JPH03225960A - 半導体デバイス - Google Patents
半導体デバイスInfo
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- JPH03225960A JPH03225960A JP2325138A JP32513890A JPH03225960A JP H03225960 A JPH03225960 A JP H03225960A JP 2325138 A JP2325138 A JP 2325138A JP 32513890 A JP32513890 A JP 32513890A JP H03225960 A JPH03225960 A JP H03225960A
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- Japan
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- semiconductor device
- conductivity type
- anode
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/10—Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of the semiconductor bodies; Shapes of the semiconductor bodies
- H10D62/13—Semiconductor regions connected to electrodes carrying current to be rectified, amplified or switched, e.g. source or drain regions
- H10D62/141—Anode or cathode regions of thyristors; Collector or emitter regions of gated bipolar-mode devices, e.g. of IGBTs
- H10D62/142—Anode regions of thyristors or collector regions of gated bipolar-mode devices
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D18/00—Thyristors
- H10D18/60—Gate-turn-off devices
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
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- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
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- H10D62/129—Cathode regions of diodes
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- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
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- H10D62/141—Anode or cathode regions of thyristors; Collector or emitter regions of gated bipolar-mode devices, e.g. of IGBTs
- H10D62/148—Cathode regions of thyristors
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D8/00—Diodes
Landscapes
- Thyristors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野]
本発明は、弱ドーピングされた中間領域と、それに接続
されて強ドーピングされた第1の導電形の外側領域と、
この外側領域と外側領域内に配設され半導体基体の表面
に隣接する第2の導電形の領域との間の短絡部とを備え
た半導体基体を有する半導体デバイスに関する。
されて強ドーピングされた第1の導電形の外側領域と、
この外側領域と外側領域内に配設され半導体基体の表面
