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JPH03219133A - 液圧緩衝器 - Google Patents

液圧緩衝器

Info

Publication number
JPH03219133A
JPH03219133A JP1120690A JP1120690A JPH03219133A JP H03219133 A JPH03219133 A JP H03219133A JP 1120690 A JP1120690 A JP 1120690A JP 1120690 A JP1120690 A JP 1120690A JP H03219133 A JPH03219133 A JP H03219133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
cylinder tube
pressure
fluid
reservoir chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1120690A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyuki Yamaoka
史之 山岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Atsugi Unisia Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Atsugi Unisia Corp filed Critical Atsugi Unisia Corp
Priority to JP1120690A priority Critical patent/JPH03219133A/ja
Priority to GB9101263A priority patent/GB2241044B/en
Priority to DE19914101632 priority patent/DE4101632C2/de
Publication of JPH03219133A publication Critical patent/JPH03219133A/ja
Priority to US07/928,172 priority patent/US5246092A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/36Special sealings, including sealings or guides for piston-rods
    • F16F9/362Combination of sealing and guide arrangements for piston rods
    • F16F9/364Combination of sealing and guide arrangements for piston rods of multi-tube dampers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/44Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction
    • F16F9/46Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall
    • F16F9/466Throttling control, i.e. regulation of flow passage geometry
    • F16F9/467Throttling control, i.e. regulation of flow passage geometry using rotary valves
    • F16F9/468Throttling control, i.e. regulation of flow passage geometry using rotary valves controlling at least one bypass to main flow path

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両のサスペンションに適用される液圧緩衝
器に関し、特に、ピストンロッド側が車軸に連結され、
シリンダチューブ側が車体に連結される倒立型のものに
関する。
(従来の技術) 従来、倒立型の液圧緩衝器としては、例えば、実開昭5
8−97334号公報に記載されているようなものが知
られている。
この従来の液圧緩衝器は、シリンダチューブ内がピスト
ンにより上部室と下部室とに画成され、さらに、上部室
の上端部には、ヘ−スによってリザーバ室が画成された
構造であった。そして、ロントガイド部のシール構造は
、ピストンロッドとロッド挿通穴との間の間隙を1個の
シール部材でシールするようにしたものであった。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の液圧緩衝器にあっては
、ピストンロッドとロッド挿通穴との間の間隙を1個の
シールでシールする構造であるため、液漏れを防止する
ためにはシール接触圧を高くする必要があり、フリクシ
ョンが大さくなってシールの耐久性を低下させると共に
、ピストンロッドのストロークがスムーズに成されなく
なり、車両1こ適用した場合には乗り心地を悪くすると
いう問題があった。
本発明は、このような間顕に着目して成されたもので、
低フリクションでありながら確実に液漏れを防止できる
液圧緩衝器を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、本発明の液圧緩衝器では
、ロッド挿通穴を有したガイド部材が下端に、ベースが
上端に設けられた第1シリンダチューブと、該第1シリ
ンダチューブ内を上部室と下部室に画成し、ロッド挿通
穴から第1シリンダチューブ内に挿通したピストンロッ
