JPH03223362A - 自己接着型シリコーンゴム組成物及びシリコーンゴム被覆布 - Google Patents
自己接着型シリコーンゴム組成物及びシリコーンゴム被覆布Info
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- JPH03223362A JPH03223362A JP2334569A JP33456990A JPH03223362A JP H03223362 A JPH03223362 A JP H03223362A JP 2334569 A JP2334569 A JP 2334569A JP 33456990 A JP33456990 A JP 33456990A JP H03223362 A JPH03223362 A JP H03223362A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[a業上の利用分野]
本発明は自己接着型シリコーンゴム組成物、特には金属
、ガラス、セラミックス、プラスチックス、繊維、ゴム
などにプライマー処理することなく接着する自己接着型
シリコーンゴム組成物及びこれを織布に被覆、硬化させ
てなるシリコーンゴム被覆布に関するものである。
、ガラス、セラミックス、プラスチックス、繊維、ゴム
などにプライマー処理することなく接着する自己接着型
シリコーンゴム組成物及びこれを織布に被覆、硬化させ
てなるシリコーンゴム被覆布に関するものである。
[従来の技術]
シリコーンゴム組成物を通常の加硫条件下で金属、ガラ
ス、セラミックス、プラスチックス、繊維又はその織布
、ゴムなどに接着しようとすると、シリコーンゴム組成
物が離型性を有するものであるために、これらは接着し
ないので、この場合にはこれら被着体の表面を予めブラ
イマーを処理してから加硫するという方法が採られてい
る。
ス、セラミックス、プラスチックス、繊維又はその織布
、ゴムなどに接着しようとすると、シリコーンゴム組成
物が離型性を有するものであるために、これらは接着し
ないので、この場合にはこれら被着体の表面を予めブラ
イマーを処理してから加硫するという方法が採られてい
る。
一方、各種織布の表面にシリコーンゴム組成物を被覆、
硬化させたシリコーンゴム被覆布は、従来から電気絶縁
材料、ダイヤフラム、シール材、エアバッグ材、テント
膜材、ダクトホース類等として使用されており、又医療
用材料、衣料用材料としての提案もなされているが(特
公昭42−2687号公報、特開昭55−152863
号公報)、特に被着体である織布がナイロンやケブラー
の様に−CONH−基のような極性基を有する繊維て編
まれたものである場合、十分な接着力を有するシリコー
ンゴム被覆布を得ることは困難であった。
硬化させたシリコーンゴム被覆布は、従来から電気絶縁
材料、ダイヤフラム、シール材、エアバッグ材、テント
膜材、ダクトホース類等として使用されており、又医療
用材料、衣料用材料としての提案もなされているが(特
公昭42−2687号公報、特開昭55−152863
号公報)、特に被着体である織布がナイロンやケブラー
の様に−CONH−基のような極性基を有する繊維て編
まれたものである場合、十分な接着力を有するシリコー
ンゴム被覆布を得ることは困難であった。
しかし、このブライマー処理は成型加工工程を複雑なも
のとするし、このブライマーが通常有機溶剤溶液である
ためにこれには有機溶剤排気設備が必要であるし、この
有機溶剤には安全衛生上の問題もあり、インジェクショ
ン成形のように強い剪断力か加わる1加工条件下てはプ
ライマー層が流出したり、剥離するという問題もある。
のとするし、このブライマーが通常有機溶剤溶液である
ためにこれには有機溶剤排気設備が必要であるし、この
有機溶剤には安全衛生上の問題もあり、インジェクショ
ン成形のように強い剪断力か加わる1加工条件下てはプ
ライマー層が流出したり、剥離するという問題もある。
そのため、このシリコーンゴム組成物についてブライマ
ー処理を必要としない自己接着性のものが提案されてお
り、これについては例えばビニルトリス(t−ブチルパ
ーオキシ)シラン、トリフェニル(t−ブチルパーオキ
シ)シラン、トリメチル(t−ブチルパーオキシ)シラ
ン、メチルビニルジ(t−ブチルパーオキシ)シランな
どのアルキルパーオキシシランを接着性付与成分として
添加したシリコーンゴム組成物、またはビニルトリメト
キシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシ
プロピルトリメトキシシランなどのシランカップリング
剤を添加したシリコーンゴム組成物が知られており、さ
らにはt−ブチル−パーオキシ−4−ビニルジメチルシ
リルベンゾエートのようなビニルシリル基含有ベンゾエ
ート化合物を接着成分および有機過酸化物とするシリコ
ーンゴム組成物も知られている。
ー処理を必要としない自己接着性のものが提案されてお
り、これについては例えばビニルトリス(t−ブチルパ
ーオキシ)シラン、トリフェニル(t−ブチルパーオキ
シ)シラン、トリメチル(t−ブチルパーオキシ)シラ
ン、メチルビニルジ(t−ブチルパーオキシ)シランな
どのアルキルパーオキシシランを接着性付与成分として
添加したシリコーンゴム組成物、またはビニルトリメト
キシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシ
プロピルトリメトキシシランなどのシランカップリング
剤を添加したシリコーンゴム組成物が知られており、さ
らにはt−ブチル−パーオキシ−4−ビニルジメチルシ
リルベンゾエートのようなビニルシリル基含有ベンゾエ
ート化合物を接着成分および有機過酸化物とするシリコ
ーンゴム組成物も知られている。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、このアルキルパーオキシシランを添加したシリ
コーンゴム組成物は接着性が充分でなく、シランカップ
リング剤を添加したシリコーンゴム組成物も接着性、接
着耐久性が充分でないという不利があり、上記のヘンシ
ェード化合物についてはその合成が困難であるし、これ
を添加したシリコーンゴム組成物には高湿度下での接着
耐久性が不充分であるという欠点がある。
コーンゴム組成物は接着性が充分でなく、シランカップ
リング剤を添加したシリコーンゴム組成物も接着性、接
着耐久性が充分でないという不利があり、上記のヘンシ
ェード化合物についてはその合成が困難であるし、これ
を添加したシリコーンゴム組成物には高湿度下での接着
耐久性が不充分であるという欠点がある。
[課題を解決するための手段]
本発明はこのような不利・欠点を解決した自己接着型シ
リコーンゴム組成物及びこれを織布に被覆、硬化させて
なるシリコーンゴム被覆布に関するもので、これはイ)
平均組成式R’、5iOa−a(ここにR1は同一また
は異種の非置換または置換1価炭化水素基、aは1.9
8〜2.Olの正数)で示され、25℃における粘度が
300cS以上であるオルガノポリシロキサン100重
量部、口)分子中にイソシアナート基と加水分解性基を
含有するオルガノシランまたはその部分加水分解物0.
