JPH0322868Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0322868Y2 JPH0322868Y2 JP1986094008U JP9400886U JPH0322868Y2 JP H0322868 Y2 JPH0322868 Y2 JP H0322868Y2 JP 1986094008 U JP1986094008 U JP 1986094008U JP 9400886 U JP9400886 U JP 9400886U JP H0322868 Y2 JPH0322868 Y2 JP H0322868Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer conductor
- main body
- connector
- cylindrical
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、移動無線用等同軸伝送路の接続に使
用するL型同軸コネクタに関するものである。
用するL型同軸コネクタに関するものである。
「従来技術及びその問題点」
従来L型同軸コネクタとしては、第3図及び第
4図に示すように、中心導体1を絶縁物2を介し
て保持固定するコネクタ本体外部導体3と、該外
部導体3凹部にL型を形成するように熔接される
中心導体4をケーブル絶縁物5を介して保持固定
するケーブル取付部外部導体6と、該ケーブル取
付部外部導体6に編組7を介してかしめつけるフ
エルール8と、前記コネクタ本体外部導体3下端
にクリンプ止めにより連結される複数の割り溝9
を設けた開口部部品10と、前記コネクタ本体外
部導体3上端に螺着される盲蓋11とから成るコ
ネクタが知られていた。
4図に示すように、中心導体1を絶縁物2を介し
て保持固定するコネクタ本体外部導体3と、該外
部導体3凹部にL型を形成するように熔接される
中心導体4をケーブル絶縁物5を介して保持固定
するケーブル取付部外部導体6と、該ケーブル取
付部外部導体6に編組7を介してかしめつけるフ
エルール8と、前記コネクタ本体外部導体3下端
にクリンプ止めにより連結される複数の割り溝9
を設けた開口部部品10と、前記コネクタ本体外
部導体3上端に螺着される盲蓋11とから成るコ
ネクタが知られていた。
しかして、上記従来のコネクタは、コネクタ本
体が旋盤加工のため、そのままでは相手のコネク
タをしつくり嵌合しないため、複数の割り溝9を
設けた開口部部品10を連結し、この開口部部品
10に、バネ性を付与するリング12を外嵌させ
なければならなかつた。そればかりか、コネクタ
本体をL型として、ケーブルを軸に直角に取付け
るためには、カシメの基礎となるケーブル取付部
外部導体6をろう付にするか、ねじ止めにするか
等して本体に取り付けなければならなかつたの
で、製造工数が多くなり製造コストが高くつく問
題があつた。
体が旋盤加工のため、そのままでは相手のコネク
タをしつくり嵌合しないため、複数の割り溝9を
設けた開口部部品10を連結し、この開口部部品
10に、バネ性を付与するリング12を外嵌させ
なければならなかつた。そればかりか、コネクタ
本体をL型として、ケーブルを軸に直角に取付け
るためには、カシメの基礎となるケーブル取付部
外部導体6をろう付にするか、ねじ止めにするか
等して本体に取り付けなければならなかつたの
で、製造工数が多くなり製造コストが高くつく問
題があつた。
また、従来のL型同軸コネクタは、胴体部に段
差が多い構造をしているので、インピーダンス整
合がとりにくい欠点があつた。
差が多い構造をしているので、インピーダンス整
合がとりにくい欠点があつた。
この考案は、このような問題点を解消しようと
するもので、安価で且つ容易に製造することがで
きるほか、特別な部品を設けなくとも相手方コネ
クタとしつくり連結し、しかもインピーダンスを
正確に確保できるL型同軸コネクタを提供するこ
とを目的とする。
するもので、安価で且つ容易に製造することがで
きるほか、特別な部品を設けなくとも相手方コネ
クタとしつくり連結し、しかもインピーダンスを
正確に確保できるL型同軸コネクタを提供するこ
とを目的とする。
「問題点を解決するための手段」
上記目的に沿うこの考案の構成は、バネ性を有
する板を四角形の胴体部の両側部に、長形の翼部
を連設した形に板取をし、その胴体部を円筒形に
曲げて本体の外部導体とし、前記両翼部をそれぞ
れ半円筒形に曲げて、この両半円筒部を合わせて
円筒形のケーブル取付部外部導体とすると共に前
記胴体部内周面に相手方コネクタに嵌合させる突
