JPH03210485A - Sramの不良解折方法 - Google Patents
Sramの不良解折方法Info
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- JPH03210485A JPH03210485A JP2005327A JP532790A JPH03210485A JP H03210485 A JPH03210485 A JP H03210485A JP 2005327 A JP2005327 A JP 2005327A JP 532790 A JP532790 A JP 532790A JP H03210485 A JPH03210485 A JP H03210485A
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- Japan
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- voltage
- sram
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、フリップフロンプ回路を構成するメモリセル
を有したSRAMの不良解析方法に関し、特にそのSR
AMの電気的な特性の解析方法に関する。
を有したSRAMの不良解析方法に関し、特にそのSR
AMの電気的な特性の解析方法に関する。
本発明は、SRAMの不良解析方法において、複数のメ
モリセルを有したSRAMをデータ保持電圧を変化させ
ながらアクセスして、不良となるビット数を計測し、各
メモリセルのデータ保持電圧の分布から論理閾値電圧や
リーク量を求めることや、或いは最小データ保持電圧V
driinと閾値電圧■いの関係を求めることにより、
SRAMの良品、不良品の解析を非破壊でより詳しく行
う方法である。
モリセルを有したSRAMをデータ保持電圧を変化させ
ながらアクセスして、不良となるビット数を計測し、各
メモリセルのデータ保持電圧の分布から論理閾値電圧や
リーク量を求めることや、或いは最小データ保持電圧V
driinと閾値電圧■いの関係を求めることにより、
SRAMの良品、不良品の解析を非破壊でより詳しく行
う方法である。
一般に高抵抗負荷型のSRAMのメモリセルは、抵抗負
荷とnチャンネルMOSトランジスタからなる駆動トラ
ンジスタを有した一対のインバーターがフリンプフロソ
ブ回路を構成するように接続されている。
荷とnチャンネルMOSトランジスタからなる駆動トラ
ンジスタを有した一対のインバーターがフリンプフロソ
ブ回路を構成するように接続されている。
このようなSRAMのメモリセルでは、一方の駆動トラ
ンジスタのドレインと他方の駆動トランジスタのゲート
が接続される構造とされ、その各ドレインが記憶ノード
とされる。
ンジスタのドレインと他方の駆動トランジスタのゲート
が接続される構造とされ、その各ドレインが記憶ノード
とされる。
ところで、このようなSRAMでは、メモリセルに供給
されている電源電圧を低くして行った場合に、記憶ノー
ドに記憶されたデータが破壊されてしまう。一般に、S
RAMでは、仕様上、確実に動作する範囲を明らかにす
るために、データ保持電圧の最小値である最小データ保
持電圧V drmi nや最大値である最大データ保持
電圧Vdrmaxを定めている。
されている電源電圧を低くして行った場合に、記憶ノー
ドに記憶されたデータが破壊されてしまう。一般に、S
RAMでは、仕様上、確実に動作する範囲を明らかにす
るために、データ保持電圧の最小値である最小データ保
持電圧V drmi nや最大値である最大データ保持
電圧Vdrmaxを定めている。
このようなSRAMでは、製造されたSRAMをユーザ
ーに納品する前に確実に仕様条件を満足するか否かを検
査する必要がある。
ーに納品する前に確実に仕様条件を満足するか否かを検
査する必要がある。
ところで、SRAMの微細化に伴って、メモリセルのリ
ーク量や論理閾値電圧等が上述のデータ保持特性に大き
く影響するようになってきている。
ーク量や論理閾値電圧等が上述のデータ保持特性に大き
く影響するようになってきている。
そして、製造したSRAMのメモリセルのリーク量等を
ある程度定量化できれば、正確な良品若しくは不良品の
選別が可能となって、さらに常温での高温や低温時の挙
動を予測した選別も可能となる。
ある程度定量化できれば、正確な良品若しくは不良品の
選別が可能となって、さらに常温での高温や低温時の挙
動を予測した選別も可能となる。
ところが、リーク量や論理閾値電圧は、実際には素子の
破壊を伴っており、他の非破壊の解析手法が求められて
いた。
破壊を伴っており、他の非破壊の解析手法が求められて
いた。
そこで、本発明は上述の技術的な課題に鑑み、非破壊で
正確な電気的なメモリセルの電気的特性を評価するよう
なSRAMの不良解析方法の提供を目的とする。
正確な電気的なメモリセルの電気的特性を評価するよう
なSRAMの不良解析方法の提供を目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明のSRAMの不良解
析方法は、まず、複数のメモリセルを有したSRAMを
データ保持電圧を変化させながらアクセスして、不良と
なるビット数を計測する。
析方法は、まず、複数のメモリセルを有したSRAMを
データ保持電圧を変化させながらアクセスして、不良と
なるビット数を計測する。
そのデータ保持電圧の変化は、例えば高いデータ保持電
圧から低いデータ保持電圧まで電圧を徐々に変化させな
がら行われ、データを保持できながったメモリセルの数
をカウントする。
圧から低いデータ保持電圧まで電圧を徐々に変化させな
がら行われ、データを保持できながったメモリセルの数
をカウントする。
通常、SRAMのメモリセルはキロルメガ程度の極めて
大きな数であるため、このようなメモリセルの数の計測
は、データ保持電圧の分布となって現れる。そして、本
発明のSRAMの不良解析方法は、各メモリセルのデー
タ保持電圧の分布から論理閾値電圧や、リーク量を求め
ることを特徴とする。
大きな数であるため、このようなメモリセルの数の計測
は、データ保持電圧の分布となって現れる。そして、本
