JPH03210160A - 氷晶形成促進剤 - Google Patents
氷晶形成促進剤Info
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- JPH03210160A JPH03210160A JP2286943A JP28694390A JPH03210160A JP H03210160 A JPH03210160 A JP H03210160A JP 2286943 A JP2286943 A JP 2286943A JP 28694390 A JP28694390 A JP 28694390A JP H03210160 A JPH03210160 A JP H03210160A
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- Japan
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- ice crystal
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- A23B—PRESERVATION OF FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES; CHEMICAL RIPENING OF FRUIT OR VEGETABLES
- A23B2/00—Preservation of foods or foodstuffs, in general
- A23B2/80—Freezing; Subsequent thawing; Cooling
- A23B2/85—Freezing; Subsequent thawing; Cooling with addition of or treatment with chemicals
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23B—PRESERVATION OF FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES; CHEMICAL RIPENING OF FRUIT OR VEGETABLES
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- A23B2/70—Preservation of foods or foodstuffs, in general by treatment with chemicals
- A23B2/725—Preservation of foods or foodstuffs, in general by treatment with chemicals in the form of liquids or solids
- A23B2/729—Organic compounds; Microorganisms; Enzymes
- A23B2/783—Microorganisms; Enzymes
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/195—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria
- C07K14/21—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria from Pseudomonadaceae (F)
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/63—Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
- C12N15/74—Vectors or expression systems specially adapted for prokaryotic hosts other than E. coli, e.g. Lactobacillus, Micromonospora
- C12N15/746—Vectors or expression systems specially adapted for prokaryotic hosts other than E. coli, e.g. Lactobacillus, Micromonospora for lactic acid bacteria (Streptococcus; Lactococcus; Lactobacillus; Pediococcus; Enterococcus; Leuconostoc; Propionibacterium; Bifidobacterium; Sporolactobacillus)
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/63—Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
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- C12N15/81—Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for fungi for yeasts
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、食品等の生物材料の冷凍に際しての氷晶形成
、およびこのような氷晶形成の促進に有用な添加物に関
する。
、およびこのような氷晶形成の促進に有用な添加物に関
する。
食品等の生物材料を大きな氷の結晶の形成を最小限にし
て冷凍することは、大きな氷の結晶が一般的に解凍後の
材料のきめまたは状態に悪影響を与えるので重要である
。冷凍を氷の形成を促進する多数の核の存在下に行うと
、存在する水はすべて小さな結晶の型で凍結させること
ができる。しかしながら、食品に添加できる物質には厳
重な制限があり、氷晶形成添加物はこれまであまり用い
られていない。
て冷凍することは、大きな氷の結晶が一般的に解凍後の
材料のきめまたは状態に悪影響を与えるので重要である
。冷凍を氷の形成を促進する多数の核の存在下に行うと
、存在する水はすべて小さな結晶の型で凍結させること
ができる。しかしながら、食品に添加できる物質には厳
重な制限があり、氷晶形成添加物はこれまであまり用い
られていない。
最近、食品に、氷晶形成が可能な天然の蛋白質をもつP
seudomonas s rin iaeの細胞を添
加することが提案されている。この生物は広く分布し、
ブドウ、イチゴ、馬鈴薯、トマト植物等の生育中の植物
の未成熟凍結において現実にその原因となっている。P
、s rin iaeの細胞は氷晶形成を促進できるこ
と、そして凍結時に食品中に存在すると小さい氷の結晶
の形成が起こることが見出されている。さらに、米国特
許第42(10228号には雪の製造にこ゛のような微
生物を使用する方法が記載されている。また、国際特許
出願WO331(13831号には、過冷却を阻止する
ために用いられる微生物物質を製造するための、氷晶形
成蛋白質をコードするDNAによるある種の宿主微生物
の形質転換が記載されている。
seudomonas s rin iaeの細胞を添
加することが提案されている。この生物は広く分布し、
ブドウ、イチゴ、馬鈴薯、トマト植物等の生育中の植物
の未成熟凍結において現実にその原因となっている。P
、s rin iaeの細胞は氷晶形成を促進できるこ
と、そして凍結時に食品中に存在すると小さい氷の結晶
の形成が起こることが見出されている。さらに、米国特
許第42(10228号には雪の製造にこ゛のような微
生物を使用する方法が記載されている。また、国際特許
出願WO331(13831号には、過冷却を阻止する
ために用いられる微生物物質を製造するための、氷晶形
成蛋白質をコードするDNAによるある種の宿主微生物
の形質転換が記載されている。
上述の方法には可能な宿主として酵母および他のかび類
も考慮されてはいるが、大腸菌およびムシ」力■山」−
のような天然の微生物のみがとくに記述されているにす
ぎない。すなわち、食品のような食用生物材料への添加
物として実際に使用できるような宿主微生物にはとくに
触れられていない。
も考慮されてはいるが、大腸菌およびムシ」力■山」−
のような天然の微生物のみがとくに記述されているにす
ぎない。すなわち、食品のような食用生物材料への添加
物として実際に使用できるような宿主微生物にはとくに
触れられていない。
P、s rin 1ae−はシュードモナス属のメンバ
ーである。この属の一部の種は病原体であり、たとえば
−LJyJlb旦迂−はヒトの病原体である。P、sy
ringiaeのある株はまた、ある種の植物に対する
病原体としても知偽れている。同様に、大腸菌のある株
はよく知られたヒト病原体である。したがって、これら
の食品添加物への使用は実用的ではない。殺滅した細胞
の形で使用するとしても、常に不完全な殺滅、生存した
微生物が食品の保存および解凍の段階での増殖の危険を
伴うものであり、このような微生物は、GRAS (G
enerally Regardedas 5afe
)に指定された生物の一覧表(U、S、Codeof
Federal Regulation 、第21巻、
170〜199頁、1986年4月、米国政府印刷局刊
行)には含まれていない。本発明は、P、s rin
1ae−および他の生物中で氷晶形成蛋白質を発現させ
る遺伝子を単離し、これを適当なベクター中で、食品ま
たは他の摂取生物材料に対する添加物として、生存また
は殺滅型のいずれでも食品に使用できるGRASに掲載
された生物の形質転換に使用するという考え方に基づ(
ものである。
ーである。この属の一部の種は病原体であり、たとえば
−LJyJlb旦迂−はヒトの病原体である。P、sy
ringiaeのある株はまた、ある種の植物に対する
病原体としても知偽れている。同様に、大腸菌のある株
はよく知られたヒト病原体である。したがって、これら
の食品添加物への使用は実用的ではない。殺滅した細胞
の形で使用するとしても、常に不完全な殺滅、生存した
微生物が食品の保存および解凍の段階での増殖の危険を
伴うものであり、このような微生物は、GRAS (G
enerally Regardedas 5afe
)に指定された生物の一覧表(U、S、Codeof
Federal Regulation 、第21巻、
170〜199頁、1986年4月、米国政府印刷局刊
行)には含まれていない。本発明は、P、s rin
1ae−および他の生物中で氷晶形成蛋白質を発現させ
る遺伝子を単離し、これを適当なベクター中で、食品ま
たは他の摂取生物材料に対する添加物として、生存また
は殺滅型のいずれでも食品に使用できるGRASに掲載
された生物の形質転換に使用するという考え方に基づ(
ものである。
本発明の一態様によれば、本発明は、氷晶形成を促進で
きる蛋白質からなる0℃以下の温度における食用生物材
料中の氷晶形成添加物であって、上記蛋白質はその発現
をコードする1種または2種以上の遺伝子をもつベクタ
ーによって形質転換されたGRAS微生物またはその微
生物の分画に含まれている添加物を提供するものである
。
きる蛋白質からなる0℃以下の温度における食用生物材
料中の氷晶形成添加物であって、上記蛋白質はその発現
をコードする1種または2種以上の遺伝子をもつベクタ
ーによって形質転換されたGRAS微生物またはその微
生物の分画に含まれている添加物を提供するものである
。
本発明はさらに他の態様によれば、本発明の添加物1種
または2種以上を添加された食用生物材料を提供する。
または2種以上を添加された食用生物材料を提供する。
本発明によって有利に処理できる食品には、野菜、果物
、魚、肉、調理冷凍食品、アイスクリーム、冷凍パン生
地、冷凍ジュース、凍結乾燥食品が包含される。興味あ
る凍結乾燥物質には、医薬製品および低温型沈殿物のよ
うな血液分画が包含される。
、魚、肉、調理冷凍食品、アイスクリーム、冷凍パン生
地、冷凍ジュース、凍結乾燥食品が包含される。興味あ
る凍結乾燥物質には、医薬製品および低温型沈殿物のよ
うな血液分画が包含される。
本発明はさらに他の態様として、食用生物材料を本発明
の添加物1種または2種以上で処理して、その材料中に
おける氷晶形成を促進する方法を提供する。
の添加物1種または2種以上で処理して、その材料中に
おける氷晶形成を促進する方法を提供する。
本発明のさらに他の態様として、食用生物材料を本発明
の添加物1種または2種以上で処理し、その温度を凍結
が起こるように低下させる食用生物材料の冷凍方法を提
供する。この場合の温度は5℃〜−20℃の範囲とする
ことが有利である。
の添加物1種または2種以上で処理し、その温度を凍結
が起こるように低下させる食用生物材料の冷凍方法を提
供する。この場合の温度は5℃〜−20℃の範囲とする
ことが有利である。
本明細書で用いられるGRASO語は、上述のU、S。
Federal Regulationに示された意味
を有する。このような微生物には、酵母たとえば影匹旦
0工庄吐μリーcerevisiaeまたは9杜帥肛■
旦鎚、乳酸菌類、たとえばLactococcus 1
actis 、 Lactobacillus匝n鉦に
川 等、ビネガ細菌およびある種の糸状菌たとえばAs
pergillus 種が包含される。
を有する。このような微生物には、酵母たとえば影匹旦
0工庄吐μリーcerevisiaeまたは9杜帥肛■
旦鎚、乳酸菌類、たとえばLactococcus 1
actis 、 Lactobacillus匝n鉦に
川 等、ビネガ細菌およびある種の糸状菌たとえばAs
pergillus 種が包含される。
微生物は全細胞としてまたはその分画として使用するこ
とができる。氷晶形成蛋白質が細胞内に保持されている
場合でも、全細胞は有効であることが示されている。し
かしながら、ある場合には、細胞を断片化して活性蛍白
質をもつ分画たとえば細胞壁フラグメントのみを使用す
ることが有利である。
とができる。氷晶形成蛋白質が細胞内に保持されている
場合でも、全細胞は有効であることが示されている。し
かしながら、ある場合には、細胞を断片化して活性蛍白
質をもつ分画たとえば細胞壁フラグメントのみを使用す
ることが有利である。
微生物は目的に適したベクターによって形質転換される
。−船釣に、原核生物宿主たとえば細菌を形質転換する
場合にはプラスミドが用いられる。
。−船釣に、原核生物宿主たとえば細菌を形質転換する
場合にはプラスミドが用いられる。
酵母はプラスミドで形質転換できるが、この場合にはプ
ラスミドを、活性遺伝子が染色体DNA内に挿入される
ように設計する。
ラスミドを、活性遺伝子が染色体DNA内に挿入される
ように設計する。
氷晶形成蛋白質をコードするDNAは天然に存在する生
物たとえばP、s rin iae 、 P、fluo
rescens+P、coronafasciens
、 Xanthomonas translucens
または w’n’a r ico aから得ることが
できる。
物たとえばP、s rin iae 、 P、fluo
rescens+P、coronafasciens
、 Xanthomonas translucens
または w’n’a r ico aから得ることが
できる。
別法としてDNAは、すでに配列が決定されている遺伝
子、たとえばI N AW (R,L、Green &
G。
子、たとえばI N AW (R,L、Green &
G。
J、Warren 、 Nature 、 Vol、
317 +645〜648゜1985)およびI NA
Z (G、J、Warren ら、Nucl Ac1
ds Res、、 Vol、 14. No、20.
8047〜8060.1986)または本明細書に記
載する遺伝子配列に基づいて合成することもできる。
317 +645〜648゜1985)およびI NA
Z (G、J、Warren ら、Nucl Ac1
ds Res、、 Vol、 14. No、20.