1〜20重量部、八)硬化剤とからなることを特徴とす
るシリコーンゴム組成物及びこれを織布に被覆、硬化さ
せてなるシリコーンゴム被覆布に関するものであるすな
わち、本発明者らは種々の被着体と強固に接着し、高湿
下での接着耐久性のすぐれている自己接着型シリコーン
ゴム組成物を間発すへく種々検討した結果、シリコーン
ゴム成分となるオルガノポリシロキサンと硬化剤とから
なる組成物にイソシアナート基(−NCO基)とアルコ
キシ基等の加水分解性基とを含有するオルガノシランを
添加するとこの組成物が通常の加硫条件下で各種被着体
に強固に接着し、特にナイロン、ケブラー テトロンな
どの合成繊維の織布との接着性にすぐれたものになり、
高湿下での接着耐久性もすぐれたものになるということ
を見出し、このオルガノシランの種類、配合量などにつ
いての研究を進めて本発明を完成させた。
リコーンゴム組成物及びこれを織布に被覆、硬化させて
なるシリコーンゴム被覆布に関するもので、これはイ)
平均組成式R’、5iOa−a(ここにR1は同一また
は異種の非置換または置換1価炭化水素基、aは1.9
8〜2.Olの正数)で示され、25℃における粘度が
300cS以上であるオルガノポリシロキサン100重
量部、口)分子中にイソシアナート基と加水分解性基を
含有するオルガノシランまたはその部分加水分解物0.
1〜20重量部、八)硬化剤とからなることを特徴とす
るシリコーンゴム組成物及びこれを織布に被覆、硬化さ
せてなるシリコーンゴム被覆布に関するものであるすな
わち、本発明者らは種々の被着体と強固に接着し、高湿
下での接着耐久性のすぐれている自己接着型シリコーン
ゴム組成物を間発すへく種々検討した結果、シリコーン
ゴム成分となるオルガノポリシロキサンと硬化剤とから
なる組成物にイソシアナート基(−NCO基)とアルコ
キシ基等の加水分解性基とを含有するオルガノシランを
添加するとこの組成物が通常の加硫条件下で各種被着体
に強固に接着し、特にナイロン、ケブラー テトロンな
どの合成繊維の織布との接着性にすぐれたものになり、
高湿下での接着耐久性もすぐれたものになるということ
を見出し、このオルガノシランの種類、配合量などにつ
いての研究を進めて本発明を完成させた。
以下にこれをさらに詳述する。
[作 用]
本発明の自己接着型シリコーンゴム組成物はオルガノポ
リシロキサンとイソシアナート基とアルコキシ基等の加
水分解性基を有するオルガノシランおよび硬化剤とから
なるものである。
リシロキサンとイソシアナート基とアルコキシ基等の加
水分解性基を有するオルガノシランおよび硬化剤とから
なるものである。
本発明の組成物を構成するイ)成分としてのオルガノボ
リシロキサンは平均組成式R’、5i04−.で示され
、R1はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
ヘキシル基などのアルキル基、シクロヘキシル基などの
シクロアルキル基、ビニル基、アリル基などのアルケニ
ル基、フェニル基、トリル基などのアリール基、または
これらの基の炭素原子に結合している水素原子の一部ま
たは全部をハロゲン原子、シアノ基などで置換したクロ
ロメチル基、トリフルオロプロピル基、シアノエチル基
などから選択される同一または異種の非置換または置換
1価炭化水素で、aは1.98〜2.01の正数である
ものとされるが、このR1の好ましいものはメチル基、
エチル基、フェニル基、γ−トリフロロプロピル基、シ
アノエチル基、ビニル基、アリル基であり、特にはメチ
ル基か50モル%未満であるとメチルポリシロキサン本
来の特性が失われたり、原料コストが高価なものとなる
ということから、メチル基が50モル%以上、好ましく
は80モル%以上のものとすることがよい。また、この
オルカッポリシロキサンは25℃における粘度か300
cS未満であるとこのシリコーンゴム組成物を織布等に
接着させたものは機械的強度が不充分となって実用に耐
えないものとなるので、300cS以上のものとする必
要があるが、これは1×lO4〜108cSとすること
がよい。なお、このオルガノポリシロキサンは実質的に
線状のものとすればよく、その分子鎮末端はシラノール
基、メチル基、ビニル基、特にはトリビニルシリル基で
封鎖されたものとすればよいが、このものはオソゴマー
としてよく知られている環状ポリシロキサンを酸または
アルカリの存在下で開環重合する公知の方法で製造した
ものとすればよい。
リシロキサンは平均組成式R’、5i04−.で示され
、R1はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
ヘキシル基などのアルキル基、シクロヘキシル基などの
シクロアルキル基、ビニル基、アリル基などのアルケニ
ル基、フェニル基、トリル基などのアリール基、または
これらの基の炭素原子に結合している水素原子の一部ま
たは全部をハロゲン原子、シアノ基などで置換したクロ
ロメチル基、トリフルオロプロピル基、シアノエチル基
などから選択される同一または異種の非置換または置換
1価炭化水素で、aは1.98〜2.01の正数である
ものとされるが、このR1の好ましいものはメチル基、
エチル基、フェニル基、γ−トリフロロプロピル基、シ
アノエチル基、ビニル基、アリル基であり、特にはメチ
ル基か50モル%未満であるとメチルポリシロキサン本
来の特性が失われたり、原料コストが高価なものとなる
ということから、メチル基が50モル%以上、好ましく
は80モル%以上のものとすることがよい。また、この
オルカッポリシロキサンは25℃における粘度か300
cS未満であるとこのシリコーンゴム組成物を織布等に
接着させたものは機械的強度が不充分となって実用に耐
えないものとなるので、300cS以上のものとする必