発明のSRAMの不良解析方法は、各メモリセルのデー
タ保持電圧の分布から論理閾値電圧や、リーク量を求め
ることを特徴とする。
さらに、本発明のSRAMの不良解析方法では、データ
保持電圧の分布から求めた論理閾値電圧やIJ−1量か
ら、最小データ保持電圧と上記インバーターを構成する
MOSトランジスタの閾値電圧との関係を求めて、製造
されたSRAMのメモリセルのMOSトランジスタが不
良であるが否かを判定することを特徴とする。その判定
の基礎となる上記関係は、曲線で示した時に、指数関数
領域と綿形頭域に分けることが可能である。特にその不
良解析方法では、最小データ保持電圧が、所望値よりも
高くなるような閾(I電圧を有するMOSトランジスタ
からメモリセルが構成されるSRAMを不良と判別する
ようにできる。
保持電圧の分布から求めた論理閾値電圧やIJ−1量か
ら、最小データ保持電圧と上記インバーターを構成する
MOSトランジスタの閾値電圧との関係を求めて、製造
されたSRAMのメモリセルのMOSトランジスタが不
良であるが否かを判定することを特徴とする。その判定
の基礎となる上記関係は、曲線で示した時に、指数関数
領域と綿形頭域に分けることが可能である。特にその不
良解析方法では、最小データ保持電圧が、所望値よりも
高くなるような閾(I電圧を有するMOSトランジスタ
からメモリセルが構成されるSRAMを不良と判別する
ようにできる。
〔作用]
本発明のSRAMの不良解析方法は、次のような思想に
基づいている。
基づいている。
データ保持の条件
−Cに、負荷抵抗型のSRAMのメモリセルの回路構成
は、データ保持特性から見て、第1図に示す等価回路に
より考えることができる。
は、データ保持特性から見て、第1図に示す等価回路に
より考えることができる。
第1図に示すように、フリップフロップ回路を構成する
一方のインバーターは、高抵抗負荷素子R)IIとnM
OsトランジスタQ、からなる、高低t7L負荷素子R
111+の一端は電源電圧Vddが供給される。その高
抵抗負荷素子R,llの他端は、nMOsトランジスタ
Q、のドレインに接続され、この接読点が記憶ノードN
mとなる。この記憶ノードNmには、リーク量に相当す
る素子として抵抗素子RLIfが接続される。この抵抗
素子R1Jは、ジャンクシランリーク等のリーク量を定
性的に表すものであり、メモリセル内にリークが発生し
た場合、通常、接地方向へのリークとなるために、抵抗
素子RLI+の他端はII地電圧GNDとされる。nM
。
一方のインバーターは、高抵抗負荷素子R)IIとnM
OsトランジスタQ、からなる、高低t7L負荷素子R
111+の一端は電源電圧Vddが供給される。その高
抵抗負荷素子R,llの他端は、nMOsトランジスタ
Q、のドレインに接続され、この接読点が記憶ノードN
mとなる。この記憶ノードNmには、リーク量に相当す
る素子として抵抗素子RLIfが接続される。この抵抗
素子R1Jは、ジャンクシランリーク等のリーク量を定
性的に表すものであり、メモリセル内にリークが発生し
た場合、通常、接地方向へのリークとなるために、抵抗
素子RLI+の他端はII地電圧GNDとされる。nM
。
SトランジスタQ、のドレインであるノードNmは、フ
リップフロップ回路を構成する他のインバーターInの
入力端子に接続される0本来ならnMOSトランジスタ
Q、のゲートは、他のインバーター1nの出力端子に接
続されるところであるが、この第1図の等価回路では、
記憶ノードNmが高レベルの時だけを想定するため、n
MOSトランジスタQ、のゲート電圧は接地電圧GND
とされる。
リップフロップ回路を構成する他のインバーターInの
入力端子に接続される0本来ならnMOSトランジスタ
Q、のゲートは、他のインバーター1nの出力端子に接
続されるところであるが、この第1図の等価回路では、
記憶ノードNmが高レベルの時だけを想定するため、n
MOSトランジスタQ、のゲート電圧は接地電圧GND
とされる。
次に、第1図に示した等価回路において、データが保持
される条件について考えてみる。他のインバーター1n
の論理閾値電圧をLVいとすると、高レベル時の記憶ノ
ードNmの電圧Voutが、Vout ≧LVい ・
・・■ となる時、データが保持される条件となる。そして、二
〇〇弐の特に等号が成立する条件の電a電圧Vddが最
小データ保持;圧Vdrsinである。すなわち最小デ
ータ保持電圧Vdrsinは、記憶ノードNmにデータ
を保持しながら電a電圧Vddを低下させて行き、イン
バーターInの出力を反転させないでいる最小の電圧値
である。仮にメモリセルに供給される電′a電圧Vdd
を下げて行き、それが最小データ保持電圧Vdr+si
nよりも低くなった場合には、データの保持ができなく
なる。従って、それがメモリーテスターで測定した場合
に、不良ビットとして検出されることになる。
される条件について考えてみる。他のインバーター1n
の論理閾値電圧をLVいとすると、高レベル時の記憶ノ
ードNmの電圧Voutが、Vout ≧LVい ・
・・■ となる時、データが保持される条件となる。そして、二
〇〇弐の特に等号が成立する条件の電a電圧Vddが最
小データ保持;圧Vdrsinである。すなわち最小デ
ータ保持電圧Vdrsinは、記憶ノードNmにデータ
を保持しながら電a電圧Vddを低下させて行き、イン
バーターInの出力を反転させないでいる最小の電圧値
である。仮にメモリセルに供給される電′a電圧Vdd
を下げて行き、それが最小データ保持電圧Vdr+si
nよりも低くなった場合には、データの保持ができなく
なる。従って、それがメモリーテスターで測定した場合
に、不良ビットとして検出されることになる。
不良ピントの計測
不良ビットの計測は、計測すべきSRAMに対してメモ
リーテスターを用いて行われる。この計測に際しては、
SRAMのメモリセルに(共給される電源電圧Vddは
例えばOv〜数■と言うように成る範囲を以て振られて
供給されることになる。
リーテスターを用いて行われる。この計測に際しては、
SRAMのメモリセルに(共給される電源電圧Vddは
例えばOv〜数■と言うように成る範囲を以て振られて
供給されることになる。
そして、このメモリセルに供給されるW fl を圧V
ddすなわちデータ保持電圧Vdr毎に、不良となるビ