8047〜8060.1986)または本明細書に記
載する遺伝子配列に基づいて合成することもできる。
単離された遺伝子には、意図された宿主に適当なベクタ
ー中に挿入できるように、適当な末端制限部位を付与す
ることができる。
ー中に挿入できるように、適当な末端制限部位を付与す
ることができる。
すなわち、意図された宿主が酵母たとえばYP42であ
る場合には、適当なプラスミドヘクターはpDP34
(欧州特許89810297.5)であり、たとえば、
大腸菌ベクターpUc19、完全酵母2ミクロンプラス
ミドおよび酵母を選択可能にする栄養要求マーカーたと
えば容易な形質転換と酵母中でのプラスミドの低コピー
数選択のためのURA3遺伝子、および高コピー数を誘
発するためのLEU2遺伝子のdLEU2対立遺伝子か
ら構成されるプラスミドに有利に改良される。
る場合には、適当なプラスミドヘクターはpDP34
(欧州特許89810297.5)であり、たとえば、
大腸菌ベクターpUc19、完全酵母2ミクロンプラス
ミドおよび酵母を選択可能にする栄養要求マーカーたと
えば容易な形質転換と酵母中でのプラスミドの低コピー
数選択のためのURA3遺伝子、および高コピー数を誘
発するためのLEU2遺伝子のdLEU2対立遺伝子か
ら構成されるプラスミドに有利に改良される。
酵母は常に、翻訳の開始には見出された最初のATGを
使用するので、開始コドンは最初のATGであることを
確認し、「実際の、ATGの5“にATGがあれば必要
に応じてそれを切り出さねばならないことに注意すべき
である。
使用するので、開始コドンは最初のATGであることを
確認し、「実際の、ATGの5“にATGがあれば必要
に応じてそれを切り出さねばならないことに注意すべき
である。
プラスミドはついで適当な酵母株の形質転換に使用され
、栄養要求マーカーの存在によって選択される。
、栄養要求マーカーの存在によって選択される。
本発明者らは、上述のようにして形質転換された酵母株
が必ずしも受は入れられる形で氷晶形成蛋白質を産生し
ないこと、そしてその蛋白質が細胞表面を標的とするよ
うな酵母シグナル配列を包含させることが望ましいこと
を見出した。このような配列にはたとえば、PH05シ
グナル配列(B、Wajeeh ら、Nucl、Ac1
ds Res、+ Vol、 12゜No、20.7
721〜7739.1984)またはα因子プレプロリ
ーダー配列(J、Kurjan & I。
が必ずしも受は入れられる形で氷晶形成蛋白質を産生し
ないこと、そしてその蛋白質が細胞表面を標的とするよ
うな酵母シグナル配列を包含させることが望ましいこと
を見出した。このような配列にはたとえば、PH05シ
グナル配列(B、Wajeeh ら、Nucl、Ac1
ds Res、+ Vol、 12゜No、20.7
721〜7739.1984)またはα因子プレプロリ
ーダー配列(J、Kurjan & I。
Herskowitz 、 Ce1l 、 30 :
933〜943゜1982)がある。本発明者らはさ
らに、α因子リーダー配列を使用する場合、プレプロペ
プチド配列と問題の遺伝子の間にリンカ−配列たとえば
天然のα因子における8アミノ酸リンカ−を置くことが
好ましいことを見出した。
933〜943゜1982)がある。本発明者らはさ
らに、α因子リーダー配列を使用する場合、プレプロペ
プチド配列と問題の遺伝子の間にリンカ−配列たとえば
天然のα因子における8アミノ酸リンカ−を置くことが
好ましいことを見出した。
氷晶形成蛋白質を細胞内の特定のオルガネラ、たとえば
液胞にむけることもできる。この目的では、液胞への指
向性が知られているカルボキシペプチダーゼY (CP
Y)のプレプロ配列を導入することができる。
液胞にむけることもできる。この目的では、液胞への指
向性が知られているカルボキシペプチダーゼY (CP
Y)のプレプロ配列を導入することができる。
Lactococcus 1acLisはとくに安全で
、食品用に受は入れられる微生物であり、たとえばL
MO230株がある。この生物の形質転換に使用するの
に適したプラスミドには、大腸菌ベクターpUc1B、
プラスミドpVA8B(以下の参考文献1)参照)から
の非誘導性エリスロマイシン抵抗性遺伝子、およびり、
1acti4プラスミド複製起源から構成されるps
c12VNがある。しかしながら、これは問題の遺伝子
に加えてプロモーターの挿入を必要とし、本発明らは改
良tac Ifプロモーターがとくに有用であることを
見出した。L、 1actis内での発現にもっと直接
的なアプローチは、L、1actis遺伝子のプロモー
ターたとえば2268株のホスホノ−β−ガラクトシダ
ーゼ遺伝子のプロモーターの使用である(参考文献2) 1 ) B、Br1g1ttee ら、Gene 、6
2 : 249〜261.1988 2 ) F、L、Macrina ら、Gene、19
.345〜353.1982 以下の微生物は1989年10月24日に、Natio
nal Cu1ture of Industrial
and MarineOrganisIms 、 A
berdeen 、 5cotlandに下記の受入番
号で寄託されている。
、食品用に受は入れられる微生物であり、たとえばL
MO230株がある。この生物の形質転換に使用するの
に適したプラスミドには、大腸菌ベクターpUc1B、
プラスミドpVA8B(以下の参考文献1)参照)から
の非誘導性エリスロマイシン抵抗性遺伝子、およびり、
1acti4プラスミド複製起源から構成されるps
c12VNがある。しかしながら、これは問題の遺伝子
に加えてプロモーターの挿入を必要とし、本発明らは改
良tac Ifプロモーターがとくに有用であることを
見出した。L、 1actis内での発現にもっと直接
的なアプローチは、L、1actis遺伝子のプロモー
ターたとえば2268株のホスホノ−β−ガラクトシダ
ーゼ遺伝子のプロモーターの使用である(参考文献2) 1 ) B、Br1g1ttee ら、Gene 、6
2 : 249〜261.1988 2 ) F、L、Macrina ら、Gene、19
.345〜353.1982 以下の微生物は1989年10月24日に、Natio
nal Cu1ture of Industrial
and MarineOrganisIms 、 A
berdeen 、 5cotlandに下記の受入番
号で寄託されている。
S、cerevisiae Y P 42 NC
IMB 40215L、 1actis L M
O230NCll1B 40216E、coli
B Z 234 NCIMB 40217(pU
c21ENA3) 上記E、coli NCIMB 40217は以下に述
べるプラスミドpUc21ENA3で形質転換された。
IMB 40215L、 1actis L M
O230NCll1B 40216E、coli
B Z 234 NCIMB 40217(pU
c21ENA3) 上記E、coli NCIMB 40217は以下に述
べるプラスミドpUc21ENA3で形質転換された。
以下の実施例は本発明を例示するだけのためのものであ
る。
る。
葉と花約15gのサンプルをNe5tle Re5ea
rchCenter 、 Vers−chez−1es
−Blancに隣接した森の植物から採取し、滅菌した
5(10mfの振盪フラスコに入れた。滅菌ペプトン(
0,1%)、リン酸塩(50mM、 pH7)緩衝液1
(10II11.を加え、フラスコを30℃,3(10
rpn+で1時間振盪した。
rchCenter 、 Vers−chez−1es
−Blancに隣接した森の植物から採取し、滅菌した
5(10mfの振盪フラスコに入れた。滅菌ペプトン(
0,1%)、リン酸塩(50mM、 pH7)緩衝液1
(10II11.を加え、フラスコを30℃,3(10
rpn+で1時間振盪した。
液体を取り出し、細胞層と細菌を10.(10Orpm
で5分間遠心分離してペレットとした。上澄液を捨て、
ペレットを10s+j!のペプトン/リン酸塩緩衝液に
再懸濁した。この0.04mj!のサンプル5個を、4
0μg/lanのシクロヘキシイミドおよび0.1%の
セトリミドを補充したKings寒天プレート上に置き
、室温で48時間インキュベートした。このプレートは
重要でほぼPseudoa+onas特異的である(シ
クロヘキシイミドがかびまたはその発芽胞子を破壊し、
セトリミドは細菌界面活性剤で、Pseudomona
sを除く大部分の細菌を殺滅する)。
で5分間遠心分離してペレットとした。上澄液を捨て、
ペレットを10s+j!のペプトン/リン酸塩緩衝液に
再懸濁した。この0.04mj!のサンプル5個を、4
0μg/lanのシクロヘキシイミドおよび0.1%の
セトリミドを補充したKings寒天プレート上に置き
、室温で48時間インキュベートした。このプレートは
重要でほぼPseudoa+onas特異的である(シ
クロヘキシイミドがかびまたはその発芽胞子を破壊し、
セトリミドは細菌界面活性剤で、Pseudomona
sを除く大部分の細菌を殺滅する)。
プレートには2種の基本的タイプのコロニーを含有した
。第一のものは小さく、個々のコロニのパックグランド
を形成したが、この上に第二の大きなコロニーが重なっ
ていた(したがって、大きなコロニーに小さなコロニー
が夾雑していないということはできない)。
。第一のものは小さく、個々のコロニのパックグランド
を形成したが、この上に第二の大きなコロニーが重なっ
ていた(したがって、大きなコロニーに小さなコロニー
が夾雑していないということはできない)。
2個のプレートについて、プレートの細胞を51111
のペプトン/リン酸塩緩衝液で洗浄し、それらについて
小滴凍結検定で試験を行い、氷晶形成活性(I NA)
の−船釣存在を調べた。これにはパラフィンでコートし
たアルミニウムのボートが必要である(キシレン中パラ
フィン!Ji (固体) (7)1%溶液をアルミニウ
ムの表面に流し、キシレンを蒸発させて調製)。プレー
ト洗浄液10μlの小滴を、対照とともに一9℃でアル
ミニウムボート上に置き、凍結を評価した。いずれのプ
レート洗浄液もこれらの条件下には30秒以内で再現性
よく凍結したのに対し、対照はすべてではないにしても
時々しか凍結しなかった。この試験をもっと厳格な一5
℃の条件で実施したところ、この場合もプレート洗浄液
は急速に再現性よく凍結したが、この温度では対照は全
く凍結しなかった。これにより、この単離体にはINA
細菌の存在することが確認された。
のペプトン/リン酸塩緩衝液で洗浄し、それらについて
小滴凍結検定で試験を行い、氷晶形成活性(I NA)
の−船釣存在を調べた。これにはパラフィンでコートし
たアルミニウムのボートが必要である(キシレン中パラ
フィン!Ji (固体) (7)1%溶液をアルミニウ
ムの表面に流し、キシレンを蒸発させて調製)。プレー
ト洗浄液10μlの小滴を、対照とともに一9℃でアル
ミニウムボート上に置き、凍結を評価した。いずれのプ
レート洗浄液もこれらの条件下には30秒以内で再現性
よく凍結したのに対し、対照はすべてではないにしても
時々しか凍結しなかった。この試験をもっと厳格な一5
℃の条件で実施したところ、この場合もプレート洗浄液
は急速に再現性よく凍結したが、この温度では対照は全
く凍結しなかった。これにより、この単離体にはINA
細菌の存在することが確認された。
残りのプレートから、3(10の各コロニーを滅菌つま
楊子でマイクロタイタープレートに採取し、室温で3日
間増殖させた。lOμlの小滴をついでマルチチャネル
ピペットでパラフィンコートアルミニウムボートに移し
、−5℃に置いた。これから10のINA細菌が同定さ
れ、1個は弱い活性を示した。これらの中の2個、lN
A3とlNA7について、細胞を単一コロニーにプレー
トアウトすることにより明らかなように純粋培養に精製
し、50のクローンを無作為にとって、−5℃での氷晶
形成活性を調べた。
楊子でマイクロタイタープレートに採取し、室温で3日
間増殖させた。lOμlの小滴をついでマルチチャネル
ピペットでパラフィンコートアルミニウムボートに移し
、−5℃に置いた。これから10のINA細菌が同定さ
れ、1個は弱い活性を示した。これらの中の2個、lN
A3とlNA7について、細胞を単一コロニーにプレー
トアウトすることにより明らかなように純粋培養に精製
し、50のクローンを無作為にとって、−5℃での氷晶
形成活性を調べた。
! ゝ
10μ!容量の小滴50個をパラフィンコートアルミニ
ウムボート上に並べ、これを予め選択された温度のアル
コール浴の表面上に置いた。ボート上の1分後の凍結小
滴数を記録した。これをこの温度での小滴凍結百分率と
して表した。水(A)M17メジウム(B)、M171
7メジウムラスミドPSC12vNをもつLMO230
(C)およびM17メジウム+プラスミドpDP135
をもつLMO230(D)で得られた結果の比較を第1
図に例示する。図中、小滴凍結百分率を縦軸に、横軸の
温度に対してプロットする。
ウムボート上に並べ、これを予め選択された温度のアル
コール浴の表面上に置いた。ボート上の1分後の凍結小
滴数を記録した。これをこの温度での小滴凍結百分率と
して表した。水(A)M17メジウム(B)、M171
7メジウムラスミドPSC12vNをもつLMO230
(C)およびM17メジウム+プラスミドpDP135
をもつLMO230(D)で得られた結果の比較を第1
図に例示する。図中、小滴凍結百分率を縦軸に、横軸の
温度に対してプロットする。
? ・/X・パ
これは、氷晶形成物質の定量のためのG、Valiの計
算法(J、Atmos、 Sci、 28. 402
〜409゜1971)に基づいている。標準検定では、
培養液1 mlを取り、2分間遠心分離して細胞をペレ
ット化する。培養メジウムを捨て、細胞をTE(10m
M Tris 、 1 mM EDTA pH7,0
) 1 ranに再懸濁した。この懸濁液からTE中1
0−’までの希釈系列を調製する。各希釈液から10滴
をピペットでパラフィンコートアルミニウムボート上に
取り、ついでボートを予め選択された0℃以下の温度で
アルコール水浴上に置いた。3分後に凍結小滴数とその
希釈系列における位置を記録する。
算法(J、Atmos、 Sci、 28. 402
〜409゜1971)に基づいている。標準検定では、
培養液1 mlを取り、2分間遠心分離して細胞をペレ
ット化する。培養メジウムを捨て、細胞をTE(10m
M Tris 、 1 mM EDTA pH7,0
) 1 ranに再懸濁した。この懸濁液からTE中1
0−’までの希釈系列を調製する。各希釈液から10滴
をピペットでパラフィンコートアルミニウムボート上に
取り、ついでボートを予め選択された0℃以下の温度で
アルコール水浴上に置いた。3分後に凍結小滴数とその
希釈系列における位置を記録する。
その温度における氷核数はValiの式(式中、N(t
)は与えられた温度における氷核数;fは凍結小滴の分
画;Dは系列における希釈数;■は小滴の容量IIlで
ある)によって計算できる。
)は与えられた温度における氷核数;fは凍結小滴の分
画;Dは系列における希釈数;■は小滴の容量IIlで
ある)によって計算できる。
次にこれを細胞濃度に対して正規化し、最終的にこの数
の対数として表す。これは氷晶形成物質についての定量
的計算であり、希釈系列における順序凍結、すなわち温
度の低下に従って、最初に非希釈小滴が凍結し、ついで
10−1希釈系列が、以下同様に凍結することに基づい
ている。これは、はぼ無作為過程である純水の凍結の定
量化には容易に使用できない。したがってこれらの非氷
晶形成溶液には定性的検定が使用される。
の対数として表す。これは氷晶形成物質についての定量
的計算であり、希釈系列における順序凍結、すなわち温
度の低下に従って、最初に非希釈小滴が凍結し、ついで
10−1希釈系列が、以下同様に凍結することに基づい
ている。これは、はぼ無作為過程である純水の凍結の定
量化には容易に使用できない。したがってこれらの非氷
晶形成溶液には定性的検定が使用される。
DNAの
、 Kings培地1(10mfにlNA3およびlN
A7を接種し、30℃で一夜生育させた。細胞を10.
(10Orpmで5分間遠心分離し、上澄液を捨てた。
A7を接種し、30℃で一夜生育させた。細胞を10.