要があるが、これは1×lO4〜108cSとすること
がよい。なお、このオルガノポリシロキサンは実質的に
線状のものとすればよく、その分子鎮末端はシラノール
基、メチル基、ビニル基、特にはトリビニルシリル基で
封鎖されたものとすればよいが、このものはオソゴマー
としてよく知られている環状ポリシロキサンを酸または
アルカリの存在下で開環重合する公知の方法で製造した
ものとすればよい。
つぎに本発明の組成物を構成する口)成分としてのオル
ガノシランは一般式 %式%) で示され、R2,R3はR1と同一の非置換または置換
1価炭化水素基あるいはメトキシメチル基、エトキシメ
チル基、メトキシエチル基等のアルコキシ置換アルキル
基、フェニルエチル基等のアラルキル基である。又R4
ハメチレン基、エチレン基、プロピレン基などのアルキ
レン基、フェニレン基などのアリーレン基などから選択
される炭素数1〜10の2価炭化水素または(CH2)
25 (C)12) sなどのような硫黄置換二価炭
化水素基とされるもの、bは0≦b<3で示される整数
であり、これには下記のものが例示されるか、このオル
ガノシランはこの単独加水分解物あるいは(R’O)
2SjR’2. (R’0) 3〜5iR2との共加水
分解物であってもよい。
ガノシランは一般式 %式%) で示され、R2,R3はR1と同一の非置換または置換
1価炭化水素基あるいはメトキシメチル基、エトキシメ
チル基、メトキシエチル基等のアルコキシ置換アルキル
基、フェニルエチル基等のアラルキル基である。又R4
ハメチレン基、エチレン基、プロピレン基などのアルキ
レン基、フェニレン基などのアリーレン基などから選択
される炭素数1〜10の2価炭化水素または(CH2)
25 (C)12) sなどのような硫黄置換二価炭
化水素基とされるもの、bは0≦b<3で示される整数
であり、これには下記のものが例示されるか、このオル
ガノシランはこの単独加水分解物あるいは(R’O)
2SjR’2. (R’0) 3〜5iR2との共加水
分解物であってもよい。
(CI(30)3−5i−(CHz)3−NCOHBM
9007[信越化学工業(株)シ商品名〕、 (C2)150) 3−5i−(CH2) 3−NGO
にBE9007 [信越化学工業(株)製画品名コ、 \ (C1130C2)140トr−5i −f−cu2
)−r Nco。
9007[信越化学工業(株)シ商品名〕、 (C2)150) 3−5i−(CH2) 3−NGO
にBE9007 [信越化学工業(株)製画品名コ、 \ (C1130C2)140トr−5i −f−cu2
)−r Nco。
CH3
(CH30)2−5i−(C)12)、−NCOKBM
9207 [信越化学工業(株)製部品名]、 H−CH2 (CH30h−5i−(C)lzh−N(:O。
9207 [信越化学工業(株)製部品名]、 H−CH2 (CH30h−5i−(C)lzh−N(:O。
工業(株)製部品名]、
(CH30) 3−5i−(C)12) 25 (CH
2) 3−NGO。
2) 3−NGO。
なお、二〇口)成分の配合量は前記したイ)成分として
のオルガノポリシロキサン100重量部に対して0.1
重量部未満ではこの組成物に充分な接着力が与えられず
、20重量部を越えた量とするとこの組成物から得られ
る硬化物の引張り強さ、伸び、耐熱特性などの物性が低
下するので、0.1〜20重量部の範囲とする必要があ
るが、この好まししA範囲は0.5〜10重量部とされ
る。
のオルガノポリシロキサン100重量部に対して0.1
重量部未満ではこの組成物に充分な接着力が与えられず
、20重量部を越えた量とするとこの組成物から得られ
る硬化物の引張り強さ、伸び、耐熱特性などの物性が低
下するので、0.1〜20重量部の範囲とする必要があ
るが、この好まししA範囲は0.5〜10重量部とされ
る。
また、本発明の組成物を構成する八)成分としての硬化
剤は公知のものでよく、これは通常は有機過酸化物とす
ればよいが、前記したイ)成分としてのオルガノポリシ
ロキサンがアルケニル基を含有するものである場合には
1分子中にけい素原子に結合した水素原子(=SiH)
を3ヶ以上含有するオルガノハイドロジエンポリシロキ
サンと白金系触媒とからなるものを添加してこれを付加
反応加硫型のものとしてもよい。
剤は公知のものでよく、これは通常は有機過酸化物とす
ればよいが、前記したイ)成分としてのオルガノポリシ
ロキサンがアルケニル基を含有するものである場合には
1分子中にけい素原子に結合した水素原子(=SiH)
を3ヶ以上含有するオルガノハイドロジエンポリシロキ
サンと白金系触媒とからなるものを添加してこれを付加
反応加硫型のものとしてもよい。
この有機過酸化物としてはベンゾイルパーオキサイド、
2.4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、オルソク
ロロベンゾイルパーオキサイド、ジー1−ブチルパーオ
キサイド、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルパーベ
ンゾエート、t−ブチルパーアセテート、2.5−ジメ
チル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、
(t−ブチルパーオキシ)ミリスチルカーボネートなど
が例示されるか、これらは前記したイ)成分としてのオ
ルガノポリシロキサン100重量部に対して0.1〜5
重量部添加すればよい。なお、イ)成分のオルガノポリ
シロキサンがビニル基等のアルケニル基を含有する場合
にこの組成物を付加反応硬化型とするために添加される
オルガノハイドロジエンポリシロキサンは一般式R5(
)I(IS104−c−dで示され、R5はメチル基な
どのアルケル基、c、dは正数でc+d=1.0〜3.