ット数をカウントして、次に示す如き、データ保持電圧
Vdrの分布を得る。この計測は、外部から電圧、13
号を供給するのみで行われ、特にSRAM素子の破壊を
必要としない。
ddすなわちデータ保持電圧Vdr毎に、不良となるビ
ット数をカウントして、次に示す如き、データ保持電圧
Vdrの分布を得る。この計測は、外部から電圧、13
号を供給するのみで行われ、特にSRAM素子の破壊を
必要としない。
データ保持電圧Vdrの分布
(a) メモリセル内のリークがない場合計測したS
RAMのメモリセルに、全くリークがなく、全てが不良
ビットとならずに完全に動作する場合には、第2図に示
すようなデータ保持電圧Vdrの分布となる。この第2
図の縦軸は不良ビット数を対数表示で示しており、横軸
はデータ保持電圧Vdrを示している0曲線F、は、低
いデータ保持電圧Vdrで全ピント数が不良となるよう
に高い数を示し、そこからデータ保持電圧Vdrが高く
なっり場合には、2激に立ち下がるようなカーブを描く
。この曲1! F @が横軸に突き当たる点のデータ保
持電圧Vdrは、不良ビットが無くなる時のデータ保持
電圧Vdrの値であり、これはインバーターを構成する
MOSトランジスタの論理閾値電圧LVいに略等しくな
る。
RAMのメモリセルに、全くリークがなく、全てが不良
ビットとならずに完全に動作する場合には、第2図に示
すようなデータ保持電圧Vdrの分布となる。この第2
図の縦軸は不良ビット数を対数表示で示しており、横軸
はデータ保持電圧Vdrを示している0曲線F、は、低
いデータ保持電圧Vdrで全ピント数が不良となるよう
に高い数を示し、そこからデータ保持電圧Vdrが高く
なっり場合には、2激に立ち下がるようなカーブを描く
。この曲1! F @が横軸に突き当たる点のデータ保
持電圧Vdrは、不良ビットが無くなる時のデータ保持
電圧Vdrの値であり、これはインバーターを構成する
MOSトランジスタの論理閾値電圧LVいに略等しくな
る。
(b) メモリセル内のリークが有る場合衣に、メモ
リセル内のリークが有る場合には、第3図に示すような
データ保持電圧Vdrの分布となる。この第3図も、第
2図と同様に、縦軸は不良ビット数を対数表示で示して
おり、横軸はデータ保持電圧Vdrを示している。第3
図の曲線F1は、低いデータ保持電圧Vdrのところで
は、第2図の曲線Fゆと略同様な値をとるが、そこから
データ保持電圧Vdrが高くなった場合には、−旦2激
に立ち下がり、そして、リークによる少数の不良ビット
に対応して、高いデータ保持電圧Vdr側に脹らんだ曲
線となる。この高いデータ保持電圧Vdr側に脹らんだ
部分が、少数の不良ビットに対応するが、特にその分布
の中の最も高いデータ保持電圧Vdr、すなわち曲線F
、が横軸に突き当たる点のデータ保持電圧Vdrが%1
叉にデータ保持できる最小データ保持電圧V drai
nに対応する。
リセル内のリークが有る場合には、第3図に示すような
データ保持電圧Vdrの分布となる。この第3図も、第
2図と同様に、縦軸は不良ビット数を対数表示で示して
おり、横軸はデータ保持電圧Vdrを示している。第3
図の曲線F1は、低いデータ保持電圧Vdrのところで
は、第2図の曲線Fゆと略同様な値をとるが、そこから
データ保持電圧Vdrが高くなった場合には、−旦2激
に立ち下がり、そして、リークによる少数の不良ビット
に対応して、高いデータ保持電圧Vdr側に脹らんだ曲
線となる。この高いデータ保持電圧Vdr側に脹らんだ
部分が、少数の不良ビットに対応するが、特にその分布
の中の最も高いデータ保持電圧Vdr、すなわち曲線F
、が横軸に突き当たる点のデータ保持電圧Vdrが%1
叉にデータ保持できる最小データ保持電圧V drai
nに対応する。
この曲&91F、は、リークの有無、その不良ビットの
数等の情報を与えることになり、さらに論理閾値電圧L
Vtbの情報も与える。第3図の大多数のメモリセルが
不良ビットと不良でないビットの間で転する挙動を示す
データ保持電圧Vdrが論理閾値電圧LVtbに対応す
る。具体的には、大多数のメモリセルが同し挙動を示す
部分の曲線を外挿して、その外挿した線fxが横軸に突
き当たる点のデータ保持電圧Vdrが論理閾値電圧LV
tbに対応することになる。
数等の情報を与えることになり、さらに論理閾値電圧L
Vtbの情報も与える。第3図の大多数のメモリセルが
不良ビットと不良でないビットの間で転する挙動を示す
データ保持電圧Vdrが論理閾値電圧LVtbに対応す
る。具体的には、大多数のメモリセルが同し挙動を示す
部分の曲線を外挿して、その外挿した線fxが横軸に突
き当たる点のデータ保持電圧Vdrが論理閾値電圧LV
tbに対応することになる。
FC) 論理閾値電圧■いのばらつき上述のように、
データ保持電圧Vdrの分布によって、メモリセル内の
リークの有無に加えて、論理閾値電圧LVいも分析でき
ることになる。そして、この論理閾値電圧Vいが各メモ
リセルで一定の値となる場合と、各メモリセルでばらつ
く場合とでは、また分布の状況が異なることになる。
データ保持電圧Vdrの分布によって、メモリセル内の
リークの有無に加えて、論理閾値電圧LVいも分析でき
ることになる。そして、この論理閾値電圧Vいが各メモ
リセルで一定の値となる場合と、各メモリセルでばらつ
く場合とでは、また分布の状況が異なることになる。
第4図は各メモリセルの論理PJ li H圧VLkの
ばらつきが少ない場合のデータ保持電圧Vdrの分布で
ある。この第4図の曲線Ftは、データ保持電圧Vdr
がω■から増加して行った場合に、多数の不良ビットが
検出される状態から2.flに不良ビット数の数が減る
ことを示している。すなわち、各メモリセルの論理閾値
電圧VLbが均一化されてし)るために、部分的に最小
データ保持電圧V drainが劣化するようなことは
ない。
ばらつきが少ない場合のデータ保持電圧Vdrの分布で
ある。この第4図の曲線Ftは、データ保持電圧Vdr
がω■から増加して行った場合に、多数の不良ビットが
検出される状態から2.flに不良ビット数の数が減る
ことを示している。すなわち、各メモリセルの論理閾値
電圧VLbが均一化されてし)るために、部分的に最小
データ保持電圧V drainが劣化するようなことは