(10Orpmで5分間遠心分離し、上澄液を捨てた。
細胞を5 mlの、50mM Tris 、 50m
MEDTA pH8,o、 0.5 mlの250
mM Tris中リゾチーム10■/mlの新鮮溶液p
)18.0中に再懸濁し、氷上で45分間インキュベー
トした。これに1 mlの5TEP (0,5%SD
S、 50mM Tris 。
MEDTA pH8,o、 0.5 mlの250
mM Tris中リゾチーム10■/mlの新鮮溶液p
)18.0中に再懸濁し、氷上で45分間インキュベー
トした。これに1 mlの5TEP (0,5%SD
S、 50mM Tris 。
pH7,5、0,4M EDTAおよび1■/mlプロ
テナーゼK)を加え、60℃で3時間インキュベートし
た。これを7 nuの1:1フ工ノール/クロロホルム
混合物で2回抽出し、遠心分離して相を分離した。エタ
ノール15mff1を加えてDNAを沈殿させ、液体を
注意深く傾瀉した。DNAを5 mlの、10 mM
Tris pH8,0,10mM EDTA、0.1m
g/ ml RNaseに溶解し、60℃で2〜3時間
時間インキュトート(これは可溶化とRNase処理を
同時に行っている)。DNAを再び10mfのエタノー
ルてま沈殿させ、DNAを巻き取った(大部分のDNA
は試験管の側部につま楊子をこすりつけてその周囲に巻
きつけて除去できた)。このDNAを5 n/2のl
OmM Tris pH7,5、0,1mM EDTA
に溶解して、約1mg/++/2の溶液を得た。
テナーゼK)を加え、60℃で3時間インキュベートし
た。これを7 nuの1:1フ工ノール/クロロホルム
混合物で2回抽出し、遠心分離して相を分離した。エタ
ノール15mff1を加えてDNAを沈殿させ、液体を
注意深く傾瀉した。DNAを5 mlの、10 mM
Tris pH8,0,10mM EDTA、0.1m
g/ ml RNaseに溶解し、60℃で2〜3時間
時間インキュトート(これは可溶化とRNase処理を
同時に行っている)。DNAを再び10mfのエタノー
ルてま沈殿させ、DNAを巻き取った(大部分のDNA
は試験管の側部につま楊子をこすりつけてその周囲に巻
きつけて除去できた)。このDNAを5 n/2のl
OmM Tris pH7,5、0,1mM EDTA
に溶解して、約1mg/++/2の溶液を得た。
I NA” のクローニング
01igo 17は8個のアミノ酸の単位の反復配列に
基づく混合オリゴヌクレオチドであり、INAZおよび
INAW (P、s rin iaeについてはR,L
、Green &G、J、Warren 、 Natu
re + Vol。317,645〜648 、 l
985 、 P、fluorescensについては
G。
基づく混合オリゴヌクレオチドであり、INAZおよび
INAW (P、s rin iaeについてはR,L
、Green &G、J、Warren 、 Natu
re + Vol。317,645〜648 、 l
985 、 P、fluorescensについては
G。
J、Warrenら、Nucl、 Ac1ds Res
、、 Vol、 14 、 No。
、、 Vol、 14 、 No。
20.8047〜8060.1986)の両者で保存さ
れていて、各場合はぼ30回反復していた(以下参照)
。
れていて、各場合はぼ30回反復していた(以下参照)
。
AGYGSTQT
Ala Gly Tyr Gly Ser Thr G
in ThrT T T T T T A
23me’r。
in ThrT T T T T T A
23me’r。
5”GCCGGCTACGGCAGCACCCAG A
C3゜GG G G 1024
m1xA A 7A
A分析的制限消化はlNA3およびl
NA7の両DNAについて実施し、フラグメントをアガ
ロースゲル電気泳動で分離した。ついでこれをZeta
probeナイロン膜上に移し、放射性キナーゼ処理し
たOligo 17とハイブリダイズさせた( To
Maniatis ら、 Mo1ecular C
loning、 八 Labora toryMan
ual 、 Co1d Spring tlarbor
、 NY+ 1982 )。
C3゜GG G G 1024
m1xA A 7A
A分析的制限消化はlNA3およびl
NA7の両DNAについて実施し、フラグメントをアガ
ロースゲル電気泳動で分離した。ついでこれをZeta
probeナイロン膜上に移し、放射性キナーゼ処理し
たOligo 17とハイブリダイズさせた( To
Maniatis ら、 Mo1ecular C
loning、 八 Labora toryMan
ual 、 Co1d Spring tlarbor
、 NY+ 1982 )。
洗浄後、濾紙を一70℃で増悪スクリーンを用い6時間
オートラジオグラフィーに付した。オートラジオグラフ
はわずかなバックグランド、非特異的ハイブリダイゼー
ションを示したが、また良好なシグナルも認められた。
オートラジオグラフィーに付した。オートラジオグラフ
はわずかなバックグランド、非特異的ハイブリダイゼー
ションを示したが、また良好なシグナルも認められた。
最初は、lNA3もlNA7も同じである。フラグメン
トのサイズは次の通りである(カッコ内はINAZ);
5ac17kb (?) 、 Sac +Bgl II
6kb (3,4kb) 、 Bgl l116〜
19kb(きわめて大! ) 、 Bgl II +E
coRI5kb (5kb) 、 EcoRI 9kb
(23kb) 、 EcoRI +PvuI7kb
(3,75kb) 、 Pvu18kb (5kb)
、 EcoRI 9kb (23kb) 、 EcoR
I +Pvul 7kb (3,75kb)Pvu18
kb(?)および5ail 1 kb (1kb) 、
したがって、EcoRI +Bgl Uおよび5al
Iは同一であるが、大部分の他の制限消化体は異なって
いる。
トのサイズは次の通りである(カッコ内はINAZ);
5ac17kb (?) 、 Sac +Bgl II
6kb (3,4kb) 、 Bgl l116〜
19kb(きわめて大! ) 、 Bgl II +E
coRI5kb (5kb) 、 EcoRI 9kb
(23kb) 、 EcoRI +PvuI7kb
(3,75kb) 、 Pvu18kb (5kb)
、 EcoRI 9kb (23kb) 、 EcoR
I +Pvul 7kb (3,75kb)Pvu18
kb(?)および5ail 1 kb (1kb) 、
したがって、EcoRI +Bgl Uおよび5al
Iは同一であるが、大部分の他の制限消化体は異なって
いる。
5 kbBgl U +EcoRIフラグメントをpU
Cベクターにクローン化し、Oligo 17でスクリ
ーニングすることに決定した。lNA3DNA60μg
を制限酵素Bgl nおよびEcoRIで消化し、フラ
グメントを0.7%アガロースゲル上で分離した。フラ
グメントサイズ4.4〜5.5kbを含有するゲルの領
域をゲルから切り取り、電気溶出した。この混合物をJ
)UC21プラスミド[pUC19(C。
Cベクターにクローン化し、Oligo 17でスクリ
ーニングすることに決定した。lNA3DNA60μg
を制限酵素Bgl nおよびEcoRIで消化し、フラ
グメントを0.7%アガロースゲル上で分離した。フラ
グメントサイズ4.4〜5.5kbを含有するゲルの領
域をゲルから切り取り、電気溶出した。この混合物をJ
)UC21プラスミド[pUC19(C。
Yanisch−Perronら、Gene 、33
: l O3〜119゜1985)を基本にしたプラス
ミド、BamHI−Sacl消化pUc19に合成オリ
ゴヌクレオチドで創製した別のクローニングアレーがク
ローン化されている)に次のようにクローン化した(L
acZ遺伝子の成熟アミノ酸配列が上のラインに、DN
A配列およびその相補体が中央の2つのラインに、制限
酵素認識部位が下のラインに示されている。合成オリゴ
ヌクレオチpは大文字で示す)。
: l O3〜119゜1985)を基本にしたプラス
ミド、BamHI−Sacl消化pUc19に合成オリ
ゴヌクレオチドで創製した別のクローニングアレーがク
ローン化されている)に次のようにクローン化した(L
acZ遺伝子の成熟アミノ酸配列が上のラインに、DN
A配列およびその相補体が中央の2つのラインに、制限
酵素認識部位が下のラインに示されている。合成オリゴ
ヌクレオチpは大文字で示す)。
茫I:ヨ勺り乙桝:
0.4 pmole (1u 1 ) Bgl I[
−EcoRI消化pUc2 1゜ 1、5 pmole (3u E )精製Bgl
II −EcoRI rNA5フラグメント 13μf TE緩衝液 微遠沈管中でよく混合し、ついで56℃に2時間加熱 2μlの10xT4DNAリガーゼ緩衝液(660mM
Tris pH7,5;50mM ?IgC1;50
mMジチオスレイトール(DTT); 10mMアデノ
シン−5゛−三リン酸(ATP);2(10μg/ml
ウシ血清アルブミン(BSA))添加1μz=i単位の
7’4DNAリガーゼ添加よく混合し、4℃で3〜4時
間インキュベートE、coltコンビー−ン 1(10mj!のXT培地(8mg/ m I Bac
to )リプトン;5■/ ml Bacto酵母エキ
ス;5■/mff1Nacffi)にBZ234細胞の
新鮮な一夜培養液1 ml2を接種 培養液を37℃でOD、。。=0.4に達するまマイン
キュヘート 10.(10Orpmで5分間遠心分離して細胞をペレ
。
−EcoRI消化pUc2 1゜ 1、5 pmole (3u E )精製Bgl
II −EcoRI rNA5フラグメント 13μf TE緩衝液 微遠沈管中でよく混合し、ついで56℃に2時間加熱 2μlの10xT4DNAリガーゼ緩衝液(660mM
Tris pH7,5;50mM ?IgC1;50
mMジチオスレイトール(DTT); 10mMアデノ
シン−5゛−三リン酸(ATP);2(10μg/ml
ウシ血清アルブミン(BSA))添加1μz=i単位の
7’4DNAリガーゼ添加よく混合し、4℃で3〜4時
間インキュベートE、coltコンビー−ン 1(10mj!のXT培地(8mg/ m I Bac
to )リプトン;5■/ ml Bacto酵母エキ
ス;5■/mff1Nacffi)にBZ234細胞の
新鮮な一夜培養液1 ml2を接種 培養液を37℃でOD、。。=0.4に達するまマイン
キュヘート 10.(10Orpmで5分間遠心分離して細胞をペレ
。
ト化
上澄液を捨て、ペレットを等容の滅菌50m〜CaCf
に4℃で再懸濁 氷上で20分間インキュベート 10.(10Orpmで5分間遠心分離して細胞をペレ
・)ト化 上澄液を捨て、元の容量の1/10の50mMCa(J
、20%グリセロールに再懸濁これらのE、coli細
胞はコンピーテントであり、直ちに使用するか、将来の
使用のため一70℃k凍結する。
に4℃で再懸濁 氷上で20分間インキュベート 10.(10Orpmで5分間遠心分離して細胞をペレ
・)ト化 上澄液を捨て、元の容量の1/10の50mMCa(J
、20%グリセロールに再懸濁これらのE、coli細
胞はコンピーテントであり、直ちに使用するか、将来の
使用のため一70℃k凍結する。
彰1転盪
コンピーテント細胞のサンプル1(10μlを1め冷却
した滅菌ガラス管に取る。
した滅菌ガラス管に取る。
上述のリゲーション反応液をこれに加え、よく混合する
氷上で20分間インキュベート
2分間42℃に加熱
これらの細胞は選択プレート上で直接平板培養するか(
アンピシリン選択の場合)、またはYT培地5(10μ
2を加え、37℃で2時間インキュベートする(カナマ
イシンおよびエリスロマイシン選択の場合) これらの選択形質転換プレートから、8個のマイクロタ
イタープレートのコロニー(768)を採取した。これ
らを、アンピシリン補充YTアガールプレート上に置い
たZetaρrobeナイロン濾紙に複製し、37℃で
一夜生育させた。コロニーは濾紙上で直接溶解させ、放
射性キナーゼ処理011g。
アンピシリン選択の場合)、またはYT培地5(10μ
2を加え、37℃で2時間インキュベートする(カナマ
イシンおよびエリスロマイシン選択の場合) これらの選択形質転換プレートから、8個のマイクロタ
イタープレートのコロニー(768)を採取した。これ
らを、アンピシリン補充YTアガールプレート上に置い
たZetaρrobeナイロン濾紙に複製し、37℃で
一夜生育させた。コロニーは濾紙上で直接溶解させ、放
射性キナーゼ処理011g。
17とハイブリダイズさせた。洗浄後、濾紙を室温で4
5分間オートラジオグラフィーに付すと、10個のハイ
ブリダイズしたコロニーが同定された。
5分間オートラジオグラフィーに付すと、10個のハイ
ブリダイズしたコロニーが同定された。
E N A =E、coli氷晶形成活性プレート
位 置 ENAI Fl
1 1 F2 2 3 F9 3 5 D5 4 5 F6 5 6 A3 6 6 C87 7C68 7EIO9 8Bl 10 これらのコロニーはすべて一5℃で、通常は20〜30
秒間内で凍結することを示したが、対照は10分後にも
凍結しなかった。すべての10ツクローンから小規模な
りNAプレバレージョンを作成し、このDNAをEco
RIおよびBgl IIで消化した(遺伝子のクロー
ニングに使用した酵素で、独特の4.5kb挿入体と2
.7kbプラスミドベクターを放出するはずである)。
位 置 ENAI Fl
1 1 F2 2 3 F9 3 5 D5 4 5 F6 5 6 A3 6 6 C87 7C68 7EIO9 8Bl 10 これらのコロニーはすべて一5℃で、通常は20〜30
秒間内で凍結することを示したが、対照は10分後にも
凍結しなかった。すべての10ツクローンから小規模な
りNAプレバレージョンを作成し、このDNAをEco
RIおよびBgl IIで消化した(遺伝子のクロー
ニングに使用した酵素で、独特の4.5kb挿入体と2
.7kbプラスミドベクターを放出するはずである)。
ENA4および10は2本のインサートバンドの存在を
示したので別にした。分析的消化により、lNAlと6
はプラスミドの混合物を含有することがわかった。これ
らのデータから、ENA3をさらに分析するために選ん
だ。プラスミドpUC21/ENA3を第2A図に模式
的に示す。第2図はENA3遺伝子の制限酵素地図であ
る。
示したので別にした。分析的消化により、lNAlと6
はプラスミドの混合物を含有することがわかった。これ
らのデータから、ENA3をさらに分析するために選ん
だ。プラスミドpUC21/ENA3を第2A図に模式
的に示す。第2図はENA3遺伝子の制限酵素地図であ
る。
プラスミドENA3の広範な制限酵素地図を出発点とし
て構築した。これは、ENA3挿人体とPseudom
onas syringiaeからの報告されるINA
Z遺伝子の間には、かなりの、ただし完全ではない相同
性が認められた。制限酵素地図を用いてENA3挿入体
の広範なサブクローニングを行い、ついでこれらのサブ
クローンのDNA配列分析を行った。
て構築した。これは、ENA3挿人体とPseudom
onas syringiaeからの報告されるINA
Z遺伝子の間には、かなりの、ただし完全ではない相同
性が認められた。制限酵素地図を用いてENA3挿入体
の広範なサブクローニングを行い、ついでこれらのサブ
クローンのDNA配列分析を行った。
完全なりgl I[)EcoRIフラグメントの配列決
定を行ったところ、4446bpを含有し、報告された
INAZ遺伝子より12塩基対短いことがわかった。2
個のマイナーな挿入/1ヌクレオチドの欠失があるが、
いずれも蛋白質コード配列の外側である。ENA3遺伝
子中のbp594にGの挿入とbp4396のヌクレオ
チドの欠失がある。さらに重要な欠失がbpH68〜1
179の付近に起こり、12塩基対が欠失しているが、
蛋白質の読み取り枠は保存されている(4個のアミノ酸
の欠失)。これは“AACGCC”の4回反復配列単位
に起こっている。これらの反復が多分、欠失の原因であ
ろう。
定を行ったところ、4446bpを含有し、報告された
INAZ遺伝子より12塩基対短いことがわかった。2
個のマイナーな挿入/1ヌクレオチドの欠失があるが、
いずれも蛋白質コード配列の外側である。ENA3遺伝
子中のbp594にGの挿入とbp4396のヌクレオ
チドの欠失がある。さらに重要な欠失がbpH68〜1
179の付近に起こり、12塩基対が欠失しているが、
