一点鎖線
で示す如く電源コード7を配置し、蓋体4を矢印
方向に閉成して、第10図のように機器のキヤビ
ネツト底板16に設けられた切欠17に第11図
の如く突片12と、基体3及び蓋体4との間に形
成される凹溝18を嵌合せしめることによりキヤ
ビネツト底板16に取付けられる。
ところで、従来のコード保持具は、電源コード
の固定保持を堅固にすべく、凸起状リブ9が電源
コードの被覆を強く押圧するような寸法に設定さ
れているので、蓋体4を閉成し、爪片14を係合
させるのに大きな力を必要とし、手作業で閉成す
るのが困難であるため、締め付け治具により閉成
しなければならず、作業工数の増加及び作業能率
の低下を招いていた。また、このような保持方法
では極度に電源コードを圧迫するので断線の虞れ
があつた。
更に従来のコード保持具では、キヤビネツト底
板16に設けられた切欠17に取付けられるの
で、該底板16上に配置されるプリント板19を
大きく切り欠いて(第11図で切り欠くべき部分
を一点鎖線で示す)、コード保持具を収納するス
ペースを設けなければならず、結果的にコード保
持具のプリント板に占める面積が大きくなるとい
う欠点があつた。尚、類似のコード保持具が例え
ば実公昭55−15351号公報に記載されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は電源コードの固定作業が簡単で、しか
も損傷させることなく確実に保持し得、その上プ
リント板に対する占有面積を可及的に少なくでき
るようにしている。
(ニ) 問題点を解決するための手段 基部と、該基部の両側面下部に設けられ、キヤ
ビネツト底板に設けられたスリツトにスライド挿
入される翼片と、前記基部の上端面から突出する
とともにプリント板に設けられた切欠に結合され
る筒状部と、前記基部の下端面に設けられるとと
もに前記筒状体の中空部に連なる孔が底面に形成
され、前記中空部及び孔を通つて引出された電源
コードが嵌め込まれる円形状の溝部と、該溝部と
連なるように前記基部の後方面に設けられるとと
もに電源コードが圧入される切欠部とを有するコ
ード保持具を設けている。
(ホ) 作用 電源コードは、コード保持具の筒状部に連なる
孔と溝部との間で屈曲され、溝部内に嵌め込まれ
るとともに溝部と切欠部との間で再び屈曲されて
抜け止めが保持され、筒状部がプリント板と結合
することにより、該プリント板を支持し、また、
翼片がキヤビネツト底板のスリツトにスライド挿
入されることにより、プリント板、コード保持具
及びキヤビネツト底板の三者が結合される。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の実施例を第1図乃至第8図を参
照しつつ説明する。
第1図は本考案のコード固定装置の一実施例を
示す斜視図、第2図はそれに使用されるコード保
持具のA−A′線断面図、第3図はそのコード保
持具を裏面側から見た斜視図をそれぞれ示してお
り、弾力性を有する合成樹脂材料からなるコード
保持具20は、基部21と、該基部21の両側面
下部に設けられた翼片22と、前記基部21の上
端面から突出する筒状部23と、前記基部21の
下端面に設けられるとともに前記筒状部23の中
空部24に連なる孔25が底面26に形成された
円形状の溝部27と、該溝部27と連なるように
前記基部21の後方面28に設けられるとともに
相対向する一対の係止突起29,29を有する切
欠部30が一体に設けられている。前記筒状部2
3は基部21の上端面に至るスリツト31により
2分割されるとともに一対の鍔部32,32が設
けられ、これら鍔部32,32によつて係合溝3
3が形成され更に第2図に示す如く前記係合溝3
3の底部34には凸起35,35が設けられてい
る。
尚、第3図において、溝部27を形成する円柱
体36の外周面には突条片37が設けられてお
り、これによつて溝部27内に電源コードを圧入
可能にしている。
一方、プリント板38には前記コード保持具2
0の係合溝33が嵌まる切欠39が設けられてお
り、該切欠39には更に前記凸起35と係合可能
な凹部40が形成されている。またテレビジヨン
受像機のキヤビネツト底板41の後方部には一対
の突片42を有する凹所43が設けられており、
前記突片42と凹所43の底面44で形成される
スリツト45に前記コード保持具20の翼片2
2,22がスライド挿入されて密着嵌合する。前
記凹所43の底面後端部46はテーパー面となつ
ており、前記翼片22のスライド挿入を容易にし
ている。47,48は前記プリント板38がスラ
イド挿入され、該プリント板38を支持するため
のレールである。
電源コードを固定するに当つては、まずプリン
ト板38の電源コードの一端を半田接続した状態
で他端を筒状部23の中空部24から、それに連
なる孔25を介して基部21の底面26側に引き
出しておく。次に筒状部23に設けられた係合溝
33をプリント板38の切欠39内に嵌め込む訳
であるが第4図イに示す状態で嵌め込み、同図ロ
に示す如く回転せしめると、凸起35,35がプ
リント板38の端面に当接し、、スリツト31の
幅が狭くなる方向(矢印で示す)にたわんで、更
に回転せしめると同図ハに示す如く前記凸起35
が凹部40に嵌まるので、今度は前記スリツト3
1の幅が広がる(矢印で示す)ように弾性復帰し
て前記凸起35と凹部40が弾性的に係合状態に
保持され、これによつてプリント板38にコード
保持具20が固定される。次に、第5図の如く電
源コード49を円形の溝部27内を略3/4周する ように圧入し、切欠部30に嵌め込んで、外部に
導出されるが、このとき、前記電源コード49
は、突条片37の圧接及び係止突起29によつ
て、コードの溝部27からの離脱が防止され、電
源コード49の引つ張りに対しては、孔25と溝
部27との間で直角方向に屈曲され、溝部27内
を3/4周するように円柱体36に巻き付けられる とともに溝部27と切欠部30との間で再び屈曲
されることによつて保持されることにより、抜け
止めが好適に行なわれる。
そして、このようにして筒状部23をプリント
板38に結合した状態で、翼片22,22をキヤ
ビネツト底板41に設けられたスリツト45にス