ない。
一方、第5図は各メモリセルの論理閾値電圧v%1のば
らつきが大きい場合のデータ保持電圧Vdrの分布を示
す、この第5図の曲RFsは、データ保持電圧Vdrが
Ovから増加して行った場合に、多数の不良ビットが検
出される状態から、ややなだらかに不良ビットの数が凍
ることを示してuする。
らつきが大きい場合のデータ保持電圧Vdrの分布を示
す、この第5図の曲RFsは、データ保持電圧Vdrが
Ovから増加して行った場合に、多数の不良ビットが検
出される状態から、ややなだらかに不良ビットの数が凍
ることを示してuする。
すなわち、論理閾値電圧LVcbは、大多数のメモリセ
ルのデータ保持電圧Vdrの値に対応するため、そのデ
ータ保持電圧Vdrがばらついた時には、論理閾値電圧
LVcbがばらついたことを意味することになる。
ルのデータ保持電圧Vdrの値に対応するため、そのデ
ータ保持電圧Vdrがばらついた時には、論理閾値電圧
LVcbがばらついたことを意味することになる。
最小データ保持電圧Vdrminと閾値電圧VLbの理
論的な関係 再び第1図を参照して、インバーターの出力電圧■。、
、を算出する。
論的な関係 再び第1図を参照して、インバーターの出力電圧■。、
、を算出する。
nMOsMOSトランジスタQブスレフシツルドitを
11111 とすると、ノードNmの電圧■。、。
11111 とすると、ノードNmの電圧■。、。
は、
R,諏+R11
で表せる。
また、サブスレッシッルド’@a I sumは、27
°Cでソース・ドレイン間電流が!μAとなるML格閾
値電圧V LklPCと、温度変化により特性変動が生
じない閾値電圧である仮想、閾値電圧V、、、Vと前記
規格間(1i電圧■51.ア、との差ΔV、、Vと、ト
ランジスタサイズの比W/W (IPC)と、係数B(
B−q/(k−T))とで表すと、 l sum−D XEXP(B ・(Vin−Vcb+
pc + ΔVthV)) −■となる。
°Cでソース・ドレイン間電流が!μAとなるML格閾
値電圧V LklPCと、温度変化により特性変動が生
じない閾値電圧である仮想、閾値電圧V、、、Vと前記
規格間(1i電圧■51.ア、との差ΔV、、Vと、ト
ランジスタサイズの比W/W (IPC)と、係数B(
B−q/(k−T))とで表すと、 l sum−D XEXP(B ・(Vin−Vcb+
pc + ΔVthV)) −■となる。
そこで、メモリセルを構成するインバーターのインバー
ターの人出力特性を求めてみると、第■■弐より、 R□+R11 X (Vdd−11+*XDXEXP(BX (Vin
−Vtbtrc+Δvthν)・・・■ この第0式では、インバーターの出力電圧Youtがゲ
ートに入力する電圧Vinの関数となり、インバーター
の人出力特性を示すことになる。そこで、このインバー
ターの入出力特性の第0式を用いて、高レベルの出力電
圧Vhr9にと論理閾値電圧LVいを求める。
ターの人出力特性を求めてみると、第■■弐より、 R□+R11 X (Vdd−11+*XDXEXP(BX (Vin
−Vtbtrc+Δvthν)・・・■ この第0式では、インバーターの出力電圧Youtがゲ
ートに入力する電圧Vinの関数となり、インバーター
の人出力特性を示すことになる。そこで、このインバー
ターの入出力特性の第0式を用いて、高レベルの出力電
圧Vhr9にと論理閾値電圧LVいを求める。
まず、高レベルの出力電圧V highは、第0式のV
inにOを代入すれば求められる。すなわち、RNl+
RLII X (Vdd−RH,XDXEXP(BX (ΔVLh
V−Vth+pc)−0次に、論理閾値電圧Lvoは、
出力電圧VoutをO■とした時の入力電圧Vinが論
理閾値電圧L■いとなることから、第0式より、 0−Vdd4g* X D X EXP (B X (
LVth + ΔVthV−Vcbi PC))これを
変形して、 Rt+mxD が得られる。
inにOを代入すれば求められる。すなわち、RNl+
RLII X (Vdd−RH,XDXEXP(BX (ΔVLh
V−Vth+pc)−0次に、論理閾値電圧Lvoは、
出力電圧VoutをO■とした時の入力電圧Vinが論
理閾値電圧L■いとなることから、第0式より、 0−Vdd4g* X D X EXP (B X (
LVth + ΔVthV−Vcbi PC))これを
変形して、 Rt+mxD が得られる。
次に、最小データ保持電圧Vdrsinは、前述の第0
式と第0式の右辺同士の間に等号が成立する時の電源電
圧Vddの値である。これら第0.0式を直接的に計算
機を用いて計算することも可能であるが、規格閾flI
電圧Vtb+*。に応じて、次のような議論によって定
性的な最小データ保持電圧VdrainとMOSトラン
ジスタの閾値電圧vcbとの関係を得ることができる。
式と第0式の右辺同士の間に等号が成立する時の電源電
圧Vddの値である。これら第0.0式を直接的に計算
機を用いて計算することも可能であるが、規格閾flI
電圧Vtb+*。に応じて、次のような議論によって定
性的な最小データ保持電圧VdrainとMOSトラン
ジスタの閾値電圧vcbとの関係を得ることができる。
(a)MOSトランジスタの8値電圧Vいが比較的に高
い値である場合C4m形領域) MOSトランジスタの閾値電圧■いが比較的高い値であ
ればML格閾値電圧Vtb+□も高い値となり、第■弐
のEXPの括弧内は負号となり、EXPは略ゼロに等し
くなる。従、て、第0式は、l、Vtb−Vbiwb−
RLKX Vdr−in /(R,m + RLK)
Vdrmin・= (RNll+ RLII) X
LVLII/ RLK−■一方、LVいは第0式から
与えられ、その10式中、対数関数の項は、電′a電圧
Vddに余り依存せずに略定敗で与えられる。従って、
L V LゎはVLb1□の1次関数として与えられ、 LVい=Vい+ec+α・・・■ NIXD が得られる。
い値である場合C4m形領域) MOSトランジスタの閾値電圧■いが比較的高い値であ
ればML格閾値電圧Vtb+□も高い値となり、第■弐
のEXPの括弧内は負号となり、EXPは略ゼロに等し
くなる。従、て、第0式は、l、Vtb−Vbiwb−
RLKX Vdr−in /(R,m + RLK)
Vdrmin・= (RNll+ RLII) X