蛋白質の読み取り枠は保存されている(4個のアミノ酸
の欠失)。これは“AACGCC”の4回反復配列単位
に起こっている。これらの反復が多分、欠失の原因であ
ろう。
2種のP、s rin 1ae−配列は、DNAのレベ
ルで全体として約93%のホモロジーを示しくUWGC
GのBe5tfitプログラムによって測定)、大部分
は通常のT−+CおよびG→Aの変化である。蛋白質レ
ベルでのホモロジーは約98%に上がる。
ルで全体として約93%のホモロジーを示しくUWGC
GのBe5tfitプログラムによって測定)、大部分
は通常のT−+CおよびG→Aの変化である。蛋白質レ
ベルでのホモロジーは約98%に上がる。
変化は4個のアミノ酸欠失と37個のアミノ酸置換で、
その13個のみが保存性である。
その13個のみが保存性である。
ENA3氷晶形成遺伝子の発現の重要な第一工程は、実
際の“ATG” のすぐ5°側(14bpおよび8bp
)にある2個の°ATC’の除去である。
際の“ATG” のすぐ5°側(14bpおよび8bp
)にある2個の°ATC’の除去である。
これは酵母が、mRNA開始後に見出した最初の“AT
G’を常に取り上げ、この場合は長さが4個のアミノ酸
のペプチドを生じ、氷晶形成蛋白質はほとんど産生され
ないことから必要である。第二の考慮点は、酵母のプロ
モーターおよび/またはシグナル配列の付加に有用な制
限部位を設けることである。
G’を常に取り上げ、この場合は長さが4個のアミノ酸
のペプチドを生じ、氷晶形成蛋白質はほとんど産生され
ないことから必要である。第二の考慮点は、酵母のプロ
モーターおよび/またはシグナル配列の付加に有用な制
限部位を設けることである。
ENA3−termの
プラスミドENA3を制限酵素EcoRIで消化し、5
′の突出をレフノウ酵素で満たした。これをついでBg
I nとPvu Iで消化し、次にDNAフラグメン
トをアガロースゲル上で分割した。4.5kbフラグメ
ントを切り出し、電気溶出した。プラスミドP UC2
1/ LYS 2−term2 (R,D、Prid
more。
′の突出をレフノウ酵素で満たした。これをついでBg
I nとPvu Iで消化し、次にDNAフラグメン
トをアガロースゲル上で分割した。4.5kbフラグメ
ントを切り出し、電気溶出した。プラスミドP UC2
1/ LYS 2−term2 (R,D、Prid
more。
未発表結果)は酵母LYS2二方向性ターミネータ−を
含むE、coliバクターpUc21である( U、N
、Fleigら、Gene46 : 237〜245゜
1986)。このプラスミドをNhe Iで消化し、
5゛の突出をフレノウで修復した(Maniatisら
)。
含むE、coliバクターpUc21である( U、N
、Fleigら、Gene46 : 237〜245゜
1986)。このプラスミドをNhe Iで消化し、
5゛の突出をフレノウで修復した(Maniatisら
)。
これを次にPstlで消化し、フラグメントを2%アガ
ロースゲル上で分離した。190bpフラグメントを切
り出し、電気溶出した。これらの2つのフラグメントを
PstIとBamHIで消化したpKl9(R,D、P
ridmore 、 Gene56. 309〜312
゜1987)ベクターと混合し、リゲーションを行った
。形質転換体はまず、氷晶形成活性の試験に付した。こ
れらのひとつについて制限酵素分析によってさらに特性
を調ベプラスミド1)K19/EN^3− termを
確認した。このプラスミドを第3A図に模式的に示す。
ロースゲル上で分離した。190bpフラグメントを切
り出し、電気溶出した。これらの2つのフラグメントを
PstIとBamHIで消化したpKl9(R,D、P
ridmore 、 Gene56. 309〜312
゜1987)ベクターと混合し、リゲーションを行った
。形質転換体はまず、氷晶形成活性の試験に付した。こ
れらのひとつについて制限酵素分析によってさらに特性
を調ベプラスミド1)K19/EN^3− termを
確認した。このプラスミドを第3A図に模式的に示す。
第3B図にはENA3−termの制限酵素地図を示す
。地図中LYS2Tは酵母LYS2二方向性ターミネー
タ−を表す。
。地図中LYS2Tは酵母LYS2二方向性ターミネー
タ−を表す。
このプラスミドをついで制限酵素AatUと5acIで
消化し、5kbフラグメントをゲル精製し、脱リン酸化
した( Maniatis ら)。このフラグメントは
将来のプロモーター−ENA3 5’の構築に備えて製
造した。
消化し、5kbフラグメントをゲル精製し、脱リン酸化
した( Maniatis ら)。このフラグメントは
将来のプロモーター−ENA3 5’の構築に備えて製
造した。
DP105の
pDP105の構築には、ENA3遺伝子の“ATG”
から約+8bpのTaq制限部位に始まり約+185b
pのSph I制限部位までのフラグメントの単離を行
う。“ATG’ とENA3遺伝子のTaq I制限部
位までのDNA配列は合成オリゴヌクレオチドで置換さ
れ、これはまた、新たな制限酵素部位EcoRIと’A
TG’のNde I 5 ’を付加する。
から約+8bpのTaq制限部位に始まり約+185b
pのSph I制限部位までのフラグメントの単離を行
う。“ATG’ とENA3遺伝子のTaq I制限部
位までのDNA配列は合成オリゴヌクレオチドで置換さ
れ、これはまた、新たな制限酵素部位EcoRIと’A
TG’のNde I 5 ’を付加する。
プラスミドECIは、プロモーターと ATG’をカバ
ーする7 50bp Sph Iフラグメントを含有す
るENA3サブクローンである。ECIは制限酵素sp
h IおよびTaq Iで消化し、フラグメントを2%
アガロースゲル上で分離し、180bpフラグメントを
切り出し、電気溶出した。このフラグメントを合成オリ
ゴヌクレオチド124および125と混合し、sph
IとEcoRIで消化したpUc19クローニングベク
ターにリゲートした。正しい挿入体をもつプラスミドを
制限酵素分析によって同定し、最終的にはDNA配列決
定分析で確認した。これはEcoRIとNde I制限
部位5゛と重複した“ATG’をもつ。
ーする7 50bp Sph Iフラグメントを含有す
るENA3サブクローンである。ECIは制限酵素sp
h IおよびTaq Iで消化し、フラグメントを2%
アガロースゲル上で分離し、180bpフラグメントを
切り出し、電気溶出した。このフラグメントを合成オリ
ゴヌクレオチド124および125と混合し、sph
IとEcoRIで消化したpUc19クローニングベク
ターにリゲートした。正しい挿入体をもつプラスミドを
制限酵素分析によって同定し、最終的にはDNA配列決
定分析で確認した。これはEcoRIとNde I制限
部位5゛と重複した“ATG’をもつ。
ENA3遺伝子の’ATG“の周辺のDNA配列にはT
aq I制限部位が認められ、Taq 1 75bP 5”ATGCTGTAATGAATATCGACAAA
3° −3t TACGACATTI匡TTATAGC
TGTTTs、−−−−−−−−−Sph !リンカー
として用いられたオリゴヌクレオチドのDNA配列は次
の通りである。
aq I制限部位が認められ、Taq 1 75bP 5”ATGCTGTAATGAATATCGACAAA
3° −3t TACGACATTI匡TTATAGC
TGTTTs、−−−−−−−−−Sph !リンカー
として用いられたオリゴヌクレオチドのDNA配列は次
の通りである。
<Ndel> Taql
<EcoRI >
” AATTCATATGAATAT”3・GTATA
CTTATAGCs・ GAPDHプロモー の 2種のGAPDHプロモータ構築体を調製し試験した。
CTTATAGCs・ GAPDHプロモー の 2種のGAPDHプロモータ構築体を調製し試験した。
完全GAPDH遺伝子(J、P、Ho1land &M
、J、)(olland + J、Biol、 Che
w、 Vol、 258 、 Nα19.9839〜9
845.1979)を含む2kb Hind mフラグ
メントはC1ba Ge1g31から供給された。この
遺伝子をHind mで切り出し、E、coliベクタ
ーpK19に移した。このプラスミドをSmaI(pK
19リンカ−アレー内で切断)およびSna Bl
(bp424 )または5spl (bp646)で消
化してプロモーターを短縮する2個の欠失を構築すると
、すべての酵素が適合性のプラント末端を与え、すべて
自己リゲートした。これは、pKl 9/GAPDH−
dSnaおよびpK19/GAPDH−dSsp用の長
さがそれぞれ6(10bpおよび4(10bpのGAP
DHプロモーターを与えた。
、J、)(olland + J、Biol、 Che
w、 Vol、 258 、 Nα19.9839〜9
845.1979)を含む2kb Hind mフラグ
メントはC1ba Ge1g31から供給された。この
遺伝子をHind mで切り出し、E、coliベクタ
ーpK19に移した。このプラスミドをSmaI(pK
19リンカ−アレー内で切断)およびSna Bl
(bp424 )または5spl (bp646)で消
化してプロモーターを短縮する2個の欠失を構築すると
、すべての酵素が適合性のプラント末端を与え、すべて
自己リゲートした。これは、pKl 9/GAPDH−
dSnaおよびpK19/GAPDH−dSsp用の長
さがそれぞれ6(10bpおよび4(10bpのGAP
DHプロモーターを与えた。
dSnaおよびdSspプロモーターは以下のようにし
て単離した。プラスミドを制限酵素Asu■で消化し、
5“の突出をフレノウ酵素で満たした。これをついでS
ac Iで消化し、生成物を1%アガロースゲル上で分
離した。正しいサイズのDNAバンドを切り出し、ゲル
フラグメントからDNAを電気溶出した。
て単離した。プラスミドを制限酵素Asu■で消化し、
5“の突出をフレノウ酵素で満たした。これをついでS
ac Iで消化し、生成物を1%アガロースゲル上で分
離した。正しいサイズのDNAバンドを切り出し、ゲル
フラグメントからDNAを電気溶出した。
pDP15プラスミドを制限酵素EcoRIで消化し、
5゛突出をフレノウ酵素で満たした。これをついでsp
h Iで消化し、フラグメントを2%アガロースゲル上
で分離した。正しい2(10bpフラグメントをゲルか
ら切り出し、電気溶出した。
5゛突出をフレノウ酵素で満たした。これをついでsp
h Iで消化し、フラグメントを2%アガロースゲル上
で分離した。正しい2(10bpフラグメントをゲルか
ら切り出し、電気溶出した。
pDP105ENA3 5°DNAフラグメントを2個
のプロモーターにリゲートすると同時に、Sac Iと
sph Iで消化したE、coliヘクターpUC19
中に連結した。これにより、プラスミドpDP106
(dssp)およびpDP 107 (dSna)が得
られた。
のプロモーターにリゲートすると同時に、Sac Iと
sph Iで消化したE、coliヘクターpUC19
中に連結した。これにより、プラスミドpDP106
(dssp)およびpDP 107 (dSna)が得
られた。
プラスミドpDP106およびpDP107を制限酵素
Sph IおよびSac Iで消化し、フラグメントを
アガロースゲル上で分離した。550bpおよび750
bpのフラグメントをそれぞれ、ゲルから切り出し、電
気溶出した。プラスミドENA3を制限酵素AatUお
よびsph Iで消化し、フラグメントをアガロースゲ
ル上で分離した。1.3 kbフラグメントをゲルから
切り出し、電気溶出した。
Sph IおよびSac Iで消化し、フラグメントを
アガロースゲル上で分離した。550bpおよび750
bpのフラグメントをそれぞれ、ゲルから切り出し、電
気溶出した。プラスミドENA3を制限酵素AatUお
よびsph Iで消化し、フラグメントをアガロースゲ
ル上で分離した。1.3 kbフラグメントをゲルから
切り出し、電気溶出した。
このENA3 5’ 1.3kb AatII −5p
hlフラグメントを、別個にpDP106およびpDP
107単離フラグメントおよび先に調製したp k 1
9/ENA3−term AatII −5acI 5
kbフラグメントと混合してリゲートした。これからプ
ラスミドpDP108およびp D P 109 カッ
h ソhfrfi L’2された。
hlフラグメントを、別個にpDP106およびpDP
107単離フラグメントおよび先に調製したp k 1
9/ENA3−term AatII −5acI 5
kbフラグメントと混合してリゲートした。これからプ
ラスミドpDP108およびp D P 109 カッ
h ソhfrfi L’2された。
GAPDHCATプロモー
プロモーターの第二の系、酵母GAPDHプロモーター
とENA3遺伝子の間にE、coliプロモーターをも
つ系も構築した。これは、構築体の活性のスクリーニン
グを容易にするため、酵母内にトランスホームする前に
実施した。選択されたE、coliプロモーターは、T
n9のクロラムフェニコール抵抗性遺伝子のプロモータ
ーであった(N。
とENA3遺伝子の間にE、coliプロモーターをも
つ系も構築した。これは、構築体の活性のスクリーニン
グを容易にするため、酵母内にトランスホームする前に
実施した。選択されたE、coliプロモーターは、T
n9のクロラムフェニコール抵抗性遺伝子のプロモータ
ーであった(N。
K、Alton & D、Vapnek 、 Natu
re 282. 864〜869.1979)。構築体
に望ましくないE、coli配列が導入されるのを回避
するため、プロモーターを合成し、GAPDHプロモー
ターとENA3遺伝子の間のリンカ−として次のように
使用した。
re 282. 864〜869.1979)。構築体
に望ましくないE、coli配列が導入されるのを回避
するため、プロモーターを合成し、GAPDHプロモー
ターとENA3遺伝子の間のリンカ−として次のように
使用した。
へ
大文字はそれらが合成されたことを、上列は01igo
141、下列はOligo 142を示す。オリゴヌ
クレオチドは常法によって精製し、ついで乾燥し、1
mlあたり3(10 pmoleの濃度で再溶解した。
141、下列はOligo 142を示す。オリゴヌ
クレオチドは常法によって精製し、ついで乾燥し、1
mlあたり3(10 pmoleの濃度で再溶解した。
各オリゴヌクレオチド3(10 pmoleを容量10
μ!のハイブリダイゼーション緩衝液(150mM N
aCj2 、 1(10 mM Tris pH8,0
および1mM EDTA )中に混合した。ついでこれ
を95℃に5分間加熱し、次に一夜55℃でインキュベ
ートして2個の相補性オリゴヌクレオチドをハイブリダ
イズさせた。
μ!のハイブリダイゼーション緩衝液(150mM N
aCj2 、 1(10 mM Tris pH8,0
および1mM EDTA )中に混合した。ついでこれ
を95℃に5分間加熱し、次に一夜55℃でインキュベ
ートして2個の相補性オリゴヌクレオチドをハイブリダ
イズさせた。
以下のDNAフラグメントも単離した。プラスミドp
k 19/GAPDH−d S s pおよび−dSn
aを制限酵素Asu IIおよびSac Iで消化し、
フラグメントをアガロースゲル上で分離した。
k 19/GAPDH−d S s pおよび−dSn
aを制限酵素Asu IIおよびSac Iで消化し、
フラグメントをアガロースゲル上で分離した。
4(10bpおよび5oobpのフラグメントを切り出
し、電気溶出した6プラスミドpDP108を制限酵素
E、coRIおよびAatIIで消化し、1.5 kb
DNAフラグメントがゲルから単離された。この1.
5 kbpDl 08フラグメントを2種のAsu n
−5ac IGAPDHフラグメントと個別に混合し
、pk19/ENA3−term 5 kb 5ac
l −AatI[精製フラグメントおよび八su fJ
−E、coRIリンカ−(CATプロモーター)を加え
てリゲートした。形質転換は、小規模のDNAプレバレ
ージョンの制限酵素DNA分析、氷晶形成活性とDNA
配列決定の両者で試験した。これらは正確に相当し、プ
ラスミドpDP110 (dSsp)およびpDPl
11(dSna)が得られた。
し、電気溶出した6プラスミドpDP108を制限酵素
E、coRIおよびAatIIで消化し、1.5 kb
DNAフラグメントがゲルから単離された。この1.