0であるもので、分子中にけい素原子に結合した水素原
子(=SiH)を少なくとも3個以上含有するものとし
て、こわを、イ)成分としてのオルガノポリシロキサン
中に含有されるアルケニル基量1モルに対して:SiH
結合かその0.5〜5.0倍モルとなる量で添加すれば
よく、ここに使用される白金系触媒は塩化白金酸、塩化
白金酸とオレフィンまたはビニルシロキサンとの錯塩、
塩化白金酸のアルコール溶液としてイ)成分としてのオ
ルガノポリシロキサンに対し、白金量で0.5〜500
ppm、好ましくは2〜200ppm添加すればよい。
2.4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、オルソク
ロロベンゾイルパーオキサイド、ジー1−ブチルパーオ
キサイド、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルパーベ
ンゾエート、t−ブチルパーアセテート、2.5−ジメ
チル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、
(t−ブチルパーオキシ)ミリスチルカーボネートなど
が例示されるか、これらは前記したイ)成分としてのオ
ルガノポリシロキサン100重量部に対して0.1〜5
重量部添加すればよい。なお、イ)成分のオルガノポリ
シロキサンがビニル基等のアルケニル基を含有する場合
にこの組成物を付加反応硬化型とするために添加される
オルガノハイドロジエンポリシロキサンは一般式R5(
)I(IS104−c−dで示され、R5はメチル基な
どのアルケル基、c、dは正数でc+d=1.0〜3.
0であるもので、分子中にけい素原子に結合した水素原
子(=SiH)を少なくとも3個以上含有するものとし
て、こわを、イ)成分としてのオルガノポリシロキサン
中に含有されるアルケニル基量1モルに対して:SiH
結合かその0.5〜5.0倍モルとなる量で添加すれば
よく、ここに使用される白金系触媒は塩化白金酸、塩化
白金酸とオレフィンまたはビニルシロキサンとの錯塩、
塩化白金酸のアルコール溶液としてイ)成分としてのオ
ルガノポリシロキサンに対し、白金量で0.5〜500
ppm、好ましくは2〜200ppm添加すればよい。
本発明の自己接着型シリコーンゴム組成物は上記イ)1
口)1八)成分の所定量を均一に混練することによって
得ることができるが、この組成物の未硬化時の粘度を増
加して作業性を向上させるため、さらにはこれを硬化し
て得られるシリコーンゴム弾性体の硬さ、引張り強さ、
伸びなどの物性向上、接着性向上のために各種の微粒子
状または繊維状の充填剤を配合してもよく、これにはヒ
ユームドシリカ、沈殿シリカ、石英粉末、けいそう土、
中空ガラス球、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化マ
グネシウム、タルク、アルミニウムシリケート、アルミ
ナ、炭酸カルシウム、カーボンブラック、アスベスト、
ガラス繊維、カーボン繊維、ポリエステル繊維、ポリテ
トラフルオロエチレン粉末、ポリ塩化ビニル粉末などが
挙げられるか、これらは粒子径が50μm以下のものと
すればよく、この添加量はイ)成分とてのオルガノポリ
シロキサン100重量部に対して0〜200重量部とす
ればよいので、これはR35iO05,R25iO,R
51O+(Rは1価炭化水素基)などの共重合体である
レジン状ポリシロキサンとしてもよい。
口)1八)成分の所定量を均一に混練することによって
得ることができるが、この組成物の未硬化時の粘度を増
加して作業性を向上させるため、さらにはこれを硬化し
て得られるシリコーンゴム弾性体の硬さ、引張り強さ、
伸びなどの物性向上、接着性向上のために各種の微粒子
状または繊維状の充填剤を配合してもよく、これにはヒ
ユームドシリカ、沈殿シリカ、石英粉末、けいそう土、
中空ガラス球、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化マ
グネシウム、タルク、アルミニウムシリケート、アルミ
ナ、炭酸カルシウム、カーボンブラック、アスベスト、
ガラス繊維、カーボン繊維、ポリエステル繊維、ポリテ
トラフルオロエチレン粉末、ポリ塩化ビニル粉末などが
挙げられるか、これらは粒子径が50μm以下のものと
すればよく、この添加量はイ)成分とてのオルガノポリ
シロキサン100重量部に対して0〜200重量部とす
ればよいので、これはR35iO05,R25iO,R
51O+(Rは1価炭化水素基)などの共重合体である
レジン状ポリシロキサンとしてもよい。
また、本発明の組成物にはその使用目的に応じて従来公
知とされている各種の改質剤を添加してもよく、したが
ってγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ
−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、ビニルトリアルコキシシ
ランなどのシランカップリング剤や有機カルボン酸の金
属塩類、チタン酸エステル、塩化白金酸、耐熱剤、難燃
剤、分散剤などを添加混合してもよい。なお、本発明の
組成物はこれをナイロン等の各種織布と接着させてシリ
コーンゴム被覆布を作るのに有用とされるが、この織布
との接着およびコーティング加工性の点からはこの組成
物を適宜の有機溶剤に溶解したものとすることがよく、
この有機溶剤としては上記した口)成分と反応するよう
な活性水素を有しないものとするということからベンゼ
ン、トルエン、キシレン、ヘキサン、ヘプタン、灯油な
どとし、これをこの組成物100重量部に対してO〜1
,000重量部、好ましくは50〜300重量部添加す
るようにすればよい。
知とされている各種の改質剤を添加してもよく、したが
ってγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ
−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、ビニルトリアルコキシシ
ランなどのシランカップリング剤や有機カルボン酸の金
属塩類、チタン酸エステル、塩化白金酸、耐熱剤、難燃
剤、分散剤などを添加混合してもよい。なお、本発明の
組成物はこれをナイロン等の各種織布と接着させてシリ
コーンゴム被覆布を作るのに有用とされるが、この織布
との接着およびコーティング加工性の点からはこの組成
物を適宜の有機溶剤に溶解したものとすることがよく、
この有機溶剤としては上記した口)成分と反応するよう
な活性水素を有しないものとするということからベンゼ