に隣接する第2の導電形の領域との間の短絡部とを備え
た半導体基体を有する半導体デバイスに関する。
このような短絡部はサイリスタの機能にとっ°ζはしば
しば無くてはならないものである。対称形サイリスタに
おいては短絡部はカソード側に配設され、GTOナイリ
スクにおいては短絡部はアノード側に配設される。カソ
ード側短絡はパワーダイオードとも関連して述べられて
いる(ドイツ連邦共和国特許第2506102号明細書
および刊行物°“エレクトロニクス、コンピュータおよ
び電気通信における日本年報(Japan Annu
ass Rewiews in Electr。
しば無くてはならないものである。対称形サイリスタに
おいては短絡部はカソード側に配設され、GTOナイリ
スクにおいては短絡部はアノード側に配設される。カソ
ード側短絡はパワーダイオードとも関連して述べられて
いる(ドイツ連邦共和国特許第2506102号明細書
および刊行物°“エレクトロニクス、コンピュータおよ
び電気通信における日本年報(Japan Annu
ass Rewiews in Electr。
n1cs、Computers and Tele
communications)第13巻、1984年
、第75頁〜第87頁゛)。
communications)第13巻、1984年
、第75頁〜第87頁゛)。
整流器およびチョッパーへの適用のために、半導体デバ
イスにおいては蓄積電荷を出来る限り低くすることが所
望されている。金属の拡散によって蓄積電荷を低減させ
るごとは知られている。金属の拡散は両種の電荷キャリ
ヤがあふれる弱ドーピングされた中間領域内においても
同様にキャリヤ寿命の一般的な低減をもたらす。このこ
とによって半導体デバイス内には電荷キャリヤ集中の強
い“たるみ゛が生ぜしめられる。
イスにおいては蓄積電荷を出来る限り低くすることが所
望されている。金属の拡散によって蓄積電荷を低減させ
るごとは知られている。金属の拡散は両種の電荷キャリ
ヤがあふれる弱ドーピングされた中間領域内においても
同様にキャリヤ寿命の一般的な低減をもたらす。このこ
とによって半導体デバイス内には電荷キャリヤ集中の強
い“たるみ゛が生ぜしめられる。
特定の適用のために、エミッタ効率を低下させることに
よって電荷キャリヤの集中を低減させることは有意義で
ある。GTOサイリスタにおいては、上記短絡部をアノ
ード側に配設することが利用されている。そのためにア
ノード側には、従ってアノード側エミッタの近傍には最
初から僅かな電荷キャリヤしか存在していない。GTO
サイリスタにおけるアノード側短絡は対称形サイリスタ
におけるカソード側短絡と同様にして構成される。
よって電荷キャリヤの集中を低減させることは有意義で
ある。GTOサイリスタにおいては、上記短絡部をアノ
ード側に配設することが利用されている。そのためにア
ノード側には、従ってアノード側エミッタの近傍には最
初から僅かな電荷キャリヤしか存在していない。GTO
サイリスタにおけるアノード側短絡は対称形サイリスタ
におけるカソード側短絡と同様にして構成される。
少なくとも低ドーピングされたnベースが短絡されるの
で、短絡区域はカソード側短絡ザイリスタの短絡区域よ
りも一般に可成り大きい。
で、短絡区域はカソード側短絡ザイリスタの短絡区域よ
りも一般に可成り大きい。
本発明の課題は、冒頭で述べた種類の半導体デバイスに
おいて、阻止能力に影響することなく短絡を形成するこ
とによって蓄積電荷の低減が可能となるように構成する
ことにある。
おいて、阻止能力に影響することなく短絡を形成するこ
とによって蓄積電荷の低減が可能となるように構成する
ことにある。
〔課題を解決するための手段]
上述の課題を解決するために、本発明においては、
a)外側領域内には半導体基体の表面に隣接して別の領
域が埋込まれ、 b)この別の領域は第1の導電形であり、がっ外側領域
よりも高ドーピングされ、 C)別の領域は外側領域よりも浅く、 d)外側領域内に配設された第2の導電形の領域は別の
領域よりも深く、別の領域の面の一部分が外側領域に隣
接するように別の領域に部分的に重畳し、 e)別の領域と第2の導電形の領域とは、これらの領域
を電気的に間接または直接に互いに結合する少なくとも
1個の電極を備える ものである。
域が埋込まれ、 b)この別の領域は第1の導電形であり、がっ外側領域
よりも高ドーピングされ、 C)別の領域は外側領域よりも浅く、 d)外側領域内に配設された第2の導電形の領域は別の
領域よりも深く、別の領域の面の一部分が外側領域に隣
接するように別の領域に部分的に重畳し、 e)別の領域と第2の導電形の領域とは、これらの領域