5 kbpDl 08フラグメントを2種のAsu n
−5ac IGAPDHフラグメントと個別に混合し
、pk19/ENA3−term 5 kb 5ac
l −AatI[精製フラグメントおよび八su fJ
−E、coRIリンカ−(CATプロモーター)を加え
てリゲートした。形質転換は、小規模のDNAプレバレ
ージョンの制限酵素DNA分析、氷晶形成活性とDNA
配列決定の両者で試験した。これらは正確に相当し、プ
ラスミドpDP110 (dSsp)およびpDPl
11(dSna)が得られた。
ブースミドへの
これらの構築体の試験に用いられた酵母発現プラスミド
は、Ciba−Geigyの遺伝子工学部門から供与さ
れた。このプラスミドは、pDP34Xho (pDP
34.欧州特許出願第89810297.5号参照。X
ho修飾はpDP34をSac IとBam旧で消化し
、pUc21を作成するために使用されたオリゴヌクレ
オチドを加えるものである。9頁参照)で、E、col
iベクターpUc19、完全酵母2ミクロンプラスミド
および酵母を選択可能な2種の栄養要求マーカーから構
成される。第一のものは、形質転換を容易にし、酵母中
でのプラスミドの低コピー数選択を可能にするURA3
遺伝子であり、第二のものは高コピー数を誘導するLE
U2遺伝子のdLEU2対立遺伝子である。
は、Ciba−Geigyの遺伝子工学部門から供与さ
れた。このプラスミドは、pDP34Xho (pDP
34.欧州特許出願第89810297.5号参照。X
ho修飾はpDP34をSac IとBam旧で消化し
、pUc21を作成するために使用されたオリゴヌクレ
オチドを加えるものである。9頁参照)で、E、col
iベクターpUc19、完全酵母2ミクロンプラスミド
および酵母を選択可能な2種の栄養要求マーカーから構
成される。第一のものは、形質転換を容易にし、酵母中
でのプラスミドの低コピー数選択を可能にするURA3
遺伝子であり、第二のものは高コピー数を誘導するLE
U2遺伝子のdLEU2対立遺伝子である。
プラスミドpDP34−Xhoを制限酵素5acIおよ
びMlu lで消化した。プラスミドpDP108.1
09,110および111も制限酵素Sac Iおよび
Mlu!で消化した。pDP34プラスミドを4種のプ
ラスミド消化体と別個にリゲートさせ、E、coliに
形質転換した。トランスホーマントは、アンピシリンプ
レート上でpDP34プラスミドに対して選択した。制
限酵素分析により、プラスミドpDP112 (pDP
108からのENA3構成分を含有)、pDP113
(109)pDPl 14 (110)およびpDP、
115(111)が確認された。プラスミドp D P
114゜pDP115およ6 p D P 34 X
h oはそれぞれ第4A、5Aおよび6図に模式的に示
す、ENAllo(pDPlloから)およびENAI
11(pDPlllから)の制限酵素地図は第48お
よび5B図に示す。地図中、PはプロモーターTはター
ミネータ−を表す。
びMlu lで消化した。プラスミドpDP108.1
09,110および111も制限酵素Sac Iおよび
Mlu!で消化した。pDP34プラスミドを4種のプ
ラスミド消化体と別個にリゲートさせ、E、coliに
形質転換した。トランスホーマントは、アンピシリンプ
レート上でpDP34プラスミドに対して選択した。制
限酵素分析により、プラスミドpDP112 (pDP
108からのENA3構成分を含有)、pDP113
(109)pDPl 14 (110)およびpDP、
115(111)が確認された。プラスミドp D P
114゜pDP115およ6 p D P 34 X
h oはそれぞれ第4A、5Aおよび6図に模式的に示
す、ENAllo(pDPlloから)およびENAI
11(pDPlllから)の制限酵素地図は第48お
よび5B図に示す。地図中、PはプロモーターTはター
ミネータ−を表す。
鼠五形i虹撓
酵母細胞をYPD培地(1%Bacto酵母エキス、2
%Bac toペクトン、2%デキストロース)中の一
夜培養液から接種し、30℃で一夜生育させた。
%Bac toペクトン、2%デキストロース)中の一
夜培養液から接種し、30℃で一夜生育させた。
培養液をOD、。。が約2(10で取り出す。
細胞懸濁液50m1を3.OOOrpmで5分間遠心分
離してペレット化する。
離してペレット化する。
上澄液を捨て、細胞を50m1O)TE緩衝液で洗浄す
る。
る。
細胞を1M酢酸リチウム(TE中)2On+4!に再懸
濁する。
濁する。
穏やかに振盪しなから30℃で90分間インキュベート
する。
する。
細胞を3.OOOrpm、5分間でペレット化する。
上澄液を捨てI M Li0Acl l1ll中に再懸
濁する。
濁する。
コンヒート細胞の2(10μ!サンプルにDNA18g
を加える。
を加える。
30℃で10分間インキュベートする。
50%PEG溶液(TE中) l ml!を加える。
混合し、30℃で60分間インキュベートする。
42℃で5分間熱シヨツクを与える。
細胞を微小遠沈管中で5秒間回転させてペレット化する
。
。
上澄液を捨てる。
細胞を8(10mMソルビトール中に再懸濁し、選択プ
レート上で平板培養する。
レート上で平板培養する。
でのENA3 の
プラスミドpDP112.pDPl 13.pDP11
4およびpDP115を上述のようにして、酵母YP4
2株(ゲッタイブ;α、 ura 3−52゜his4
580. 1eu2)にトランスホームした。
4およびpDP115を上述のようにして、酵母YP4
2株(ゲッタイブ;α、 ura 3−52゜his4
580. 1eu2)にトランスホームした。
トランスホーマントを、ヒスチジン(20■/l)およ
びロイシン(30■/j2)を補充した5D(0,67
%Bac to酵母窒素ベース、アミノ酸を含まない、
2%デキlストロース)最小アガー小プレート上、30
℃で選択した。トランスホームされたコロニーを単一コ
ロニーについて2個の同じ選択プレート上にかき取り、
トランスホーマントを精製した。各プラスミド構築体か
らのコロニーをYPD培地培地中法養液種に使用し、攪
拌下に30℃で生育させた。これらを初期対数期、OD
6゜。
びロイシン(30■/j2)を補充した5D(0,67
%Bac to酵母窒素ベース、アミノ酸を含まない、
2%デキlストロース)最小アガー小プレート上、30
℃で選択した。トランスホームされたコロニーを単一コ
ロニーについて2個の同じ選択プレート上にかき取り、
トランスホーマントを精製した。各プラスミド構築体か
らのコロニーをYPD培地培地中法養液種に使用し、攪
拌下に30℃で生育させた。これらを初期対数期、OD
6゜。
約1.0まで生育させ、細胞をペレット化し、以下同様
に処理した。YP42プラスプラスミドpDP114お
よびpDP115の氷晶形成スペクトルを第7図および
第8図に図式的に示す。これらの図では、縦軸にlog
(氷核/細胞)を横軸にYPDメジウム中での過冷却
(−”C)をとりプロットした(0)。
に処理した。YP42プラスプラスミドpDP114お
よびpDP115の氷晶形成スペクトルを第7図および
第8図に図式的に示す。これらの図では、縦軸にlog
(氷核/細胞)を横軸にYPDメジウム中での過冷却
(−”C)をとりプロットした(0)。
YP42+プラスミドpDP114およびpop115
はまたSD2メジウム(0゜67%Bacto酵母窒素
ベース、アミノ酸なし、0.5%カサミノ酸、2%デキ
ストロースおよび50mMクエン酸ナトリウムpH6,
0)中、攪拌下に30℃で生育された。
はまたSD2メジウム(0゜67%Bacto酵母窒素
ベース、アミノ酸なし、0.5%カサミノ酸、2%デキ
ストロースおよび50mMクエン酸ナトリウムpH6,
0)中、攪拌下に30℃で生育された。
SD2メジウムでの相当する凍結スペクトルを第7図お
よび第8図に示す(・)。
よび第8図に示す(・)。
DP140の
プラスミドpDP135については後に述べる。
このプラスミドを制限酵素Mlu IおよびSac I
で消化し、MluIおよびSac Iで消化したpDP
34Xhoと混合し、リゲートした。これをコンピーテ
ントE、coli細胞にトランスホームし、トランスホ
ーマントをアンピシリン補充YTプレート上で選択した
。コロニーを凍結および制限酵素分析でスクリーニング
するとプラスミドPDP140が得られた。これを第9
A図に模式的に示す。第9B図はENA133 (pD
P133から)の制限酵素地図を示し、地図中Pはプロ
モーター、Tはターミネータ−を表す。 撹乱 pDP140を上述のようにYP42にトランスホーム
した。コロニーをSD2メジウム中、攪拌しなから30
℃で培養した。YP42+プラスミドpDP140の凍
結スペクトルを第1O図に示す。図はlog(氷核/細
胞)を過冷却(−”C)に対してプロットしたものであ
る。
で消化し、MluIおよびSac Iで消化したpDP
34Xhoと混合し、リゲートした。これをコンピーテ
ントE、coli細胞にトランスホームし、トランスホ
ーマントをアンピシリン補充YTプレート上で選択した
。コロニーを凍結および制限酵素分析でスクリーニング
するとプラスミドPDP140が得られた。これを第9
A図に模式的に示す。第9B図はENA133 (pD
P133から)の制限酵素地図を示し、地図中Pはプロ
モーター、Tはターミネータ−を表す。 撹乱 pDP140を上述のようにYP42にトランスホーム
した。コロニーをSD2メジウム中、攪拌しなから30
℃で培養した。YP42+プラスミドpDP140の凍
結スペクトルを第1O図に示す。図はlog(氷核/細
胞)を過冷却(−”C)に対してプロットしたものであ
る。
UBI4プロモー −プレバレージョンおよび付加
出発原料は、BluescriptプラスミドKS+(
Stratagene Cloning System
、 U S A)のSac■部位にUBI4遺伝子(
E、0zkaynakら、EMBOJ。
Stratagene Cloning System
、 U S A)のSac■部位にUBI4遺伝子(
E、0zkaynakら、EMBOJ。
Vol 6.N(L5. 1429〜1439. 1
987)がクローン化されて含まれる野生型酵母528
8C株からの6kbゲノムSac Iフラグメントより
構成されるC1ba GeigyのプラスミドKS+/
UB I 4である。プラスミドKS+/UB I 4
を制限酵素旧ndI[[およびBglI!で消化し、フ
ラグメントをアガロースゲル上で分割し、lkbバンド
を切り出して電気溶出した。プラスミドBluescr
ipt SK+(Stratagene Clonin
g System 、 U S A)を制限酵素旧nd
nlおよびBgl Itで消化した。2個のDNAフラ
グメントを互に混合し、リゲートし、コンピーテントL
j旦U2細胞中にトランスホームした。トランスホーマ
ントをアンピシリン補充YTプレート上で選択し、制限
酵素消化で分析し、プラスミドBAIを同定した。プラ
スミドBAIを含有するE、coli株をS tra
tageneの指示書に従ってヘルパーファージM13
/KO7に感染させ、上澄液からBAIの一本鎖型を回
収した。これをその後の使用のために精製した。
987)がクローン化されて含まれる野生型酵母528
8C株からの6kbゲノムSac Iフラグメントより
構成されるC1ba GeigyのプラスミドKS+/
UB I 4である。プラスミドKS+/UB I 4
を制限酵素旧ndI[[およびBglI!で消化し、フ
ラグメントをアガロースゲル上で分割し、lkbバンド
を切り出して電気溶出した。プラスミドBluescr
ipt SK+(Stratagene Clonin
g System 、 U S A)を制限酵素旧nd
nlおよびBgl Itで消化した。2個のDNAフラ
グメントを互に混合し、リゲートし、コンピーテントL
j旦U2細胞中にトランスホームした。トランスホーマ
ントをアンピシリン補充YTプレート上で選択し、制限
酵素消化で分析し、プラスミドBAIを同定した。プラ
スミドBAIを含有するE、coli株をS tra
tageneの指示書に従ってヘルパーファージM13
/KO7に感染させ、上澄液からBAIの一本鎖型を回
収した。これをその後の使用のために精製した。
UBI4プロモーターを、オリゴヌクレオチド特定部位
の突然変異によって修飾し、UBI4遺伝子の“ATG
”の直前のEcoRY制限部位に、次のように導入した
。
の突然変異によって修飾し、UBI4遺伝子の“ATG
”の直前のEcoRY制限部位に、次のように導入した
。
” actttaactaatagattATGcag
attttcgtcaa”3・AACTAATAGAT
ATCGCAGATTTTCGS・〈 〉 EcoRY 上部の配列は“ATG” (大文字で示した)の周辺の
ゲノムUBI4遺伝子であり、下部の配列(大文字で示
した)は突然変異に使用した011g。
attttcgtcaa”3・AACTAATAGAT
ATCGCAGATTTTCGS・〈 〉 EcoRY 上部の配列は“ATG” (大文字で示した)の周辺の
ゲノムUBI4遺伝子であり、下部の配列(大文字で示
した)は突然変異に使用した011g。
166である(新たなEcoRY制限部位を下に示した
)。突然変異は「オリゴヌクレオチド特定1nvitr
o突然変異システム、バージョン2」 (^mersh
am、UK)を用い、製造者の指示に従って実施した。
)。突然変異は「オリゴヌクレオチド特定1nvitr
o突然変異システム、バージョン2」 (^mersh
am、UK)を用い、製造者の指示に従って実施した。
トランスホーマントはアンピシリン補充YTプレート上
で選択し、制限酵素EcoRYで分析し、プラスミドS
K +/ U B I 4−EcoRYを確認した。
で選択し、制限酵素EcoRYで分析し、プラスミドS
K +/ U B I 4−EcoRYを確認した。
プラスミドpDP10Bは制限酵素Nde Iで消化し
、突出はフレノウ酵素で満たした。これをついで制限酵
素AatUで消化し、フラグメントをアガロースゲル上
で分割した。1.5kbDNAフラグメントをゲルから
切り出し、電気溶出した。プラスミドヘクターp GE
7 (Promega 、 USA)を制限酵素旧
ndnIおよびAatllで消化した。pGEM 7ヘ
クター、UBI4プロモーターおよびpDP1085″
ENA3DNAフラグメントを混合し、リゲートした
。このリゲーシゴン液をコンピーテントE coli細
胞にトランスホームし、アンピシリン補充YTプレート
上で平板培養した。トランスホーマントを分析し、プラ
スミドBFIを同定した。
、突出はフレノウ酵素で満たした。これをついで制限酵
素AatUで消化し、フラグメントをアガロースゲル上
で分割した。1.5kbDNAフラグメントをゲルから
切り出し、電気溶出した。プラスミドヘクターp GE
7 (Promega 、 USA)を制限酵素旧
ndnIおよびAatllで消化した。pGEM 7ヘ
クター、UBI4プロモーターおよびpDP1085″
ENA3DNAフラグメントを混合し、リゲートした
。このリゲーシゴン液をコンピーテントE coli細
胞にトランスホームし、アンピシリン補充YTプレート
上で平板培養した。トランスホーマントを分析し、プラ
スミドBFIを同定した。
プラスミドBFIを制限酵素Sac IおよびAat■
で消化し、フラグメントをアガロースゲル上で分割し、
2kbフラグメントを電気溶出した。これを前述の5k
bpKl 9/ENA3−term 、 5acI−A
atn精製、脱リン酸化フラグメントと混合し、リゲー
トし、コンビ−テントE、coli細胞にトランスホー
ムした。トランスホーマントをカナマイシン補充YTプ
レート上で選択し、制限酵素消化、凍結およびDNA配
列決定によって分析して、プラスミドpDP118を得
た。pDP118のENA3インサートをついで酵母発
現ベクターpDP34に移すとプラスミドpDP120
が得られた。プラスミドpDP120を第11A図に図
式的に示す。第11B図はENA−118(pDP11
8から)の制限酵素地図であり、地図中PおよびTはそ
れぞれプロモーターおよびターミネータ−を示す。
で消化し、フラグメントをアガロースゲル上で分割し、
2kbフラグメントを電気溶出した。これを前述の5k
bpKl 9/ENA3−term 、 5acI−A
atn精製、脱リン酸化フラグメントと混合し、リゲー
トし、コンビ−テントE、coli細胞にトランスホー
ムした。トランスホーマントをカナマイシン補充YTプ
レート上で選択し、制限酵素消化、凍結およびDNA配
列決定によって分析して、プラスミドpDP118を得
た。pDP118のENA3インサートをついで酵母発
現ベクターpDP34に移すとプラスミドpDP120
が得られた。プラスミドpDP120を第11A図に図
式的に示す。第11B図はENA−118(pDP11
8から)の制限酵素地図であり、地図中PおよびTはそ
れぞれプロモーターおよびターミネータ−を示す。
pDP120を上述の場合と同様にしてYP42中にト