ドに連結されたピストンと、前記第1シリンダチューブ
を囲んで設けられ、第1シリンダチューブ外周に下部連
通路を介して下部室に連通した外側室を形成する第2シ
リンダチューブと、前記ガイド部材、第2シリンダチユ
ーブ及びベースを囲んで設けられ、第2シリンダチュー
ブの外周及びベースの上部にリザーバ室を形成するアウ
タチューフと、前記ヘスに形成され、圧側行程時に上部
室の流体を減衰力発生手段を介して外側室に流通させる
圧側連通路、伸側行程時に外側室の流体を減衰力発生手
段を介してリザーバ室に流通させる伸側連通路。
及び、伸側行程時にリザーバ室の流体を上部室に流通さ
せるチェック流路と、前記ピストンロッドの外周面に当
接してロッド挿通穴の外方にシールハウジングを介して
設けられたオイルシールと、前記シールハウシンクとり
サーバ室とを連通する圧抜き流路とを備えた。
(作 用) 本発明の液圧緩衝器の作用を、第1図の流体回路図に基
づき説明する。この第1図は、本願発明の構成における
流体の流路を示すもので、図中aは上部室、bは下部室
、Cは外側室、dはリザバ室、eは下部連通路、fは圧
側連通路、9は圧側の減衰力発生手段、hは伸側の減衰
力発生手段、jは伸側連通路、nはチェック流路である
まず、伸側行程時には、第1シリンダチユーブ内におい
て下部室すの体積が縮小され、上部室aが拡大される。
この体積変化に従い、下部室す内の流体は下部連通路e
を介して外側室Cに流入した後、ベースの伸側連通路J
を通り伸側の減衰力発生手段りを経てリザーバ室dに流
入し、そこからさらにチェック流路nを通って上部室a
に流入する。
従って、伸側の減衰力発生手段りにおいて減衰力が生じ
る。
この場合、上部室aへは、第1シリンダチユフ内から退
出したピストンロッドの体積に相当する量の流体が、ベ
ースのチェック流路nを介してリザーバ室dから供給さ
れる。よって、上部室aは負圧になることがなく、キャ
ビテーションが生じない。
次に、圧側行程時には、シリンダチューブにおいて、下
部室すの体積が拡大され、上部室aが縮小される。
この体積変化に従い、上部室a内の流体は、圧側連通路
fを連り圧側の減衰力発生手段9を経て外側室Cに流入
し、そこから、流通流体の一部は、下部連通路eを通っ
て下部室に流入する。また、その残りの流通流体(第1
シリンダチユーブ内に進入したピストンロッドの体積に
相当する量の流体)は、伸側連通路」の減衰力発生手段
りを通ってリザーバ室dに流入する。
従って、圧側の減衰力発生手段9と伸側の減衰力発生手
段において減衰力が直列に生じる。
また、ピストンの伸側行程時において、下部室す内の流
体圧が上昇してシリンダチューブ外部との間に差圧が生
じると、この差圧で下部室す内の流体がロッド挿通孔を
通過して減圧された状態でシールハウジング内に流入し
、オイルシールでシリンダチューブ外部への流出が阻止
される一方、シールハウジング内の流体圧が上昇した場
合にはシールハウジング内の流体が圧抜き流路を通って
リザーバ室側へ流出し、これにより、シールハウジング
内が減圧される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、実施例の構成について説明する。
第2図は、本発明第1実施例の液圧緩衝器を示す断面図
であって、図中1a、Ibは内外2重に形成された第1
シリンダチューブ及び第2シリンダチューブである。
この第1・第2の両シリンダチューブ1a、1bは筒状
を成し、両シリンダチューブIa、1b相互間には環状
の外部室Cが形成されると共に、下端部にガイド部材2
が、また、上端部にはヘス3がそれぞれ設けられていて
、内部には油等の流体が充填されている。
前記ガイド部材2は、ロッド挿通穴2aが形成されると
共に両シリンダチューブla、lbの下端開口部内に嵌
合する内側部材2bと、同じくロッド挿通穴2aが形成
されると共に内側部材2日の外周に嵌合された外側部材
2cとで構成されている。
前記第1シリンダチュ−フ1a内には、ピストン5が摺
動自在に設けられ、第1シリンダチユフ1aの内部を上
部室Aと下部室Bとに画成している。
前記ピストン5は、前記ガイド部材2のロフト挿通穴2
aから第1シリンダチューブ1a内に挿通されたピスト
ンロッド6の先端に取り付けられている。そして、この
ピストンロッド6は、その下端を車軸側に連結されてい
る。
前記内側部材2aのロッド挿通穴2aにはピストンロッ
ド6の外周面に当接して摺動自在な減圧シール4a、及
び、ピストンロッド6を全小間隙をもって摺動自在に案
内するガイドフッシュ4bが設けられ、また、外側部材
2bのロッド挿通穴2aにはピストンロッド6の外周面
に当接して摺動自在なオイルシール4cが設けられ、こ
のオイルシールと内側部材2a相互間にはシールハウシ
ンクが形成されている。
前記第2シリンダチューブ1bの外周には、該第2シリ
ンダチューブ1bよりも上方まで延在されてアウタチュ
ーフ11が設けられている。このアウタチューフ11は
、下端開口部が前記外側部材2Cの外周にねじ結合され
ると共に、中間部の上側寄りの部分の内周が前記ベース
3に嵌合され、かつ、上端部は図示を省略した蓋体で閉
塞されて車体側に取り付けられるようになっている。
そして、このアウタチューフ11により、第2シリンダ
チューブ1bの外周とベース3の上部にそれぞれリザー
バ室りが形成され、この両すザバ室りはベース3の外周
面に形成された連通路3aによって互いに連通されると
共に、封入気体による圧力下に所望量の流体か充填され
ている。
尚、前記内側部材2bに形成された圧抜き流路2eを介
してシールハウシンクYとリザーバ室りの下部とが連通
され、また、内側部材2bに形成された下部連通路2d
を介して下部室臼と外側室Cとが連通されている。
次に、前記ベース3の構造について詳細に説明する。
図示のように、ベース3は、支持ロッド12に対して、
カバー8.リテーナ13.ワッシャ14、第2減衰バル
フ15.第2ホディ76.第2チエンクバルフ17.ワ
ッシャ18.リテーナ19、ワッシャ20.第1減衰バ
ルフ21.第1ポデイ22.第1チェックバルフ23.