起部を形成したことを要旨とするものである。
する板を四角形の胴体部の両側部に、長形の翼部
を連設した形に板取をし、その胴体部を円筒形に
曲げて本体の外部導体とし、前記両翼部をそれぞ
れ半円筒形に曲げて、この両半円筒部を合わせて
円筒形のケーブル取付部外部導体とすると共に前
記胴体部内周面に相手方コネクタに嵌合させる突
起部を形成したことを要旨とするものである。
「実施例」
次に本考案の望ましい実施例を図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
第2図に示すように、本考案のL型同軸コネク
タは、バネ性を有する板を奴凧状に展開した形に
板取をし、その胴体部を円筒形にプレス加工して
本体の外部導体23とし、奴凧状の板の両翼部を
半円筒形にプレス加工し、この両半円筒部26
a,26bを合せ、第1図に示すように、リング
36を嵌合してケーブル取付部外部導体26とす
ることにより構成されている。
タは、バネ性を有する板を奴凧状に展開した形に
板取をし、その胴体部を円筒形にプレス加工して
本体の外部導体23とし、奴凧状の板の両翼部を
半円筒形にプレス加工し、この両半円筒部26
a,26bを合せ、第1図に示すように、リング
36を嵌合してケーブル取付部外部導体26とす
ることにより構成されている。
本体外部導体23には、第1図に示すように、
絶縁物22を介して中心導体21が固定されてい
る。本体外部導体23下端部には、内周面にリン
グ状に突出した突起部30が形成されており、こ
の実施例に於いては、この突起部30と割溝29
とにより、相手のコネクタに弾性当接するように
なつている。この場合、割溝29は必ずしも必要
ではない。本体外部導体23上端開口部には、盲
蓋31が嵌合固定されている。盲蓋31の下端部
には、外方に屈曲させた係止片32が連設され、
該係止片32は、本体外部導体23の貫通孔33
に挿通固定される。
絶縁物22を介して中心導体21が固定されてい
る。本体外部導体23下端部には、内周面にリン
グ状に突出した突起部30が形成されており、こ
の実施例に於いては、この突起部30と割溝29
とにより、相手のコネクタに弾性当接するように
なつている。この場合、割溝29は必ずしも必要
ではない。本体外部導体23上端開口部には、盲
蓋31が嵌合固定されている。盲蓋31の下端部
には、外方に屈曲させた係止片32が連設され、
該係止片32は、本体外部導体23の貫通孔33
に挿通固定される。
次に、上記L型同軸ケーブルを使用して結線す
る方法について説明する。
る方法について説明する。
第1図に示すように、ケーブル取付部外部導体
26の半円筒合せ部分内に丁度適合するスリーブ
34を嵌合させる。ついで、同軸ケーブルの編組
をほぐした後、中心導体24を内装した絶縁物2
5を嵌合させる。中心導体24の先端を本体中心
導体21にハンダ付等により結合すると共に、前
記ケーブル取付部外部導体26の外側に同軸ケー
ブルの編組27を被覆し、その上にフエルール2
8をかしめつけて結線工事を完了する。
26の半円筒合せ部分内に丁度適合するスリーブ
34を嵌合させる。ついで、同軸ケーブルの編組
をほぐした後、中心導体24を内装した絶縁物2
5を嵌合させる。中心導体24の先端を本体中心
導体21にハンダ付等により結合すると共に、前
記ケーブル取付部外部導体26の外側に同軸ケー
ブルの編組27を被覆し、その上にフエルール2
8をかしめつけて結線工事を完了する。
「考案の効果」
以上述べた如く、本考案によれば、本体の外部
導体と、ケーブル取付部外部導体と、相手方コネ
クタに連結する嵌合バネ部とを1枚の板で一体的
にプレス成形することができるので、L型同軸コ
ネクタが非常に簡単に且つ安価に製造することが
できると共にバネ性を有する材料からなる円筒形
の胴体部に突起部を形成しているので、このまま
で相手方のコネクタと正常に嵌合させることがで
き、しかも本体外部導体は、途中に段差がないの
で、インピーダンスを正確に確保できる等この種
従来公知のL型同軸コネクタには全くみられない
著しく顕著な効果を奏する。
導体と、ケーブル取付部外部導体と、相手方コネ
クタに連結する嵌合バネ部とを1枚の板で一体的
にプレス成形することができるので、L型同軸コ
ネクタが非常に簡単に且つ安価に製造することが
できると共にバネ性を有する材料からなる円筒形
の胴体部に突起部を形成しているので、このまま
で相手方のコネクタと正常に嵌合させることがで
き、しかも本体外部導体は、途中に段差がないの
で、インピーダンスを正確に確保できる等この種
従来公知のL型同軸コネクタには全くみられない
著しく顕著な効果を奏する。