LVLII/ RLK−■一方、LVいは第0式から
与えられ、その10式中、対数関数の項は、電′a電圧
Vddに余り依存せずに略定敗で与えられる。従って、
L V LゎはVLb1□の1次関数として与えられ、 LVい=Vい+ec+α・・・■ NIXD が得られる。
この第■弐のLVいを第0式に代入して、MOSトラン
ジスタのHIJ Q圧■いが比較的に高い値である時は
、閾値電圧■いが高くなるに従って最小データ保持電圧
Vdr■in O線形的に高くなる関係が導かれる。第
5図では、その線形的な関係を示す領域を線形領域■と
して示している。最小データ保持電圧Vdrminと閾
値電圧■いの関係を示す曲線F、の傾きは第0式から、
(RIll 十Rtx)/RL、で与えられ、リーク
ZKが大きくなった場合では、傾きも大きくなる。
ジスタのHIJ Q圧■いが比較的に高い値である時は
、閾値電圧■いが高くなるに従って最小データ保持電圧
Vdr■in O線形的に高くなる関係が導かれる。第
5図では、その線形的な関係を示す領域を線形領域■と
して示している。最小データ保持電圧Vdrminと閾
値電圧■いの関係を示す曲線F、の傾きは第0式から、
(RIll 十Rtx)/RL、で与えられ、リーク
ZKが大きくなった場合では、傾きも大きくなる。
Φ)MOSトランジスタの閾値電圧vtbが比較的に低
い値である場合(指数間敗頷j!i)MOSトランジス
タの閾値電圧■いが比較的に低い値である時、規定14
ft1電圧V Lkl□が低くなり、同時に論理閾値電
圧LVいζ0と近領できる。
い値である場合(指数間敗頷j!i)MOSトランジス
タの閾値電圧■いが比較的に低い値である時、規定14
ft1電圧V Lkl□が低くなり、同時に論理閾値電
圧LVいζ0と近領できる。
従って、第■弐は影響が薄れて無視できる。第0式では
、 L V Lh−Vb1wb’i 0 、 Vdd−V
drminがらVdrmin−RIIIX D XEX
P(B X (ΔVthV−Vah+pc))・・・第
0式 が得られる。第5図の領域Iは、その第0式の曲線を示
しており、MOSトランジスタの閾値電圧■いが低くな
って、規格閾値電圧VtklPCも低くなった時では、
大幅に最小データ保持電圧Vdrminが増大する。そ
の傾向は第0式がらも明らがなように指数関数的に最小
データ保持電圧Vdr■inが増大することが判る。
、 L V Lh−Vb1wb’i 0 、 Vdd−V
drminがらVdrmin−RIIIX D XEX
P(B X (ΔVthV−Vah+pc))・・・第
0式 が得られる。第5図の領域Iは、その第0式の曲線を示
しており、MOSトランジスタの閾値電圧■いが低くな
って、規格閾値電圧VtklPCも低くなった時では、
大幅に最小データ保持電圧Vdrminが増大する。そ
の傾向は第0式がらも明らがなように指数関数的に最小
データ保持電圧Vdr■inが増大することが判る。
以上の考察(a)、 (b)により、その指数関数領域
!では、最小データ保持電圧Vdr■inは、殆どサブ
スレ7シツルド電流1゜、によって支配される。
!では、最小データ保持電圧Vdr■inは、殆どサブ
スレ7シツルド電流1゜、によって支配される。
また、線形;頁域口では、最小データ保持電圧Vdr−
inは、論理間ll!!電圧LVchとリーク量の影響
を受ける。特にl:1illa電圧Vtkが高くなった
時では、最小データ保持電圧Vdrminが高くなり、
ノードNmからのリーク量の影響が強くなる。
inは、論理間ll!!電圧LVchとリーク量の影響
を受ける。特にl:1illa電圧Vtkが高くなった
時では、最小データ保持電圧Vdrminが高くなり、
ノードNmからのリーク量の影響が強くなる。
データ保持電圧Vdrの分布による分類前述の理論的な
思想から、最小データ保持電圧Vdr陶1nは、サフ′
スレッシツルト′電流1$111によって支配される指
数関数領域!と、論理閾値電圧LVcb及びリーク量に
支配される線形領域nとに分けて考えることができ、こ
のように分類することで、温度変化による特性変化をあ
る程度正確に把握することが可能となる。そして、製造
されたSRAMで、線形領域■が支配的か、或いは指数
関数領域Iが支配的かは、直接測定しなくとも、データ
保持電圧Vdrの分布によってもその検知が可能である
。
思想から、最小データ保持電圧Vdr陶1nは、サフ′
スレッシツルト′電流1$111によって支配される指
数関数領域!と、論理閾値電圧LVcb及びリーク量に
支配される線形領域nとに分けて考えることができ、こ
のように分類することで、温度変化による特性変化をあ
る程度正確に把握することが可能となる。そして、製造
されたSRAMで、線形領域■が支配的か、或いは指数
関数領域Iが支配的かは、直接測定しなくとも、データ
保持電圧Vdrの分布によってもその検知が可能である
。
まず、最小データ保持電圧V drainが論理閾値電
圧■いやリーク量によって決められる線形領域■のタイ
プのSRAMでは、第7図に示すような分布が得られる
ことになる0曲、I F 、は、データ保持電圧Vdr
がOvから増加して行った場合に、多数の不良ビットが
検出される状態から〕、激に不良ビット数の数が減るこ
とを示している。また、この第7図に示す分布曲線F4
は、メモリセルを構成するnMOSトランジスタの閾f
JW圧Vt&の増減によって、平行移動した曲線Fs
’となる。
圧■いやリーク量によって決められる線形領域■のタイ
プのSRAMでは、第7図に示すような分布が得られる
ことになる0曲、I F 、は、データ保持電圧Vdr
がOvから増加して行った場合に、多数の不良ビットが
検出される状態から〕、激に不良ビット数の数が減るこ
とを示している。また、この第7図に示す分布曲線F4
は、メモリセルを構成するnMOSトランジスタの閾f
JW圧Vt&の増減によって、平行移動した曲線Fs
’となる。
次に、最小データ保持電圧Vdrminがサブスレッシ
ョルド電流I Sumによって決められる指数関数領域
lのタイプのSRAMでは、第8図に示すような分布が
得られることになる。このタイプのものでは、その分布
曲線F、の少ないビット敵側で高いデータ保持電圧を示
すように、すそが拡がった分布となり、傾きがなだらか