ワッシャ24.リテーナ25を順に装着して、最復にナ
ツト26で締結して構成されている。
そして、第1ホデイ22と第2ホデイ16の間には中間
室Eが形成されている。
前記第1ホデイ22には、相互に連通された内外2重の
上側環状溝22d、22eが上面に形成されていると共
に、上部室Aを中間室Eに連通ずる第1連通孔22aと
、リザーバ室りを上部室Aこ連通するチェック流路22
bと、中間室Eと外側室Cとを連通するベース連通路2
2cが形成されている。そして、第1連通孔22aは前
記第1減衰バルフ21により絞られ、また、第1チェッ
ク流路22bは第1チェックバルフ23により、リザー
バ室りから上部室Aへの流通のみが許されるようになっ
ている。
次に、第2ボデイ16には、相互に連通された内外2重
の上(g11環状溝16c、+6dが上面に形成される
と共に、中間室Eをリザーバ室りに連通する第2連通孔
16aと、リザーバ室りを中間室Eに連通する第2チェ
ック流路16bが形成されている。そして、第2連通孔
16aは前記第2減衰バルフ15により絞られ、また、
第2チェック流路16bは第2チェックバルフ17によ
り、リザーバ室りから中間室Eへの流通のみが許される
ようになっている。
前記支持ロッド12は、軸心に上部室Aに開口して貫通
孔+2aが形成され、また、径方向には、リザーバ室り
と連通ずる第1ポート12bと、上側環状溝+6cに連
通ずる第2ポート12Cと、上部環状溝22dに連通ず
る第3ポート12dとが同一軸線上に形成されている。
そして、貫通孔12aには、円柱形状の調整子27か上
下をスラストブツシュ28.29に支持されて周方向に
回動可能に設けられていて、この調整子2Yには、可変
オリフィスを構成する縦溝27aが前記3つのポート+
2b、12c、12dを連通する状態で形成されている
また、前記調整子27は、コントロールロフト30を介
して、リザーバ室りの上端部に取り付けられた区外のモ
ータアクチュエータに連結され、このモータアクチュエ
ータの駆動制御により回動され、この回動によって、各
ポート12b、+2c、L2dの開度を変更するように
なっている。
以上説明したように、この実施例では、ベース3により
、上部室Aと外側室Cとリザーバ室りとが画成されてい
ると共に、ベース3に形成された通路によって、各液室
A、C,Dが連通されているもので、即ち、第3図にも
示すように、第1連通孔22a、上側環状溝22d、2
2e、中間室E、ベース連連絡路2cにより、請求の範
囲の圧側連通路■を構成している。
また、ベース連通路22C2中間室E、第2連通孔16
a、上側環状溝+6c、  16dにより、請求の範囲
の伸側連通路IIを構成している。
また、第1連通孔22a、上側環状溝22d、第3ポー
ト12d、縦溝27a、第1ポート12bにより、圧側
バイパス路■■を構成している。
また、ベース連通路22C2中間室E、第2連通孔16
a、上側瑠状溝]6C1第2ボート12C1縦溝27a
、第1ポート12b、により、伸側バイパス路1■を構
成している。
また、第1チェックバルブ23を含む第1チェック流路
2、特許請求の範囲のチェック流路を構成している。
次に、第3図の回路図を参照しつつ実施例の作用につい
て説明する。
(イ)伸側行程時 伸側行程時には、第1シリンダチユーブ1aにおいて下
部室Bの体積が縮小され、上部室Aが拡大される。
この体積変化に従い、下部室B内の流体はガイド部材2
の下部連通路2dを介して外側室Cに流入し、その後下
記の2つの経路を通って上部室Aこ流入する。
部ち、第1の経路は、伸側連通路IIを通り、第2減衰
バルブ15を経てリザーバ室りに流入し、そこから第1
チェック流路22bを通り、第1チェックバルフ23を
開弁じて上部室Aに流入する経路であり、第2の経路は
、それとは並列の伸側バイパス路1■を通り、可変絞り
を構成する第2ポト12c及び第1ボート12bを経て
リザーバ室りに流入し、そこから第1チェック流路22
bを通り、第1チエンクバルフ23を開弁じて上部室A
に流入する経路である。
従って、伸側バイパス路IV fJ<流通可能な場合(
第2図の状態)には、第2減衰バルフ15及び両ボート
12c、12bにおいて減衰力が生じるもので、この場
合は流体の流通量が多く、低減衰カレンシの特性となる
。そして、第2減衰バルフ15の速度2/3乗特性と両
ボートポート12c、12bの速度2乗特性とが並列に