ランスホームした。コロニーをSD2培地中、攪拌しな
から30℃で培養した。YP42プラスpDP120の
凍結スペクトルを第12図に示す。図はlog (氷核
/細胞)を過冷却(−”C)に対してプロットしたもの
である。
ランスホームした。コロニーをSD2培地中、攪拌しな
から30℃で培養した。YP42プラスpDP120の
凍結スペクトルを第12図に示す。図はlog (氷核
/細胞)を過冷却(−”C)に対してプロットしたもの
である。
のENA3 の
氷晶形成蛋白質の標的性、ならびにおそらくはその表現
型発現を改善するために、ENA3蛋白質のアミノ末端
に融合した天然酵母シグナル配列をもつ構築体を作成し
た。2種類を選択した。すなわち、pH05シグナル配
列(B、Wajeehら、Nucl、Ac1ds Re
s、、 Vol、 12. N(120,7721〜
7739.1984)およびα因子プレプロリーダー配
列(J、Kurjan & 1.Herskowitz
、 Ce1l 。
型発現を改善するために、ENA3蛋白質のアミノ末端
に融合した天然酵母シグナル配列をもつ構築体を作成し
た。2種類を選択した。すなわち、pH05シグナル配
列(B、Wajeehら、Nucl、Ac1ds Re
s、、 Vol、 12. N(120,7721〜
7739.1984)およびα因子プレプロリーダー配
列(J、Kurjan & 1.Herskowitz
、 Ce1l 。
30.933〜943.1982)である。
PH05ジグ ル l
PH05シグナル配列は、リンカ−として作用する2種
の相補性オリゴヌクレオチドを合成し、一方以下の要求
アミノ酸配列を含有するように作成した(合成オリゴヌ
クレオチドは大文字で示す)E、coRI met
phe lys ser val val tyr s
er ile leu ala alagAATTCA
ATG TTT AAA TCT GTT GTT
TAT TCA ATT TTA GCCGCTctt
aaGT TACAAA TTT AGA CAA C
AA ATA AGT TAA AAT CGG CG
Aシグナル切断部位 ser leu ala asn ala gly M
ETTCT TTG GCCAAT GCA GGt
atg”AGA AACCGG TTA CGT CC
A Tacs。
の相補性オリゴヌクレオチドを合成し、一方以下の要求
アミノ酸配列を含有するように作成した(合成オリゴヌ
クレオチドは大文字で示す)E、coRI met
phe lys ser val val tyr s
er ile leu ala alagAATTCA
ATG TTT AAA TCT GTT GTT
TAT TCA ATT TTA GCCGCTctt
aaGT TACAAA TTT AGA CAA C
AA ATA AGT TAA AAT CGG CG
Aシグナル切断部位 ser leu ala asn ala gly M
ETTCT TTG GCCAAT GCA GGt
atg”AGA AACCGG TTA CGT CC
A Tacs。
NA3
遺伝子
上方のオリゴヌクレオチドはOltgol 74 (5
9マー)で、下方はOligol 75 (57マー)
である。これらのオリゴヌクレオチドのほぼ等モル量を
一緒に混合し、塩高濃度溶液中でハイブリダイズした。
9マー)で、下方はOligol 75 (57マー)
である。これらのオリゴヌクレオチドのほぼ等モル量を
一緒に混合し、塩高濃度溶液中でハイブリダイズした。
これらのハイブリダイズしたオリゴヌクレオチドを以下
のフラグメント:前述のpK19/巳NA3−term
5kb 、 5acIとAat nで消化し、ゲル精製
、脱リン酸化したフラグメント;5acIとEcoRI
で消化しゲル精製したpDPlllの7(10bpフラ
グメント;およびNde IとAat IIで消化し、
ゲル精製したpDPlllの1.45kbフラグメント
と混合した。これをリゲートし、hcoli中にトラン
スホームした。トランスホーマントをまずE、coli
中それらの活性で、次に制限酵素分析によって選択する
とプラスミドpDP117およびpDP34中プラスミ
ドpDP120が得られた。DNA配列分析によりPH
05シグナル配列の一部分は重複していた。′で印をし
た(上記参照)8アミノ酸は重複し、以下のシグナル配
列を与えた。
のフラグメント:前述のpK19/巳NA3−term
5kb 、 5acIとAat nで消化し、ゲル精製
、脱リン酸化したフラグメント;5acIとEcoRI
で消化しゲル精製したpDPlllの7(10bpフラ
グメント;およびNde IとAat IIで消化し、
ゲル精製したpDPlllの1.45kbフラグメント
と混合した。これをリゲートし、hcoli中にトラン
スホームした。トランスホーマントをまずE、coli
中それらの活性で、次に制限酵素分析によって選択する
とプラスミドpDP117およびpDP34中プラスミ
ドpDP120が得られた。DNA配列分析によりPH
05シグナル配列の一部分は重複していた。′で印をし
た(上記参照)8アミノ酸は重複し、以下のシグナル配
列を与えた。
\
プラスミドpDP221は第13A図に図式的に示す。
第13B図はENA−117(pDP117から)の制
限酵素地図であり、P、SSおよびTはそれぞれプロモ
ーター、シグナル配列およびターミネータ−を示す。
限酵素地図であり、P、SSおよびTはそれぞれプロモ
ーター、シグナル配列およびターミネータ−を示す。
プラスミドpDP121を酵母YP42株中にトランス
ホームし、コロニーをS D +HIS +LEtlプ
レート上で選択した。トランスホーマントの培養液をS
D2培地中で生育させ、氷晶形成活性を検定した。YF
32+pDP 121の凍結スペクトルを第14図に示
す。この図はlog(氷核/細胞)を過冷却(−”C)
に対してプロットしたものである。
ホームし、コロニーをS D +HIS +LEtlプ
レート上で選択した。トランスホーマントの培養液をS
D2培地中で生育させ、氷晶形成活性を検定した。YF
32+pDP 121の凍結スペクトルを第14図に示
す。この図はlog(氷核/細胞)を過冷却(−”C)
に対してプロットしたものである。
旦Z旨巳駈Σれ二
プレプロα因子リーダーの出発材料は、CibaGei
gyのpUC/PH05−α因子リーダープラスミドで
ある。これは、E、coRI制限部位、8bpのPH0
5プロモーター、それに続いて“ATC“およびα因子
リーダーを含有するように修飾された。プレプロ切断領
域も修飾され、KEX2切断部位にBglI[制限部位
、およびこの6bp前にPvu■制限部位を包含させた
(Chiron Corp、修飾)。
gyのpUC/PH05−α因子リーダープラスミドで
ある。これは、E、coRI制限部位、8bpのPH0
5プロモーター、それに続いて“ATC“およびα因子
リーダーを含有するように修飾された。プレプロ切断領
域も修飾され、KEX2切断部位にBglI[制限部位
、およびこの6bp前にPvu■制限部位を包含させた
(Chiron Corp、修飾)。
プラスミドpUc/PH05−α因子リーダーを制限酵
素E、coRIおよび旧ndI[[で消化し、フラグメ
ントをアガロースゲル上で分離した。3(10bpフラ
グメントを切り出し、電気溶出した。プラスミドpDP
111を制限酵素E、coRIおよびSac 1で消化
し、フラグメントをアガロースゲル上で分離した。65
0bpフラグメントを切り出し、電気溶出した。α因子
リーダーのこれらの2つの成分とC,APOH−dSn
a−CATプ0モーターをそれぞれ、制限酵素Sac
Iおよび旧ndl[[で消化したPUC19と一緒に混
合し、リゲートし、E、c。
素E、coRIおよび旧ndI[[で消化し、フラグメ
ントをアガロースゲル上で分離した。3(10bpフラ
グメントを切り出し、電気溶出した。プラスミドpDP
111を制限酵素E、coRIおよびSac 1で消化
し、フラグメントをアガロースゲル上で分離した。65
0bpフラグメントを切り出し、電気溶出した。α因子
リーダーのこれらの2つの成分とC,APOH−dSn
a−CATプ0モーターをそれぞれ、制限酵素Sac
Iおよび旧ndl[[で消化したPUC19と一緒に混
合し、リゲートし、E、c。
u中にトランスホームした。トランスホーマントを分析
し、プラスミドpUC/GAPDH−dSnaCAT−
α因子リーダーを確認した。
し、プラスミドpUC/GAPDH−dSnaCAT−
α因子リーダーを確認した。
プラスミドp UC/GAP DH−3d n a −
CAT−α因子リーダーを制限酵素Bgl IIで消化
し、5°の突出をフレノウ酵素で充填した。これをつい
で制限酵素Sac Iで消化し、フラグメントをアガロ
ースゲル上で分離した。940bpフラグメントを切り
出し、電気溶出した。プラスミドpDP111は制限酵
素Nde Iで消化し、5“の突出をフレノウ酵素で充
填した。これを制限酵素AatIIで消化し、フラグメ
ントをアガロースゲル上で分離した。14(10bpフ
ラグメントを切り出し、電気溶出した。これらの2種の
精製フラグメントを、p K 19/ENA3−ter
m5kbをSac 1とAatIIで消化しゲル精製、
脱リン酸化を行ったフラグメントと混合し、リゲートし
、E、coliにトランスホームした。トランスホーマ
ントをまず氷晶形成活性で、次に制限酵素分析、最後に
DNA配列分析でスクリーニングし、プラスミドpDP
126を同定した。このインサートを酵母での試験のた
めにpDP34中に移し、プラスミドpDP129を得
た。これを第15A図に図式的に示す。
CAT−α因子リーダーを制限酵素Bgl IIで消化
し、5°の突出をフレノウ酵素で充填した。これをつい
で制限酵素Sac Iで消化し、フラグメントをアガロ
ースゲル上で分離した。940bpフラグメントを切り
出し、電気溶出した。プラスミドpDP111は制限酵
素Nde Iで消化し、5“の突出をフレノウ酵素で充
填した。これを制限酵素AatIIで消化し、フラグメ
ントをアガロースゲル上で分離した。14(10bpフ
ラグメントを切り出し、電気溶出した。これらの2種の
精製フラグメントを、p K 19/ENA3−ter
m5kbをSac 1とAatIIで消化しゲル精製、
脱リン酸化を行ったフラグメントと混合し、リゲートし
、E、coliにトランスホームした。トランスホーマ
ントをまず氷晶形成活性で、次に制限酵素分析、最後に
DNA配列分析でスクリーニングし、プラスミドpDP
126を同定した。このインサートを酵母での試験のた
めにpDP34中に移し、プラスミドpDP129を得
た。これを第15A図に図式的に示す。
第15B図はEN、A−126(PDP126から)の
制限酵素地図であり、P、TおよびLはそれぞれプロモ
ーター、ターミネータ−およびリーダーを表す。プラス
ミドpDP129を上述のようにして、酵母YP42株
中にトランスホームした。
制限酵素地図であり、P、TおよびLはそれぞれプロモ
ーター、ターミネータ−およびリーダーを表す。プラス
ミドpDP129を上述のようにして、酵母YP42株
中にトランスホームした。
トランスホーマントをSD2培地の培養液への接種に用
い、撹拌しながら30℃でインキュベートした。YP4
2+プラスミドpDP129の凍結スペクトルを第16
図に図式的に示す。この図はlog (氷晶/細胞)を
過冷却(−’C)に対してプロットしたものである。
い、撹拌しながら30℃でインキュベートした。YP4
2+プラスミドpDP129の凍結スペクトルを第16
図に図式的に示す。この図はlog (氷晶/細胞)を
過冷却(−’C)に対してプロットしたものである。
α ブース1−−
酵母での組換え蛋白質の産生のためのα因子リーダーの
使用に関する最近の情報では、さらに別の要求が示唆さ
れている。天然のα因子では、プレプロペプチドに続い
て8アミノ酸リンカ−があり、ついでα因子ペプチドと
なっている。リンカー−α因子配列は遺伝子内では5回
反復され、α因子のプロセッシングの間にリンカ−は除
去される。情報は、リンカ−をプレプロリーダーの後、
問題の遺伝子の前に添加すべきことを示唆している。こ
れは、必要なアミノ酸を挿入するためにリンカ−として
合成オリゴヌクレオチドを用いることによって行われた
。
使用に関する最近の情報では、さらに別の要求が示唆さ
れている。天然のα因子では、プレプロペプチドに続い
て8アミノ酸リンカ−があり、ついでα因子ペプチドと
なっている。リンカー−α因子配列は遺伝子内では5回
反復され、α因子のプロセッシングの間にリンカ−は除
去される。情報は、リンカ−をプレプロリーダーの後、
問題の遺伝子の前に添加すべきことを示唆している。こ
れは、必要なアミノ酸を挿入するためにリンカ−として
合成オリゴヌクレオチドを用いることによって行われた
。
プラスミドpUC,/GAPDH−dsnaCAT−α
因子リーダーを制限酵素Sac IおよびBglIIで
消化し、フラグメントをアガロースゲル上で分離した。
因子リーダーを制限酵素Sac IおよびBglIIで
消化し、フラグメントをアガロースゲル上で分離した。
940bpフラグメントを切り出し、電気溶出した。プ
ラスミドpDpH1を制限酵素Nde IおよびAat
IIで消化し、フラグメントをアガロースゲル上で分離
した。14(10bpフラグメントを切り出し、電気溶
出した。2種の精製フラグメントを2つのハイブリダイ
ズしたオリゴヌクレオチド208および209、ならび
に上述のP K 19/ ENA3−term 5ac
l −AatIIフラグメントと混合し、リゲートし、
E、coliにトランスホームした。トランスホーマン
トを、制限酵素消化およびDNA配列分析でスクリーニ
ングして、プラスミドpDP127を同定した。これは
氷晶形成活性も示す。挿入体を酵母発現プラスミドpD
P34中に移入し、プラスミドpDP130を得た。こ
れを第17A図に示す。第17B図は、ENA−127
(pDP127から)の制限酵素地図であり、P、Tお
よびLはそれぞれプロモーター、ターミネータ−および
リーダー+リンカ−を示す。プラスミドpDP130を
上述のようにしてYP42中にトランスホームした。ト
ランスホーマントを用いてSD2メジウムの培養液に接
種し、攪拌しながら30℃で生育させた。YP42+プ
ラスミドpDP130の凍結スペクトルを第18図に示
す。この図はlog(氷晶/細胞)を過冷却(−”C)
に対してプロットしたものである。
ラスミドpDpH1を制限酵素Nde IおよびAat
IIで消化し、フラグメントをアガロースゲル上で分離
した。14(10bpフラグメントを切り出し、電気溶
出した。2種の精製フラグメントを2つのハイブリダイ
ズしたオリゴヌクレオチド208および209、ならび
に上述のP K 19/ ENA3−term 5ac
l −AatIIフラグメントと混合し、リゲートし、
E、coliにトランスホームした。トランスホーマン
トを、制限酵素消化およびDNA配列分析でスクリーニ
ングして、プラスミドpDP127を同定した。これは
氷晶形成活性も示す。挿入体を酵母発現プラスミドpD
P34中に移入し、プラスミドpDP130を得た。こ
れを第17A図に示す。第17B図は、ENA−127
(pDP127から)の制限酵素地図であり、P、Tお
よびLはそれぞれプロモーター、ターミネータ−および
リーダー+リンカ−を示す。プラスミドpDP130を
上述のようにしてYP42中にトランスホームした。ト
ランスホーマントを用いてSD2メジウムの培養液に接
種し、攪拌しながら30℃で生育させた。YP42+プ
ラスミドpDP130の凍結スペクトルを第18図に示
す。この図はlog(氷晶/細胞)を過冷却(−”C)
に対してプロットしたものである。
への − tor et
上記のケースは、ネイティブな酵母のシグナル配列(s
equence)をそのENA3蛋白質に加えるだけで
あり、おそらく小胞体を経ての膜への蛋白質のターゲツ
ティングにおける目的としても良く又目的としなくても
良い。蛋白質が小胞体に入れば、この欠失のある経路は
、細胞外の分泌のものであり、おそらく、我々のケース
では、外層膜への進入の経路であろう。ここで、我々は
、例えば、液胞のような細胞内の特異的なオルガネラへ
のENA3蛋白質をターゲットとする。
equence)をそのENA3蛋白質に加えるだけで
あり、おそらく小胞体を経ての膜への蛋白質のターゲツ
ティングにおける目的としても良く又目的としなくても
良い。蛋白質が小胞体に入れば、この欠失のある経路は
、細胞外の分泌のものであり、おそらく、我々のケース
では、外層膜への進入の経路であろう。ここで、我々は
、例えば、液胞のような細胞内の特異的なオルガネラへ
のENA3蛋白質をターゲットとする。
蛋白 カルボキシ−ペプチダーゼY (CPY)は、プ
ロテイナーゼB (PEP4遺伝子の産物)によって、
液胞内で製造されるプレープロ型(pre−pr。
ロテイナーゼB (PEP4遺伝子の産物)によって、
液胞内で製造されるプレープロ型(pre−pr。
form)の液胞に関する。
ターゲットに必要な配列はプレプロリーダー配列(pr