ライド挿入し、これと同時にプリント板38もレ
ール47,48間にスライド挿入される。第6図
は上記のようにして組立てられた電源コード固定
装置を示しており、この実施例のように突片42
の後端部にもテーパー面50を設けておけば、コ
ード保持具20のキヤビネツト底板41へのスラ
イド挿入による取付けが、更に容易になる。尚、
コード保持具20の抜けに対しては、図示しない
後部函体がキヤビネツト後端部57〔第1図参
照〕に取付けられたとき、前記後部函体により阻
止される。
第7図及び第8図は本考案の他の実施例を示し
ており、先の実施例と異なるところは、コード保
持具20′の上端面に設けられた円筒形の筒状部
51の側面には、放射方向に突出する支持リブ5
2が設けられているとともに一対の弾性爪片5
3,53が植設されている。そして、プリント板
38と前記筒状部51との結合は、プリント板3
8に予め穿設された透孔状の切欠54に筒状部5
1をそれに設けられた支持リブ52がプリント板
38の裏面に当接するまで挿通するとともに係合
孔55に前記弾性爪片53をそのテーパー面56
を係合孔55の端面に圧接させて挿入し、前記係
合孔55に弾性的に係合することにより行なわれ
る。そして、先の実施例と同様にして第8図の如
くキヤビネツト底板41にコード保持具20′が
取付けられる訳である。尚、上記の説明した部分
以外のところは先の実施例と同様であるので、同
じ符号を付すとともにその説明は省略する。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、コード保持具の筒状部から導
出される電源コードを円形状の溝部内に嵌め込む
とともにその溝部と連なるように設けられた切欠
部に圧入するようにしているので、手作業で簡単
に電源コードの抜け止めを堅固に保持でき、しか
も無理な力で電源コードを圧迫しないのでコード
の損傷を防止できる。また、プリント板は筒状部
と結合する部分だけを切り欠けばよいので、コー
ド保持具のプリント板に占める占有面積を可及的
に少なくできる。更に、プリント板のうち筒状部
と結合する部分は、筒状部によつて支持されるの
で、その部分におけるプリント板のたわみが小さ
く、銅箔パターンの剥離も防止できる。更にま
た、プリント板、コード保持具及びキヤビネツト
底板の三者が結合されているので、相対的に位置
ずれが生じにくいという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電源コード固定装置の一実施
例を示す分解斜視図、第2図はそのA−A′線断
面図、第3図は本考案で使用される部品の裏面側
を表わす斜視図、第4図及び第5図はそれぞれ本
考案の固定装置の組み立て方法を説明するための
図、第6図はその組立て完成状態を示す図、第7
図及び第8図はそれぞれ本考案の他の実施例を説
明するための図である。第9図は従来の電源コー
ド固定装置で使用される部品の斜視図、第10図
はキヤビネツト底板を示す図、第11図は従来の
電源コード固定装置の組立て方法を説明するため
の図である。 20,20′……コード保持具、21……基部、
22……翼片、23,51……筒状部、24……
中空部、25……孔、27……溝部、29……係
止突起、30……切欠部、38……プリント板、
39,54……切欠、41……キヤビネツト底
板、45……スリツト、49……電源コード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基部と、該基部の両側面下部に設けられた翼片
    と、前記基部の上端面から突出する筒状部と、前
    記基部の下端面に設けられるとともに前記筒状部
    の中空部に連なる孔が底面に形成された円形状の
    溝部と、該溝部と連なるように前記基部の後方面
    に設けられた切欠部とを有するコード保持具を備
    え、電源コードを前記筒状部及び孔内に挿通し、
    前記溝部内に嵌め込むとともに前記切欠部に圧入
    し、前記筒状部をプリント板に設けられた切欠に
    結合した状態で前記翼片をキヤビネツト底板に設
    けられたスリツトにスライド挿入するようにした
    ことを特徴とする電源コード固定装置。
JP300885U 1985-01-14 1985-01-14 Expired JPH0322949Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP300885U JPH0322949Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP300885U JPH0322949Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61119386U JPS61119386U (ja) 1986-07-28
JPH0322949Y2 true JPH0322949Y2 (ja) 1991-05-20

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ID=30477220

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JP300885U Expired JPH0322949Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009260656A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Panasonic Electric Works Co Ltd 遠隔制御システムのコントローラ
JP5638665B2 (ja) * 2013-06-11 2014-12-10 三菱電機株式会社 送風機

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Publication number Publication date
JPS61119386U (ja) 1986-07-28

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