合わさって、速度に直線的に比例した特性となる。
また、調整子2γの回動に基づき、両ポート12c、+
2bを閉じれば、第2減衰バルフ15のみの減衰力特性
となり、この場合は流体の流通量が少なく、高減衰カレ
ンシの速度2/3乗特性となる。
また、前記両ボート12c、12bの開口面積は、調整
子27の回動による縦溝2γaの移動によって、その全
開状態から全開状態までの範囲で任意に変化させること
かでき、これにより、減衰カレンシを低減衰カレンシか
ら高減衰カレンシまての範囲内において、任意のレンジ
に変化させることができる。
尚、上部室へへは、第1シリンダチューブ1aから退出
したピストンロッド6の体積に相当する量の流体が、ベ
ースの第1チェック流路22bを介してリザーバ室りか
ら供給される。よって、第2 ;Iti、衰バルフ15
を高減衰力特性のものにしても上部室Aは負圧になるこ
とがなく、キャビテーションが生じない。
従って、伸側行程時の減衰力特性を、第2減衰バルブ1
5及び可変オリフィスを構成する両ボート12c、12
bの特性に基づいて可変にすることかできると共に、減
衰力特性の可変幅を広くとることができるという牛寺徴
を有している。
(ロ)圧側行程時 圧側行程時には、第1シリンダチューブ]aにおいて、
下部室Bの体積が拡大され、上部室Aが縮小される。
この体積変化に従い、上部室A内の流体は、下記の2つ
の経路を通って外側室Cへ流通し、下部連通路2dを介
して下部室Bに流入する。
即ち、−第1の経路は、圧側連通路丁を通り、第1減衰
バルブ21を経て外側室Cに流入する経路であり、第2
の経路は、それとは並列の圧側バイパス路IIIを通り
、第3ポート12d及び第1ポート+2bを経てリザー
バ室りに流入し、このリザバ室りから第2チェック流路
16bを通り、第2チエンクバルブ1Yを開弁じて中間
室Eに流入し、ここからさらにベース連通路22cを通
って外側室Cに流入する経路である。
さらに、この圧側行程時にあっては、上部室Aの流体が
リザーバ室りに流入する第3の経路がある。
即ち、この第3の経路は、上部室Aから第1連通孔22
a及び上側環状溝22d、22eを通り、第1減衰バル
ブ21を経て中間室上に流入し、そこから、第2連通孔
16a及び上側環状溝16c、+6dを通り、第2減衰
バルブ15を経てリザーバ室りに流入する経路である。
従って、圧側バイパス路IIIが流通可能な場合(第2
図の状態)には、第1減衰バルブ21及び両ボート12
d、12bにおいて減衰力が生じるもので、この場合は
流体の流通量が多く、低減衰力レンジの特性となる。そ
して、第1減衰バルブ21の速度2/3乗特性と両ポー
トポート12d、12bの速度2乗特性とが並列に合わ
さって、速度に直線的に比例した特性となる。
また、調整子2アの回動に基づき、両ボート12d、1
2bを閉じれば、上部室Aの流体が第1及び第3の経路
を通って下部室Bとリザーバ室りにそれぞれ流入し、第
1減衰バルブ21と第2減衰バルブ15で減衰力が生じ
るもので、この場合ま流体の流通量が少なく、高減衰カ
レンシの特性となる。そして、 また、前記両ポート12d、+2bの開口面積は、調整
子2了の回動による縦溝2了aの移動によって、その全
閉状態から全開状態までの範囲で任意に変化させること
ができ、これにより、減衰カレンシを低減衰カレンシか
ら高減衰カレンシまでの範囲内において、任意のレンジ
に変イヒさせることができる。
尚、外(011室C(下部室日)がりサーバ室りよりも
低圧となっている場合には、第2チェックバルフ]Yが
開弁じてリザーバ室り内の流体が中間室Eから外側室C
へ供給される。よって、第1減衰バルフ21を高減衰力
特性としても、この圧側行程時において外(jjll室
C及び、これに連通した下部室日は負圧になることがな
く、キャビテーションが生しない。
従って、圧側行程の減衰力特性を、第1減衰バルフ21
及び両ポー112d、+2bに基づいて可変とすること
ができると共に、減衰力特性の可変幅を広くとることか
できるという特徴を有している。
次に、ロッド挿通穴2a部分のシール作用について説明
する。
ピストン5の圧側行程がなされると、下部室B内の流体
圧が上昇して第1シリンダチューブ1a外部との間に差
圧か生じるが、このロッド挿通穴2aとピストンロント
ロとの間か減圧シール4aでシールされているため、減
圧シール4aを通過した漏洩流体は、この減圧シール4
aで減圧された状態でガイドフッシュ4bとピストンロ