になる。
ョルド電流I Sumによって決められる指数関数領域
lのタイプのSRAMでは、第8図に示すような分布が
得られることになる。このタイプのものでは、その分布
曲線F、の少ないビット敵側で高いデータ保持電圧を示
すように、すそが拡がった分布となり、傾きがなだらか
になる。
以上のように、データ保持;圧Vdrの分布から、製造
されたSRAMの最小データ保持電圧Vdrminにつ
いて、線形領域■が支配的か、或いは指数関数領域lが
支配的かが非破壊で検知でき、単にデータ保持電圧Vd
rの分布を調べるだけで、高温や低温での最小データ保
持電圧Vdr+sinの予測も可能になる。
されたSRAMの最小データ保持電圧Vdrminにつ
いて、線形領域■が支配的か、或いは指数関数領域lが
支配的かが非破壊で検知でき、単にデータ保持電圧Vd
rの分布を調べるだけで、高温や低温での最小データ保
持電圧Vdr+sinの予測も可能になる。
最小データ保持電圧Vdrninの温度変化法に、前述
のような指数関数領域と線形領域む二区分される最小デ
ータ保持電圧V drainとa+at圧Vいの関係が
温度変化によって、どのように変化するかについて考察
する。
のような指数関数領域と線形領域む二区分される最小デ
ータ保持電圧V drainとa+at圧Vいの関係が
温度変化によって、どのように変化するかについて考察
する。
温度変化が生じた時では、Bの値が変化する。
ここで、Bは前述のように、
B”Q/kT−BT、X273/T
であり、絶対温度Tに逆比例する。
まず、リークのない時では、この温度に対応して変化す
るBの値を基に、最小データ保持電圧■dr+sinと
閾値電圧V%2の関係は、第9図に示すように変化する
。この第9図中、常温しよ曲線Fymでアリ、1iii
L!曲線F LO−、高’/FA ハ曲vAF s +
c N テアF=している。各領域[、Itでは、低
温時に常温の曲線F0が図中向かつて左側にずれ、同じ
閾(直電圧■1では最小データ保持電圧Vdrninが
小さくなり、高温時には、その逆に常温の曲線FTI力
<図中向かって右(至)にずれて、同じrA値電圧Vt
kでは最小データ保持電圧Vdrminが大きくなるこ
とが判る。従って、目標とすべき最小データ保持電圧■
drminの仕様(SPEC)がある場合、既にデータ
保持電圧Vdrの分布から、指数関数領域Iと線形zJ
I域Hのいずれが支配的かの区別がなされているために
、高温を問題とするのか、或いは低温を問題とするのか
が明確となる。すなわち、)旨数関数頭域1が支配的な
タイプ(第8図のタイプ)では、高温側の閾値電圧■い
と最小データ保持電圧の関係を問題とすれば良く、また
、線形領域口が支配的なタイプ(第7図のタイプ)では
、低温側の閾ll!電圧■いと最小データ保持電圧の関
係を間ととすれば良いことになる。第9図中、S、、S
、は、目標とすべき最小データ保持電圧Vdr■inの
仕様(SPEC) との関係で問題となる点を例示した
ものである0点Slより低い閾(I電圧Vいでは高2塁
時の最小データ保持電圧V drainが5PECより
高くなり、点S8より高い!!4値電圧vcbでは低温
時の最小データ保持電圧Vdrsinが5PECより高
くなってしまう。
るBの値を基に、最小データ保持電圧■dr+sinと
閾値電圧V%2の関係は、第9図に示すように変化する
。この第9図中、常温しよ曲線Fymでアリ、1iii
L!曲線F LO−、高’/FA ハ曲vAF s +
c N テアF=している。各領域[、Itでは、低
温時に常温の曲線F0が図中向かつて左側にずれ、同じ
閾(直電圧■1では最小データ保持電圧Vdrninが
小さくなり、高温時には、その逆に常温の曲線FTI力
<図中向かって右(至)にずれて、同じrA値電圧Vt
kでは最小データ保持電圧Vdrminが大きくなるこ
とが判る。従って、目標とすべき最小データ保持電圧■
drminの仕様(SPEC)がある場合、既にデータ
保持電圧Vdrの分布から、指数関数領域Iと線形zJ
I域Hのいずれが支配的かの区別がなされているために
、高温を問題とするのか、或いは低温を問題とするのか
が明確となる。すなわち、)旨数関数頭域1が支配的な
タイプ(第8図のタイプ)では、高温側の閾値電圧■い
と最小データ保持電圧の関係を問題とすれば良く、また
、線形領域口が支配的なタイプ(第7図のタイプ)では
、低温側の閾ll!電圧■いと最小データ保持電圧の関
係を間ととすれば良いことになる。第9図中、S、、S
、は、目標とすべき最小データ保持電圧Vdr■inの
仕様(SPEC) との関係で問題となる点を例示した
ものである0点Slより低い閾(I電圧Vいでは高2塁
時の最小データ保持電圧V drainが5PECより
高くなり、点S8より高い!!4値電圧vcbでは低温
時の最小データ保持電圧Vdrsinが5PECより高
くなってしまう。
次に、リークが有る場合については、リーク抵抗が下が
って、リーク量が大きくなると、線形領域の曲線の傾き
がそれだけ大きくなる* (RMIl+RLx) /
RLllが1嘆きである。そして、この線形SJ!域
の(頃きの値の温度変化を考えてみると、抵抗負荷とリ
ーク抵抗の各活性化エネルギーに対応した温度依存性が
あることが判っている。
って、リーク量が大きくなると、線形領域の曲線の傾き
がそれだけ大きくなる* (RMIl+RLx) /
RLllが1嘆きである。そして、この線形SJ!域
の(頃きの値の温度変化を考えてみると、抵抗負荷とリ
ーク抵抗の各活性化エネルギーに対応した温度依存性が
あることが判っている。
まず、抵抗負荷の活性エネルギーがリーク抵抗の活性エ
ネルギーよりも大きい場合では、線形領域■における低
温での最小データ保持電圧VdrIIinが高くなって
悪化する。第1O図はリークが有る場合であって、抵抗
負荷の活性エネルギーがリーク抵抗の活性エネルギーよ
りも大きい時の最小データ保持電圧Vdrminと閾値
電圧■いの関係の温度依存性を示している。第10図中
、曲線FffiL。
ネルギーよりも大きい場合では、線形領域■における低
温での最小データ保持電圧VdrIIinが高くなって
悪化する。第1O図はリークが有る場合であって、抵抗
負荷の活性エネルギーがリーク抵抗の活性エネルギーよ