を電気的に間接または直接に互いに結合する少なくとも
1個の電極を備える ものである。
本発明の他の実施例は請求項2以降に記載されている。
〔実施例]
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図に示されたサイリスタは阻止能力に関して対称に
構成されている。このサイリスタはnドーピングされた
中間領域1を有しており、この中間領域1にばpドーピ
ングされたカソードヘース領域2が隣接している。カソ
ードベース領域2内にはnドーピングされたカソードエ
ミッタ領域4が埋込まれている。領域2.4はカソード
電極6によって電気的に結合されており、これによって
対称形サイリスタによって公知であるカソード側短絡が
形成される。中間領域1のアノード側にはPドーピング
されたアノード側外側領域7が続いている。対称形サイ
リスタにおいてはこの外側領域7はエミッタ領域として
作用する。外側領域7内には外側領域7の導電形の別の
領域9が埋込まれている。そのドーピングは領域7より
も高い。
構成されている。このサイリスタはnドーピングされた
中間領域1を有しており、この中間領域1にばpドーピ
ングされたカソードヘース領域2が隣接している。カソ
ードベース領域2内にはnドーピングされたカソードエ
ミッタ領域4が埋込まれている。領域2.4はカソード
電極6によって電気的に結合されており、これによって
対称形サイリスタによって公知であるカソード側短絡が
形成される。中間領域1のアノード側にはPドーピング
されたアノード側外側領域7が続いている。対称形サイ
リスタにおいてはこの外側領域7はエミッタ領域として
作用する。外側領域7内には外側領域7の導電形の別の
領域9が埋込まれている。そのドーピングは領域7より
も高い。
さらに、領域7内にはnドーピングされた領域10が埋
込まれており、この領域10は領域9よりも深く外側領
域7よりも浅い。領域10は領域9の一部分が外側領域
7に隣接するように領域9に重畳される。領域9と領域
7との間のpn接合は13で表され、領域10と領域7
との間のpn接合は12で表され、領域1と領域7との
間のpn接合は8で表されている。jソみ及びドーピン
グ並びにその厚みにわたるドーピングの分布は両側とも
等しい。pn接合3とpn接合8とは従っ−C等しい逆
電圧を受入れる。
込まれており、この領域10は領域9よりも深く外側領
域7よりも浅い。領域10は領域9の一部分が外側領域
7に隣接するように領域9に重畳される。領域9と領域
7との間のpn接合は13で表され、領域10と領域7
との間のpn接合は12で表され、領域1と領域7との
間のpn接合は8で表されている。jソみ及びドーピン
グ並びにその厚みにわたるドーピングの分布は両側とも
等しい。pn接合3とpn接合8とは従っ−C等しい逆
電圧を受入れる。
第1図には、低電流密度の際にアノードAに至る負電荷
キャリヤの取る経路が矢印14によって示されている。
キャリヤの取る経路が矢印14によって示されている。
このような低電流密度は例えば点弧期間中に生じる。負
電荷キャリヤはその際領域1から主に直接領域7および
領域9内へ流れる。
電荷キャリヤはその際領域1から主に直接領域7および
領域9内へ流れる。
pn接合12は阻止され、アノード側短絡は充分に効果
を発揮しない。
を発揮しない。
高電流密度の際にはpn接合12は電荷キャリヤにより
あふれ、負電荷キャリヤは領域9内に流入すると共にp
n接合を通って領域10内に流入する。この場合には領
域9.10間にアノード電極11を介して形成された短
絡が有効となる。ごの短絡は外側領域7のエミ、り効率
を悪化させる。
あふれ、負電荷キャリヤは領域9内に流入すると共にp
n接合を通って領域10内に流入する。この場合には領
域9.10間にアノード電極11を介して形成された短
絡が有効となる。ごの短絡は外側領域7のエミ、り効率
を悪化させる。
それによって、アノード側短絡を持たないサイリスタで
測定されることであるが、外側領域7から微少の正電荷
キャリヤが中間領域1内へ放出される。即ち、少数キャ
リヤのアノード側集中が低減させられ、これによりキャ
リヤ蓄積電荷が減少させられる。
測定されることであるが、外側領域7から微少の正電荷
キャリヤが中間領域1内へ放出される。即ち、少数キャ
リヤのアノード側集中が低減させられ、これによりキャ
リヤ蓄積電荷が減少させられる。
第3図には、アノードAにカソードに比較して負の電位
が印加される場合に、転流時の少数電荷キャリヤのアノ
ード側経路が図示されている。正電荷キャリヤは矢印1
6で示されているように中間領域1から領域9へ吸引さ
れ、pn接合8は逆電圧を受入れる。この状態は順方向
