JPH03223516A - 車両用プロペラシャフト - Google Patents
車両用プロペラシャフトInfo
- Publication number
- JPH03223516A JPH03223516A JP2004590A JP2004590A JPH03223516A JP H03223516 A JPH03223516 A JP H03223516A JP 2004590 A JP2004590 A JP 2004590A JP 2004590 A JP2004590 A JP 2004590A JP H03223516 A JPH03223516 A JP H03223516A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- propeller shaft
- shaft main
- frp
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は繊維強化プラスチックにより形成された車両用
プロペラシャフトの構造に関する。
プロペラシャフトの構造に関する。
従来の技術
車両用プロペラシャフトの軽量化を図るためにプロペラ
シャフト自体をGFRP、CFRP等の繊維強化プラス
チック(F RP)で形成したものが例えば実開昭56
−141217号、実開昭57−39825号および実
開昭58−90830号等で知られている。
シャフト自体をGFRP、CFRP等の繊維強化プラス
チック(F RP)で形成したものが例えば実開昭56
−141217号、実開昭57−39825号および実
開昭58−90830号等で知られている。
発明が解決しようとする課題
プロペラシャフトはその機能よりして車体の床面下に排
気管と近接して配置されることが多いことから、プロペ
ラシャフトは排気管から放射される熱に常にさらされる
ことになる。そのため、特にFRPIのプロペラシャフ
トにおいては上記の排気管の熱を受けて表面が劣化した
りあるいは変形するおそれがあり、FRP製プロペラシ
ャフトの実用化の上でなおも問題を残している。
気管と近接して配置されることが多いことから、プロペ
ラシャフトは排気管から放射される熱に常にさらされる
ことになる。そのため、特にFRPIのプロペラシャフ
トにおいては上記の排気管の熱を受けて表面が劣化した
りあるいは変形するおそれがあり、FRP製プロペラシ
ャフトの実用化の上でなおも問題を残している。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、プロペラシャフト自体に遮熱
効果を持たせて熱射影響を回避できるようにした構造を
提供することにある。
その目的とするところは、プロペラシャフト自体に遮熱
効果を持たせて熱射影響を回避できるようにした構造を
提供することにある。
課題を解決するための手段
本発明は、プロペラシャフトの中心となるFRP製のシ
ャフト本体の外周に例えばニッケル、クロム、アルミニ
ウム等の金属皮膜の保護層を形成したことを特徴として
いる。
ャフト本体の外周に例えばニッケル、クロム、アルミニ
ウム等の金属皮膜の保護層を形成したことを特徴として
いる。
保護層を形成する具体的方法としては、蒸着のほか箔あ
るいはテープ状のものを貼着してもよ(、また上記の全
層を含む塗料を塗布するようにしてもよい。
るいはテープ状のものを貼着してもよ(、また上記の全
層を含む塗料を塗布するようにしてもよい。
作用
上記の構造によると、プロペラシャフトが排気管と近接
して配置されたとしても、金属皮膜の保護層により排気
管から放射される熱に対して遮熱効果が得られ、FRP
製のシャフト本体の劣化や変形を未然に防止して信穎性
の向上が図れる。
して配置されたとしても、金属皮膜の保護層により排気
管から放射される熱に対して遮熱効果が得られ、FRP
製のシャフト本体の劣化や変形を未然に防止して信穎性
の向上が図れる。
実施例
第1図(A)、(B)は本発明の一実施例を示す図で、
2はプロペラシャフト1の中心となるFRP製のシャフ
ト本体、3.4はシャフト本体2の両端にゴム系弾性体
5を介して一体的に連結された金属製のジヨイントヨー
クである。シャフト本体2とゴム系弾性体5とは接着剤
により、またジヨイントヨーク3,4とゴム系弾性体5
とは加硫接着によりそれぞれ接合される。そして、一方
のジヨイントヨーク3はエンジン側の変速機の出力軸に
連結され、他方のジヨイントヨーク4は駆動輪側のデフ
ァレンシャル装置に連結される。
2はプロペラシャフト1の中心となるFRP製のシャフ
ト本体、3.4はシャフト本体2の両端にゴム系弾性体
5を介して一体的に連結された金属製のジヨイントヨー
クである。シャフト本体2とゴム系弾性体5とは接着剤
により、またジヨイントヨーク3,4とゴム系弾性体5
とは加硫接着によりそれぞれ接合される。そして、一方
のジヨイントヨーク3はエンジン側の変速機の出力軸に
連結され、他方のジヨイントヨーク4は駆動輪側のデフ
ァレンシャル装置に連結される。
筒状のシャフト本体2は、ガラス繊維やカーボン繊維あ
るいはアラミド繊維等の補強繊維と例えばエポキシ系等
のマトリックス樹脂とを用いてフィラメントワインディ
ング法により成形されたもので、そのFRP層2aの外
周面には遮熱効果のすぐれた金属皮膜の保護層6が形成
されている。
るいはアラミド繊維等の補強繊維と例えばエポキシ系等
のマトリックス樹脂とを用いてフィラメントワインディ
ング法により成形されたもので、そのFRP層2aの外
周面には遮熱効果のすぐれた金属皮膜の保護層6が形成
されている。
保護層6となる金属としては例えばニッケル、クロム、
アルミニウム等を用い、これらのうちいずれかの金属を
蒸着法によりシャフト本体2の外周面に所定の厚みで均