りも大きい時の最小データ保持電圧Vdrminと閾値
電圧■いの関係の温度依存性を示している。第10図中
、曲線FffiL。
8は低温、曲線Fl、、は常温、そして曲線Fj!x+
1は高温のそれぞれ最小データ保持電圧Vdrminと
閾値電圧Vいの関係を示す、この第1O図からも明らか
なように、低温の曲線F j! Losは高温の曲線F
l□、に比較して大きな回きを有する。従って、ある仕
様に対して許容される閾(a電圧■いの幅が低温では狭
くなり、高温では広くなる。そして、前述のデータ保持
電圧Vdrの分布より、リーク量のデータも定l化され
るため、温度変化による特性変動に追従した最小データ
保持電圧Vdrainの設定や、常温による高温や低温
時の特性変動の予測が可能となる。
1は高温のそれぞれ最小データ保持電圧Vdrminと
閾値電圧Vいの関係を示す、この第1O図からも明らか
なように、低温の曲線F j! Losは高温の曲線F
l□、に比較して大きな回きを有する。従って、ある仕
様に対して許容される閾(a電圧■いの幅が低温では狭
くなり、高温では広くなる。そして、前述のデータ保持
電圧Vdrの分布より、リーク量のデータも定l化され
るため、温度変化による特性変動に追従した最小データ
保持電圧Vdrainの設定や、常温による高温や低温
時の特性変動の予測が可能となる。
なお、抵抗jL荷の活性エネルギーがリーク抵抗の活性
エネルギーよりも小さい場合では、線形領域■における
高温での最小データ保持電圧Vdrminが高くなる。
エネルギーよりも小さい場合では、線形領域■における
高温での最小データ保持電圧Vdrminが高くなる。
すなわち、線形領域で高温の曲線の+111きが大きく
なり、低温の曲線の傾きが小さいままとなる。
なり、低温の曲線の傾きが小さいままとなる。
本発明のSRAMの不良解析方法の実施例を説明する。
本実施例のSRAMの不良解析方法は、上述のメモリー
テスターによるデータ保持電圧の分布を解析することを
基礎に、SRAMの良品、不良品の選別を行う方法であ
る。
テスターによるデータ保持電圧の分布を解析することを
基礎に、SRAMの良品、不良品の選別を行う方法であ
る。
まず、製造された成るウェハー或いはロントのSRAM
を常温でメモリーテスターにセットし、SRAMのメモ
リセルを順にアクセスして、データが確実に保持される
か否かをテストする。この時、勿論SRAMは非破壊で
ある。このデータ保持特性のテストでは、0■から例え
ば電G電圧Vddの範囲でSRAMのメモリセルに供給
されるデータ保持電圧が微小な電圧刻みで与えられる。
を常温でメモリーテスターにセットし、SRAMのメモ
リセルを順にアクセスして、データが確実に保持される
か否かをテストする。この時、勿論SRAMは非破壊で
ある。このデータ保持特性のテストでは、0■から例え
ば電G電圧Vddの範囲でSRAMのメモリセルに供給
されるデータ保持電圧が微小な電圧刻みで与えられる。
そして、各電圧において、それぞれ不良となったビ・7
ト数をカウントする。さらに、メモリーテスターを用い
てカウントした不良ビット数を横軸をデータ保持電圧V
drとしたグラフにプロットし、データ保持電圧Vdr
の分布を得る。
ト数をカウントする。さらに、メモリーテスターを用い
てカウントした不良ビット数を横軸をデータ保持電圧V
drとしたグラフにプロットし、データ保持電圧Vdr
の分布を得る。
次に、得られたデータ保持電圧Vdrの分布から、前述
の(作用)で説明した手法により、メモリセル内のリー
クの有無、論理閾値電圧LV、、の値とそのばらつき、
さらには最小データ保持電圧Vdrshinが指数関数
領域l若しくは線形領域Hのいずれかの特性が支配的な
のかが判明することになる。
の(作用)で説明した手法により、メモリセル内のリー
クの有無、論理閾値電圧LV、、の値とそのばらつき、
さらには最小データ保持電圧Vdrshinが指数関数
領域l若しくは線形領域Hのいずれかの特性が支配的な
のかが判明することになる。
そして、この得られたデータ保持電圧Vdrの分布を用
いて、高温時或いは低温時の最小データ保持電圧drl
linを予測し、それが仕様の条件(SPEC)を満た
すか否かを判別して、SRAMの良品、不良品を判別す
る。この常温による高温時や低温時の最小データ保持電
圧V drninの変化の予測は、上記データ保持電圧
Vdrの分布から11られるリーク量のデータや、指数
関数領域l若しくは線形領域Hのいずれかの特性が支配
的なのかを判断恭準とする。従って、非破壊で、かつ常
温による不良解析が行われることになる。
いて、高温時或いは低温時の最小データ保持電圧drl
linを予測し、それが仕様の条件(SPEC)を満た
すか否かを判別して、SRAMの良品、不良品を判別す
る。この常温による高温時や低温時の最小データ保持電
圧V drninの変化の予測は、上記データ保持電圧
Vdrの分布から11られるリーク量のデータや、指数
関数領域l若しくは線形領域Hのいずれかの特性が支配
的なのかを判断恭準とする。従って、非破壊で、かつ常
温による不良解析が行われることになる。
(発明の効果〕
上述のように、本発明のS RA Mの不良解析方法は
、複数のメモリセルをデータ保持電圧を変化させながら
アクセスして不良ビット数をカウントし、その不良ビッ
ト数の分布からlaされたのSRAMのメモリセル内の
リーク量や論理量(′11!電圧等の値を非破壊で得る
ことができる。また、これら不良ビット数の分布から得
られるデータによって、SRAMの良品、不良品をより
正確に選別することが可能となり、特に実際に低温や高
温にすることなく、不良の選別が可能となるため、その
選別の手間や煩雑さを大幅に改善できることになる。
、複数のメモリセルをデータ保持電圧を変化させながら
アクセスして不良ビット数をカウントし、その不良ビッ
ト数の分布からlaされたのSRAMのメモリセル内の
リーク量や論理量(′11!電圧等の値を非破壊で得る
ことができる。また、これら不良ビット数の分布から得
られるデータによって、SRAMの良品、不良品をより
正確に選別することが可能となり、特に実際に低温や高
温にすることなく、不良の選別が可能となるため、その
選別の手間や煩雑さを大幅に改善できることになる。