ン、トルエン、キシレン、ヘキサン、ヘプタン、灯油な
どとし、これをこの組成物100重量部に対してO〜1
,000重量部、好ましくは50〜300重量部添加す
るようにすればよい。
このようにして得られた本発明の自己接着型シリコーン
ゴム組成物はこれを異種の基材表面と接触させた後、加
硫条件に保持すると架橋して所望のシリコーンゴム、シ
リコーンレジン、シリコーンゲル等の種々の架橋密度の
硬化物を形成すると共に、口)成分としてのオルガノシ
ランが配合されていることから基材表面に均一にかつ強
固に接着される。
ゴム組成物はこれを異種の基材表面と接触させた後、加
硫条件に保持すると架橋して所望のシリコーンゴム、シ
リコーンレジン、シリコーンゲル等の種々の架橋密度の
硬化物を形成すると共に、口)成分としてのオルガノシ
ランが配合されていることから基材表面に均一にかつ強
固に接着される。
この異種基材としては鉄、アルミニウム、ステンレス、
ニッケル、銅、クロムなどの金属類、ガラス、石英、陶
磁器などのセラミックス類、エポキシ樹脂、アクリル樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂などのプラスチックス類、ナイロン、テトロン、
ビニロン、ポリエステル繊維、ポリウレタン繊維などの
各種合成繊維又はその織布、天然繊維、ガラス繊維のよ
うな無機繊維又はその織布、天然ゴム、各種合成ゴムな
どが例示されるが、この組成物は特にナイロン、ポリア
ミド繊維、イミド繊維などのケブラー繊維、ポリウレタ
ン繊維のようなスパンデックスなどの合成繊維からなる
織布、不織布、編布との接着性にすぐれているので、こ
れはシリコーンゴム被覆布の製造に有用とされる。
ニッケル、銅、クロムなどの金属類、ガラス、石英、陶
磁器などのセラミックス類、エポキシ樹脂、アクリル樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂などのプラスチックス類、ナイロン、テトロン、
ビニロン、ポリエステル繊維、ポリウレタン繊維などの
各種合成繊維又はその織布、天然繊維、ガラス繊維のよ
うな無機繊維又はその織布、天然ゴム、各種合成ゴムな
どが例示されるが、この組成物は特にナイロン、ポリア
ミド繊維、イミド繊維などのケブラー繊維、ポリウレタ
ン繊維のようなスパンデックスなどの合成繊維からなる
織布、不織布、編布との接着性にすぐれているので、こ
れはシリコーンゴム被覆布の製造に有用とされる。
この異種基材に対する本発明の自己接着型シリコーンゴ
ム組成物の接触はカレンダリング、ナイフコーティング
、はけ塗り、デイツプコーティング、スプレーなどの方
法で行えばよいが、このシリコーンゴム組成物が固形状
であるとぎにはカレンダリングが適しており、これが液
状であるときにはナイフコーティング、はけ塗り、デイ
ツプコーティングまたはスプレーが適している。
ム組成物の接触はカレンダリング、ナイフコーティング
、はけ塗り、デイツプコーティング、スプレーなどの方
法で行えばよいが、このシリコーンゴム組成物が固形状
であるとぎにはカレンダリングが適しており、これが液
状であるときにはナイフコーティング、はけ塗り、デイ
ツプコーティングまたはスプレーが適している。
また、このシリコーンゴム組成物の硬化はその硬化機構
に応じて適切な条件を選択すればよく、硬化剤として有
機過酸化物を使用するときには150〜550℃で数秒
〜20分間熱気加硫するか、110〜180℃で3分〜
15分圧縮成形すればよいし、硬化剤としてオルガノハ
イドロジエンポリシロキサンと白金系触媒を使用して付
加反応硬化型とするときには100〜400℃で数秒〜
10数分熱気加硫するか、トランスファー成形あるいは
100〜200℃で30秒〜10分圧縮成形すればよい
。
に応じて適切な条件を選択すればよく、硬化剤として有
機過酸化物を使用するときには150〜550℃で数秒
〜20分間熱気加硫するか、110〜180℃で3分〜
15分圧縮成形すればよいし、硬化剤としてオルガノハ
イドロジエンポリシロキサンと白金系触媒を使用して付
加反応硬化型とするときには100〜400℃で数秒〜
10数分熱気加硫するか、トランスファー成形あるいは
100〜200℃で30秒〜10分圧縮成形すればよい
。
このように異種の基材と接触させ、加硫条件とした本発
明の自己接着型シリコーンゴム組成物はこの処理によっ
て硬化し、前記したようにこの硬化物が基材表面に均一
にかつ強固に接着するし、高温度;囲気下での接着耐久
性もすぐれているので、このようにして得られたシリコ
ーンゴム被i物はジ−ソング剤、被1材、包装材として
有用とされるほか、これを前記した繊維質材からなる織
布に被Iしたシリコーンゴム被覆布は電気絶縁材料、ダ
イヤフラム、シール材、エアーバック材、テント膜材、
ダクトホース類、医療用材料、衣料用材料などとして有
用とされる。
明の自己接着型シリコーンゴム組成物はこの処理によっ
て硬化し、前記したようにこの硬化物が基材表面に均一
にかつ強固に接着するし、高温度;囲気下での接着耐久
性もすぐれているので、このようにして得られたシリコ
ーンゴム被i物はジ−ソング剤、被1材、包装材として
有用とされるほか、これを前記した繊維質材からなる織
布に被Iしたシリコーンゴム被覆布は電気絶縁材料、ダ
イヤフラム、シール材、エアーバック材、テント膜材、
ダクトホース類、医療用材料、衣料用材料などとして有
用とされる。
[実施例コ
つぎに本発明の実施例、比較例をあげるが、例中の部は
重量部を、粘度は25℃での測定値を示したものであり
、例中の接着力はJISに−6301に規定されている
方法による測定結果を示したものである。
重量部を、粘度は25℃での測定値を示したものであり
、例中の接着力はJISに−6301に規定されている
方法による測定結果を示したものである。
実施例1
ジメチルシロキサン単位99.8モル%、ビニルメチル
シロキサン単位0.2モル%からなる粘度が5 、00
0 、000cSのメチルビニルポリシロキサン100
部に、表面をトリメチルシリル基で処理した比表面積2
00m27Hの疎水性ヒユームドシリカ40部、粘度2
0cSのα、ω−ジメチルポリシロキサンジオール2部
を加え、ニーダ−ミキサーで均一に混練し、160℃で
2時間熱処理したコンパウンドAを調製した。
シロキサン単位0.2モル%からなる粘度が5 、00
0 、000cSのメチルビニルポリシロキサン100
部に、表面をトリメチルシリル基で処理した比表面積2
00m27Hの疎水性ヒユームドシリカ40部、粘度2
0cSのα、ω−ジメチルポリシロキサンジオール2部