逆電圧を受入れる通常のサイリスタの位相の間、例えば
du/dtまたはターンオフ負荷の間と同じである。
が印加される場合に、転流時の少数電荷キャリヤのアノ
ード側経路が図示されている。正電荷キャリヤは矢印1
6で示されているように中間領域1から領域9へ吸引さ
れ、pn接合8は逆電圧を受入れる。この状態は順方向
逆電圧を受入れる通常のサイリスタの位相の間、例えば
du/dtまたはターンオフ負荷の間と同じである。
第1図ないし第3図に示された実施例においては、短絡
は領域9と領域10とがアノード電極11によって直接
結合されることにより形成されている。しかしながら、
第4図に示されているように、領域9と領域10とが電
気的に互いに分離された電極17.18によって電気的
に結合されるようにすることも可能である。電極17は
回路装置20を介して電極18に接続されている。この
回路装置20は例えば抵抗、スイッチ、受動または可制
御半導体デバイス、もしくは複合回路装置を含み、これ
らの助けによって短絡が運転状態に応じて形成される。
は領域9と領域10とがアノード電極11によって直接
結合されることにより形成されている。しかしながら、
第4図に示されているように、領域9と領域10とが電
気的に互いに分離された電極17.18によって電気的
に結合されるようにすることも可能である。電極17は
回路装置20を介して電極18に接続されている。この
回路装置20は例えば抵抗、スイッチ、受動または可制
御半導体デバイス、もしくは複合回路装置を含み、これ
らの助けによって短絡が運転状態に応じて形成される。
第5図に示された実施例は、第4図および第1図ないし
第3図に示された実施例とは、領域9が電極17による
外に電極21によっても電気的に結合され、この電極2
1は領域10とも電気的に結合されている点で、本質的
に相違している。電極17.21は互いに間隔を有して
いる。領域9の対応する部分はそれゆえ集積抵抗22を
形成しており、従って領域9と領域10との間には直接
短絡が形成されるのではなく、抵抗結合が形成される。
第3図に示された実施例とは、領域9が電極17による
外に電極21によっても電気的に結合され、この電極2
1は領域10とも電気的に結合されている点で、本質的
に相違している。電極17.21は互いに間隔を有して
いる。領域9の対応する部分はそれゆえ集積抵抗22を
形成しており、従って領域9と領域10との間には直接
短絡が形成されるのではなく、抵抗結合が形成される。
対称形サイリスタについて述べたアノード側短絡は、例
えば穏やかなオフスイッチング挙動を得るために、アノ
ード側でキャリヤ集中が低下させられなければならない
場合には、同様にしてダイオードに対しても使用され得
る。
えば穏やかなオフスイッチング挙動を得るために、アノ
ード側でキャリヤ集中が低下させられなければならない
場合には、同様にしてダイオードに対しても使用され得
る。
対称形サイリスタについて述べたアノード側短絡は、例
えばGTOサイリスタに対してフライホイールダイオー
ドとして設置されカソード側で使用される特殊なダイオ
ードにおいても変形した形で使用され得る。このような
ダイオードにおいては、高い損失を回避するために、“
電流のしっぽ°゛は素早く消去されなければならない。
えばGTOサイリスタに対してフライホイールダイオー
ドとして設置されカソード側で使用される特殊なダイオ
ードにおいても変形した形で使用され得る。このような
ダイオードにおいては、高い損失を回避するために、“
電流のしっぽ°゛は素早く消去されなければならない。
電荷キャリヤ密度がカソード側においてもまたアノード
側においても低下させられると(タラインマン低下)、
両種の短絡が同時に投入され得る。
側においても低下させられると(タラインマン低下)、
両種の短絡が同時に投入され得る。
第6図に示されたダイオードは阻止層としてのカソード
側外側領域25と、アノード側外側領域26とが接続さ
れている中間領域24を有している。カソード側外側領
域は中間領域24と同じ導電形を有しており、領域26
は中間領域24とは逆の導電形にドーピングされている
。外側領域25内には外側領域25と同じ導電形の領域
27が埋込まれている。領域27は外側領域25よりも
高くドーピングされている。さらに、外側領域25内に
は外側領域25とは逆の導電形の領域28が埋込まれて
いる。サイリスタにおけると同様に、この領域28は領
域27よりも深くかつ外側領域25よりも浅い。ダイオ
ードはカソード側ではカソード電極29を介して、アノ
ード側ではアノード電極32を介して電気的に結合され
る。領域24と領域26との間にはpn接合31が位置