第1図は本発明のSRAMの不良解析方法の基礎となる
モデルを示す等価回路図、第2図は本発明にかかるSR
AMのメモリセル内のリークがない時のデータ保持電圧
の分布を示す図、第3図は本発明にかかるSRAMのメ
モリセル内のリークが有る時のデータ保持電圧の分布を
示す図、第4図は本発明にかかる論理閾値電圧のばらつ
きが少ない時のデータ保持電圧の分布を示す図、第5図
は本発明にかかる論理閾値電圧のばらつきが大きい時の
データ保持電圧の分布を示す図、第6図は本発明にかか
る閾値電圧と最小データ保持電圧の−i的な関係を示す
特性図、第7図は本発明にかかる線形領域となる特性が
支配的な場合のデータ保持電圧の分布を示す図、第8図
は本発明にかかる指数関数領域となる特性が支配的な場
合のデータ保持電圧の分布を示す図、第9図は本発明に
基づくリークがない時の閾値電圧と最小データ保持電圧
の関係の温度依存性を示す特性図、第10図は本発明に
基づくリークがある時の閾値電圧と最小データ保持電圧
の関係の温度依存性を示す特性図である。 R14N・・・高抵抗負荷素子 R11・・・リーク抵抗 Q、・・・nMO3トランジスタ In・・・インバーター Vdd・・・電源電圧
モデルを示す等価回路図、第2図は本発明にかかるSR
AMのメモリセル内のリークがない時のデータ保持電圧
の分布を示す図、第3図は本発明にかかるSRAMのメ
モリセル内のリークが有る時のデータ保持電圧の分布を
示す図、第4図は本発明にかかる論理閾値電圧のばらつ
きが少ない時のデータ保持電圧の分布を示す図、第5図
は本発明にかかる論理閾値電圧のばらつきが大きい時の
データ保持電圧の分布を示す図、第6図は本発明にかか
る閾値電圧と最小データ保持電圧の−i的な関係を示す
特性図、第7図は本発明にかかる線形領域となる特性が
支配的な場合のデータ保持電圧の分布を示す図、第8図
は本発明にかかる指数関数領域となる特性が支配的な場
合のデータ保持電圧の分布を示す図、第9図は本発明に
基づくリークがない時の閾値電圧と最小データ保持電圧
の関係の温度依存性を示す特性図、第10図は本発明に
基づくリークがある時の閾値電圧と最小データ保持電圧
の関係の温度依存性を示す特性図である。 R14N・・・高抵抗負荷素子 R11・・・リーク抵抗 Q、・・・nMO3トランジスタ In・・・インバーター Vdd・・・電源電圧
Claims (4)
- (1)複数のメモリセルを有したSRAMをデータ保持
電圧を変化させながらアクセスして、不良となるビット
数を計測し、 上記各メモリセルのデータ保持電圧の分布から論理閾値
電圧を求めることを特徴とするSRAMの不良解析方法
。 - (2)複数のメモリセルを有したSRAMをデータ保持
電圧を変化させながらアクセスして、不良となるビット
数を計測し、 上記各メモリセルのデータ保持電圧の分布から上記メモ
リセルのリーク量を求めることを特徴とするSRAMの
不良解析方法。 - (3)フリップフロップ回路から構成される複数の抵抗
負荷型のメモリセルを有したSRAMを、データ保持電
圧を変化させながらアクセスして不良となるビット数を
計測し、 上記各メモリセルのデータ保持電圧の分布から、上記各
メモリセルを構成するインバーターの論理閾値電圧と該
インバーターの出力電圧が等しくなる条件における該イ
ンバーターの電源電圧である最小データ保持電圧と、上
記インバーターを構成するMOSトランジスタの閾値電
圧との関係を求め、 製造されたSRAMのメモリセルのMOSトランジスタ
が不良であるか否かを判定することを特徴とするSRA
Mの不良解析方法。 - (4)請求項(3)のSRAMの不良解析方法であって
、上記最小データ保持電圧が、所要値よりも高くなるよ
うな閾値電圧を有するMOSトランジスタからメモリセ
ルが構成されるSRAMを不良と判別することを特徴と
するSRAMの不良解析方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005327A JPH03210485A (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | Sramの不良解折方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005327A JPH03210485A (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | Sramの不良解折方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03210485A true JPH03210485A (ja) | 1991-09-13 |
Family
ID=11608149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005327A Pending JPH03210485A (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | Sramの不良解折方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03210485A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015007569A (ja) * | 2013-06-25 | 2015-01-15 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体装置の試験プログラム、試験装置及び試験方法 |
-
1990
- 1990-01-12 JP JP2005327A patent/JPH03210485A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015007569A (ja) * | 2013-06-25 | 2015-01-15 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体装置の試験プログラム、試験装置及び試験方法 |
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