を加え、ニーダ−ミキサーで均一に混練し、160℃で
2時間熱処理したコンパウンドAを調製した。
ついでこのコンパウンドA 100部に式(CH30
) 3si (CH2) 3NGOで示されるイソシア
ナート基含有シラン1.0部と有機過酸化物2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン
0.5部を添加し、2本ロールで均一に混練し、これを
第1表に示した各種被着体上に載せたのち金型に挟み、
165℃で10分間、20kgf/c+n2の圧力で加
圧加熱したところ、シリコーンゴムが被着体に強固に接
着した接着サンプルが得られ、このものの接着力は第1
表に示したとおりの結果を示した。
) 3si (CH2) 3NGOで示されるイソシア
ナート基含有シラン1.0部と有機過酸化物2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン
0.5部を添加し、2本ロールで均一に混練し、これを
第1表に示した各種被着体上に載せたのち金型に挟み、
165℃で10分間、20kgf/c+n2の圧力で加
圧加熱したところ、シリコーンゴムが被着体に強固に接
着した接着サンプルが得られ、このものの接着力は第1
表に示したとおりの結果を示した。
第1表
実施例2〜4.比較例1
実施例1て得られたコンパウンドA100部に、式(C
2H5O) 3si (CI(2) 5NcOで示され
るインシアナート基含有シラン1部、3部、または5部
あるい番:比較例としてイソシアナート含有シランを配
合しないものと有機過酸化物2.4−ジクロロベンゾイ
ルパーオキサイト1.8部を添加し、トルエン233部
に溶解して30重量%のトルエン溶液4種を作寡した。
2H5O) 3si (CI(2) 5NcOで示され
るインシアナート基含有シラン1部、3部、または5部
あるい番:比較例としてイソシアナート含有シランを配
合しないものと有機過酸化物2.4−ジクロロベンゾイ
ルパーオキサイト1.8部を添加し、トルエン233部
に溶解して30重量%のトルエン溶液4種を作寡した。
ついでこの溶液を6.6−ナイロン基布表面に肋厚10
θμmとなるように塗布し、室温で30分間風刺後に5
0℃で5分間加熱してトルエンを除去し、さらに180
℃で5分間加熱処理して試験片を作り、この6.6−1
イロン基布1を外側にし、シリコーンゴムコンパウンド
被覆層2を内側にして、このシリコーンゴムコンパウン
ド被覆層2にN ?に硬化性シリコーンゴム・にE45
RTV [信越化学工業■裂開品名]を塗布し、室温
に72時間放置して第1図a)に示したような接着試験
サンプルを作り、これを80℃、95%RHの高湿度下
に72時間放置してから第1図b)に示したようにカ(
F)を加えてその接着性の湿潤耐久性をしらべたところ
、第2表に示したとおりの結果が得られた。
θμmとなるように塗布し、室温で30分間風刺後に5
0℃で5分間加熱してトルエンを除去し、さらに180
℃で5分間加熱処理して試験片を作り、この6.6−1
イロン基布1を外側にし、シリコーンゴムコンパウンド
被覆層2を内側にして、このシリコーンゴムコンパウン
ド被覆層2にN ?に硬化性シリコーンゴム・にE45
RTV [信越化学工業■裂開品名]を塗布し、室温
に72時間放置して第1図a)に示したような接着試験
サンプルを作り、これを80℃、95%RHの高湿度下
に72時間放置してから第1図b)に示したようにカ(
F)を加えてその接着性の湿潤耐久性をしらべたところ
、第2表に示したとおりの結果が得られた。
第2表
実施例5〜6.比較例2〜5
分子鎖末端がビニルジメチルシリル基で封鎖された、ジ
メチルシロキサン単位99.8モル%、ビニルメチルシ
ロキサン単位0.2モル%からなる、粘度がI X 1
0’cSであるオルガノポリシロキサン100部に、ト
リメチルシリル基で表面処理した比表面積が230m2
7gの疎水性ヒユームドシリカ40部と分子鎖末端がシ
ラノール基で封鎖されたα、ω−ジメチルポリシロキサ
ンジオール1.0部を添加し、ニーダ−中で180℃で
2時間熱処理してコンパウンドBを作った。
メチルシロキサン単位99.8モル%、ビニルメチルシ
ロキサン単位0.2モル%からなる、粘度がI X 1
0’cSであるオルガノポリシロキサン100部に、ト
リメチルシリル基で表面処理した比表面積が230m2
7gの疎水性ヒユームドシリカ40部と分子鎖末端がシ
ラノール基で封鎖されたα、ω−ジメチルポリシロキサ
ンジオール1.0部を添加し、ニーダ−中で180℃で
2時間熱処理してコンパウンドBを作った。
ついでこのコンパウンドB 100部に純分50%の
有機過酸化物2.4−ジクロロベンゾイルパーオキサイ
ト3.5部を添加し均一に混練したのち、3本ロールミ
ルで薄く分出してからトルエンに溶解してコンパウンド
分約25重量%のトルエン溶液を作り、このコンパウン
ドBに式 (CH30)3si(CI(z)3NGOで示されるイ
ソシアナート基含有シラン5部(実施例5)、式 (C2H5O) 3si (CH2) 、NcOで示さ
れるイソシアナート基含有シラン5部(実施例6)、ビ
ニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン [CHa=CH5i (OC2H40C:H3) 3]
(比較例2)、γ−グリシドキブロビルトリメトキシ
シラン [CH2−CH−CH20(CH2) 、si (OC
H3) 3] (比較例3)、γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン(H2NG3H6Si ([1C2H
5)3) (比較例4)、γ−メタアクリロキシプロ
ピルトリメトキシシランぞれ5部添加して試料を作り、
これを織密度が18×17本725mmの平織のナイロ
ン繊維織物の片面に厚さ70μmで被覆し、25℃で3
0分間風乾したのち、180℃に7分間加熱して加硫し
、その表面キュア性と、実施例2と同様な方法でナイロ
ン基布への接着性をしらべると共に、85℃、95%R
HO高湿度で1週間老化試験をしたのちの接着性をしら
べたところ、第3表に示したとおりの結果が得られた。
有機過酸化物2.4−ジクロロベンゾイルパーオキサイ
ト3.5部を添加し均一に混練したのち、3本ロールミ
ルで薄く分出してからトルエンに溶解してコンパウンド
分約25重量%のトルエン溶液を作り、このコンパウン
ドBに式 (CH30)3si(CI(z)3NGOで示されるイ
ソシアナート基含有シラン5部(実施例5)、式 (C2H5O) 3si (CH2) 、NcOで示さ