e−pro 1eader 5equences)内に
局在化していることが知られている。それ放牧々は、こ
れをENA3蛋白質の前に挿入した。
e−pro 1eader 5equences)内に
局在化していることが知られている。それ放牧々は、こ
れをENA3蛋白質の前に挿入した。
出発物質は、チバガイギーのpBR322/PH05−
プレプロCPYプラスミドである。合成オリゴヌクレオ
チドは、このGAPD、H/CATプロモーターとナチ
ュラルなStu I制限部位との間、このCPYプレ蛍
白質の35bp中に入ったところで、特異的なリンカ−
として必要とされる。
プレプロCPYプラスミドである。合成オリゴヌクレオ
チドは、このGAPD、H/CATプロモーターとナチ
ュラルなStu I制限部位との間、このCPYプレ蛍
白質の35bp中に入ったところで、特異的なリンカ−
として必要とされる。
、5tul。
EcoRI MetLysA1aPheThrS
erLeuLeuCysG1yLeuGlyLeu5°
gAATTCATATGAAAGCATTCACCA
GTTTACTATGTGGACTAGGcc tg
33− cttaaGTATACTTTCGTAAG
TGGTCAAATGATACACCTGATCCgg
acr合成オリゴヌクレオチドは、大文字で示され、且
つオリゴ206(上)及びオリゴ207(下)である。
erLeuLeuCysG1yLeuGlyLeu5°
gAATTCATATGAAAGCATTCACCA
GTTTACTATGTGGACTAGGcc tg
33− cttaaGTATACTTTCGTAAG
TGGTCAAATGATACACCTGATCCgg
acr合成オリゴヌクレオチドは、大文字で示され、且
つオリゴ206(上)及びオリゴ207(下)である。
プラスミドpBR322/PH05−プレプロCPYは
、制限酵素旧ndI[[及びStu Iで消化し、この
断片をアガロースゲル上で分離した。
、制限酵素旧ndI[[及びStu Iで消化し、この
断片をアガロースゲル上で分離した。
この8(10bp断片を切断し、電気溶出(elect
ro−elude) シ、ハイブリッドしたオリゴ20
6及び207と混合し、EcoRI及び旧ndI[[で
pUc19プラスミドを消化し、リゲート(ligat
e) した。
ro−elude) シ、ハイブリッドしたオリゴ20
6及び207と混合し、EcoRI及び旧ndI[[で
pUc19プラスミドを消化し、リゲート(ligat
e) した。
これをE、coli中にトランスフオーム(trans
form)し、この形質転換体を制限酵素分析によっ
てスクリーンして、プラスミドp UC19/CPY
(P−p)を得た。プラスミドpUc19/CPY(p
−p)を制限酵素EcoRI及び旧ncllで切断し、
断片をアガロースゲルでリソルブ(resolve)
L/、この340bp断片を分け、電気溶出(elec
tro−elude) L/た。この断片をEcoRI
及び旧ncnと混合し、pUc18を切断し、リゲート
し、コンピテント(competent)なE、col
iに形質転換した。コロニーをスクリーンして、プラス
ミドp UC18/プレプロ−CPYを同定した。
form)し、この形質転換体を制限酵素分析によっ
てスクリーンして、プラスミドp UC19/CPY
(P−p)を得た。プラスミドpUc19/CPY(p
−p)を制限酵素EcoRI及び旧ncllで切断し、
断片をアガロースゲルでリソルブ(resolve)
L/、この340bp断片を分け、電気溶出(elec
tro−elude) L/た。この断片をEcoRI
及び旧ncnと混合し、pUc18を切断し、リゲート
し、コンピテント(competent)なE、col
iに形質転換した。コロニーをスクリーンして、プラス
ミドp UC18/プレプロ−CPYを同定した。
プラスミドpUc18/プレプロ−CPYを制限酵素E
coRr及び旧ndlllで切断し、生成物をアガロー
スゲル上でリソルブ(resolve) した。この3
50bp断片を分けて(cut out)電気溶出(e
lectroelude) した。これにプラスミド
pDP110からのゲル精製680bp Sac I
EcoRIGAPDHdSna/CATプロモーター
を添加し、Sac I及び旧ndI[IでpUc19を
切断し、コンピーテントE、coliに形質転換した。
coRr及び旧ndlllで切断し、生成物をアガロー
スゲル上でリソルブ(resolve) した。この3
50bp断片を分けて(cut out)電気溶出(e
lectroelude) した。これにプラスミド
pDP110からのゲル精製680bp Sac I
EcoRIGAPDHdSna/CATプロモーター
を添加し、Sac I及び旧ndI[IでpUc19を
切断し、コンピーテントE、coliに形質転換した。
コロニーをスクリーンし、プラスミドP U C18/
GAPDHdSna−CAT−ル−プローCPYを同定
した。プラスミドP UC18/GAPDHdSna
−CAT−プレープローCPYを制限酵素5ailで切
断し、このオーバハングをクレノー(Klenoiv)
酵素で満たした。
GAPDHdSna−CAT−ル−プローCPYを同定
した。プラスミドP UC18/GAPDHdSna
−CAT−プレープローCPYを制限酵素5ailで切
断し、このオーバハングをクレノー(Klenoiv)
酵素で満たした。
これをそれからSac Iで切断し、この断片をアガロ
ースゲルで分離した。750bEl断片が得られ、電気
溶出した。プラスミドpDP108を制限酵素Nde
Iで切断し、オーバハングをクレノー(にIenow)
酵素で満たした。これをそれがらAat■で切断し、断
片をアガロースゲルでリソルプした。15(10bp断
片を分けて、電気溶出(electr。
ースゲルで分離した。750bEl断片が得られ、電気
溶出した。プラスミドpDP108を制限酵素Nde
Iで切断し、オーバハングをクレノー(にIenow)
酵素で満たした。これをそれがらAat■で切断し、断
片をアガロースゲルでリソルプした。15(10bp断
片を分けて、電気溶出(electr。
elude) L/た。これら2つの分離した断片を前
述したp K19/ENA3−tern+5kbと混合
し、Sac 1及びAatnで切断し、ゲル精製し、脱
リン酸し、リゲー) (ligate) L、コンピ
ーテントなE coliに形質転換した。コロニーを制
限酵素分析及び凍結によって、スクリーンし、それらの
両方とも同一のプラスミドpiDP136を同定した。
述したp K19/ENA3−tern+5kbと混合
し、Sac 1及びAatnで切断し、ゲル精製し、脱
リン酸し、リゲー) (ligate) L、コンピ
ーテントなE coliに形質転換した。コロニーを制
限酵素分析及び凍結によって、スクリーンし、それらの
両方とも同一のプラスミドpiDP136を同定した。
このプラスミドpDP136の挿入を酵母発現(exp
ression)プラスミドpDP34に形質転換して
、プラスミドpDP143 (添付の第19A図に示す
)を得た。第19B図はENA−136(p D P1
36からの)の制限酵素地図を示す(ここで、PとTは
それぞれプロモーター及びターミネータ−を現す)。
ression)プラスミドpDP34に形質転換して
、プラスミドpDP143 (添付の第19A図に示す
)を得た。第19B図はENA−136(p D P1
36からの)の制限酵素地図を示す(ここで、PとTは
それぞれプロモーター及びターミネータ−を現す)。
プラスミドpli)P143を上述したYP42に形質
転換した。形質転換体をSD2培地で攪拌しながら30
″Cで培養した。YP42プラスプラスミドpDP14
3の凍結スペクトルを添付の第20図に示す。ここでl
og(氷咳/細胞)は、過冷却(supercooli
ng) (−”C)に対してプロットしている。
転換した。形質転換体をSD2培地で攪拌しながら30
″Cで培養した。YP42プラスプラスミドpDP14
3の凍結スペクトルを添付の第20図に示す。ここでl
og(氷咳/細胞)は、過冷却(supercooli
ng) (−”C)に対してプロットしている。
ネーテイブ(native)なPseudomonas
由来のENA3遺伝子の表現は、たとえ、その要部の3
5及び−10領域がLactococcus 1act
isホスホ−β−ガラクトシダーゼプロモーター(B、
Boizet等、ジーン(gene) 62 、 1
988 、 249−261)(データ示さず)と極め
て類似しているとしても、これまでは成功してなかった
(データ示さず)。しかし、 “ATG’で始まる直前
の60−65の塩基対のmRNAリーダー(1eade
r)が存在しうることが重要と思われる。我々は、EN
A3プロモーター由来の−35及び−10シークエンス
とホスホ−β−ガラクトシダーゼプロモーター由来の潜
在的なリーダー(leader)とからハイブリッドプ
ロモーターを構築することによって、これを試験した。
由来のENA3遺伝子の表現は、たとえ、その要部の3
5及び−10領域がLactococcus 1act
isホスホ−β−ガラクトシダーゼプロモーター(B、
Boizet等、ジーン(gene) 62 、 1
988 、 249−261)(データ示さず)と極め
て類似しているとしても、これまでは成功してなかった
(データ示さず)。しかし、 “ATG’で始まる直前
の60−65の塩基対のmRNAリーダー(1eade
r)が存在しうることが重要と思われる。我々は、EN
A3プロモーター由来の−35及び−10シークエンス
とホスホ−β−ガラクトシダーゼプロモーター由来の潜
在的なリーダー(leader)とからハイブリッドプ
ロモーターを構築することによって、これを試験した。
以下に示す合成オリゴヌクレオチドを使用することによ
って、これを行なった。
って、これを行なった。
Asurl −35−10
< Oligo 1
865“ttCGAATGCTTGATAAGTGCG
CTGCTTTTATTTAAAGGAT3・aagc
TTACGAACTATTCACGCGACGAAAA
TAAATTTCCTA< 、O1igo187 10 20 30 40><
Oligo 214 ><CTA
GGAATTTTCCATTTCCTTGGTTTTC
AGAACACAGAATGATCCTTAA八八GG
TAAAGGAACCAAAAGTCTTGTGTCT
TA>< 、 Oligoへへ1?50
60 70 8Od
eI 01igo 215 p >CTCG
TCTCAAATGCTTTTTTTGAAAGGAC
TTACACA ta tg ”GAGCAGAGTT
TACGAAAAA^ACTTTCCTGAATGTG
TATacs・、 >< 、01igo 2
16. > 。
865“ttCGAATGCTTGATAAGTGCG
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TACGAAAAA^ACTTTCCTGAATGTG
TATacs・、 >< 、01igo 2
16. > 。
90 1(10 110
120即ち、対lから45は、修正された(modif
ied)ENA3プロモーターである。塩基対46から
115は、ホスホ−β−ガラクトシダーゼ遺伝子由来の
対応する配列である。
120即ち、対lから45は、修正された(modif
ied)ENA3プロモーターである。塩基対46から
115は、ホスホ−β−ガラクトシダーゼ遺伝子由来の
対応する配列である。
塩基対146から120は、制限酵素Nde Iに対す
る認識部位(recognition 5ite)であ
り、ENA3遺伝子に対する“ATG”を含む。合成オ
リゴヌクレオチドは大文字で示す。
る認識部位(recognition 5ite)であ
り、ENA3遺伝子に対する“ATG”を含む。合成オ
リゴヌクレオチドは大文字で示す。
オリゴヌクレオチドを、記載している通り、互いにキナ
ーゼで処理し、ハイブリッド化した。プラスミドpDP
10Bを、制限酵素Nde I及びAatI[で消化し
、断片をアガロース・ゲル上で分離させた。
ーゼで処理し、ハイブリッド化した。プラスミドpDP
10Bを、制限酵素Nde I及びAatI[で消化し
、断片をアガロース・ゲル上で分離させた。
ENA3遺伝子の5”末端を含む1.5kbの断片を切
り出し、電離させた。このDNA断片を、上記の合成オ
リゴヌクレオチド、前述のpK19/GAPDH−dS
na由来のSac I −Asu II 6(10bp
酵母プロモーターの断片及びP K 19/ENA3−
末端由来の精製及びリン酸化した5kbSacI−Aa
tn断片とともに混合し、ライゲートした。
り出し、電離させた。このDNA断片を、上記の合成オ
リゴヌクレオチド、前述のpK19/GAPDH−dS
na由来のSac I −Asu II 6(10bp
酵母プロモーターの断片及びP K 19/ENA3−
末端由来の精製及びリン酸化した5kbSacI−Aa
tn断片とともに混合し、ライゲートした。
このライゲーションを反応能のある大腸菌細胞へと形質
転換させ、カナマイシンを補ったYTプレート上で平板
培養した。形質転換体を、制限酵素による消化、アイス
・ヌクレエーション活性及びDNA配列によってスクリ
ーニングし、プラスミドpDP133であることが分か
った。
転換させ、カナマイシンを補ったYTプレート上で平板
培養した。形質転換体を、制限酵素による消化、アイス
・ヌクレエーション活性及びDNA配列によってスクリ
ーニングし、プラスミドpDP133であることが分か
った。
プラスミドpDP133を、制限酵素Asu II及び
Xba I、アガロース・ゲル上に分離された断片並び
に切り出しかつ電離した3、5kbの断片を用いて消化
させた。プラスミドPSC12vNは、チハ・ガイギー
社の研究所で分離された大腸菌ベクターpUc18、プ
ラスミドp VA83 B (F、Lマクリナ共著、遺
伝子第19号、1982年刊、345頁から353頁収
載)由来の非誘導性エリスロマイシン抵抗性の遺伝子及
び立ス上且工友スニフ文デ4 X (Lactococ
cus 1actis)プラスミドを起源とするその複
製からなる。I)SC12vNは、制限酵素C1a I
及びXba Iで消化させ、アルカリン・フォスフェタ
ーゼで処理し、このベクターの再ライゲート化を不能に
した。
Xba I、アガロース・ゲル上に分離された断片並び
に切り出しかつ電離した3、5kbの断片を用いて消化
させた。プラスミドPSC12vNは、チハ・ガイギー
社の研究所で分離された大腸菌ベクターpUc18、プ
ラスミドp VA83 B (F、Lマクリナ共著、遺
伝子第19号、1982年刊、345頁から353頁収
載)由来の非誘導性エリスロマイシン抵抗性の遺伝子及
び立ス上且工友スニフ文デ4 X (Lactococ
cus 1actis)プラスミドを起源とするその複
製からなる。I)SC12vNは、制限酵素C1a I
及びXba Iで消化させ、アルカリン・フォスフェタ
ーゼで処理し、このベクターの再ライゲート化を不能に
した。
INAZ−βGAL−EI’JA3 DNA断片及び
C1a I −Xba Iで消化させたPSC12vN
を混合し、ライゲート化させた。これを、大腸菌及び、
制限酵素分析並びにアイス・ヌクレエーション活性によ
ってスクリーニングしたコロニーで形質転換させた。こ
れは、プラスミドpDP135であることが分かった。
C1a I −Xba Iで消化させたPSC12vN
を混合し、ライゲート化させた。これを、大腸菌及び、
制限酵素分析並びにアイス・ヌクレエーション活性によ
ってスクリーニングしたコロニーで形質転換させた。こ
れは、プラスミドpDP135であることが分かった。
プラスミドpsc12νN及びpDP135を、添付し
た図面中の第21図及び第22A図に示す。その図中の
り、ラクテイス0は、区立を至土久プラスミド起源の複
製を表す。第 22B図は、P及びTがそれぞれプロモ
ーター及びターミネータ−を表している(pDP133
由来の)ENA−133の制限地図である。
た図面中の第21図及び第22A図に示す。その図中の
り、ラクテイス0は、区立を至土久プラスミド起源の複
製を表す。第 22B図は、P及びTがそれぞれプロモ
ーター及びターミネータ−を表している(pDP133
由来の)ENA−133の制限地図である。
L立久元ニスLMO230をM17C,(M17培地に
0.5%グルコースを加えたもの)で−晩培養したもの
を、新鮮なMl 7G培地の1%接種材料に使用した。
0.5%グルコースを加えたもの)で−晩培養したもの
を、新鮮なMl 7G培地の1%接種材料に使用した。
これを、光学密度(OD、0゜)が約0.4になるまで
30℃で培養し、10,(100回転/分で5分間遠心
分離することにより細胞をペレ・ノド化した。上澄みを
捨て、細胞を同容量のPS緩衝液(7mMリン酸ナトリ
ウム、pH6,6,0,5モルのショ糖)中で4℃で再
懸濁した。
30℃で培養し、10,(100回転/分で5分間遠心
分離することにより細胞をペレ・ノド化した。上澄みを
捨て、細胞を同容量のPS緩衝液(7mMリン酸ナトリ