第1図は、本考案の実施例を示す断面図、第2
図は、本考案のL型同軸コネクタの製造を説明す
るための斜視図、第3図は、従来のL型同軸コネ
クタの断面図、第4図は、従来のL型同軸コネク
タの一部切欠斜視図である。 図中、21……本体中心導体、22……絶縁
物、23……本体外部導体、24……中心導体、
25……絶縁物、26a,26b……半円筒部、
26……ケーブル取付部外部導体。
図は、本考案のL型同軸コネクタの製造を説明す
るための斜視図、第3図は、従来のL型同軸コネ
クタの断面図、第4図は、従来のL型同軸コネク
タの一部切欠斜視図である。 図中、21……本体中心導体、22……絶縁
物、23……本体外部導体、24……中心導体、
25……絶縁物、26a,26b……半円筒部、
26……ケーブル取付部外部導体。
Claims (1)
- バネ性を有する板を四角形の胴体部の両側部
に、長形の翼部を連設した形に板取をし、その胴
体部を円筒形に曲げて本体の外部導体とし、前記
両翼部をそれぞれ半円筒形に曲げて、この両半円
筒部を合せて円筒形のケーブル取付部外部導体と
すると共に前記胴体部内周面に相手方コネクタに
嵌合させる突起部を形成したことを特徴とするL
型同軸コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986094008U JPH0322868Y2 (ja) | 1986-06-21 | 1986-06-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986094008U JPH0322868Y2 (ja) | 1986-06-21 | 1986-06-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS632377U JPS632377U (ja) | 1988-01-08 |
JPH0322868Y2 true JPH0322868Y2 (ja) | 1991-05-17 |
Family
ID=30957070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986094008U Expired JPH0322868Y2 (ja) | 1986-06-21 | 1986-06-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0322868Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH076631Y2 (ja) * | 1988-08-31 | 1995-02-15 | 株式会社村田製作所 | 同軸コネクタ |
JP3134082B2 (ja) * | 1996-06-03 | 2001-02-13 | エスエムケイ株式会社 | 同軸コネクター |
JP3134081B2 (ja) * | 1996-06-03 | 2001-02-13 | エスエムケイ株式会社 | 超小型同軸コネクター |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5949379B2 (ja) * | 1979-12-14 | 1984-12-03 | 五洋建設株式会社 | 硬土盤杭打方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5890681U (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-20 | 日本電気株式会社 | L形同軸コネクタ |
JPS5949379U (ja) * | 1982-09-24 | 1984-04-02 | マル信無線電機株式会社 | ケ−ブルコネクタ |
JPS60172281U (ja) * | 1984-04-24 | 1985-11-14 | 星電器製造株式会社 | 同軸プラグ |
-
1986
- 1986-06-21 JP JP1986094008U patent/JPH0322868Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5949379B2 (ja) * | 1979-12-14 | 1984-12-03 | 五洋建設株式会社 | 硬土盤杭打方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS632377U (ja) | 1988-01-08 |
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