れるイソシアナート基含有シラン5部(実施例6)、ビ
ニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン [CHa=CH5i (OC2H40C:H3) 3]
(比較例2)、γ−グリシドキブロビルトリメトキシ
シラン [CH2−CH−CH20(CH2) 、si (OC
H3) 3] (比較例3)、γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン(H2NG3H6Si ([1C2H
5)3) (比較例4)、γ−メタアクリロキシプロ
ピルトリメトキシシランぞれ5部添加して試料を作り、
これを織密度が18×17本725mmの平織のナイロ
ン繊維織物の片面に厚さ70μmで被覆し、25℃で3
0分間風乾したのち、180℃に7分間加熱して加硫し
、その表面キュア性と、実施例2と同様な方法でナイロ
ン基布への接着性をしらべると共に、85℃、95%R
HO高湿度で1週間老化試験をしたのちの接着性をしら
べたところ、第3表に示したとおりの結果が得られた。
実施例7.比較例6
上記実施例5.6で使用したコンパウンドB100部に
メチルハイドロジエンシロキサン・にFe2[信越化学
工業■裂開品名]1.5部とエチニルシクロヘキサノー
ル0.05部および式(CLO) 35+ (CH2)
5Ncoで示されるイソシアナート基含有シラン】、
5部またはビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラ
ン1.5部を加え、均一に混練したのち、トルエン 4
12部に溶解してコンパウンド分20%のトルエン溶液
を作り、ついでこれに塩化白金酸の2−エチルヘキサノ
ール溶液0.05部を添加して試料を作り、これを前記
した実施例5(濃度1%)、6と同根のナイロン繊維織
物に同林の方法で処理し、得られたシリコーン被覆ナイ
ロン基布についての表面キュア性、接着性、高湿度下で
の接着性をしらへたところ、第4表に示したとおりの結
果が得られた。
メチルハイドロジエンシロキサン・にFe2[信越化学
工業■裂開品名]1.5部とエチニルシクロヘキサノー
ル0.05部および式(CLO) 35+ (CH2)
5Ncoで示されるイソシアナート基含有シラン】、
5部またはビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラ
ン1.5部を加え、均一に混練したのち、トルエン 4
12部に溶解してコンパウンド分20%のトルエン溶液
を作り、ついでこれに塩化白金酸の2−エチルヘキサノ
ール溶液0.05部を添加して試料を作り、これを前記
した実施例5(濃度1%)、6と同根のナイロン繊維織
物に同林の方法で処理し、得られたシリコーン被覆ナイ
ロン基布についての表面キュア性、接着性、高湿度下で
の接着性をしらへたところ、第4表に示したとおりの結
果が得られた。
第4表
実施例8
分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖された
、粘度10,000 csのジメチルポリシロキサン1
00部に、表面をトリメチルシリル基で処理した比表面
積200m’/gの疎水性ヒユームシリカ20部を加え
、品用ミキサーで混合してコンパウンドCを調製した。
、粘度10,000 csのジメチルポリシロキサン1
00部に、表面をトリメチルシリル基で処理した比表面
積200m’/gの疎水性ヒユームシリカ20部を加え
、品用ミキサーで混合してコンパウンドCを調製した。
ついで、このコンパウンドC100部にメチルハイドロ
ジエンポリシロキサン・にF99(前出)2.0部とエ
チニルシクロヘキサノール0.1部および式t−(C)
130) 351 (C)12) 3NGOで示される
イソシアナート基含有シラン3部を加えて均一に混練り
したのち、さらに塩化白金酸の2−エチルヘキサノール
溶液0,1部を添加して混合し、実施例1と間柱にして
第5表に示した被着体上に載せ、120℃で10分間、
5 kgf/cm2の圧力で加圧加熱して接着サンプル
を作成したところ、これらは第5表に併記したとおりの
接着力を示した。
ジエンポリシロキサン・にF99(前出)2.0部とエ
チニルシクロヘキサノール0.1部および式t−(C)
130) 351 (C)12) 3NGOで示される
イソシアナート基含有シラン3部を加えて均一に混練り
したのち、さらに塩化白金酸の2−エチルヘキサノール
溶液0,1部を添加して混合し、実施例1と間柱にして
第5表に示した被着体上に載せ、120℃で10分間、
5 kgf/cm2の圧力で加圧加熱して接着サンプル
を作成したところ、これらは第5表に併記したとおりの
接着力を示した。
第5表
[発明の効果コ
本発明は自己接着型シリコーンゴム組成物及びこれを織
布に被覆、硬化してなるシリコーンゴム被覆布に関する
ものであり、これは前記したようにオルガノポリシロキ
サンと硬化剤とからなる組成物に分子中にイソシアナー
ト基とアルコキシ基等の加水分解性基を含有するオルガ
ノシランを添加したものであるが、この組成物はイソシ
アナート基含有シランが添加されているのでこれを各種
基材と接触させたものは基材表面を予めブライマーm埋
をしていなくても、これを加硫すると基材と強く接触し
、この接着面は高湿度での接着耐久性にすぐれたものに
なるという有利性が与えられる。
布に被覆、硬化してなるシリコーンゴム被覆布に関する
ものであり、これは前記したようにオルガノポリシロキ
サンと硬化剤とからなる組成物に分子中にイソシアナー
ト基とアルコキシ基等の加水分解性基を含有するオルガ
ノシランを添加したものであるが、この組成物はイソシ
アナート基含有シランが添加されているのでこれを各種
基材と接触させたものは基材表面を予めブライマーm埋
をしていなくても、これを加硫すると基材と強く接触し
、この接着面は高湿度での接着耐久性にすぐれたものに
なるという有利性が与えられる。
なお、このシリコーンゴム組成物はナイロン繊維、ケブ
ラーfa維などの織布との接着性にすぐれているので、
これはシリコーンゴム被覆布の製造に特に有用とされる
。
ラーfa維などの織布との接着性にすぐれているので、
これはシリコーンゴム被覆布の製造に特に有用とされる
。
第1図a)は実施例における、シリコーンゴム組成物と
繊維買物との接着力をテストするための接着試験サンプ
ルの縦断面図、第1図b)はその接着力テスト方法を示
す縦断面図である。 1・・・6.6ナイロン 2・・・シリコーンゴム被覆層 3・・・被着体 】 第 図
繊維買物との接着力をテストするための接着試験サンプ