ウム、pH6,6,0,5モルのショ糖)中で4℃で再
懸濁した。
細胞を更にペレット化し、最終的には1/1(10容量
のPS緩衝液中で再懸濁し、使用するまで氷上に(反応
能のある細胞を)保存した。形質転換は、バイオラッド
・ジーン・パルサー(登録商標)をパルス・コントロー
ラー及び電極の間隔を0.2 CT+とったジーン・パ
ルサー・キュベツトとを併せ使用することにより成し遂
げられた。反応能のある細胞1(10μ2を、水もしく
はTE緩衝液中に1−4μlのDNAとともに混合し、
予め冷却しておいたキュベツトの底部にピペットで入れ
た。
のPS緩衝液中で再懸濁し、使用するまで氷上に(反応
能のある細胞を)保存した。形質転換は、バイオラッド
・ジーン・パルサー(登録商標)をパルス・コントロー
ラー及び電極の間隔を0.2 CT+とったジーン・パ
ルサー・キュベツトとを併せ使用することにより成し遂
げられた。反応能のある細胞1(10μ2を、水もしく
はTE緩衝液中に1−4μlのDNAとともに混合し、
予め冷却しておいたキュベツトの底部にピペットで入れ
た。
試料を、4(10オームの抵抗値かつ2.(100ボル
トで脈動させた。そして、試料をキュベツトから滅菌し
たマイクロJフユージチューブへと取り除き、氷上に置
いた。最終的に、細胞を1分間マイクロ・フユージでペ
レット化し、3(10μlのM17G培地で再懸濁し、
30℃で1時間培養した。それから、細胞を4μg/r
1.のエリスロマイシンで補ったMl 7Gプレート上
で平板培養し、30℃で一晩培養した。
トで脈動させた。そして、試料をキュベツトから滅菌し
たマイクロJフユージチューブへと取り除き、氷上に置
いた。最終的に、細胞を1分間マイクロ・フユージでペ
レット化し、3(10μlのM17G培地で再懸濁し、
30℃で1時間培養した。それから、細胞を4μg/r
1.のエリスロマイシンで補ったMl 7Gプレート上
で平板培養し、30℃で一晩培養した。
プラスミドpDP135を、上記の通りり、ラフ11λ
株LMO230へ形質転換させた。形質転換体を、4μ
g/mj2のエリスロマイシンを補い、OD、。。が約
1.0になるまで攪拌しなから20℃で培養したMl
7G培地の培養物を接種するのに使用した。これらの培
養物を、記載した通り、試験し、結果を表にした。プラ
スミドpDP135を加えたLMO230の冷凍スペク
トラムは、添付の図面中の第23図に示してあり、その
図中では適冷(−”C)に対する対数(アイス・ヌクレ
エーション/細胞)が示されている。
株LMO230へ形質転換させた。形質転換体を、4μ
g/mj2のエリスロマイシンを補い、OD、。。が約
1.0になるまで攪拌しなから20℃で培養したMl
7G培地の培養物を接種するのに使用した。これらの培
養物を、記載した通り、試験し、結果を表にした。プラ
スミドpDP135を加えたLMO230の冷凍スペク
トラムは、添付の図面中の第23図に示してあり、その
図中では適冷(−”C)に対する対数(アイス・ヌクレ
エーション/細胞)が示されている。
P−−Galプロモー −
り、−0−x7における外来遺伝子の発現へのもっと直
接的なもう一つのアプローチは、既知の区立Li王王道
遺伝子プロモーターを使用することである。そのような
遺伝子の1つが、7268株のフォスフオーβ−ガラク
トシダーゼ遺伝子である。
接的なもう一つのアプローチは、既知の区立Li王王道
遺伝子プロモーターを使用することである。そのような
遺伝子の1つが、7268株のフォスフオーβ−ガラク
トシダーゼ遺伝子である。
その合成は、
以下の通りである。
6つのオリゴヌクレオチドは、通常のやり方で合成し、
精製した。各オリゴヌクレオチドの1(10Pモルをマ
イクロフユージ・チューブ中で混合し、酵素T4ポリヌ
クレオチド・キナーゼ及びリン酸供与体としてCr−3
2P)ATPを使用し、リン酸5“を加えた。これらの
オリゴヌクレオチドは、記載した通り、互いにハイブリ
ッド化した。プラスミドp JDC9(J−D、 Ch
en及びり、八、モリソン著、遺伝子第64号、198
8年刊、第155−164頁収載)を、制限酵素Sac
I及び旧ndl[[を用いて消化させ、アルカリン・
フォスフエターゼでも処理した。プラスミドpDP10
8を制限酵素Nde I及び旧ndII[で消化し、断
片をアガロース・ゲル上に分散させ、3.85kbのコ
ンビ−テントENA3遺伝子を含む断片及びLYSター
ミネータ−を分けて電気溶出(electroelud
e) L/た。
精製した。各オリゴヌクレオチドの1(10Pモルをマ
イクロフユージ・チューブ中で混合し、酵素T4ポリヌ
クレオチド・キナーゼ及びリン酸供与体としてCr−3
2P)ATPを使用し、リン酸5“を加えた。これらの
オリゴヌクレオチドは、記載した通り、互いにハイブリ
ッド化した。プラスミドp JDC9(J−D、 Ch
en及びり、八、モリソン著、遺伝子第64号、198
8年刊、第155−164頁収載)を、制限酵素Sac
I及び旧ndl[[を用いて消化させ、アルカリン・
フォスフエターゼでも処理した。プラスミドpDP10
8を制限酵素Nde I及び旧ndII[で消化し、断
片をアガロース・ゲル上に分散させ、3.85kbのコ
ンビ−テントENA3遺伝子を含む断片及びLYSター
ミネータ−を分けて電気溶出(electroelud
e) L/た。
このDNA断片を旧ndI[[5aclで切断されたp
JDC9、オリゴヌクレオチド混合物及びpK19/G
APDH−dsna由来の以前に精製された5acI
−AsuI[6(10bp酵母プロモ一ター断片と混合
し、リゲート(Iigate) した。これをその後
コンピーテントE、coli細胞中に形質転換し、5(
10μlの新鮮YT培地で37℃2時間発現させ、1(
10μg/mlのエリスロマイシンを加えたYTプレー
ト上に乗せ、37℃で一晩培養した。
JDC9、オリゴヌクレオチド混合物及びpK19/G
APDH−dsna由来の以前に精製された5acI
−AsuI[6(10bp酵母プロモ一ター断片と混合
し、リゲート(Iigate) した。これをその後
コンピーテントE、coli細胞中に形質転換し、5(
10μlの新鮮YT培地で37℃2時間発現させ、1(
10μg/mlのエリスロマイシンを加えたYTプレー
ト上に乗せ、37℃で一晩培養した。
まず、制限酵素分析で、氷核化活性(ice nucl
eation activity)のためにスクリーニ
ングし、最後にDNAシーケンシング(sequenc
ing)を用いた。
eation activity)のためにスクリーニ
ングし、最後にDNAシーケンシング(sequenc
ing)を用いた。
配列プロモーター(sequenced promot
or 、#で示す、上記参照)内の塩基対の2つの欠失
(deletion)を含むプラスミドpDP137を
得た。
or 、#で示す、上記参照)内の塩基対の2つの欠失
(deletion)を含むプラスミドpDP137を
得た。
プラスミドpD137を制限酵素Asu II及びXb
a■で切断し、このDNA断片をアガロースゲルで分離
した。3.95kb断片を分けて、DNAを電気溶出(
electroelute) シた。この断片を上述し
たXba I −C1a I断片psc12vNプラス
ミドと混合し、リゲート(ligate) シ、コンピ
ーテント(competent)E、coli中に形質
転換した。コロニを氷核化活性(ice nuclea
tion activitい及び制限酵素分析によって
スクリーニングして、添付の4゜ 第24A図に示すプラスミドpDP148を同定した。
a■で切断し、このDNA断片をアガロースゲルで分離
した。3.95kb断片を分けて、DNAを電気溶出(
electroelute) シた。この断片を上述し
たXba I −C1a I断片psc12vNプラス
ミドと混合し、リゲート(ligate) シ、コンピ
ーテント(competent)E、coli中に形質
転換した。コロニを氷核化活性(ice nuclea
tion activitい及び制限酵素分析によって
スクリーニングして、添付の4゜ 第24A図に示すプラスミドpDP148を同定した。
この図において、L、1actis oは、L、 1a
ctis起源のプラスミド複製を現す。第24B図は、
ENA−137(pDP137由来)の制限酵素地図を
示す。ここで、P及びTは、それぞれプロモーター及び
ターミネータ−を表す。
ctis起源のプラスミド複製を現す。第24B図は、
ENA−137(pDP137由来)の制限酵素地図を
示す。ここで、P及びTは、それぞれプロモーター及び
ターミネータ−を表す。
プラスミドpD148を上記したLMO230中に形質
転換した。形質転換体は、4μg/m1!のエリスロマ
イシン添加M17G培地で、攪拌下20℃で培養した。
転換した。形質転換体は、4μg/m1!のエリスロマ
イシン添加M17G培地で、攪拌下20℃で培養した。
LMO230プラスプラスミドpDP14Bの凍結スペ
クトルを添付の第25図に示す。ここで、log(氷核
/細胞)は過冷却(super cooling )
(”C)に対して示す。
クトルを添付の第25図に示す。ここで、log(氷核
/細胞)は過冷却(super cooling )
(”C)に対して示す。
第1図は、水、M17培地、LMO230十PSC12
vNおよびLM230+pDP135゜M17−Emの
各小滴の各種温度(−℃)での凍結百分率を示す。 第6図は、pDP34Xhoの地図を示す。 第7図は、YP42+pDP114、 第8図は、YP42+pDP115、 の過冷却に対する氷核/細胞のlogのプロットを示す
。 第9図Aは、pDP140の地図、BはENA113の
制限酵素地図を示す。 第10図は、YP+pDP140SD2培地での過冷却
に対する氷核/細胞のlogをプロットしたもの。 第11図Aは、pDP120の地図、BはENA−11
8の制限酵素地図を示す。 第12図は、YP42+pDP120SD2培地での過
冷却対log氷核/細胞の関係を示す。 第13図Aは、pDP121の地図、同Bは、ENA−
117の制限酵素地図を示す。 第14図は、YD42+pDP121SD2培地におけ
る過冷却対log (氷核/細胞)の関係を表す。 第15図Aは、pDP129の地図、Bは、ENA−1
26の制限酵素地図を示す。 第16図は、YP42+pDP129SD2培地におけ
る過冷却対log (氷核/細胞)の関係を示す。 第17図A pDP130の地図、Bは、ENA−1
27の制限酵素地図を示す。 第18図は、YP142+pDP130SD2培地にお
ける過冷却対log (氷核/細胞)の関係を示す。 第19図Aは、pDP143の地図、Bは、ENA−1
36の制限酵素地図を示す。 第20図は、YD42+pDP143SD2培地での過
冷却対log (氷核/細胞)の関係を示す。 第21図は、psc12vNの地図を示す。 第22図Aは、pDP135の地図、BはENA −1
33の制限酵素地図を示す。 第23図は、LMO230+pDP135M17Glu
/Emにおける過冷却対log (氷核/細胞)の関係
を示す。 第24図Aは、pDP14Bの地図、BはENA137
の制限酵素地図を示す。 第25図は、LMO230+pDP14BM11Glu
/Esにおける過冷却対log (氷核/細胞)の関係
を示す。
vNおよびLM230+pDP135゜M17−Emの
各小滴の各種温度(−℃)での凍結百分率を示す。 第6図は、pDP34Xhoの地図を示す。 第7図は、YP42+pDP114、 第8図は、YP42+pDP115、 の過冷却に対する氷核/細胞のlogのプロットを示す
。 第9図Aは、pDP140の地図、BはENA113の
制限酵素地図を示す。 第10図は、YP+pDP140SD2培地での過冷却
に対する氷核/細胞のlogをプロットしたもの。 第11図Aは、pDP120の地図、BはENA−11
8の制限酵素地図を示す。 第12図は、YP42+pDP120SD2培地での過
冷却対log氷核/細胞の関係を示す。 第13図Aは、pDP121の地図、同Bは、ENA−
117の制限酵素地図を示す。 第14図は、YD42+pDP121SD2培地におけ
る過冷却対log (氷核/細胞)の関係を表す。 第15図Aは、pDP129の地図、Bは、ENA−1
26の制限酵素地図を示す。 第16図は、YP42+pDP129SD2培地におけ
る過冷却対log (氷核/細胞)の関係を示す。 第17図A pDP130の地図、Bは、ENA−1
27の制限酵素地図を示す。 第18図は、YP142+pDP130SD2培地にお
ける過冷却対log (氷核/細胞)の関係を示す。 第19図Aは、pDP143の地図、Bは、ENA−1
36の制限酵素地図を示す。 第20図は、YD42+pDP143SD2培地での過
冷却対log (氷核/細胞)の関係を示す。 第21図は、psc12vNの地図を示す。 第22図Aは、pDP135の地図、BはENA −1
33の制限酵素地図を示す。 第23図は、LMO230+pDP135M17Glu
/Emにおける過冷却対log (氷核/細胞)の関係
を示す。 第24図Aは、pDP14Bの地図、BはENA137
の制限酵素地図を示す。 第25図は、LMO230+pDP14BM11Glu
/Esにおける過冷却対log (氷核/細胞)の関係
を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)氷晶形成を促進できる蛋白質からなる0℃以下の
温度における食用生物材料中の氷晶形成添加物であって
、上記蛋白質はその発現をコードする1種または2種以
上の遺伝子をもつベクターによって形質転換されたGR
AS微生物またはその微生物の分画に含まれ、上記ベク
ターは正しい読み取り枠でクローニングベクターと氷晶
形成を促進できる上記蛋白質をコードするDNA、およ
び酵母微生物の場合には実質的に完全な酵母2ミクロン
プラスミド、酵母の選択を可能にする少なくとも1種の
栄養要求マーカーとLEU遺伝子のdLEU2対立遺伝
子、ならびに乳酸菌科GRAS微生物の場合にはさらに
非誘導性エリスロマイシン抵抗性遺伝子と乳酸菌プラス
ミドプロモーターおよび複製起源からなるプラスミドで
ある添加物 (2)クローニングベクターは大腸菌クローニングベク
ターである請求項(1)記載の添加物 (3)酵母GRAS微生物の場合ベクターは酵母細胞表
面を標的とした融合蛋白質を産生するための酵母シグナ
ル配列を包含する請求項(1)または(2)に記載の添
加物 (4)酵母シグナル配列はPH05またはα因子プレプ
ロリーダー配列である請求項(3)記載の添加物 (5)α因子配列は氷晶形成蛋白質をコードするDNA
とリンカー配列によって分離されている請求項(4)記
載の添加物 (6)ベクターは¥S.cerevisiae¥NCI
MB40215株に含有されるプラスミドpDP143
である請求項(1)記載の添加物 (7)乳酸菌GRAS微生物の場合のベクターは¥L.
lactis¥遺伝子のプロモーターを含有する請求項
(1)記載の添加物 (8)乳酸菌科GRAS微生物の場合、ベクターは¥L
.lactis¥NCIMB40216株に含有される
プラスミドpDP148である請求項(1)記載の添加
物(9)正しい読み取り枠でクローニングベクター、0
℃以下の温度で氷晶形成を促進できる蛋白質をコードす
るDNA、実質的に完全な酵母2ミクロンプラスミド、
酵母を選択できる少なくとも1種の栄養要求マーカー、
およびLEU2遺伝子のdLEU2対立遺伝子からなる
、GRAS酵母株の形質転換用プラスミド (10)プラスミドpDP143 (11)プラスミドpDP143で形質転換された¥S
.cerevisiae¥NCIMB40215株(1
2)クローニングベクター、0℃以下の温度で氷晶形成
を促進できる蛋白質をコードするDNA、非誘導性エリ
スロマイシン抵抗性遺伝子および乳酸菌プラスミドプロ
モーターからなる、GRAS乳酸菌科微生物の形質転換
用プラスミド (13)プラスミドpDP148 (14)プラスミドpDP148で形質転換された¥L
.lactis¥NCIMB40216株(15)プラ
スミドpUC21ENA3 (16)大腸菌NCIMB40217株 (17)クローニングベクターは大腸菌クローニングベ
クターである請求項(9)または(12)記載のプラス
ミド (18)請求項(1)記載の添加物1種または2種以上
が添加された食用生物材料 (19)請求項(1)記載の添加物1種または2種以上
が添加された野菜、果物、魚、肉、調理冷凍食品、アイ
スクリーム、冷凍パン生地、冷凍ジュース、凍結乾燥食
品、凍結乾燥医薬品および血液低温型沈殿物 (20)食用生物材料を請求項(1)記載の添加物1種
または2種以上で処理する食用生物材料にちおける氷晶
形成を促進する方法 (21)食用生物材料を請求項(1)記載の添加物で処
理し、その温度を凍結が起こる温度まで低下させる食用
生物材料の冷凍方法 (22)温度は−5℃〜−20℃の範囲の温度に低下さ
せる請求項(21)記載の方法
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