ッド6との間の全車な間隙を辿ってシールハウジングγ
内に流入し、オイルシール4Cで第1シリンダチューブ
1a外部への流体の流出か阻止される。
そして、この漏洩流体の流入1こよってシールハウシン
ク内の流体圧が上昇すると、このシールハウシンクY内
の流体が圧抜き流路2eを通って低圧のリザーバ室り側
に流出し、これにより、シーハウシンク内が常に減圧さ
れた状態となる。
以上のように、本実施例では、シールハウシンクY内の
圧力が常にリザーバ室りと同圧の低圧に保持されるので
、低フリクションでありながら流体の漏洩を確実に阻止
できるようになり、これにより、シールの耐久性を向上
できるという特徴を有している。
以上本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体
的な構成はこの実施例に限られものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に
含まれる。
例えば、実施例では、減衰力可変構造を備えた構成とし
たが、減衰カレンシが変化しない構成であってもよい。
また、ピストンにも減衰バルクを設けた構成としてもよ
い。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の液圧緩衝器では、圧
抜き流路によって2重のシール構造相互間に形成された
シールハウシンク内の圧力が常にリザーバ室と同圧の低
圧に保持されるため、低フリクションでありながら流体
の漏洩を確実に阻止でさるようになり、これにより、シ
ールの耐久性を向上でさると共に、本発明の液圧緩衝器
をサスペンションユニットに適用した場合には、車両の
乗り心地を向上させることかでさるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明液圧緩衝器の流体流路を示す回路図、第
2図は本発明実施例の液圧緩衝器の要部を示す断面図、
第3図は実施例の流体流路を示す回路図である。 1a・・−第1シリンダチューブ ]b・・・第2シリンダチューブ 2・・・ガイド部材 2a・・−ロッド挿通口 2b・・−内側部材 2d・・・下部連通路 2e・・・圧抜き流路 3・・〜ベース 4a・・−減圧シール 4c・・・オイルシール 5・・・ピストン 6・・・ピストンロッド ア・・−シールハウシンク 11・・・アウタチューブ 15・・−第2減衰バルブ(減衰力発生手段)21・・
・第1減衰バルブ(減衰力発生手段)22b・・・第1
チェック流路 A・・−上部室 B・・・下部室 C・・・外側室 D・・・リザーバ室 ■・・−圧側連通路 11・・−伸側連通路 特  許  出  罪  人 株式会社 アツキュニシア 第1図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ロッド挿通穴を有したガイド部材が下端に、ベース
    が上端に設けられた第1シリンダチューブと、 該第1シリンダチューブ内を上部室と下部室に画成し、
    ロッド挿通穴から第1シリンダチューブ内に挿通したピ
    ストンロッドに連結されたピストンと、 前記第1シリンダチューブを囲んで設けられ、第1シリ
    ンダチューブ外周に下部連通路を介して下部室に連通し
    た外側室を形成する第2シリンダチューブと、 前記ガイド部材、第2シリンダチューブ及びベースを囲
    んで設けられ、第2シリンダチューブの外周及びベース
    の上部にリザーバ室を形成するアウタチューブと、 前記ベースに形成され、圧側行程時に上部室の流体を減
    衰力発生手段を介して外側室に流通させる圧側連通路、
    伸側行程時に外側室の流体を減衰力発生手段を介してリ
    ザーバ室に流通させる伸側連通路、及び、伸側行程時に
    リザーバ室の流体を上部室に流通させるチェック流路と
    、 前記ピストンロッドの外周面に当接してロッド挿通穴の
    外方にシールハウジングを介して設けられたオイルシー
    ルと、 前記シールハウジングとリザーバ室とを連通する圧抜き
    流路と、 を備えていることを特徴とする液圧緩衝器。
JP1120690A 1990-01-20 1990-01-20 液圧緩衝器 Pending JPH03219133A (ja)

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