ルの縦断面図、第1図b)はその接着力テスト方法を示
す縦断面図である。 1・・・6.6ナイロン 2・・・シリコーンゴム被覆層 3・・・被着体 】 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、イ)平均組成式R^1_aSiO_¥_4_−_a
_¥(ここにR^1は同一または異種の非置換または置
換1価炭化水素 基、aは1.98〜2.01の正数)で示され、25℃
における粘度が300cS以上であるオルガノポリシロ
キサン100重量部、 ロ)分子中にイソシアナート基と加水分解性基を含有す
るオルガノシランまたはその部分加水分解物 0.1〜20重量部、 ハ)硬化剤 とからなることを特徴とする自己接着型シリコーンゴム
組成物。 2、請求項1に記載のシリコーンゴム組成物を織布に被
覆、硬化させてなるシリコーンゴム被覆布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33456990A JPH0798902B2 (ja) | 1989-12-05 | 1990-11-30 | 自己接着型シリコーンゴム組成物及びシリコーンゴム被覆布 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31558589 | 1989-12-05 | ||
JP1-315585 | 1989-12-05 | ||
JP33456990A JPH0798902B2 (ja) | 1989-12-05 | 1990-11-30 | 自己接着型シリコーンゴム組成物及びシリコーンゴム被覆布 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03223362A true JPH03223362A (ja) | 1991-10-02 |
JPH0798902B2 JPH0798902B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=26568368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33456990A Expired - Fee Related JPH0798902B2 (ja) | 1989-12-05 | 1990-11-30 | 自己接着型シリコーンゴム組成物及びシリコーンゴム被覆布 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0798902B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0525435A (ja) * | 1991-07-17 | 1993-02-02 | Toray Dow Corning Silicone Co Ltd | エアーバツグ用シリコーンゴムコーテイング剤組成物 |
JPH05214295A (ja) * | 1992-01-31 | 1993-08-24 | Toray Dow Corning Silicone Co Ltd | エアーバッグ用液状シリコーンゴムコーティング剤組成物 |
US5296298A (en) * | 1991-11-22 | 1994-03-22 | Toshiba Silicone Co., Ltd. | Silicone rubber composition and silicone rubber-processed fabric |
JP2011099090A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-05-19 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 付加硬化型自己接着性シリコーンゴム組成物 |
WO2013035736A1 (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-14 | 積水化学工業株式会社 | 光半導体装置用硬化性組成物 |
WO2016103836A1 (ja) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | 信越化学工業株式会社 | イソシアネート基含有有機ケイ素化合物、その製造方法、接着剤、粘着剤およびコーティング剤 |
KR20160078265A (ko) * | 2014-12-24 | 2016-07-04 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 이소시아네이트기 함유 오르가노폴리실록산 화합물, 그의 제조 방법, 접착제, 점착제 및 코팅제 |
WO2017094357A1 (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | 信越化学工業株式会社 | 自己接着性シリコーンゲル組成物及びシリコーンゲル |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113677750B (zh) | 2019-04-01 | 2023-05-26 | 信越化学工业株式会社 | 自粘接性有机硅凝胶组合物和由其固化物构成的有机硅凝胶 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP33456990A patent/JPH0798902B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0525435A (ja) * | 1991-07-17 | 1993-02-02 | Toray Dow Corning Silicone Co Ltd | エアーバツグ用シリコーンゴムコーテイング剤組成物 |
US5296298A (en) * | 1991-11-22 | 1994-03-22 | Toshiba Silicone Co., Ltd. | Silicone rubber composition and silicone rubber-processed fabric |
JPH05214295A (ja) * | 1992-01-31 | 1993-08-24 | Toray Dow Corning Silicone Co Ltd | エアーバッグ用液状シリコーンゴムコーティング剤組成物 |
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