しており、領域28と領域25との間にはpn接合30
が位置している。
側外側領域25と、アノード側外側領域26とが接続さ
れている中間領域24を有している。カソード側外側領
域は中間領域24と同じ導電形を有しており、領域26
は中間領域24とは逆の導電形にドーピングされている
。外側領域25内には外側領域25と同じ導電形の領域
27が埋込まれている。領域27は外側領域25よりも
高くドーピングされている。さらに、外側領域25内に
は外側領域25とは逆の導電形の領域28が埋込まれて
いる。サイリスタにおけると同様に、この領域28は領
域27よりも深くかつ外側領域25よりも浅い。ダイオ
ードはカソード側ではカソード電極29を介して、アノ
ード側ではアノード電極32を介して電気的に結合され
る。領域24と領域26との間にはpn接合31が位置
しており、領域28と領域25との間にはpn接合30
が位置している。
ダイオードが順方向に駆動されると、サイリスタと同様
に正の電荷キャリヤがアノードエミッタ領域26から中
間領域24を通り矢印33に応じて領域27を通ってカ
ソードに流れる。電流密度が高い場合には、pn接合3
0はあふれ、電流は矢印34に応じて領域28を通って
カソードに至る経路を取る。それにより、ダイオードの
外側領域25によって形成されたカソード側エミッタの
エミッタ効率、従ってキャリヤ蓄積電荷が低減させられ
る。
に正の電荷キャリヤがアノードエミッタ領域26から中
間領域24を通り矢印33に応じて領域27を通ってカ
ソードに流れる。電流密度が高い場合には、pn接合3
0はあふれ、電流は矢印34に応じて領域28を通って
カソードに至る経路を取る。それにより、ダイオードの
外側領域25によって形成されたカソード側エミッタの
エミッタ効率、従ってキャリヤ蓄積電荷が低減させられ
る。
本発明はアノード側阻止層を備えたGTOサイリスタに
対しても使用することができる。このような阻止層を備
えていないGTOサイリスタは導電形がアノード側エミ
ノク領域の導電形と逆である領域によって形成された単
純なアノード側短絡を有する。このエミッタ領域と中間
領域との間に高ドーピングされた阻止層が位置すると、
アノード側板導電率が高くなる。それにも拘わらすGT
Oサイリスタを低電流で点弧できるようにするためには
、短絡を形成する区域が互いに大きな間隔を持たなけれ
ばならない。しかしながら、通常のカソード短絡と同様
に短絡はそのために高電流密度の際には充分に効果を発
揮しない。
対しても使用することができる。このような阻止層を備
えていないGTOサイリスタは導電形がアノード側エミ
ノク領域の導電形と逆である領域によって形成された単
純なアノード側短絡を有する。このエミッタ領域と中間
領域との間に高ドーピングされた阻止層が位置すると、
アノード側板導電率が高くなる。それにも拘わらすGT
Oサイリスタを低電流で点弧できるようにするためには
、短絡を形成する区域が互いに大きな間隔を持たなけれ
ばならない。しかしながら、通常のカソード短絡と同様
に短絡はそのために高電流密度の際には充分に効果を発
揮しない。
第7図には短絡効果が維持されるGTOサイリスタが示
されている。中間領域1には阻止層として作用する外側
領域36がアノード側で接続されている。阻止層は中間
領域1と同じ導電形を有するが、この中間領域1よりも
高くドーピングされている。阻止層36内にはアノード
エミッタ領域として使われる逆導電影領域37が埋込ま
れている。アノード側表面には阻止層36と同じ導電形
を有する別の領域38が埋込まれている。阻止層36に
はこの別の領域38が重畳している。領域37.38は
アノード電極11によって共通に電気的結合される。
されている。中間領域1には阻止層として作用する外側
領域36がアノード側で接続されている。阻止層は中間
領域1と同じ導電形を有するが、この中間領域1よりも
高くドーピングされている。阻止層36内にはアノード
エミッタ領域として使われる逆導電影領域37が埋込ま
れている。アノード側表面には阻止層36と同じ導電形
を有する別の領域38が埋込まれている。阻止層36に
はこの別の領域38が重畳している。領域37.38は
アノード電極11によって共通に電気的結合される。
領域37の面積は半導体基体のアノード側面積の少なく
とも90%、例えば98%の大きさである。これによっ
てGTOサイリスタを点弧する際の電流は第1図と同様
に領域36を通り領域38を介して電極11に至る経路
を取る。即ち、低電流密度の際には短絡を生せしめる領
域はアノード面積の2%の大きさである。点弧電流は従
って相応し′C低く保たれる。別の領域38は全部合わ