一に付着させる。もちろん、上記のいずれかの金属を箔
あるいはテープ状にしたものを貼着してもよく、さらに
金属を含有した塗料をコーティングしてもよい。
アルミニウム等を用い、これらのうちいずれかの金属を
蒸着法によりシャフト本体2の外周面に所定の厚みで均
一に付着させる。もちろん、上記のいずれかの金属を箔
あるいはテープ状にしたものを貼着してもよく、さらに
金属を含有した塗料をコーティングしてもよい。
このような構造によると、たとえプロペラシャフト1が
排気管と近接して配置される場合でも、排気管から放射
される熱に対して上記の保護層6が遮熱効果を発揮し、
シャフト本体2のFRP層2aを熱から保護してその劣
化や変形を未然に防止できるようになる。
排気管と近接して配置される場合でも、排気管から放射
される熱に対して上記の保護層6が遮熱効果を発揮し、
シャフト本体2のFRP層2aを熱から保護してその劣
化や変形を未然に防止できるようになる。
発明の効果
以上のように本発明によれば、FRP製のシャフト本体
の外周面に金属皮膜の保護層を形成したことにより、保
護層の遮熱効果によって排気管の熱からFRP層を保護
することができることから、シャフト本体の機能劣化や
変形を未然に防止してFRP製プロペラシャフトの信頼
性の向上に大きく貢献できる効果がある。
の外周面に金属皮膜の保護層を形成したことにより、保
護層の遮熱効果によって排気管の熱からFRP層を保護
することができることから、シャフト本体の機能劣化や
変形を未然に防止してFRP製プロペラシャフトの信頼
性の向上に大きく貢献できる効果がある。
第1図(A)は本発明の一実施例を示す要部断面図、第
1図(B)は同図(A)のb部拡大図である。 1・・・プロペラシャフト、2・・・シャフト本体、2
a・・・FRP層、3,4・・・ジヨイントヨーク、5
・・・ゴム系弾性体、6・・・保護層。
1図(B)は同図(A)のb部拡大図である。 1・・・プロペラシャフト、2・・・シャフト本体、2
a・・・FRP層、3,4・・・ジヨイントヨーク、5
・・・ゴム系弾性体、6・・・保護層。
Claims (1)
- (1)繊維強化プラスチックにより形成されたシャフト
本体の外周面に、金属皮膜の保護層を形成したことを特
徴とする車両用プロペラシャフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004590A JPH03223516A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 車両用プロペラシャフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004590A JPH03223516A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 車両用プロペラシャフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03223516A true JPH03223516A (ja) | 1991-10-02 |
Family
ID=12016090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004590A Pending JPH03223516A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 車両用プロペラシャフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03223516A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19544008A1 (de) * | 1994-11-28 | 1996-06-05 | Deutsche Forsch Luft Raumfahrt | Welle mit integrierten Winkelausgleichselementen aus faserverstärkten Kunstharzen |
JP2009097717A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-05-07 | Toray Ind Inc | トルク伝達軸およびその製造方法 |
-
1990
- 1990-01-30 JP JP2004590A patent/JPH03223516A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19544008A1 (de) * | 1994-11-28 | 1996-06-05 | Deutsche Forsch Luft Raumfahrt | Welle mit integrierten Winkelausgleichselementen aus faserverstärkten Kunstharzen |
DE19544008C2 (de) * | 1994-11-28 | 1998-07-02 | Deutsch Zentr Luft & Raumfahrt | Welle mit integrierten Winkelausgleichselementen aus faserverstärkten Kunstharzen |
JP2009097717A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-05-07 | Toray Ind Inc | トルク伝達軸およびその製造方法 |
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