せてアノード面積の10%〜70%の面積を有する。
とも90%、例えば98%の大きさである。これによっ
てGTOサイリスタを点弧する際の電流は第1図と同様
に領域36を通り領域38を介して電極11に至る経路
を取る。即ち、低電流密度の際には短絡を生せしめる領
域はアノード面積の2%の大きさである。点弧電流は従
って相応し′C低く保たれる。別の領域38は全部合わ
せてアノード面積の10%〜70%の面積を有する。
高電流密度の際には正孔電流は第2図と同し経路を取り
、その場合例えば正孔電流は全電流の50%の大きさで
短絡部を通って流れ、アノード側キャリヤ電荷密度は相
応して低く保たれる。
、その場合例えば正孔電流は全電流の50%の大きさで
短絡部を通って流れ、アノード側キャリヤ電荷密度は相
応して低く保たれる。
第1図は本発明による対称形サイリスタの断面図、第2
図および第3図は所定の駆動位相の期間中図示された電
流の流れを有する第1図に図示されたサイリスタの部分
断面図、第4図は第3図に示されたサイリスタの変形例
を示す断面図、第5図は他の実施例を示す断面図、第6
図はダイオードの断面図、第7図は本発明による短絡部
を備えたGTOザイリスタの断面図である。 1・・・中間領域 7・・・外側領域 9・・・別の領域 10・・・nドーピングされた領域 11・・・電極 17・・・電極 18・・・電極 5− 25・・・外側領域 36・・・外側領域 3B・・・別の領域
図および第3図は所定の駆動位相の期間中図示された電
流の流れを有する第1図に図示されたサイリスタの部分
断面図、第4図は第3図に示されたサイリスタの変形例
を示す断面図、第5図は他の実施例を示す断面図、第6
図はダイオードの断面図、第7図は本発明による短絡部
を備えたGTOザイリスタの断面図である。 1・・・中間領域 7・・・外側領域 9・・・別の領域 10・・・nドーピングされた領域 11・・・電極 17・・・電極 18・・・電極 5− 25・・・外側領域 36・・・外側領域 3B・・・別の領域
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔1〕弱ドーピングされた中間領域と、それに接続され
て強ドーピングされた第1の導電形の外側領域と、この
外側領域と外側領域内に配設されて半導体基体の表面に
隣接する第2の導電形の領域との間の短絡部とを備えた
半導体基体を有する半導体デバイスにおいて、 a)前記外側領域(7)内には前記半導体 基体の表面に隣接して別の領域(9)が埋込まれ、 b)この別の領域は第1の導電形であり、 かつ前記外側領域よりも高ドーピングされ、c)前記別
の領域(9)は前記外側領域( 7)よりも浅く、 d)前記外側領域内に配設された第2の導 電形の領域(10)は前記別の領域(9)よりも深く、
別の領域の面の一部分が前記外側領域に隣接するように
前記別の領域に部分的に重畳し、 e)前記別の領域と第2の導電形の領域と は、これらの領域を電気的に間接または直接に互いに結
合する少なくとも1個の電極を備える ことを特徴とする半導体デバイス。 〔2〕前記外側領域(7)は、対称形阻止サイリスタの
アノード側エミッタ領域であることを特徴とする請求項
1記載の半導体デバイス。 〔3〕前記別の領域(9)の電極(17)は抵抗を介し
て第2の導電形の領域(10)の電極(18)に接続さ
れることを特徴とする請求項2記載の半導体デバイス。 〔4〕前記別の領域の電極は制御可能なスイッチを介し
て第2の導電形の領域の電極と互いに接続されることを
特徴とする請求項2記載の半導体デバイス。 〔5〕前記別の領域の電極は半導体デバイスを介して第
2の導電形の領域の電極と互いに接続されることを特徴
とする請求項2記載の半導体デバイス。 〔6〕前記外側領域(7)はダイオードのアノード側エ
ミッタ領域であることを特徴とする請求項1記載の半導
体デバイス。 〔7〕前記外側領域(25)はダイオードのカソード側
阻止層であることを特徴とする請求項1記載の半導体デ
バイス。 〔8〕前記外側領域(36)はGTOサイリスタのアノ
ード側阻止層であることを特徴とする請求項1記載の半
導体デバイス。 〔9〕第2の導電形の領域(37)の面積の総和は半導
体基体のアノード側面積の少なくとも90%の大きさで
あり、前記別の領域(38)の面積の総和は半導体基体
のアノード側面積の10〜70%の大きさであることを
特徴とする請求項8記載の半導体デバイス。 〔10〕カソード側およびアノード側は短絡部が設けら
れることを特徴とする請求項6または7記載の半導体デ
バイス。
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